JP2003211113A - 埋設廃棄物の充填材と製造方法及びその施工方法 - Google Patents
埋設廃棄物の充填材と製造方法及びその施工方法Info
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Abstract
能を当初から確立すると共に長期に亘って維持できる充
填材を容易に施工できる埋設廃棄物の充填材と製造方法
及びその施工方法を提供する。 【解決手段】 本発明による埋設廃棄物の充填材と製造
方法及びその施工方法は、粉末ベントナイト1を所定の
水2と混練3してベントナイト・スラリー4を練成し、
ベントナイト・スラリー4をベントナイト高密度固状体
5と混練6してベントナイト・コンクリート7を練成す
ることを特徴としており、流し込み打設8ができる流動
性ベントナイト・コンクリートを練成することで、遮水
性能や放射性核種遅延性能等のバリア機能を当初から確
立しながら、長期に亘ってこれを維持している。
Description
材と製造方法及びその施工方法に関し、特に、施工が容
易で、遮水性能や放射性核種遅延性能等のバリア機能を
当初から長期に亘って維持できる埋設廃棄物の充填材と
製造方法及びその施工方法に関する。
の発展における結果としての産業廃棄物や一般廃棄物を
埋立するための廃棄物処分施設の設置、さらには、原子
力発電における高、低レベルの放射性廃棄物に関する数
百年に及ぶ廃棄処置を社会生活に障害を与えることなく
如何に処理するかである。
処分施設では、産業廃棄物が人間の生活環境に影響を与
えないようにするために、そこからの漏出汚水が地下に
浸透することで環境汚染を引き起こさないように処置す
ることが義務付けられており、地下に埋設するために、
図12(a)に示すような貯蔵施設が計画されている。
する躯体として、廃棄物格納用躯体21が計画されてお
り、廃棄物格納用躯体21と周辺地盤22との間に地下
水を透過し難い粘土系の充填材23を設置することが考
えられている。
格納用躯体21の内部に侵入するのを大きく遅らせる、
或いは廃棄物中の有毒物質が地下水によって漏出するこ
とを防止するために、廃棄物格納用躯体21の全周を十
分な厚さで取り囲む形態に設置され、その際には、廃棄
物格納用躯体21の底部にも粘土系の充填材が敷設され
ることになる。
廃棄物に関しては、これらの低レベル放射性廃棄物が人
間の生活環境に影響を与えないようにするために、図1
2(b)に示すように、低レベルの放射性廃棄物24を
放射性廃棄物格納用躯体25に貯蔵して、地下空洞26
に埋設する施設が計画されている。
性廃棄物を格納する放射性廃棄物格納用躯体25と周辺
地盤27との間に地下水を透過しにくい粘土系の充填材
28を設置することが考えられている。
廃棄物格納用躯体25の内部に侵入するのを大きく遅ら
せる、或いは放射性廃棄物24の中の有毒物質や放射性
核種が浸入してきた地下水中に溶出することで施設外に
漏出するのを抑止するために、図示のように放射性廃棄
物格納用躯体25の全周を十分な厚さで取り囲む形態で
設置され、その際には、放射性廃棄物格納用躯体5の底
部にも粘土系の充填材28が敷設されることになる。
活環境から安全に隔離するためには、高レベル放射性廃
棄物を図12(c)に示すように堅固な金属容器に収納
した廃棄体パッケージ29を、地下数百mの以深に掘削
された地下坑道30に縦向きに埋設処分する高レベル放
射性廃棄物処分施設も計画されており、このような処分
施設でも、廃棄体パッケージ29と地下坑道30の隙間
に粘土系の充填材31を設置することが考えられてい
る。
廃棄体パッケージ29ヘの接触を抑制すること、廃棄体
パッケージ29から放射性核種が浸入してきた地下水中
に溶出することによって施設外へ漏出すること等を抑止
するために、図示のように廃棄体パッケージ29の全周
を十分な厚さで取り囲む形態に設置され、その際には、
廃棄体パツケージ29の底部にも粘土系の充填材31が
敷設される。
廃棄物の処分施設においては、千年や万年単位の長期間
に亘って、施設が所要のバリア機能を有していることが
重要とされており、廃棄物格納用躯体や廃棄体パツケー
ジ周囲に設置される粘土系充填材には、長期に亘って遮
水性能や放射性核種遅延性能などのバリア機能を維持で
きることが必要とされている。
性廃棄物格納用躯体25、或いは廃棄体パッケージ29
の周辺に充填される粘土系充填材23、28、31とし
ては、ベントナイトに砂あるいは砂礫などの骨材を混合
して、1.3〜2.2Mg/m3程度の密度に締固めた
充填材を使うことが考えられている。
く小さいので地下水が廃棄体に接触する量を抑制できる
し、移流現象による放射性核種の漏出も抑制できる。
又、廃棄体容器が長期間の腐食によって体積膨張する場
合を想定しても、ベントナイト系充填材が力学的な緩衝
効果を発揮すると考えられている。
