JP2003208462A - 車両情報利用システム、車両情報利用プログラム、車両情報利用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、及び車両情報利用方法 - Google Patents

車両情報利用システム、車両情報利用プログラム、車両情報利用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、及び車両情報利用方法

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JP2003208462A
JP2003208462A JP2002006677A JP2002006677A JP2003208462A JP 2003208462 A JP2003208462 A JP 2003208462A JP 2002006677 A JP2002006677 A JP 2002006677A JP 2002006677 A JP2002006677 A JP 2002006677A JP 2003208462 A JP2003208462 A JP 2003208462A
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Kenichi Ikeda
健一 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報センタ9に収集される車両情報を有効活
用した新たなサービスを提供する。 【解決手段】 車両2に搭載された移動体端末3と、情
報センタ9に設けられた中央コンピュータ4と、ユーザ
端末5とは、インターネット6を介して通信自在に構成
されている。中央コンピュータ4には、車両のナンバー
プレート、出発地、目的地等の車両情報が収集されてい
る。ユーザは、中央コンピュータ4に収集されている車
両情報に基づき、ユーザ端末5を用いて仮想的なヒッチ
ハイクを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両情報利用シス
テム、車両情報利用プログラム、車両情報利用プログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、及
び車両情報利用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、いわゆるカーナビゲーション
システムは、利便性の高い車載機器の一つとして広く用
いられている。一般に、カーナビゲーションシステム
は、ディスプレイ上に自動車の現在地及び進行方向を周
辺地図と共に表示する一方、目的地までの走行経路を音
声または画像を用いながらドライバーに通知するもので
ある。
【0003】しかし、近年、カーナビゲーションシステ
ムの複雑化及び高機能化が進み、単に目的地までの経路
の誘導だけでなく、渋滞情報や事故情報、あるいは周辺
の地域情報などを入手したいと希望するユーザが増えて
きている。
【0004】そこで、渋滞情報や地域情報等を一括管理
する情報センタを設置し、走行中の自動車のナビゲーシ
ョン端末を上記情報センタの中央コンピュータと通信自
在に構成することにより、情報センタの情報を各ナビゲ
ーション端末にて利用する情報利用システムが考えられ
る。このような情報利用システムによれば、ドライバー
は情報センタに蓄えられている膨大かつ最新の情報をリ
アルタイムに利用することができるため、利便性が大幅
に向上する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記情報利
用システムは、情報センタからドライバーに対して情報
を一方的に提供するものであった。しかし、プライバシ
ーの保護に十分に留意しつつ、逆にドライバーの情報を
情報センタに送信可能とすれば、情報センタには走行中
の多数の自動車の情報が収集されることになる。そし
て、このような情報を有効活用することによって、情報
利用システムのユーザに対して、より有益な情報や面白
いサービスを提供することが期待できる。また、上記情
報を有効活用した新たなサービスを提供できれば、情報
センタの利用者の増加を図ることができる。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、ユーザに対して車両
の情報を有効活用した新たなサービスを提供することに
あり、詳しくは、ユーザに仮想的なヒッチハイクを楽し
む機会を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る車両情報利用システムは、車両に搭載
されて少なくとも当該車両の情報を送信する移動体端末
と、前記移動体端末からの車両情報を受信し且つ記憶す
る中央コンピュータと、前記中央コンピュータと通信自
在なユーザ端末とを備えた車両情報利用システムであっ
て、ユーザ現在地及び最終目的地を含むヒッチハイク条
件を記憶する条件記憶手段と、ユーザ現在地から所定の
乗車可能範囲内に存在する車両を前記中央コンピュータ
から検索し、それら車両を前記ユーザ端末に表示させる
車両表示手段と、前記ユーザ端末を介してユーザによっ
