JP2003209099A - 成膜方法及び成膜装置 - Google Patents

成膜方法及び成膜装置

Info

Publication number
JP2003209099A
JP2003209099A JP2002005826A JP2002005826A JP2003209099A JP 2003209099 A JP2003209099 A JP 2003209099A JP 2002005826 A JP2002005826 A JP 2002005826A JP 2002005826 A JP2002005826 A JP 2002005826A JP 2003209099 A JP2003209099 A JP 2003209099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film forming
film
gas
processing container
controlled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002005826A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3899933B2 (ja
Inventor
Takashi Chiba
貴司 千葉
Hisashi Kato
寿 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2002005826A priority Critical patent/JP3899933B2/ja
Publication of JP2003209099A publication Critical patent/JP2003209099A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3899933B2 publication Critical patent/JP3899933B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 膜厚の面内均一性を向上させることが可能な
成膜方法を提供する。 【解決手段】 真空引き可能になされた処理容器38内
に成膜ガスを供給して被処理体Wの表面に薄膜を形成す
る成膜方法において、前記成膜ガスを前記処理容器内へ
供給する直前に予備加熱する工程を有する。この場合、
例えば処理容器内で供給律速状態で成膜を行う供給律速
成膜工程と、処理容器内で反応律速状態で成膜を行う反
応律速成膜工程とを有する。これにより、処理容器内へ
供給される成膜ガスを予備加熱して活性化させるように
したので、成膜ガスの反応を促進させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成膜方法及び成膜
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体集積デバイスを形成する
ために、そのデバイス中の絶縁膜としては、SiO2
PSG(Phospho Silicate Glas
s)、P(プラズマ)−SiO、P(プラズマ)−Si
N、SOG(Spin OnGlass)、Si34
(シリコン窒化膜)等が用いられる。半導体ウエハの表
面に上述したようなシリコン酸化膜やシリコン窒化膜を
形成するには、成膜ガスとしてモノシラン(SiH4
やジクロルシラン(SiH2Cl2 )等のシラン系ガス
を用いて熱CVD(Chemical VaporDe
position)により成膜する方法が知られてい
る。ここで上記薄膜を形成するための従来の縦型の成膜
装置の一例について説明する。図9は従来の縦型の成膜
装置の一例を示す概略構成図である。
【0003】この成膜装置2は、内筒4と外筒6とより
なる石英製の2重管構造の縦型処理容器8を有してい
る。上記内筒4内の処理空間Sには、石英製のウエハボ
ート10が収容されており、このウエハボート10に半
導体ウエハWが所定のピッチで多段に保持される。この
ウエハボート10は、処理容器8のキャップ12上に回
転可能になされた保温筒14を介して載置されており、
昇降可能なエレベータ16により、処理容器8内へその
下方から挿脱可能になされている。処理容器8の下端開
口部は、例えばステンレス製のマニホールド18が接合
されており、このマニホールド18には、流量制御され
た処理ガスを処理容器8内へ導入する各種のノズル2
0、22等が設けられる。例えばシリコン酸化膜(Si
2 )を成膜するには成膜ガスとしてTEOS(テトラ
エチルオリソシリケート)をノズル20から供給し、酸
素を他方のノズル22から供給する。また、マニホール
ド18の側壁には、真空ポンプ等が接続される排気口2
4が設けられる。そして、処理容器8の外周には、断熱
層26が設けられており、この内側には、加熱ヒータ2
8が設けられて内側に位置するウエハWを所定の温度に
加熱するようになっている。このような成膜装置におい
て、ノズル20から導入されたTEOSは、他方のノズ
ル22から導入されたO2 ガスと混合して、処理空間S
を上昇しつつ反応して、ウエハWの表面にシリコン酸化