充填材の場合に、現場施工によって乾燥密度1.3Mg
/m3以上のベントナイト系充填材として構築すること
は困難であると言われている。
現場施工によって乾燥密度1.6Mg/m3以上のベン
トナイト系充填材を構築することも困難であると言われ
ている。
のベントナイト系充填材の場合には、現場施工によって
乾燥密度1.3Mg/m3以上のベントナイト系充填材
を構築することや、骨材配合率20%の充填材では、乾
燥密度1.6Mg/m3以上のベントナイト系充填材を
構築するためには、事前に機械成型加工によらなければ
ならないとされていた。
は、図13に示すように堅固な金属容器に収納した廃棄
体パッケージ29を、地下数百mの以深に掘削された地
下坑道30の処分孔32に縦向きに埋設処分する処分施
設では、廃棄体パッケージ29と処分孔32との隙間3
3にブロック状に加工された粘土系の充填材31を設置
することが考えられている。
方法では、図14に示すように外側の岩盤との間に少な
くとも40mmの間隙を必要とし、内側の廃棄体パッケ
ージ29との間に10mmの間隙を設けることを余儀な
くされている。
ベントナイト系充填材31を積み重ねて構築する場合に
は、施工時に生じるブロック31とプロック31の間の
隙間が水みちとなることの危倶が伴っており、廃棄体パ
ッケージ29とブロック31との隙間34やブロック3
1と処分孔32との間に存在する間隙33に隙間充填材
35を設置することが必須になっている。
用を有していることによって長期間を経ると当該隙間は
シールされることから、最終的には水みちとなる危倶は
無くなるとも考えられているが、本質的には、施工直後
から隙間のないベントナイト系充填材を構築できること
が望ましいことは当然のことである。
ベントナイト系充填材を積み重ねることで充填構造を構
築することは、能率の良い施工が困難であった。
に鑑みて提案するものであり、遮水性能や放射性核種遅
延性能等のバリア機能を当初から確立すると共に長期に
亘って維持できる充填材を容易に施工できる埋設廃棄物
の充填材と製造方法及びその施工方法を提供している。
ある埋設廃棄物の充填材は、埋設廃棄物の格納用躯体と
埋設処分孔との間に充填される埋設廃棄物の充填材にお
いて、ベントナイト中にベントナイト高密度固状体を混
合してベントナイト・コンクリートに構成することを特
徴としており、遮水性能や放射性核種遅延性能等のバリ
ア機能を当初から確立しながら、長期に亘ってこれを維
持している。
充填材は、請求項1に記載の埋設廃棄物の充填材におい
て、エタノール又はメタノール等の親水性有機系液剤を
水と共にベントナイト中に混合してベントナイト・コン
クリートに構成することを特徴としており、上記機能に
加えて、高濃度のベントナイト・コンクリートを練成し
ている。
充填材は、請求項1又は2に記載の埋設廃棄物の充填材
において、骨材をベントナイト高密度固状体と共にベン
トナイト中に混合してベントナイト・コンクリートに構
成することを特徴としており、上記機能に加えて、バリ
ア機能や強度を強化している。
方法は、請求項1乃至3のいずれかに記載する充填材の
製造方法であって、粉末ベントナイトを所定の水と混練
してベントナイト・スラリーを練成し、ベントナイト・
スラリーをベントナイト高密度固状体と混練してベント
ナイト・コンクリートを練成することを特徴としてお
り、流動性のベントナイト・コンクリートを練成するこ
とで遮水性能や放射性核種遅延性能等のバリア機能を当
初から確立しながら、長期に亘ってこれを維持してい
る。
方法は、請求項4に記載の充填材の製造方法において、
エタノール又はメタノール等の親水性有機系液剤を水と
共にベントナイト中に混合することを特徴としており、
上記機能に加えて、高濃度のベントナイト・コンクリー
トを練成している。
方法は、請求項4又は5に記載の充填材の製造方法にお
いて、骨材をベントナイト高密度固状体と共に混練する
ことを特徴としており、上記機能に加えて、バリア機能
や強度を強化している。
方法は、請求項1乃至3のいずれかに記載する充填材の
製造方法であって、粉末ベントナイトとベントナイト高
密度固状体とを所定の水と混練してベントナイト・コン
クリートを練成することを特徴としており、ベントナイ
ト・コンクリートの製造効率を向上させている。
方法は、請求項7に記載の充填材の製造方法において、
骨材を粉末ベントナイトとベントナイト高密度固状体と
共に混練することを特徴としており、上記機能に加え
て、製造効率をさらに向上させている。
方法は、請求項7又は8に記載の充填材の製造方法にお
いて、エタノール又はメタノール等の親水性有機系液剤
を水と共にベントナイト中に混合することを特徴として
おり、上記機能に加えて、高濃度のベントナイト・コン
クリートを練成している。
工方法は、請求項4乃至9のいずれかに記載する充填材
