JP2003209276A - 受光素子 - Google Patents

受光素子

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JP2003209276A
JP2003209276A JP2002005362A JP2002005362A JP2003209276A JP 2003209276 A JP2003209276 A JP 2003209276A JP 2002005362 A JP2002005362 A JP 2002005362A JP 2002005362 A JP2002005362 A JP 2002005362A JP 2003209276 A JP2003209276 A JP 2003209276A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】P−N接合容量の低減で信号処理速度の高速化
とS/N比改善を図る。 【解決手段】第1の受光素子部12および第2の受光素
子部13を共に含むように複数の分離素子部A〜Dに分
離する分離壁14が設けられている。この分離壁14
は、第1の受光素子部12の第1の受光領域から第2の
受光素子部13の第2の受光領域に至る方向にP型半導
体壁141と絶縁体壁142とをこの順に配設してい
る。即ち、第1の受光素子部12を放射状に4分割する
分離壁14をP型半導体壁141とし、第2の受光素子
部13を4分割する分離壁14を絶縁体壁142として
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体として例
えばDVD,DVD−R,DVD−RW,CD−RO
M,CD−R,CD−RWなどの光ディスクから光ピッ
クアップ光学系を介して光情報を読み取るために用いら
れる信号受光用フォトダイオードなどの受光素子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク装置に用いる光ピック
アップ用光学系は、光源からの光束を、対物レンズを介
して光ディスクなどの記録媒体上に集光させ、その反射
光束を上記対物レンズを介して受光素子に導くためのシ
ステムであり、記録媒体上に情報を記録したり、または
記録媒体上に記録された情報を読み取るのに用いられ
る。
【0003】このような光ピックアップ光学系が正しく
機能するためには、対物レンズの焦点を記録媒体面上に
一致させるためのフォーカシングエラー信号と、光束の
焦点位置を記録トラック上に一致させるためのトラッキ
ングエラー信号とを読み取る必要がある。このような記
録媒体面およびその記録トラックに対する光束の位置調
整を行った上で、光ピックアップ光学系が記録媒体上に
記録された情報信号であるRF信号を読み取ることが可
能となるのである。
【0004】以下に、光ピックアップ光学系で多く用い
られている非点収差方式による焦点調整方法について詳
細に説明する。
【0005】従来の光ピックアップ光学系用の受光素子
の一例を図7に示している。
【0006】図7は、従来の光ピックアップ光学系用の
受光素子の平面図である。図7において、光ピックアッ
プ光学系用の受光素子100は、四つの受光素子部(分
離素子部)A〜Dに分割されており、これらの受光素子
部A〜Dにそれぞれ対応する各受光領域がそれぞれ表面
側に設けられている。
【0007】図7(a)に示すように、四つの受光領域
の中央部分の円形(破線部)は、対物レンズ(図示せ
ず)の焦点を記録媒体面上に一致させたときの記録媒体
面から反射する反射光束Raの断面形状を示している。
記録情報信号(光情報)であるRF信号を読み取る前
に、図7(a)に示すような円形になるように対物レン
ズなどの光学系を位置調整する。
【0008】また、図7(b)および図7(c)に示す
ように、各受光領域の中央部分の楕円形(破線部)は、
対物レンズの焦点位置が記録媒体面上からずれた場合の
反射光束Rb,Rcの断面形状を示している。これは、
シリンドリカルレンズの作用により、図7(b)および
図7(c)のように反射光束Rb,Rcの断面形状が楕
円形状となり、この場合に、以下の方法でフォーカシン
グ調整およびトラッキング調整が行われている。
【0009】各受光領域に対応した四つの受光素子部
(分離素子部)A〜Dからの光電変換信号をそれぞれI
a〜Idとすると、フォーカシングエラー信号If=I