膜を堆積することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ウエハ
ボート10には、この大きさにもよるが、通常は170
枚程度のウエハ(製品ウエハは1〜150枚程度)を多
段に載置した状態で上述したような成膜処理が行われる
が、この場合、ノズル20から供給された成膜ガス、す
なわちTEOSが処理容器8内への導入直後には、この
温度がやや低いために十分な活性状態にはなっていない
場合が生ずる。このため、ウエハボート10の下部、す
なわちボトム近傍のウエハに対する膜付きが十分ではな
く、このボトム近傍におけるウエハの膜厚の面内均一性
が劣化し、製品として使用できない場合があった。例え
ば、ウエハボート10のボトム近傍では、ウエハの表面
の中心部の膜厚が厚く、周縁部であるエッジ部の膜厚が
薄くなる傾向にあった。このため、最悪の場合には、プ
ロセス条件にもよるが、ウエハボート10に収容した製
品ウエハ150枚の内、25枚程度も製品として使用で
きない場合があった。本発明は、以上のような問題点に
着目し、これを有効に解決すべく創案されたものであ
る。本発明の目的は、膜厚の面内均一性を向上させるこ
とが可能な成膜方法及び成膜装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、成膜処理時
における膜厚の均一性について鋭意研究した結果、成膜
ガスを予備加熱することが膜厚の面内均一性の向上に有
効であることを見い出したり、或いは成膜ガスを供給律
速状態で供給するとウエハのエッジ部により厚く膜が堆
積し、反応律速状態で供給すると逆にウエハの中心部に
より厚く膜が堆積する、という知見を得ることにより、
本発明に至ったものである。請求項1に係る発明は、真
空引き可能になされた処理容器内に成膜ガスを供給して
被処理体の表面に薄膜を形成する成膜方法において、前
記成膜ガスを前記処理容器内へ供給する直前に予備加熱
する工程を有することを特徴とする成膜方法である。
【0006】これによれば、処理容器内へ供給される成
膜ガスを予備加熱して活性化させるようにしたので、成
膜ガスの反応を促進させることができ、このため、被処
理体の表面に略均一に薄膜を堆積させることができ、膜
厚の面内均一性を向上させることが可能となる。この場
合、例えば請求項2に規定するように、前記処理容器内
で供給律速状態で成膜を行う供給律速成膜工程と、前記
処理容器内で反応律速状態で成膜を行う反応律速成膜工
程と、を有する。これによれば、成膜処理を行うに際し
て、供給律速の成膜処理と反応律速の成膜処理とを連続
的に行うようにしたので、両者の特性が相乗されて膜厚
の面内均一性を更に向上させることが可能となる。
【0007】また、例えば請求項3に規定するように、
前記処理容器は、所定の長さを有すると共に前記処理容
器内には前記被処理体が複数枚収容され、前記成膜ガス
は前記処理容器の一端側より供給される。これによれ
ば、縦型、或いは横長の処理容器内の成膜ガスの供給側
に収容された被処理体に堆積する膜厚の面内均一性を向
上させることが可能となる。また、例えば請求項4に規
定するように、前記供給律速成膜工程の際には、前記成
膜ガスの供給側に位置する前記被処理体の温度は、他の
部分の被処理体の温度よりも高く設定される。
【0008】また、例えば請求項5に規定するように、
前記成膜ガスはTEOSであり、前記処理容器の大きさ
が前記被処理体を一度に略170枚程度収容できるよう
な大きさの場合には、前記供給律速成膜工程の際の前記
成膜ガスの流量は10〜40sccmの範囲内である。
また、例えば請求項6に規定するように、前記成膜ガス
は、200〜530℃の範囲内に予備加熱される。請求
項7に係る発明は、上記方法発明を実施する装置発明で
あり、すなわち被処理体に対して所定の成膜を堆積させ
る成膜装置において、真空引き可能になされた処理容器
と、前記処理容器内で前記被処理体を保持する被処理体
保持手段と、前記被処理体を加熱する加熱手段と、前記
処理容器内に成膜ガスを含む必要な処理ガスを供給する
ガス供給手段と、前記ガス供給手段に設けられて前記成
膜ガスを予備加熱する予備加熱手段と、を備えたことを
特徴とする成膜装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る成膜方法及
び成膜装置の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
図1は本発明方法を実施するための成膜装置を示す構成
図、図2及び図3はウエハボート上のウエハ位置と膜厚
の面内均一性と温度との関係を示すグラフである。この
成膜装置30は、例えばTEOSとO2 ガスとを用いて
シリコン酸化膜の絶縁膜を堆積するものである。そのた
めに、まず、この成膜装置30は、筒体状の石英製の内
筒32とその外側に所定の間隙36を介して同心円状に
配置した石英製の外筒34とよりなる2重管構造の処理
容器38を有しており、その外側は、加熱ヒータ等の加
熱手段40と断熱材42を備えた加熱炉44により覆わ
れている。上記加熱手段40は断熱材42の内面に全面
に亘って設けられている。
