JP2003209634A - 複合通信方法及びそれを用いたシステム - Google Patents

複合通信方法及びそれを用いたシステム

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JP2003209634A
JP2003209634A JP2002004337A JP2002004337A JP2003209634A JP 2003209634 A JP2003209634 A JP 2003209634A JP 2002004337 A JP2002004337 A JP 2002004337A JP 2002004337 A JP2002004337 A JP 2002004337A JP 2003209634 A JP2003209634 A JP 2003209634A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インターネットの通信品質やセキュリティ上
の保証が得られにくい欠点を、電話を併用することによ
りカバーする複合通信方法及びそれを用いたシステムを
提供しようとするものである。 【解決手段】 クライアントにより操作される複数の
クライアント端末および、クライアント情報を保有する
センタサーバが、インターネットを介して接続されると
共に、各クライアント端末が、インターネットを介する
ことなく、直接クライアント端末相互間で行なう通信に
用いられるクライアント電話機を接続してなる通信シス
テムを用いる通信方法であって、クライアント端末が、
クライアント情報に基づき、クライアント端末同士をイ
ンターネットを経由して接続するインターネット通信路
と、クライアント端末同士をクライアント電話機を経由
して接続する電話通信路とを形成するとともに、この2
つの通信路を用いて通信を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複合通信方法及
びそれを用いたシステムに関し、詳しくは、インターネ
ットと電話を用いた複合通信方法及びそれを用いたシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】公共通信の形態には、公衆回線を用いた
電話によるアナログ通信方式や、ISDN回線を用いた
デジタル通信方式、アナログ、デジタル各通信方式の専
用回線を用いた通信方式等、数多くの種類が存在してい
る。その中でも最近普及が著しいのは、携帯電話による
通信方式である。携帯電話は、当初はアナログ通信方式
で開始されたが、現在では、デジタル通信方式が主流で
ある。これらの携帯電話を含む電話による通信には、ア
マチュア無線等のプライベートな通信と異なり、通信元
端末と通信先端末との間の通信路には、第1種電気通信
事業者が設置した電気通信設備が用いられ、その設備
は、法令の定める技術基準が適用されるので、この技術
基準の定める技術レベルの範囲内では、その通信速度
や、周波数特性等の通信品質は保証される。また、これ
らの電気通信設備を運用する第1種電気通信事業者に
は、これらの電気通信設備を用いた通信の内容につき、
秘守義務が法令上課されており、通信内容の秘密が守ら
れる体制になっている。
【0003】このような公共通信とは別に、これらの公
共通信を通信路として使用するコンピュータのネットワ
ークであるインターネットが、広く普及している。この
インターネットは、パケットを送受信の対象としたパケ
ット通信であり、公衆回線で使用されるような交換機を
用いるのではなく、コンピュータ同士を直接、ルータを
介して接続するとともに、各端末に付与されたIPアド
レスで通信元や通信先の識別を行なう、TCP/IPを
用いた通信方式である。そのため、送信元や送信先の異
なる多くの情報を、効率よく送信できるので、通信中
は、当該通信に占有される電話等に比べて、情報の伝送
効率がよく、一般に、通信コストを低く抑えることがで
きる。また、インターネットでは、通信制御手段として
TCP/IPを用いた装置であれば、パソコン等のいか
なる装置もネットワークに容易に接続できる。そのた
め、インターネットはオープンな性格を備えていると言
え、このオープンな性格から、多くのユーザを対象とし
た情報交流システムが容易に構築できる利点があり、さ
まざまな分野で使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インタ
ーネットでは、ネットワークにさまざまな通信路が介在
するため、伝送速度が最も遅い通信路がボトルネックと
なることや、通信情報量の増大に伴い、介在するルータ
やコンピュータの処理の遅延等によるパケットの到着遅
延や消失等のため、通信品質の低下が避けられない。ま
た、インターネットは、コンピュータのネットワークで
あるので、通信元と通信先の間には上述した公共通信に
よる通信路やコンピュータのほか、私的に運用されるコ
ンピュータや通信路が介在する余地がある。これらのコ
ンピュータや通信路は、第1種電気通信事業者が設置し
た設備ではないので、上述した公共通信の通信路とは異
なり、これらを経由する通信品質が法令の定める技術基
準によっては保証されず、一般的に、インターネットに
よる通信は、通信品質の保証を得るのが困難であるとい
える。また、これらの運用上、通信の内容の秘守義務に
対する法令上の保護も及びにくく、この点でセキュリテ
ィ上の保証を得るのも困難であると言える。そこで、こ
の発明は、インターネットのオープンな性格や通信コス
トを低く抑えられる利点を生かすとともに、インターネ
ットの通信品質の低下が避けられず、また、通信の内容
の秘守義務に対する法令上の保護も及びにくいという、
通信品質やセキュリティ上の保証が得られにくい欠点
を、電話を併用することによりカバーする複合通信方法
及びそれを用いたシステムを提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】インターネットのオープ
ン性を利用すれば、多くのユーザが参加可能な情報交流
システムを構築することができる。また、インターネッ
ト上に構築された情報交流システムのサーバから得られ
た通信相手先の情報に基づき通信相手先と通信する場
合、インターネットを利用するインターネット通信路
と、携帯電話等の電話を利用する電話通信路とを併用す
ることによって、上述した双方の通信路の特性を生かし
た通信システムを構築することができる。この発明はこ
れらの点に注目してなされたものである。
【0006】本発明の複合通信方法は、図1に示す複合
通信システムを用いた通信方法である。即ち、本発明の
複合通信方法は、図1において、クライアントにより操
作される複数のクライアント端末3および、クライアン
ト情報を保有するセンタサーバ1が、インターネット2
を介して接続されると共に、各クライアント端末3が、
インターネット2を介することなく、直接クライアント
端末3相互間で行なう通信に用いられるクライアント電
話機4を接続してなる通信システムを用いる通信方法で
あって、クライアント端末3が、クライアント情報に基
づき、クライアント端末3同士をインターネット2を経
由して接続するインターネット通信路と、クライアント
端末3同士をクライアント電話機4を経由して接続する
電話通信路とを形成するとともに、この2つの通信路を
用いて通信を行なうことを特徴としている。
【0007】上記の複合通信方法をより具体化した通信
方法として、次の通信方法が推奨される。即ち、図1に
おいて、クライアントにより操作される複数のクライア
ント端末3および、クライアント情報を保有するセンタ
サーバ1が、インターネット2を介して接続されると共
に、各クライアント端末3が、インターネット2を介す
ることなく、直接クライアント端末3相互間で行なう通
信に用いられるクライアント電話機4を接続してなる通
信システムを用いる通信方法であって、センタサーバ1
の保有するクライアント情報は、少なくともクライアン
ト端末3のIPアドレスとクライアント電話機4の電話
番号とを含んでおり、通信元端末としてクライアント端
末3は、センタサーバ1のクライアント情報にアクセス
して、クライアントの選択に従がい、通信先端末として
他のクライアント端末3を選択するとともに、この通信
先端末のIPアドレスと電話番号とを取得し、IPアド
レスを用いて、通信先端末と通信するインターネット通
信路を確立するとともに、電話番号を用いて、通信元端
末のクライアント電話機4と通信先端末のクライアント
電話機4とを介して電話通信路を確立し、これら双方の
通信路を同時に使い分けて、通信先端末と通信を行なう
複合通信方法である。
【0008】上記のクライアント電話機として、携帯電
話機を用いるのが便宜である。
【0009】また、上記のインターネット通信路を、セ
ンタサーバを経由して確立させるようにしてもよい。
【0010】あるいは、上記のインターネット通信路
を、ピアツーピアで確立させるようにしてもよい。ピア
ツーピアとは、センタサーバを経由しないで、クライア
ント端末同士が直接接続することをいう。
【0011】上記の複合通信方法において、クライアン
ト端末を操作するクライアントに対して、通信先端末の
IPアドレス及び電話番号を知られないようにするべ
く、この通信先端末のIPアドレス及び電話番号を、共
に、サーバ、クライアント端末、及び、クライアント電
話機では表示しないことで、クライアントに対して秘匿
するようにしてもよい。
【0012】また、インターネット通信路及び電話通信
路を用いた通信の内容を、センタサーバに対して秘匿す
るようにしてもよい。
【0013】また、インターネット通信路及び電話通信
路を用いた通信の管理情報を、センタサーバが取得する
ようにしてもよい。
【0014】また、センタサーバが、管理情報に基づ
き、通信元端末、または、通信元端末と通信先端末とに
課金するようにしてもよい。
【0015】次に、本発明の複合通信システムについて
説明する。このシステムは、図1と同様の構成を有して
いる。即ち、本発明の複合通信システムは、図1におい
て、クライアントにより操作される複数のクライアント
端末3および、クライアント情報を保有するセンタサー
バ1が、インターネット2を介して接続されると共に、
各クライアント端末3が、インターネット2を介するこ
となく、直接クライアント端末3相互間で行なう通信に
用いられるクライアント電話機4を接続してなる通信シ
ステムであって、クライアント端末3が、クライアント
情報に基づき形成する2つの通信路である、クライアン
ト端末3同士をインターネット2を経由して接続したイ
ンターネット通信路と、クライアント端末3同士をクラ
イアント電話機4を経由して接続した電話通信路とを用
いて通信を行なうことを特徴としている。
【0016】上記の複合通信システムをより具体化した
通信システムとして、図2にその構成を示す次の通信シ
ステムが推奨される。即ち、図2において、クライアン
トにより操作される複数のクライアント端末3および、
クライアント情報を保有するセンタサーバ1が、インタ
ーネットを介して接続されると共に、各クライアント端
末3が、インターネット2を介することなく、直接クラ
イアント端末3相互間で行なう通信に用いられるクライ
アント電話機4を接続してなる通信システムであって、
センタサーバ1の保有するクライアント情報は、少なく
ともクライアント端末3のIPアドレスとクライアント
電話機4の電話番号とを含んでおり、通信元端末として
クライアント端末3は、センタサーバ1のクライアント
情報にアクセスするとともに、クライアントの選択に従
がい、通信先端末として他のクライアント端末3を選択
する通信先選択手段3aと、この通信先端末のIPアド
レスと電話番号とを取得する通信先情報取得手段3b
と、IPアドレスを用いて、通信先端末と通信するイン
ターネット通信路を確立するインターネット通信路確立
手段3cと、電話番号を用いて、通信元端末のクライア
ント電話機4と通信先端末のクライアント電話機4とを
介して、通信先端末と通信する電話通信路を確立する電
話通信路確立手段3dと、これら双方の通信路を同時に
使い分けて通信先端末と通信を行なう通信制御手段3e
とを備えてなる複合通信システムである。
【0017】上記の複合通信システムにおいて、クライ
アント端末とクライアント電話機との接続に、ブルート
ゥースを用いるようにしてもよい。
【0018】上記のクライアント電話機としては、携帯
電話機を用いるのが便宜である。
【0019】また、上記のインターネット通信路確立手
段が、インターネット通信路をセンタサーバを経由して
確立するようにしてもよい。
【0020】あるいは、上記のインターネット通信路確
立手段が、インターネット通信路を、ピアツーピアで確
立するようにしてもよい。ピアツーピアとは、上述した
ように、センタサーバを経由しないで、クライアント端
末同士が直接接続することをいう。
【0021】上記の複合通信システムにおいて、通信先
端末のIPアドレス及び電話番号を、共に、サーバ、ク
ライアント端末、及び、クライアント電話機では表示し
ないことで、クライアントに対して秘匿するようにして
もよい。
【0022】また、通信制御手段は、インターネット通
信路及び電話通信路を用いた通信の内容を、センタサー
バに対して秘匿するようにしてもよい。
【0023】また、通信制御手段は、インターネット通
信路及び電話通信路を用いた通信の管理情報を、センタ
サーバに提供するようにしてもよい。
【0024】また、センタサーバが、管理情報に基づ
き、通信元端末に、または、通信元端末と通信先端末と
に課金するようにしてもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例につき、図
面に基づき詳しく説明する。図3は、第1実施例の複合
通信システムのシステム構成図である。第1実施例の複
合通信システムは、登録された会員であるユーザに対す
るテレビ電話サービスを提供するシステムである。図1
において、このシステムは、会員であるユーザの操作す
る複数のパソコン13a、13bが、インターネット1
2を介してセンタサーバ11と接続されている。また、
このインターネット接続とは別に、各ユーザのパソコン
13a、13bには、携帯電話機14a、14bが接続
されており、この携帯電話機14a、14bは、無線に
より、携帯電話網15に接続されている。図3では、複
数のユーザのパソコン及び携帯電話機の内、ユーザAと
ユーザBのパソコン13a、13b及び携帯電話機14
a、14bのみを図示している。図3において、A、B
は、それぞれユーザA、ユーザBを表している。
【0026】センタサーバ11には、Webサイトとし
てインターネットのホームページを設けるのに必要なル
ータ等のハードウェアやソフトウェアを備えている。パ
ソコン13a、13bには、センタサーバ11のホーム
ページをアクセスして各種情報を授受するのに必要なハ
ードウェアや、ブラウザ等のソフトウェアを備えてい
る。また、インターネットに接続された端末に対して、
IPアドレスを用いて接続して双方向の通信を行なうの
に必要なハードウェア、ソフトウェアを備えている。ま
た、パソコン13a、13bに接続されている、携帯電
話機14a、14bに対して、相手先の携帯電話番号を
提供して、その相手と接続するよう指令するとともに、
この接続により双方向の通信を行なうのに必要な、ハー
ドウェア、ソフトウェアを備えている。このほか、パソ
コン13a、13bには、テレビ電話用の画像として、