て選択された車両を仮想的な乗車車両とみなし、当該車
両の下車位置を新たなユーザ現在地とする現在地変更手
段と、変更後のユーザ現在地が最終目的地から所定の距
離以内か否かを判定し、所定距離以内の場合には最終目
的地に到着したことを伝える到着通知を前記ユーザ端末
からユーザに通知させる到着通知手段とを備えているも
のである。
【0008】上記車両情報利用システムでは、車両表示
手段は、中央コンピュータに記憶されている車両情報に
基づき、ユーザ現在地から所定の乗車可能範囲内に存在
する車両を、ユーザ端末を通じてユーザに提示する。し
たがって、ユーザには、乗車可能な車両として、ユーザ
現在地付近を実際に走行している車両が提示されること
になる。
【0009】次に、ユーザは、あたかも上記ユーザ現在
地において所定の車両に乗車するかのように、車両表示
手段によって提示された車両を選択する。これにより、
ユーザは仮想的に上記車両に乗車したことになる。
【0010】次に、現在地変更手段は、ユーザが上記車
両を下車した下車位置を新たなユーザ現在地とし、ユー
ザ現在地を変更する。これにより、ユーザは仮想的に上
記車両から下車したことになる。なお、ここでの下車位
置は、上記車両の移動体端末から中央コンピュータに送
信された情報に基づいて定まる。つまり、下車位置は、
仮想的な情報に基づいて決定されるのではなく、現実の
情報に基づいて決定される。
【0011】次に、到着通知手段は、下車後のユーザ現
在地が最終目的地から所定範囲内の位置か否かを判定す
る。つまり、ユーザが最終目的地に到着したか否かを判
定する。判定結果がYESの場合には、ユーザは最終目
的地に到着したことになるため、ユーザ端末に到着通知
がなされて仮想的なヒッチハイクは終了する。
【0012】このように、上記車両情報利用システムで
は、仮想的なヒッチハイクを現実のデータに基づいて行
うことができる。すなわち、中央コンピュータに収集さ
れた実際の車両情報を利用して仮想的なヒッチハイクを
楽しむことができる。そのため、現実の車両情報ならで
はの意外性や不規則性が影響を及ぼすので、仮想的ヒッ
チハイクが単調になることが防止される等、従来にない
娯楽性を提供することができる。
【0013】前記車両表示手段は、検索した車両ととも
に当該車両に関する情報をユーザ端末に表示させること
が好ましい。
【0014】このことにより、ユーザは車両に関する情
報(例えば、ナンバープレート、出発地、目的地等)を
考慮しながら、乗車車両を選択することができる。その
ため、車両の選択に関して自分なりの考えを反映できる
など、より主体的に車両を選択することができ、仮想的
ヒッチハイクの娯楽性がより一層高まる。
【0015】前記車両表示手段は、予め設定された又は
ユーザ端末を通じてユーザによって設定された所定範囲
の台数の車両を表示させることが好ましい。
【0016】ユーザ端末に表示される車両の台数が少な
すぎると、車両の選択の余地が狭まり、車両を選択する
際の楽しみが少なくなる。一方、ユーザ端末に表示され
る車両の台数が多すぎると、ユーザが車両の選択に際し
て混乱するおそれがあり、ユーザの負担が徒に増加す
る。しかし、上記のように所定範囲数の車両が表示され
ることとすれば、車両選択の楽しみを確保しつつユーザ
の負担を軽減することができる。
【0017】前記現在地変更手段は、車両の下車位置か
ら乗車可能範囲内に存在する車両の台数が所定数以下の
場合に、前記車両台数が前記所定数よりも多くなるよう
に車両の下車位置を変更してもよい。
【0018】前記車両表示手段は、ユーザ現在地から乗
車可能範囲内に存在する車両の台数が所定数以下の場合
に、前記車両台数が前記所定数よりも多くなるように前
記乗車可能範囲を変更してもよい。
【0019】車両の下車位置が山間部等のように車両台
数の少ない場所であった場合、次に乗車しようとする車
両(乗車対象車両)が存在しないか、あるいは台数が極
めて少ないこともあり得る。そのような場合、選択する
車両の数が少ないことによってヒッチハイクの娯楽性が
低下するおそれがある。そこで、上記のように、現在地
変更手段が車両台数を多くするように車両の下車位置を
変更するか、あるいは、車両表示手段が乗車可能範囲を
広げることにより、娯楽性の低下を防止することができ
る。
【0020】現在地変更手段は、ユーザによって選択さ
れた車両の目的地情報を中央コンピュータから検索し、
当該車両の目的地を新たなユーザ現在地としてもよい。
【0021】このことにより、ユーザによって乗車車両
が選択されると、当該車両の目的地がユーザ現在地とな
る。上記車両の走行途中の経路は表示されないので、ユ
ーザはヒッチハイクを迅速に行うことができる。車両の
走行途中の過程を省略したいと欲するユーザにとって、
快適な操作環境を提供することができる。
【0022】現在地変更手段は、ユーザによって選択さ
れた車両の目的地情報を中央コンピュータから検索し、
当該車両の走行経路をユーザ端末に表示し、ユーザが当
該車両を途中下車したときには当該下車位置を新たなユ
ーザ現在地としてもよい。
【0023】このことにより、ユーザはユーザ端末に表
示された車両の走行経路を参照しながら、下車したい場