【0010】この処理容器38の下端は、例えばステン
レススチール製の筒体状のマニホールド46によって支
持されており、内筒32の下端は、マニホールド46の
内壁より内側へ突出させたリング状の支持板46Aによ
り支持され、このマニホールド46の下方より多数枚の
被処理体としての半導体ウエハWを多段に載置した被処
理体保持手段としての石英製のウエハボート48が昇降
可能に挿脱自在になされている。本実施例の場合におい
て、このウエハボート48には、例えば150枚程度の
直径が200mmの製品ウエハと20枚程度のダミーウ
エハ等とを略等ピッチで多段に支持できるようになって
いる。すなわち、ウエハボート48には全体で170枚
程度のウエハを収容できる。
【0011】このウエハボート48は、石英製の保温筒
50を介して回転テーブル52上に載置されており、こ
の回転テーブル52は、マニホールド46の下端開口部
を開閉する蓋部54を貫通する回転軸56上に支持され
る。そして、この回転軸56の貫通部には、例えば磁性
流体シール58が介設され、この回転軸56を気密にシ
ールしつつ回転可能に支持している。また、蓋部54の
周辺部とマニホールド46の下端部には、例えばOリン
グ等よりなるシール部材60が介設されており、容器内
のシール性を保持している。
【0012】上記した回転軸56は、例えばボートエレ
ベータ等の昇降機構62に支持されたアーム64の先端
に取り付けられており、ウエハボート48及び蓋部54
等を一体的に昇降できるようになされている。また、上
記マニホールド46の側部には、内筒32と外筒34の
間隙36の底部から容器内の雰囲気を排出する排気口6
8が設けられており、この排気口68には、図示しない
真空ポンプ等を介設した真空排気系が接続されている。
上記マニホールド46の側部には、内筒32内に所定の
処理ガスを供給するためのガス供給手段66が設けられ
る。具体的には、このガス供給手段66は、成膜ガス供
給系70と酸化ガス供給系72とよりなり、各ガス供給
系70、72は、マニホールド46の側壁を貫通して設
けられた直線状の成膜ガスノズル74及び酸化ガスノズ
ル76をそれぞれ有している。
【0013】そして、各ガスノズル74、76にはマス
フローコントローラのような流量制御器78、80をそ
れぞれ介設した成膜用ガス流路82及び酸化用ガス流路
84がそれぞれ接続されており、成膜ガスや酸化ガスを
それぞれ流量制御しつつ供給できるようになっている。
ここでは、例えば成膜ガスとしてTEOSガスが用いら
れ、また、酸化ガスとしてはO2 ガスが用いられる。上
記成膜用ガス流路82には、テープヒータ86が巻回さ
れており、これに流れるTEOSガスを液化温度以上、
例えば110℃程度に維持してこの再液化を防止するよ
うになっている。そして、この成膜用ガス流路82に
は、予備加熱手段88が介設されており、これに流れる
成膜ガスであるTEOSガスを予備加熱してこれを活性
化し得るようになっている。具体的には、この予備加熱
手段88は、例えば石英等よりなる筒体状の加熱容器9
0内に例えば石英よりなる詰物92を充填し、この加熱
容器90の外側に抵抗加熱ヒータ94を巻回して設けて
いる。これにより、上記加熱容器90内に流れるTEO
Sガスを所定の温度に加熱し得るようになっている。こ
こで、本実施例では処理容器38の内筒32の内径は2
40mm程度、高さは1260mm程度の大きさであ
り、処理容器38の容積は略110リットル程度であ
る。
【0014】次に、以上のように構成された装置を用い
て行なわれる本発明の成膜方法について説明する。 <第1実施例>まず、ウエハがアンロード状態で成膜装
置が待機状態の時には、処理容器38内はプロセス温
度、例えば640℃程度に維持されており、常温の多数
枚、例えば150枚の製品ウエハWと13枚のダミーウ
エハが載置された状態のウエハボート48を処理容器3
8内にその下方より上昇させてロードし、蓋部54でマ
ニホールド46の下端開口部を閉じることにより容器内
を密閉する。そして、処理容器38内を真空引きして所
定のプロセス圧力、例えば2200Pa程度に維持する
と共に、ウエハ温度を上昇させて成膜用のプロセス温
度、例えば640℃程度に安定するまで待機し、その
後、所定の成膜ガスであるTEOSガスと酸化ガスであ
るO2 ガスを、それぞれ流量制御しつつガス供給手段6
6の各ノズル74、76から供給する。ここで本発明の
特徴として、TEOSガスはノズル74の直前の成膜用
ガス流路82に介設した予備加熱手段88により、供給
直前に所定の温度、例えば200〜530℃の範囲内で
加熱されて活性化される。このように予備加熱されて活
性化された状態で処理容器38の下部に供給されたTE
OSガスは、O2 ガスと混合して、処理空間Sを上昇し
つつ反応して、ウエハWの表面にシリコン酸化膜の薄膜
を堆積することになる。
【0015】この処理空間Sを上昇したTEOSガスや
2 ガスの処理ガスは、処理容器38内の天井部で折り
返して内筒32と外筒34との間の間隙36を流下し、
排気口68から外へ排気されることになる。ここで上述
のように予備加熱手段88における成膜ガスの加熱温度
