JP2003208617A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2003208617A
JP2003208617A JP2002006809A JP2002006809A JP2003208617A JP 2003208617 A JP2003208617 A JP 2003208617A JP 2002006809 A JP2002006809 A JP 2002006809A JP 2002006809 A JP2002006809 A JP 2002006809A JP 2003208617 A JP2003208617 A JP 2003208617A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 与えられた画像から、所望の画像要素を検出
する画像処理装置を提供する。 【解決手段】 所望の画像要素を示す複数の第1テンプ
レートと、複数の第1テンプレートと対応付けられ、複
数の第1テンプレートのいずれかの一部を示す第2テン
プレートとを格納する格納部と、複数の第1テンプレー
トのいずれかを選択し、選択した第1テンプレートと与
えられた画像とを比較する第1比較部と、第1比較部に
おいて選択された第1テンプレートに対応する第2テン
プレートと与えられた画像とを比較する第2比較部と、
第1比較部及び第2比較部における比較結果に基づい
て、与えられた画像から所望の画像要素を検出する検出
部とを備えることを特徴とする画像処理装置を提供す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置に関
する。特に本発明は、与えられた画像から所望の画像要
素を検出する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、認識対象画像を特定する画像認識
装置として、特開平5−174149号公報に示されて
いる画像認識装置がある。この画像認識装置は、認識対
象である物体画像を粗くモザイク化し、これを探索時の
対象画像の特徴として用いて、未知画像を走査し、おお
よその位置と大きさとを見つけ、次に、認識対象となる
物体画像を細かくモザイク化し、これを用いて、既に得
られた大まかな位置付近を走査し、認識対象画像を見つ
ける装置である。
【0003】従来の画像認識装置において、対象画像の
特徴として用いるモザイク画像の画素数を3段階で順次
変化させ、それぞれのモザイク画像と未知画像との距離
を算出している。当該画像認識装置は、算出した当該距
離に基づいて、認識対象画像を検出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の画像認
識装置においては、認識対象画像を見つけるためのテン
プレートを複数格納し、それぞれのテンプレートと対象
画像との照合を行い、認識対象画像を検出していた。こ
のため、従来の画像認識装置では照合に時間がかかって
いた。
【0005】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできる画像処理装置、画像処理方法、及びプログラ
ムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の
範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達
成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を
規定する。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1の形
態においては、与えられた画像から、所望の画像要素を
検出する画像処理装置であって、所望の画像要素を示す
複数の第1テンプレートと、複数の第1テンプレートと
対応付けられ、複数の第1テンプレートのいずれかの一
部を示す第2テンプレートとを格納する格納部と、複数
の第1テンプレートのいずれかを選択し、選択した第1
テンプレートと与えられた画像とを比較する第1比較部
と、第1比較部において選択された第1テンプレートに
対応する第2テンプレートと与えられた画像とを比較す
る第2比較部と、第1比較部及び第2比較部における比
較結果に基づいて、与えられた画像から所望の画像要素
を検出する検出部とを備えることを特徴とする画像処理
装置を提供する。
【0007】格納部は、複数の第2テンプレートと対応
する第1テンプレートを少なくとも1つ格納することが
好ましい。また、格納部は、他の第2テンプレートと対
応する第2テンプレートを少なくとも1つ格納すること
が好ましい。
【0008】第2比較部は、第1比較部において選択さ
れた第1テンプレートと対応する複数の第2テンプレー
トと、与えられた画像とをそれぞれ比較してよい。ま
た、格納部は、第1テンプレートより解像度の高い第2
テンプレートを格納してよい。
【0009】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0011】図1は、本発明に係る画像処理装置100
の構成の一例を示す。画像処理装置100は、与えられ
た画像から、所望の画像を検出する。画像処理装置10
0は、テンプレート格納部10、モザイク画像生成部2
0、検出部60、履歴格納部70、及び選択部80を備
える。
【0012】テンプレート格納部10は、所望の画像要
素の全体又は一部を示す複数のテンプレートを格納す
る。テンプレート格納部10は、所望の画像要素に基づ
いて生成された、所望の画像要素より解像度の低い複数
のテンプレートを格納することが好ましい。例えば、テ
ンプレート格納部10は、所望の画像要素のモザイク画
像を当該テンプレートとして格納する。本例において、
テンプレート格納部10は、所望の画像要素の全体を示
す複数の第1テンプレートと、第1テンプレートの一部
を示し、第1テンプレートより解像度の低い複数の第2
テンプレートと、第2テンプレートの一部を示し、第2
テンプレートより解像度の低い複数の第3テンプレート
とを格納する。
【0013】また、テンプレート格納部10は、それぞ
れの第2テンプレートを、いずれかの第1テンプレート
に関連づけて格納する。また、テンプレート格納部10
は、複数の第1テンプレートと対応付けられ、複数の第
1テンプレートのいずれかの一部を示す第2テンプレー
トを格納する。例えば、テンプレート格納部10は、そ
れぞれの第2テンプレートを、複数の第1テンプレート
に関連づけて格納する。同様に、テンプレート格納部1
0は、それぞれの第3テンプレートを、いずれかの第2
