JP2003212188A - 船舶用舵における軸部の点検装置 - Google Patents

船舶用舵における軸部の点検装置

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JP2003212188A JP2002009471A JP2002009471A JP2003212188A JP 2003212188 A JP2003212188 A JP 2003212188A JP 2002009471 A JP2002009471 A JP 2002009471A JP 2002009471 A JP2002009471 A JP 2002009471A JP 2003212188 A JP2003212188 A JP 2003212188A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 船舶用舵における軸部の点検装置において、
簡単な構成でナットの緩みを容易に確認可能とする。 【解決手段】 ストック13に対するストックナット3
2の緩みを確認する上点検装置41を、ストックナット
32の外周面に固定したロッド受け治具43と、舵15
の外板15aに固定されてこのロッド受け治具43に対
して接近離反自在で先端が当接したその移動ストローク
によりストックナット32の緩みを検出する点検プラグ
44とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船舶の後部に舵が
支持軸により取付けられた舵取付部にて、支持軸に対す
る固定ナットの緩みを検出するための船舶用舵における
軸部の点検装置に関する。
【0002】
【従来の技術】船舶は、搭載された原動機によりプロペ
ラが回転駆動することで推進力を得ることができると共
に、舵取り機により舵を動作して推進方向を決定してい
る。この舵取付部において、船隊の後部にはプロペラの
後方に位置してラダーホーンが取付けられ、このラダー
ホーンにはストック及びピントルにより舵が所定角度回
動自在に取付けられている。
【0003】具体的に説明すると、舵取り機に連結され
たストックの下端部がラダーホーンの上取付部を貫通し
て回転自在に支持されると共に、舵の上連結部にテーパ
圧入され、ストックナットが螺合して固結されている。
また、ピントルはラダーホーンの下取付部を貫通して回
転自在に支持されると共に、下端部が舵の下連結部にテ
ーパ圧入され、ピントルナットが螺合して固結されてい
る。そして、ストックの下端部とストックナット、ピン
トルの下端部とピントルナットとは、それぞれ溶接によ
る緩み止め処理が施されている。従って、乗員が舵取り
機を操作してストックを回動すると、このストックと一
体に連結された舵が動作し、船舶を操舵することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した舵取付部で
は、特にストックと舵との連結が最も重要な構成であ
り、この連結が不十分であると船舶を適正に操舵するこ
とができない。そのため、ストックに舵を確実に連結す
るためにストックナットを確実に締結する必要があると
共に、このストックナット緩みを防止するためにストッ
クに対してストックナットが溶接により固定されてい
る。ところが、この緩み止めのための溶接に不良箇所が
あったり、長期間の経過により老化して破損したりする
こと考えられる。
【0005】従来は舵にガラス製の点検窓を設け、作業
者がこの点検窓からストックとストックナットとの溶接
部を目視確認していた。ところが、この点検窓を設ける
ためには、舵の内部への浸水を防止するために確実なシ
ールが必要となり、構造が複雑となってしまう。また、
点検窓はガラス製であるため、傷や曇りにより目視しに
くくなり、十分な確認作業を行うことができない。更
に、ガラス製の点検窓は破損のおそれがあった。
【0006】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、簡単な構成でナットの緩みを容易に確認可能と
した船舶用舵における軸部の点検装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1の発明の船舶用舵における軸部の点検装置
は、船舶の後部にほぼ鉛直をなす支持軸が回動自在に支
持され、該支持軸の端部が舵の基端部に貫通して先端に
ナットが螺合して一体に固結されて構成された舵取付部
にて、前記支持軸に対する前記ナットの緩みを検出する
点検装置であって、前記ナットの外面に突起部を設ける
一方、前記舵に該突起部に対して接近離反自在で該突起
部の位置を検出可能な点検プラグを設けたことを特徴と
するものである。
【0008】請求項2の発明の船舶用舵における軸部の
点検装置では、前記点検プラグは先端が前記突起部に当
接可能であり、その移動ストロークにより前記ナットの
緩みを検出することを特徴としている。
【0009】請求項3の発明の船舶用舵における軸部の
点検装置では、前記点検プラグは、前記舵に固定されて
中空部の内周面に雌ねじ部を有するプラグ支持体と、前
記中空部に位置して外周面に形成された雄ねじ部が前記
雌ねじ部に螺合して回転して軸方向に移動可能であると
共に端面に点検治具の係止部が形成されたプラグ移動体
と、該プラグ移動体から前記ナット側に延設されて先端
が前記突起部に当接可能な点検ロッドとを有することを
特徴としている。
【0010】請求項4の発明の船舶用舵における軸部の
点検装置では、前記プラグ支持体と前記点検ロッドとの
摺動部にメカニカルシールが設けられたことを特徴とし
ている。
【0011】請求項5の発明の船舶用舵における軸部の
点検装置では、前記支持軸は船舶の舵取り装置に連結さ
れたストックであることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1に本発明の一実施形態に係る船舶用舵
における軸部の点検装置を表す舵取付部の縦断面、図2
にストックとナットの緩み止め機構を表す概略、図3に
図1のIII−III断面、図4に点検プラグの断面、図5に
点検プラグの正面視、図6に船舶の概略を示す。
【0014】本実施形態の船舶用舵における軸部の点検
装置において、図6に示すように、船体11の後部には
推進用のプロペラ12が装着されると共に、このプロペ
ラ12の後方には船体11の下面からラダーホーン(舵
支材)13が取付けられ、このラダーホーン13には図
示しない舵取り機に連結されたストック14が回転自在
に支持され、このストック14の下端部に舵15が固結
されている。従って、乗員が舵取り機を操作してストッ
ク14を回動すると、このストック14と一体に連結さ
れた舵15が動作し、船舶を操舵することができる。
【0015】この舵取付部を詳細に説明すると、図1及
び図2に示すように、船体11の後部下面にはラダーホ
ーン13が下方に突出して一体に固定されており、この
ラダーホーン13にはフランジ形状をなす上取付部21
と下取付部22が形成されている。一方、舵15は鋼板
により中空形状をなし、上連結部23と下連結部24が
形成されると共に、上連結部23の下方には上点検室2
5が形成され、下連結部24の下方には下点検室26が
形成されている。
【0016】ストック14の下部には円柱形状をなす支
持部27とテーパ形状の圧入部28とねじ部29が連続
して形成されている。そして、ストック14の支持部2
7がブッシュ30を介してラダーホーン13の上取付部
21に回転自在に支持され、圧入部28が舵15の上連
結部23に圧入され、ねじ部29にワッシャ31を介し
てストックナット32が螺合して締結されている。ま
た、ストック14のねじ部29の端面は一部が切り欠か
れ、ストックナット32に半月形状をなすストッパ33
が溶接により固定されることで、ストック14(ねじ部
29)に対するストックナット32の緩み止めが施され
ている。
【0017】また、ピントル34は下部に円柱形状をな
す支持部35とテーパ形状の圧入部36とねじ部37が
連続して形成されている。そして、ピントル34の支持
部35がブッシュ38を介してラダーホーン13の下取
付部22に回転自在に支持され、圧入部36が舵15の
下連結部24に圧入され、ねじ部37にワッシャ39を
介してピントルナット40が螺合して締結されている。
なお、図示しないが、ストック14と同様にピントル3
4のねじ部37の端面が切り欠かれ、ピントルナット4
0に半月形状をなすストッパが溶接により固定されるこ
とで、ピントル34(ねじ部37)に対するピントルナ
ット40の緩み止めが施されている。
【0018】従って、ストック14はラダーホーン13
に回動自在に支持されると共に、上連結部23を介して
舵15と一体回動可能に連結され、また、ピントル34
はラダーホーン13に回動自在に支持されると共に、下
連結部24を介して舵15と一体回動可能に連結されて
いる。そのため、乗員が舵取り機を操作してストック1
4を回動すると、このストック14に一体に連結された
舵15が回動動作し、船舶を操舵することができる。
【0019】このような舵15の取付部では、ストック
13と舵15との連結並びにピントル34と舵15との
連結が重要であり、ストック13に対するストックナッ
ト32の締結状態並びにピントル34に対するピントル
ナット40の締結状態を定期的に点検する必要がある。
そこで、本実施形態では、上点検室25にストック13
に対するストックナット32の緩みを確認する上点検装
置41を設けると共に、下点検室26にピントル34に
対するピントルナット40の緩みを確認する下点検装置
42を設けている。
【0020】以下、上点検装置41及び下点検装置42
について詳細に説明するが、各点検装置41,42はほ
ぼ同様の構成であるため、上点検装置41についてのみ
説明する。
【0021】上点検装置41において、図3乃至図5に
示すように、ストックナット32は外周面が円形状をな
し、図示しない締結工具が係止たるための係止凹部32
aが周方向均等間隔で多数形成されている。そして、こ
のストックナット32の外周面には係止凹部32aの間
に舵15の側面に対向する位置に円柱形状のロッド受け
治具(突起部)43が溶接により設けられている。一
方、舵15の外板15aにはこのロッド受け治具43に
対して接近離反自在な点検プラグ44が設けられてお
り、この点検プラグ44は先端がロッド受け治具43に
当接可能であり、その移動ストロークによりストックナ
ット32の緩みを検出することができる。
【0022】この点検プラグ44は、プラグ支持体45
とプラグ移動体46と点検ロッド47とから構成されて
いる。プラグ支持体45は中空部45aを有する円筒形
状をなし、中空部45aの内周面に雌ねじ部45bが形
成されており、舵15の外板15aに溶接により固定さ
れている。プラグ移動体46はプラグ支持体45の中空
部45aとほぼ同径の円柱形状をなし、外周面に雄ねじ
部46aが形成されており、この雄ねじ部46aが雌ね
じ部45bに螺合することで、プラグ移動体46は回転
して軸方向に所定距離L1 だけ移動可能となっている。
また、プラグ移動体46の基端面には図示しない点検治
具(例えば、ドライバー)が係合可能な係止凹部46b
が形成されている。
【0023】そして、プラグ移動体46の先端面には点
検ロッド47が一体に固定されており、この点検ロッド
47はストックナット32側に延設され、点検ロッド4
7とロッド受け治具43との間に所定距離L2 (L1
2 )が確保されている。そのため、プラグ移動体46
を回転して軸方向に移動すると、点検ロッド47の先端
をロッド受け治具43に当接することができる。
【0024】また、プラグ支持体45の基端面は舵15
の外板15aとほぼ同一平面をなし、内方への円環フラ
ンジ45cが形成される一方、プラグ移動体46の基端
面も舵15の外板15aとほぼ同一平面をなし、円環フ
ランジ45cに嵌合する円環溝46bが形成されてい
る。更に、プラグ支持体45の先端部には膨出部45d
が形成され、この膨出部45dにはメカニカルシール4
8が装着されており、プラグ支持体45と点検ロッド4
7との摺動部における止水を行っている。
【0025】なお、この上点検装置41を舵15の取付
部に搭載する場合、舵15の外板15aの所定の位置に
予め点検プラグ44を取付けておき、ストック14をラ
ダーホーン13の上取付部21と舵15の上連結部23
に貫通し、ねじ部29にストックナット32を螺合して
規定トルクで締結する。その後、点検プラグ44におけ
る点検ロッド47の先端に対向するストックナット32
の外周面にロッド受け治具43を溶接により固定する。
従って、上点検装置41の搭載時には、点検プラグ44
の点検ロッド47とストックナット32のロッド受け治
具43とが互いに対向して位置することとなる。
【0026】そして、船舶が所定期間の航海を完了して
舵15の取付部を点検するには、図1及び図4に示すよ
うに、上点検装置41にて、作業者は点検治具を点検プ
ラグ44におけるプラグ移動体46の係止凹部46bに
係止し、このプラグ移動体46を回転して軸方向に移動
する。この場合、ストックナット32が緩んでおらずに
所定の位置に締結されていると、プラグ移動体46が回
転しながら所定距離L 2 移動する間に、点検ロッド47
の先端部がロッド受け治具43に当接し、これ以上の回
転移動が不能となるため、ストックナット32の緩んで
いないことを確認することができる。
【0027】一方、ストックナット32が緩んでいる
と、プラグ移動体46が回転しながら所定距離L2 を越
えて移動しても、点検ロッド47の先端部がロッド受け
治具43に当接しないため、ロッド受け治具43が所定
の締結位置になくストックナット32が回転して緩んで
いることを確認することができる。上点検室25には、
舵15の外板15aの一部を切り欠いてマンホールが設
けられており、ストックナット32の緩みが確認される
と、作業者はこのマンホールを開けて上点検室25に入
り、ストックナット32の緩みの原因を調査して再度ス
トック14の締結作業を行う。
【0028】なお、ここまで上点検装置41の構成並び
にストックナット32の点検作業について説明したが、
下点検装置42並びにピントルナット40の点検作業に
ついても同様である。
【0029】このように本実施形態の船舶用舵における
軸部の点検装置にあっては、ストック13に対するスト
ックナット32の緩みを確認する上点検装置41と、ピ
ントル34に対するピントルナット40の緩みを確認す
る下点検装置42を設け、各点検装置41,42を、ス
トックナット32の外周面に固定したロッド受け治具4
3と、このロッド受け治具43に対して接近離反自在で
先端が当接したその移動ストロークによりストックナッ
ト32の緩みを検出する点検プラグ44とで構成してい
る。
【0030】従って、点検プラグ44によりストックナ
ット32及びピントルナット40の緩みを適正に検出す
ることができ、このナット32,40の緩みの原因とな
る溶接不良や老朽化を確実に点検して航海の安全性を向
上することができる。また、この点検プラグ44をプラ
グ支持体45とこれに螺合するプラグ移動体46と点検
ロッド47とから構成しており、簡単な構造で容易に、
且つ、確実にナット32,40の緩みを検出することが
でき、製造コストも低減することができる。
【0031】なお、上述した実施形態では、点検プラグ
44にて、プラグ支持体45にプラグ移動体をねじ係合
により軸方向に移動可能としたが、これに限るものでは
ない。例えば、プラグ移動体をばねやゴムなどの弾性体
により外方に弾性支持しておいたり、別途設けたロック
機構により外方に係止しておき、点検時に弾性力に抗し
てあるいはロック機構を解除してプラグ移動体を軸方向
に移動するようにしてもよい。また、点検プラグ44の
先端部に近接センサを装着してロッド受け治具43の位
置を検出するようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上、実施形態において詳細に説明した
ように請求項1の発明の船舶用舵における軸部の点検装
置によれば、船舶の後部にほぼ鉛直をなす支持軸が回動
自在に支持され、支持軸の端部が舵の基端部に貫通して
先端にナットが螺合して一体に固結されて構成された舵
取付部にて、ナットの外面に突起部を設ける一方、舵に
この突起部に対して接近離反自在で該突起部の位置を検
出可能な点検プラグを設けたので、点検プラグによりナ
ットの緩みを適正に検出することができ、このナットの
緩みの原因となる溶接不良や老朽化を確実に点検して航
海の安全性を向上することができる。
【0033】請求項2の発明の船舶用舵における軸部の
点検装置によれば、点検プラグの先端を突起部に当接可
能とし、その移動ストロークによりナットの緩みを検出
するので、簡単な構成でナットの緩みを容易に確認する
ことができる。
【0034】請求項3の発明の船舶用舵における軸部の
点検装置によれば、点検プラグを、舵に固定されて中空
部の内周面に雌ねじ部を有するプラグ支持体と、中空部
に位置して外周面に形成された雄ねじ部が雌ねじ部に螺
合して回転して軸方向に移動可能であると共に端面に点
検治具の係止部が形成されたプラグ移動体と、プラグ移
動体からナット側に延設されて先端が突起部に当接可能
な点検ロッドとで構成したので、プラグ移動体を回転す
ることで軸方向に移動し、突起部に当接したその移動ス
トロークによりナットの緩みを検出することができ、簡
単な構成でナットの緩みを容易に確認することができる
と共に、不用意にプラグ移動体が移動することはなく信
頼性を工事要することができる。
【0035】請求項4の発明の船舶用舵における軸部の
点検装置によれば、プラグ支持体と点検ロッドとの摺動
部にメカニカルシールを設けたので、メカニカルシール
によりナット側への浸水を防止することができる。
【0036】請求項5の発明の船舶用舵における軸部の
点検装置によれば、支持軸を船舶の舵取り装置に連結さ
れたストックとしたので、舵取り装置の連結状態を容易
に確認することができ、航海の安全性を向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る船舶用舵における軸
部の点検装置を表す舵取付部の縦断面図である。
【図2】ストックとナットの緩み止め機構を表す概略図
である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】点検プラグの断面図である。
【図5】点検プラグの正面図である。
【図6】船舶の概略図である。
【符号の説明】
11 船体 13 ラダーホーン 14 ストック(支持軸) 15 舵 15a 外板 25 上点検室 26 下点検室 27 支持部 28 圧入部 29 ねじ部 32 ストックナット 34 ピントル(支持軸) 35 支持部 36 圧入部 37 ねじ部 40 ピントルナット 41 上点検装置 42 下点検装置 43 ロッド受け治具(突起部) 44 点検プラグ 45 プラグ支持体 45a 中空部 45b 雌ねじ部 46 プラグ移動体 46a 雄ねじ部 46b 係止凹部 47 点検ロッド 48 メカニカルシール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船舶の後部にほぼ鉛直をなす支持軸が回
    動自在に支持され、該支持軸の端部が舵の基端部に貫通
    して先端にナットが螺合して一体に固結されて構成され
    た舵取付部にて、前記支持軸に対する前記ナットの緩み
    を検出する点検装置であって、前記ナットの外面に突起
    部を設ける一方、前記舵に該突起部に対して接近離反自
    在で該突起部の位置を検出可能な点検プラグを設けたこ
    とを特徴とする船舶用舵における軸部の点検装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記点検プラグは先
    端が前記突起部に当接可能であり、その移動ストローク
    により前記ナットの緩みを検出することを特徴とする船
    舶用舵における軸部の点検装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記点検プラグは、
    前記舵に固定されて中空部の内周面に雌ねじ部を有する
    プラグ支持体と、前記中空部に位置して外周面に形成さ
    れた雄ねじ部が前記雌ねじ部に螺合して回転して軸方向
    に移動可能であると共に端面に点検治具の係止部が形成
    されたプラグ移動体と、該プラグ移動体から前記ナット
    側に延設されて先端が前記突起部に当接可能な点検ロッ
    ドとを有することを特徴とする船舶用舵における軸部の
    点検装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記プラグ支持体と
    前記点検ロッドとの摺動部にメカニカルシールが設けら
    れたことを特徴とする船舶用舵における軸部の点検装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記支持軸は船舶の
    舵取り装置に連結されたストックであることを特徴とす
    る船舶用舵における軸部の点検装置。
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CN105059520A (zh) * 2015-08-17 2015-11-18 上海船舶研究设计院 一种用于船舶水下检验的检验孔装置
CN112208729A (zh) * 2020-10-23 2021-01-12 中船黄埔文冲船舶有限公司 一种全悬挂扭曲舵叶的检测方法

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