に関しては、下限値がこの成膜ガスの活性化最低温度、
すなわちTEOSガスの場合は略200℃であり、上限
値はこの成膜ガスの熱分解温度、すなわちTEOSガス
の場合は略530℃である。また、TEOSガスの流量
は、190sccm程度、O2 ガスの流量は5sccm
程度である。このように、TEOSガスを予備加熱して
活性化させた状態で処理容器38内へ供給することによ
り、このガスは供給直後から十分に反応して、従来方法
では膜厚の面内均一性がやや劣る傾向にあった処理容器
38内の下部近傍(ボトム付近)の膜付きが良好に行わ
れることになり、結果的に、処理容器38内の下部近傍
のウエハの膜厚の面内均一性を向上させることが可能と
なる。
【0016】ここで、予備加熱手段88におけるTEO
Sガスの予備加熱温度を種々変更して、その時の膜厚の
面内均一性に対する影響を評価したので、その評価結果
について説明する。図2及び図3に示すように、TEO
Sガスの予備加熱温度を110℃〜530℃まで種々変
更しており、各ウエハ位置における膜厚の面内均一性を
求めている。尚、予備加熱温度110℃は、テープヒー
タ86でTEOSガスの再液化防止のために加熱してい
る温度であり、従来と同じ加熱温度である。ここでウエ
ハ位置は、処理容器38(ウエハボート48)内を上下
の方向に3つのゾーンに分割して、それぞれトップ、セ
ンタ、ボトムとして表しており、例えばトップの領域に
はウエハボート48の上部より1番目〜60番目のウエ
ハが属し、センタの領域には61番目〜111番目のウ
エハが属し、ボトム領域には112番目〜170番目の
ウエハが属している。
【0017】図2及び図3から明らかなように、従来方
法(加熱温度:110℃)を含めてウエハ位置がトップ
領域及びセンタ領域のウエハは、その膜厚の面内均一性
は、基準値である±3%よりも略低い値となって良好で
ある。しかし、ボトム領域のウエハの膜厚の面内均一性
は、従来方法(加熱温度:110℃)の場合には、急激
に上昇して最高値は略±9%にも達しており、非常に特
性が劣化している。これに対して、TEOSガスを20
0〜530℃の範囲で予備加熱している本発明方法の場
合には、膜厚の面内均一性は、基準値である±3%より
も高くなっているが、最高値は±6%程度まで大幅に低
下しており、ある程度良好な特性を示していることが判
明する。特に、予備加熱温度が高い程、膜厚の面内均一
性の最高値は低下しており、例えば予備加熱温度が53
0℃の場合には膜厚の面内均一性は±4.5%程度まで
低下してかなり良好な特性を示していることが判明す
る。
【0018】<第2実施例>上記第1実施例の場合に
は、ボトム近傍のウエハの膜厚の面内均一性は、ある程
度改善することができたが、次に、このボトム近傍のウ
エハの膜厚の面内均一性を更に改善することができる第
2実施例について説明する。この第2実施例では、TE
OSガスを予備加熱することに加えて、成膜処理を、上
記処理容器38内で供給律速状態で成膜を行う供給律速
成膜工程と、上記処理容器38内で反応律速状態で成膜
を行う反応律速成膜工程との2工程を連続的に行うこと
を特徴としている。ここで供給律速状態とは、処理容器
38内へ供給する成膜ガスの流量が非常に少ない領域で
あって、成膜レートが成膜ガスの供給量に主に支配され
る状態をいい、反応律速状態とは、処理容器38内へ供
給する成膜ガスの流量がかなり多い領域であって、成膜
レートが成膜ガスの供給量に関係なくその反応量によっ
て主に支配される状態をいい、この十分な量の成膜ガス
を流して供給律速状態により成膜を行う処理方法は従来
行われていた方法である。
【0019】上述のように供給律速状態の成膜工程と反
応律速状態の成膜工程を組み合わせた時に、ボトム近傍
のウエハの膜厚の面内均一性が改善される点について、
図4〜図6を参照して説明する。図4は供給律速状態の
成膜工程と反応律速状態の成膜工程とを行った時の膜厚
の変位を模式的に示す図、図5はシミュレーションによ
り供給律速状態の成膜工程を行った時の膜厚とその面内
均一性との関係を示すグラフ、図6はシミュレーション
により供給律速状態の成膜工程と反応律速状態の成膜工
程とを行った時の膜厚とその面内均一性との関係を示す
グラフである。
【0020】図4に示すように、TEOSガスの供給量
は、供給律速成膜工程では10sccm程度、反応律速
成膜工程では190sccm程度である。ウエハWの表
面に各工程におて薄膜96A、96Bが堆積する。ここ
で供給律速状態の成膜工程では、トップ領域、及びセン
タ領域のウエハの表面には、膜厚が薄く、しかも略平面
的に、或いはフラット状に膜が堆積しているが、ボトム
領域のウエハ表面には、膜厚が上記トップ領域やセンタ
領域のウエハよりもやや厚く堆積しており、しかもウエ
ハの中央部が薄く、周縁部が厚くなって全体として凹部
状に薄膜が堆積している。
【0021】これに対して、反応律速状態の成膜工程で
はトップ領域及びセンタ領域のウエハの表面には、十分
な厚さの薄膜が堆積し、しかもウエハの中央部が僅かに
窪んで凹部状の薄膜となっているが、大きな窪みにはな
っていない。また、ボトム領域のウエハ表面には、全体
として十分な厚さの薄膜が堆積し、しかもウエハの中央
