JP2003209951A - ダイレクトドライブモータ - Google Patents

ダイレクトドライブモータ

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JP2003209951A
JP2003209951A JP2002005034A JP2002005034A JP2003209951A JP 2003209951 A JP2003209951 A JP 2003209951A JP 2002005034 A JP2002005034 A JP 2002005034A JP 2002005034 A JP2002005034 A JP 2002005034A JP 2003209951 A JP2003209951 A JP 2003209951A
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JP
Japan
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raceway
bearing
rolling
rolling element
drive motor
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Osamu Fujii
修 藤井
Takashi Murai
隆司 村井
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NSK Ltd
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NSK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のダイレクトドライブモータの機能を損な
うことなく高速化に対応し得るものとすることである。 【解決手段】回転子17の内側に固定子18を配置し、
回転および負荷を支持するための軸受Aを備えた構造を
有し、減速機を使わずに負荷をモータに直結して駆動で
きるダイレクトドライブモータであって、上記軸受は、
外輪1と内輪2間に複数の転動体5が組込まれ、上記外
輪1と内輪2は転動体5の半径より大径状の軌道面1a
・1b,2a・2bを有し、上記各転動体5は転がり接
触面となる外径5aが軸方向にも曲率を持ち、円周上に
夫々交互に交差状に配されると共に、各転動体5の外径
5aが常に相対する一方の外輪1の軌道面1bと内輪2
の軌道面2a、他方の外輪1の軌道面1aと内輪2の軌
道面2bにて夫々一点づつ合計二点で接触している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、減速機を使わずに
負荷をモータに直結して駆動できるダイレクトドライブ
モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のダイレクトドライブモータの一例
として図29に示す。この種のダイレクトドライブモー
タでは、回転及び負荷を支持する軸受に例えば図30に
示すようなクロスローラ軸受を採用している。軸受は、
その外輪200が回転子(ロータ)17に嵌合されパル
サーリング19と共に固定され、内輪100が固定子
(ステータ)18側に嵌合され位置検出器20と共に固
定されている。そして、コイル21に通電することによ
りロータ17およびパルサーリング19が回転し、パル
サーリング19の凹凸を位置検出器20によって検出
し、制御器によって回転速度や位置決めの制御を行なう
構造である。このようにダイレクトドライブモータの軸
受としてクロスローラ軸受を採用するのは、高負荷容
量であること、高剛性であること、モータ構造の簡
略化などの要請からである。すなわち、クロスローラ軸
受は、図に示すように転動体300が円筒状のころであ
り、この転動体300を交互に直交した配置で且つ予圧
を付与することで高負荷容量・高剛性を実現しているも
のである。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】しかしながら、従来のダイレクトドライブ
モータでは、図示するような従来のクロスローラ軸受を
採用していることに起因して、使用回転速度に上限があ
った。すなわち、このような軸受構成によると、交互に
配した転動体300が円筒状のころで、該転動体300
の転がり接触面301と軌道輪100,200の軌道溝
500との接触状態が線接触となることから、軸受のト
ルクが大きく発熱も大きいため、使用回転速度に限界が
ある。本発明は、上述した従来技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、従来のダイレクトドライブモータの機能を損な
うことなく高速化に対応し得るものとすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に本発明がなした技術的手段は、回転子の内側と外側の
いずれか一方若しくは両方に固定子を配置し、回転およ
び負荷を支持するための軸受を備えた構造を有し、減速
機を使わずに負荷をモータに直結して駆動できるダイレ
クトドライブモータにおいて、上記軸受を次の構成から
なるものとした。軸受は、一対の軌道輪間に複数の転動
体が組込まれ、上記各軌道輪は転動体の半径より大径状
の軌道面からなる軌道溝を夫々有し、その中に少なくと
も一つの軌道輪は二つの軌道面からなり、上記各転動体
は転がり接触面となる外径が軸方向にも曲率を持ち、円
周上に夫々交互に交差状に配されると共に、各転動体の
外径が常に相対する一方の軌道輪の軌道面と他方の軌道
輪の軌道面にて夫々一点づつ合計二点で接触している。
この軸受に使用される転動体として、例えば一組の相対
面を有する上下切断状玉からなる転動体を使用し、周方
向に隣り合う転動体の、夫々の相対面に垂直する自転中
心軸が交差状となるように組み込まれる。また、片側カ
ット状玉からなる転動体としてもよく、周方向に隣り合
う転動体の、夫々のカット面に垂直する自転中心軸が交
差状となるように組み込む。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明ダイレクトドライブ
モータの一実施形態を図に基いて説明する。なお、本実
施形態は本発明の一実施形態にすぎずなんらこれに限定
して解釈されるものではない。図1はダイレクトドライ
ブモータの一実施形態を示す概略図で、図中17は回転
子(ロータ)、18は固定子(ステータ)、21はコイ
ルを示し、回転子17と固定子18との間に転がり軸受
Aが組み込まれ、コイル21に通電することにより、ロ
ータ17およびパルサーリング19が回転し、パルサー
リング19の凹凸を位置検出器20により検出し、制御
器(図示しない)によって回転速度や位置決めの制御を
行う構造となっている。本実施形態では、モータの外側
が回転するアウターロータ型にて説明しているが、モー
タの内側が回転するインナーロータ型に採用しても何等
問題はない。本実施形態のダイレクトドライブモータ
は、軸受構成部分を除いて従来のダイレクトドライブモ
ータと同一の周知構成であるため、以下、本発明の特徴
的部分である軸受構成について第一実施形態乃至第十五
実施形態に基いて説明する。なお、ダイレクトドライブ
モータの軸受構成部分を除いた構成にあっては、特に図
示例に限定されるものではなく、他の周知構成が本発明
の範囲内で適宜設計変更可能である。
【0006】「第一実施形態」本実施形態に使用される
転がり軸受Aは、図2に開示しているように、軸受軌道
輪(軸受外輪)1の内径と、軸受軌道輪(軸受内輪)2
の外径間に形成される軌道溝3に複数の転動体5,5…
が組み込まれて構成されている。そして、軸受外輪1は
ロータ17に嵌合され、パルサーリング19とともに固
定されている。一方、軸受内輪2はコイル21の巻かれ
たステータ18側に嵌合され、位置検出器20と共に固
定されている。転がり軸受Aは、一方の軌道輪(外輪)
1の内径および他方の軌道輪(内輪)2の外径に形成さ
れる夫々の軌道面によって所望形状の軌道溝3が形成さ
れており、本実施形態では、軌道輪(外輪)1が幅方向
の中央で軸方向に二分割されており、軌道輪(内輪)2
は一体のものとした。なお、軌道輪1,2のいずれか一
方あるいは双方共が幅方向の中央で軸方向に二分割され
ているタイプや、いずれの軌道輪1,2も分割されてい