の製造方法で練成されたベントナイト・コンクリートを
埋設廃棄物の格納用躯体と埋設処分孔の間に流し込みな
がら充填しており、隙間のない充填材を効率良く設置す
ることで遮水性能や放射性核種遅延性能等のバリア機能
を当初から確立しながら、長期に亘ってこれを維持して
いる。
工方法は、請求項4乃至9のいずれかに記載する充填材
の製造方法で練成されるベントナイトスラリーとベント
ナイト高密度固状体とを充填する直前に混練させてベン
トナイト・コンクリートとして構成しており、ベントナ
イト・コンクリートを充填する取扱操作を容易にして隙
間のない充填材を効率良く設置して遮水性能や放射性核
種遅延性能等のバリア機能を当初から確立しながら、長
期に亘ってこれを維持している。
トナイトを所定の水と混練してベントナイト・スラリー
を練成し、しかる後にベントナイト・スラリーをベント
ナイト高密度固状体と混練してベントナイト・コンクリ
ートを練成する製造方法で構成している。以下に、本発
明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
造方法の工程を示しており、ベントナイト系充填材を粘
性流体状に混練することで流体として打設できるもので
あり、通常のセメントコンクリートと同様の施工方法で
ある一般的なポンプ打設法や流し込み打設法を採用する
ことを可能にしている。
部材を積み重ねる構築方法と違って、隙間の発生がな
い。又、流体として打設できることからセメントコンク
リートの打設と同程度の施工効率で構築することができ
る。
1に水2を注入しながら、これを混練3することでベン
トナイトスラリー4を練成している。
度の大きな粒状のベントナイト固状体5を追加して混練
6しており、ベントナイトと水を主成分とする複合粘性
流体のベントナイト・コンクリート7を練成している。
設廃棄物の格納用躯体と埋設処分孔との隙間に流し込み
法あるいはポンプ打設法によって流体として満遍無くか
つ効率良く打設8できるものである。
が、複数回に小分けすることも任意である。
にあって複合粘性流体の状態にあるが、所定の打設後に
は、所望のベントナイト系充填材として平質化するもの
であるが、これらの平質化形態は、以下のように説明で
きる。
モンモリロナイトは、本来的に粘土鉱物特有の膨潤特性
を有しているので、水を吸収して体積膨張する性質を有
しているが、一方において、ベントナイトは、透水性の
著しく小さい充填材でもある。
ントナイトの乾燦密度と透水係数の関係を整理したグラ
フで確認できる。グラフが提示するように、乾燥密度が
約1.8〜2.0Mg/m3のベントナイトの透水係数
は1×10-13m/s程度であり、非常に小さいことか
ら、混練直後では粗粒のベントナイトには水は浸入しな
い。
水の中に分散してベントナイト・スラリーを形成するこ
とになり、ベントナイト・スラリーの中には、粗粒のベ
ントナイト固状体が浮遊している状態の流体として挙動
することになる。
すように、高密度粗粒状態のベントナイト固状体は、図
3(a)においてベントナイト・スラリー中の水をゆっ
くりと吸収することになり、図3(b)のようにベント
ナイト固状体5は膨潤する。
は、ベントナイト固状体5が膨潤作用によって含水比を
増大させると共に、逆にベントナイト・スラリーの含水
比は低下してくることになり、やがては、ベントナイ・
スラリーの粘度が激増して流体としては挙動できない状
態になってベントナイトは均質化する。
けるベントナイ・スラリーは、その含水比関係が、ベン
トナイト固状体の含水比とベントナイトの含水比とを同
等になるように進展し、ついには、均質な含水比と乾燥
密度を有するベントナイト系充填材を形成することにな
る。
は、ベントナイト中にベントナイト高密度固状体を混合
してベントナイト・コンクリートに構成しており、遮水
性能や放射性核種遅延性能等のバリア機能を当初から確
立しながら、長期に亘ってこれを維持している。
施例について上記の形態を確認する。
販されているもので、平均粒径は30μm程度である。
この粉末ベントナイトに、水を含水比が700%以上に
なるように配合して混練してベントナイト・スラリーを
作っている。練成したベントナイト・スラリーの湿潤密
度は、約1.09Mg/m3であって、乾燥時の密度
は、約0.13Mg/m3である。
ーの粘度は、100〜3000mPa・sであり、ポン
プ打設が可能な低粘性の充填材である。
粒径が2mm〜数10mmのベントナイト固状体を追加
混入して混練してベントナイト・コンクリートを練成し
ているが、練成されたベントナイト固状体は、吸水する
傾向を有しているが、透水係数は1×10-10m/sよ
りもはるかに小さいものであり、短時間では吸水するこ
とがない。
であるベントナイト100%の粒状固状体を、ベントナ
イト・スラリー中に体積比、スラリー:固状体=0.