部が特に厚く、周縁部が薄くなって、全体として凸部状
に薄膜が堆積している。すなわち、ボトム付近のウエハ
では、供給律速状態の成膜工程と反応律速状態の成膜工
程とでは膜厚の傾向が互いに逆のプロファイルとなって
いる。
【0022】従って、供給律速状態の成膜工程と反応律
速状態の成膜工程とを連続的に行うと、すなわち、両工
程における膜厚を合計すると、図4に示すように、トッ
プ領域やセンタ領域のウエハの膜厚の面内均一性を高く
維持できるのは勿論のこと、上述のように膜厚の傾向が
互いに逆のプロファイルとなっている薄膜を堆積するこ
とから、ボトム領域におけるウエハの膜厚の面内均一性
も、大幅に向上させることが可能となる。ここで、図1
に示す装置例の場合に、供給律速成膜工程におけるTE
OSガスの最適量をシミュレーションに求めたので、そ
の結果を図5に示す。尚、この時のTEOSガスの予備
加熱の温度は510℃である。TEOSガスは、10、
20、30、50sccmの4種類を流し、その時の膜
厚及び膜厚の面内均一性を求めた。折れ線グラフは膜厚
の面内均一性を示し、棒グラフは膜厚を示す。また、棒
グラフの内、高さの低い方から高い方に向かって、それ
ぞれ10、20、30、50sccmのガス量の場合の
膜厚をそれぞれ表している。図5に示すように、TEO
Sガスの流量が50sccmの場合には、トップ領域や
センタ領域における膜厚の面内均一性よりも、ボトム領
域の膜厚の面内均一性が小さくなっている。従って、ト
ップ領域やセンタ領域のウエハの膜厚のプロファイル
は、ボトム領域のウエハの膜厚のプロファイルよりも凹
部状態が激しくなっており、図4にて求めたように膜厚
プロファイルと逆の状態になっているので、特性上好ま
しくない。
【0023】これに対して、TEOSガスの流量が1
0、20、30sccmの場合には、トップ領域やセン
タ領域における膜厚の面内均一性よりも、ボトム領域の
膜厚の面内均一性が大きくなっている。従って、ボトム
領域のウエハの膜厚のプロファイルは、トップ領域やセ
ンタ領域のウエハの膜厚のプロファイルよりも凹部状態
が激しくなっており、図4にて求めたような膜厚プロフ
ァイルと略同じような状態になっているので特性上好ま
しい。この場合、TEOSガスの流量が10sccmの
場合は、膜厚のプロファイルは凹部上になるのでは好ま
しいが、成膜レートが小さいことから凹部の深さD1
(図4参照)を十分な深さにするには長時間を要する、
というやや不利な点を有する。これに対して、TEOS
ガスの流量が30sccmの場合は、膜厚のプロファイ
ルもよく、しかも、全体の成膜レートも大きいので、特
性としては最も良好となる。この結果、TEOSガスの
望ましい流量範囲は、下限値が10sccm程度であ
り、上限値は最適な特性を示す30sccmと特性が劣
化している50sccmとの略中間値である40scc
m程度であることが判明する。
【0024】そして、シミュレーションにより供給律速
成膜工程と反応律速成膜工程を行った時の膜厚とその膜
厚の面内均一性の結果を図6に示す。図6において、折
れ線グラフは各工程と、本発明の2段階工程の膜厚の面
内均一性を示し、棒グラフは膜厚を表し、その内の下の
部分は供給律速成膜工程での膜厚を示し、上の部分は反
応律速成膜工程での膜厚を示す。尚、この時のTEOS
ガスの予備加熱の温度は510℃である。また、プロセ
ス条件は、供給律速成膜工程では、TEOSガスの流量
が30sccm、O2 ガスの流量が5sccm、プロセ
ス圧力は200Pa、成膜時間は30分であり、反応律
速成膜工程では、TEOSガスの流量が190scc
m、O2 ガスの流量が5sccm、プロセス圧力は20
0Pa、成膜時間は110分であり、プロセス温度は共
に640℃程度である。
【0025】図6に示すシミュレーション結果によれ
ば、本発明方法の場合には、トップ領域からボトム領域
の全領域に亘って比較的短時間で十分な厚さの薄膜が面
間の均一性が良好な状態で堆積している。しかも、特
に、ボトム領域のウエハを含めて、全領域のウエハに亘
って膜厚の面内均一性を基準値である±3%よりも低く
することができ、非常に良好な特性を得られることが判
明した。また、供給律速成膜工程において、図4中に示
すボトム領域のウエハにおける薄膜の凹部の深さD1
を、より迅速に十分な深さとなるようにするには、ボト
ム領域におけるウエハ温度を、他のトップ領域やセンタ
領域のウエハ温度よりも少し高くする、いわゆるチルト
温度制御を行うようにすればよい。
【0026】次に、上記したシミュレーション結果に基
づいて、実際に2段階成膜工程を有する本発明方法(第
2実施例)を実施したので、その評価結果について説明
する。図7は実際に行った本発明方法の第2実施例にお
けるTEOSガスの流量変化を示すグラフ、図8は第2
実施例で行われた成膜処理の膜厚とその面内均一性を示
すグラフである。図7に示すように、ここでは最初に第
1ステップで供給律速成膜工程を行い、次に第2ステッ
プで反応律速成膜工程を行っている。成膜条件に関して
は、TEOSガスの流量は、供給律速成膜工程では30
sccmとし、反応律速成膜工程では大幅に増加して1
90sccmとしている。O2 ガスの流量は、両工程に