テンプレートに関連づけて格納する。テンプレート格納
部10は、それぞれの第3テンプレートを、複数の第2
テンプレートに関連づけて格納してよい。本例におい
て、テンプレート格納部10は、複数の人物の顔を示す
複数の第1テンプレートを格納し、目、鼻、口といった
顔の構成要素を示す第2テンプレートを、いずれかの第
1テンプレートと関連づけて格納し、目、鼻、口の細部
を示す第3テンプレートを、いずれかの第2テンプレー
トと関連づけて格納する。
【0014】モザイク画像生成部20は、与えられた画
像に基づいて、当該与えられた画像より解像度の低い画
像、すなわちモザイク画像を生成する。モザイク画像生
成部20は、異なる解像度を有する複数のモザイク画像
を生成してよい。例えば、モザイク画像生成部20は、
第1テンプレートと解像度が略等しい第1モザイク画像
と、第2テンプレートと解像度が略等しい第2モザイク
画像と、第3テンプレートと解像度が略等しい第3モザ
イク画像とを生成してよい。また、モザイク画像生成部
20は、当該与えられた画像の一部のモザイク画像を生
成してよい。例えば、モザイク画像生成部20は、テン
プレート格納部10が格納したテンプレートの画素数
と、当該モザイク画像の画素数とが略等しくなるよう
に、当該与えられた画像の一部を切り出し、モザイク画
像を生成してよい。本例において、モザイク画像生成部
20は、第1テンプレートと画素数が略等しい第1モザ
イク画像と、第2テンプレートと画素数が略等しい第2
モザイク画像と、第3テンプレートと画素数が略等しい
第3モザイク画像とを生成する。
【0015】検出部60は、テンプレート格納部10が
格納した複数のテンプレートのいずれかを用いて、当該
与えられた画像から所望の画像要素を検出する。検出部
60は、モザイク画像生成部20が生成したモザイク画
像と、テンプレート格納部10が格納したテンプレート
とを照合し、照合結果に基づいて当該与えられた画像か
ら所望の画像要素を検出する。検出部60は、モザイク
画像生成部20が生成したモザイク画像と、テンプレー
ト格納部10が格納したテンプレートとを照合するため
の複数の照合手段を有する。例えば、検出部60は、テ
ンプレートとモザイク画像との画素値間差分の総和に基
づく方法、テンプレートとモザイク画像との画素値ベク
トル間距離に基づく方法等により、テンプレートとモザ
イク画像とを照合してよい。また、検出部60は、固有
空間法、カーネルベースメソッドといった手法により、
テンプレートとモザイク画像とを照合してよい。
【0016】履歴格納部70は、検出部60において用
いられた、テンプレートの使用履歴を格納する。例え
ば、履歴格納部70は、複数のテンプレートのそれぞれ
に対して、検出部60が使用した回数を格納する。ま
た、履歴格納部70は、予め定められた期間におけるテ
ンプレートの使用履歴を格納してもよい。例えば、履歴
格納部70は、予め定められた期間において、検出部6
0がいずれのテンプレートを何回使用したかを格納して
よい。
【0017】また、履歴格納部70は、複数のテンプレ
ートのそれぞれが、検出部60において最後に使用され
た時間を格納してよい。また、履歴格納部70は、複数
のテンプレートのそれぞれに対して、検出部60におけ
る検出結果を格納してよい。例えば、履歴格納部70
は、それぞれのテンプレートが用いられた回数と、それ
ぞれのテンプレートを用いて検出部60が所望の画像要
素を検出した回数を格納してよい。検出部60は、履歴
格納部70が格納したテンプレートの使用履歴に基づい
て、テンプレート格納部10が格納した複数のテンプレ
ートのいずれかを選択してよい。
【0018】選択部80は、検出部60における複数の
照合手段のいずれかを選択する。例えば、選択部80
は、当該与えられた画像の画素数に基づいて、検出部6
0における複数の照合手段のいずれかを選択する。ま
た、選択部80は、当該与えられた画像が、白黒画像で
あるかカラー画像であるかに基づいて、検出部60にお
ける複数の照合手段のいずれかを選択してもよい。
【0019】検出部60は、第1比較部30−1、第2
比較部30−2、第3比較部30−3、一致度算出部4
0、及び画像要素検出部50を有する。
【0020】第1比較部30−1は、テンプレート格納
部10が格納した複数のテンプレートのうちの第1テン
プレートと、モザイク画像生成部20が生成した第1モ
ザイク画像との一致度を算出する。第1比較部30−1
は、第1テンプレートと第1モザイク画像との一致度を
算出するための前述した複数の照合手段を有する。例え
ば、第1比較部30−1は、第1テンプレートと第1モ
ザイク画像との画素値間差分の総和に基づく方法、第1
テンプレートと第1モザイク画像との画素値ベクトル間
距離に基づく方法等の照合手段により、第1テンプレー
トと第1モザイク画像との一致度を算出してよい。ま
た、第1比較部30−1は、固有空間法、カーネルベー
スメソッドといった照合手段により、第1テンプレート
と第1モザイク画像との一致度を算出してもよい。選択
部80は、当該照合手段のいずれかを選択し、第1比較
部30−1は選択された照合手段に基づいて、第1テン
プレートと第1モザイク画像との一致度を算出する。
【0021】第1比較部30−1は、所望の画像要素に
対応する第1テンプレートと、第1モザイク画像との一
致度を算出してよい。また、第1比較部30−1は、履
歴格納部70が格納した複数の第1テンプレートの使用
履歴に基づいて、使用する第1テンプレートを選択す
る。
【0022】また、第1比較部30−1は、テンプレー
ト格納部10が格納した複数の第1テンプレートの全て
の第1テンプレートと、第1モザイク画像との一致度を
それぞれ算出してもよい。この場合、第1比較部30−
1は、算出した一致度のうち、最も高い一致度を一致度
算出部40に出力してよい。また、第1比較部30−1
は、テンプレート格納部10が格納した複数の第1テン
プレートのうち、ユーザが指定した1つ又は複数の第1
テンプレートと、第1モザイク画像との一致度を算出し
てもよい。また、テンプレート格納部10は、複数の第
1テンプレートを複数のグループに分類して格納し、第
1比較部30−1は、ユーザが指定した1つ又は複数の
グループの第1テンプレートと、第1モザイク画像との
一致度をそれぞれ算出してもよい。この場合において
も、第1比較部30−1は、算出した一致度のうち、最
も高い一致度を一致度算出部40に出力してよい。
【0023】第2比較部30−2は、第1テンプレート
より解像度が高く、第1テンプレートの一部を示す第2
テンプレートと、モザイク画像生成部20が生成した第
1モザイク画像より解像度の高い第2モザイク画像との
一致度を算出する。第2比較部30−2は、第1比較部
30−1が用いた第1テンプレートに対応付けられた第
2テンプレートと第2モザイク画像との一致度を算出す
る。また、第2比較部30−2は、第1比較部30−1
が用いた第1テンプレートに対応付けられた第2テンプ
レートのうち、いずれかの第2テンプレートを選択し、
選択した第2テンプレートと第2モザイク画像との一致
度を算出する。また、第2比較部30−2は、複数の第
2テンプレートを選択してよい。第2比較部30−2
は、履歴格納部70が格納した第2テンプレートの使用
履歴に基づいて、第2テンプレートを選択してよい。
【0024】第2比較部30−2は、算出した全ての一
致度を、一致度算出部40に出力してもよい。例えば、
第2比較部30−2は、目、鼻、口のそれぞれを示す第
2テンプレートと、第2モザイク画像との一致度をそれ
ぞれ算出し、算出した全ての一致度を、一致度算出部4
0に出力してよい。
【0025】また、第2比較部30−2は、第1比較部
30−1が一致度算出部40に出力した一致度に対応す
る第1テンプレートに関連づけられた全ての第2テンプ
レートと、第2モザイク画像との一致度を算出してよ
い。この場合、第2比較部30−2は、第1比較部30
−1と同様に、算出した一致度のうち、最も高い一致度
を一致度算出部40に出力してよい。
【0026】また、第2比較部30−2は、第1比較部
30−1と同様に複数の照合手段を有する。第2比較部
30−2は、選択部80が選択した照合手段を用いて、
第2テンプレートと、第2モザイク画像との一致度を算
出してよい。
【0027】同様に、第3比較部30−3は、第2テン
プレートより解像度が高く、第2テンプレートの一部又
は全部を示す第3テンプレートと、モザイク画像生成部
20が生成した第3モザイク画像との一致度を算出す
る。第3比較部30−3は、第2比較部30−2が一致
度算出部40に出力した一致度に対応する第2テンプレ
ートに関連づけられた第3テンプレートのうちから、用
いる第3テンプレートを選択し、選択した第3テンプレ
ートと、第3モザイク画像との一致度を算出してよい。
また、第3比較部30−3は、第2比較部30−2が一
致度算出部40に出力した一致度に対応する第2テンプ
レートに関連づけられた全ての第3テンプレートと、第
3モザイク画像との一致度を算出してよい。また、第3
比較部30−3は、履歴格納部70が格納した第3テン
プレートの使用履歴に基づいて、用いる第3テンプレー
トを選択してよい。
【0028】また、第3比較部30−3は、第1比較部
30−1と同様に複数の照合手段を有する。第3比較部
30−3は、選択部80が選択した照合手段を用いて、
第3テンプレートと、第3モザイク画像との一致度を算
出してよい。
【0029】また、選択部80は、複数の比較部30に
対して、それぞれ独立に照合手段を選択してよい。つま
り、選択部80は、複数の比較部30において、異なる
照合手段を選択してよく、同一の照合手段を選択しても
よい。
【0030】一致度算出部40は、受け取った全ての一
致度に基づいて、所望の画像要素と与えられた画像との
一致度を算出する。本例において、一致度算出部40
は、第1比較部30−1、第2比較部30−2、及び第
3比較部30−3がそれぞれ算出し、出力した一致度に
基づいて、所望の画像要素と与えられた画像との一致度
を算出する。
【0031】画像要素検出部50は、一致度算出部40
が算出した一致度に基づいて、与えられた画像から、所
望の画像要素を検出する。画像要素検出部50は、一致
度算出部40が算出した一致度が、予め定められた閾値
より大きい場合、与えられた画像から、所望の画像要素
を検出したと判断する。
【0032】一致度算出部40は、比較部30−nが算
出した一致度に重み付け係数を乗算する手段を有するこ
とが好ましい。本例において、一致度算出部40は、第
1比較部30−1が算出した一致度に第1重み付け係数
を乗算する手段と、第2比較部30−2が算出した一致
度に第2重み付け係数を乗算する手段と、第3比較部3
0−3が算出した一致度に第3重み付け係数を乗算する
手段とを有する。一致度算出部40は、当該重み付け係
数を乗算した一致度の和に基づいて、所望の画像要素と
与えられた画像との一致度を算出してよい。
【0033】本例における画像処理装置100によれ
ば、複数のテンプレートを上位のテンプレートのいずれ
かに対応付けているため、適切なテンプレートを効率よ
く選択することができる。また、本例における画像処理
装置100によれば、複数の段階で算出した一致度の全
てに基づいて所望の画像要素と与えられた画像との一致
度を算出しているため、それぞれの段階における検出漏
れを低減することができる。
【0034】図2は、テンプレート格納部10が格納す
るテンプレートのデータ構成の一例を示す。テンプレー
ト格納部10は、複数のテンプレートを格納する。テン
プレート格納部10は、複数のテンプレートを複数の階
層のデータ構成として格納する。本例において、テンプ
レート格納部10は、図2に示すように複数のテンプレ
ートを3階層のデータ構成として格納する。また、本例
において、テンプレート格納部10は、第1テンプレー
ト12として人物の顔を示すテンプレートを格納し、第
2テンプレート(14、16)として人物の目及び鼻を
示すテンプレートを格納し、第3テンプレート(18、
22、24)として、第2テンプレート(14、16)
の一部を示すテンプレートを格納する。
【0035】また、テンプレート格納部10は、上述し
たように下位のテンプレートをいずれかの上位のテンプ
レートに対応づけて格納する。本例において、第2テン
プレート14bが、第1テンプレート12a及び第1テ
ンプレート12bに対応付けられている。また、テンプ
レート格納部10は、上位のテンプレートを、複数の下
位のテンプレートと対応づけて格納してよい。つまり、
テンプレート格納部10は、複数の第2テンプレート1
4と対応する第1テンプレート12を少なくとも1つ格
納してよい。本例において、第1テンプレート12a
が、第2テンプレート14a及び第2テンプレート14
bに対応付けられている。
【0036】また、テンプレート格納部10は、テンプ
レートを同階層のテンプレートのいずれかに対応付けて
格納してよい。本例において、テンプレート格納部10
は、他の第2テンプレートと対応する第2テンプレート
を少なくとも1つ格納する。例えば、テンプレート格納
部10は、目を示す第2テンプレート14aを、鼻を示
す第2テンプレート16のいずれかに対応付けて格納し
てよい。この場合、第2比較部30−2は、互いに対応
付けられた複数の第2テンプレートと、第2モザイク画
像との一致度をそれぞれ算出してよい。
【0037】また、テンプレート格納部10は、互いに
予め定められた関係を有する複数の第2テンプレートを
格納してよい。本実施形態において、テンプレート格納
部10は、第1テンプレート12中の、複数の第2テン
プレート(14、16)のそれぞれが示す位置の相互関
係を、当該関係として記憶する。第2比較部30−2
は、当該関係に基づいて、第2テンプレートと第2モザ
イク画像との一致度を算出してよい。
【0038】図3は、複数の比較部30−nの構成の一
例を示す。それぞれの比較部30−nは、類似画像検出
部30−n−a及び算出器30−n−bを有する。類似
画像検出部30−1−aは、第1モザイク画像及び第1
テンプレートを受け取り、第1モザイク画像から、第1
テンプレートと類似する類似画像要素を検出する。算出
器30−1−bは、類似画像検出部30−1−aが検出
した類似画像要素と、第1テンプレートとの一致度を算
出する。また、他の構成例においては、算出器30−1
−bは、第1モザイク画像の複数の領域において、それ
ぞれ第1テンプレートとの一致度を算出し、類似画像検
出部30−1−aは、当該一致度が所定の閾値より大き
い領域を、当該類似画像要素として検出してよい。比較
部30−1は、当該類似画像要素と第1テンプレートと
の一致度を、一致度算出部40に出力する。また、類似
画像検出部30−1−aは、類似画像要素を検出した、
第1モザイク画像における位置を、第2比較部30−2
に出力する。
【0039】第2比較部30−2は、第1比較部30−
1と同一又は同様の機能及び構成を有する。類似画像検
出部30−2−aは、第2モザイク画像及び第2テンプ
レートを受け取り、第2モザイク画像から、第2テンプ
レートと類似する類似画像要素を検出する。算出器30
−2−bは、類似画像検出部30−2−aが検出した類
似画像要素と、第2テンプレートとの一致度を算出す
る。類似画像検出部30−2−aは、第1類似画像検出
部30−1−aが類似画像要素を検出した位置に基づい
て、第2モザイク画像から類似画像要素を検出してよ
い。
【0040】また、他の構成例においては、算出器30
−2−bは、第2モザイク画像の複数の領域において、
それぞれ第2テンプレートとの一致度を算出し、類似画
像検出部30−2−aは、当該一致度が所定の閾値より
大きい領域を、当該類似画像要素として検出してよい。
比較部30−2は、当該類似画像要素と第2テンプレー
トとの一致度を、一致度算出部40に出力する。また、
類似画像検出部30−2−aは、類似画像要素を検出し
た、第2モザイク画像における位置を、第3比較部30
−3に出力する。
【0041】第3比較部30−3は、第2比較部30−
2と同一又は同様の機能及び構成を有する。類似画像検
出部30−3−aは、第3モザイク画像及び第3テンプ
レートを受け取り、第3モザイク画像から、第3テンプ
レートと類似する類似画像要素を検出する。算出器30
−3−bは、類似画像検出部30−3−aが検出した類
似画像要素と、第3テンプレートとの一致度を算出す
る。類似画像検出部30−3−aは、第1類似画像検出
部30−2−aが類似画像要素を検出した位置に基づい
て、第3モザイク画像から類似画像要素を検出してよ
い。
【0042】また、他の構成例においては、算出器30
−3−bは、第3モザイク画像の複数の領域において、
それぞれ第3テンプレートとの一致度を算出し、類似画
像検出部30−3−aは、当該一致度が所定の閾値より
大きい領域を、当該類似画像要素として検出してよい。
比較部30−3は、当該類似画像要素と第3テンプレー
トとの一致度を、一致度算出部40に出力する。
【0043】また、複数の比較部30−nは、受け取っ
たテンプレート又はモザイク画像を、回転、拡大、及び
/又は縮小する手段を有してよい。複数の比較部30−
nは、回転、拡大、及び/又は縮小したテンプレート又
はモザイク画像に基づいて、一致度を算出してよい。
【0044】図4は、画像処理装置100における一致
度検出の動作について説明する。本例において、画像処
理装置100は、所望の画像要素としての人物の顔と、
与えられた画像との一致度を算出する。図4(a)に、
モザイク画像生成部20に与えられた画像を示す。モザ
イク画像生成部20は、与えられた画像に基づいて第1
モザイク画像を生成し、第1モザイク画像を図1に関連
して説明した第1比較部30−1に供給する。モザイク
画像生成部20は、テンプレート格納部10が格納した
第1テンプレートと略同一の解像度の有する第1モザイ
ク画像を生成することが望ましい。
【0045】第1比較部30−1は、図3に関連して説
明したように、第1テンプレートに基づいて、第1モザ
イク画像から人物の顔に類似する類似画像要素を検出す
る。本例において、第1比較部30−1は、図4(a)
に示した箇所において、類似画像要素を検出する。図4
(b)に、第1比較部30−1が検出した類似画像要素
を示す。第1比較部30−1は、検出した類似画像要素
に基づいて、第1モザイク画像と第1テンプレートとの
一致度を算出する。本例において、第1比較部30−1
は、第1モザイク画像と第1テンプレートとの一致度ρ
1,1=0.98を算出する。但し、本例において一致
度ρは、完全に一致した場合1の値を取り、全く一致し
ない場合に0の値を取る。
【0046】図5は、図4において説明した一致度検出
の動作の続きを説明する。モザイク画像生成部20は、
与えられた画像に基づいて第2モザイク画像を生成し、
第2モザイク画像を図1に関連して説明した第2比較部
30−2に供給する。モザイク画像生成部20は、テン
プレート格納部10が格納した第2テンプレートと略同
一の解像度を有する第2モザイク画像を生成することが
望ましい。モザイク画像生成部20は、与えられた画像
において第1比較部30−1が類似画像要素を検出した
位置に基づいて第2モザイク画像を生成してよい。つま
り、モザイク画像生成部20は、与えられた画像に基づ
いて、第1モザイク画像の一部を示す第2モザイク画像
を生成してよい。また、モザイク画像生成部20は、与
えられた画像の全ての領域をモザイク化した第2モザイ
ク画像を生成してもよい。
【0047】第2比較部30−2は、図3に関連して説
明したように、第2テンプレートに基づいて、第2モザ
イク画像から人物の顔の構成要素に類似する類似画像要
素を検出する。第2比較部30−2は、複数の類似画像
要素を検出してよい。本例において、第2比較部30−
2は、類似画像要素として目と口を示す領域を、第2モ
ザイク画像から検出する。図5(a)に、第2比較部3
0−2が検出した類似画像要素を示す。第2比較部30
−2は、検出した類似画像要素に基づいて、第2モザイ
ク画像と第2テンプレートとの一致度を算出する。本例
において、第2比較部30−2は、第2モザイク画像と
第2テンプレートとの一致度ρ2,1=0.85及びρ
2,2=0.7を算出する。
【0048】モザイク画像生成部20は、与えられた画
像に基づいて第3モザイク画像を生成し、第3モザイク
画像を図1に関連して説明した第3比較部30−3に供
給する。モザイク画像生成部20は、テンプレート格納
部10が格納した第3テンプレートと略同一の解像度を
有する第3モザイク画像を生成するが望ましい。モザイ
ク画像生成部20は、与えられた画像において第2比較
部30−2が類似画像要素を検出した位置に基づいて第
3モザイク画像を生成してよい。つまり、モザイク画像
生成部20は、与えられた画像に基づいて、第2モザイ
ク画像の一部を示す第3モザイク画像を生成してよい。
また、モザイク画像生成部20は、与えられた画像の全
ての領域をモザイク化した第3モザイク画像を生成して
もよい。また、モザイク画像生成部20は、与えられた
画像において第2モザイク画像と略同一の領域を示し、
第2モザイク画像より解像度の高い第3モザイク画像を
生成してよい。
【0049】第3比較部30−3は、図3に関連して説
明したように、第3テンプレートに基づいて、第3モザ
イク画像から人物の顔の構成要素に類似する類似画像要
素を検出する。第3比較部30−3は、複数の類似画像
要素を検出してよい。本例において、第3比較部30−
3は、類似画像要素として目と口を示す領域を、第3モ
ザイク画像から検出する。図5(b)に、第3比較部3
0−3が検出した類似画像要素を示す。第3比較部30
−3は、検出した類似画像要素に基づいて、第3モザイ
ク画像と第3テンプレートとの一致度を算出する。本例
において、第3比較部30−3は、第3モザイク画像と
第3テンプレートとの一致度ρ3,1=0.7及びρ
3,2=0.6を算出する。
【0050】図1から図3に関連して説明した画像処理
装置100は、3つの比較部30を備えていたが、他の
例においては、画像処理装置100は、更に多くの比較
部30を備えてよい。例えば、画像処理装置100は、
第4比較部を更に備えてよい。この場合、モザイク画像
生成部20は、第3モザイク画像より解像度の高い第4
モザイク画像を生成し、第4モザイク画像を第4算出部
に供給する。図5(c)に第4モザイク画像の一例を示
す。第4比較部は、第3比較部30−3と同様に、第4
モザイク画像と第4テンプレートとの一致度を算出す
る。本例において、第4比較部は第4モザイク画像と第
4テンプレートとの一致度ρ4,1=0.7及びρ
4,2=0.6を算出する。
【0051】複数の比較部は、前述したように一致度を
算出するための複数の照合手段を有する。それぞれの比
較部は、複数の照合手段のうち、いずれかの照合手段を
用いて一致度を算出する。
【0052】図1に関連して説明した一致度算出部40
は、第1比較部30−1から第4算出部までが算出した
全ての一致度に基づいて、所望の画像要素と与えられた
画像との一致度を算出する。例えば、一致度算出部40
は、下式に基づいて所望の画像要素と与えられた画像と
の一致度PSOFを算出する。
【数1】 但し、g、g、g、gは、それぞれ第1重み付
け係数、第2重み付け係数、第3重み付け係数、第4重
み付け係数を示す。
【0053】上式に示すように、下位の階層において算
出した一致度ρに、上位の階層において算出した一致度
ρを乗算することにより、特定の階層における一致度ρ
に基づく検出漏れを低減することができる。また、それ
ぞれの重み付け係数に適当な値を与えることにより、上
位の階層即ち、解像度の低い階層における一致度を重要
視して所望の画像を検出するか、下位の階層即ち、解像
度の高い階層における一致度を重要視して所望の画像を
検出するかを選択してよい。画像処理装置100は、ユ
ーザの指示に基づいて、重み付け係数の値を変更する手
段を有することが好ましい。例えば、画像処理装置10
0は、ユーザが特定の人物の顔を検出したい場合に、下
位の階層における重み付け係数の値を大きくしてよく、
ユーザが不特定の人物の顔を検出したい場合に、上位の
階層における重み付け係数の値を大きくしてよい。ま
た、画像処理装置100は、比較部30が算出した全て
の一致度に基づく、他の式によって所望の画像と与えら
れた画像との一致度を算出してよい。
【0054】図1に関連して説明した画像要素検出部5
0は、一致度算出部40が算出した一致度PSOFに基
づいて、与えられた画像から所望の画像要素を検出して
よい。画像要素検出部50は、一致度PSOFが予め定
められた閾値を越えた場合に、第1比較部30−1が検
出した類似画像を、所望の画像要素として検出する。本
例において説明した画像処理装置100によれば、比較
部30が算出した全ての一致度に基づいて一致度P
SOFを算出することにより、検出漏れ、誤検出を低減
することができる。
【0055】図6は、図3に関連して説明したテンプレ
ート格納部10が格納するテンプレートの相互関係につ
いて説明する。本例において、テンプレート格納部10
は、第1テンプレート12と関連づけて、第2テンプレ
ート14、24及び26を格納する。本例において、テ
ンプレート格納部10は、人物の顔を示す第1テンプレ
ート12を格納する。また、テンプレート格納部10
は、人物の右目、左目、鼻、及び口をそれぞれ示す第2
テンプレート14a、14b、24、及び26を格納す
る。
【0056】更には、テンプレート格納部10は、第1
テンプレート中の、複数の第2テンプレートのそれぞれ
が示す位置の相互関係として、第1テンプレート12中
の、第2テンプレート14aが示す右目の位置と、第2
テンプレート14bが示す左目の位置との相互関係を格
納する。テンプレート格納部10は、当該相互関係とし
て、当該右目の位置から当該左目の位置へのX座標変位
ΔX1、及びY座標変位ΔY1を格納する。
【0057】同様に、テンプレート格納部10は、第2
テンプレート14bと、第2テンプレート24との相互
関係として、第1テンプレート12中の左目の位置から
鼻の位置へのX座標変位ΔX2、及びY座標変位ΔY2を格納
する。テンプレート格納部10は、第2テンプレート2
4と、第2テンプレート26との相互関係として、第1
テンプレート12中の鼻の位置から口の位置へのX座標
変位ΔX3、及びY座標変位ΔY3を格納する。テンプレー
ト格納部10は、当該座標変位を、第1テンプレート1
2の左下隅を座標原点とし、右方をX座標方向、上方をY
座標方向とする座標系において算出してよい。図1に関
連して説明した画像処理装置100は、与えられた画像
をモザイク化したモザイク画像と、上述したテンプレー
トを比較し、与えられた画像から所望の画像要素を検出
する。また、本例においては、第2テンプレートとして
右目、左目のテンプレートをそれぞれ格納したが、他の
例においては、テンプレート格納部10は、図2におい
て説明したように、両目を示すテンプレートを第2テン
プレートとして格納してよいことは明らかである。ま
た、テンプレート格納部10は、同様にそれぞれのテン
プレートの相互関係を格納してよい。
【0058】図7は、図3に関連して説明した類似画像
検出部30−1−nにおける類似画像要素検出の動作の
一例について説明する。類似画像検出部30−1−n
は、与えられた画像から第1テンプレートに類似する第
1類似画像要素、及び第2テンプレートに類似する第2
類似画像要素を検出する。
【0059】図7(a)は、所望の画像要素を検出する
べき被処理画像である与えられた画像312を示す。与
えられた画像312は、例えば検出対象物以外に背景を
有する画像であってよい。
【0060】図7(b)は、図1に関連して説明したモ
ザイク画像生成部20が、与えられた画像312に基づ
いて生成する第1モザイク画像314と、図3に関連し
て説明した第1類似画像検出部30−1−aが第1モザ
イク画像中に検出した第1類似画像要素412とを示
す。本実施形態において、第1類似画像検出部30−1
−aは、第1モザイク画像314中に、図6に示した第
1テンプレート12と類似する第1類似画像要素412
を検出する。本実施形態において、第1モザイク画像3
14は、与えられた画像312の全体を示す。別の実施
例において、第1モザイク画像314は、与えられた画
像312の一部を示してもよい。
【0061】図7(c)は、モザイク画像生成部20
が、与えられた画像312に基づいて生成する第2モザ
イク画像316と、図3に関連して説明した第2類似画
像検出部30−2−aが第2モザイク画像中に検出した
第2類似画像要素422、424、426、及び428
を示す。本実施形態において、第2類似画像検出部30
−2−aは、第2モザイク画像316中に、図6に示し
た第2テンプレート14a、14b、24、及び26の
それぞれと類似する第2類似画像要素422、424、
426、及び428を検出する。本実施形態において、
第2モザイク画像316は、与えられた画像312の全
体を示す。別の実施例において、第2モザイク画像31
6は、与えられた画像312の一部を示してもよい。
【0062】本実施形態における画像処理装置100に
よれば、テンプレート格納部10が、第1テンプレート
中の、複数の第2テンプレートのそれぞれが示す位置の
相互関係を記憶することにより、少ない処理時間で類似
画像要素を検出することができる。更には、本実施形態
における画像処理装置100によれば、テンプレート格
納部10が複数の第1テンプレート、及びそれぞれの第1
テンプレートに関連づけられた第2テンプレートを格納
することにより、第1類似画像要素の検出結果に従って
適切な第2テンプレートを選択することができる。その
ため、本実施形態における画像処理装置100によれ
ば、多様な対象画像に対する類似画像要素の高精度、か
つ高速な検出を行うことができる。
【0063】また、複数の比較部30は、対応する類似
画像検出部30−n−aが検出した類似画像要素の相互
関係と、テンプレート格納部10が格納したテンプレー
トの相互関係との誤差に更に基づいて、前述した一致度
を算出してよい。例えば、比較部30は、テンプレート
格納部10が格納したテンプレートの相対位置と、対応
する類似画像検出部30−n−aが検出した類似画像要
素の相対位置との誤差に更に基づいて、一致度を算出し
てよい。また、テンプレート格納部10は、上位のテン
プレートにおける、下位のテンプレートの位置を格納し
てよい。この場合、比較部30は、検出した類似画像要
素の位置に更に基づいて、前述した一致度を算出してよ
い。以下、類似画像要素の位置に基づいて、一致度を算
出する場合について説明する。
【0064】図8は、類似画像要素の位置に基づいて、
一致度を算出する場合について説明する。図3に関連し
て説明した第1類似画像要素検出部30−1−aは、与
えられた画像312から、第1テンプレートと類似した
第1類似画像要素412を検出する。第1類似画像要素
検出部30−1−aは、検出した第1類似画像要素41
2の、与えられた画像における位置情報を第2類似画像
要素検出部30−2−a及び算出器30−1−bに供給
する。
【0065】第2類似画像要素検出部30−2−aは、
受け取った位置情報に基づいて、与えられた画像312
から、第2テンプレートと類似した第2類似画像要素
(422、424、426、428)を検出する。第2
類似画像要素検出部30−2−aは、類似画像要素50
の範囲内において、第2類似画像要素(422、42
4、426、428)を検出してよい。また、第2類似
画像要素検出部30−2−aは、テンプレート格納部1
0が格納した基準位置周辺から、第2類似画像要素(4
22、424、426、428)を検出してよい。
【0066】本例において、第2類似画像要素検出部3
0−2−aは、図8に示すように右目、左目、鼻、口を
示す画像要素を、第2類似画像要素(422、424、
426、428)として検出する。第2類似画像要素検
出部30−2−aは、検出した第2類似画像要素(42
2、424、426、428)の与えられた画像におけ
る位置情報を、算出器30−2−bに供給する。
【0067】算出器30−n−bは、類似画像要素検出
部30−n−aが検出した類似画像要素の位置情報に基
づいて、前述した一致度を算出する。例えば、算出器3
0−n−bは、類似画像要素検出部30−n−aが検出
した類似画像要素の位置情報と、テンプレート格納部1
0が格納した基準位置との距離に基づいて、類似画像要
素を所望の画像要素として検出するか否かを判定してよ
い。また、算出器30−n−aは、類似画像要素検出部
30−n−aが検出した複数の類似画像要素の、与えら
れた画像におけるそれぞれの相対位置に更に基づいて、
一致度を算出してよい。以上説明した画像処理装置10
0によれば、誤検出を更に低減し、精度よく所望の画像
要素を検出することができる。
【0068】また前述したように、複数の比較部30
は、与えられた画像と所望の画像要素とを照合する複数
の照合手段をそれぞれ有する。複数の比較部30は複数
の照合手段のいずれかに基づいて、与えられた画像と所
望の画像要素との一致度を算出する。選択部80は、当
該与えられた画像に関する情報に基づいて、複数の比較
部30における複数の照合手段のいずれかを選択する。
複数の比較部30は、それぞれ選択された照合手段に基
づいて、与えられた画像と所望の画像要素との一致度を
算出する。
【0069】選択部80は、当該与えられた画像の画素
数に基づいて、比較部30における複数の照合手段のい
ずれかを選択してよい。また、選択部80は、当該与え
られた画像が、白黒画像であるかカラー画像であるかに
基づいて、比較部30における複数の照合手段のいずれ
かを選択してよい。また、選択部80は、複数の比較部
30に対して、それぞれ独立に照合手段を選択してよ
い。つまり、選択部80は、複数の比較部30におい
て、異なる照合手段を選択してよく、同一の照合手段を
選択してもよい。
【0070】また、画像処理装置100が、撮像装置に
より撮像された画像を当該与えられた画像として受け取
った場合、選択部80は、当該画像が撮像された撮像条
件に基づいて、複数の照合手段のいずれかを選択してよ
い。例えば、選択部80は、当該画像が撮像された日
時、場所、ストロボの有無、光学及び電子ズーム倍率等
に基づいて、複数の照合手段のいずれかを選択してよ
い。
【0071】また、画像処理装置100が、exif形
式のディジタル画像データを当該与えられた画像として
受け取った場合、選択部80は、当該ディジタル画像デ
ータのAPP1データに基づいて、複数の照合手段のい
ずれかを選択してよい。例えば、選択部80は、APP
1データのうち、当該画像が撮像された日時、場所、ス
トロボの有無、光学及び電子ズーム倍率、当該画像の画
素数、当該画像が白黒画像であるかカラー画像であるか
等を示すデータに基づいて、複数の照合手段のいずれか
を選択してよい。
【0072】図9は、exif形式のディジタル画像デ
ータのデータ構造の一例を示す。exif形式のディジ
タル画像データは、図9に示すように、SOIデータ、
APP1データ、DQTデータ、DHTデータ、SOF
データ、SOSデータ、圧縮データデータ、及びEOI
データを有する。SOIデータは圧縮データの開始を示
し、APP1データは、アプリケーション・マーカセグ
メントを示し、DQTデータは、量子化テーブルを示
し、DHTデータはハフマンテーブルを示し、SOFデ
ータは、フレームヘッダを示し、SOSデータはスキャ
ンヘッダを示し、圧縮データデータは画像データを示
し、EOIデータは圧縮データの終了を示す。
【0073】画像処理装置100がexif形式のディ
ジタル画像データを受け取った場合、選択部80は、図
9に示したAPP1データに基づいて複数の照合手段の
いずれかを選択してよい。APP1データは、画像デー
タの付属情報を示すアプリケーション・マーカセグメン
トを示す。選択部80は、APP1データのうち、当該
画像が撮像された日時、場所、ストロボの有無、光学及
び電子ズーム倍率、当該画像の画素数、当該画像が白黒
画像であるかカラー画像であるか等を示すデータに基づ
いて、複数の照合手段のいずれかを選択する。
【0074】本例における画像処理装置100によれ
ば、複数の段階に対してそれぞれ適切な照合手段を選択
することができる。また、本例における画像処理装置1
00によれば、与えられた画像に対してそれぞれ適切な
照合手段を選択することができる。また、本例における
画像処理装置100によれば、照合に用いるテンプレー
ト毎に、照合手段を選択することができる。このため、
画像処理装置100によれば、与えられた画像から所望
の画像要素を精度よく且つ効率よく検出することができ
る。また、図1から図9に関連して説明した画像処理装
置100は、例えば上述した画像処理を行うためのプロ
グラムを格納したコンピュータであってよい。
【0075】図10は、画像処理装置100としてのコ
ンピュータ200の構成の一例を示す。コンピュータ2
00は、CPU700と、ROM702と、RAM70
4と、通信インターフェース706と、ハードディスク
ドライブ710と、FDディスクドライブ712と、C
D−ROMドライブ716とを備える。CPU700
は、ROM702、RAM704、ハードディスク71
0、FDディスク714、及びCD−ROM718に格
納されたプログラムに基づいて動作する。通信インター
フェース706は、インターネット等を介して外部と通
信する。格納装置の一例としてのハードディスクドライ
ブ710は、設定情報及びCPU700が動作するプロ
グラムを格納する。ROM702、RAM704、及び
/又はハードディスクドライブ710は、コンピュータ
200を図1から図9に関連して説明した画像処理装置
100として機能させるための画像処理プログラムを格
納する。
【0076】フロッピー(登録商標)ディスクドライブ
712はフロッピーディスク714からデータまたはプ
ログラムを読み取りCPU700に提供する。CD−R
OMドライブ716はCD−ROM718からデータま
たはプログラムを読み取りCPU700に提供する。通
信インターフェース706は、インターネット10に接
続してデータを送受信する。
【0077】CPU700が実行するソフトウエアは、
フロッピーディスク714またはCD−ROM718等
の記録媒体に格納されて利用者に提供される。記録媒体
に格納されたソフトウエアは圧縮されていても非圧縮で
あっても良い。ソフトウエアは記録媒体からハードディ
スクドライブ710にインストールされ、RAM704
に読み出されてCPU700により実行される。
【0078】当該画像処理プログラムは、コンピュータ
200を、図1から図9に関連して説明したテンプレー
ト格納部10、モザイク画像生成部20、比較部30、
一致度算出部40、画像要素検出部50、検出部60、
履歴格納部70、及び選択部80として機能させてよ
い。つまり、本例においてテンプレート格納部10及び
履歴格納部70はRAM704、又はハードディスクド
ライブ710であってよい。また、テンプレート格納部
10及び履歴格納部70は、FDディスクが挿入された
FDドライブであってよく、CD−ROM718が挿入
されたCD−ROMドライブ716であってもよい。ま
た、モザイク画像生成部20、比較部30、一致度算出
部40、画像要素検出部50、検出部60、及び選択部
80は、CPU700であってよい。また、コンピュー
タ200は、モザイク画像生成部20、比較部30、一
致度算出部40、画像要素検出部50、検出部60、及
び選択部80の機能を行う他の演算装置を更に備えてよ
い。
【0079】コンピュータ200は、所望の画像を検出
するべき被検出画像を、CD−ROM718、及び/又
はFDディスク716から受け取ってよい。また、通信
インターフェースを介して、外部から被検出画像を受け
取ってもよい。また、コンピュータ200は、ディジタ
ルカメラにおいて画像を格納する記憶素子から、被検出
画像を読み込む手段を有してよい。
【0080】また、画像処理プログラムは記録媒体から
直接RAMに読み出されて実行されても、一旦ハードデ
ィスクドライブにインストールされた後にRAMに読み
出されて実行されても良い。更に、上記プログラムは単
一の記録媒体に格納されても複数の記録媒体に格納され
ても良い。また記録媒体に格納される画像処理プログラ
ムは、オペレーティングシステムとの共同によってそれ
ぞれの機能を提供してもよい。例えば、画像処理プログ
ラムは、機能の一部または全部を行うことをオペレーテ
ィングシステムに依頼し、オペレーティングシステムか
らの応答に基づいて機能を提供するものであってもよ
い。
【0081】画像処理プログラムを格納する記録媒体と
しては、フロッピーディスク、CD−ROMの他にも、
DVD、PD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒
体、テープ媒体、磁気記録媒体、ICカードやミニチュ
アーカードなどの半導体メモリー等を用いることができ
る。又、専用通信ネットワークやインターネットに接続
されたサーバシステムに設けたハードディスクまたはR
AM等の格納装置を記録媒体として使用してもよい。本
例におけるコンピュータ200によれば、画像処理装置
100と同様に、誤検出を低減し、精度よく所望の画像
要素を検出することができる。
【0082】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲
には限定されない。上記実施形態に、多様な変更または
改良を加えることができる。そのような変更または改良
を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ること
が、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0083】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば、与えられた画像から所望の画像を精度よく検出
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像処理装置100の構成の一
例を示す図である。
【図2】 テンプレート格納部10が格納するテンプレ
ートのデータ構成の一例を示す図である。
【図3】 複数の比較部30−nの構成の一例を示す示
す図である。
【図4】 画像処理装置100における一致度検出の動
作について説明する図である。
【図5】 図4において説明した一致度検出の動作の続
きを説明する図である。
【図6】 図3に関連して説明したテンプレート格納部
10が格納するテンプレートの相互関係を説明する図で
ある。
【図7】 図3に関連して説明した類似画像検出部30
−1−nにおける類似画像要素検出の動作の一例につい
て説明する図である。
【図8】 類似画像要素の位置に基づいて、一致度を算
出する場合について説明する図である。
【図9】 exif形式のディジタル画像データのデー
タ構造の一例を示す図である。
【図10】 画像処理装置100としてのコンピュータ
200の構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
10・・・テンプレート格納部、12・・・第1テンプ
レート、(14、16)・・・第2テンプレート、(1
8、22、24)・・・第3テンプレート、20・・・
モザイク画像生成部、30・・・比較部、30−n−a
・・・類似画像検出部、30−n−b・・・算出器、4
0・・・一致度算出部、50・・・画像要素検出部、
(52、54、56、58、62)・・・類似画像要
素、60・・・検出部、70・・・履歴格納部、80・
・・選択部、100・・・画像処理装置、200・・・
コンピュータ、312・・・与えられた画像、314・
・・第1モザイク画像、412・・・第1類似画像要
素、(422、424、426、428)・・・第2類
似画像要素、700・・・CPU、702・・・RO
M、704・・・RAM、706・・・通信インターフ
ェース、710・・・ハードディスクドライブ、712
・・・フロッピーディスクドライブ、714・・・フロ
ッピーディスク、716・・・CD−ROMドライブ、
718・・・CD−ROM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 与えられた画像から、所望の画像要素を
    検出する画像処理装置であって、 前記所望の画像要素を示す複数の第1テンプレートと、
    前記複数の第1テンプレートと対応付けられ、前記複数
    の第1テンプレートのいずれかの一部を示す第2テンプ
    レートとを格納する格納部と、 前記複数の第1テンプレートのいずれかを選択し、選択
    した前記第1テンプレートと前記与えられた画像とを比
    較する第1比較部と、 前記第1比較部において選択された第1テンプレートに
    対応する第2テンプレートと前記与えられた画像とを比
    較する第2比較部と、 前記第1比較部及び前記第2比較部における比較結果に
    基づいて、前記与えられた画像から前記所望の画像要素
    を検出する検出部とを備えることを特徴とする画像処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記格納部は、複数の前記第2テンプレ
    ートと対応する前記第1テンプレートを少なくとも1つ
    格納することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記格納部は、他の前記第2テンプレー
    トと対応する前記第2テンプレートを少なくとも1つ格
    納することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第2比較部は、前記第1比較部にお
    いて選択された前記第1テンプレートと対応する複数の
    前記第2テンプレートと、前記与えられた画像とをそれ
    ぞれ比較することを特徴とする請求項2に記載の画像処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記格納部は、前記第1テンプレートよ
    り解像度の高い前記第2テンプレートを格納することを
    特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
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