所において上記車両から自由に下車することができる。
そのため、主体的に下車位置を決定でき、娯楽性がより
一層向上する。
【0024】前記条件記憶手段が記憶するヒッチハイク
条件は、ユーザ端末を介してユーザによって設定されて
いてもよい。
【0025】このことにより、ユーザは任意の出発地か
ら任意の最終目的地にまで仮想的なヒッチハイクを楽し
むことができる。
【0026】本発明に係る車両情報利用プログラムは、
車両に搭載されて少なくとも当該車両の情報を送信する
移動体端末と、前記移動体端末からの車両情報を受信し
且つ記憶する中央コンピュータと、前記中央コンピュー
タと通信自在なユーザ端末とを備えた車両情報利用シス
テムを、ユーザ現在地及び最終目的地を含むヒッチハイ
ク条件を記憶する条件記憶手段と、ユーザ現在地から所
定の乗車可能範囲内に存在する車両を前記中央コンピュ
ータから検索し、それら車両を前記ユーザ端末に表示さ
せる車両表示手段と、前記ユーザ端末を介してユーザに
よって選択された車両を仮想的な乗車車両とみなし、当
該車両の下車位置を新たなユーザ現在地とする現在地変
更手段と、変更後のユーザ現在地が最終目的地から所定
の距離以内か否かを判定し、所定距離以内の場合には最
終目的地に到着したことを伝える到着通知を前記ユーザ
端末からユーザに通知させる到着通知手段として機能さ
せるためのものである。
【0027】このことにより、前述したように、ユーザ
に従来以上の娯楽性を与えることができる。
【0028】本発明に係る車両情報利用プログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、車両に
搭載されて少なくとも当該車両の情報を送信する移動体
端末と、前記移動体端末からの車両情報を受信し且つ記
憶する中央コンピュータと、前記中央コンピュータと通
信自在なユーザ端末とを備えた車両情報利用システム
を、ユーザ現在地及び最終目的地を含むヒッチハイク条
件を記憶する条件記憶手段と、ユーザ現在地から所定の
乗車可能範囲内に存在する車両を前記中央コンピュータ
から検索し、それら車両を前記ユーザ端末に表示させる
車両表示手段と、前記ユーザ端末を介してユーザによっ
て選択された車両を仮想的な乗車車両とみなし、当該車
両の下車位置を新たなユーザ現在地とする現在地変更手
段と、変更後のユーザ現在地が最終目的地から所定の距
離以内か否かを判定し、所定距離以内の場合には最終目
的地に到着したことを伝える到着通知を前記ユーザ端末
からユーザに通知させる到着通知手段として機能させる
ための車両情報利用プログラムを記録したものである。
【0029】このことにより、前述したように、ユーザ
に従来以上の娯楽性を与えることができる。
【0030】本発明に係る車両情報利用方法は、車両に
搭載されて少なくとも当該車両の情報を送信する移動体
端末と、前記移動体端末からの車両情報を受信し且つ記
憶する中央コンピュータと、前記中央コンピュータと通
信自在なユーザ端末とを利用して仮想的なヒッチハイク
を行う車両情報利用方法であって、予め設定され又はユ
ーザによって設定されるユーザ現在地及び最終目的地を
含むヒッチハイク条件を記憶する条件記憶ステップと、
ユーザ現在地から所定の乗車可能範囲内に存在する車両
を前記中央コンピュータから検索し、それら車両を前記
ユーザ端末に表示する車両表示ステップと、前記ユーザ
端末を介してユーザによって選択された車両を仮想的な
乗車車両とみなし、当該車両の下車位置を新たなユーザ
現在地とする現在地変更ステップと、変更後のユーザ現
在地が最終目的地から所定の距離以内か否かを判定し、
所定距離以内の場合には最終目的地に到着したことを伝
える到着通知を前記ユーザ端末からユーザに通知させる
到着通知ステップとを含んでいるものである。
【0031】このことにより、前述したように、ユーザ
に従来以上の娯楽性を与えることができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ユーザ
に仮想的なヒッチハイクを楽しむ機会を提供するので、
ユーザは部屋等に居ながらにしてヒッチハイクの面白さ
を満喫することができる。特に、本発明によれば、仮想
的ヒッチハイクは、中央コンピュータに収集された現実
の車両情報に基づいて行われる。そのため、現実の車両
情報を用いないコンピュータシュミレーションと異な
り、コンピュータでは創出できない現実の不規則性や意
外性などの要素を導入することができる。したがって、
ユーザに対して娯楽性の高い仮想的ヒッチハイクを提供
することができ、車両情報を有効活用した新たなサービ
スを提供することが可能となる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0034】図1に示すように、本実施形態に係る車両
情報利用システム1は、車両2に搭載されて車両2の情
報を送信する複数の移動体端末3と、移動体端末3から
の車両情報を受信し且つ記憶する中央コンピュータ4
と、ユーザ端末5とを備えている。これら移動体端末3
と中央コンピュータ4とユーザ端末5とは、インターネ
ット6を介して通信自在に構成されている。中央コンピ
ュータ4はサーバ7とデータベース8とを有しており、