亘って5sccmを維持している。そして、予備加熱手
段によるTEOSガスの予備加熱温度は510℃であ
る。また、プロセス圧力及びプロセス温度は両工程に亘
って、それぞれ200Pa及び640℃である。
【0027】また、プロセス時間に関しては、供給律速
成膜工程が30分であり、反応律速成膜工程が110分
である。この時に堆積した薄膜の膜厚と膜厚の面内均一
性の結果を図8に示す。図8から明らかなように、トッ
プ領域からボトム領域の全範囲に亘ってウエハ表面へ堆
積した薄膜の膜厚は略540〜550Åの範囲内に入っ
ていることから、膜厚の面間均一性は±1.93%程度
であり、良好な結果を示している。更に、膜厚の面内均
一性に関しては、特にボトム領域のウエハを含んで全領
域に亘って、基準値である±3%よりも小さくなってお
り、非常に良好な特性が得られることが判明した。
【0028】この第2実施例では、第1ステップで供給
律速成膜工程を行い、第2ステップで反応律速成膜工程
を行ったが、この順序を逆にして、第1ステップで反応
律速成膜工程を行い、第2ステップで供給律速成膜工程
を行うようにしてもよい。また、処理容器38内に収容
されるウエハサイズ、ウエハ枚数、或いは処理容器38
の容量は、単に一例を示したに過ぎず、例示された数値
に限定されない。すなわち、図4に示すような膜厚のプ
ロファイルを得られるような供給律速成膜工程と反応律
速成膜工程とを実現できればよい。
【0029】更に、ここではTEOSガスとO2 ガスと
を用いてシリコン酸化膜を成膜する場合を例にとって説
明したが、これに限定されず、他の膜種を成膜する場
合、例えば、SiH4 とN2 Oとを用いてSiO2 を成
膜する場合、SiH2 Cl2 とN2 Oとを用いてSiO
2 を成膜する場合、SiCl6 とNH3 とを用いてSi
Nを成膜する場合、TEOA(トリエトキシアルシン)
とTEOSとを用いてAsSG(ヒ素ガラス(シリコン
オキサイド))を成膜する場合、TMB(トリメトキシ
ボロン)とTEOSとPH3 とを用いてBPSG(ボロ
ンリンドープドガラス)を成膜する場合等にも、本発明
方法を適用することができる。また更に、本発明は、縦
型のバッチ式の成膜装置のみならず、横型のバッチ式の
成膜装置、或いは枚葉式の成膜装置にも適用することが
できる。また、本発明は、被処理体として半導体ウエハ
に限定されず、ガラス基板やLCD基板等にも適用する
ことができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の成膜方法
及び成膜装置によれば、次のように優れた作用効果を発
揮することができる。請求項1、4〜7に係る発明によ
れば、処理容器内へ供給される成膜ガスを予備加熱して
活性化させるようにしたので、成膜ガスの反応を促進さ
せることができ、このため、被処理体の表面に略均一に
薄膜を堆積させることができ、膜厚の面内均一性を向上
させることができる。請求項2に係る発明によれば、成
膜処理を行うに際して、供給律速の成膜処理と反応律速
の成膜処理とを連続的に行うようにしたので、両者の特
性が相乗されて膜厚の面内均一性を更に向上させること
ができる。請求項3に係る発明によれば、縦型、或いは
横長の処理容器内の成膜ガスの供給側に収容された被処
理体に堆積する膜厚の面内均一性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するための成膜装置を示す構
成図である。
【図2】ウエハボート上のウエハ位置と膜厚の面内均一
性と温度との関係を示すグラフである。
【図3】ウエハボート上のウエハ位置と膜厚の面内均一
性と温度との関係を示すグラフである。
【図4】供給律速状態の成膜工程と反応律速状態の成膜
工程とを行った時の膜厚の変位を模式的に示す図であ
る。
【図5】シミュレーションにより供給律速状態の成膜工
程を行った時の膜厚とその面内均一性との関係を示すグ
ラフである。
【図6】シミュレーションにより供給律速状態の成膜工
程と反応律速状態の成膜工程とを行った時の膜厚とその
面内均一性との関係を示すグラフである。
【図7】実際に行った本発明方法の第2実施例における
TEOSガスの流量変化を示すグラフである。
【図8】第2実施例で行われた成膜処理の膜厚とその面
内均一性を示すグラフである。
【図9】従来の縦型の成膜装置の一例を示す概略構成図
である。
【符号の説明】
30 成膜装置 38 処理容器 40 加熱手段 48 ウエハボート(被処理体支持手段) 66 ガス供給手段 70 成膜ガス供給系 72 酸化ガス供給系 88 予備加熱手段 90 加熱容器 W 半導体ウエハ(被処理体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G075 AA24 AA30 AA63 BC04 BD14 CA02 CA62 CA65 CA66 4K030 AA03 AA06 AA09 AA13 AA14 BA40 BA44 CA04 CA12 EA01 FA10 JA05 JA10 KA25 LA15 5F045 AB32 AC09 AC11 AD10 AE23 BB01 DP19 EC02 EE06 EE12 EF02 EF08 EK06 EM10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空引き可能になされた処理容器内に成
