JP2003213455A - コーティングされた超硬合金体及びその使用方法 - Google Patents
コーティングされた超硬合金体及びその使用方法Info
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Abstract
ングされた超硬合金体、及びその使用方法を提供する。 【解決手段】 超硬合金体200;超硬合金体に隣接
し、Ti(C,N)を含み且つ約3μm〜約20μmの
厚さの第1の層202;前記第1の層に隣接し、α−A
l2O3又はκ−Al2O3を含み且つ約1μm〜約15μ
mの厚さのアルミナ層214;そしてアルミニウム層に
隣接し且つ約1〜15μmの厚さの、Ti、Zr及びH
fのうちの1又は複数の炭化物、炭窒化物又は炭窒化物
の更なる層216;を有するコーティングされた超硬合
金体とする。
Description
に関係する。特に本出願は、アルミナ層を含む多重層コ
ーティングに関する。
当該技術の現状に関する論述においては、いくつかの構
造及び/又は方法が参照される。しかしながら、以下の
参照は、これらの構造及び/又は方法が先行技術を構成
することを容認するものではない。本願の出願人は、か
かる構造及び/又は方法が本発明に対する先行技術とな
りえないことを主張する権利を明示的に留保する。
−Al2O3でコーティングされた金属切削用インサート
の使用は、特に高速旋削が関係する場合に、α−Al2
O3でコーティングされた切削用インサートよりも優れ
ていると思われる。しかしながら、断続的旋削及び冷却
材を用いた旋削においては、α−Al2O3でコーティン
グされたインサートの方が優れた性能を示すことが分か
っている。これは、α及びκ形態の間では、α形態の方
が延性が大きいためにそうなると思われる。
塑的に変形できない。例えば冷却材を用いる場合のよう
に適用温度が比較的低い場合、κ−Al2O3は、α−A
l2O3に変態することもできない。一方、温度そして特
に圧力は、明らかに、α−Al2O3相のすべり系を充分
に活性化させるものである。結果として、κ−Al 2O3
を含むインサートは、切削中の可塑性が欠如しているの
で比較的脆性である。
術の問題を回避又は軽減することにある。
のための特に効果的なコーティングされた超硬合金(c
emented carbide)体を提供することに
ある。
施例は、超硬合金体;超硬合金体に隣接する第1の層で
あって、Ti(C,N)を含み且つ厚さが約3μm〜約
20μmの第1の層;前記第1の層に隣接するアルミナ
層であって、α−Al2O3又はκ−Al2O3を含み且つ
厚さが約1μm〜約15μmのアルミナ層;アルミニウ
ム層に隣接する更なる層であって、厚さが約1〜15μ
mであり、且つTi、Zr及びHfのうちの1又は複数
の炭化物、炭窒化物又はカルボキシ窒化物の更なる層;
を有する。
施例では、減摩層が、更なる層に隣接しており、この減
摩層は、γ−Al2O3、κ−Al2O3及びナノ結晶質T
i(C,N)のうちの1又は複数を含む。この減摩層の
厚さは、約1〜約5μmである。
l2O3であるコーティングされた超硬合金体は、鋳鉄を
切削するために使用することができる。
2O3であるコーティングされた超硬合金体は、鋼の切削
に使用可能である。
番号が同様な要素を表わしている添付図面と関連する好
ましい実施形態の以下の詳細な説明から明らかとなるこ
とだろう。
金体インサート上のκ−Al2O3コーティングが同等又
はより優れているとみなされてきたが、鋳鉄の切削のた
めには超硬合金体インサート上のα−Al2O3がより優
れたコーティングである、ということが、これまでに発
見されてきた(例えば米国特許第5,137,774号参
照)。図1は、α−Al2O3、κ−Al2O3及びTi
(C,N)の各々についての対数形態での切削速度と工
具寿命の関係を表わすグラフである。図1(a)はクレ
ータ摩耗を示す。α−Al2O3(100と番号づけされ
ている)、κ−Al2O3(102と番号づけされてい
る)及びTi(C,N)(104と番号づけされてい
る)についての結果は、約350m/分の切削速度で交
差している。図1(b)は、逃げ面摩耗を示す。図1
(b)から、α−Al2O3 100、κ−Al2O3 10
2及びTi(C,N)104の各々についての工具寿命
は、工具速度の減少に伴って増大し、任意の1つの切削