a+Ic−(Ib+Id)で表される。ここで、フォー
カシングエラー信号If=0となるように、つまり反射
光束の断面形状が円形状(図7(a))となるように対
物レンズなどの光学系を位置調整し、対物レンズの焦点
が記録媒体面上に一致させるようにする。
【0010】また、トラッキングエラー信号It,I
t’はそれぞれ、It=Ia−Ib、It’=Ic−I
dで表される。ここで、トラッキングエラー信号It,
It’=0とすることで、受光すべき反射光束の断面中
心が各受光領域に対応した四つの受光素子部(分離素子
部)A〜Dの分離共有点中心Xからのずれを調整する。
【0011】また、RF信号Irfは、Irf=Ia+
Ib+Ic+Idで表される。対物レンズの焦点が記録
媒体面上に一致したとき、つまり受光すべき反射光束の
断面が円形状(図7(a))になったとき、上記RF信
号Irfの読み出しを行うようにしている。
【0012】ここで、従来の光ピックアップ光学系用受
光素子100の断面構造例を図8に示し、その等価回路
の一例を図9に示している。
【0013】図8に示すように、光ピックアップ光学系
用の受光素子100は、P型半導体基板101上に、分
離壁であるP型半導体壁102と、P型半導体壁102
により田の字状に4分割されたN型半導体エピタキシャ
ル層103とが配設されて構成されている。
【0014】N型半導体エピタキシャル層103は、四
つの受光領域A〜Dに分離された四つの各受光素子部か
ら構成されている。このP型半導体基板101−N型半
導体エタビタキシャル層103間、P型半導体分離壁1
02−N型半導体エピタキシャル層103間にP−N接
合構造を有している。
【0015】受光した信号光によりP型半導体基板10
1、P型半導体分離壁102、N型半導体エピタキシャ
ル層103で発生したキャリアは、前記したP−N接合
構造に達して光電変換電流Ipdとなる。また、N型半
導体エピタキシャル層103の各受光素子部にはそれぞ
れ各電極104がそれぞれ配設されている。図9のよう
に、電極104からN型半導体エピタキシャル層103
とP型半導体基板101およびP型半導体分離壁102
とのP−N接合部を介して、光電流(光電変換電流Ip
d)が接地(GND)側に流れる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の受光素子1
00の応答速度は、発生した光キャリアが拡散して移動
することにより低下する成分と、P−N接合容量に起因
するCR時定数による成分とから決定され、光キャリア
の拡散移動距離が長くなれば、受光素子100の応答速
度も低下し、P−N接合容量が大きくなれば、受光素子
100の光変換応答速度(信号検出処理速度)も低下す
る。
【0017】従来の受光素子100では、受光表面以外
は全てP−N接合からなっている。従来の受光素子構造
のままで、P−N接合容量を低減するためには、受光素
子サイズを小さくするしか方法はなかった。
【0018】対物レンズの焦点が記録媒体面上に一致し
たとき、つまり受光すべき反射光束の断面形状が円形状
になったときのRF信号を読み出す場合のみを考慮すれ
ば、受光素子形状を図7(a)に示す破線部分の円形状
の小さな素子とすることは可能であるが、フォーカシン
グエラー信号およびトラッキングエラー信号を読み取る
ためには、各受光領域A〜Dに上記各エラー信号を読み
取る信号調整領域が必要であり、前述したような小円形
状の受光領域を持つ小型の受光素子とすることは困難で
ある。
【0019】一方、先に挙げられる特開昭58−888
42号公報「受光素子」には、光情報読取り用の受光素
子であって、その中心部分に配置された第1の受光素子
部と、この受光素子部の周辺に放射状に分割して配置さ
れた第2の受光素子部とを有する受光素子が提案されて
いる。
【0020】しかしながら、上記特開昭58−8884
2号公報「受光素子」では、RF信号用の第1の受光素
子部と、フォーカシングエラー信号およびトラッキング
エラー信号検出処理用の第2の受光素子部とを分離独立
させているために、フォーカシングエラー信号およびト
ラッキングエラー信号検出処理用の第2の受光素子部で
光電変換される信号成分は極端に小さくなってS/N比
が悪化し、高速のフォーカシングエラー信号およびトラ
ッキングエラー信号検出処理には不向きである。
【0021】この受光素子では、S/N比改善、高速の