情報センタ9に設置されている。移動体端末3には、カ
ーナビゲーション端末などを好適に用いることができ
る。ユーザ端末5には、店舗や家庭等に設置されたパー
ソナルコンピュータの他、PDAや携帯電話等の携帯端
末などを好適に用いることができる。
【0035】図2に示すように、中央コンピュータ4
は、CPU41と、通信インターフェース42と、メモ
リ43と、予め全国または地方の地図情報を記憶してい
る地図メモリ44と、車両2の情報を記憶する車両情報
メモリ45とを備えている。車両情報メモリ45には、
車両2の移動体端末3から送信される車両情報、例えば
車両2のナンバープレート、出発地、現在地、目的地等
が記憶される。また、車両情報メモリ45には、車両2
の過去の走行記録等が記憶されている。つまり、車両情
報メモリ45は、現在及び過去の車両情報を記憶するよ
うに構成されている。
【0036】移動体端末3は、CPU31と、メモリ3
2と、ディスプレイ33と、通信アンテナ34と、方位
センサ35と、測位センサ36と、操作スイッチ37と
を備えている。移動体端末3は、方位センサ35及び測
位センサ36によって車両の現在地をリアルタイムに測
定可能に構成されている。メモリ32には予め地図情報
が記憶されている。ただし、地図情報はインターネット
6を経由して中央コンピュータ4からダウンロードする
ようにしてもよい。
【0037】移動体端末3は、ドライバーが操作スイッ
チ37を操作して目的地を入力することにより、車両の
現在位置から目的地までの経路を誘導するいわゆるナビ
ゲーション機能を有している。また、移動体端末3は、
少なくとも車両の現在地及び目的地の情報を、インター
ネット6を介して中央コンピュータ4に送信するように
構成されている。なお、移動体端末3にはそれぞれ個別
の識別番号が設定されており、移動体端末3から送信さ
れる信号には、上記識別番号が含まれる。したがって、
中央コンピュータ4は、多数の移動体端末3から信号を
受信しながらも、それぞれの移動体端末3の情報を個別
に把握することができる。
【0038】ユーザ端末5は、CPU51と、メモリ5
2と、ディスプレイ53と、通信インターフェイス54
と、マウス及びキーボードからなる入力部55とを備え
ている。なお、ユーザ端末5には、地図情報を記憶する
地図メモリ56が設けられていてもよい。
【0039】車両情報利用システム1は、情報センタ9
に収集される車両2の情報を利用して、ユーザに仮想的
なヒッチハイク(以下、オンラインヒッチハイクとい
う)を楽しむ機会を提供するものである。次に、図3の
フローチャートを参照しながら、オンラインヒッチハイ
クの手順について説明する。
【0040】まず、ユーザがユーザ端末5の電源をON
し、インターネット6を経由して情報センタ9の中央コ
ンピュータ4にアクセスすると、ユーザ端末5のディス
プレイ53には所定の項目が一覧表示される(図4参
照)。そして、ユーザがマウスやキーボードを用いて
“オンラインヒッチハイク”という項目を選択すると、
以下のオンラインヒッチハイクが開始される。
【0041】オンラインヒッチハイクでは、まず、ステ
ップST1において、ユーザによるヒッチハイクの条件
設定が行われる。具体的には、初めに、ユーザ端末5の
ディスプレイ53に、図5に示すような条件設定画面6
1が表示される。そして、ユーザは、条件設定画面61
上において、入力部55のマウスやキーボードを用いな
がらヒッチハイクの条件を入力する。ここでは、入力項
目として、“目的地”、“現在地”、“移動方法”、
“目的地到達”等が設定されている。
【0042】“目的地”は、ヒッチハイクをすることに
より到達しようとする行き先(最終目的地)であり、本
実施形態ではユーザによって自由に設定されるものであ
る。ただし、後述するように、オンラインヒッチハイク
のゲーム性を高めるために、最終目的地を中央コンピュ
ータ4またはユーザ端末5によって自動的に設定される
ようにすることも可能である。
【0043】“現在地”は、オンラインヒッチハイク中
にユーザが存在していると仮定される場所(ユーザ現在
地)である。“現在地”は、オンラインヒッチハイクの
開始時にはユーザが自由に設定することができるが、オ
ンラインヒッチハイクを開始した後は、ユーザが仮想的
に乗車した車両の行き先にしたがって自動的に定まるも
のである。
【0044】“移動方法”は、車両に乗車した後のユー
ザの移動方法であり、ここでは、ユーザが車両の目的地
まで乗車を続ける第1方法、あるいは目的地に到着する
前にユーザ自身の判断で適宜途中下車する第2方法を選
択することができる。第1方法を選択する場合には、
“移動方法”の項目には“最終目的地”というメッセー
ジが選択される(図5参照)。一方、第2方法を選択す
る場合には、“移動方法”の項目には“移動経路”とい
うメッセージが選択される。なお、第1方法及び第2方
法の詳細については後述する。
【0045】“目的地到達”は、最終目的地に到達した
か否かの判断基準となる所定の距離(以下、判定基準距
離という)であり、ユーザ現在地と最終目的地との間の
距離が当該基準距離以内であれば、ユーザは目的地に到
達したものとみなされる。したがって、上記基準距離を
