JP3068497U - 手提げ式の物品収納箱 - Google Patents

手提げ式の物品収納箱

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JP3068497U
JP3068497U JP1999008139U JP813999U JP3068497U JP 3068497 U JP3068497 U JP 3068497U JP 1999008139 U JP1999008139 U JP 1999008139U JP 813999 U JP813999 U JP 813999U JP 3068497 U JP3068497 U JP 3068497U
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JP1999008139U
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Inventor
英治 天木
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英治 天木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入院等の際に必要な物品をコンパクトに整理
収納でき、老人や病人でも簡易に持ち運びすることがで
きる手提げ式の物品収納箱を提供すること。 【構成】 各種物品を、その種類毎に整理収納可能なる
ごとく区分せる仕切板が内装された複数個の抽出ケース
と;これら抽出ケースが出入れ自在に装着される抽出袋
が棚板によって形成され、かつ、手提げ把手が付設され
た携帯ボックスとから構成するという技術的手段を採用
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術】
本考案は、手提げ式の物品収納箱、さらに詳しくは、乳幼児や要看護者に必要 な物品をコンパクトに整理収納できる手提げ式の物品収納箱であり、家庭用常備 箱として、或いは入院の際に必要な物品を使用目的別にコンパクトに整理収納し 常備することで、緊急の入院時などに忘れ物なく簡単に持ち運ぶことができる携 行用具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
病院等に入院する際など生活の拠点を他に移すときには、洗面道具や筆記用具 等の日用品、嗜好のための書籍類、下着や着替え等の衣料品、普段服用している 医薬品、オムツなどの衛生用品などを手早くまとめて、迅速に携行することが必 要である。通常、このような場合には、段ボールの箱や衣装ケース等の収納容器 が用いられている。
【0003】 ところが、このような収納容器に必要な物品を的確に選んで使用目的別にコン パクトに収納し、迅速に搬出することは容易なことではない。多くの場合、容器 には多種多様に物品を混在させて運搬することになり、荷解きの際に忘れ物があ ったり、必要な物品の所在が分からない等、とにかく不便が多かった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来の収納容器に上記の如き不便さがあったことに鑑みて為された ものであり、必要とする物品をコンパクトに整理収納しておくことができ、老人 や病人でも簡易に持ち運びすることができる手提げ式の物品収納箱を提供するこ とを技術的課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案者が上記技術的課題を解決するために採用した手段を、添附図面を参照 して説明すれば、次のとおりである。
【0006】 即ち、本考案は、上記課題を解決するために、各種物品を、その種類毎に整理 収納可能なるごとく区分せる仕切板が内装された複数個の抽出ケースと;これら 抽出ケースが出入れ自在に装着される抽出袋が棚板によって形成され、かつ、手 提げ把手が付設された携帯ボックスとから構成するという手段を採用することに よって上記技術的課題を解決した点に特徴がある。
【0007】 また、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、 抽出ボックスの仕切板の装着位置が調節自在に構成されており、仕切板の位置を 調節することによって収納物品の種類に対応可能であるという手段を採用した点 にも特徴がある。