    膜ガスを供給して被処理体の表面に薄膜を形成する成膜
    方法において、前記成膜ガスを前記処理容器内へ供給す
    る直前に予備加熱する工程を有することを特徴とする成
    膜方法。
  2. 【請求項2】 前記処理容器内で供給律速状態で成膜を
    行う供給律速成膜工程と、 前記処理容器内で反応律速状態で成膜を行う反応律速成
    膜工程と、 を有することを特徴とする請求項1記載の成膜方法。
  3. 【請求項3】 前記処理容器は、所定の長さを有すると
    共に前記処理容器内には前記被処理体が複数枚収容さ
    れ、前記成膜ガスは前記処理容器の一端側より供給され
    ることを特徴とする請求項1または2記載の成膜方法。
  4. 【請求項4】 前記供給律速成膜工程の際には、前記成
    膜ガスの供給側に位置する前記被処理体の温度は、他の
    部分の被処理体の温度よりも高く設定されることを特徴
    とする請求項3記載の成膜方法。
  5. 【請求項5】 前記成膜ガスはTEOSであり、前記処
    理容器の大きさが前記被処理体を一度に略170枚程度
    収容できるような大きさの場合には、前記供給律速成膜
    工程の際の前記成膜ガスの流量は10〜40sccmの
    範囲内であることを特徴とする請求項3または4記載の
    成膜方法。
  6. 【請求項6】 前記成膜ガスは、200〜530℃の範
    囲内に予備加熱されることを特徴とする請求項5記載の
    成膜方法。
  7. 【請求項7】 被処理体に対して所定の成膜を堆積させ
    る成膜装置において、 真空引き可能になされた処理容器と、 前記処理容器内で前記被処理体を保持する被処理体保持
    手段と、 前記被処理体を加熱する加熱手段と、 前記処理容器内に成膜ガスを含む必要な処理ガスを供給
    するガス供給手段と、 前記ガス供給手段に設けられて前記成膜ガスを予備加熱
    する予備加熱手段と、 を備えたことを特徴とする成膜装置。
JP2002005826A 2002-01-15 2002-01-15 成膜方法及び成膜装置 Expired - Fee Related JP3899933B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002005826A JP3899933B2 (ja) 2002-01-15 2002-01-15 成膜方法及び成膜装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002005826A JP3899933B2 (ja) 2002-01-15 2002-01-15 成膜方法及び成膜装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003209099A true JP2003209099A (ja) 2003-07-25
JP3899933B2 JP3899933B2 (ja) 2007-03-28

Family

ID=27644760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002005826A Expired - Fee Related JP3899933B2 (ja) 2002-01-15 2002-01-15 成膜方法及び成膜装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3899933B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007507887A (ja) * 2003-09-30 2007-03-29 東京エレクトロン株式会社 システム構成要素の状態をモニタリングするための方法
JP2009260261A (ja) * 2008-03-17 2009-11-05 Tokyo Electron Ltd 熱処理装置、熱処理装置の温度調整方法、及び、プログラム
JP2009260262A (ja) * 2008-03-17 2009-11-05 Tokyo Electron Ltd 熱処理装置、熱処理装置の温度調整方法、及び、プログラム
US8354135B2 (en) * 2008-03-17 2013-01-15 Tokyo Electron Limited Thermal processing apparatus, method for regulating temperature of thermal processing apparatus, and program
US20220307128A1 (en) * 2021-03-29 2022-09-29 Tokyo Electron Limited Method for forming silicon film and processing apparatus