短くすればするほど、オンラインヒッチハイクの難易度
は上昇することになる。
【0046】なお、本実施形態では、ユーザはすべての
条件を設定する必要はなく、1または2以上の条件を自
動的に設定させることも可能である。自動設定を行う場
合には、自動的に設定させたい項目を空欄にしておき、
図5に示す条件設定画面61の自動選択ボタン62をク
リックする。これにより、空欄になっている項目はユー
ザ端末5または中央コンピュータ4によってランダムに
設定される。例えば、ユーザが“目的地”の項目を空欄
にした場合には、最終目的地はユーザ端末5または中央
コンピュータ4によって自動的に決定される。このこと
により、ユーザはコンピュータによって指定された最終
目的地に到達するという課題を与えられることになり、
オンラインヒッチハイクのゲーム性及び娯楽性が高ま
る。
【0047】以上のようなステップST1における条件
設定が終了すると、ユーザは条件設定画面61のOKボ
タン63をクリックする。すると、条件設定に関する情
報が中央コンピュータ4に送信される。中央コンピュー
タ4に送信された情報は、メモリ43に記憶される。こ
れにより、ユーザ現在地及び最終目的地を含むヒッチハ
イク条件を記憶する条件記憶手段が構成される。次に、
中央コンピュータ4のCPU41は、車両情報メモリ4
5に記憶されている車両情報を参照しながら、ユーザの
現在地付近を走行している車両2を検索する。つまり、
CPU41は、中央コンピュータ4に収集された車両情
報に基づき、ユーザにとって乗車可能な車両を検索する
(ステップST2)。
【0048】乗車可能車両の選定台数は特に限定される
ものではないが、ここでは、予め定められた範囲の台数
分だけ選定することとする。具体的には、CPU41
は、5〜20台の乗車可能車両を選定する。このように
乗車可能車両の台数を一定範囲に限定した理由は、台数
が少なすぎるとユーザの選択の余地が狭まる一方、台数
が多すぎるとユーザの選択の負担が大きすぎ、却って娯
楽性を損なうおそれがあるからである。ただし、乗車可
能車両の台数は、任意に設定することができる。
【0049】ところで、ユーザの現在地によっては、当
該現在地付近を走行している車両の台数が少ない場合が
ある。例えば、ユーザの現在地が車両のほとんど走行し
ないような山間部の場合には、ユーザ現在地付近で乗車
可能な車両が皆無の場合もあり得る。このような場合、
ユーザはユーザ現在地付近を走行する車両が出現するま
で、当該現在地にて待機しなければならず、オンライン
ヒッチハイクの娯楽性が低下するおそれがある。
【0050】そこで、本システム1では、乗車可能車両
が常に所定の下限値(ここでは5台)以上になるよう
に、乗車可能範囲を自動的に変更するように構成されて
いる。例えば、ユーザ現在地が車両の走行台数の多い町
中の場合には、乗車可能範囲を予め設定された所定範囲
に維持する一方、ユーザ現在地が車両の走行台数の少な
い山間部等の場合には、乗車可能範囲を比較的大きめに
設定する。このように、本システム1によるオンライン
ヒッチハイクでは、乗車可能車両を容易に見つけること
ができるように乗車可能範囲を変更するので、実際のヒ
ッチハイクと異なり、乗車可能車両を探し出す際の困難
性が少ない。また、乗車可能車両が迅速に見つかるの
で、乗車可能車両が出現しないことに起因するヒッチハ
イクの中断は起こりにくい。そのため、娯楽性が向上
し、ユーザはヒッチハイクを十分に楽しむことができ
る。
【0051】以上の乗車可能車両の検索が終了すると、
次に、中央コンピュータ4はユーザ端末5のディスプレ
イ53に、乗車可能車両に関する情報を表示する(ステ
ップST3)。このステップにより、本発明でいうとこ
ろの車両表示手段が構成される。具体的には、ユーザ端
末5のディスプレイ53には、図6に示す車両選択画面
64が表示される。乗車可能車両の情報としては、ユー
ザが最終目的地に近づくか否かを判断する際に参考とな
る情報が提示される。そのような情報として、例えば、
車両のナンバープレート、出発地、ユーザ現在地付近を
過去に走行した回数、車両の車種(乗用自動車、バス、
トラック等)などが挙げられる。なお、車両選択画面6
4にはユーザ現在地付近の地図67が表示され、当該地
図67の中にはユーザ現在地及び乗車可能車両がアイコ
ン68,69によって表示される。
【0052】以上のように乗車可能車両及びその車両情
報が提示されると、次にユーザは、上記情報を参照しな
がらユーザ端末5の入力部55を用いて、仮想的に乗車
しようとする乗車車両を選択する(ステップST4)。
なお、車両選択画面64には、移動方法の選択メニュー
70も表示されており、乗車車両の目的地にまで瞬時に
移動する第1方法(“最終目的地”)と、乗車車両の走
行途中で下車することが可能な第2方法(“移動経
路”)とが選択可能となっている。したがって、ここで
は、ユーザによって乗車車両と移動方法とが選択され
る。なお、その選択情報は中央コンピュータ4に送信さ
れる。
【0053】中央コンピュータ4のCPU41は、ユー
ザによって選択された乗車車両の情報を車両情報メモリ
45から入手し、ユーザ端末5のディスプレイ53に、