ないタイプを用いることも本発明の範囲内で可能であ
る。また、二分割タイプは、ボルト・リベット等で一体
に組み立てられるものもある。軌道溝3は、転動体5の
半径よりも大きな半径の軌道面1a・1b,2a・2b
により形成されている。また、少なくともいずれか一方
の軌道輪の軌道溝が、二つの軌道面から構成されている
ものであればよく本発明の範囲内で適宜選択される。各
軌道面1a・1b,2a・2bの形状は、転動体5の転
がりに適切な形状を有しているものであれば、断面アー
チ状あるいはV字状等任意で、また曲線状あるいは直線
状等のいずれであってもよく特に限定されるものではな
いが、例えば本実施形態ではゴシックアーチが適用され
る。
【0007】転動体5は、転がり接触面となる外径5a
が軸方向に曲率を持ち、かつ軌道面1a・1b,2a・
2bの夫々の半径よりも小径の半径を有する任意形状
で、該転動体5は、隣接する転動体5が夫々交互に交差
状に配されると共に、各転動体5の外径5aが、常に一
方の軌道輪1の軌道面1a・1bと他方の軌道輪2の軌
道面2b,2aにて二点接触している。転動体5は、例
えば本実施形態では図3に開示しているように、一組の
相対面5b,5bを有する上下切断状玉(玉の上下部分
を切断して相対面5b,5bを形成した構造のものをい
う。以下同じ。)で、該相対面5b,5bに垂直する自
転中心軸5cが夫々交差状となるように夫々の転動体
5,5…が組込まれると共に、各転動体5の外径5a
が、常に一方の軌道輪1の軌道面1a,1bと他方の軌
道輪2の軌道面2b,2aにて二点接触している。転動
体5は、その上下の切断幅は特に限定されず、また上下
の切断割合は、均等あるいは均等でないものであっても
よく、本発明の範囲内で任意に選択可能である。すなわ
ち、本実施形態では、相対面5b,5bは対称とした
が、転動体5の相対面5b,5bは、対称であっても非
対称であってもよくいずれも本発明の範囲内である。
尚、転動体5の全体形状、相対面5b,5bの有無や、
外径5aにおける軸方向の曲率の大小等は、上記具体的
形状に何等限定されるものではなく、本発明の範囲内に
おいて任意に変更可能である。すなわち、例えば、相対
面5b,5bに代えて、非平行状の両面を備え、該両面
に垂直する自転中心軸5cを有するものとしてもよい。
また、転動体5は、玉の片側をカット(切断)して一平
面(カット面)を設けた片側カット状玉としたものであ
ってもよい。
【0008】転動体5,5…の組込みは、隣り合う転動
体5,5における各相対面5b・5b,5b・5bに垂
直する自転中心軸5c,5cが交互に交差状となるよう
にするが、その交差状態は直交状・非直交状のいずれで
も構わない。転動体5の交差状に配される方式は、両方
のなりで数が同じなら、特に限定されず、すなわち、転
動体5が1ヶ毎に交差してもよく、1ヶ毎に交差しなく
とも両方のなりで数が同じなら、2ヶずつ交差あるいは
2ヶ1ヶ1ヶ2ヶ等のように交差していてもよくいずれ
も本発明の範囲内である。
【0009】各転動体5,5の運動は、保持器6で案内
される。保持器6は、転動体5を保持案内する保持部7
…を有する形状であれば、特に限定されるものではなく
本発明の範囲内で任意に選択変更可能である。保持器6
の案内方式は特に限定されるものではなく、内輪案内で
も、外輪案内でも、転動体案内でもよい。また、保持器
6の構成は特に限定されるものではなく、一体型でも、
幾つかの部分から形成したものでも良い。例えば、保持
器6は、隣り合う各転動体5,5を上述の通り相対面5
b・5b,5b・5bに垂直する自転中心軸5c,5c
が夫々交差状になるように交互に組み込み可能な保持部
7,7…を、周方向に交互に形成している。
【0010】転動体と軌道面との間における予圧の付与
される状態は特に限定されず、すなわち、製造段階で予
圧が付与されても付与されなくてもよくいずれも本発明
の範囲内である。
【0011】これら軸受の軌動輪1,2と転動体5の材
質としては、通常軸受鋼が用いられるが、使用環境に応
じて耐食性や、耐熱性を向上させる場合にはステンレス
鋼やセラミック等が適宜選択される。また保持器6の材
料としては、もみ抜き保持器、プレス保持器、樹脂保持
器等が適宜選択されるので、例えば黄銅や鉄等の金属