【0008】 更に、本考案は、要すれば、上記手段に加え、携帯ボックスにおける抽出袋の 前面に、各抽出袋に装着された抽出ケースの抜出を阻止する板体が落とし込み可 能であるという手段を採用することによって、更に実用性を増進できる点にも特 徴がある。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を添附図面に示す実施例に基づいて更に詳しく説明する。
【0010】
【実施例】
図1および図2において、符号1で示すものは、前面が開放した箱形(縦42 0mm、横320mm、奥行き300mm)の携帯ボックスである。この携帯ボックス 1には符号12・12・12で示される棚板によって形成された抽出袋13が4段にわた って設けられており、この抽出袋13に抽出ケース31・32・33・34が出し入れ自在 に挿入される。また、これら抽出ケース31・32・33・34の前面中央部には、引手 5が付設されており、この引手5は使用されない状態のときは、垂れ下がって抽 出ケースの前面から出っ張らないようになっている。
【0011】 符号2で示すものは、携帯ボックス1の上部中央に付設された把手であり、こ の把手2は片手で握れるように、携帯ボックス1と把手2の中央張出部には適度 な空間がある。また、符号11で示すものは、携帯ボックス1の開口部前面の左右 端と下端に連続して鉤状に突設された嵌合溝であり、後述するクリップボードを この嵌合溝11に沿って落とし込むことで携帯ボックス1の開口部が閉ざされるよ うに形成されている。
【0012】 図1および図4において、符号4で示すものは、長方形のプラスチック薄板の 上側面に、バネで付勢されたクリップが突設されているクリップボードである。 このクリップボード4を嵌合溝11に沿って落とし込むことによって携帯ボックス 1の開口部が閉ざされて、図4に示すように抽出ケース31・32・33・34の前面が 見えなくなり、スッキリとした外観を呈する。また、このクリップボード4は抽 出ケース31・32・33・34に当接することによって、これら抽出ケースの不用意な 飛び出しを制限できる。それゆえ、当該収納箱を持ち運んでいる際に抽出ケース 31・32・33・34が抜け出すことがなく、抽出ケース内部の物品を安定的に持ち運 ぶことが出来る。また、前記クリップボード4は筆記が必要となった場合に下敷 き板として使用することもできる。
【0013】 また、図1において符号6で示すものは、非常用の懐中電灯であり、携帯ボッ クス1の上部に付設した取付フック61によって固定されている。符号7で示すも のは孫の手であり、携帯ボックス1の側面に付設された取付フック71によって固 定されている。符号8で示すものは新聞であり、同じく携帯ボックス1の側面に 付設された袋状の新聞受81に差し込んでおくことで、必要な時に直ぐに取り出す ことができる。
【0014】 次に図2および図3に基づいて、抽出ケース31・32・33の内部に設けられた仕 切板と、本実施例における物品の収納について説明する。まず、抽出ケース31は 内部の中央より右寄りの位置に低い仕切板を設けておくことにより、大面積側に は本や便箋等を置き、小面積側には筆箱等の文房具を収めることができる。
【0015】 また、抽出ケース32には、内部の中央より右寄りの位置に高い仕切板を使用す る一方、加えて、図2に示すように小面積側の内部にトレーを置くことによって 上下2段の収納スペースが設けられている。この抽出ケース32には、図3で示す ように、大面積側には筆や墨、硯等を収めることができ、また、小面積側のトレ ー上部には裁縫道具、下部には鋏や爪切りを収めることができる。
【0016】 抽出ケース33には、内部の中央に高い仕切板を使用し、そのすぐ右側に中程の 高さの仕切板を使用している。この2つの仕切板間の狭いスペースには、保険証 や年金手帳、各種カード類を収めるのに適している。また、大面積側の奥には南 京錠にて施錠できる貴重品入れを固設し、その内部に貴重品を収めることができ る。また、小面積側には普段から服用している薬や、歯磨き、髭剃りなどを収め ることができる。本実施形態の抽出ケース33の内側面のポケットには人目につか ないように、図2に示すような電話早見表が差し込まれており、必要な電話番号 を一覧的に表示してある。
【0017】 抽出ケース34は、図2に示すように、他の抽出ケースに比べ高さ方向に大きく 形成されており、内部に特別な仕切板は設けていない。この抽出ケース34には図 3に示すように、着替えや下着などの衣料品や、オムツなどを収めることができ る。
【0018】 以上のように、抽出ケース31・32・33には、内部を仕切板によって仕切り分け ることによって各種の物品を、大きさ、性状、用途などに応じて収納することが できる。また、抽出ケース34は、他の抽出ケースより高さ方向の収納スペースが 大きくしてあるから、嵩張る物品の収納に適している。
