JP2003212230A - 包装用箱体 - Google Patents

包装用箱体

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JP2003212230A
JP2003212230A JP2002047131A JP2002047131A JP2003212230A JP 2003212230 A JP2003212230 A JP 2003212230A JP 2002047131 A JP2002047131 A JP 2002047131A JP 2002047131 A JP2002047131 A JP 2002047131A JP 2003212230 A JP2003212230 A JP 2003212230A
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JP
Japan
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box
tongue
tongue piece
tip
packaging box
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JP2002047131A
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English (en)
Inventor
Hirotada Takahashi
弘忠 高橋
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】箱に収納されたティッシュペーパーは、いわゆ
る平置き状態での使用が前提となっているため、平置き
以外で使用するには、両面テープやマグネットなどの他
部材が必要であり、また、手狭な場所では平置きすると
邪魔になったり、あるいは、固定されていないので紙を
取り出す時に箱が持ち上がったり、あるいは、車の中な
どでは箱が移動して、必要な時に手が届かなかったりと
いう事態が生じて不便であったので、これを改善する手
段を提供することである。 【解決の手段】紙の取り出し口と対向する面である底面
に、ミシン目で舌片Aと舌片Bを設け、ミシン目を破断
して、舌片Aを扉や引出し、あるいは、車の座席に付属
するポケットやネットに引っ掛けて、箱体を固定できる
ようにする。また、舌片Aと舌片Bを使って、病院など
のパイプベッドや家庭内のタオル掛けのパイプに取り付
けることを可能として、置き場所や使い勝手の向上を図
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はティッシュペーパー
やキッチンペーパーなどのように、箱体に収納されたま
ま使用する商品の使用時に、取り扱い易くあるいは設置
場所に関する制約を緩和して、利便性を高くすることを
目的とした包装用箱体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前記商品の通常の形態は、商品取
り出し口を上にして卓上をはじめとして、いわゆる平置
き状態で使用することを前提としたものとなっており、
平置き以外で使用する場合は、両面テープやマグネット
などをはじめとする他部材を使う方法しかなかった。
【0003】また、実用新案登録公報1440510号
のようにロール紙ホルダーにかけて使用するための提案
や実用新案登録公報1417358号のように棒やパイ
プにかけて使用するための提案、あるいは公開実用新案
公報平3−3586号のように壁などのフックにかける
かピンで止めて使用するための提案などがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記に述べたような平
置き方式では、手狭な場所では、箱の置き場所がなく邪
魔になったり、あるいは、固定されていないので内容物
を取り出す時に片手で内容物が取り出し難かったり、あ
るいは、車の中などでは箱が移動して、必要な時に手が
届かなかったりという事態が生じて不便であった。
【0005】また、先述した提案の技術では、いずれも
収納された紙を引き出すときの支点が6面体の稜線上に
あり、強度的な問題や箱体の安定性あるいは使用場所の
限定などの問題があった。
【0006】それ故、本発明が解決しようとする課題
は、前記問題である箱の安定性、固定性ならびに使用場
所の拡大が図れる箱体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】物品を収納して販売する
ための包装用箱体において、収納された物品の取り出し
面以外の一つの面に、該面の稜縁部の内側に、舌片Aを
設けることであり、該舌片Aにより台所のシンクや洗面
台の下の扉や引出し、あるいは、車の座席に付属するポ
ケットやネットに引っ掛けて、箱体を固定することがで