フォーカシングエラー信号およびトラッキングエラー信
号検出処理のためには、放射状に分割して配置されたフ
ォーカシングエラー信号およびトラッキングエラー信号
読取り用の全ての第2の受光素子部に対して増幅回路が
必要になる。
【0022】本発明は、上記事情に鑑みて為されたもの
で、P−N接合容量の低減により信号検出処理速度の高
速化とS/N比の改善を図ることができる受光素子を提
供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の受光素子は、記
録媒体からの光情報を読み取るための受光素子におい
て、受光すべき中心部近傍の光束部分を受光する第1の
受光領域を有する第1の受光素子部と、この第1の受光
領域の周囲の光束部分を受光する第2の受光領域を有す
る第2の受光素子部とを備えたものであり、そのことに
より上記目的が達成される。
【0024】また、好ましくは、本発明の受光素子にお
いて、第1の受光素子部および第2の受光素子部を共に
含むように複数の分離素子部に分離する分離壁が設けら
れ、この分離壁は、第1の受光領域から第2の受光領域
に至る方向に一方導電型半導体壁と絶縁体壁とをこの順
で配設している。
【0025】さらに、好ましくは、本発明の受光素子に
おける第1の受光素子部を分離する分離壁を一方導電型
半導体壁とし、第2の受光素子部を分離する分離壁を絶
縁体壁とする。
【0026】さらに、好ましくは、本発明の受光素子に
おける第1の受光領域は円形である。
【0027】さらに、好ましくは、本発明の受光素子に
おける第1の受光領域は、光束の焦点が記録媒体上に一
致した場合の光束照射面積と同等の面積を有している。
【0028】さらに、好ましくは、本発明の受光素子に
おいて、一方導電型半導体基板上に第1の受光素子部お
よび第2の受光素子部が配設され、この第1の受光素子
部および第2の受光素子部と一方導電型半導体基板との
間のうち、少なくとも第2の受光素子部と一方導電型半
導体基板との間の一部に絶縁体層を設けている。
【0029】さらに、好ましくは、本発明の受光素子に
おける絶縁体層が第2の受光素子部の直下に配設され、
導電型半導体基板が第1の受光素子部の直下に配設され
ている。
【0030】さらに、好ましくは、本発明の受光素子に
おける絶縁体壁の厚さは、その厚さ方向両側に配置され
る分離素子部を電極とする寄生容量がP−N接合容量に
比べて十分に小さな値となるような厚さとする。
【0031】さらに、好ましくは、本発明の受光素子に
おいて、分離壁を放射状に配設すると共に、この分離壁
の放射状中心近傍位置を第1の受光領域に含めている。
さらに、好ましくは、本発明の受光素子において、第1
の受光素子部にのみ一方導電型半導体壁を分離壁として
放射状に更に配設する。
【0032】上記構成により、以下、その作用を説明す
る。従来の受光素子では、受光面以外の複数の受光素子
部外周面全体がP−N接合分離構造で形成されているた
め、各受光素子部外周面全体のP−N接合容量が大きく
なり、光変換応答特性(信号検出処理特性)の改善が困
難であった。これに対して、本発明では、例えば、第1
の受光素子部と第2の受光素子部とは互いに分離独立さ
せておらず、複数の分離素子部に分離する分離壁も設け
られいないために、P−N接合容量が低減されて、信号
検出処理速度(光変換応答速度)の高速化とS/N比の
改善が図られる。
【0033】また、本発明では、例えば、高速光変換応
答特性を必要とする、RF信号光が照射される第1の受
光素子部の第1の受光領域、つまり対物レンズの焦点が
記録媒体面上に一致したときの反射光束が照射される円
形受光領域の少なくとも一部に対応した受光素子部のみ
P−N接合分離構造とし、光キャリアの拡散成分を低減
しつつ、その他の分離壁および分離層は絶縁体分離構造
とすることにより、P−N接合容量の低減が図られる。
このようにして、P−N接合容量を低減することによ
り、信号検出処理速度の高速化を図ることが可能とな
る。また、この場合にも、従来のように第1の受光素子
部と第2の受光素子部とを互いに分離独立させていない
ために、第2の受光素子部で光電変換される信号成分は
極端に小さくなることもなくS/N比の悪化もない。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の受光素子の各実施
形態1〜4について図面を参照しながら説明する。 (実施形態1)図1は、本発明の実施形態1における光