や、例えばポリアミド66(ナイロン66)・ポリフェ
ニレンサルファイド(PPS)等の合成樹脂が本発明の
範囲内で選ばれる。
【0012】この第一実施形態によれば、転動体5の外
径5aが相対する外輪1の軌道面1aと内輪2の軌道面
2bに夫々点接触(接触点を11,11で示す)し、隣
接する転動体5が外輪1の軌道面1bと内輪2の軌道面
2aに夫々点接触(接触点を12,12で示す)する。
転動体5,5の接触角交互に交差するので、一つの軸受
でラジアル荷重と両方向のアキシアル荷重、モーメント
荷重を受けることができる。図4に、軸受単体での動ト
ルクを測定したデータを示す。図中黒く塗りつぶした菱
形部分はクロスローラ軸受(従来品)を示し、網掛け状
の四角形部分は本発明に使用される転がり軸受を示す。 試験軸受:内径φ120×外径φ170×幅25 荷重条件:モーメント荷重162N・m 本データから判るように、上記本発明を構成する転がり
軸受の構成により、軸受のトルクを従来のクロスローラ
軸受よりも小さくすることが可能である。従って、転動
体と軌道輪の接触状態が点接触となり、接触幅が小さく
なることにより、トルクが小さくなり発熱も抑えられる
ことから使用回転速度範囲を広く出来る。さらに、上記
軸受に予圧を付与することにより剛性も得られる。よっ
て、従来のダイレクトドライブモータの機能を損うこと
なく、高速化が可能となる。
【0013】「第二実施形態」図5は、第二実施形態を
示す。本実施形態は、外輪1を一体、内輪2を二分割と
すると共に、二分割された内輪2,2がボルト又はリベ
ット4で固定され、予圧又はすきまの調整が要らないよ
うにする。その他の構成及び作用効果は第一実施形態と
同一である。
【0014】「第三実施形態」図6は、第三実施形態を
示す。本実施形態は、第一実施形態における外輪1が二
分割、内輪2が一体タイプのものに代えて、外輪1が一
体、内輪2が二分割タイプとする。その他の構成及び作
用効果は第一実施形態と同一である。
【0015】「第四実施形態」図7は第四実施形態を示
す。本実施形態は、第一実施形態における分割された外
輪1,1がボルト又はリベット4で固定され、予圧又は
すきまの調整が要らないようにする。その他の構成及び
作用効果は第一実施形態と同一である。
【0016】「第五実施形態」図8は、第五実施形態を
示す。本実施形態は、外輪1と内輪2をそれぞれ一体に
形成し、外輪1に転動体入り穴が付いており、また第一
実施形態における保持器6の代わりとして、図9に拡大
して示したようなセパレータ(スぺーサ)8で転動体
5,5を案内する。このような構造により、軸受はもっ
とコンパクトできるようになる。その他の構成及び作用
効果は第一実施形態と同一である。セパレータ8は、転
動体5の直径よりも小径状で、隣接して保持する各転動
体5,5を上述の通り相対面5b・5b,5b・5bに
垂直する自転中心軸5c,5cが夫々交差状になるよう
に保持する凹状円弧溝9,9を、相対面10,10に交
差状に形成している。この円弧溝9の曲率は、転動体外
径5aの曲率と略同一、あるいは大きいものとしてもよ
く任意である。
【0017】「第六実施形態」図10は、第六実施形態
を示す。本実施形態は、高速回転の場合に用いられる。
第三実施形態における対称の相対面5b,5bを有する
転動体5の代わりに、図11に示した非対称の相対面5
b,5dを有する転動体(上下切断状玉)5を使い、且
つ、大端側の相対面5dが軸受の内輪2に向くように配
することで、転動体5の回転がより安定になり、より低
トルクを実現することができる。その他の構成及び作用
効果は第三実施形態と同一である。
【0018】「第七実施形態」図12は、第七実施形態
を示す。本実施形態は、第六実施形態における二分割さ
れた内輪2、2がボルト又はリベット4で固定され、予
圧又はすきまの調整が要らないようにする。その他の構
成及び作用効果は第六実施形態と同一である。
【0019】「第八実施形態」図13は、第八実施形態
を示す。本実施形態は、第六実施形態における外輪1が
一体、内輪2,2が二分割のタイプに代わりに、外輪
1,1が二分割、内輪2が一体タイプとする。その他の
構成及び作用効果は第六実施形態と同一である。
【0020】「第九実施形態」図14は、第九実施形態
を示す。本実施形態は、第八実施形態における二分割さ
れた外輪1,1がボルト又はリベット4で固定され、予
圧又はすきまの調整が要らないようにする。その他の構
成及び作用効果は第六実施形態と同一である。
【0021】「第十実施形態」図15は、第十実施形態
を示す。本実施形態は、第六実施形態における保持器6
の代わりとして、図9に示したようなセパレータ(スぺ
ーサ)8で転動体5,5を案内する。このような構造に
より、軸受はもっとコンパクトできるようになる。その
他の構成及び作用効果は第六実施形態と同一である。
【0022】「第十一実施形態」図16及び図17は、
第十一実施形態を示す。本実施形態は、第一実施形態な
どで用いていた保持器6に代えて、図17に示すような
もみ抜き保持器(円環状保持器)6を用いた実施の一例
で、該保持器6によって各転動体5…の姿勢保持を図
る。保持器6は、隣り合う各転動体5,5を相対面5b
・5b,5b・5bに垂直する自転中心軸5c,5cが
夫々交差状になるように交互に組み込み可能な保持部
(ポケット)13…を、円環体の円周上で転動体5…数
量と同一数量をもって等間隔で、かつ交互に交差状に配
して構成されている。各保持部13…の軸方向の両側面
13a,13bは、交互に平行しかつ軸受の回転軸と垂
直でも平行でもなく、転動体5の接触角と同等レベルの
一定の角度(傾斜状)となっている。各保持部13…の
軸方向の両側面13a,13b間の距離は、転動体5の
幅よりやや大きく構成されている。上記保持部13の形
状は、傾斜状の平行な両側面13a,13bを有すると
共に、両側面13a,13b間の距離を転動体5の幅よ
りもやや大きく形成されているものであれば、そのポケ
ット全体形状は特に限定解釈されるものではなく本発明
の範囲内で変更可能である。なお、本実施形態では、円
周上で転動体5…数量と同一数量のポケット13…が等
間隔で、かつ交互に交差状に配されているが、特に限定
されず、両方のなりで数が同じなら、2ヶずつ交差ある
いは2ヶ1ヶ1ヶ2ヶ等のように交差していても良く本
発明の範囲内である。
【0023】種々の因子の影響により、回転中の転動体
にはスピン又はスキューが発生する可能性があり、転動
体の姿勢が上手く制御できないと、軸受の回転抵抗が大
きくなったり、スムースに回転できなくなったりする可
能性がある。従って、本実施形態によれば、保持器6の
ポケット13が、転動体5の接触角と同等レベルの一定
角度と大体同じとした平行状両側面13a,13bを備
え、該ポケット両側面13a,13bにより、転動体5
のスピン、スキューなどによる転動体5の姿勢変化が抑
えられ、軸受の姿勢保持ができるため、軸受の低トルク
化を実現することができる。その他の構成及び作用効果
は、第一実施形態乃至第四実施形態および第六実施形態
乃至第九実施形態と同一である。
【0024】「第十二実施形態」図18は、第十二実施
形態を示す。本実施形態では、外輪1が二分割されて二
つの軌道面1a・1bを有し、内輪2が一体で一つの軌
道面2aからなり、転動体として図19に示す片側カッ
ト状玉を使用する。上述の通り本実施形態では、転動体
5の半径よりも大径状の半径を有している二つの軌道面
1a・1bからなるゴシックアーチとした。なお、図中
14は密封板(シール・シールド)を示す。転動体5
は、転がり接触面となる外径5aが軸方向に曲率を持
ち、かつ軌道輪1,2における軌道面1a(1b),2
aの夫々の半径よりも小径の半径を有する片側カット状
玉の外形を有している。該転動体5は、隣り合う転動体
5が夫々交互に交差状に配されると共に、各転動体5の
外径5aが、常に一方の軌道輪1の軌道面1a(1b)
と他方の軌道輪2の軌道面2aにて二点接触している。
転動体5は、例えばカット面5eに垂直する自転中心軸
5cが夫々交差状となるように夫々の転動体5,5…が
組込まれると共に、各転動体5の外径5aが、常に一方
の軌道輪1の軌道面1a(1b)と他方の軌道輪2の軌
道面2aにて二点接触している。転動体5は、その片側
のカット面5eのカット(切断)幅は特に限定されず、
またカット面5e形状も特にフラット面に限定されるも
のでなく、本発明の範囲内で任意に選択可能である。一
般的に、同じサイズの転動体に対して、ころより玉(ボ
ール)のほうが低コスト、高精度で作ることができる。
転動体の形状が完全な玉(ボール)に近いほど製造コス
トは安いが、本実施形態の転動体5は外形が片側カット
状玉であり、上下切断状玉の転動体より加工部分が少な
くなり、より低コストで作ることができる。
【0025】保持器6は、図20に示すように、隣り合
う各転動体5,5を上述の通りカット面5e,5eに垂
直する自転中心軸5c,5cが夫々交差状になるように
交互に組み込み可能な保持部(ポケット)7,7…を、
周方向に交互に形成している。保持部7は、転動体より
も僅かに大径状の円弧面7aと、該円弧面7aの端部間
を結ぶフラット面(傾斜面)7cとで平面視ドーム状に
構成されており、外径6a側の一辺7bと内径6b側の
一辺7bとは、外径6a側から内径6b側に向けてフラ
ット面7cで連絡し、外径6a側の開口幅w1よりも内
径6b側の開口幅w2を大径に構成している(図20・
図21)。そして、周方向に隣り合う各保持部7の円弧
面7aの中心は、同一の円周上に配されて、平面視幅方
向に外径6a側の一辺7bの位置をずらして配されてい
る。すなわち、周方向に隣り合う各ポケット7は、その
傾斜面7cが各保持部7毎に交互左右に配される(図2
0参照)。従って、本実施形態に示す保持器6を使用す
ると、各保持部7に配される転動体5は、隣り合う夫々
の転動体5,5の自転中心軸5c,5cが交互に交差状
となるように、夫々のカット面5e,5eが外径6a
側、すなわち外輪1側に向くように保持される。
【0026】また、図22に示すように、フラット面7
cの延長線上に同傾斜状に外径6aに立上げ形成される
片側倒れ防止片7dを設ける構造を採用することも可能
である。該片側倒れ防止片7dは特に図示形状に限定さ
れるものではなく、転動体5の回転に影響のない程度の
構成であれば本発明の範囲内である。また図23・図2
4に示す保持器6構造を採用することも可能である。本
図示形態では、保持部7が平面視矩形状に構成され、周
方向に延びる外径6a側の一辺7eと、その下方内径6
b側に存する一辺7eとは外径6a側から内径6b側に
向けてフラット面7cで連絡し、外径6a側の開口幅w
1よりも内径6b側の開口幅w2を大径に構成してい
る。そして、周方向に配される各保持部7は、平面視幅
方向に交互に位置をずらして配される。すなわち、周方
向に隣り合う各保持部7は、そのフラット面7cが各保
持部7毎に交互左右に配される(図23)。本形態の保
持器6とすれば、図20の保持器6よりもグリース保持
空間が大きく取れる。その他の作用効果は図20に示す
保持器形態と同様である。
【0027】また、図25に示すような凹面15を有す
るセパレータ(スペーサ)8を配するものであっても本
発明の範囲内である。セパレータ8は、転動体5の直径
よりも小径状で、隣接して保持する各転動体5,5を上
述の通りカット面5e,5eに垂直する自転中心軸5
c,5cが夫々交差状になるように保持する凹面15,
15を、相対面16,16に交差状に形成している。す
なわち、凹面15の段部15aに転動体のカット面5e
を対向せしめて保持する。なお、本実施形態に示すセパ
レータ形状は一実施形態にすぎず、何等限定されること
なく任意に設計変更可能である。
【0028】従って、この第十二実施形態によれば、ラ
ジアル荷重、両方向のアキシアル荷重、モーメント荷重
など任意種類の荷重を負荷する場合に、転動体5の外径
5aが相対する外輪1の軌道面1bと内輪2の軌道面2
aに夫々点接触(接触点を11,11で示す)し、そし
て隣り合う転動体5が外輪1の軌道面1aと内輪2の軌
道面2aに夫々点接触(接触点を12,12で示す)す
る。転動体5,5の接触角交互に交差するので、一つの
軸受でラジアル荷重と両方向のアキシアル荷重、モーメ
ント荷重を受けることができる。転動体5,5と外内輪
1,2との接触形式は一般の玉軸受と同じなので、クロ
スローラに比べ、転がり抵抗が低く、低トルクを実現す
ることができる。
【0029】「第十三実施形態」図26は第十三実施形
態を示す。本実施形態では、外輪1が一体で一つの軌道
面1aを有し、内輪2が二分割されて二つの軌道面2a
・2bからなり、転動体5はカット面5eが内輪2側に
向かい、円周上にそれぞれ交互に交差状に配置する。従
って、ラジアル荷重、両方向のアキシアル荷重、モーメ
ント荷重など任意種類の荷重を負荷する場合に、隣り合
う一方の転動体5は相対向する外輪軌道面1aと内輪軌
道面2aに点接触し、他方隣り合う転動体5は相対向す
る外輪軌道面1aと内輪軌道面2bに点接触する。その
他の構成及び作用効果は第十二実施形態と同一である。
【0030】本実施形態においては、第十二実施形態に
て使用された保持器6の保持部7形状が表裏逆の形状と
している(図26参照)。すなわち、外径6a側の開口
幅w1が内径6b側の開口幅w2よりも大径に構成し、
フラット面7cが外径6a方向に向いている形態の保持
器6を使用する。また、本実施形態では、外輪1が二分
割されていないタイプをもって説明するが、二分割され
るタイプをもって本実施形態としてもよく、また、内輪
2を分割しないタイプとすることも可能である。
【0031】「第十四実施形態」図27は第十四実施形
態を示す。本実施形態では、外輪1が二分割され、内輪
2が一体で、かつそれぞれ二つの軌道面1a・1b,2
a・2bを有し、転動体5はカット面5eが外輪1側に
向かい、円周上にそれぞれ交互に交差状に配置する。従
って、アキシアル荷重、モーメント荷重を受ける場合
に、隣り合う一方の転動体5は相対向する外輪軌道面1
aと内輪軌道面2bに点接触し、他方隣り合う転動体5
は相対向する外輪軌道面1bと内輪軌道面2aに点接触
する。また、ラジアル荷重を受ける場合に、負荷条件に
より、転動体と軌道輪合計三点で接触するケースがあ
る。本実施形態は、内輪2が二つの軌道面2a・2bを
有するものとした点以外を除き、その他の構成及び作用
効果は第十二実施形態と同一である。また、本実施形態
では、内輪2が二分割されていないタイプをもって説明
するが、二分割されるタイプをもって本実施形態として
もよく、また、外輪1を分割しないタイプとすることも
可能である。
【0032】「第十五実施形態」図28は第十五実施形
態を示す。本実施形態では、外輪1が一体で、内輪2が
二分割され、かつそれぞれ二つの軌道面1a・1b,2
a・2bを有し、転動体5はカット面5eが内輪2側に
向かい、円周上にそれぞれ交互に交差状に配置する。従
って、アキシアル荷重、モーメント荷重を受ける場合
に、隣り合う一方の転動体5は相対向する外輪軌道面1
aと内輪軌道面2bに点接触し、他方隣り合う転動体5
は相対向する外輪軌道面1bと内輪軌道面2aに点接触
する。また、ラジアル荷重を受ける場合に、負荷条件に
より、転動体と軌道輪合計三点で接触するケースがあ
る。本実施形態は、外輪1が二つの軌道面1a・1bを
有するものとした点以外を除き、その他の構成及び作用
効果は第十三実施形態と同一である。また、本実施形態
では、外輪1が二分割されていないタイプをもって説明
するが、二分割されるタイプをもって本実施形態として
もよく、また、内輪2を分割しないタイプとすることも
可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明は、ダイレクトドライブモータに
内蔵される軸受の構成を、一対の軌道輪間に複数の転動
体が組込まれ、上記各軌道輪は転動体の半径より大径状
の軌道面からなる軌道溝を夫々有し、その中に少なくと
も一つの軌道輪は二つの軌道面からなり、上記各転動体
は転がり接触面となる外径が軸方向にも曲率を持ち、円
周上に夫々交互に交差状に配されると共に、各転動体の
外径が常に相対する一方の軌道輪の軌道面と他方の軌道
輪の軌道面にて夫々一点づつ合計二点で接触するものと
し、且つ前記軸受に予圧を付与したことにより、軸受の
トルクを従来のクロスローラ軸受よりも小さく出来、発
熱が抑えられる。また、前記軸受に予圧を付与すること
により剛性が得られる。従って、従来のダイレクトドラ
イブモータの機能を損うこと無く、高速化が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を一部切欠いて示す概略断
面図。
【図2】本発明に使用される転がり軸受の第一実施形態
を示す断面図。
【図3】転動体の一実施形態を示す斜視図。
【図4】軸受単体での動トルクを測定したデータを示す
図。
【図5】第二実施形態を一部省略して示す断面図。
【図6】第三実施形態を一部省略して示す断面図。
【図7】第四実施形態を一部省略して示す断面図。
【図8】第五実施形態を一部省略して示す縦断面図。
【図9】セパレータの一実施形態を示す拡大斜視図。
【図10】第六実施形態を一部省略して示す縦断面図。
【図11】転動体の他の実施形態を示す拡大斜視図。
【図12】第七実施形態を一部省略して示す縦断面図。
【図13】第八実施形態を一部省略して示す縦断面図。
【図14】第九実施形態を一部省略して示す縦断面図。
【図15】第十実施形態を一部省略して示す縦断面図。
【図16】第十一実施形態を一部省略して示す縦断面
図。
【図17】保持器の他の実施形態を示す拡大斜視図。
【図18】第十二実施形態を一部省略して示す縦断面
図。
【図19】転動体の他の実施形態を示す拡大斜視図。
【図20】保持器の他の実施形態を一部省略して示す拡
大平面図。
【図21】図20の保持器のI-I線断面図。
【図22】保持器の他の実施形態を示す断面図。
【図23】保持器の他の実施形態を一部省略して示す拡
大平面図。
【図24】図23の保持器のII-II線断面図。
【図25】第十二実施形態に用いられるセパレータの拡
大斜視図。
【図26】第十三実施形態を一部省略して示す縦断面
図。
【図27】第十四実施形態を一部省略して示す縦断面
図。
【図28】第十五実施形態を一部省略して示す縦断面
図。
【図29】従来のダイレクトドライブモータを一部切欠
いて示す概略断面図。
【図30】クロスローラ軸受の縦断面図。
【符号の説明】
A:転がり軸受 1:外輪 2:内輪 3:軌道溝 5:転動体 5a:外径 5b:相対面 5c:自転中心軸 17:回転子(ロータ) 18:固定子(ステータ) 19:パルサーリング 20:位置検出器 21:コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16C 33/60 F16C 33/60 H02K 5/173 H02K 5/173 A Fターム(参考) 3J101 AA03 AA32 AA33 AA42 AA54 AA62 BA02 BA13 BA16 BA34 DA09 EA03 EA06 EA13 EA36 EA41 FA06 FA53 GA24 5H605 BB05 BB19 CC04 EB10 EB17 5H607 BB01 BB14 BB17 CC09 DD01 DD02 DD16 GG01 GG08 JJ05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転子の内側と外側のいずれか一方若しく
    は両方に固定子を配置し、回転および負荷を支持するた
    めの軸受を備えた構造を有し、減速機を使わずに負荷を
    モータに直結して駆動できるダイレクトドライブモータ
    において、上記軸受は、一対の軌道輪間に複数の転動体
    が組込まれ、上記各軌道輪は転動体の半径より大径状の
    軌道面からなる軌道溝を夫々有し、その中に少なくとも
    一つの軌道輪は二つの軌道面からなり、上記各転動体は
    転がり接触面となる外径が軸方向にも曲率を持ち、円周
    上に夫々交互に交差状に配されると共に、各転動体の外
    径が常に相対する一方の軌道輪の軌道面と他方の軌道輪
    の軌道面にて夫々一点づつ合計二点で接触していること
    を特徴とするダイレクトドライブモータ。
  2. 【請求項2】転動体が一組の相対面を有する上下切断状
    玉からなり、周方向に隣り合う各転動体の、夫々の相対
    面に垂直する自転中心軸が交差状となるように組み込ま
    れていることを特徴とする請求項1に記載のダイレクト
    ドライブモータ。
  3. 【請求項3】転動体が片側カット状玉からなり、周方向
    に隣り合う転動体の、夫々のカット面に垂直する自転中
    心軸が交差状となるように組み込まれていることを特徴
    とする請求項1に記載のダイレクトドライブモータ。
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