ユーザAやユーザBの顔等を撮影するカメラ16a、1
6bや、ディスプレイ17a、17b、キーボード18
a、18b、及び、マウス19a、19bが備えられて
いる。携帯電話機14a、14bは、パソコン13a、
13bからの指令を受けて、相手の携帯電話と接続して
双方向の通信を行なうのに必要なハードウェア、ソフト
ウェアを備えている。パソコン13a、13bと携帯電
話機14a、14bの接続は、携帯電話機14a、14
bの下部に設けられているコネクタと、パソコン13
a、13bに設けられているRS232Cインターフェ
イス用コネクタとを専用のケーブルで結ぶことで行なっ
ている。この接続には、USB(ユニバーサルシリアル
バス)による接続を用いるようにしてもよい。
【0027】センタサーバ11は、テレビ電話サービス
を提供する本システムの登録会員であるユーザ情報とし
て、図4に示すような、ユーザ名、ユーザの居住する都
道府県名、IPアドレス、及び、携帯電話番号を備えて
いる。この内、センタサーバ11のホームページにアク
セスしてユーザが閲覧できるのは、ユーザ名及び都道府
県名である。図5はこの様子を示したものである。この
ように、パソコン13a、13bのディスプレイ17
a、17bでユーザが閲覧できるのは、IPアドレスと
携帯電話番号を除くユーザ名と都道府県名であるが、パ
ソコン13a、13bは、IPアドレスと携帯電話番号
を含む全てのユーザ情報をセンタサーバ11から取得す
ることができる。
【0028】次に、第1実施例の複合通信システムの動
作について説明する。ユーザAは、ユーザAパソコン1
3aを操作して、センタサーバ11にアクセスし、ユー
ザ情報を取得し、その中からテレビ電話の通話を行なう
相手として、例えば、ユーザBを選択する。選択方法と
しては、例えば、図5の画面上の、ユーザ名Bをユーザ
Aパソコン用マウス19aでクリックすることにより行
なう。この場合の、ユーザAパソコン13aとセンタサ
ーバ11との通信経路は、図6に示すように、インター
ネット12上に形成される。
【0029】ユーザAパソコン13aは、センタサーバ
11から取得したユーザ情報の中に含まれている、通信
相手であるユーザBのIPアドレスを用いて、センタサ
ーバ11経由でユーザBパソコン13bと接続する。こ
の場合の、ユーザAパソコン13aとユーザBパソコン
13bとの通信経路は、図7に示すように、センタサー
バ11を経由するインターネット12上に形成されたイ
ンターネット通信路である。また、ユーザAパソコン1
3aは、ユーザ情報の中に含まれている、ユーザBの携
帯電話番号を、ユーザA携帯電話機14aに提供して、
ユーザBパソコン13bに接続されているユーザB携帯
電話機14bに接続するように指令する。この指令に基
づき、ユーザA携帯電話機14aは、携帯電話網15を
介して無線でユーザB携帯電話機14bと接続するの
で、ユーザAパソコン13aとユーザBパソコン13b
とが、携帯電話網15を介して接続される。このユーザ
Aパソコン13aとユーザBパソコン13bとの通信経
路は、図7に示すように、携帯電話網15上に形成され
た携帯電話通信路である。この結果、ユーザAパソコン
13aと13bとの間には、図7に示すように、インタ
ーネット通信路と携帯電話通信路の2つの通信経路が確
立される。
【0030】そこで、次に、ユーザAパソコン13a
は、上記のインターネット通信路と携帯電話通信路の2
つの通信経路を用いて、ユーザBパソコン13bと双方
向の通信を行なう。ここで、インターネット通信路を用
いて、ユーザAパソコン用カメラ16aまたはユーザB
パソコン用カメラ16bの撮影した、ユーザAまたはユ
ーザBの顔等の画像を、それぞれ相手であるユーザBパ
ソコン13bまたはユーザAパソコン13aに送信し、
それぞれ、ユーザBパソコン用ディスプレイ17bまた
はユーザAパソコン用ディスプレイ17aで表示する。
この通信は、インターネット通信路を用いて行なわれる
のでパケット通信である。また、この通信はセンタサー
バ11を経由して行なわれるので、センタサーバ11は
通信内容を容易に把握することができ、適用するアプリ
ケーションによっては好都合である。しかし、センタサ
ーバ11に対するユーザA及びユーザBのプライバシー
保護のため、本システムでは、インターネット通信路を
流れる情報は、通信のログ情報を除いて、センタサーバ
11に対して秘匿するシステムとしている。秘匿する方
法としては、通信情報に対して、センタサーバ11が解
読できない暗号化を図る等の方法を用いる。
【0031】また、ユーザAがユーザA携帯電話機14
aを用い、ユーザBがユーザB携帯電話機14bを用い
て、音声による会話を行なうことで、携帯電話通信路を
用いて双方向の音声情報の通信を行なう。この通信は、
携帯電話通信路を用いて行なわれるので、電話通信であ
る。これにより、ユーザAとユーザBとは、画像と音声
による通信、即ち、テレビ電話と同様の通信を行なうこ
とができる。この場合、携帯電話通信路は、インターネ
ットとは隔絶されていることから、音声情報をセンタサ
ーバ11に対して、確実に秘匿することができ、上記の
インターネット通信路に比べて、ユーザA及びユーザB
の堅固なプライバシーの保護を図ることができる。この
携帯電話通信路の情報に対しても、上記と同様、センタ
サーバ11が解読できない暗号化を図ることもできる。
上記の、2つの通信経路を用いた通信中に、ユーザAパ
ソコン13aは、これら2つの通信経路による通信の、
双方の当事者のユーザ名、通信日、時刻、所要通信時間
や送信パケット数等のログデータを把握の上、保持す
る。
【0032】上記の2つの通信経路による通信が終了す
ると、ユーザAパソコン13aは、上記のログデータを
センタサーバ11に送信する。すると、センタサーバ1
1はこのログデータに基づき、ユーザAパソコン13a
に対して課金を行なう。この場合の通信経路を、図8に
示す。本実施例では、通信元端末であるユーザAパソコ
ン13aとセンタサーバ11との間でのみ、上記のログ
データの送信や課金の処理が行なわれているが、これに
加えて、ユーザBパソコン13bとセンタサーバ11と
の間においても、これらの処理を行なうようにしてもよ
い。図8の点線は、この場合のユーザBパソコン13b
とセンタサーバ11との通信経路を示している。この場
合は、センタサーバ11は、ユーザAパソコン13aと
ユーザBパソコン13bの双方に課金することになる。
【0033】上記の第1実施例の複合通信システムで
は、ユーザAとユーザBとの間のテレビ電話機能を提供
している。このようなテレビ電話機能の実現において
は、画像は多少乱れたりしても、その機能にはあまり影
響を及ぼさないが、音声が途切れたり不明瞭であったり
すると、その機能に重大な影響を及ぼしかねない。前述
したように、インターネットでは、一般に、通信コスト
を低く抑えることができる反面、ネットワークにさまざ
まな通信路やコンピュータが介在するため、通信品質の
保証を得るのが困難であるとともに、セキュリティ上の
保証を得るのも困難である。しかし、電話回線の場合
は、その通信路は、第1種電気通信事業者によって設置
されたものであり、一定のレベルでの通信品質の保証
や、通信内容の秘守義務等に基づくセキュリティ上の保
証が得られ、携帯電話においてもこの点では、ほぼ同様
であるといえる。このような観点から上記の第1実施例
の複合通信システムを見ると、ユーザAとユーザBとの
通信を行なうのに、通信品質やセキュリティ上の保証が
得られにくいが、通信コストを低く抑えることができる
インターネット通信路を用いて画像を送信し、通信コス
トはかかるが、通信品質やセキュリティ上の保証が得ら
れる携帯電話通信路を用いて音声を送信していることか
ら、コストパフォーマンスのよいテレビ電話機能を実現
することができる。
【0034】また、上記の第1実施例の複合通信システ
ムでは、ユーザ情報として、ユーザ名、ユーザの都道府
県名、IPアドレス、及び、携帯電話番号を用いている
が、これに加えて、ユーザの性別、血液型、趣味等を加
えてもよい。また、上記のシステムでは、IPアドレス
と携帯電話番号の閲覧はできない仕組になっているが、
このように、操作に無用な情報をできるだけ閲覧できな
いようにすることにより、ユーザに対して簡明で分かり
やすい通信システムを実現している。また、上記のシス
テムでは、センタサーバに対して、インターネット通信
路と携帯電話通信路の通信内容を秘匿しつつ、これらの
通信のログ情報は、サーバが取得できるので、センタサ
ーバは、クライアントのプライバシーを保護しつつ、複
合通信システムの運用管理を行なうことができる。
【0035】また、上記の第1実施例の複合通信システ
ムからわかる通り、センタサーバ11を経由するインタ
ーネット通信路は、この通信路を流れる情報が、センタ
サーバ11に把握されやすいのに対して、携帯電話通信
路は、この通信路を流れる情報が、センタサーバ11に
対して秘匿されることから、本発明の複合通信システム
を利用することで、センタサーバ11により把握が必要
な情報の通信にはインターネット通信路を用い、センタ
サーバ11に対して秘匿が必要な情報の通信には、携帯
電話通信路を用いる複合通信システムの実現も可能であ
る。
【0036】次に、第2実施例の複合通信システムにつ
いて説明する。第2実施例の複合通信システムは、第1
実施例の複合通信システムと同様、テレビ電話サービス
を提供するシステムであり、そのシステム構成は、図3
と同様である。第1実施例と異なるのは、ユーザAパソ
コン13aが、通信相手であるユーザBのIPアドレス
を用いて、インターネット12上に形成するインターネ
ット通信路を、図9に示すように、センタサーバ11を
経由することなく、ピアツーピアでユーザBパソコン1
3bと接続して形成する点である。このようにすること
により、インターネット通信路を用いて送信される画像
情報をセンタサーバ11に対して、秘匿することができ
る。また、インターネット通信路がセンタサーバ11を
経由せずに形成されるので、センタサーバ11は、この
インターネット通信路を用いる通信に関する処理を行な
う必要がなく、その負荷が軽減される。
【0037】次に、第3実施例の複合通信システムにつ
いて説明する。第3実施例の複合通信システムのシステ
ム構成は、図3の第1実施例の複合通信システムと同じ