移動方法に応じた表示方法で上記乗車車両の目的地また
は走行経路を表示する。
【0054】すなわち、ユーザが第1方法を選択した場
合には、ユーザ端末5には、乗車車両の目的地の地図が
瞬時に表示され、ユーザは当該目的地で乗車車両を下車
したことになる。そして、この乗車車両の目的地を新た
なユーザ現在地とし、ユーザ現在地を変更する(ステッ
プST5)。なお、新たなユーザ現在地は、中央コンピ
ュータ4のメモリ43またはユーザ端末5のメモリ52
に記憶される。
【0055】一方、ユーザが第2方法を選択した場合に
は、ユーザ端末5のディスプレイ53には、図7に示す
下車位置選択画面65が表示される。この下車位置選択
画面65では、あたかも乗車車両が走行しているかのよ
うに、地図とともに乗車車両の走行経路が経時的に表示
される。ただし、下車位置選択画面65における乗車車
両の走行速度は、実際の走行速度よりも速く設定されて
いる。これは、ヒッチハイクに要する時間を短縮するた
めである。乗車車両の仮想的な走行速度は、ユーザによ
って変更することも可能である。
【0056】この下車位置選択画面65には、下車ボタ
ン66が設けられている。ユーザは下車位置選択画面6
5に表示されている乗車車両の位置を見ながら、下車し
たいと思う位置で下車ボタン66をクリックすることに
より、仮想的に乗車車両から途中下車することができ
る。この場合は、途中下車した位置が新たなユーザ現在
地となるように、ユーザ現在地が変更される(ステップ
ST5)。この場合も、新たなユーザ現在地は、中央コ
ンピュータ4のメモリ43またはユーザ端末5のメモリ
52に記憶される。なお、ステップST5により、本発
明でいうところの現在地変更手段が構成される。
【0057】このように、第1方法は、ユーザが所定の
車両に乗車すると、ユーザ現在地が当該車両の目的地に
まで瞬時に変更される方法である。一方、第2方法は、
ユーザが所定の車両に乗車すると、当該車両のナビゲー
ション機能にしたがって当該車両が仮想的に目的地にま
で走行しつつ、ユーザがその途中で自由に下車すること
により、ユーザ現在地を変更する方法である。なお、第
2方法において、ユーザが途中下車をしなければ、乗車
車両は目的地にまで到達し、その目的地が新たなユーザ
現在地となる。
【0058】ステップST5におけるユーザ現在地の変
更が行われた後、ステップST6に進み、ユーザ現在地
と最終目的地との間の距離が所定の基準距離以内か否か
の判定が行われる。なお、この判定は、中央コンピュー
タ4のCPU41が行ってもよく、ユーザ端末5のCP
U51が行ってもよい。
【0059】ステップST6における判定結果がYES
の場合には、ユーザは最終目的地にまで到達したと見な
され、ユーザ端末5のディスプレイ53には、所定のゴ
ールメッセージが表示される(ステップST7)。そし
て、オンラインヒッチハイクは終了する。なお、上記ス
テップST7により、本発明でいうところの到着通知手
段が構成される。一方、ステップST6における判定結
果がNOの場合には、変更後のユーザ現在地に基づい
て、ステップST2以降のステップが繰り返される。つ
まり、ユーザは乗車車両をいったん下車した後、新たな
乗車車両を探し、目的地までヒッチハイクを続けること
になる。
【0060】以上のように、本システム1によれば、ユ
ーザはユーザ端末5を使用するだけで、仮想的なヒッチ
ハイクを楽しむことができる。ユーザ現在地及び最終目
的地を自由に設定することができるので、様々な地域を
対象にしてヒッチハイクを楽しむことが可能となる。
【0061】また、本システム1によるオンラインヒッ
チハイクでは、中央コンピュータ4に収集された現実の
車両情報が利用されるので、現実の不規則性や意外性な
どの要素が加わり、単なるコンピュータシュミレーショ
ンでは味わうことのできない面白さを満喫することがで
きる。そのため、ユーザに対して、娯楽性の高い仮想的
ヒッチハイクを提供することが可能となる。
【0062】ユーザが乗車車両を選択する際に、その車
両に関する情報(出発地、目的地等)を参照することが
できるので、ユーザはより主体的に車両を選択すること
ができ、ヒッチハイクの娯楽性を一層高めることが可能
となる。
【0063】ユーザの選択の対象となる乗車可能車両は
所定範囲の台数分だけ表示されるので、車両選択の楽し
みを確保しつつ選択の負担を軽減することができる。そ
のため、ユーザに対してより快適な娯楽を提供すること
ができる。
【0064】乗車車両の下車位置が走行車両数の少ない
場所であった場合には、乗車可能車両の数を増加させる
ように乗車可能範囲を拡大することとしたので、乗車可
能車両が出現しないことに起因するヒッチハイクの中断
は起こりにくい。そのため、娯楽性を一層高めることが
できる。
【0065】移動方法として、乗車車両の目的地にまで
即座に移動する第1方法と、乗車車両の途中下車を可能
とする第2方法とを選択するこができるので、ユーザの
好みに応じた使用が可能となり、ユーザの利便性を向上
させることができる。
【0066】−変形例− 上記実施形態では、ユーザが乗車可能車両を容易に探す
ことができるように、ユーザ現在地が車両の走行台数の
少ない場所であった場合には、乗車可能範囲を拡大する
こととしていた。しかし、ユーザ現在地が車両の走行台
数の少ない場所であった場合には、ユーザ現在地自体を
走行車両の多い場所に変更してもよい。つまり、ステッ
プST5におけるユーザ現在地の変更の際に、変更後の
ユーザ現在地が乗車可能車両の台数が少ない場所だった
場合に、乗車可能車両が所定数台以上となるようにユー
ザ現在地を更に変更するようにしてもよい。このような
ユーザ現在地の補正によっても、乗車可能車両を探し出
す際のユーザの負担を軽減することができる。
【0067】なお、上記実施形態では、移動方法をユー
ザが選択するように構成されていたが、移動方法は予め
第1方法または第2方法のいずれかに設定されていても
よい。また、他の移動方法を採用してもよい。
【0068】車両2の移動体端末3から情報センタ9の
中央コンピュータ4に対する車両情報の送信は、常時行
われていてもよく、所定周期毎に行われていてもよい。
【0069】移動体端末3から中央コンピュータ4に対
する情報の送信は、車両2の現在地に関する情報のみが
常時送信され、その他の車両情報は、中央コンピュータ
4の要求に応じて移動体端末3から適宜送信されるよう
になっていてもよい(ヒアリング通信)。このことによ
り、中央コンピュータ4は、ユーザ現在地の付近を走行
している車両のみから選択的に車両情報を収集すること
ができる。
【0070】また、中央コンピュータ4からの要求がな
い限り移動体端末3から中央コンピュータ4に対して特
に情報を送信することなく、上記要求があった場合にの
み、移動体端末3から中央コンピュータ4に車両情報を
送信するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両情報利用システムの模式的な構成図であ
る。
【図2】車両情報利用システムのブロック図である。
【図3】オンラインヒッチハイクのフローチャートであ
る。
【図4】ユーザ端末のディスプレイ上の表示画面を示す
図である。
【図5】条件設定画面を示す図である。
【図6】車両選択画面を示す図である。
【図7】下車位置選択画面を示す図である。
【符号の説明】
1 車両情報利用システム 2 車両 3 移動体端末 4 中央コンピュータ 5 ユーザ端末 6 インターネット 7 サーバ 8 データベース 9 情報センタ 61 条件設定画面 64 車両選択画面 65 下車位置選択画面

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されて少なくとも当該車両の
    情報を送信する移動体端末と、前記移動体端末からの車
    両情報を受信し且つ記憶する中央コンピュータと、前記
    中央コンピュータと通信自在なユーザ端末とを備えた車
    両情報利用システムであって、 ユーザ現在地及び最終目的地を含むヒッチハイク条件を
    記憶する条件記憶手段と、 ユーザ現在地から所定の乗車可能範囲内に存在する車両
    を前記中央コンピュータから検索し、それら車両を前記
    ユーザ端末に表示させる車両表示手段と、 前記ユーザ端末を介してユーザによって選択された車両
    を仮想的な乗車車両とみなし、当該車両の下車位置を新
    たなユーザ現在地とする現在地変更手段と、 変更後のユーザ現在地が最終目的地から所定の距離以内
    か否かを判定し、所定距離以内の場合には最終目的地に
    到着したことを伝える到着通知を前記ユーザ端末からユ
    ーザに通知させる到着通知手段と、を備えている車両情
    報利用システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両情報利用システム
    であって、 車両表示手段は、検索した車両とともに当該車両に関す
    る情報をユーザ端末に表示させる車両情報利用システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の車両情報利用システム
    であって、 車両表示手段は、予め設定された又はユーザ端末を通じ
    てユーザによって設定された所定範囲の台数の車両を表
    示させる車両情報利用システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の車両情報利用システム
    であって、 現在地変更手段は、車両の下車位置から乗車可能範囲内
    に存在する車両の台数が所定数以下の場合に、前記車両
    台数が前記所定数よりも多くなるように車両の下車位置
    を変更する車両情報利用システム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の車両情報利用システム
    であって、 車両表示手段は、ユーザ現在地から乗車可能範囲内に存
    在する車両の台数が所定数以下の場合に、前記車両台数
    が前記所定数よりも多くなるように前記乗車可能範囲を
    変更する車両情報利用システム。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の車両情報利用システム
    であって、 現在地変更手段は、ユーザによって選択された車両の目