ピックアップ光学系用受光素子の要部構成を示す平面図
である。図1において、光ピックアップ光学系用の受光
素子1は、一方導電型のP型半導体基板(図示せず)上
に、受光すべき光束の中心部近傍の円形光束部分を受光
可能とする円形受光領域(第1の受光領域)を有する第
1の受光素子部2と、この第1の受光素子部2の周辺に
配設されその円形光束部分の周囲の光束を受光する第2
の受光領域を有する矩形状の第2の受光素子部3と、こ
の第2の受光素子部3の外周部分を外部と分離する分離
壁としてのP型半導体壁4とを有する構造となってい
る。
【0035】第1の受光素子部2の第1の受光領域は、
記録媒体上に光束の焦点が一致したときの反射光束が照
射される照射領域が最小の円形状となるが、この最小円
形状の照射領域と略同じ円形面積に形成されている。即
ち、第1の受光素子部2の円形領域は、その光束の焦点
が一致したときの記録媒体からの反射光束が照射される
最小円形状の照射領域と面積的に一致させる。これによ
って、この最小円形状の第1の受光領域を表面に持つ第
1の受光素子部2では、従来のように分離壁がないこと
からP−N接合容量が削減されて高速な光変換応答(信
号検出処理)が可能となる。
【0036】第2の受光素子部3は、第1の受光素子部
2の外側周辺部に配設されており、フォ一カシングエラ
ー信号検出およびトラッキングエラー信号検出に用いら
れる。このフォーカシングエラー検出およびトラッキン
グエラー検出領域(第2の受光領域)は、更に後述する
が、第1の受光領域よりも光変換応答速度が遅い領域で
あってもよい。
【0037】本発明では、P−N接合容量の低減による
受光素子の光変換応答速度の高速化を目的とするもので
あり、16倍速DVD−ROMピックアップ用受光素子
を一例とした場合、RF信号帯域=140MHzが最も
広帯域を必要とする信号であり、トラッキングエラー信
号帯域およびフォーカスエラー信号帯域は、22KHz
〜10MHz程度の帯域の応答速度があれば十分エラー
信号を読み取ることができる。したがって、対物レンズ
の焦点が、記録媒体面上に一致したとき、つまり受光す
べき反射光束の断面形状が最小の円形状(焦点が最も絞
られた円形状)になった場合のRF信号(光情報)を読
み取るとき、最も高速な光変換応答を必要とし、また、
反射光束の断面が図7(b)および図7(c)に示した
ように楕円形状のとき、つまりトラッキングエラー信号
およびフォーカスエラー信号を読み取るとき、RF信号
ほどの光変換応答速度は必要としない。
【0038】これらの第1の受光領域に対応した第1の
受光素子部2と、第2の受光領域に対応した第2の受光
素子部3とは一つの受光素子1内に設けられており、第
1の受光素子部2と第2の受光素子部3とが互いに分離
壁などで分離された受光素子構造ではない。また、第2
の受光素子部3自体も従来のように分離壁などで複数に
分離された分割受光素子構造ではない。
【0039】さらに、第1の受光素子部2および第2の
受光素子部3は共にN型半導体エピタキシャル層で構成
されており、P型半導体基板とN型半導体エピタキシャ
ル層との間にP−N接合容量を有している。
【0040】したがって、本実施形態1では、フォーカ
シングエラー信号およびトラッキングエラー信号検出用
の第2の受光素子部3では、第1の受光素子部2ほど高
速な光変換応答性を必要とせず、従来の特開昭58−8
8842号公報「受光素子」のように複数の分離素子部
に分離する分離壁と分離素子部間をP−N接合構造とす
る必要がないことから、第2の受光素子部3での分離壁
を省略している。これによって、従来の特開昭58−8
8842号公報「受光素子」に記載の受光素子に比べて
P−N接合容量を低減して、RF信号検出処理速度(光
変換応答速度)を高速化しつつ、第1の受光素子部2と
第2の受光素子部3とが分離独立していないことから第
2の受光素子部3でのS/N比改善をも図ることができ
る。
【0041】なお、本実施形態1によれば、高速光変換
応答特性を必要とする、RF信号光が照射される受光部
分、つまり対物レンズの焦点が記録媒体面上に一致した
ときの反射光束が照射される第1の受光素子部2のみP
型半導体基板とのP−N接合構造としてもよく、この場
合、光キャリアの拡散成分を低減しつつ、その他の第2
の受光素子部3とP型半導体基板間に絶縁体分離層を設
けて絶縁体層分離構造とすることにより、P−N接合容