きるようになる。
【0008】また、上記舌片Aの先端部に該舌片Aの基
底部から先端部に向って見て扁平な凸型のスリットを設
け、加えて、該舌片Aと同一方向に向き、相対位置関係
が該舌片Aと縦列関係にあり、さらに、該舌片Aの先端
部近傍より一定距離の位置に基底部を持つ舌片Bを設
け、該舌片Bの先端部の形状において、先端部の幅を該
扁平な凸型の底部に挿入でき、且つ、該扁平な凸型の頂
部に係合できるような深さの切り欠きを、該舌片Bの先
端部の両側に設けることであり、このことにより、該舌
片Aと該舌片Bを相互に係止することによりできるルー
プで、棒やパイプに取り付けることができるようにな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態は請求
項1に述べた如く、物品を収納して販売するための包装
用箱体において、収納された物品の取り出し部が配置さ
れた面以外の面に、相互に係止するための手段であるス
リットを備えた舌片Aと、該スリットに挿入して該舌片
Aと相互に係止するための切り欠きを、先端部の両側面
に配置した係止部を備え、且つ、該舌片Aと同一方向に
向き、相対位置関係が該舌片Aと縦列関係にあり、加え
て、該舌片Aの先端近傍より一定距離の位置に基底部を
置く舌片Bとを、容易に箱体部材を破断して形成するこ
とができるように、ミシン目をはじめとする断続する切
り込みを施すことであり、その一例は図1に示すもので
ある。
【0010】本発明の第2の実施の形態は請求項2に述
べた如く、舌片Aに施すスリットの形状を舌片の基底部
から先端に向って見て扁平な凸形とし、該舌片Bの先端
部の形状において、先端部の幅を該扁平な凸形の底部に
挿入でき、且つ、該先端部の両側に施す切り欠きの深さ
を、該扁平な凸形の頂部に係合できる寸法とすることで
あり、その一例は図2に示すものである。
【0011】尚、該舌片Aと該舌片Bの配置を、第1の
実施の形態の相対的位置関係と逆に配置する方法も本発
明の一案である。
【0012】さらに、前記においては舌片Aと舌片Bの
2つの舌片を配置するとしてきたが、使用範囲を狭めた
簡易方式としては、スリットを省略した状態の舌片Aだ
けを配置することも本発明の一案である。
【0013】尚、前記各実施の形態において、箱体とし
て説明したが、物品を内部に収納でき、且つ、いずれか
の面に内部に収納した物品を取り出すことができる開口
部があり、平面が一面あるものであれば、形状は6面体
に限定されるものではない。
【0014】また、本発明は該箱体に予め物品が収納さ
れている場合に限らず、シート材から折り起こして物品
を収納できるように組み立てて使用するものにも適用さ
れる。
【0015】さらに、本発明は収納される物品に関して
は前述のように、箱入りティッシュペーパー、箱入りキ
ッチンペーパーに限定されるものではなく、ロール紙や
ロール式フイルムラップ、ロール式アルミフォイルの箱
にも適用されるとともに、収納品の種類については特に
制限はない。
【0016】加えて、前述の破断するための切り込みの
形状は、前記においてはミシン目をはじめとする断続す
る切り込みとしたが、切り込みは一本形式に限定するも
のではなく、二本が並列する形式による切り取り方式の
ものであってもよい。
【0017】さらに、前述の破断するための切り込み
は、目的とする形状を素材を破断して形成することがで
きるものであれば、いわゆるミシン目のように規則性が
あるものに限定されるものではなく、手段に関しては特
に制限はない。
【0018】また、該舌片Aに施されるスリットの扁平
な凸形は、直線で形成されるものに限らず曲線で形成さ
れていてもよく、概略凸形であればよく、該スリットに
係合する切り欠き部も同様に曲線で形成されていてもよ
い。
【0019】尚、該舌片Aと該舌片Bのミシン目をはじ
めとする断続する切り込みを施す面は、収納物品を取り
出す面に対向する面とすることが最も効果的であり、そ
の位置は配置する面の中央部にあると、目的とする機能
に対し効果的である。
【0020】
【実施例】本発明の実施例を次に説明する。
【0021】<第1実施例>本発明の第1実施例は図1
に示すものであり、請求項1に述べた如く、相互に係止
するための手段であるスリットを備えた舌片Aと、該舌
片Aと相互に係止するための手段である切り欠きを備え
た舌片Bとを内容物を取り出す取出口の配置面と対向す
る面に、ミシン目を使った破断用の断続する切り込みを
備えた一例であり、舌片Aのみを使った場合の使用状況
を示す参考図を図3に、舌片Aと舌片Bを相互に係止す
ることにより形成されるループを使った場合の、使用状
況を示す参考図を図4に示す。
【0022】<第2実施例>本発明の第2実施例は図2
に示すものであり、請求項2に述べた如く、舌片Aに施
すスリットの形状を舌片Aの基底部から先端部方向に向
って見て該扁平な凸形とし、さらに、舌片Bの先端部の