    的地情報を中央コンピュータから検索し、当該車両の目
    的地を新たなユーザ現在地とする車両情報利用システ
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の車両情報利用システム
    であって、 現在地変更手段は、ユーザによって選択された車両の目
    的地情報を中央コンピュータから検索し、当該車両の走
    行経路をユーザ端末に表示し、ユーザが当該車両を途中
    下車したときには当該下車位置を新たなユーザ現在地と
    する車両情報利用システム。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の車両情報利用システム
    であって、 条件記憶手段が記憶するヒッチハイク条件は、ユーザ端
    末を介してユーザによって設定される車両情報利用シス
    テム。
  9. 【請求項9】 車両に搭載されて少なくとも当該車両の
    情報を送信する移動体端末と、前記移動体端末からの車
    両情報を受信し且つ記憶する中央コンピュータと、前記
    中央コンピュータと通信自在なユーザ端末とを備えた車
    両情報利用システムを、 ユーザ現在地及び最終目的地を含むヒッチハイク条件を
    記憶する条件記憶手段と、 ユーザ現在地から所定の乗車可能範囲内に存在する車両
    を前記中央コンピュータから検索し、それら車両を前記
    ユーザ端末に表示させる車両表示手段と、 前記ユーザ端末を介してユーザによって選択された車両
    を仮想的な乗車車両とみなし、当該車両の下車位置を新
    たなユーザ現在地とする現在地変更手段と、 変更後のユーザ現在地が最終目的地から所定の距離以内
    か否かを判定し、所定距離以内の場合には最終目的地に
    到着したことを伝える到着通知を前記ユーザ端末からユ
    ーザに通知させる到着通知手段と、 して機能させるための車両情報利用プログラム。
  10. 【請求項10】 車両に搭載されて少なくとも当該車両
    の情報を送信する移動体端末と、前記移動体端末からの
    車両情報を受信し且つ記憶する中央コンピュータと、前
    記中央コンピュータと通信自在なユーザ端末とを備えた
    車両情報利用システムを、 ユーザ現在地及び最終目的地を含むヒッチハイク条件を
    記憶する条件記憶手段と、 ユーザ現在地から所定の乗車可能範囲内に存在する車両
    を前記中央コンピュータから検索し、それら車両を前記
    ユーザ端末に表示させる車両表示手段と、 前記ユーザ端末を介してユーザによって選択された車両
    を仮想的な乗車車両とみなし、当該車両の下車位置を新
    たなユーザ現在地とする現在地変更手段と、 変更後のユーザ現在地が最終目的地から所定の距離以内
    か否かを判定し、所定距離以内の場合には最終目的地に
    到着したことを伝える到着通知を前記ユーザ端末からユ
    ーザに通知させる到着通知手段と、して機能させるため
    の車両情報利用プログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 車両に搭載されて少なくとも当該車両
    の情報を送信する移動体端末と、前記移動体端末からの
    車両情報を受信し且つ記憶する中央コンピュータと、前
    記中央コンピュータと通信自在なユーザ端末とを利用し
    て仮想的なヒッチハイクを行う車両情報利用方法であっ
    て、 予め設定され又はユーザによって設定されるユーザ現在
    地及び最終目的地を含むヒッチハイク条件を記憶する条
    件記憶ステップと、 ユーザ現在地から所定の乗車可能範囲内に存在する車両
    を前記中央コンピュータから検索し、それら車両を前記
    ユーザ端末に表示する車両表示ステップと、 前記ユーザ端末を介してユーザによって選択された車両
    を仮想的な乗車車両とみなし、当該車両の下車位置を新
    たなユーザ現在地とする現在地変更ステップと、 変更後のユーザ現在地が最終目的地から所定の距離以内
    か否かを判定し、所定距離以内の場合には最終目的地に
    到着したことを伝える到着通知を前記ユーザ端末からユ
    ーザに通知させる到着通知ステップとを含んでいる車両
    情報利用方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108256956A (zh) * 2017-11-30 2018-07-06 金华安靠电源科技有限公司 一种无缝公共电动车交接方法
CN110608748A (zh) * 2018-06-14 2019-12-24 丰田自动车株式会社 信息处理装置及信息处理方法

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CN108256956A (zh) * 2017-11-30 2018-07-06 金华安靠电源科技有限公司 一种无缝公共电动车交接方法
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