量を更に低減することができて、更なる光変換応答速度
(RF信号検出処理速度)の高速化を図りつつS/N比
改善をも図ることができる。 (実施形態2)上記実施形態1では受光素子を分離壁が
ない状態で第1の受光素子部2と第2の受光素子部3と
で構成したが、本実施形態2では これに加えて、第1
の受光素子部2および第2の受光素子部3を放射状に複
数に分離する分離壁が設けられ、かつ第1の受光素子部
2の分離壁をP型半導体壁(一方導電型半導体壁)と
し、第2の受光素子部3を絶縁体壁とした場合である。
【0042】図2は、本発明の実施形態2における光ピ
ックアップ光学系用受光素子の要部構成を示す平面図で
ある。図2において、光ピックアップ光学系用受光素子
11は、P型半導体基板(図示せず)上に、受光すべき
光束の中心部近傍の円形光束部分を受光可能とする円形
受光領域を有する第1の受光素子部12と、この第1の
受光素子部12の周辺に配設されその円形光束部分の周
囲の光束を受光する矩形状の第2の受光素子部13と、
この第2の受光素子部13の外周部分を分離すると共
に、「田の字状」に均等に四つの分離素子部A〜Dに分
離する分離壁14とを有する構造となっている。
【0043】第1の受光素子部12の受光領域は、光束
の焦点が記録媒体上に一致したときにその反射光束が照
射される最小円形状の照射領域と略同じ円形状の面積に
形成されている。即ち、第1の受光素子部12の円形状
の受光領域は、その反射光束が照射される最小円形状の
照射領域と面積的に一致させる。この第1の受光素子部
2では、詳細に後述するが、最小円形状の受光領域を高
速光変換応答可能なRF信号検出領域とすることができ
る。
【0044】第2の受光素子部13は、第1の受光素子
部12の外側周辺に配設されており、フォーカシングエ
ラー信号検出およびトラッキングエラー信号検出に用い
られる。第1の受光素子部12の周辺部領域にあるフォ
ーカシングエラー信号およびトラッキングエラー信号検
出領域(第2の受光領域)は、前述したように、第1の
受光領域よりも光変換応答速度が遅い領域であってもよ
い。これらの第1の受光素子部12と第2の受光素子部
13は互いに一つの受光素子内に設けられており、互い
に分離壁などで分離された分割受光素子構造ではない。
【0045】ここで、最小円形状の受光領域を高速光変
換応答可能なRF信号検出領域とするための接合容量低
減構造例を図3に示している。
【0046】図3は、図2の光ピックアップ光学系用受
光素子の接合容量低減構造図である。図3において、光
ピックアップ光学系用受光素子11は、P型半導体など
の一方導電型半導体基板15上に、受光素子内部のN型
半導体などの半導体エピタキシャル層16と、この半導
体エピタキシャル層16の周囲を外部の所定導電型半導
体層17から分離すると共に、半導体エピタキシャル層
16を平面視「田の字」状に均等に4分割する分離壁1
4とを有している。
【0047】半導体エピタキシャル層16は、各受光領
域に対応した各分離素子部A〜Dに均等に4分割されて
いる。この半導体エピタキシャル層16において、前述
したように、高速光変換応答可能なRF信号検出領域の
円形状の第1の受光素子部12と、その周辺に配設され
フォーカシングエラー信号およびトラッキングエラー信
号検出領域の第2の受光素子部13とを有している。
【0048】分離壁14は、図3の斜線部に示すP型半
導体壁141と、その外側の絶縁体分離壁142とで構
成されている。
【0049】P型半導体壁141は、各分離素子部A〜
Dの分離壁共有点中心X近傍(放射状中心X近傍位置)
つまり第1の受光素子部12の領域内に配設され、受光
素子内部のN型半導体の半導体エピタキシャル層16と
の間でP−N接合容量を形成している。
【0050】絶縁体分離壁142は、第2の受光素子部
13を各分離素子部A〜Dの一部にそれぞれ分離する分
離壁を絶縁体壁としている。絶縁体分離壁142は、N
型半導体の半導体エピタキシャル層16との間でP−N
接合容量を形成していない。
【0051】以上の本実施形態2のP−N接合容量低減
構造によれば、分離壁14をP型半導体層141と絶縁
体分離層142とに分け、絶縁体分離層142と半導体
エピタキシャル層16とがP−N接合を形成しない分だ
けP−N接合面積が低減されて接合容量を低減すると共
に、P型半導体層141と半導体エピタキシャル層16