である。但し、第3実施例の複合通信システムは、テレ
ビ電話システムではなく、会員であるユーザ間におけ
る、フリーマーケットのような取引の場をインターネッ
トを用いて提供するシステムである。そこで、センタサ
ーバ11は、ユーザ情報として、図10に示すような、
ユーザ名、商品情報、IPアドレス、及び、携帯電話番
号を備えている。この内、センタサーバ11のホームペ
ージにアクセスしてユーザが閲覧できるのは、ユーザ名
及び商品情報のみである。
【0038】この第3実施例のシステムでは、図3にお
いて、ユーザAは、ユーザAパソコン13aを操作し
て、センタサーバ11にアクセスし、商品情報とそれを
提供しているユーザのユーザ名を取得し、その中からほ
しい商品情報を提供しているユーザとして、例えば、ユ
ーザBを第1実施例と同様にして選択する。この場合、
図6に示すようなユーザAパソコン13aとセンタサー
バ11との通信経路が、インターネット12上に形成さ
れる。すると、ユーザAパソコン13aは、第1実施例
と同様にして、センタサーバ11から取得したユーザB
のIPアドレスと携帯電話番号とを用いて、図7に示す
ようなインターネット通信路と携帯電話通信路の2つの
通信経路を形成する。このインターネット通信路と携帯
電話通信路の2つの通信経路の形成を、図9のようにし
てもよい。
【0039】インターネット通信路と携帯電話通信路の
2つの通信経路が形成されると、次に、ユーザAパソコ
ン13aは、上記のインターネット通信路を用いてユー
ザBパソコン13bに対し、ユーザBの提供する、例え
ば、中古自動車等の提供商品の詳細な情報を要求する。
これに対して、ユーザBパソコン13bからユーザAパ
ソコン13aに対して中古自動車の写真等の詳細情報
が、上記のインターネット通信路を用いて送信される。
この場合に、価格等の重要な情報は、携帯電話通信路を
用いてユーザBパソコン13bからユーザAパソコン1
3aに送信する。このようにして取引交渉がなされた結
果、取引が成立すると、支払いのために必要な重要情報
であるユーザAのクレジット番号等を、携帯電話通信路
を用いてユーザAパソコン13aからユーザBパソコン
13bに送信する。これらの取引のログ情報は、第1実
施例と同様に、ユーザAパソコン13aからセンタサー
バ11に送信され、これに基づき、センタサーバ11は
ユーザAパソコン13aに課金する。この場合、図8に
示すようなユーザAパソコン13aとセンタサーバ11
との通信経路が、インターネット12上に形成される。
【0040】上記の第3実施例の複合通信システムで
は、取引交渉に必要な情報の内、重要な情報は、通信コ
ストはかかるが、通信品質やセキュリティ上の保証が得
られる携帯電話通信路を用いて送受信し、重要でない情
報は、通信品質やセキュリティ上の保証が得られにくい
が、通信コストを低く抑えることができるインターネッ
ト通信路を用いて送受信しており、第1実施例と同様、
コストパフォーマンスのよいシステムを実現することが
できる。
【0041】上記の複合通信システムの各実施例では、
各ユーザのパソコンと携帯電話機との接続は有線で行な
っているが、無線を用いるブルートゥースにより行なっ
てもよい。また、通信品質やセキュリティ上の保証が得
られる通信路の形成に携帯電話機と携帯電話網を用いて
いるが、これに代えて、有線式の電話機と有線電話網を
用いてもよい。
【0042】上記の各実施例からわかるとおり、本発明
の基本構成部分はインターネットを用いたシステムであ
り、前述の通り、インターネットはオープンな性格か
ら、多くのユーザを対象とした情報交流システムが容易
に構築できる。そのため、本発明は、インターネットを
用いることで容易に構築されるあらゆるシステムに適用
可能であり、また、課金システムを採用することによ
り、ASP(アプリケーションサービスプロバイダー)
システムとして運用することもできる。
【0043】
【発明の効果】請求項1、2、10または11記載の発
明によれば、センタサーバの有するクライアント情報に
基づき形成される、インターネット通信路と電話通信路
との2つの通信路を用いてクライアント端末同士の通信
を行なうが、インターネット通信路は、通信コストを低
く抑えることができる反面、通信品質やセキュリティ上
の保証が得られにくく、これに対して、電話通信路は、
通信コストはかかるが、通信品質やセキュリティ上の保
証が得られる特徴を有しているので、この2つの通信路
を組み合わせて使用することにより、コストパフォーマ
ンスのよい通信システムを提供することができる。
【0044】請求項3または13記載の発明によれば、
クライアント電話機として、携帯電話機を用いるので、
電話工事が不要であり、複合通信システムの構築を容易
に行なうことができる。
【0045】請求項4または14記載の発明によれば、
インターネット通信路がセンタサーバを経由して形成さ
れるので、センタサーバはこのインターネット通信路を
用いる通信に関する情報の把握を容易に行なうことがで
きる。
【0046】請求項5または15記載の発明によれば、
インターネット通信路がセンタサーバを経由せずに形成
