JP2003211882A - ファイル装置 - Google Patents

ファイル装置

Info

Publication number
JP2003211882A
JP2003211882A JP2002019104A JP2002019104A JP2003211882A JP 2003211882 A JP2003211882 A JP 2003211882A JP 2002019104 A JP2002019104 A JP 2002019104A JP 2002019104 A JP2002019104 A JP 2002019104A JP 2003211882 A JP2003211882 A JP 2003211882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engaged
file
disc
hook
engaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002019104A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Uno
正敏 宇埜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAGAOKA TRADING KK
Original Assignee
NAGAOKA TRADING KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NAGAOKA TRADING KK filed Critical NAGAOKA TRADING KK
Priority to JP2002019104A priority Critical patent/JP2003211882A/ja
Publication of JP2003211882A publication Critical patent/JP2003211882A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packaging For Recording Disks (AREA)
  • Sheet Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク保持体の取り外しおよび取り付けを
容易にできるファイル装置を提供する。 【解決手段】 ディスク保持体5の基端側に、面ファス
ナのループである係合部9を設ける。カバー体11内の取
付部材21の内側面に、面ファスナのフックである被係合
部24を設ける。取付部材21からディスク保持体5を引く
と、ディスク保持体5を取付部材21から取り外すことが
できる。取付部材21の被係合部24にディスク保持体5の
係合部9を押し付けると、ディスク保持体5を取付部材
21に取り付けることができる。取付部材21に対するディ
スク保持体5の取り外しおよび取り付けを容易にでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンパクト
ディスクなど収容する平板状の被ファイル体をファイル
するファイル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のファイル装置としては、
複数枚のコンパクトディスク(CompactDisk:CD)をファ
イルするものが知られている。そして、このファイル装
置は、複数枚のコンパクトディスクをファイルするとと
もに、出先の音響機器やポータブルプレーヤ、自動車に
搭載された車載形プレーヤなどへの複数枚のコンパクト
ディスクの携帯を容易にする。
【0003】また、このファイル装置は、一枚のコンパ
クトディスクが取り外し可能に収容されるディスク収容
部が一側面に形成された矩形平板状の複数の被ファイル
体を備えている。そして、これら複数の被ファイル体そ
れぞれの一側縁は、これら複数の被ファイル体を重ねた
際に、これら複数の被ファイル体の両側面を覆うファイ
ル体の中間部にリベットなどにより連結固定されてい
る。
【0004】さらに、この種のファイル装置の被ファイ
ル体としては、これら各被ファイル体それぞれの一側縁
にL字状の切欠凹部が形成されている。これら各被フィ
ルタ体の各切欠凹部は、これら複数の被ファイル体の両
側面を覆うファイル体の中間部に取り外し可能に係合さ
れて、いわゆるバインダのように、これら各被フィルタ
体をフィルタ体に取り外し可能に固定させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、複数
の被ファイル体それぞれの一側縁がファイル体の中間部
に連結固定されているファイル装置の場合には、このフ
ァイル装置のファイル体からいずれかの被ファイル体を