【0019】 本明細書に具体的に明示する実施形態例はおおむね上記のとおりであるが、本 考案は前述の実施形態に限定されるものでは決してなく、「実用新案登録請求の 範囲」の記載内において種々の変更が可能である。
【0020】 例えば、前述の実施形態に例示した携帯ボックス1や抽出ケース31・32・33・ 34は木材によって形成されているが、軽くて丈夫な合成樹脂によって成型するこ と、また、クリップボードの替わりに本考案者によって出願された多機能クリッ プボード(実願平11−3423)を使用することも当然に可能であり、本考案の技術 的範囲に属することは言うまでもない。
【0021】 また、本考案の物品収納箱は、図5で示すように、携帯ラジオや飲料水、保存 食等を収納出来るようにして、災害時の緊急持出箱とすることも可能であり、か ゝる用途変更も本考案の技術範囲に属する。
【0022】
【考案の効果】
以上、実施例を挙げて説明したとおり、本考案の物品収納箱にあっては、使用 用途別に仕切られた抽出ケースに、老人等が入院するときなど生活の拠点を移動 させる際に必要な物品をコンパクトに収納しておくことで、その物品収納箱を持 ち運ぶことにより、忘れ物なく快適に入院生活を始めることが出来ることから、 頗る実用的で便利である。
【0023】 また、入院に必要な物品が用途別にコンパクトに整理収納されることから、従 来の段ボール箱や衣装ケース等の収納容器を使用した搬送の際に必要であった病 室に入ってからの荷解きの作業が必要なくなり、その分、余計な手間がかからず 非常に便利である。
【0024】 さらに、本考案の物品収納箱にあっては、収納箱全体を軽い素材によって作製 しておくことにより、体力のない老人でも体力に負担をかけることなく手軽に持 運びすることができる。また、抽出ケースの前面が平板状のクリップボードで覆 われることにより、抽出ケース前面部分が隠れ外観がスッキリとなるうえ、運搬 中に抽出ケースが抜け出ることがないので安定的に収納箱を運搬することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の実施形態である物品収納箱の全
体斜視図である。
【図2】図2は同物品収納箱の抽出ケースを開放させた
状態の全体斜視図である。
【図3】図3は同物品収納箱の抽出ケース内部に物品を
入れた状態を表わす部分斜視図である。
【図4】図4は同物品収納箱の搬送時の状態を表わす全
体斜視図である。
【図5】図5は同物品収納箱を災害持出用に使用した場
合を表わす部分斜視図である。
【符号の説明】
1 携帯ボックス 11 嵌合溝 12 棚板 13 抽出袋 2 把手 31 抽出ケース 32 抽出ケース 33 抽出ケース 34 抽出ケース 4 クリップボード 5 引手 6 懐中電灯 61 取付クリップ 7 孫の手 71 取付クリップ 8 新聞 81 新聞受

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種物品を、その種類毎に整理収納可能
    なるごとく区分せる仕切板が内装された複数個の抽出ケ
    ースと;これら抽出ケースが出入れ自在に装着される抽
    出袋が棚板によって形成され、かつ、手提げ把手が付設
    された携帯ボックスとから構成されたことを特徴とする
    手提げ式の物品収納箱。
  2. 【請求項2】 抽出ボックスの仕切板の装着位置が調節
    自在に構成されており、仕切板の位置を調節することに
    よって収納物品の種類に対応可能である請求項1記載
    の、手提げ式の物品収納箱。
  3. 【請求項3】 携帯ボックスにおける抽出袋の前面に、
    各抽出袋に装着された抽出ケースの抜出を阻止する板体
    が落とし込み可能である請求項1又は2記載の、手提げ
    式の物品収納箱。
JP1999008139U 1999-10-26 1999-10-26 手提げ式の物品収納箱 Expired - Lifetime JP3068497U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012162278A (ja) * 2011-02-04 2012-08-30 Hitachi Systems Ltd リユースコンテナ
CN106927109A (zh) * 2017-03-10 2017-07-07 河南中烟工业有限责任公司 实验用烟丝样品配方柜

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