されるので、センタサーバはこのインターネット通信路
を用いる通信に関する処理を行なう必要がなく、その負
荷を軽減することができる。
【0047】請求項6または16記載の発明によれば、
通信先端末のIPアドレス及び電話番号を、共に、サー
バ、クライアント端末、及び、クライアント電話機では
表示しないことで、クライアントに対して秘匿するの
で、クライアントに対して無用な情報を表示しないこと
から、簡明で分かりやすい通信システムを提供すること
ができる。
【0048】請求項7または17記載の発明によれば、
インターネット通信路及び電話通信路を用いた通信の内
容を、センタサーバに対して秘匿するので、センタサー
バは、クライアントのプライバシーを保護することがで
きる。
【0049】請求項8または18記載の発明によれば、
インターネット通信路及び電話通信路を用いた通信の管
理情報を、センタサーバが取得できるので、センタサー
バは、複合通信システムの運用管理をすることができ
る。
【0050】請求項12記載の発明によれば、クライア
ント端末とクライアント電話機との接続に、ブルートゥ
ースを用いるので、クライアント端末とクライアント電
話機との接続が容易であり、複合通信システムの構築を
容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合通信方法に用いられるシステムの
構成図。
【図2】本発明の複合通信システムの構成図。
【図3】第1実施例の複合通信システムの構成図。
【図4】第1実施例におけるセンタサーバが保有するユ
ーザ情報の構成図。
【図5】第1実施例におけるユーザAパソコンの表示画
面の構成図。
【図6】第1実施例における通信経路説明図(1)。
【図7】第1実施例における通信経路説明図(2)。
【図8】第1実施例における通信経路説明図(3)。
【図9】第2実施例における通信経路説明図。
【図10】第3実施例におけるセンタサーバが保有する
ユーザ情報の構成図。
【符号の説明】
1 センタサーバ 1a クライアント情報 2 インターネット 3 クライアント端末 3a 通信先情報取得手段 3b インターネット通信路確立手段 3c 電話通信路確立手段 3d 通信制御手段 4 クライアント電話機 5 電話網 11 センタサーバ 12 インターネット 13a ユーザAパソコン 13b ユーザBパソコン 14a ユーザA携帯電話機 14b ユーザB携帯電話機 15 携帯電話網 16a ユーザAパソコン用カメラ 16b ユーザBパソコン用カメラ 17a ユーザAパソコン用ディスプレイ 17b ユーザBパソコン用ディスプレイ 18a ユーザAパソコン用キーボード 18b ユーザBパソコン用キーボード 19a ユーザAパソコン用マウス 19b ユーザBパソコン用マウス

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアントにより操作される複数のク
    ライアント端末および、前記クライアント情報を保有す
    るセンタサーバが、インターネットを介して接続される
    と共に、各前記クライアント端末が、前記インターネッ
    トを介することなく、直接前記クライアント端末相互間
    で行なう通信に用いられるクライアント電話機を接続し
    てなる通信システムを用いる通信方法であって、 前記クライアント端末が、前記クライアント情報に基づ
    き、前記クライアント端末同士を前記インターネットを
    経由して接続するインターネット通信路と、前記クライ
    アント端末同士を前記クライアント電話機を経由して接
    続する電話通信路とを形成するとともに、この2つの通
    信路を用いて通信を行なうことを特徴とする複合通信方
    法。
  2. 【請求項2】 前記センタサーバの保有する前記クライ
    アント情報は、少なくとも前記クライアント端末のIP
    アドレスと前記クライアント電話機の電話番号とを含ん
    でおり、 通信元端末として前記クライアント端末は、前記センタ
    サーバの前記クライアント情報にアクセスして、前記ク
    ライアントの選択に従がい、通信先端末として他の前記
    クライアント端末を選択するとともに、この通信先端末
    の前記IPアドレスと前記電話番号とを取得し、前記I
    Pアドレスを用いて、前記通信先端末と通信する前記イ
    ンターネット通信路を確立するとともに、前記電話番号
    を用いて、前記通信元端末の前記クライアント電話機と
    前記通信先端末の前記クライアント電話機とを介して前
    記電話通信路を確立し、これら双方の通信路を同時に使
    い分けて、前記通信先端末と通信を行なう請求項1記載
    の複合通信方法。
  3. 【請求項3】 前記クライアント電話機として、携帯電
    話機を用いてなる請求項2記載の複合通信方法。
  4. 【請求項4】 前記インターネット通信路を、前記セン
    タサーバを経由して確立してなる請求項2または3記載
    の複合通信方法。
  5. 【請求項5】 前記インターネット通信路を、ピアツー
    ピアで確立してなる請求項2または3記載の複合通信方
