JP2003209904A - 電動車両 - Google Patents

電動車両

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JP2003209904A JP2002074940A JP2002074940A JP2003209904A JP 2003209904 A JP2003209904 A JP 2003209904A JP 2002074940 A JP2002074940 A JP 2002074940A JP 2002074940 A JP2002074940 A JP 2002074940A JP 2003209904 A JP2003209904 A JP 2003209904A
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Tsutomu Wakitani
勉 脇谷
Tsutomu Inui
勉 乾
Hiroo Sugaya
博夫 菅家
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L7/00Electrodynamic brake systems for vehicles in general
    • B60L7/003Dynamic electric braking by short circuiting the motor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L2200/00Type of vehicles
    • B60L2200/40Working vehicles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動車両において制動を短絡ブレーキ回路で
実施する場合、急制動時に短絡ブレーキ回路に電気的な
過負荷が作用する。 【解決手段】 ST06で電動モータの制御信号出力を
低減する。これにより電動モータの減速制御が実施でき
る。十分に減速できたら、ST04でブレーキ手段を作
動させる。 【効果】 減速後にブレーキ手段を作動させるため、こ
のブレーキ手段は小型化や低コスト化が図れる。併せ
て、停止距離は十分に短縮することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は電動車両の直進性維
持技術に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、特開平3−98404号公報
「小型電動車」に示される電動車は、同公報の第1図に
示され通りに、モータ6とモータ駆動回路18(符号は
公報記載のまま。)と電磁ブレーキ20と電磁ブレーキ
駆動回路19とを備え、同公報の第2頁左下欄第11行
〜第16行の記載「この電磁ブレーキ(20)は通電励
磁によって制動を解除するととともに非通電で制動状態
を得る無励磁作動型である。そして、前記アクセルレバ
ー(11)が操作されるとブレーキ状態が解除され、前
記アクセルレバー(11)が非操作状態になると、ブレ
ーキ状態が現出される。」によれば、アクセルレバー
(11)がニュートラルになると電磁ブレーキ(20)
を制動状態にするというものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上述のアクセルレバー
がニュートラルになったとの情報に基づいて電磁ブレー
キを作動させる手順には、次の2つが有力である。即
くブレーキを作動させる。一定の時間を置いてからブ
レーキを作動させる。上記では、車体の慣性力に打ち
勝つ大きな容量の電磁ブレーキが当然必要となり、電磁
ブレーキの大型化及びコストアップは避けられない。そ
の点、上記では、車体の慣性力を小さくしてからブレ
ーキを作動させるため、電磁ブレーキの小型化及びコス
トダウンが図れる。 【0004】しかし、ブレーキを作動させる前に惰性で
ある程度の距離車体が走行するため、制動距離が長くな
る。 【0005】そこで、本発明の目的は制動距離の短縮化
とブレーキ手段のコストダウンの双方を達成できる技術
を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、オンで走行可能でオフで停止命令を発す
る走行準備部材と、前進、中立、後進を指定することの
できる方向速度制御部材と、この方向速度制御部材の操
作に基づいて正転若しくは逆転して車両を走行させる電
動モータと、中立時に制動を掛けることのできるブレー
キ手段とを備える電動車両において、この電動車両は、
車両の走行中に、走行準備部材がオフになるか又は方向
速度制御部材が中立になったときに、電動モータの制御
信号出力に所定の減算を繰り返し施すことで、ブレーキ
手段の作動可能回転速度まで電動モータを減速する電動
モータ減速制御を実行する制御部を備えていることを特
徴とする。 【0007】電動モータの制御信号出力に所定の減算を
繰り返し施すことで、電動モータを電気的に減速制御す
る。この後にブレーキ手段を作動させる。上記電動モー
タの減速制御によれば、レシプロエンジンを搭載した車
両で行うエンジンブレーキ操作に類似した減速性能が得
られる。従って、停止距離は十分に短縮することができ
る。また、減速後にブレーキ手段を作動させるため、こ
のブレーキ手段は小型化や低コスト化が図れる。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、
「左」、「右」、「上」、「下」は作業者から見た方向
に従い、Lは左側、Rは右側を示す。また、図面は符号
の向きに見るものとする。 【0009】図1は本発明に係る除雪機の平面図であ
り、電動車両としての除雪機10は、機体11にエンジ
ン12を搭載し、機体11の前部に作業部としてのオー
ガ13及びブロア14を装備し、機体11の左右にクロ
ーラ15L,15Rを配置し、機体11の後部に操作盤
16を配置した車両であり、作業者が操作盤16の後か
ら連れ歩く歩行型作業機である。以下、要部を詳細に説
明する。なお、操作盤16は図2で詳しく説明する。 【0010】エンジン12の出力の一部で、発電機17
を回し、得た電力を操作盤16の下方に配置したバッテ
リ(図4の符号43参照)に供給すると共に、後述する
左右の走行モータに供給する。エンジン12の出力の残
部は、電磁クラッチ18及びベルト19を介して作業部
としてのブロア14及びオーガ13の回転に充てる。オ
ーガ13は地面に積もった雪を中央に集める作用をな
し、この雪を受け取ったブロア14はシュータ21を介
して雪を機体11の周囲の所望の位置へ投射する。22
はオーガハウジングであり、オーガ13を囲うカバー部
材である。 【0011】左のクローラ15Lは、駆動輪23Lと遊
動輪24Lとに巻き掛けたものであり、本発明では駆動
輪23Lは左の走行モータ25Lで正逆転させる。右の
クローラ15Rも、駆動輪23Rと遊動輪24Rとに巻
き掛けたものであり、本発明では駆動輪23Rは右の走
行モータ25Rで正逆転させる。 【0012】従来の除雪機では1個のエンジン(ガソリ
ンエンジン又はジーゼルエンジン)で作業部系(オーガ
回転系)と走行系(クローラ駆動系)とを賄っていた
が、本発明ではエンジン12で作業部系(オーガ回転
系)を駆動し、電動モータ(走行モータ25L,25
R)で走行系(クローラ駆動系)を駆動するようにした
ことを特徴とする。細かな走行速度の制御、旋回制御及
び前後進切替制御は電動モータが適当であり、一方、急
激な負荷変動を受ける作業部系はパワーのある内燃機関
が適当であるとの考えに基づいて、そのようにした。 【0013】図2は図1の2矢視図であり、操作盤16
には、操作箱27の手前の側面にメインスイッチ28、
エンジンチョーク29、クラッチ操作ボタン31などを
備え、操作箱27の上面に、投雪方向調節レバー32、
オーガハウジング姿勢調節レバー33、走行系に係る方
向速度制御部材としての方向速度レバー34、作業部系
に係るエンジンスロットルレバー35を備え、操作箱2
7の右にグリップ36R及び右旋回操作レバー37Rを
備え、操作箱27の左にグリップ36L、左旋回操作レ
バー37L及び走行準備部材としての走行準備レバー3
8を備える。 【0014】左右旋回操作レバー37L,37Rはブレ
ーキレバーに近似するが、後述するとおりに完全な制動
効果は得られない。操作することで走行モータ25L,
25Rの回転を落として機体をターンさせることに使用
するため、ブレーキレバーと言わずに旋回操作レバーと
呼ぶことにした。 【0015】メインスイッチ28はメインキーを差込
み、回すことでエンジンを始動することのできる周知の
スイッチである。エンジンチョーク29は引くことで混
合気の濃度を高めることができる。投雪方向調節レバー
32は、シュータ(図1の符号21)方向を変更すると
きに操作するレバーであり、オーガハウジング姿勢調節
レバー33はオーガハウジング(図1の符号22)の姿
勢を変更するときに操作するレバーである。その他の部
材の作用は、図4で説明する。 【0016】図3は図2の3矢視図であり、左旋回操作
レバー37Lを握ることにより、ポテンショメータ39
Lのアーム39aの角度を想像線の位置まで回転するこ
とができる。ポテンショメータ39Lはアーム39aの
回転位置に応じた電気情報を発する機器である。 【0017】また、走行準備レバー38はスイッチ手段
42に作用する部材であり、スプリング41の引き作用
により、図の状態(フリー状態)になればスイッチ手段
42はオンになる。作業者の左手で走行準備レバー38
を図時計回りに下げれば、スイッチ手段42はオフとな
る。このように、走行準備レバー38が握られているか
否かはスイッチ手段42で検出することができる。 【0018】図4は本発明に係る除雪機の制御系統図で
あり、操作盤に内蔵若しくは付設した制御部44内の機
器及びそこから延びる情報伝達経路を示すが、概ね四角
は機器、丸はドライバーを示す。そして、想像線枠で囲
ったエンジン12、電磁クラッチ18、ブロア14及び
オーガ13が作業部系45であり、その他は走行系とな
る。43はバッテリである。なお、制御部44内に破線
で指令の流れを便宜上示したが、これはあくまでも参考
的記載に過ぎない。 【0019】先ず、作業部系の作動を説明する。メイン
スイッチ28にキーを差込み、回してスタートポジショ
ンにすることにより、図示せぬセルモータの回転により
エンジン12を始動させる。エンジンスロットルレバー
35は図示せぬスロットルワイヤでスロットルバルブ4
8に繋がっているので、エンジンスロットルレバー35
を操作することでスロットルバルブ48の開度を制御す
ることができる。これにより、エンジン12の回転数を
制御することができる。 【0020】走行準備レバー38を握ると共に、クラッ
チ操作ボタン31を操作することにより、作業者の意志
で電磁クラッチ18を接続し、ブロア14及びオーガ1
3を回すことができる。なお、走行準備レバー38を離
すかクラッチ操作ボタン31を操作するかの何れかによ
り、電磁クラッチ18を断状態にすることができる。 【0021】次に走行系の作動を説明をする。本発明の
除雪機は、普通車両のパーキングブレーキに相当するブ
レーキとして、左右の電磁ブレーキ51L,51Rを備
えており、これらの電磁ブレーキ51L,51Rは、駐
車中は制御部44の制御により、ブレーキ状態にある。
そこで、次の手順で電磁ブレーキ51L,51Rを開放
する。 【0022】メインスイッチ28がスタートポジション
にあること及び走行準備レバー38が握られていること
の2つの条件が満たされ、方向速度レバー34を前進又
は後進(図5で説明する。)に切換えると、電磁ブレー
キ51L,51Rは開放(非ブレーキ)状態になる。 【0023】図5は本発明で採用した方向速度レバーの
作用説明図であり、方向速度レバー34は、作業者の手
で、矢印,の如く往復させることができ、「中立範
囲」より「前進」側へ倒せば車両を前進させることがで
き、且つ「前進」領域においては、Lfが低速前進、H
fが高速前進となるように、速度制御も行える。同様
に、「中立範囲」より「後進」側へ倒せば車両を後進さ
せることができ、且つ「後進」領域においては、Lrが
低速後進、Hrが高速後進となるように、速度制御も行
える。この例では、図の左端に付記した通りに、後進の
最高速が0V(ボルト)、前進の最高速が5V、中立範
囲が2.3V〜2.7Vになるようにポテンショメータ
でポジションに応じた電圧を発生させる。1つのレバー
で前後の方向と高低速の速度制御とを設定できるので、
方向速度レバー34と名付けた。 【0024】図4に戻って、方向速度レバー34の位置
情報をポテンショメータ49から得た制御部44は、左
右のモータドライバー52L,52Rを介して左右の走
行モータ25L,25Rを回し、走行モータ25L,2
5Rの回転速度を回転センサ53L,53Rで検出し
て、その信号に基づいて回転速度を所定値になるように
フィードバック制御を実行する。この結果、左右の駆動
輪23L,23Rが所望の方向に、所定の速度で回り、
走行状態となる。 【0025】走行中の制動は次の手順で行う。本発明で
はモータドライバー52L,52Rに回生ブレーキ回路
54L,54R及びブレーキ手段としての短絡ブレーキ
回路55L,5Rを含む。 【0026】バッテリから電動モータへ電気エネルギー
を供給することで、電動モータは回転する。一方、発電
機は回転を電気エネルギーに変換する手段である。そこ
で、本発明では電気的切換えにより、走行モータ25
L,25Rを発電機に変え、発電させるようにした。発
電電圧がバッテリ電圧より高ければ、電気エネルギーは
バッテリ43へ蓄えることができる。これが回生ブレー
キの作動原理である。 【0027】左旋回操作レバー37Lの握りの程度をポ
テンショメータ39Lで検出し、この検出信号に応じて
制御部44は左の回生ブレーキ回路54Lを作動させ
て、左の走行モータ25Lの速度を下げる。右旋回操作
レバー37Rの握りの程度をポテンショメータ39Rで
検出し、この検出信号に応じて制御部44は右の回生ブ
レーキ回路54Rを作動させて、右の走行モータ25R
の速度を下げる。すなわち、左旋回操作レバー37Lを
握ることで左旋回させることができ、右旋回操作レバー
37Rを握ることで右旋回させることができる。 【0028】そして、次の何れかにより走行を停止する
ことができる。方向速度レバー34を中立位置に戻す。
走行準備レバー38を離す。メインスイッチ28をオフ
位置に戻す。 【0029】この停止は後述の電気的減速制御を施した
のちに、短絡ブレーキ回路55L,55Rを用いて実行
する。短絡ブレーキ回路55Lは、文字通り走行モータ
25Lの両極を短絡させる回路であり、この短絡により
走行モータは急制動状態になる。短絡ブレーキ回路55
Rも同様であるから説明を省略する。 【0030】停止後にメインスイッチ28をオフ位置に
戻せば、電磁ブレーキ51L,51Rがブレーキ状態と
なり、パーキングブレーキを掛けたことと同じになる。 【0031】次に、走行中の除雪機を停止させるときの
制御方法を説明する。図6は本発明に係る停止制御フロ
ー図であり、ST××はステップ番号を示す。 ST01:除雪機が走行中であるか否かを調べる。例え
ば、図4の回転センサ53L,53Rの出力によって判
断することができる。NOであれば、リターンさせるこ
とで以降の制御は行わない。YESであれば、ST02
に進む。 ST02:走行準備レバー(図4の符号38)がオフ
(離すことでオフ)であるか否かを調べる。NOであれ
ばST03に進み、YESであればST04に進む。 【0032】ST03:方向速度レバー(図4の符号3
4)が中立であるか否かを調べる。NOであれば、リタ
ーンさせることで制御は行わない。YESであれば、S
T04に進む。 ST04:以上の条件が満たされれば、制御部は走行モ
ータを制御信号出力Dmで制御する。ただし、この制御
信号出力Dmの初回値は直前の制御信号出力をそのまま
使用する。また、信号出力DmはPI制御ならPI出
力、PID制御ならPID出力に相当する。 【0033】ST05:走行モータ速度Mnがしきい値
Nstdを超えているか否かを調べる。走行モータ速度
Mnは図4の回転センサ53L,53Rで調べることが
できる。 【0034】また、しきい値はブレーキ手段の作動可能
回転速度によって定めた値を使用する。本実施例ではブ
レーキ手段として図4の短絡ブレーキ回路55L,55
Rを充てる。短絡ブレーキ回路55L,55Rには図示
せぬスイッチング素子を使用するが、これらのスイッチ
ング素子に短絡時に電気的に負担が掛るため、ブレーキ
容量に対応した容量の素子を使用しなければならない。
逆に、短絡ブレーキ回路55L,55Rに配置したスイ
ッチング素子によって、ブレーキ手段の作動可能回転速
度が決まることになり、これを基に前記しきい値を決め
る。 【0035】このしきい値は走行モータ25L,25R
の使用最高回転数の10%程度に定めると良い。そうす
れば、スイッチング素子の小容量化が可能であり、短絡
ブレーキ回路55L,55Rの小型化及びコストダウン
が図れる。これを可能にしたのが、ST05及び次のS
T06である。 【0036】ST06:ST05でYESであれば、制
御信号出力Dmからα(例えば1.0%)を減じた値を
新たな制御信号出力Dmとする。以上のST04、ST
05、ST06を繰り返すことで、制御信号出力Dmは
徐々に小さくなり、これに対応して走行モータの回転速
度が低下する。 【0037】ST07:ST05がNO、すなわち走行
モータの回転速度がしきい値以下になったら、ブレーキ
手段(図4の短絡ブレーキ回路55L,55R)を作動
させて、制動を掛ける。 【0038】以上をまとめると本発明の電動車両は、車
両の走行中に、走行準備部材がオフ(ST02で判断)
になるか又は方向速度制御部材が中立(ST03で判
断)になったときに、電動モータの制御信号出力に所定
の減算(ST06)を繰り返し施すことで、ブレーキ手
段の作動可能回転速度(ST05で判断)まで電動モー
タを減速する電動モータ減速制御を実行する制御部を備
えていることを特徴とする。 【0039】上記電動モータの減速制御によれば、レシ
プロエンジンを搭載した車両で行うエンジンブレーキ操
作に類似した減速性能が得られる。従って、停止距離は
十分に短縮することができる。また、減速後にブレーキ
手段を作動させるため、このブレーキ手段は小型化や低
コスト化が図れる。 【0040】尚、本発明を適用する電動車両は除雪機に
限るものではなく、電動運搬車、電動ゴルフカートなど
の電動車であれば種類は任意である。 【0041】また、実施例の除雪機は左右の走行モータ
を備えるが、1個の走行モータで左右の駆動輪を駆動す
る形式の電動車両に本発明を適用することは差支えな
い。さらには、方向速度レバーは、実施例では1本であ
ったが、複数本でその役割を分担させてもよい。そし
て、方向速度制御部材はレバー、ダイヤル、スイッチ又
は同等品であればよい。同様に、走行準備部材はレバ
ー、ダイヤル、スイッチ又は同等品であればよい。 【0042】また、ブレーキ手段は短絡ブレーキに限ら
ず、電磁ブレーキ、ディスクブレーキの何れであったも
よい。 【0043】 【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では、電動モータの制御信号出力に所定
の減算を繰り返し施すことで、電動モータを電気的に減
速制御する。この後にブレーキ手段を作動させる。上記
電動モータの減速制御によれば、レシプロエンジンを搭
載した車両で行うエンジンブレーキ操作に類似した減速
性能が得られる。従って、停止距離は十分に短縮するこ
とができる。また、減速後にブレーキ手段を作動させる
ため、このブレーキ手段は小型化や低コスト化が図れ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る除雪機の平面図 【図2】図1の2矢視図 【図3】図2の3矢視図 【図4】本発明に係る除雪機の制御系統図 【図5】本発明で採用した方向速度レバーの作用説明図 【図6】本発明に係る本発明に係る停止制御フロー図 【符号の説明】 10…電動車両(除雪機)、25L,25R…電動モー
タ(走行モータ)、34…方向速度制御部材(方向速度
レバー)、38…走行準備部材(走行準備レバー)、4
4…制御部、53L,53R…回転センサ、55L,5
5R…ブレーキ部材(短絡ブレーキ回路)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅家 博夫 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 5H115 PA08 PG10 PI16 PU01 PV03 PV22 QE10 QI04 RB17 RB22 SE03

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 オンで走行可能でオフで停止命令を発す
    る走行準備部材と、前進、中立、後進を指定することの
    できる方向速度制御部材と、この方向速度制御部材の操
    作に基づいて正転若しくは逆転して車両を走行させる電
    動モータと、中立時に制動を掛けることのできるブレー
    キ手段とを備える電動車両において、この電動車両は、
    車両の走行中に、前記走行準備部材がオフになるか又は
    前記方向速度制御部材が中立になったときに、前記電動
    モータの制御信号出力に所定の減算を繰り返し施すこと
    で、前記ブレーキ手段の作動可能回転速度まで電動モー
    タを減速する電動モータ減速制御を実行する制御部を備
    えていることを特徴とする電動車両。
JP2002074940A 2001-11-06 2002-03-18 電動車両 Pending JP2003209904A (ja)

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