とはP−N接合を形成し第1の受光素子部12において
はP−N接合面積に変化がないことから接合容量の低減
もないが第1の受光素子部12での光変換信号応答の遅
延もない。
【0052】このように、RF信号検出領域(第1の受
光素子部12)とフォーカシングエラー検出およびトラ
ッキングエラー検出領域(第2の受光素子部13)と
を、一つの受光素子内で分けることにより、受光素子内
のP−N接合容量を低減し、受光素子の信号の高速光変
換応答を可能とする。また、光束の焦点が記録媒体上に
一致したときの反射光束の断面が円形であることによ
り、反射光束の断面円形状と一致させるように、第1の
受光素子部12の円形状の面積を極力小さくすること
で、P−N接合容量の更なる低減が可能となる。
【0053】なお、本実施形態2では、第1の受光素子
部12を分離する分離壁をP導電型半導体壁141と
し、第2の受光素子部13を分離する分離壁を絶縁体分
離壁142としたが、これに限らず、分離壁14は、第
1の受光領域から第2の受光領域に至る方向にP導電型
半導体壁と絶縁体分離壁とをこの順で形成していてもよ
い。即ち、第1の受光素子部12の素子領域内にP型半
導体壁141の他に絶縁体分離壁142を含んでいても
よいし、第2の受光素子部13の素子領域内に絶縁体分
離壁142の他にP型半導体壁141を含んでいてもよ
いが、少なくとも第1の受光素子部12にP型半導体壁
141を含んでいる必要があるし、第2の受光素子部1
3に絶縁体分離壁142を含んでいる必要がある。これ
によって、対物レンズの焦点が記録媒体面上に一致した
ときの反射光束が照射される円形受光領域の少なくとも
一部に対応した受光素子部(第1の受光素子部12より
も小さくてもよいし大きくてもよい)のみP−N接合分
離構造とすることができる。 (実施形態3)上記実施形態2では、P−N接合容量低
減方法として、分離壁14をP型半導体壁141と絶縁
体分離壁142とに分け、絶縁体分離壁142と半導体
エピタキシャル層16とはP−N接合を形成しない分だ
けP−N接合面積を低減するようにしたが、本実施形態
3では、更にP−N接合容量を低減する方法として、上
記実施形態2の接合容量低減構造に加えて、第1の受光
素子部12の直下にP導電型半導体基板15を配設しか
つ、第2の受光素子部13の直下に絶縁体分離層18を
介して導電型半導体基板15を配設する場合である。
【0054】図4は、本発明の実施形態3における光ピ
ックアップ光学系用受光素子の接合容量低減構造図であ
る。なお、図2および図3と同様の作用効果を奏する部
材には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0055】図4において、光ピックアップ光学系用の
受光素子21は、少なくとも第2の受光素子部13に対
応したN型半導体エピタキシャル層16とP導電型半導
体基板15との間に絶縁体分離層18を設けることで、
P−N接合容量の低減を図っている。
【0056】第1の受光素子部12にも絶縁体分離層1
8を設け、信号光波長λが、λ=400nmである場合
は、光キャリアの発生が、ほとんど受光素子表面近傍で
起こるため、問題とはならないが、記録媒体としてのC
D−ROMなどの信号源であるλ=780nmでは、光
の進入長が長く光キャリアの一部発生が、半導体基板側
で起こり、光変換効率の低下が起こる。この対策とし
て、第1の受光素子部12の下側には、P型半導体基板
15とN型エピタキシャル半導体層16によるP−N接
合を形成し、第2の受光素子部13の下側に位置するP
型半導体基板15とN型エピタキシャル半導体層16間
には絶縁体分離層18を有することで上記問題を解決し
ている。
【0057】なお、本実施形態3では、絶縁体層である
絶縁体分離層18が第2の受光素子部13とP導電型半
導体基板15との間に配設され、一方導電型半導体基板
(P型半導体基板15)が第1の受光素子部12の直下
(図4の円形斜線部分)に配設されるようにすることの
よりP−N接合容量を低減するようにしたが、これに限
らず、一方導電型半導体基板(P型半導体基板15)上
に第1の受光素子部12および第2の受光素子部13が
配設され、第1の受光素子部12および第2の受光素子
部13とP型半導体基板15との間のうち、少なくとも
第2の受光素子部13とP型半導体基板15との間の一
部に絶縁体層を設けてもよい。即ち、第1の受光素子部