形状において、先端部の幅を該扁平な凸形の底部に挿入
でき、且つ、該先端部の両側に施す切り欠きの深さを、
該扁平な凸形の頂部に係合できる寸法とした一例であ
る。
【0023】
【発明の効果】従来、ティッシュペーパーなどのように
箱の中に収納された物品を引き出して使用する商品にお
いては、それ単体では平置きが前提となっていることに
よる、置き場所の問題、中身を取り出すときに箱が固定
されていないことによる片手操作がしにくい問題、車の
中などでは箱が動き回り手が届きにくくなるなどの問題
があった。
【0024】しかし、本発明のように舌片がミシン目な
どで設定されていると、使用場所に応じて舌片Aのみの
ミシン目を破断して舌片Aを折り起して、台所のシンク
や洗面台の下の扉や引出しに引っ掛けて取り付けたり、
車の中の座席のポケットやネットに取り付けたりでき、
舌片Aが取り付け面の中央部にあるので、箱体の回転が
妨げられて箱体が固定されることにより片手操作が可能
となり、また、平置きでないので場所を取らず且つ固定
でき、非常に使い勝手がよくなる。
【0025】もし、従来提案品のように舌片Aの基底部
を設定面の稜縁部に置くと、収納物を取り出すたびにぶ
らぶらと回転して不安定であるが、本案に依ればこの問
題が解決されている。
【0026】また、従来でもピンや接着テープやマグネ
ットなどを使う方法は存在していたが、かならず、別部
材が必要であり場合によっては、取り付け面にピンや接
着剤による傷つきや汚れの付着があり、好ましいもので
はなかった。
【0027】これに対して本発明によれば、別部材は必
要でなく、追加コストもほとんどかからず、必要な時に
何時でもすぐに対応がとれる優れた商品となる。
【0028】加えて、舌片Aと舌片Bを使うことによ
り、舌片Aと舌片Bで形成されるループにより、病院な
どのパイプフレームベッドや家庭内のタオル掛けのパイ
プに取り付けることが可能となり、置き場所や箱体の固
定に関する使い勝手が向上する。特に、病院のベッド周
りでは患者によっては手の届く範囲が限られ、ベッドに
固定できて片手で操作できることは、誠にありがたいこ
とである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の包装用箱体にミシン目を
施した面の一例である。
【図2】本発明の第2実施例の包装用箱体に施した舌片
A、舌片Bのミシン目の各部の詳細図である。
【図3】本発明の第1実施例の舌片Aだけを使用した場
合の使用状況を示す斜視図である。
【図4】本発明の第1実施例の舌片Aと舌片Bを使用し
た場合の使用状況を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 包装用箱体 2 舌片A 3 舌片B 4 係止用スリット 5 扁平凸型の底部 6 扁平凸型の頂部 7 係止部 8 切り欠き

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品を収納して販売するための包装用箱体
    において、収納された物品の取り出し部が配置された面
    以外の面に、係止用のスリットを先端部近傍に設けた舌
    片Aと、該スリットに挿入して該舌片Aと相互に係止す
    るための切り欠きを、先端部の両側面に配置した係止部
    を備え、且つ、該舌片Aと同一方向に向き、相対位置関
    係が該舌片Aと縦列関係にあり、加えて、該舌片Aの先
    端近傍より一定距離の位置に基底部を置く舌片Bとを、
    容易に箱体部材を破断して形成することができるよう
    に、ミシン目をはじめとする断続する切り込みを施した
    ことを特徴とする包装用箱体。
  2. 【請求項2】請求項1の包装用箱体において、該係止用
    のスリットの形状を該舌片Aの基底部から先端に向って
    見て扁平な凸形とし、さらに、該舌片Bの先端部の形状
    において先端部の幅を該扁平な凸形の底部に挿入でき、
    且つ、該扁平な凸形の頂部に係合できるように、該切り
    欠きの深さを、該扁平な凸形の頂部に挿入できる寸法と
    したことを特徴とする包装用箱体。
JP2002047131A 2002-01-21 2002-01-21 包装用箱体 Pending JP2003212230A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CZ307030B6 (cs) * 2016-10-12 2017-11-22 Petr Bohumínský Znovuuzavíratelný obal
CN111197434A (zh) * 2020-01-19 2020-05-26 新昌县远轴工业设计有限公司 一种回弹式磁性抽屉锁及钥匙组件及使用方法

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