速度について逃げ面摩耗の工具寿命は、α−Al2O3
100でよりもκ−Al2O3 103で長く、またκ−
Al 2O3 102でよりもTi(C,N)104で長く
なっている。図1から、銅の場合のα−Al2O3とκ−
Al2O3の摩耗特性は非常に類似していると思われる。
しかしながら、驚くべきことに強靱度を必要とする用途
では、κ層の代りに中間層としてα層を用いることによ
ってはるかに優れた縁部強度を得ることができる、とい
うことが判明した。さらに、α−Al2O3とκ−Al2
O3の間の差は、Al2O3を多層構造内で適用する場
合、及び比較的厚いTi(C,N)層がAl 2O3層に重
なり合っている場合に強調されることが分かった。
3μ〜約20μm、好ましくは約5〜約15μmの厚さ
のTi(C,N)の層202が適用されている超硬合金
体200が示されている。望ましい場合には、約0.5
〜約2μm、好ましくは約0.5〜約1μmの厚さの随
意のTiN 結合層204を、超硬合金体とTi(C,
N)層202との間に適用することができる。
蒸着)、MTCVD(中温化学蒸着)プロセス又はそれ
らの組合せによって適用されるTi(C,N)で作られ
ていてよい。特に好ましい実施形態においては、Ti
(C,N)層202は、超硬合金体200に隣接する柱
状Ti(C,N)の第1の部分206、及び等軸Ti
(C,N)の第2の外部部分208を有する(図3参
照)。この例では、第1の部分206は、Ti(C,
N)層202の合計厚みの約5〜約95%、好ましくは
約10〜約80%を構成する。実施例においては、第1
の部分206及び第2の外部部分208は、米国特許第
6,221,469号に従って生成され、幅、長さ及び粒
度が前記特許の柱状/等軸層に対応している。ここでこ
の特許明細書の記載は、参照して全て本明細書の記載に
含めるものとする。
N)の層202は、Ti(C,N)の多重層の間に散在
するTiN及び/又はTiC層210の少なくとも1つ
の層を含み得るMTCVD−Ti(C,N)多重層を有
する。
212がある。結合層212は、その後適用されるアル
ミナ層の付着性及び位相制御を促進することができる。
例えば、結合層212は、約0.5〜約2μm、好まし
くは約0.5〜約1μmの厚さの(TiAl)(CO)
を含み、その後適用されるAl2O3の付着性を改善し且
つ相制御を確保することができる。
層であってもよいし、又は前記Al 2O3相の多重層を含
んでいてもよい。κ−Al2O3は、米国特許第5,70
0,569号の教示に従って多重層として適用されても
よい。ここでこの特許明細書の記載は参照してその全て
を本明細書の記載に含めるものとする。α−Al2O
3は、既知の教示に従って適用可能である。
Hfの炭化物、窒化物、炭窒化物又はカルボキシ窒化物
の約1〜約15μm、好ましくは約2〜約6μmの厚さ
のもう1つの層216又はそれらの多重層がある。好ま
しくは、この層216は、MTCVD−Ti(C,N)
又はTi(C、O、N)である。特定の一実施形態にお
いては、この層216は、それぞれ約0.05〜約1μ
mの厚さのTi(C,N)の約4〜約150の層を有す
る積層多重層をも含むことができる。
(CO)の結合層218を、この層216とAl2O3層
214の間に配置することができる。
N)、γ−Al2O3又はκ−Al2O3の減摩層220を
提供することができる。ナノ結晶質Ti(C,N)は、
米国特許第6,472,060号の教示に従って適用する
ことができる。ここでこの特許明細書の記載は、参照し
てその全てを本明細書の記載に含めるものとする。この
減摩層220は、Ti(C,N)と切削すべき金属表面
との間の切削中の摩擦を低減させるのに役立つ。この減
摩層220の厚みは約1〜約5μm、好ましくは約2〜
約4μmである。
色のコーティングを付与するTiN層を、コーティング
された超硬合金体200の最も外側の層222として適
用することができる。この随意のTiN層の厚さは、
0.5〜2μm、好ましくは約0.1〜約1μmである。
のように随意の結合層204を伴うTi(C,N)層2
02で初めにコーティングされている本発明の実施例が
示されている。間に結合層226を伴って、Ti(C,
N)層202上にα−Al2O3とκ−Al2O3の積層ア
ルミナ多重層224が適用される。α−Al2O3及びκ
−Al2O3のアルミナ多重層は、約4〜約150層の各
