JP2003213878A - 腰壁材 - Google Patents

腰壁材

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JP2003213878A
JP2003213878A JP2002012995A JP2002012995A JP2003213878A JP 2003213878 A JP2003213878 A JP 2003213878A JP 2002012995 A JP2002012995 A JP 2002012995A JP 2002012995 A JP2002012995 A JP 2002012995A JP 2003213878 A JP2003213878 A JP 2003213878A
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Japan
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transparent film
film layer
waist wall
resin layer
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JP2002012995A
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Norinami Goto
徳涛 後藤
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JAPAN INTERIOR PLANNING KK
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JAPAN INTERIOR PLANNING KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、施工を極めて容易に、しかも、迅
速に作業能率よく行うことが出来るのみならず、不陸を
有する施工面に対しても十分に対応することが出来、し
かも、転倒などにより人がぶつかったさいにおいてもそ
の衝撃を緩和せしめて安全性を有効に確保せしめること
が出来る腰壁材を提供するものである。 【解決手段】 柔軟性を有する基材2上に発泡樹脂層3
と透明フィルム層4とを順次積層してシ−ト状に形成さ
れている。また、発泡樹脂層3の上面および透明フィル
ム層4にはエンボス5加工が一体に施されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家屋におけるリビ
ングや玄関などの壁面に取付けて意匠性などを向上せし
める腰壁材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の腰壁材としては、例
えば、合板やパ−ティクルボ−ドなどの上面に印刷シ−
トを貼着せしめたパネル状のものが知られている(特開
2001−173216号公報など参照)。そして、か
かる従来の腰壁材は、リビングや玄関などの腰壁部分に
順次張り付けて施工し、意匠性を向上せしめるものとさ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パネル状と
された従来の腰壁材を施工せしめるさいには、複数枚の
腰壁材を順次施工面に納めつつ施工せしめるものである
から、半端な部分にスペ−サ−を用いたり、あるいは、
全体の寸法から割り出して腰壁材毎のジョイント部の重
なりの調整を行う必要があるものであって、ひいては、
その施工作業が非常に面倒で手間がかかり、極めて施工
能率の悪いものとなっている。しかも、腰壁材は合板や
パ−ティクルボ−ドなどの素材より形成されているか
ら、クッション性が全くないものであって、ひいては、
不陸のある施工面には対応することが出来ないのみなら
ず、施工後においても転倒などにより人がぶつかって怪
我をしやすく、安全性の面においても問題があるもので
ある。
【0004】本発明は、かかる従来例の問題点を一挙に
解決し、施工を極めて容易に、しかも、迅速に作業能率
よく行うことが出来るのみならず、不陸を有する施工面
に対しても十分に対応することが出来、しかも、転倒な
どにより人がぶつかったさいにおいてもその衝撃を緩和
せしめて安全性を有効に確保せしめることが出来る腰壁
材を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、柔軟性
を有する基材上に発泡樹脂層と透明フィルム層とを順次
積層してシ−ト状に形成されてなることを特徴とする、
腰壁材を要旨とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明における腰壁材は、ロ−ル
状に巻回自在とされたシ−ト状に形成され、好ましくは
その幅を92cm、長さを30mに設定せしめるとよ
い。そして、かかる腰壁材を構成する基材としては、難
燃剤や不燃性の無機質材を添加せしめた難燃紙、無機質
材を主体に形成せしめたアルミ紙などの不燃紙、ガラス
クロス、あるいは不織布など柔軟性を有する素材を用い
る。また、発泡樹脂層を形成する合成樹脂としては、塩
化ビニル系樹脂、塩素化ポリエチレンなどの含ハロゲン
樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−αオ
レフィン共重合樹脂、プロピレン−αオレフィン共重合
樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−ア
クリル酸エステル共重合樹脂、エチレン−メタクリル酸
エステル共重合樹脂、エチレン−アクリル酸共重合樹脂
などのオレフィン系樹脂、オレフィン系熱可塑性エスト
ラマ−、スチレン系熱可塑性エストラマ−、ポリエステ
ル系熱可塑性エストラマ−、ウレタン系熱可塑性エスト
ラマ−などの熱可塑性樹脂を用いる。そして、発泡樹脂
層は適度のクッション性や屈曲性を付与せしめるため、
その厚さを好ましくは0.3mm〜10mm、発泡倍率
を2倍〜10倍程度に設定せしめるとよい。透明フィル
ム層は、塩化ビニル系樹脂など発泡樹脂層を形成する合
成樹脂とほぼ同一の合成樹脂を用いて0.05mm〜
0.5mmの厚さに設定せしめるとよい。そして、かか
る透明フィルム層には意匠性などの面から発泡樹脂層の
上面と一体にエンボス加工を施す。
【0007】
【実施例】以下に、本発明を図面に示す一実施例に基づ
いて説明する。図1〜図4は本発明の一実施例を示すも
ので、同図中、1はロ−ル状に巻回自在とされた所要の
幅と長さと厚みを有するシ−ト状の腰壁材、2は該腰壁
材1を構成する難燃紙製基材、3・4は該基材2上に順
次積層された塩化ビニル系樹脂製発泡樹脂層と透明フィ
ルム層、5は発泡樹脂層3の上面と該透明フィルム層4
とに一体に形成されたエンボスである。その他、6はリ
ビングや玄関などの床、7は石こうボ−ドなどよりなる
壁、8は合成樹脂製笠木、9は合成樹脂製巾木を各々示
す。
【0008】そして、上述の如く構成された腰壁材1
は、壁紙の施工法と同様に所要の壁7面に施工する。即
ち、図3〜図4に図示するように、壁7の施工面に合せ
て所定の長さにカッタ−などでもって切断せしめたの
ち、所要の接着剤でもって接着しつつ貼着施工せしめ
る。このさい、腰壁材1は柔軟性を有する基材2上に発
泡樹脂層3と透明フィルム層4とを順次積層してシ−ト
状に形成せしめたものであるから、好適なクッション性
や屈曲性を有するのみならず、カッタ−などでもって自
由に切断することが出来るため、壁7面に不陸を有する
場合においても充分対応することが出来るのみならず、
曲面状の壁7や円柱・角柱に対しても自由に屈曲せしめ
て貼着施工せしめることが出来、しかも、出入隅などの
細部においても常に無駄なく所定寸法に確実に、しかも
容易に切断加工して貼着施工せしめることが出来る。腰
壁材1の貼着が完了すると、その上下縁に各々笠木8と
巾木9を各々貼着せしめ、施工を完了する。このさい、
腰壁材1は上述の如くクッション性を有するため、転倒
などにより人が腰壁材1にぶつかったさいにおいてもそ
の衝撃を緩和せしめて安全性を有効に確保せしめること
が出来る。
【0009】なお、上述の如く構成された腰壁材1を製
造するさいには、まず、所要の長さと幅を有する基材2
上に所要の熱可塑性樹脂を均一の厚さにコ−ティングせ
しめ、加熱キュアして原反を生成する。次いで、生成し
た原反の上面に抑制剤入りのインキを用いてグラビア印
刷手段により所要の模様を印刷せしめたのち、印刷面上
に透明フィルムを張り合せて熱可塑性樹脂を加熱発泡せ
しめ、発泡樹脂層3と共に透明フィルム層4を順次積層
せしめる。このさい、抑制剤入りのインキ部分は発泡せ
ず、へこんだ状態(ケミカルエンボス)を呈する。加熱
発泡処理が終了すると一定温度に冷却せしめ、しかるの
ち、再加熱して発泡樹脂層3の上面および透明フィルム
層4に導管のメカニカルエンボスを一体的に加工せし
め、図1および図2に示す腰壁材1を生成せしめる。生
成せしめた腰壁材1は図1に図示するようにロ−ル状に
巻回せしめ、使用に供するとよい。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば以上の次第で、柔軟性を
有する基材上に発泡樹脂層と透明フィルム層とを順次積
層してシ−ト状に形成されているから、好適なクッショ
ン性や屈曲性を具有するのみならず、カッタ−などでも
って自由に切断加工せしめることが出来るものである。
このため、壁面に不陸を有する場合においても充分に対
応することが出来るのみならず、曲面状の壁や円柱・角
柱などに対しても自由に屈曲せしめて貼着施工せしめる
ことが出来、しかも、出入隅などの細部においても常に
無駄なく所要寸法に確実に、しかも容易に切断加工して
貼着施工せしめることが出来るものであって、従来例に
比して、その施工を極めて容易に、しかも迅速に作業能
率よく行うことが出来るものである。さらに、施工後に
おいても、上述の如くクッション性を有するものである
から、転倒などにより人が腰壁材にぶつかったさいにお
いてもその衝撃を緩和せしめて安全性を有効に確保する
ことが出来、また、発泡樹脂層上に透明フィルム層が積
層されているから、表面の強度を大にすることが出来る
のみならず、汚損した場合においても簡単に拭き取って
清浄化せしめることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の要部を示す一部拡大断面図である。
【図3】実施例の施工状態を示す正面図である。
【図4】図3のA−A線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 腰壁材 2 基材 3 発泡樹脂層 4 透明フィルム層 5 エンボス
フロントページの続き Fターム(参考) 2E110 AA57 AB04 AB43 BA03 BB23 DC21 GA24W GA32W GB42W 4F100 AK01B AK01C AK15 AP00D AT00A BA03 BA07 BA10A BA10C DD01B DD01C DJ01B GB08 GB08B JK11 JK13A JL02 JN01C

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】柔軟性を有する基材上に発泡樹脂層と透明
    フィルム層とを順次積層してシ−ト状に形成されてなる
    ことを特徴とする、腰壁材。
  2. 【請求項2】発泡樹脂層の上面および透明フィルム層に
    エンボス加工が一体に施されてなることを特徴とする、
    請求項1記載の腰壁材。
JP2002012995A 2002-01-22 2002-01-22 腰壁材 Pending JP2003213878A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015113684A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 ロンシール工業株式会社 内装シートとその施工方法および施工構造
JP2017227073A (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 株式会社エービーシー商会 腰壁材

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