    法。
  6. 【請求項6】 前記通信先端末の前記IPアドレス及び
    前記電話番号を、共に、前記サーバ、前記クライアント
    端末、及び、前記クライアント電話機では表示しないこ
    とで、前記クライアントに対して秘匿してなる請求項2
    から5のいずれか1項に記載の複合通信方法。
  7. 【請求項7】 前記インターネット通信路及び前記電話
    通信路を用いた通信の内容を、前記センタサーバに対し
    て秘匿してなる請求項2から6のいずれか1項に記載の
    複合通信方法。
  8. 【請求項8】 前記インターネット通信路及び前記電話
    通信路を用いた通信の管理情報を、前記センタサーバが
    取得してなる請求項2から7のいずれか1項に記載の複
    合通信方法。
  9. 【請求項9】 前記センタサーバが、前記管理情報に基
    づき、前記通信元端末に、または、前記通信元端末と前
    記通信先端末とに課金してなる請求項8記載の複合通信
    方法。
  10. 【請求項10】 クライアントにより操作される複数の
    クライアント端末および、前記クライアント情報を保有
    するセンタサーバが、インターネットを介して接続され
    ると共に、各前記クライアント端末が、前記インターネ
    ットを介することなく、直接前記クライアント端末相互
    間で行なう通信に用いられるクライアント電話機を接続
    してなる通信システムであって、 前記クライアント端末が、前記クライアント情報に基づ
    き形成する2つの通信路である、前記クライアント端末
    同士を前記インターネットを経由して接続したインター
    ネット通信路と、前記クライアント端末同士を前記クラ
    イアント電話機を経由して接続した電話通信路とを用い
    て通信を行なうことを特徴とする複合通信システム。
  11. 【請求項11】 前記センタサーバの保有する前記クラ
    イアント情報は、少なくとも前記クライアント端末のI
    Pアドレスと前記クライアント電話機の電話番号とを含
    んでおり、 通信元端末として前記クライアント端末は、 前記センタサーバの前記クライアント情報にアクセスす
    るとともに、前記クライアントの選択に従がい、通信先
    端末として他の前記クライアント端末を選択する通信先
    選択手段と、 この通信先端末の前記IPアドレスと前記電話番号とを
    取得する通信先情報取得手段と、 前記IPアドレスを用いて、前記通信先端末と通信する
    前記インターネット通信路を確立するインターネット通
    信路確立手段と、 前記電話番号を用いて、前記通信元端末の前記クライア
    ント電話機と前記通信先端末の前記クライアント電話機
    とを介して、前記通信先端末と通信する前記電話通信路
    を確立する電話通信路確立手段と、 これら双方の通信路を同時に使い分けて前記通信先端末
    と通信を行なう通信制御手段と、 を備えてなる請求項10記載の複合通信システム。
  12. 【請求項12】 前記クライアント端末と前記クライア
    ント電話機との接続に、ブルートゥースを用いてなる請
    求項11記載の複合通信システム。
  13. 【請求項13】 前記クライアント電話機として、携帯
    電話機を用いてなる請求項11または12記載の複合通
    信システム。
  14. 【請求項14】 前記インターネット通信路確立手段
    が、前記インターネット通信路を、前記センタサーバを
    経由して確立してなる請求項11から13のいずれか1
    項に記載の複合通信システム。
  15. 【請求項15】 前記インターネット通信路確立手段
    が、前記インターネット通信路を、ピアツーピアで確立
    してなる請求項11から13のいずれか1項に記載の複
    合通信システム。
  16. 【請求項16】 前記通信先端末の前記IPアドレス及
    び前記電話番号を、共に、前記サーバ、前記クライアン
    ト端末、及び、前記クライアント電話機では表示しない
    ことで、前記クライアントに対して秘匿してなる請求項
    11から15のいずれか1項に記載の複合通信システ
    ム。
  17. 【請求項17】 前記通信制御手段は、前記インターネ
    ット通信路及び前記電話通信路を用いた通信の内容を、
    前記センタサーバに対して秘匿してなる請求項11から
    16のいずれか1項に記載の複合通信システム。
  18. 【請求項18】 前記通信制御手段は、前記インターネ
    ット通信路及び前記電話通信路を用いた通信の管理情報
    を、前記センタサーバに提供してなる請求項11から1
    7のいずれか1項に記載の複合通信システム。
  19. 【請求項19】 前記センタサーバが、前記管理情報に
    基づき、前記通信元端末に、または、前記通信元端末と
    前記通信先端末とに課金してなる請求項18記載の複合
    通信システム。
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