相のアルミナを含むことができる。ここでκ−Al2O3
は、米国特許第5,700,569号に示された技術に従
って堆積され、α−Al2O3は従来の技術に従って堆積
させられている。多重層の各層の厚さは、約0.05〜
約1μmである。
28が存在する。この多重層228は、Ti(C,N)
単独の多重層、又はTi、Zr、Hf若しくはAl2O3
の炭化物、窒化物、炭窒化物又はカルボキシ窒化物の1
又は複数の層とともに散在しているTi(C,N)の層
のいずれかを含み得る。例えば、多重層は、Ti(C,
N)−TiC、Ti(C,N)−TiN、Ti(C,
N)−κ−Al2O3、Ti(C,N)−α−Al2O3、
Ti(C,N)−Ti(C、O、N)、Ti(C,N)
−Zr(C,N)、Ti(C,N)−Hf(C,N)、
及びこれらの組合せを含み得る。この多重層228内に
は4〜150の層が存在し得る。多重層228の厚さ
は、約1〜約15μm、好ましくは約2〜約6μmであ
る。合計厚さが約0.1〜約1μmの結合層230を、
アルミナ多重層224と多重層228との間、例えばア
ルミナ多重層とTi(C,N)の多重層との間に配置す
ることができる。Ti(C,N)の多重層228の上に
は、減摩層232及び随意のTiN層234がある。一
実施例においては、減摩層232及びTiN層234
は、図2を参考にして減摩層220及びTiN層222
に関して上述した通りであり得る。
に応用できる好ましい実施形態においては、コーティン
グ厚さは以下の通りである:最初のTi(C,N)に基
づく層は4〜10μm、好ましくは7μmであり、アル
ミナ層は4〜10μm、好ましくは約7μmであり、最
上のTi(C,N)層は2〜6μm、好ましくは約4μ
mである。合計コーティング厚さは、およそ15〜25
μmである。
例に関連づけてさらに例示する。ただし、本発明は、例
の特定的詳細に制限されるものではないということを理
解すべきである。
ティングをテストした。コーティング層間の唯一の差異
は、Al2O3層の相組成にあった。これらのコーティン
グは、以下に詳しく特定されている。 コーティングNo. 1 コーティングNo. 2 Ti(C,N)、7μm(厚さ) Ti(C,N)、7μm(厚さ) κ−Al2O3、7μm(厚さ) α−Al2O3、7μm(厚さ) Ti(C,N)、4μm(厚さ) Ti(C,N)、4μm(厚さ)
材を伴って断続旋削で比較した。 切削速度: Vc=300m/分 送り: f=0.4mm/v 加工材料: SS1672 操作: 冷却材を伴う間欠的旋削
を示しており、図5(b)はコーティングNo.2を示し
ている。図5(a)及び5(b)から明白であるよう
に、α−Al2O3でのコーティングははるかに小さいチ
ッピングを示した。
た。 切削速度: Vc=400m/分 切削深さ: ap=2.5mm 送り: f=0.4mm/v 加工材料: SS0130、鋳鉄
2分間旋削した後の、コーティングNo.1(図6
(a))及びコーティングNo.2(図6(b))につい
ての切刃を示している。Al2O3層の上部に比較的厚い
炭窒化物層が存在する場合、相間の差異はひじょうに明
確になり、コーティングNo.2、例えばα−Al2O3
コーティングは、明らかにコーティングNo.1、例えば
κ−Al2O3 コーティングをしのいでいた。
でコーティングNo.1及びコーティングNo.2をテスト
した。 切削速度: Vc=250m/分 切削深さ: ap=2.5mm 送り: f=0.4mm/v 加工材料: SS0130、鋳鉄
ーティングNo.1及びコーティングNo.2についての縁
部チッピング結果を示している。図7(a)及び7
(b)から、コーティングNo.2がコーティングNo.1
と比べて、より低い切削速度ではるかに少ない縁部チッ
ピングを示すことが分かる。
おいて、ただし冷却材無しでテストした。コーティング
の縁部強度は、加工材料と接触している縁部ラインの百
分率としてチッピングを受けた縁部ラインに関して表現
した。この試験の結果は、表1に示している。
してきたが、当業者であれば、特定的に記述されていな
い付加、削除、変更及び置換を、特許請求の範囲に規定
されている通りの本発明の精神及び範囲から逸脱するこ
となく行なうことができるということが理解されるであ
ろう。
(C,N)の各々についての、対数形態での切削速度と
工具寿命の関係を表わすグラフである。図1(a)は、
クレータ摩耗を示し、図1(b)は逃げ面摩耗を示す。
である。
ある。
ある。
得られたチッピングの結果を示す。
得られたチッピングの結果を示す。
得られたチッピングの結果を示す。
Claims (24)
- 【請求項1】 超硬合金体;前記超硬合金体に隣接する
第1の層であって、Ti(C,N)を含み且つ厚さが約
3μm〜約20μmである第1の層;前記第1の層に隣
接するアルミナ層であって、α−Al2O3又はκ−Al
2O3を含み且つ厚さが約1μm〜約15μmのアルミナ
層;前記アルミナ層に隣接する、Ti、Zr及びHfの
うちの1又は複数の炭化物、炭窒化物又はカルボキシ窒
化物の更なる層であって、厚さが約1〜15μmの更な
る層;を有する、コーティングされた超硬合金体。 - 【請求項2】 前記更なる層に隣接する減摩層であっ
て、γ−Al2O3、κ−Al2O3及びナノ結晶質Ti
(C,N)のうちの1又は複数を含み、且つ厚さが約1
〜約5μmである減摩層を有する、請求項1に記載のコ
ーティングされた超硬合金体。 - 【請求項3】 前記超硬合金体と前記第1の層との間
に、TiNの結合層を有する、請求項1に記載のコーテ
ィングされた超硬合金体。 - 【請求項4】 前記結合層の厚さが約0.5〜約2μm
である、請求項3に記載のコーティングされた超硬合金
体。 - 【請求項5】 前記第1の層のTi(C,N)が、CV
D−Ti(C,N)、MTCVD−Ti(C,N)又は
それらの組合せを含む、請求項1に記載のコーティング
された超硬合金体。 - 【請求項6】 前記第1の層が、前記超硬合金体に隣接
する柱状Ti(C,N)の第1の部分、及び等軸Ti
(C,N)の第2の部分を有する、請求項5に記載のコ
ーティングされた超硬合金体。 - 【請求項7】 前記第1の部分と前記第2の部分の間に
Ti層を有する、請求項6に記載のコーティングされた
超硬合金体。 - 【請求項8】 前記第1の層が、MTCVD−Ti
(C,N)、TiN及びTiCの多重層を含む、請求項
1に記載のコーティングされた超硬合金体。 - 【請求項9】 前記アルミナ層がα−Al2O3である、
請求項1に記載のコーティングされた超硬合金体。 - 【請求項10】 前記アルミナ層がκ−Al2O3であ
る、請求項1に記載のコーティングされた超硬合金体。 - 【請求項11】 前記アルミナ層が、約4〜約150層
のアルミナの多重層を含む、請求項1に記載のコーティ
ングされた超硬合金体。 - 【請求項12】 前記多重層の各層の厚さが約0.05
〜約1.0μmである、請求項11に記載のコーティン
グされた超硬合金体。 - 【請求項13】 前記第1の層が約4〜約150層のT
i(C,N)の多重層を含む、請求項1に記載のコーテ
ィングされた超硬合金体。 - 【請求項14】 前記多重層の各層の厚さが、約0.0
5〜約1.0μmである、請求項13に記載のコーティ
ングされた超硬合金体。 - 【請求項15】 前記Ti(C,N)の多重層が、Al
2O3並びにTi、Zr及びHfの炭化物、窒化物、炭窒
化物又はカルボキシ窒化物のうちの1又は複数の多重層
とともに散在するようにされたTi(C,N)の多重層
を有する、請求項13に記載のコーティングされた超硬
合金体。 - 【請求項16】 前記多重層の各層の厚さが約0.05
〜約1.0μmである、請求項15に記載のコーティン
グされた超硬合金体。 - 【請求項17】 前記更なる層上に配置された約0.5
〜2μmの厚さのTiN層を有する、請求項1に記載の
コーティングされた超硬合金体。 - 【請求項18】 前記第1の層の厚さが5〜10μmで
ある、請求項1に記載のコーティングされた超硬合金
体。 - 【請求項19】 前記アルミナ層の厚さが5μm〜10
μmである、請求項1に記載のコーティングされた超硬
合金体。 - 【請求項20】 前記更なる層の厚さが2〜5μmであ
る、請求項1に記載のコーティングされた超硬合金体。 - 【請求項21】 請求項9に記載のインサートを使用す
ることを含む、鋳鉄の切削方法。 - 【請求項22】 請求項9に記載のインサートを使用す
ることを含む、鋼の切削方法。 - 【請求項23】 請求項10に記載のインサートを使用
することを含む、鋼の切削方法。 - 【請求項24】 請求項11に記載のインサートを使用
することを含む、鋼の切削方法。
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