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007507887A (ja) * 2003-09-30 2007-03-29 東京エレクトロン株式会社 システム構成要素の状態をモニタリングするための方法
JP4861183B2 (ja) * 2003-09-30 2012-01-25 東京エレクトロン株式会社 システム構成要素の状態をモニタリングするための方法
US8460945B2 (en) 2003-09-30 2013-06-11 Tokyo Electron Limited Method for monitoring status of system components
JP2009260261A (ja) * 2008-03-17 2009-11-05 Tokyo Electron Ltd 熱処理装置、熱処理装置の温度調整方法、及び、プログラム
JP2009260262A (ja) * 2008-03-17 2009-11-05 Tokyo Electron Ltd 熱処理装置、熱処理装置の温度調整方法、及び、プログラム
US8354135B2 (en) * 2008-03-17 2013-01-15 Tokyo Electron Limited Thermal processing apparatus, method for regulating temperature of thermal processing apparatus, and program
US20220307128A1 (en) * 2021-03-29 2022-09-29 Tokyo Electron Limited Method for forming silicon film and processing apparatus
US11851752B2 (en) * 2021-03-29 2023-12-26 Tokyo Electron Limited Method for forming silicon film and processing apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP3899933B2 (ja) 2007-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4382750B2 (ja) 被処理基板上にシリコン窒化膜を形成するcvd方法
JP3819660B2 (ja) 半導体装置の製造方法および半導体製造装置
TWI383439B (zh) 用於半導體製程之薄膜形成裝置之使用方法
KR100861851B1 (ko) 실리콘 산화막 형성 방법 및 장치
TWI436423B (zh) 半導體處理用之氧化裝置及方法
CN109671611B (zh) 半导体器件的制造方法、衬底处理装置及记录介质
JP6700165B2 (ja) 成膜装置および成膜方法
JP2009170823A (ja) 成膜方法及び成膜装置
JP2010050439A (ja) 基板処理装置
CN100594588C (zh) 氮化硅膜形成方法及装置
CN111564388B (zh) 基板处理装置、半导体装置的制造方法以及存储介质
KR20110131096A (ko) 성막 방법 및 성막 장치
KR20120112082A (ko) 종형 배치식 성막 장치
JP2002009072A (ja) シリコン窒化膜の形成方法及び形成装置
JP2003209099A (ja) 成膜方法及び成膜装置
TWI720549B (zh) 半導體裝置之製造方法、基板處理裝置及程式
KR102630574B1 (ko) 기판 처리 방법, 반도체 장치의 제조 방법, 기판 처리 장치 및 프로그램
KR102239199B1 (ko) 성막 방법 및 종형 열처리 장치
KR20010110291A (ko) 기판처리방법
US20200411330A1 (en) Method of manufacturing semiconductor device, substrate processing apparatus, and recording medium
JP4553227B2 (ja) 熱処理方法
TWI683347B (zh) 基板處理裝置、半導體裝置的製造方法及記錄媒體
WO2020066800A1 (ja) 半導体装置の製造方法、基板処理装置、及びプログラム
JP3915697B2 (ja) 成膜方法及び成膜装置
JP6441050B2 (ja) 成膜方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061218

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100112

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130112

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130112

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees