JP2007074142A - 撮像装置及びその制御方法、及び画像処理装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 撮像装置で検出した所定の認識対象の検出情報を、その後の画像処理において再利用できるようにすること。
【解決手段】 画像を撮像して該画像の画像信号を出力する撮像部(102)と、複数の検出方法を用いて前記画像から被写体を検出する被写体検出部(103)と、
前記被写体検出部の検出結果と、該検出結果を得るために使用した検出方法とを前記画像に関連づけて記憶する記憶手段(101、107、108)とを有する。
【選択図】 図1
【解決手段】 画像を撮像して該画像の画像信号を出力する撮像部(102)と、複数の検出方法を用いて前記画像から被写体を検出する被写体検出部(103)と、
前記被写体検出部の検出結果と、該検出結果を得るために使用した検出方法とを前記画像に関連づけて記憶する記憶手段(101、107、108)とを有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、像装置及びその制御方法、及び画像処理装置及び方法に関し、更に詳しくは、撮影した画像から所定の認識対象(被写体)を検出する撮像装置及びその制御方法、及び画像処理装置及び方法に関する。
デジタルカメラやデジタルビデオにおいて、入力画像中の人物や顔といった特定の被写体を検出する手段を有し、検出された被写体に適した撮像処理を行うものが提案されている。
特許文献1には、被写体が人物であることを判断する人物判断手段と被写体までの距離を検出する距離検出手段を備えるカメラが提案されている。このカメラでは、検出した被写体までの距離に基づいて焦点距離と焦点位置と絞りを調節し、人物の顔面全体が被写界深度内にほぼ入るように制御する手段を具備する。
また、特許文献2には、被写体検出処理に常に同じ被写体検出手法を使用するのではなく、撮影モードに応じて被写体検出手法を選択し、精度良く被写体検出をするカメラが提案されている。なお、被写体検出手法としては、非特許文献1にまとめられているように、いくつかの手法が提案されている。
非特許文献2では、色情報、特に肌色情報を使用して顔を検出する手法が提案されている。一般的に肌色情報を使用する手法は、背景に存在する肌色に近い色を持つ領域と顔の領域を区別するのが困難である。
より検出精度の高い方法として、小領域の輝度パターンを使用する手法もあり、例えば、非特許文献3では高速な顔検出方式が提案されている。
ただし、輝度パターンを使用する手法は、色情報を使用する手法と比較すると、検出できるパターンが制限されている。例えば、色情報を使用する手法では、顔が面内に回転しても、顔の位置を検出するのには影響は少ない。また、奥行き方向の回転に関しても、横顔程度であれば検出精度への影響は少ない。これに対し、輝度パターンを使用する手法は、正面向きの顔を検出するように設定されると、面内回転した顔や横顔の検出精度は劣化する。そのため、面内回転した顔を検出するために、通常は、検出に使用される画像を離散的に回転させて検出が行われている。また、奥行き方向に回転して横向きになった顔を検出するためには、通常は、横顔検出手段を別途使用する。例えば、非特許文献4では、正面顔検出器と横顔検出器の2つの検出器の組み合わせが利用されている。
しかしながら、面内回転や奥行き回転に対応するためには、その分処理が増加し、より高性能な演算手段が必要になったり、処理時間がかかることとなる。
このように、デジタルカメラ等の限られた性能の演算手段を使用する場合に、誤検出が少ない高精度な検出処理を、あらゆる方向の被写体に対して高速に行うことは困難であった。
なお、サイズ変動に対しては、一般的には、図10に示すような、ピラミッド画像と呼ばれる、入力画像を離散的に解像度変換した画像を複数用意し、各解像度の画像に対して検出処理を行うことで対応している。
また、顔検出処理だけではなく、顔画像を使用した個人認識処理手法もいくつか提案されている。一般的な個人認識処理手法は、対象領域を示す特徴ベクトルとあらかじめ登録された人物を示す特徴ベクトルとの類似度を調査するものである。例えば、非特許文献5では、正規直交基底を使用して、次元圧縮をした特徴ベクトルを使用する、個人認識技術が提案されている。
一般的に、個人認識手法は、認識対象の登録者の数が増加すると、各登録者を示す特徴ベクトルを保持するために必要なメモリ量と、認識処理時間が増加する。そのため、デジタルカメラ等の限られたリソースを使用する場合には、登録可能な人数は限定されることになる。
また、画像データをプリントアウトする際に顔検出処理を行い、検出された顔領域の肌色をきれいに出力したり、また赤目を検出して補正して出力するという技術も提案されている。
また、画像の撮影時に検出された被写体検出結果をカメラの制御に使用するだけではなく、プリント時にも使用するプリントシステムが、提案されている。例えば、特許文献3には、画像中の人物座標情報をメモリカードに記録し、プリンタでは、そのメモリカードの人物座標情報に基づいて、所定の位置や大きさになるように、画像を補正するプリントシステムが提案されている。
しかしながら、上記従来例においては、撮像装置で検出した被写体の検出情報を撮像装置内の撮像処理に利用することは提案されているが、撮像が終了し、一旦記憶媒体に記憶された画像に対して行う画像処理において利用されていなかった。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、撮像装置で検出した所定の認識対象の検出情報を、その後の画像処理において再利用できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、画像を撮像して該画像の画像信号を出力する撮像素子と、複数の検出方法を用いて前記画像から特定の認識対象を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果と、該検出結果を得るために使用した検出方法とを前記画像に関連づけて記憶する記憶手段とを有する。
また、本発明の撮像装置の制御方法は、画像を撮像して該画像の画像信号を出力する撮像ステップと、複数の検出方法を用いて前記画像から特定の認識対象を検出する検出ステップと、前記検出ステップでの検出結果と、該検出結果を得るために使用した検出方法とを前記画像に関連づけて記憶する記憶ステップとを有する。
また、本発明の画像処理装置及び方法は、上記撮像装置及びその制御方法により記憶された画像とその画像の検出結果に基づいて、所定の画像処理を行う。
本発明によれば、撮像装置で検出した所定の認識対象の検出情報を、その後の画像処理において再利用することができる。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。ただし、本形態において例示される構成部品の寸法、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明がそれらの例示に限定されるものではない。
<第1の実施形態>
本実施の形態では、撮像装置で撮影された画像をプリントアウトするプリントシステムについて説明する。本第1の実施形態におけるプリントシステムは、撮像装置と、撮像装置からデータを受け取って処理するPCなどの情報処理装置(以下、「PC」と呼ぶ。)と、PCに接続されたプリンタとから構成される。また、撮像装置と、撮像装置と直接データの受け渡しが可能なプリンタとから構成しても良い。なお、各装置間のデータの受け渡しは、メモリカードなどの記録媒体を介して行っても、装置間の有線または無線接続により行っても良い。ただし、以下の説明では、メモリカードを介して行う場合について説明する。
本実施の形態では、撮像装置で撮影された画像をプリントアウトするプリントシステムについて説明する。本第1の実施形態におけるプリントシステムは、撮像装置と、撮像装置からデータを受け取って処理するPCなどの情報処理装置(以下、「PC」と呼ぶ。)と、PCに接続されたプリンタとから構成される。また、撮像装置と、撮像装置と直接データの受け渡しが可能なプリンタとから構成しても良い。なお、各装置間のデータの受け渡しは、メモリカードなどの記録媒体を介して行っても、装置間の有線または無線接続により行っても良い。ただし、以下の説明では、メモリカードを介して行う場合について説明する。
まず、撮像装置について説明する。
図1は本第1の実施形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。図1において、101は制御部、102は撮像部、103は被写体検出部、104は被写体検出メモリ、105は画像変換部、106は画像圧縮部、107はメモリカードインタフェース(I/F)、108は記録部となるメモリカードである。また、110はシャッタスイッチ、111はメモリ、112は表示回路、113は表示部である。
制御部101は、撮像装置全体の制御を行う手段である。制御部101には、撮像部102、被写体検出部103、被写体検出メモリ104、画像変換部105、画像圧縮部106、メモリカードI/F107、シャッタスイッチ110、メモリ111、表示回路112が接続されている。そして、制御部101は、各部が適切なタイミングで動作するように制御する。
撮像部102は、撮像レンズ120と、撮像レンズ120を通過した被写体光学像をアナログの電気信号に変換する撮像センサ121と、変換されたアナログの電気信号をデジタル信号に変換するA/D変換器122と、撮像回路123とから構成されている。撮像回路123は、A/D変換器122によりA/D変換されたデジタル信号に対してホワイトバランス補正やガンマ変換等、所定の処理を行うことで、適切な映像信号を作成する。なお、撮像部102は、制御部101からの制御信号に基づいて撮像処理を行う。
被写体検出部103は、高速検出部131と、詳細検出部132と、特徴検出部133とを含み、被写体検出メモリ104に保持されている画像に対して特定パターン(被写体)を検出する検出処理を、複数の手法を用いて行う。なお、本第1の実施形態においては、検出する被写体は顔であるものとし、被写体検出部103では顔を検出するものとして説明を行うが、本発明は被写体が顔である場合に限定されるものではない。
高速検出部131は、詳細検出部132と比較して、処理時間が短いが、検出位置精度が悪いという特性を持ち、また、回転した被写体の検出が可能である(回転ロバスト性が高い)という特性を持ち、詳細検出部132よりも優先順位が低いものとする。つまり、検出位置は正解の位置と比較するとズレを生じることもあるが、回転ロバスト性が高く、未検出になることが少ない。この高速検出部131で使用するアルゴリズムには、例えば、村瀬, V.V.Vinodによる「局所色情報を用いた高速物体探索−アクティブ探索法」 信学論D-II Vol.J81-D-II No.9 pp.2035-2042, 1998で提示されている手法を採用することができる。この手法では、特徴照合に色ヒストグラムを使用するため、回転に対応することができるが、検出位置が正解位置と異なることがある。このずれ量は、色ヒストグラムを作成する局所領域の大きさに依存する。また、理論的な上限値を用いて探索を省略することにより、高速な検出を実現している。
詳細検出部132は、高速検出部131と比較して、処理時間が必要だが、検出位置精度が高い反面、正面向きの被写体だけが検出可能である(回転ロバスト性が低い)という特性を持ち、高速検出部131よりも優先順位が高いものとする。つまり、面内回転や奥行き回転のある顔は未検出となることが多い。この詳細検出部132で使用するアルゴリズムには、例えば、M.Matsugu, K.Mori, et.al,による“Convolutional Spiking Neural Network Model for Robust Face Detection”,2002,Internatinal Conference On Neural Information Processing (ICONIP02) に記述がされている神経回路網を採用することができる。この神経回路網は、並列階層処理により画像認識を行うものである。ここで、図3を使用してこの階層処理アルゴリズムを簡単に説明する。
図3は、局所特徴を階層的に検出し、その検出結果を統合し、次の階層の局所特徴を検出する、という処理を繰り返して、最終的に被写体である顔を検出する動作を、模式的に示すものである。最初にプリミティブな特徴である1次特徴を検出し、その1次特徴の検出結果(検出レベルと位置関係)を用いて2次特徴を検出する。そして、2次特徴の検出結果を用いて3次特徴を検出し、最後にその3次特徴の検出結果を用いて4次特徴である顔を検出する。
図3(a)に検出すべき1次特徴の例を示す。最初に、縦特徴101、横特徴102、右上がり斜め特徴103、右下がり斜め特徴104といった特徴を検出する。なお、縦特徴101は縦方向の、横特徴102は横方向の、また、右上がり斜め特徴103は右上がり斜め方向の、右下がり斜め特徴104は右下がり斜め方向のエッジセグメントを表す。この1次特徴の検出結果は、各特徴毎に、入力画像と同等の大きさの検出結果画像という形で出力される。つまり、この例であれば4種類の検出結果画像が得られ、各特徴の検出結果画像の各位置の値から、入力画像の任意の位置に各特徴が存在するか否かを判断することができる。
図3(b)は2次特徴の例を示す。2次特徴の検出では、右空きV字特徴201、左空きV字特徴202、水平平行線特徴203、垂直平行線特徴204を検出する。この際に、右空きV字特徴201の検出は、右上がり斜め特徴103と右下がり斜め特徴104の検出結果を利用して行われる。また、左空きV字特徴202の検出は、右下がり斜め特徴104と右上がり斜め特徴103の検出結果を利用して行われる。また、水平平行線特徴203の検出は横特徴102の検出結果を、垂直平行線特徴204の検出は縦特徴101の検出結果をそれぞれ利用して行われる。
図3(c)は3次特徴の例を示す。3次特徴の検出では、眼特徴301、口特徴302を検出する。この際に、眼特徴301の検出は、右空きV字特徴201と左空きV字特徴202と水平平行線特徴203と垂直平行線特徴204の検出結果を利用して行われる。また、口特徴302の検出は、右空きV字特徴201と左空きV字特徴202と水平平行線特徴203の検出結果を利用して行われる。
図3(d)は4次特徴の例を示す。4次特徴の検出では、顔特徴401を検出する。この際に、眼特徴301と口特徴302の検出結果を利用して検出を行う。
また、詳細検出部132のアルゴリズムとして、非特許文献3を使用することも可能である。この手法では、弱判別器と呼ばれる検出器をカスケード接続して検出を行う。一般的に、この弱判別器の数を増加させると検出時間は増加するが、検出精度は向上する。
特徴検出部133は、検出された被写体の顔の眼の位置を検出する機能を有する。目の検出手法は特に限定はしないが、例えば、検出された顔の位置に基づいて、顔の上半分の領域を設定し、目(瞳)の検出を行う。瞳の検出には、分離度フィルタ(例えば、「形状抽出とパターン照合の組合せによる顔特徴点抽出」、福井和広、山口修、信学論(D-II), Vol.J80-D-II, No.8,pp.2170-2177, 1997年8月参照)を使用することもできる。また、詳細顔検出手法として、前述の並列階層処理により画像認識を行う神経回路網を使用した場合は、検出された顔の位置と、図3(c)に示した3次特徴の眼特徴301の検出結果から、両目の位置を求めることもできる。
被写体検出メモリ104は、被写体検出に使用する画像を保持する。
画像変換部105は、撮像部102で撮像された画像の解像度を変換し、図10を参照して背景技術で示したようなピラミッド画像(複数の異なる解像度の画像)を作成する。解像度変換して得られた画像は、被写体検出メモリ104に保持される。
画像圧縮部106は、撮像された画像に対してJPEG等の圧縮処理を行う。なお、圧縮方法はJPEGに限られるものではなく、画像の使用目的や装置の構成に合わせるなど、適宜圧縮方法を選択することができる。
メモリカードI/F107は、画像圧縮部106で圧縮されたデータを、メモリカード108に保持するように制御を行う。メモリカード108は、画像圧縮部106で圧縮されたデータを保持する。
シャッタスイッチ110は、開放状態、半押し状態、全押し状態の3つの状態を持ち、各状態を検出するセンサが内蔵されている。
メモリ111は、制御部101のためのプログラムや制御に使用されるデータ等を保持する。また、撮像部102で撮像した画像を保持する。
表示回路112は、所望の画面の表示を行うように表示部113を制御する。表示部113には、撮像部102で撮像した画像、メモリ111に保持されている画像、被写体検出部103で検出した被写体等、撮像に有用な情報を表示する。
続いて、図2のフローチャートを使用して、本第1の実施形態における撮像処理を説明する。基本的に以下の処理は、制御部101によって制御される。
ステップS11では、シャッタスイッチ110が半押し状態であるか否かを判定し、半押し状態になると、ステップS12に進む。
ステップS12では、予め決められた第1の露出条件(絞り値、露出時間)及びフォーカス位置となるように撮像部102を制御した状態で、第1の画像を撮影する。
ステップS13では、ステップS12で得られた第1の画像の画像信号の内、デフォルトとして設定された特定領域から得られる画像信号を基に、第2の露出条件及びフォーカス位置を決定する。
ステップS14では、ステップS13で決定された第2の露出条件及びフォーカス位置となるように撮像部102を制御した状態で、第2の画像を撮影する。撮影された第2の画像は、画像変換部105で上述したように解像度変換され、被写体検出メモリ104に保持される。
次に、ステップS15では、高速検出部131で使用するパラメータが設定されているかを判定する。このパラメータとは、前述の「局所色情報を用いた高速物体探索−アクティブ探索法」で提示されているアルゴリズムを使用する場合は、検出対象の色ヒストグラムとなる。なお、この高速検出部131で使用するパラメータは、後述するステップS23において被写体検出部103の結果に基づく色ヒストグラムにて設定される。つまり、過去にステップS19で被写体検出に成功していないと、高速検出部131で使用するパラメータが設定されないことになる。このパラメータが設定されていればステップS16に進んで高速検出部131において被写体検出を行う。そして、ステップS17において、ステップS16の検出結果に基づいて、詳細検出部132で検出処理を行う範囲を限定する。ただし、あらかじめ高速検出部131で使用するデフォルトのパラメータを設定しておき、過去に被写体検出が行われていないのであれば、高速検出部131でこのデフォルトのパラメータを使用するよう構成してもよい。
一方、ステップS15でパラメータが設定されていなければステップS18に進んで、画像中心から所定の範囲のデフォルトの領域を、詳細検出部132で検出処理を行う範囲として設定する。
ステップS19では、ステップS17またはステップS18で設定された領域に対して、詳細検出部132で被写体検出を行う。ステップS20では、ステップS19で被写体が検出されたかを判定する。被写体が検出されていればステップS21に、検出されていなければ直接ステップS22に進む。
ステップS21では、詳細検出部132で検出された顔の中の目特徴を、特徴検出部133で検出する。
ステップS22では、ステップS20で顔が検出されていると判定された場合は、詳細検出部132で検出された顔領域に基づいて測光領域に重み付けを行い、更に、ステップS21で検出された両目の領域を中心とした領域を焦点調節領域として設定する。一方、ステップS19で顔が検出されていないと判定された場合は、高速検出部131で検出された顔領域に基づいて測光領域に重み付けを行い、またその顔領域を焦点調節領域として設定する。なお、ステップS19で顔が検出されていないと判定され、かつステップ15の分岐により高速検出処理を行わない場合は、ステップS13で使用したデフォルトの特定領域を焦点調節領域として設定する。
ステップS23では、ステップS20で顔が検出されていると判定された場合は、詳細検出部132で検出された顔領域に基づいて、また、顔が検出されていないと判定された場合は、高速検出部131で検出された顔領域に基づいて、色ヒストグラムを作成する。そして、作成した色ヒストグラムを高速検出パラメータとして更新する。このように、高速検出部131で使用されるパラメータを更新することにより、検出精度が向上する。なお、ステップS19で顔が検出されていないと判定され、かつステップ15の分岐により高速検出処理を行わない場合は、高速検出パラメータの設定は行われない。
ステップS24では、シャッタスイッチ110が全押し状態か否かを判定する。全押し状態ではなく(ステップS24でNO)、半押し状態である場合は(ステップS25でYES)、ステップS23に戻る。半押し状態も解除されていれば(ステップS25でNO)、この処理を終了する。シャッタスイッチ110が全押し状態である場合は(ステップS24でYES)、ステップS26に進む。
ステップS26では、最新の測光領域が最適な輝度となるように、また最新の焦点調節領域に焦点が合うように、撮像部102を制御し、撮像を行い、得られた画像をメモリ111に保持する。そして、画像圧縮部106で圧縮符号化し、メモリカードI/F107を介して、メモリカード108に書き込む。また、同時に、その画像と関連付けて、検出被写体個数、被写体検出手法、検出被写体座標、特徴検出手法、検出特徴個数、検出特徴座標から構成される6種類の検出情報を保存する。
検出被写体個数は、ステップS26で記録された画像中の被写体の個数で、ステップS16で検出された被写体の個数である。
被写体検出手法は、被写体が高速検出手法(高速検出部131)と詳細検出手法(詳細検出部132)のどちらで検出されたかを示す。なお、ステップS16で検出された被写体が、ステップS19でも検出されれば詳細検出手法となり、ステップS19で検出されなければ、高速検出手法となる。
検出被写体座標は、被写体の画像中の座標を示す。詳細検出手法で検出された被写体は、詳細検出手法で検出された座標に、高速検出手法で検出された被写体は、高速検出手法で検出された座標になる。
特徴検出手法は、ステップS21で特徴検出部133により実際に検出がされれば「実行」に、検出処理がされなければ「未実行」となる。
検出特徴個数は、ステップS21で検出された特徴の個数を示す。
検出特徴座標は、ステップS21で検出された特徴の画像中の座標を示す。実際の検出で求めた座標になる。
図4に、2人の被写体を撮影して記録した場合の、画像と検出情報の一例を示す。
図4(a)の画像中の被写体401の顔は正面向きであるので、ステップS16で高速検出部131により顔が検出された後、ステップS19で詳細検出部132により詳細な位置座標が検出される。そして、ステップS21で特徴検出部133により両目が検出される。また、被写体402の顔は面内回転があるので、ステップS16で高速検出部131により顔が検出されるが、ステップS19の詳細検出部132による詳細検出処理では未検出となる。この場合、検出情報は図4(b)に示すようになる。
次に、撮像装置で上記処理を行って得られる画像及び検出情報を用いたプリントアウト時の制御について、図5のフローチャートを参照して説明する。なお、この処理で行われる画像処理は、プリントシステムを構成するどの装置で実行するようにしても構わない。ただし、以下の説明では、プリントシステムが撮像装置、PC、プリンタから構成されることを想定し、画像処理はメモリカード108に記録された情報をPCで読み取って実行するものとする。
まず、ステップS51で、プリントする画像とその画像の検出情報を、メモリカード108から読み出す。次に、ステップS52において、読み出した画像内で被写体が検出されているか、即ち、検出被写体個数が0かどうかを判定する。検出被写体個数が0であれば、ステップS59に進んで従来の方式による画像補正処理を行う。
一方、検出被写体個数が0でなければステップS53に進む。ステップS53において、画像内で検出された1つの被写体について、その被写体検出手法を判定する。詳細検出であればステップS58に進み、高速検出であればステップS54に進む。
ステップS54では、高速検出されている領域に対して、全ての回転に対応した詳細検出を行う。ステップS55では、ステップS54で検出された顔領域に対して、特徴の検出を行う。上記ステップS53からステップS55の処理は、検出された画像内の全被写体に対して(ステップS56でYESとなるまで)順に行う。
ステップS57では、ステップS54及びステップS55で検出された情報に基づいて、その画像の検出情報を更新する。
ステップS58では、検出情報に基づいて、画像中の顔の肌色がきれいに見えるように補正し、また、両目が赤目が否かを判定し、赤目であれば補正する処理を行う。
ステップS60では、ステップS58または59で補正された画像を、プリンタによりプリントアウトする。
このように、本第1の実施形態によれば、撮影時に行われた被写体検出結果を画像に関連づけて保存しておくことで、プリント時の処理を軽減することが可能になる。特に、被写体の検出結果だけでなく、検出処理に付帯する情報(第1の実施形態の例では被写体検出手法及び特徴検出手法)も検出情報として記録しておくため、後のプリント処理において、必要な検出処理だけを行うことが可能になる。
なお、本第1の実施形態では、撮像装置の詳細検出部132による詳細検出は、正面向きの顔のみが検出可能として説明したが、本発明は詳細検出部132の対応角度が正面のみである場合に限定されるものではない。例えば、正面に対して90度、180度、270度回転した顔を検出するように設定したり、360度対応するようにしてもよい。例えば、検出情報に、「詳細検出検出可能角度」という項を設け、そこに詳細検出手法が対応している角度を示すようにし、プリンタ側で認識するようにしても良い。
なお、上記第1の実施形態ではプリントシステムについて説明したが、本発明はプリントシステムに限るものではなく、プリントを行わない場合でも、撮像装置により撮影された画像を処理する画像処理装置に適用することが可能である。例えば、撮影された画像を表示装置に表示する際に、検出情報を利用して、被写体が表示に適した明るさや色となるように補正するようにすることができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本第2の実施形態では、撮像装置で撮影された画像から検出した被写体を分類する場合について説明する。
まず、撮像装置について説明する。
図6は、本第2の実施形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。図6において、図1と同様の構成には同じ参照番号を付し、説明を省略する。図1に示す構成と比較して、被写体検出認識部203、個人認識パラメータ保持部241が異なる。被写体検出認識部203は、高速検出部131、詳細検出部132、特徴検出部133に加えて、個人認識部242を更に有する。
個人認識パラメータ保持部241は、個人認識部242で使用するパラメータを保持する。なお、個人認識パラメータとは、背景技術で説明した、各登録者を示す特徴ベクトル等、個人認識処理で使用するパラメータのことである。前述の通り、登録者の数が増加すると、各登録者を示す特徴ベクトルを保持するために必要なメモリ量と、認識処理時間が増加する。そのため、デジタルカメラ等で限られたリソースを使用する場合には、多人数の登録は困難であるため、限定された人のみを認識することになる。
個人認識部242は、被写体検出認識部203で検出された被写体を認識する。認識手法は特に限定はしないが、背景技術で説明した、Eigenface と呼ばれる手法を使用することも可能である。その場合は、個人認識パラメータ保持部241で保持するパラメータは、平均顔と固有顔、及び各登録者毎に得られた特徴ベクトルである。個人認識部242は、被写体検出部認識で検出された両目座標に基づいて、顔領域に対し、回転、サイズの正規化及びヒストグラム補正等による輝度補正を行い、正規化顔画像を得る。そして、その正規化顔画像に対して、平均顔と固有顔から、その正規化画像の特徴ベクトルを得る。そして、個人認識パラメータ保持部241に保持されている、各登録者を示す特徴ベクトルと得られた正規化画像の特徴ベクトルの類似度を調査し、類似度が最も近く、かつある閾値を超えた場合に、被写体をその登録者とするように動作する。
続いて、図7のフローチャートを使用して、本第2の実施形態における撮像処理を説明する。基本的に以下の処理は、制御部201によって制御される。
ステップS11〜S21までの処理は、図2を参照して上記第1の実施形態で説明した処理と同様であるので、説明を省略する。
ステップS21において、特徴検出部133による顔の中の目特徴の検出処理を行い、ステップS31において、両目特徴が検出されたかを判定する。両目特徴が検出されていればステップS32に進み、検出されていなければS33に進む。
ステップS32では、ステップS21の特徴の検出結果に基づいて、個人認識部242で認識処理を行う。
ステップS33では、ステップS32が実行され、登録された被写体が認識されている場合は、認識した被写体の顔領域に基づいて測光領域に重み付けを行い、更に、認識した被写体の両目の領域を中心とした領域を焦点調節領域として設定する。また、登録被写体は認識されなかったが、ステップS21で両目特徴が検出されている場合は、詳細検出部132により検出された顔領域に基づいて測光領域に重み付けを行い、更に、検出された両目の領域を中心とした領域を焦点調節領域として設定する。一方、ステップS21で両目特徴が検出されなかった場合は、高速検出手法で検出された顔領域に基づいて測光領域に重み付けを行い、またその顔領域を焦点調節領域として設定する。なお、ステップS15で高速検出高速検出部131で使用するパラメータが設定されていないと判定され、高速検出処理を行わない場合は、ステップS13で使用したデフォルトの特定領域を焦点調節領域として設定する。
ステップS24では、シャッタスイッチ110が全押し状態か否かを判定する。全押し状態ではなく(ステップS24でNO)、半押し状態である場合は(ステップS25でYES)、ステップS23に戻る。半押し状態も解除されていれば(ステップS25でNO)、この処理を終了する。シャッタスイッチ110が全押し状態である場合は(ステップS24でYES)、ステップS26に進む。
ステップS26では、最新の測光領域が最適な輝度となるように、また最新の焦点調節領域に焦点が合うように、撮像部102を制御し、撮像を行い、得られた画像をメモリ111に保持する。そして、画像圧縮部106で圧縮符号化し、メモリカードI/F107を介して、メモリカード108に書き込む。また、同時に、その画像と関連付けて、検出認識情報を保存する。この検出認識情報は、検出被写体個数、被写体検出手法、検出被写体座標、認識個数、認識処理手法、認識結果、認識パラメータIDを含む。
検出被写体個数は、被写体検出手法、検出被写体座標は、上記第1の実施形態で説明したものと同様である。
認識個数は、ステップS32で認識された被写体の個数を示す。
認識処理手法は、実際に認識処理が行われれば「実行」、行わなければ「未実行」となる。
認識結果は、認識された結果、つまり個人を示すIDを示す。
認識パラメータIDは、認識処理に使用したパラメータのバージョンを示すIDを示す。このIDから、使用した認識パラメータに登録されている個人を調査することができる。
図8に、3人の被写体を撮影して記録した場合の、画像と検出認識情報の一例を示す。
図8(a)の画像中の被写体801と803は、使用している認識パラメータファイルに登録され、被写体802は認識パラメータファイルに登録されていないものとする。
被写体801、802は共に顔が正面向きであるので、ステップS19で詳細検出部132により詳細な位置座標が検出され、ステップS21で特徴検出部133の特徴検出処理により両目が検出される。そして、ステップS32で個人認識部242により認識処理が行われ、被写体801は「Aさん」と認識され、被写体802は「未登録者」と認識される。また、被写体803は、顔が面内回転しているため、ステップS20で、詳細検出処理で未検出となり、認識処理は行われない。この場合、検出認識情報は図8(b)に示すようになる。
次に、撮像装置で上記処理を行って得られる画像及び検出認識情報を用いた画像分類処理について、図9のフローチャートを参照して説明する。なお、この画像分類処理は、上述した撮像装置により得られた画像データ及び検出認証情報を利用可能な装置において行うことが可能である。例えば、撮像装置自身や、撮像装置とデータの受け渡し可能なPC等の情報処理装置(以下、「PC」と呼ぶ。)で実行可能である。ただし、以下の説明では、撮像装置とPCからシステムが構成されることを想定し、画像分類処理はメモリカード108に記録された情報をPCで読み取って実行するものとする。
ステップS91では、認識対象、つまり登録者を設定する。
ステップS92では、認識する画像とその画像の検出認識情報を、メモリカード108から読み出す。次に、ステップS93では、検出認識情報の認識パラメータIDから、この画像に対して撮像装置で行われた認識処理の認識対象の中に、ステップS91で設定された認識対象が含まれているかを判定する。含まれていればステップS94に進み、含まれていなければステップS95に進む。
ステップS94では、認識パラメータにステップS91で設定された認識対象が含まれている場合に、検出された全ての被写体に対して認識処理が行われたかを判定する。検出された全ての被写体に対して認識処理が行われていれば、認識パラメータに、ステップS91で設定された認識対象が含まれ、認識処理も行われているため、新たな認識処理は不要となり、ステップS100に進む。認識処理が行われていない被写体が存在していれば、図8の被写体803のように、顔が面内回転している等の理由により詳細検出で未検出であった被写体が存在するということであるので、ステップS96に進む。
ステップS95では、認識パラメータにステップS91で設定された認識対象が含まれていない場合に、検出された全ての被写体に対して認識処理が行われたかを判定する。検出された全ての被写体に対して認識処理が行われていれば、認識パラメータに、ステップS91で設定された認識対象が含まれていないため、認識に失敗したと考えれる。そこで、認識処理をやり直すためにステップS98に進む。認識処理が行われていない被写体が存在していれば、図8の被写体803のように、顔が面内回転している等の理由により詳細検出で未検出になった被写体が存在するということであるので、ステップS96に進む。
ステップS96では、高速検出されている領域に対して、全ての回転に対応した詳細検出を行う。ステップS97では、ステップS96で検出された顔領域に対して、特徴の検出を行う。
ステップS98では、認識処理を行う。ステップS96で高速検出されている領域に対して全ての回転に対応した詳細検出を行ったため、このステップでは顔が面内回転している被写体803に対しても認識処理を行うことができる。また、メモリカード108に、撮像装置の個人認識部242に比較して、より多く表情や顔の向きに応じた特徴ベクトルを記憶させておけば、ステップS32で認識に失敗した被写体でもこのステップS98で認識に成功する場合がある。更に、撮像装置の個人認識部242に登録されていない人物の特徴ベクトルをメモリカード108に保持させておけば、このステップにて新たな被写体の認識に成功することが考えられる。例えば、撮像装置の個人認識部242には被写体802の特徴ベクトルは保持されていなかったが、メモリカード108に被写体802の特徴ベクトルが保持されていれば、このステップで被写体802の認識に成功することになる。ただし、検出認識情報から被写体801は認識されたことがわかるため、このステップでは改めて被写体801の認識処理は行わない。
ステップS99では、ステップS96及びステップS97で検出された情報、ステップS98で認識された情報に基づいて、検出認識情報を更新する。
ステップS100では、検出認識情報に基づいて、画像を分類する処理が行われる。
このように、検出を失敗したり、撮像装置で使用した認識パラメータが所望の登録者に対応していないときのみ、検出処理や認識処理を行うことで、画像分類処理の処理コストを軽減することができる。
上記説明したように本第2の実施形態では、撮影装置で行われる検出認証処理の結果だけでなく検出認証処理で使用された手法や認識処理が実行されたか否かの情報を、画像と関連付けて保存する。これにより、後の画像分類処理において、必要な検出処理や認識処理だけを行うことができる。例えば、撮像装置の認識処理では自分の子供の認識用の認識パラメータを使用して認識処理を行う。そして、画像分類処理の認識では、自分の子供の他に子供の友人も含んだ認識パラメータを使用して認識処理を行う。このようにすることにより、撮像装置における処理では、顔が面内回転している等の理由により詳細検出で未検出となった自分の子供の画像でも、画像分類処理では詳細検出と認識が行える。さらに、撮像装置における処理では、認識対象として設定されていなかった友人の画像でも、画像分類処理では認識が行えることとなる。この認識処理においては、正面向きの自分の子供の認識処理は撮像装置における処理で行われているため、画像分類処理の認識では、顔が面内回転している自分の子供と友人の認識という必要な処理だけを行うことができる。
なお、本実施の形態では、カテゴリ認識を顔に基づく個人認識として説明したが、認識処理のカテゴリは、他にも、例えば、年齢、性別、動作等があり、本実施の形態は個人認識に限定されるものではない。
また、本実施の形態における撮像装置は、例えば、デジタルスチルカメラ、デジタルカメラ、スキャナ等を含むが、これらに限るものではなく、入射する光学像を光電変換により電気的な画像として取得するものであれば、本発明を適用することが可能である。
<他の実施形態>
本発明の目的は、以下の様にして達成することも可能である。まず、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
本発明の目的は、以下の様にして達成することも可能である。まず、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、以下のようにして達成することも可能である。即ち、読み出したプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合である。ここでプログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、CD−ROM、CD−R、DVD、光ディスク、光磁気ディスク、MOなどが考えられる。また、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)やWAN(ワイド・エリア・ネットワーク)などのコンピュータネットワークを、プログラムコードを供給するために用いることができる。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した図5または図9に示すフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
101、201 制御部
102 撮像部
103 被写体検出部
104 被写体検出メモリ
105 画像変換部
106 画像圧縮部
107 メモリカードI/F
108 メモリカード
110 シャッタスイッチ
111 メモリ
112 表示回路
113 表示部
120 撮像レンズ
121 撮像センサ
122 A/D変換器
123 撮像回路
131 高速検出部
132 詳細検出部
133 特徴検出部
241 個人認識パラメータ保持部
242 個人認識部
401、402、801、802、803 被写体
102 撮像部
103 被写体検出部
104 被写体検出メモリ
105 画像変換部
106 画像圧縮部
107 メモリカードI/F
108 メモリカード
110 シャッタスイッチ
111 メモリ
112 表示回路
113 表示部
120 撮像レンズ
121 撮像センサ
122 A/D変換器
123 撮像回路
131 高速検出部
132 詳細検出部
133 特徴検出部
241 個人認識パラメータ保持部
242 個人認識部
401、402、801、802、803 被写体
Claims (16)
- 画像を撮像して該画像の画像信号を出力する撮像素子と、
複数の検出方法を用いて前記画像から特定の認識対象を検出する検出手段と、
前記検出手段の検出結果と、該検出結果を得るために使用した検出方法とを前記画像に関連づけて記憶する記憶手段と
を有することを特徴とする撮像装置。 - 前記複数の検出方法は優先順位を有し、前記記憶手段は、優先順位の高い検出方法で得られた検出結果を、優先順位の低い検出方法により得られた検出結果に優先して記憶することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記優先順位の高い検出方法は、前記優先順位の低い検出方法と比較して、位置検出精度が高く、回転ロバスト性は低い特性を有することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
- 前記検出手段により検出された特定の認識対象を認識する認識手段を更に有し、
前記記憶手段は、前記認識手段による認識結果を更に記憶することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の撮像装置。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の撮像装置により記憶された画像とその画像の検出結果に基づいて、所定の画像処理を行う画像処理装置。
- 前記所定の画像処理は、画像の色及び、または明るさを補正する処理を含むことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 前記所定の画像処理は、前記画像に含まれる所定の認識対象を分類する処理を含むことを特徴とする請求項5または6に記載の画像処理装置。
- 画像を撮像して該画像の画像信号を出力する撮像ステップと、
複数の検出方法を用いて前記画像から特定の認識対象を検出する検出ステップと、
前記検出ステップでの検出結果と、該検出結果を得るために使用した検出方法とを前記画像に関連づけて記憶する記憶ステップと
を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 前記複数の検出方法は優先順位を有し、前記記憶ステップでは、優先順位の高い検出方法で得られた検出結果を、優先順位の低い検出方法により得られた検出結果に優先して記憶することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置の制御方法。
- 前記優先順位の高い検出方法は、前記優先順位の低い検出方法と比較して、位置検出精度が高く、回転ロバスト性は低い特性を有することを特徴とする請求項9に記載の撮像装置の制御方法。
- 前記検出ステップで検出された特定の認識対象を認識する認識ステップを更に有し、
前記記憶ステップでは、前記認識ステップの認識結果を更に記憶することを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の撮像装置の制御方法。 - 請求項8乃至11のいずれかに記載の制御方法により記憶された画像とその画像の検出結果に基づいて、所定の画像処理を行う画像処理方法。
- 前記所定の画像処理は、画像の色及び、または明るさを補正する処理を含むことを特徴とする請求項12に記載の画像処理方法。
- 前記所定の画像処理は、前記画像に含まれる所定の認識対象を分類する処理を含むことを特徴とする請求項12または13に記載の画像処理方法。
- 請求項12乃至14のいずれかに記載の画像処理方法を実現するためのプログラムコードを有することを特徴とする情報処理装置が実行可能なプログラム。
- 請求項15に記載のプログラムを記憶したことを特徴とする情報処理装置が読み取り可能な記憶媒体。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005256861A JP2007074142A (ja) | 2005-09-05 | 2005-09-05 | 撮像装置及びその制御方法、及び画像処理装置及び方法 |
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