3:0.7の比率で混練すると、ベントナイト固状体
は、短時間では水に溶けないことからベントナイト・ス
ラリー中に漂う状態になり、混練された充填材全体とし
ては、流体として振る舞うことになる。このような状態
は、セメントコンクリートにおける粗骨材・細骨材とセ
メントミルクとの混練状態に類似した状態であり、ベン
トナイ.ト・コンクリートは、流体打設が可能である。
直後において含水比700〜800%のスラリー部と含
水比10%程度のベントナイト固状体部に分かれている
が、ベントナイト固状体は、やがては吸水して含水比が
増加するものであり、これに従って周囲のスラリー部は
逆に水を奪われることによって含水比が低下するので、
最終的にはベントナイトと水との組成比は全体的に均質
になって、含水比が100%以下の均質なベントナイト
系充填材になる。
除された場合を想定すると、計算上の乾燥密度は、
(2.3×0.7+0.13×0.3)÷1=1.65
Mg/m 3程度であり、湿潤密度は2.04Mg/m3程
度(含水比、24%程度)になるものであり、混練直後で
は流体であったベントナイト系充填材は、やがては固体
として固まるものである。
3程度でベントナイト100%の粒状固状体を、ベント
ナイト・スラリー中に体積比で、スラリー:固状体=
0.3:0.7の比率にして混練すると、空気が全く排
除されたと想定して計算すると、(2.0×0.7+
0.13×0.3)÷1=1.44Mg/m3程度の乾
燥密度であり、湿潤密度は1.91Mg/m3程度(含水
比、32%程度)になり、混練直後では流体であったベ
ントナイト系充填材は、やがては固体として固まるもの
である。図4は、本発明による充填材を構成する製造方
法の他の工程を示しており、本実施の形態におけるベン
トナイト系充填材も粘性流体状に混練する形態を変えな
がら流体として打設できるものである。
1に、水100%でなくエタノール又はメタノール等の
親水性有機系液剤との混合液9を注入しながら、これを
混練3することでベントナイトスラリー10を練成して
いる。
密度の大きな粒状のベントナイト高密度固状体5を追加
して混練6しており、ベントナイトと水を主成分とする
複合粘性流体のベントナイト・コンクリート11を練成
している。
埋設廃棄物の格納用躯体と埋設処分孔との隙間に流し込
み法あるいはポンプ打設法によって流体として満遍無く
かつ効率良く打設8できるものである。
が、複数回に小分けすることも任意である。
ントナイトスラリーを練成するために、水とエタノール
又はメタノール等の親水性有機系液剤との混合液を粉末
状のベントナイト1に注入しているが、所定の打設後に
所望のベントナイト系充填材として平質化する形態は、
エタノールにおける例を実施の形態として、以下のよう
に説明できる。
分を占めているモンモリロナイトの結晶構造中に吸収さ
れても、その物性に変化を生じ難い点が水と異なってお
り、エタノールの吸収によって発生するベントナイト固
状体の膨潤状態は緩慢である。このために、水のみで混
練した上記実施の形態と比較して、より高濃度のベント
ナイト・スラリーに混成することができる。
水の中に分散してベントナイト・スラリーを形成するこ
とになり、ベントナイト・スラリーの中には、粗粒のベ
ントナイト固状体が長時間に亘って浮遊する状態にある
流体として挙動することになる。
ル=100:60:32に配合することで混練したべン
トナイト・スラリーの湿潤密度は、約1.41Mg/m
3であって、乾燥時の密度は、約0.71Mg/m3であ
り、ベントナイト・スラリーの粘度は、1500〜40
00mP・sであることからポンプ打設が可能な低粘性
充填材を構成している。
度状態にある粒径が2mm〜数10mmのベントナイト
固状体を追加混入して混練したベントナイト・コンクリ
ートは、吸水する傾向を有しているものの、透水係数は
1×10-10m/sよりもはるかに小さいので短時間で
は吸水しないものである。
合液を使って製造されたベントナイト・コンクリート1
1は、図5に示すように流動状態から時間経過に従って
均質化されることになる。
イトの結晶構造の中に吸収されても物性の変化が生じ難
い特性を有しているので、混練直後では粗粒のベントナ
イトには液相状態のエタノールは浸入しない。従って、
高密度のベントナイト固状体5は、図5(a)に示すよ
うにベントナイト・スラリーの液層中に分散して行く
が、時間を経ても水のみの場合と異なって高濃度のベン
トナイト・スラリーを構成している。
て、図5(b)のように粗粒のベントナイト固状体に液
相のエタノールが浸透して行き、ベントナイト固状体が
液相中に分散していくので、ベントナイト・スラリーの
液固比は逆に低下してくる。
とベントナイト固状体の液固比とが同等になるに連れて
べントナイトの粘度が激増して行き、エタノール・ベン
トナイト・スラリーは、もはや流体として挙動しないよ
うになり、この時点でのエタノール・ベントナイト・ス
ラリーは、粘性の大きなベントナイト系充填材になる。
ート11が、埋設廃棄物の格納用躯体と埋設処分孔との
隙間に打設された状態になって時間が経過すると、地下
水12が、図5(c)が示すようにベントナイト系充填
材に浸透することになり、エタノールは地下水中に移流
拡散して行くことでベントナイト系充填材は、最終的に
ベントナイトと水の組成のみになり、含水比も均質化し
て固化することになる。
は、上記発明による埋設廃棄物の充填材において、エタ
ノール又はメタノール等の親水性有機系液剤を水と共に
ベントナイト中に混合してベントナイト・コンクリート
に構成することを特徴としており、上記発明による埋設
廃棄物の充填材における機能に加えて、高濃度のベント
ナイト・コンクリートを練成している。
施例について上記の形態を確認する。
のベントナイト100%である粒状固状体を、ベントナ
イト・スラリー中に体積比で、ベントナイト・スラリ
ー:ベントナイト固状体=0.3:0.7の比率で混練
すると、ベントナイト固状体は短時間では水とエタノー
ルに溶けないので、ベントナイト・スラリー中に漂う状
態になり、混練された充填材全体としては流体として振
る舞う。ちょうどセメントコンクリートにおける粗骨材
・細骨材とセメントミルクとの混練状態に類似した状態
であることから、このベントナイト・コンクリートは、
流体打設が可能である。
直後において固液比100〜300%のエタノール・ベ
ントナイト・スラリー部と含水比10%程度の高密度固
状体部に分かれているが、ベントナイト高密度固状体
は、やがては吸水して含水比が増加し、周囲のスラリー
部は逆に水とエタノールを奪われることによって含水比
が低下すると共に、エタノールは上述のように地下水中
に移流拡散して行くので、最終的には、べントナイトと
水との組成比は全体に均質になり、含水比が100%以
下の均質なベントナイト系充填材になる。
場合を想定すると、計算上は、(2.3×0.7+0.
71×0.3)÷1=1.82Mg/m3程度の乾燥密
度であり、湿潤密度は2.15Mg/m3程度である。
直後では流体であったものが、やがては固体として固ま
るものである。
のベントナイト100%の粒状状態であるベントナイト
高密度固状体は、エタノール・ベントナイト・スラリー
中に体積比で、スラリー:固状体=0.3:0.7の比
率で混練すると、空気が全く排除された場合において、
計算上は、(2.0×0.7+0.71×0.3)÷1
=1.61Mg/m3程度の乾燥密度であり、湿潤密度
は2.01Mg/m3程度である。このようなベントナ
イト系充填材は、混練直後では流体であったものが、や
がては固体として固まるものである。
造方法の他の工程を示しており、本実施の形態における
ベントナイト系充填材も粘性流体状に混練する形態を変
えながら流体として打設できるものである。
1に、水2もしくは水と親水性有機系液剤との混合液9
を注入しながら、これを混練3することでベントナイト
スラリー4もしくは10を練成している。
くは10に、密度の大きな粒状のベントナイト固状体5
と骨材とを予め混合した状態の粗粒材13を追加して混
練6しており、ベントナイトと水を主成分とする複合粘
性流体のベントナイト・コンクリート14もしくはベン
トナイトと水及びエタノールを主成分にする複合粘性流
体のベントナイト・コンクリート14’を練成してい
る。
4’は、埋設廃棄物の格納用躯体と埋設処分孔との隙間
に流し込み法あるいはポンプ打設法によって流体として
満遍無くかつ効率良く打設8できるものである。
が、複数回に小分けすることも任意である。
は、上述した各埋設廃棄物の充填材において、骨材をベ
ントナイト高密度固状体と共にベントナイト中に混合し
てベントナイト・コンクリートに構成することを特徴と
しており、上記機能に加えて、バリア機能や強度を強化
している。
施例について上記の形態を確認する。
下に存在するベントナイト層を粉砕して粒径を調整した
もので市販されている。従って、粉末状のベントナイト
は、原鉱を粗粒状態に粉砕することで粒径を10μm〜
数10mmの範囲に混在させた粒径が異なっている粒状
体にすることが可能である。表1に示す例は、原鉱を5
mm以下に粉砕した場合の粒径分布の例である。
は、このような粒径分布の充填材に水を加えて混練して
いるので、粒径の小さいべントナイトは、水中に分散し
てベントナイト・スラリーになっていくが、粒径の大き
いベントナイトには水が浸透するまでに長時間を要する
ことから暫くの間は、ベントナイト・スラリー中に粒径
の大きいベントナイト固状体が浮遊している状態にな
る。
リーの含水比の方が大きいので、粘性の小さい液体とし
て挙動することになり、練成されたベントナイト・コン
クリートは、通常のセメントコンクリートの場合と同様
に流体として打設できるものである。
リートは、乾燥密度が1.4Mg/m3程度になり、粗
粒のべントナイト固状体を乾燥密度が2.3Mg/m3
程度の高密度にすると、ベントナイト・コンクリートの
乾燥密度は1.65Mg/m3程度になる。
造方法の他の工程を示しており、本実施の形態における
ベントナイト系充填材も粘性流体状に混練する形態を変
えながら流体として打設できるものである。
1と高密度で粒状のベントナイト固状体5とが予め混合
された状態にある混合物15に、水2を注入しながら、
これを混練3することでベントナイト・コンクリート1
6を練成しており、粉末状のベントナイト1と高密度で
粒状のベントナイト固状体5とを予め混合しておくこと
で、ベントナイト・コンクリート16を練成する効率を
向上させている。
上述の各ベントナイト・コンクリートと同様に、埋設廃
棄物の格納用躯体と埋設処分孔との隙間に流し込み法あ
るいはポンプ打設法によって流体として満遍無くかつ効
率良く打設8できるものである。
造方法の他の工程を示しており、本実施の形態における
ベントナイト系充填材も粘性流体状に混練する形態を変
えながら流体として打設できるものである。
1と高密度で粒状のベントナイト固状体5とが予め混合
して混合物15を形成している。
機系液剤との混合液9を注入しながら、これを混練3す
ることでベントナイト・コンクリート17を練成してし
ており、粉末状のベントナイト1と高密度で粒状のベン
トナイト固状体5とを予め混合しておくことで、ベント
ナイト・コンクリート16を練成する効率を向上させな
がら高濃度のベントナイト・コンクリートを練成してい
る。
埋設廃棄物の格納用躯体と埋設処分孔との隙間に流し込
み法あるいはポンプ打設法によって流体として満遍無く
かつ効率良く打設8できるものである。
成する製造方法の他の工程を示しており、本実施の形態
におけるベントナイト系充填材も粘性流体状に混練する
形態を変えながら流体として打設できるものである。
1と高密度で粒状のベントナイト固状体5及び骨材13
が予め混合された状態にある混合物18に、水2を注入
しながら、これを混練3することでベントナイト・コン
クリート19を練成しており、粉末状のベントナイト1
と高密度で粒状のベントナイト固状体5及び骨材13が
予め混合しておくことで、ベントナイト・コンクリート
19を練成する効率をさらに向上させている。
上記の各実施の形態と同様に、埋設廃棄物の格納用躯体
と埋設処分孔との隙間に、流し込み法あるいはポンプ打
設法によって、流体として満遍無くかつ効率良く打設8
できるものである。
製造方法の他の工程を示しており、本実施の形態におけ
るベントナイト系充填材も粘性流体状に混練する形態を
変えながら流体として打設できるものである。
1と高密度で粒状のベントナイト固状体5及び骨材13
が予め混合された状態にある混合物18に、水と親水性
有機系液剤との混合液9を注入しながら、これを混練3
することでベントナイト・コンクリート20を練成して
いる。
ントナイト・コンクリートの練成効率を向上させなが
ら、高濃度のベントナイト・コンクリート20を練成す
ることができる。
上記の各実施の形態と同様に、埋設廃棄物の格納用躯体
と埋設処分孔との隙間に、流し込み法あるいはポンプ打
設法によって、流体として満遍無くかつ効率良く打設8
できるものである。
における施工方法は、上述してきた各製造方法で練成さ
れたベントナイト・コンクリートを、流し込み打設やコ
ンクリート打設ポンプ圧送によって、埋設廃棄物の格納
用躯体と埋設処分孔の間に充填している。
における施工方法では、隙間のない充填材を効率良く設
置することで、遮水性能や放射性核種遅延性能等のバリ
ア機能を当初から確立しながら、長期に亘ってこれを維
持させることが可能になる。
における他の施工方法は、図11に示すように、上述し
てきた各製造方法で練成されるベントナイトスラリー4
とベントナイト高密度固状体5とを充填する直前に混練
させてベントナイト・コンクリート7として構成してい
る。
ト高密度固状体5とを充填する直前に混練させてベント
ナイト・コンクリート7として構成する施工法として
は、この他にもベントナイトスラリー4を埋設処分坑道
等に予め打設しておいて、その後にベントナイト高密度
固状体5をまき出しながら転圧することでベントナイト
高密度固状体5の間にベントナイトスラリー4を充填し
てベントナイト・コンクリート7に構成することも可能
である。
充填材における他の施工方法では、ベントナイト・コン
クリートを充填する取扱操作を容易にしながら隙間のな
い充填材を効率良く設置することで、遮水性能や放射性
核種遅延性能等のバリア機能を当初から確立しながら、
長期に亘ってこれを維持している。
に説明してきたが、本発明による埋設廃棄物の充填材と
製造方法及びその施工方法は、上記実施の形態に何ら限
定されるものでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲に
おいて、出願時において既に公知のものを適用すること
による種々の変更が可能であることは、当然のことであ
る。
は、ベントナイト中にベントナイト高密度固状体を混合
してベントナイト・コンクリートに構成することを特徴
としているので、遮水性能や放射性核種遅延性能等のバ
リア機能を当初から確立しながら、長期に亘ってこれを
維持する効果を発揮している。
請求項1に記載の埋設廃棄物の充填材において、エタノ
ール又はメタノール等の親水性有機系液剤を水と共にベ
ントナイト中に混合してベントナイト・コンクリートに
構成することを特徴としているので、上記効果に加え
て、高濃度のベントナイト・コンクリートを練成できる
効果を発揮している。
請求項1又は2に記載の埋設廃棄物の充填材において、
骨材をベントナイト高密度固状体と共にベントナイト中
に混合してベントナイト・コンクリートに構成すること
を特徴としているので、上記効果に加えて、バリア機能
や強度を強化できる効果を発揮している。
末ベントナイトを所定の水と混練してベントナイト・ス
ラリーを練成し、ベントナイト・スラリーをベントナイ
ト高密度固状体と混練してベントナイト・コンクリート
を練成することを特徴としているので、流動性のベント
ナイト・コンクリートを練成することで遮水性能や放射
性核種遅延性能等のバリア機能を当初から確立しなが
ら、長期に亘ってこれを維持できる効果を発揮してい
る。
求項4に記載の充填材の製造方法において、エタノール
又はメタノール等の親水性有機系液剤を水と共にベント
ナイト中に混合することを特徴としているので、上記効
果に加えて、高濃度のベントナイト・コンクリートを練
成できる効果を発揮している。
求項4又は5に記載の充填材の製造方法において、骨材
をベントナイト高密度固状体と共に混練することを特徴
としているので、上記効果に加えて、バリア機能や強度
を強化できる効果を発揮している。
末ベントナイトとベントナイト高密度固状体とを所定の
水と混練してベントナイト・コンクリートを練成するこ
とを特徴としているので、ベントナイト・コンクリート
の製造効率を向上できる効果を発揮している。