取り外すことができない。このため、これら被フィルタ
体のいずれかに収容した一枚のコンパクトディスクのみ
を携帯などする場合には、この一枚のコンパクトディス
クを被ファイル体のディスク収容部から取り出した後、
この一枚のコンパクトディスクを一枚用のファイル装置
やディスクカバーなどに収容させ直さなければならな
い。
【0006】また、各被ファイル体の一側縁にL字状の
切欠凹部を形成したフィルタ装置の場合には、いずれか
の被ファイル体をファイル体から取り外す際に、この被
ファイル体の切欠凹部への係合を解除させなければなら
ないとともに、一旦取り外した被ファイル体を再びファ
イル体に取り付ける際には、この被ファイル体の切欠凹
部をフィルタ体に係合させなければならないから、フィ
ルタ体への被フィルタ体の取り外しおよび取り付けが容
易ではないという問題を有している。
【0007】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、被ファイル体の取り外しおよび取り付けが容易な
ファイル装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のファイル装置
は、面ファスナの互いに係脱可能なフックおよびループ
のいずれか一方である係合部が一側縁に形成された平板
状の複数の被ファイル体と、面ファスナのフックおよび
ループのいずれか他方である被係合部を有したファイル
体とを具備したものである。
【0009】そして、被ファイル体の係合部を面ファス
ナの互いに係合するフックおよびループのいずれか一方
とし、ファイル体の被係合部を面ファスナのフックおよ
びループのいずれか他方としたので、ファイル体の被係
合部に対して被ファイル体を引くことにより、これら被
フィルタ体をファイル体から取り外せ、このファイル体
の被係合部に対して各被ファイル体の係合部を押し付け
ることにより、これら各被ファイル体がフィルタ体に取
り付けられるので、このフィルタ体に対する被ファイル
体の取り外しおよび取り付けが容易になる。
【0010】また、本発明のファイル装置は、面ファス
ナの互いに係脱可能なフックおよびループのいずれかで
ある第1の係合部が一側縁の一側面に形成され、面ファ
スナのフックおよびループのいずれかである第1の被係
合部が一側縁の他側面に形成された平板状の被ファイル
体を複数具備したものである。
【0011】そして、いずれかの被ファイル体の第1の
係合部および第1の被係合部に、いずれか他の被ファイ
ル体の第1の被係合部および第1の係合部を係合させた
状態で、いずれかの被ファイル体の第1の係合部および
第1の被係合部による係合を解除させた後、この被ファ
イル体の第1の係合部に係合していた第1の被係合部
を、この被ファイル体の第1の被係合部に係合していた
第1の係合部に係合させることにより、この被ファイル
体が取り外せるので、この被ファイル体の取り外しおよ
び取り付けが容易になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のファイル装置の第
1の実施の形態の構成を図1および図2を参照して説明
する。
【0013】図1および図2において、1はファイル装
置で、このファイル装置1は、被収容体としての円板状
のディスク体であるコンパクトディスク(Compact Disk:
CD)2などを複数枚ファイルするものである。ここ
で、これら複数枚の各コンパクトディスク2のそれぞれ
の中心には、円形の取付溝部3が軸方向に向けて開口さ
れている。また、ファイル装置1は、出先の音響機器や
ポータブルプレーヤ、自動車に搭載された車載形プレー
ヤなどへの複数枚のコンパクトディスク2の携帯を容易
にする。
【0014】さらに、このファイル装置1は、一枚のコ
ンパクトディスク2が取り外し可能に収容されるディス
ク収容部4が両側面のそれぞれに形成された略矩形平板
状の複数、例えば6枚の被ファイル体としてのディスク
保持体5を備えている。これら複数のディスク保持体5
のそれぞれは、ある程度硬質な合成樹脂などにより成形
されている。ここで、これら複数のディスク保持体5そ
れぞれのディスク収容部4の中心部には、これら各ディ
スク収容部4にコンパクトディスク2の底面部を面接触
させて収容させた際に、このコンパクトディスク2の取
付溝部3の開口縁に係脱可能に保持する略円筒状の係合
保持部6が設けられている。
【0015】また、各ディスク保持体5の幅方向におけ
る一側縁には、これらディスク保持体5の高さ寸法より
小さい長手寸法を有する細長略矩形平板状の取付片部7
が一体的に形成されている。この取付片部7は、ディス
ク保持体5の高さ方向における中間部に位置し、このデ
ィスク保持体5の厚さ寸法より小さい厚さ寸法を有する
肉薄状に形成されている。さらに、この取付片部7の幅
方向における基端側には、この取付片部7の先端側の厚
さより肉薄に形成され、この取付片部7をディスク保持
体5の一側縁に対して屈曲可能にする肉薄部8が長手方
向に沿って形成されている。
【0016】そして、この肉薄部8より先端側である取
付片部7の一側縁には、面ファスナの互いに係合するフ
ックおよびループの一方であるループにより構成された
細長矩形シート状の係合部9が取り付けられている。こ
の係合部9は、取付片部7の一側縁から両側に亘って長
手方向に沿って取り付けられてU字状に形成されてい
る。
【0017】一方、各ディスク保持体5それぞれは、こ
れら各ディスク保持体5を互いに重ねた状態で、これら
複数のディスク保持体5の両側面を覆って保持するファ
イル体としてのカバー体11に収容される。このカバー体
11は、ディスク保持体5の幅寸法より大きい幅寸法を有
するとともに、このディスク保持体5の高さ寸法より大
きい高さ寸法を有した矩形平板状の一対のカバー片12を
備えている。そして、これらカバー片12の幅方向におけ
る間には、これらカバー片12を一体的に連結させる細長
矩形状の背渡部13が形成されている。この背渡部13は、
各ディスク保持体5を重ね合わせた際の厚さ寸法より若
干大きい幅寸法を有している。さらに、この背渡部13の
内側面における高さ方向の一端部である上端部には、カ
バー体11を持ち運ぶ際の把持部となる環状に形成された
取手部14の両端部が取り付けられている。
【0018】そして、カバー体11の各カバー片12の内側
面の高さ方向における両端縁および幅方向における一側
縁である外側縁のそれぞれから内側に向けて離間した位
置には、互いに係脱可能なファスナ15の一方の係合片16
の外側縁部17が、これら各カバー片12の内側面の高さ方
向における両端縁および幅方向における外側縁に沿って
コ字状に取り付けられている。よって、このファスナ15
に取り付けられた摘み体18を移動させることにより、各
カバー片12の内側面が互いに向かい合った状態で、これ
らカバー片12間が等間隔に離間されて閉塞される。
【0019】さらに、これらカバー片12それぞれの内側
面には、これらカバー片12の高さ方向に亘った袋状の収
容部19が、これらカバー片12の幅方向における基端側に
向けて開口されている。これら収容部19は、互いに向い
合う方向に向けて開口している。また、これら収容部19
には、各ディスク保持体5をカバー体11内に取り外し可
能に取り付けるためのシート状の取付部材21の両側部に
設けられた矩形シート状の一対の収容片部22がそれぞれ
取り外し可能に挿入されて収容されている。これら収容
片部22は、可撓性を有する合成樹脂などにて成形されて
いる。
【0020】そして、これら収容片部22の間には、これ
ら収容片部22より高さ寸法が小さい細長矩形状の連結片
部23が一体的に取り付けられている。この連結片部23
は、カバー体11の背渡部13の幅寸法に略等しい幅寸法を
有しているとともに、この背渡部13の高さ寸法および各
ディスク保持体5の取付片部7の高さ寸法に略等しい高
さ寸法を有している。さらに、この連結片部23の内側面
には、面ファスナの互いに係脱可能なフックおよびルー
プのいずれか他方であるフックにより構成された細長矩
形シート状の被係合部24が形成されている。この被係合
部24は、各ディスク保持体5の係合部9に係脱可能、す
なわち取り外し可能に係合される。また、この被係合部
24の幅方向における両側縁は、連結片部23の両側に位置
する収容片部22の内側面に取り付けられている。
【0021】次に、上記第1の実施の形態の作用を説明
する。
【0022】まず、ファイル装置1を組み立てる場合に
は、取付部材21の各収容片部22をカバー体11の各カバー
片12の収容部19にそれぞれ挿入させて収容させる。
【0023】この後、各ディスク保持体5を互いに重ね
合わせた状態で、これら各ディスク保持体5それぞれの
係合部9を取付部材21の被係合部24に高さ方向に沿わせ
て係合させる。
【0024】そして、カバー体11のファスナ15の摘み体
18を移動させて、このファスナ15にてカバー体11のカバ
ー片12間を閉塞する。
【0025】次いで、ファイル装置1のいずれかのディ
スク保持体5のディスク収容部4にコンパクトディスク
2を収容させる場合には、まず、カバー体11のファスナ
15の摘み体18を移動させて、このカバー体11のカバー片
12間の閉塞を開放させた後、これらカバー片12間を回動
させて開く。
【0026】この後、このカバー体11内の取付部材21の
被係合部24に係合部9が係合されたディスク保持体5を
順次捲って、所望するディスク保持体5のいずれかのデ
ィスク収容部4を開く。
【0027】この状態で、このディスク保持体5のディ