12の直下にP型半導体基板15が存在し、第1の受光
素子部12とP型半導体基板15とでP−N接合構造を
形成するようにしたが、第2の受光素子部13の一部の
直下にP型半導体基板15が存在し、第2の受光素子部
13の一部とP型半導体基板15とでP−N接合構造を
形成するようにしてもよく、それ以外は絶縁体分離層1
8にて第2の受光素子部13の残る部分とP型半導体基
板15とを分離するようにしてもよい。また、第1の受
光素子部12の一部の直下にP型半導体基板15が存在
し、第1の受光素子部12の一部とP型半導体基板15
とでP−N接合構造を形成するようにしてもよく、それ
以外は絶縁体分離層18にて第1の受光素子部12の残
る部分および第2の受光素子部13とP型半導体基板1
5とを分離するようにしてもよい。
【0058】なお、P−N接合断面図を図5(a)に示
し、絶縁体分離壁断面図を図5(b)に示している。前
述した接合容量は、P−N接合の場合、接合部近傍に形
成される空乏層により、P型半導体、N型半導体を電極
とする容量構造(寄生容量構造)となり、絶縁体分離壁
を用いた場合も絶縁体壁を両側に位置する所定導電型半
導体層を電極とする容量構造(寄生容量構造)となる。
このため、P−N接合による単位面積あたりの接合容量
を1fF/μm2程度とした場合、この接合容量に対し
て十分低減された容量値(1/10程度)となるように
絶縁体分離壁の幅を調整すればよい。
【0059】即ち、絶縁体壁および絶縁体層による接合
容量はその厚さによって容易に小さく制御できる。よっ
て、絶縁体壁142および絶縁体層18による接合容量
の厚さは、その厚さ方向両側に配置される分離素子部A
〜DやP型半導体基板15を電極とする寄生容量が十分
に小さな値(1fF/μm2の1/10程度)となるよ
うな厚さに設定すればよい。 (実施形態4)本実施形態4では、RF信号受光領域で
ある第1の受光素子部32(図6)の発生キャリアの拡
散移動時間を更に低減し、高速光変換応答性能(高速信
号検出性能)を向上させる場合である。本実施形態4の
受光素子構造図を図6に示している。
【0060】図6は、本発明の実施形態4における光ピ
ックアップ光学系用受光素子の要部構成を示す平面図で
ある。なお、上記図2〜図5と同様の作用効果を奏する
部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0061】図6において、光ピックアップ光学系用受
光素子31は、これを各分離素子部A〜Dに分離する分
離壁(P型半導体壁141と絶縁体分離壁142)とは
別に、第1の受光素子部32において、P型半導体基板
表面からN型エピタキシャル層16表面に達するP型半
導体壁33の分離壁を複数個(ここでは4つ)放射状に
有することで、RF信号検出領域(第1の受光領域3
2)にP−N接合壁面を追加し、光発生キャリアの拡散
移動時間成分を低減して、更なる信号検出応答性の高速
化を実現可能とする。
【0062】また、以上の実施形態1〜4において、第
1の受光領域は、光束の焦点が記録媒体上に一致した場
合の光束照射面積と同等の最小円形状の面積を有してい
る。この観点からも、第1の受光領域においてはP−N
接合容量(寄生容量)が小さくなって高速光変換応答
(高速信号検出応答)を行うことができる。このよう
に、受光素子の寄生容量は、PN接合の空乏層からなる
容量から形成されていることから、受光素子の受光面積
にもその寄生容量値が依存している。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、高速光
変換応答特性を必要とする、RF信号光が照射される受
光部分、つまり対物レンズの焦点が記録媒体面上に一致
したときの反射光束が照射される受光部分を高速光変換
応答可能な第1の受光素子部とし、その他の受光領域を
低速光変換応答で十分な第2の受光素子部とするよう
に、一つの受光素子内を従来のように分離独立させるこ
となく区分したため、接合容量の低減とS/N比改善を
図ることができる。具体的には例えば、第1の受光素子
部はP−N接合分離構造として、光キャリアの拡散成分
を低減しつつ、その他の第2の受光素子部の分離壁およ
び分離層は絶縁体分離壁および分離層とすることで接合
容量の低減を図ることができる。このようにして、接合
容量の低減による信号検出処理速度の高速化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1における光ピックアップ光
学系用受光素子の要部構成を示す平面図である。
【図2】本発明の実施形態2における光ピックアップ光
学系用受光素子の要部構成を示す平面図である。
【図3】図2の光ピックアップ光学系用受光素子の要部
構成を示す接合容量低減構造図である。
【図4】本発明の実施形態3における光ピックアップ光
学系用受光素子の接合容量低減構造図である。
【図5】(a)は図4の光ピックアップ光学系用受光素
子のP−N接合構造部分の断面図、(b)は同絶縁体分
離壁部分の断面図である。
【図6】本発明の実施形態4における光ピックアップ光
学系用受光素子の要部構成を示す平面図である。
【図7】従来の光ピックアップ光学系用受光素子の平面
図であって、(a)は対物レンズの焦点が記録媒体面上
に一致した場合の反射光束の断面形状を含んで示す図、
(b)および(c)は、対物レンズの焦点位置が記録媒
体面上からずれた場合の反射光束の断面形状を含んで示
す図である。
【図8】従来の光ピックアップ光学系用受光素子の断面
構造例を示す斜視図である。
【図9】図8の光ピックアップ光学系用受光素子の等価
回路例を示す回路図である。
【符号の説明】
1,11,21,31 受光素子 2,12 第1の受光素子部 3,13 第2の受光素子部 4 P型半導体壁 14 分離壁 141 P導電型半導体壁 142 絶縁体分離壁 15 P型半導体基板 16 半導体エピタキシャル層 17 所定導電型半導体層 18 絶縁体分離層 A〜D 分離素子部
フロントページの続き Fターム(参考) 4M118 AA10 AB05 AB10 BA02 CA03 CA19 5F049 MA02 NA03 NA04 NA15 NB08 RA03 RA04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体からの光情報を読み取るための
    受光素子において、受光すべき中心部近傍の光束部分を
    受光する第1の受光領域を有する第1の受光素子部と、
    該第1の受光領域の周囲の光束部分を受光する第2の受
    光領域を有する第2の受光素子部とを備えた受光素子。
  2. 【請求項2】 前記第1の受光素子部および第2の受光
    素子部を共に含むように複数の分離素子部に分離する分
    離壁が設けられ、該分離壁は、該第1の受光領域から該
    第2の受光領域に至る方向に一方導電型半導体壁と絶縁
    体壁とをこの順で配設した請求項1記載の受光素子。
  3. 【請求項3】 前記第1の受光素子部を分離する分離壁
    を前記一方導電型半導体壁とし、前記第2の受光素子部
    を分離する分離壁を前記絶縁体壁とする請求項2記載の
    受光素子。
  4. 【請求項4】 前記第1の受光領域は円形である請求項
    1または2記載の受光素子。
  5. 【請求項5】 前記第1の受光領域は、前記光束の焦点
    が前記記録媒体上に一致した場合の光束照射面積と同等
    の面積を有している請求項4記載の受光素子。
  6. 【請求項6】 一方導電型半導体基板上に前記第1の受
    光素子部および第2の受光素子部が配設され、該第1の
    受光素子部および第2の受光素子部と一方導電型半導体
    基板との間のうち、少なくとも該第2の受光素子部と一
    方導電型半導体基板との間の一部に絶縁体層を設けた請
    求項1または2記載の受光素子。
  7. 【請求項7】 前記絶縁体層が前記第2の受光素子部の
    直下に配設され、前記導電型半導体基板が前記第1の受
    光素子部の直下に配設された請求項6記載の受光素子。
  8. 【請求項8】 前記絶縁体壁の厚さは、その厚さ方向両
    側に配置される前記分離素子部を電極とする寄生容量が
    P−N接合容量に比べて十分に小さな値となるような厚
    さとする請求項2記載の受光素子。
  9. 【請求項9】 前記分離壁を放射状に配設すると共に、
    該分離壁の放射状中心近傍位置を前記第1の受光領域に
    含めた請求項2記載の受光素子。
  10. 【請求項10】 前記第1の受光素子部にのみ前記一方
    導電型半導体壁を分離壁として放射状に更に配設した請
    求項9記載の受光素子。
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