求項7に記載の充填材の製造方法において、骨材を粉末
ベントナイトとベントナイト高密度固状体と共に混練す
ることを特徴としているので、上記効果に加えて、製造
効率をさらに向上できる効果を発揮している。
求項7又は8に記載の充填材の製造方法において、エタ
ノール又はメタノール等の親水性有機系液剤を水と共に
ベントナイト中に混合することを特徴としているので、
上記効果に加えて、高濃度のベントナイト・コンクリー
トを練成できる効果を発揮している。
各製造方法で練成されたベントナイト・コンクリートを
埋設廃棄物の格納用躯体と埋設処分孔の間に流し込みな
がら充填しているので、隙間のない充填材を効率良く設
置して遮水性能や放射性核種遅延性能等のバリア機能を
当初から確立しながら、長期に亘ってこれを維持できる
効果を発揮している。
ける他の施工方法は、上記の各製造方法で練成されるベ
ントナイトスラリーとベントナイト高密度固状体とを充
填する直前に混練させてベントナイト・コンクリートと
して構成しているので、ベントナイト・コンクリートを
充填する取扱操作を容易にしながら隙間のない充填材を
効率良く設置することで、遮水性能や放射性核種遅延性
能等のバリア機能を当初から確立しながら、長期に亘っ
てこれを維持できる効果を発揮している。
造方法を示す工程図
密度の関係図
質化状態図
の製造方法を示す工程図
均質化状態図図
の製造方法を示す工程図
の製造方法を示す工程図
の製造方法を示す工程図
の製造方法を示す工程図
他の製造方法を示す工程図
施工方法を示す実施の形態図
図
4、10 ベントナイトスラリー、 5 ベントナイト
固状体、7、11、14、14’ ベントナイト・コ
ンクリート、 8 打設、9 混合液、 12 地下
水、 13 粗粒材、 15 混合物、16、17 ベ
ントナイト・コンクリート、 18 混合物、19、2
0 ベントナイト・コンクリート、 21 廃棄物格納
用躯体、22、27 周辺地盤、 23 充填材、 2
4 低レベル放射性廃棄物、25 放射性廃棄物格納用
躯体、 26 地下空洞、28、31 粘土系充填材、
29 廃棄体パッケージ、 30 地下坑道、32
処分孔、 33 隙間、 34 間隙、 35 間隙充
填材、
Claims (11)
- 【請求項1】 埋設廃棄物の格納用躯体と埋設処分孔と
の間に充填される埋設廃棄物の充填材であって、ベント
ナイト中にベントナイト高密度固状体を混合してベント
ナイト・コンクリートに構成されることを特徴とする埋
設廃棄物の充填材。 - 【請求項2】 親水性有機系液剤が、水と共にベントナ
イト中に混合されてベントナイト・コンクリートに構成
されることを特徴とする請求項1に記載の埋設廃棄物の
充填材。 - 【請求項3】 骨材が、ベントナイト高密度固状体と共
にベントナイト中に混合されてベントナイト・コンクリ
ートに構成されることを特徴とする請求項1又は2に記
載の埋設廃棄物の充填材。 - 【請求項4】 粉末ベントナイトを所定の水と混練して
ベントナイト・スラリーを練成し、該ベントナイト・ス
ラリーをベントナイト高密度固状体と混練してベントナ
イト・コンクリートを練成することを特徴とする請求項
1乃至3のいずれかに記載する充填材の製造方法。 - 【請求項5】 親水性有機系液剤が、水と共にベントナ
イト中に混合されることを特徴とする請求項4に記載す
る充填材の製造方法。 - 【請求項6】 骨材が、ベントナイト高密度固状体と共
に混練されることを特徴とする請求項4又は5に記載す
る充填材の製造方法。 - 【請求項7】 粉末ベントナイトとベントナイト高密度
固状体とを所定の水と混練してベントナイト・コンクリ
ートを練成することを特徴とする請求項1乃至3のいず
れかに記載する充填材の製造方法。 - 【請求項8】 骨材が、粉末ベントナイトとベントナイ
ト高密度固状体と共に混練されることを特徴とする請求
項7に記載する充填材の製造方法。 - 【請求項9】 親水性有機系液剤が、水と共にベントナ
イト中に混合されることを特徴とする請求項7又は8に
記載する充填材の製造方法。 - 【請求項10】 請求項4乃至9のいずれかに記載する
充填材の製造方法で練成されたベントナイト・コンクリ
ートを埋設廃棄物の格納用躯体と埋設処分孔の間に流し
込みながら充填する充填材の施工方法。 - 【請求項11】 請求項4乃至9のいずれかに記載する
充填材の製造方法で練成されるベントナイトスラリーと
ベントナイト高密度固状体とを充填する直前に混練させ
てベントナイト・コンクリートとして構成する充填材の
施工方法。
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- 2002-01-18 JP JP2002009513A patent/JP4131458B2/ja not_active Expired - Fee Related
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