スク収容部4にコンパクトディスク2の裏面を面接触さ
せるとともに、このコンパクトディスク2の取付溝部3
にディスク収容部4の係合保持部6を取り外し可能に係
合させる。
【0028】上述したように、上記第1の実施の形態に
よれば、コンパクトディスク2を収容するディスク収容
部4が両側面に形成された各ディスク保持体5の一側縁
に設けた取付片部7に係合部9を設け、この係合部9を
面ファスナの一方であるループとした。さらに、カバー
体11に取り付けられる取付部材21の連結片部23の内側面
に各ディスク保持体5の係合部9が係脱可能な被係合部
24を設け、この被係合部24を面ファスナの他方であるフ
ックとした。
【0029】このため、カバー体11に取り付けられた取
付部材21の被係合部24に対してディスク保持体5を引っ
張ることにより、このディスク保持体5の係合部9によ
る取付部材21の被係合部24への係合を取り付け可能に取
り外すことができる。また、一旦取り外したこのディス
ク保持体5の係合部9を取付部材21の被係合部24に押し
付けることにより、この被係合部24にディスク保持体5
の係合部9を取り外し可能に係合させることができる。
【0030】よって、各ディスク保持体5の係合部9が
取付部材21の被係合部24に対して容易に係脱できるの
で、この取付部材21が取り付けられたカバー体11に体す
る各ディスク保持体5の取り外しおよび取り付けを容易
にできる。
【0031】さらに、各ディスク保持体5の取付片部7
の両側に亘って係合部9を取り付けたので、図2に示す
ように、取付部材21の被係合部24に対して各ディスク保
持体5を捲った際に、これら各ディスク保持体5の取付
片部7の端部に位置する係合部9による取付部材21の被
係合部24への係合が外れながら、これら各ディスク保持
体5の取付片部7の側面に位置する係合部9が取付部材
21の被係合部24に順次係合していく。
【0032】このため、これら各ディスク保持体5の係
合部9による取付部材21の被係合部24への係合が完全に
外れてしまうことなく、これら各ディスク保持体5を捲
ってこれらディスク保持体5間を順次開くことができる
とともに、互いに対向したディスク収容部4が完全に水
平になるまでこれら各ディスク保持体5を開くことがで
きるので、利用者の使い勝手をより向上できる。
【0033】なお、上記第1の実施の形態では、各ディ
スク保持体5の係合部9を面ファスナのループとし、取
付部材21の被係合部24を面ファスナのフックとしたが、
取付部材21の被係合部24をループとし、各ディスク保持
体5の係合部9をフックとしても、上記第1の実施の形
態と同様の作用効果を奏することができる。
【0034】次に、本発明の第2の実施の形態の構成を
図3を参照して説明する。
【0035】この図3に示すファイル装置1は、基本的
には図1および図2に示すファイル装置1と同様である
が、各ディスク保持体5をシート状にしたものである。
【0036】そして、これら各ディスク保持体5それぞ
れは、例えば透視可能な透明あるいは半透明で可撓性を
有する軟質な樹脂などの材料によって略矩形シート状に
形成された本体部31を備えている。そして、この本体部
31の両側面には、例えば可撓性を有する不織布などにて
矩形シート状に形成された布状部32がそれぞれ取り付け
られている。これら布状部32は、本体部31の高さ寸法に
等しい高さ寸法を有しているとともに、この本体部31の
幅寸法より小さい幅寸法を有している。
【0037】さらに、これら布状部32は、本体部31の幅
方向における先端縁に、幅方向における先端縁を一致さ
せた状態でそれぞれ取り付けられている。また、これら
布状部32は、本体部31の幅方向における先端縁およびこ
の本体部31の高さ方向における上端縁および下端縁のそ
れぞれに対して、幅方向における先端縁および高さ方向
における上端縁および下端縁のそれぞれが熱作用や機械
的作用による溶着あるいは接着などにより固着されてい
る。このため、この布状部32の幅方向における基端縁と
本体部31の両側面との間には、コンパクトディスク2が
収容可能なディスク収容凹部33が形成される。
【0038】さらに、各ディスク保持体5の本体部31の
幅方向における基端縁には、面ファスナの互いに係合す
るフックおよびループの一方であるループにより構成さ
れた細長矩形シート状の係合部9が取り付けられてい
る。この係合部9は、本体部31の幅方向における基端縁
からこの本体部31の両側に亘って長手方向に沿って取り
付けられてU字状に形成されている。
【0039】したがって、取付部材21の被係合部24に対
してディスク保持体5を引っ張ることにより、このディ
スク保持体5を取り外すことができ、一旦取り外したデ
ィスク保持体5の係合部9を取付部材21の被係合部24に
押し付けることにより、このディスク保持体5の係合部
9を取付部材21の被係合部24に係合させることができる
ので、図1および図2に示すファイル装置1と同様の作
用効果を奏することができる。
【0040】さらに、各ディスク保持体5自体が可撓性
を有するので、これら各ディスク保持体5自体を湾曲あ
るいは屈曲させることができるから、これら各ディスク
保持体5を取付部材21の被係合部24に対して順次捲る作
業がより容易になるので、利用者の使い勝手をより向上
できる。
【0041】なお、上記第2の実施の形態では、各ディ
スク保持体5の係合部9を面ファスナのループとした
が、取付部材21の被係合部24をループとし、各ディスク
保持体5の係合部9を面ファスナのフックとしても、上
記第2の実施の形態と同様の作用効果を奏することがで
きる。
【0042】次に、本発明の第3の実施の形態の構成を
図4および図5を参照して説明する。
【0043】この図4および図5に示すファイル装置1
は、基本的には図3に示すファイル装置1と同様である
が、各ディスク保持体5の本体部31の厚さ方向における
一主面側の係合部9を第1の係合部としての面ファスナ
のフック41とし、この本体部31の厚さ方向における他主
面側の係合部9を第1の被係合部としての面ファスナの
ループ42としたものである。
【0044】さらに、取付部材21の被係合部24は、この
被係合部24の幅方向における中心部より一側である左側
が第2の被係合部としての面フィルタのループ43であ
り、この被係合部24の幅方向における中心部より他側で
ある右側が第2の係合部としての面フィルタのフック44
である。これらループ43およびフック44は、被係合部24
の高さ方向に沿って形成されている。
【0045】したがって、互いの係合部9のフック41と
ループ42とを係合させて重ねた各ディスク保持体5の両
側に位置するフック41およびループ42を取付部材21の被
係合部24のループ43およびフック44のそれぞれに係合さ
せた状態で、これら各ディスク保持体5におけるいずれ
か一つのディスク保持体5を引っ張って、このディスク
保持体5の係合部9のフック41およびループ42による係
合を剥がして解除させることにより、このディスク保持
体5を取り外すことができる。
【0046】また、いずれかのディスク保持体5の係合
部9のループ42とこのループ42に係合したディスク保持
体5の係合部9のフック41とによる係合を剥がして解除
させた後、これらディスク保持体5間に一旦取り外した
ディスク保持体5を挿入し、このディスク保持体5の係
合部のフック41およびループ42を互いに向うディスク保
持体5の係合部9のループ42およびフック41のそれぞれ
に押し付けて係合させることにより、一旦取り外したデ
ィスク保持体5をディスク保持体5間に取り付けること
ができるので、上記第2の実施の形態と同様の作用効果
を奏することができる。
【0047】さらに、各ディスク保持体5の係合部9の
フック41およびループ42を互いに押し付けて係合させる
ことにより、これら各ディスク保持体5の係合部9を取
付部材21の被係合部24に係合させることなく、これら各
ディスク保持体5のディスク収容凹部33に収容させたコ
ンパクトディスク2をファイルできる。
【0048】次に、本発明の第4の実施の形態の構成を
図6および図7を参照して説明する。
【0049】この図6および図7に示すファイル装置1
は、基本的には図4および図5に示すファイル装置1と
同様であるが、各ディスク保持体5の本体部31の幅方向
における基端縁近傍の両側面の一部のみに、この本体部
31の高さ寸法より小さい高さ寸法を有する矩形シート状
の係合部9を設けたものである。
【0050】そして、各ディスク保持体5の本体部31の
厚さ方向における一主面側の係合部9は、この本体部31
の高さ方向における中心部から等間隔離間した位置にそ
れぞれ取り付けられており、面ファスナのフック41にて
構成されている。また、各ディスク保持体5の本体部31
の厚さ方向における他主面側の係合部9は、一主面側に
取り付けた係合部9に対応した位置にそれぞれ取り付け
られており、面フックのループ42にて構成されている。
【0051】したがって、各ディスク保持体5を重ね合
わせることにより、互いに面接触するディスク保持体5
の係合部9におけるフック41とループ42とが取り外し可
能に係合するので、上記第3の実施の形態と同様の作用
効果を奏することができる。
【0052】さらに、各ディスク保持体5の本体部31の
幅方向における基端側の高さ方向における一部のみに係
合部9を設けたため、この係合部9を本体部31の高さ方
向に亘って設ける場合に比べ、係合部9自体の面積が小
さくなる。このため、この係合部9を構成するフック41
およびループ42を有する面ファスナの使用量が少なくな
るので、ディスク保持体5の製造性を材料面から向上さ
せることができる。
【0053】なお、上記第3および第4の実施の形態で
は、各ディスク保持体5の本体部31における一主面側の
係合部9をフック41とし、他主面側の係合部9をループ
42としたが、各ディスク保持体5の係合部9を互いに重
ね合わせて係合させることができれば、係合部9の一主
面側および他主面側のそれぞれをループとしたディスク
保持体5と、係合部9の一主面側および他主面側のそれ
ぞれをループとしたディスク保持体5と構成し、これら
各ディスク保持体5の係合部9を互いに係合させてもよ
い。また、取付部材21の被係合部24の左側をループ43と
し、この被係合部24の右側をフック44としたが、この被
係合部24のいずれかの位置に、重ねた複数のディスク保
持体5の両側に位置する係合部9を係合できれば、いず
れの構成であってもよい。
【0054】そして、上記各実施の形態では、コンパク
トディスク2を収容するディスク保持体5について説明
したが、このコンパクトディスク以外のレーザディスク
(Laser Disc Read Memory:LD)、ミニディスク(Mini D
isc:MD)、フレキシブルディスク(Flexible Disk:F
D)あるいは光磁気ディスク(Magneto-Optical Disc:M
O)などをディスク保持体5にて収容させてもよい。
【0055】また、このディスク保持体5を、基端側に
係合部9が形成されたノートなどとしても、ファイル装
置1をシステム手帳などとして利用することができる。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、ファイル体の被係合部
からの被ファイル体の引きで、この被フィルタ体をファ
イル体から取り外せ、このファイル体の被係合部への被
ファイル体の係合部の押しで、この被ファイル体がフィ
ルタ体に取り付けられるので、このフィルタ体への被フ
ァイル体の取り外しおよび取り付けを容易にできる。
【0057】また、本発明によれば、いずれかの被ファ
イル体の第1の係合部および第1の被係合部による係合
を解除させた後、この被ファイル体の第1の係合部に係
合していた第1の被係合部を、この被ファイル体の第1
の被係合部に係合していた第1の係合部に係合させれ
ば、この被ファイル体が取り外せるので、この被ファイ
ル体の取り外しおよび取り付けを容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファイル装置の第1の実施の形態を示
す分解斜視図である。
【図2】同上ファイル装置の一部を示す動作説明図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態のファイル装置の一
部を示す斜視図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態のファイル装置の一
部を示す分解斜視図である。
【図5】同上ファイル装置を示す斜視図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態のファイル装置の一
部を示す分解斜視図である。
【図7】同上ファイル装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ファイル装置 5 被ファイル体としてのディスク保持体 9 係合部 11 ファイル体としてのカバー体 24 被係合部 41 第1の係合部としてのフック 42 第1の被係合部としてのループ 43 第2の被係合部としてのループ 44 第2の係合部としてのフック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 面ファスナの互いに係脱可能なフックお
    よびループのいずれか一方である係合部が一側縁に形成
    された平板状の複数の被ファイル体と、 前記面ファスナのフックおよびループのいずれか他方で
    ある被係合部を有したファイル体とを具備したことを特
    徴としたファイル装置。
  2. 【請求項2】 被ファイル体の係合部は、この被ファイ
    ル体における一側縁の両側に亘って設けられていること
    を特徴とした請求項1記載のファイル装置。
  3. 【請求項3】 面ファスナの互いに係脱可能なフックお
    よびループのいずれかである第1の係合部が一側縁の一
    側面に形成され、前記面ファスナのフックおよびループ
    のいずれかである第1の被係合部が前記一側縁の他側面
    に形成された平板状の被ファイル体を複数具備したこと
    を特徴としたファイル装置。
  4. 【請求項4】 面ファスナのフックおよびループのいず
    れかであり被ファイル体の第1の係合部に係脱可能な第
    2の被係合部と、前記面ファスナのフックおよびループ
    のいずれかであり被ファイル体の第1の被係合部に係脱
    可能な第2の係合部との少なくともいずれか一方を有し
    たファイル体を具備したことを特徴とした請求項3記載
    のファイル装置。
  5. 【請求項5】 ファイル体は、第2の係合部および第2
    の被係合部のそれぞれを有していることを特徴とした請
    求項4記載のファイル装置。
JP2002019104A 2002-01-28 2002-01-28 ファイル装置 Pending JP2003211882A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002019104A JP2003211882A (ja) 2002-01-28 2002-01-28 ファイル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002019104A JP2003211882A (ja) 2002-01-28 2002-01-28 ファイル装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003211882A true JP2003211882A (ja) 2003-07-30

Family

ID=27654145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002019104A Pending JP2003211882A (ja) 2002-01-28 2002-01-28 ファイル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003211882A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015003456A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 純二 大政 ファイル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015003456A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 純二 大政 ファイル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5040687A (en) Wall-mounted compact disc display
JPH07125784A (ja) ソフトディスクケース用ホルダー
JPH0889379A (ja) ディスクカートリッジ保持装置及びその連結方法
US7328790B2 (en) Book with CD holder
JP2003211882A (ja) ファイル装置
KR20010021508A (ko) 오디오 매체 및/또는 디스크 형상의 데이터 매체 보관을위한 장치
US5913419A (en) Combination of a support for a disc-shaped recording medium and a holder for the support
JPH02139379A (ja) ディスク収納ケース
JP2794163B2 (ja) コンパクトディスクホルダー
JP2508061Y2 (ja) コンパクトディスクケ―ス保持具
JP2004010173A (ja) コンパクトディスク収納トレイ
KR200198599Y1 (ko) 콤팩트 디스크용 수납철
JP2535409Y2 (ja) ディスク収納ケ−ス
JPH0643028Y2 (ja) コンパクトディスクケース保持具
JP2534387Y2 (ja) フロッピーディスク収納体
JP2005297542A (ja) Cd・dvd・写真等を収納するアルバム、及びこれを収納するボックスケース
JPH0348779Y2 (ja)
JP2003237869A (ja) ディスク状記録媒体の収納ケース
JP3915469B2 (ja) ディスク収納体
JP3013288U (ja) 記録物収納ケース
EP1122732A1 (en) Container for a flat information carrier and storage rack comprising three or more of such containers
JP3001141U (ja) 録音録画部材の整列装置
JP3057774U (ja) ディスク状記録媒体用ケース
JP3069263U (ja) コンパクトディスク付写真アルバム
JPH11139481A (ja) 記録用ディスク用ホルダーおよびその製造方法