JP2003212039A - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JP2003212039A
JP2003212039A JP2002013679A JP2002013679A JP2003212039A JP 2003212039 A JP2003212039 A JP 2003212039A JP 2002013679 A JP2002013679 A JP 2002013679A JP 2002013679 A JP2002013679 A JP 2002013679A JP 2003212039 A JP2003212039 A JP 2003212039A
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bulb
light
light emitting
lamp
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Kikuhiro Osawa
喜久弘 大沢
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源として電球を使用する灯具のソケットを
そのまま利用してLEDを光源とする灯具を構成するこ
とが可能な車両用灯具を提供する。 【解決手段】 電球3が挿入可能な開口部22を有し、
電球3の電極32a,32bに電気接続されるコンタク
ト電極25a,25bを備える電球用ソケット2を備
え、電球に代えて挿入されたときにコンタクト電極25
a,25bに電気接続されて発光するLEDアッシー1
を備える。LEDアッシー1は、電球用ソケット2に挿
入される所要の長さの絶縁ベース11と、挿入されたと
きにコンタクト電極25a,25bに電気接続される電
極13a,13bと、絶縁膜ベース11にマウントされ
るLED15と、LEDに電流を印加するための電流制
御用素子14とを備える。電球に代えてLEDアッシー
をソケット本体に挿入することで、LED15の発光点
を電球の発光点に正確に一致させた灯具を得ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は自動車等の車室内に
おける表示や低光量での照明を行う際に用いられる小型
の車両用灯具に関し、特に光源として発光素子を用いる
ことを可能にした車両用灯具に関するものである。 【0002】 【従来の技術】自動車等の車室内では、インスツルメン
トパネルの下回りの照明用のランプ、足元をほのかに照
らすランプ、ドア開閉のインナーハンドルの表示用ラン
プ、グローブボックス内の照明用ランプ等のように、低
光量での照明や表示を行うための灯具が必要とされてい
る。従来、この種の灯具の光源としては、小型の電球で
あるウェッジベースバルブが用いられているが、発光に
よる発熱の問題、機械的な強度の問題、寿命の問題等が
ある。また、ウェッジベースバルブ自体の小型化は既に
限界に近づいており、これ以上の小型化を図ることは困
難である。そこで、近年では半導体で構成されるLED
(発光ダイオード)等の発光素子を光源とした灯具が提
案されている。 【0003】LEDを光源とした灯具(以下、LED灯
具と称する)を構成する場合、ディスクリート型のLE
Dを使用する場合には、当該LEDの電極に電気接続を
行うためのソケットや、LEDで発光した光を所要の配
光とするためのレンズ等で専用のパッケージを形成する
必要がある。また、チップ(集積回路)型のLEDを使
用する場合には、LEDを搭載する回路基板やレンズ等
で専用のパッケージを形成する必要がある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】そのため、従来の電球
を用いた灯具(以下、電球灯具と称する)をLED灯具
に置き換える場合には、電球灯具で用いられるソケット
をLED灯具のパッケージに置き換える必要があり、ま
た車両側においても灯具を支持するための構造として、
電球灯具のソケットとは異なるLED灯具の専用パッケ
ージを支持するための構造に変更する必要があり、車両
側の設計変更を行うことなく電球灯具をLED灯具に置
き換えることは難しく、LED灯具への移行の障害にな
っている。なお、電球灯具で用いられるソケットに挿入
可能な基板を設け、この基板にLEDを搭載することで
電球に置き換えてLEDをソケットに装着することも提
案されているが、LEDの発光点を電球の発光点(フィ
ラメント)に一致させるための位置決めが難しい。例え
ば、LEDを基板に対して単純に半田付けする構成で
は、半田付け作業による誤差によってLEDの発光点を
正確に位置決めすることが困難になる。また、例えば、
LED素子を透明樹脂でモールドして発光点を一致させ
る構成の場合には、発光点の位置精度に高いものが得ら
れるが、モールド工程が必要であるためにコスト高とな
る。 【0005】本発明の目的は、電球灯具のソケットをそ
のまま利用してLED灯具を構成することが可能で、し
かもLEDの発光点を電球の発光点に正確に一致させる
ことが可能な低コストの車両用灯具を提供するものであ
る。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、電球が挿入可
能な開口部を有し、挿入された電球の電極に電気接続さ
れるコンタクト電極を備える電球用ソケットを備えた車
両用灯具において、前記開口部内に電球に代えて挿入さ
れ、挿入されたときにコンタクト電極に電気接続される
発光素子アッシーを備え、発光素子アッシーは、電球用
ソケットに挿入可能な絶縁ベースと、絶縁ベースの表面
に形成され、前記開口部内に挿入されたときにコンタク
ト電極に電気接続される導電薄板からなる電極と、絶縁
ベースの長さ方向の一端面に接触した状態でマウントさ
れて電極に電気接続される発光素子と、電極に電気接続
されて発光素子に電流を印加するための電流制御用素子
とを備え、前記絶縁ベースは発光素子の発光部と電球の
フィラメント位置が一致する長さに形成されている。 【0007】本発明によれば、発光素子アッシーをソケ
ット本体の開口部内に挿入すれば、導電薄板からなる電
極がそれぞれコンタクト電極に接触され、外部から供給
される電力がコンタクト電極から金属薄板の電極に伝え
られ、電流制御用抵抗によって制御された電流が発光素
子に供給され、発光素子が発光される。そのため、既存
の電球を光源としている各種の灯具に対し、当該電球に
代えて発光素子アッシーをソケット本体に挿入するだけ
で発光素子を光源とする灯具を構成することができ、灯
具自体の設計変更、及び当該灯具を支持するための車両
側の支持構造の設計変更が不要となり、既存の車両用灯
具の発光素子化が容易に実現できる。また、発光素子を
所定の長さに形成された絶縁ベースの一端面に接触した
状態でマウントすることにより、絶縁ベースに対する発
光素子の発光点を正確に位置決めすることができ、電球
の発光点に対して正確に位置決めされた発光素子アッシ
ーを得ることができる。 【0008】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明をディスクリート型L
EDを用いた灯具の斜視図である。同図に示すように、
ソケット2とLEDアッシー1で構成されており、LE
Dアッシー1をソケット2に挿入してLEDを発光させ
るようになっている。ソケット2は既存のウェッジベー
スバルブ用のソケットであり、端面に偏平に近い開口部
22を有する筒状のソケット本体21は、その周面に設
けられらたフランジ23及びバヨネット突起24等で構
成されるバヨネット構造により、自動車の車室内の各部
に装着支持されるようになっている。例えば、自動車の
インスツルメントパネルの下部領域、グローブボックス
内、ドアのインナーハンドル部、プルポケット部、ポケ
ット部、センターボックス内、ドリングホルダー部等に
支持されるようになっている。 【0009】また、前記ソケット本体21の前記開口部
22内には、当該開口部22の長さ方向に並んで一対の
コ字型のコンタクト電極25a,25bが内挿支持され
ている。これらのコンタクト電極25a,25bは、同
図に参考として示すウェッジベースバルブ3のベース部
31が前記開口部22内に挿入されたときに、当該ベー
ス部31に設けられて電球内のフィラメント34に電気
接続されている一対の電極32a,32bにそれぞれ接
触して電気接続されるように構成されているものであ
る。なお、前記ウェッジベースバルブ3のベース部31
の両面には凹部33が形成されており、前記コンタクト
電極25a,25bはこの凹部33に嵌合して当該バル
ブ3の抜け止めを行っている。前記両コンタクト電極2
5a,25bには図外の車載電源に電気接続するための
電源コード26が接続されており、前記ソケット本体2
1の後端側から引き出されている。 【0010】前記LEDアッシー1は、図2(a),
(b)に平面図と正面図を示すように、矩形の細長い板
状をした樹脂製の絶縁ベース11を有している。この絶
縁ベース11の図示上下方向の長さは、後述の説明から
判るように、前記ウェッジベースバルブ3のベース部3
1からフィラメント34までの長さに対応する所定の長
さに形成されている。前記絶縁ベース11の下端部は挿
入部11aとして前記ウェッジベースバルブ3のベース
部31とほぼ同じ形状となるように上端部11bに対し
て幾分小幅でかつ薄肉に形成されている。前記絶縁ベー
ス11の挿入部11aの一方の側面には長さ方向のほぼ
中央部に幅方向にわたって凹部12が形成されている。
また、前記絶縁ベース11の前記一方の側面には、銅、
あるいは銅合金のように低抵抗な材料からなる一対の金
属薄板13a,13bが上端部11bから挿入部11a
に向けてほぼ平行に延長形成されており、特に前記挿入
部11aにおいては前記両金属薄板13a,13bはウ
ェッジベースバルブ3のベース部31に設けた一対の電
極32a,32bに対応する位置に形成されている。な
お、前記一対の金属薄板のうち、この実施形態では一方
の金属薄板13aは中間位置13dで不連続となるよう
な形状とされており、この不連続の部分13dを跨ぐよ
うにチップ型の電流制御用抵抗14がろう付けされてい
る。 【0011】そして、前記絶縁ベース11の上端部11
bの上端面にディスクリート型のLED15が搭載され
るとともに、当該LED15の下面から導出されている
一対のリード16a,16bはそれぞれ前記金属薄板1
3a,13bにろう付けされている。このとき、LED
15の下面を前記絶縁ベース11の上端面に接触した状
態でろう付けを行うことにより、当該上端面からLED
15の発光点、すなわちLED15内に樹脂封止されて
いるLEDチップ15aの高さを規定することができる
ため、絶縁ベースの挿入部11aに対するLED15の
発光点の高さH1を、ウェッジベースバルブ3のベース
部31からフィラメント34までの高さH2に等しくす
ることができる。したがって、LED15を搭載する際
のろう付け作業において作業誤差が生じるようなことも
なく、LED15の発光点とウェッジベースバルブ3の
発光点の位置を正確に一致させることが可能になる。 【0012】ここで、本実施形態では、前記金属薄板1
3a,13bは予めプレス加工により形成した金属薄板
を絶縁ベース11を樹脂整形する際の金型に入れて、い
わゆるインサート成形によって形成している。そのた
め、プレス加工をする前及びした直後の一対の金属薄板
13a,13bは、図3(b)に示すように連結片13
cによって一体化された状態にあり、樹脂成形後にこれ
ら連結片13cを同図破線Xで示すように切断して両金
属薄板13a,13bを電気的に分離させている。ま
た、このように絶縁ベース11を成形により形成するこ
とで、絶縁ベース11の長さ(高さ)寸法を高精度に形
成でき、前述したLED15の発光点の位置を高精度に
管理することも可能になる。 【0013】以上のように構成されたLEDアッシー1
は、図3にソケット2の一部を破断した側面図を示すよ
うに、絶縁ベース11の挿入部11aをソケット本体2
1の開口部内に挿入すると、当該挿入部11aは開口部
22内において、当該挿入部11aに配設されている一
対の金属薄板13a,13bがそれぞれコンタクト電極
25a,25bに接触される。また、同時にコンタクト
電極25a,25bは凹部12において接触されるた
め、この凹部12での係合によって挿入部11a、すな
わち絶縁ベース11の抜け止めが行われる。そして、電
源コード26を通して外部から供給される電力がコンタ
クト電極25a,25bから金属薄板13a,13bに
伝えられ、電流制御用抵抗14によって制御された電流
がLED15に供給され、LED15が発光される。し
たがって、既存のウェッジベースバルブを光源としてい
る各種の灯具に対し、ウェッジベースバルブに代えてL
EDアッシーをソケットに挿入するだけでLEDを光源
とする灯具を構成することができることになり、灯具自
体の設計変更が不要となり、また灯具を支持するための
車両側の支持構造の設計変更も不要となり、既存の車両
の灯具のLED化が容易に実現できることになる。 【0014】なお、前記実施形態ではLEDアッシーに
ディスクリート型LEDを用いた例を示したが、図4に
示すように、一対の金属薄板13a,13bの各一部1
3aa,13bbを絶縁ベース11の上端部11aの上
端面にまで延長させておき、これらの延長部分13a
a,13bbの上にチップ型LED17の電極17aを
マウントし、当該LED17に対して電気接続を行うよ
うにしてもよい。この構成のLEDアッシー1Aによれ
ば、ディスクリート型LEDよりもチップ型LEDの方
が高さ寸法が小さくできるため、LEDアッシー1A全
体の上下方向の長さを短縮し、より小型の灯具を構成す
ることが可能である。また、この実施形態においては、
チップ型LED17を絶縁ベース11の上端面に接触し
た状態で搭載することで、チップ型LED17の発光点
の位置を電球の発光点の位置に正確に一致させることが
容易であり、低コストに製造することが可能になる。 【0015】また、図5に示すLEDアッシー1Bは、
絶縁ベース11Bの両面に金属薄板18a,18bを形
成し、絶縁ベース11Bの挿入部11aにおいて各金属
薄板18a,18bが絶縁ベース11Bの両面の各片側
の点対称の位置に配設されるように構成したものであ
る。前記挿入部11aの両面には、前記金属板18a,
18bに隣りあった位置にそれぞれ凹部12が設けられ
ている。また、この実施形態では、絶縁ベース11Bは
金属薄板18a,18bとは別体に樹脂成形により形成
するとともに、その一部にかしめ突部19を設けてお
き、プレス加工により形成した金属薄板18a,18b
を、その一部に設けた穴に前記かしめ突部19を挿通し
て熱かしめを行うことで絶縁ベース11Bに金属薄板1
8a,18bを一体化した構成がとられている。さら
に、前記絶縁ベース11Bの上端部11bは矩形の平板
状に形成されるとともに、両金属薄板18a,18bの
各一部18aa,18bbが上端面にまで延長形成され
ており、この上端面上にチップ型LED17をマウント
して両金属薄板18a,18bに電気接続を行ってい
る。 【0016】この実施形態では、両金属薄板18a,1
8bは、ソケットの開口部においてコンタクト電極の互
いに対向する側の面において接触され、電気接続が行わ
れることになる。この実施形態のLEDアッシー1B
は、絶縁ベース11Bの両面の片側にそれぞれ金属薄板
18a,18bを配設しているため、絶縁ベース11B
の幅寸法を低減する上で有効であり、小型のウェッジベ
ースバルブに代えて使用する場合に有効である。また、
この実施形態においても、チップ型LED17を絶縁ベ
ース11Bの上端面に接触した状態で搭載することで、
チップ型LED17の発光点の位置を電球の発光点の位
置に正確に一致させることが容易であり、低コストに製
造することが可能になる。 【0017】図6は本発明の第2の実施形態の断面図で
ある。この実施形態ではソケットと灯具ボディとが一体
形成された灯具に適用した例を示している。同図におい
て、灯具ボディ41は一部がリフレクタ42として所要
の曲面形状に形成されており、その内面にはアルミニウ
ムを塗布してリフレクタ面が形成されている。また、前
記リフレクタ42の前面開口を覆うようにレンズ43が
装着されており、当該レンズ43は周辺の複数箇所に設
けたフック43aが、前記灯具ボディ41の対応する箇
所に設けたフック穴41aに嵌入して係合されることに
より灯具ボディ41に対して着脱可能に一体化されてい
る。 【0018】また、前記リフレクタ42のほぼ中央位置
の灯具ボディ41には開口部44が形成されるととも
に、当該開口部44内には一対のコンタクト電極45が
配設されている。前記開口部は前記第1の実施形態のソ
ケット2の構成と同様に、ウェッジベースバルブのベー
ス部が挿入可能な形状とされ、また前記両コンタクト電
極45は挿入されるウェッジベースバルブの電極が接触
可能な構成とされている。なお、前記開口部44内には
前記第1の実施形態と同様に抜け止め用の係合片やガイ
ド溝等が形成されているが図示及び説明は省略する。さ
らに、前記開口部44に隣接する前記灯具ボディ41の
一部には矩形容器状をしたコネクタハウジング46が一
体に形成されており、このコネクタハウジング46内に
は前記両コンタクト電極45の一部がそれぞれ延長配置
され、コネクタ端子47として構成されている。ここで
は、前記コネクタ端子47はコンタクト電極45を構成
している金属板の延長された部分が二重に重なるように
曲げ加工して機械的な強度を高めており、車載電源に接
続された図外の電源コネクタが嵌入されたときに、当該
電源コネクタに対して電気接続が行われるようにされて
いる。 【0019】この実施形態では、フック43aとフック
穴41aとの係合を解除してレンズ43を灯具ボディ4
1から外し、露呈された開口部44に対してLEDアッ
シー1を装着することが可能である。この開口部44に
はウェッジベースバルブが装着されている場合には、当
該ウェッジベースバルブを取り外して代わりにLEDア
ッシー1を装着する。LEDアッシー1は前記実施形態
と同じであり、例えば絶縁ベース11の挿入部11aを
開口部44に挿入することで、当該挿入部11aに形成
されている一対の金属薄板13a,13bがそれぞれコ
ンタクト電極45に接触して電気接続され、LEDアッ
シー1に搭載されているLED15に電気接続される。
また、その一方でコネクタハウジング46内に図外の電
源コネクタを嵌入することにより、コネクタ端子47が
電源コネクタに電気接続され、コネクタ端子と一体のコ
ンタクト電極45に車載電源からの電力が供給される。
これにより、LED15は車載電源によって発光され、
発光された光はリフレクタ42により反射され、さらに
はレンズ43を透して外部に出射されることになる。 【0020】以上のように、この実施形態の灯具におい
ても、既存のウェッジベースバルブを光源としている各
種の灯具に対し、ウェッジベースバルブに代えてLED
アッシーをソケット本体に挿入するだけでLEDを光源
とする灯具を構成することができる。そのため、灯具自
体の設計変更は不要であり、かつ灯具を支持するための
車両側の支持構造も設計変更する必要がなく、既存の車
両の灯具のLED化が容易に実現できることになる。 【0021】以上の各実施形態では、絶縁ベースに1個
のLEDを搭載する例について説明したが、スペースの
制約を受けない範囲で1つの絶縁膜ベースに複数個のL
EDを搭載することも可能である。複数個のLEDを同
時に発光させることで、発光光量を増大し、ウェッジベ
ースバルブと同程度の光量を確保することが可能にな
る。 【0022】なお、LEDアッシーには正負の極性を対
応させる必要がある。そのため、ソケット本体の開口部
に対するLEDアッシーの挿入方向を特定するためのマ
ークをLEDアッシーとソケット本体に設け、両者のマ
ークが一致するようにLEDアッシーを挿入させるよう
にする。あるいは、LEDアッシーを開口部に挿入する
部分の形状を非対称な形状とし、LEDアッシーを正し
い極性でのみ開口部に挿入可能とするような構成として
もよい。 【0023】なお、前記各実施形態は本発明にかかるL
EDアッシーを、ウェッジベースバルブに代えて使用す
る例を示しているが、LEDアッシーを開口部に挿入す
る部分の形状を適宜に設計することで、一般的な口金電
極に代えてLEDアッシーを使用する構成の灯具を実現
することも可能である。 【0024】 【発明の効果】以上説明したように本発明は、既存の電
球を装着しているソケット本体の開口部に発光素子を搭
載したアッシーを装着可能にし、装着した発光素子アッ
シーに対して電極を供給可能としているので、既存の電
球を光源としている各種の灯具に対し、当該電球に代え
て発光素子アッシーをソケット本体に挿入するだけで発
光素子を光源とする灯具を構成することができ、灯具自
体の設計変更、及び当該灯具を支持するための車両側の
支持構造の設計変更が不要となり、既存の車両用灯具の
発光素子化が容易に実現できる。また、発光素子を絶縁
ベースの一端面に接触した状態でマウントするととも
に、絶縁ベースを電球の発光点と発光素子の発光部の位
置が一致する長さに形成することにより、絶縁ベースに
対する発光素子の発光点を正確に位置決めすることがで
き、電球の発光点に対して正確に位置決めされた発光素
子アッシーを得ることができるとともに、発光素子を絶
縁ベースに搭載する作業が容易になり、低コストに製造
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の灯具の第1の実施形態の部分分解斜視
図である。 【図2】図1のLEDアッシーの平面図と正面図であ
る。 【図3】LEDアッシーをソケットに装着した状態の一
部破断側面図である。 【図4】第1の実施形態の変形例の斜視図である。 【図5】第1の実施形態の更なる変形例の斜視図であ
る。 【図6】第2の実施形態の断面図である。 【符号の説明】 1 LEDアッシー 2 ソケット 3 ウェッジベースバルブ 11 絶縁ベース 12 凹部 13a,13b 金属薄板(電極) 14 電流制御用抵抗 15 LED 17 LEDチップ 21 ソケット本体 22 開口部 25a,25b コンタクト電極 31 ベース部 32a,32b 電極 34 フィラメント

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 電球が挿入可能な開口部を有し、挿入さ
    れた電球の電極に電気接続されるコンタクト電極を備え
    る電球用ソケットを備えた車両用灯具において、前記開
    口部内に電球に代えて挿入され、挿入されたときに前記
    コンタクト電極に電気接続される発光素子アッシーを備
    え、前記発光素子アッシーは、前記電球用ソケットに挿
    入可能に形成された絶縁ベースと、前記絶縁ベースの表
    面に形成され、前記電球用ソケットの開口部に挿入され
    たときに前記コンタクト電極に電気接続される導電薄板
    からなる電極と、前記絶縁ベースの長さ方向の一端面に
    接触した状態でマウントされて前記電極に電気接続され
    る発光素子と、前記電極に電気接続されて前記発光素子
    に電流を印加するための電流制御用素子とを備え、前記
    絶縁ベースは前記発光素子の発光部と前記電球のフィラ
    メント位置が一致する長さに形成されていることを特徴
    とする車両用灯具。
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