JP2003208267A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 複数のディスク制御装置と、
   前記複数のディスク制御装置の各々が有するチャネル制御部を相互に接続するスイッチとを有し、
   前記スイッチはホストコンピュータと接続され、前記ホストコンピュータから指定されたアクセス要求先である宛先チャネル制御部とアクセス要求を実際に転送するチャネル制御部との対応情報を保持し、前記対応情報に基づいて前記ホストコンピュータから送信された前記アクセス要求を前記実際に転送するチャネル制御部に転送することを特徴とするクラスタ型ディスク制御装置。
2. 前記スイッチは、前記ホストコンピュータからのアクセス要求の転送先として複数の前記チャネル制御部が指定可能であり、前記対応情報には、前記複数のチャネル制御部の各々が転送先として選ばれる確率の情報が格納されることを特徴とする請求項１記載のクラスタ型ディスク制御装置。
3. さらにディスク制御装置内情報を管理するサービスプロセッサ（ＳＶＰ）を有し、前記ＳＶＰは前記対応情報を変更することを特徴とする請求項１に記載のクラスタ型ディスク制御装置。
4. 前記複数のディスク制御装置の各々は、前記ホストコンピュータからのアクセス要求を受信した自身の前記チャネル制御部が前記アクセス要求を処理のどの段階まで実行するかの情報を有することを特徴とする請求項１に記載のクラスタ型ディスク制御装置。
5. 複数のディスク制御装置と、前記複数のディスク制御装置の各々が有するチャネル制御部を相互に接続するスイッチとを有するクラスタ型ディスク制御装置の制御方法であって、
   前記スイッチが、ホストコンピュータからのアクセス要求を所定の情報に基づき所定のチャネル制御部へ転送し、
   前記アクセス要求が転送された前記チャネル制御部が、前記アクセス要求を処理し、前記アクセス要求の返答として、前記ホストコンピュータからアクセス要求先として指定された宛先チャネル制御部が返答の発行元であるとするデータを前記ホストコンピュータに対して送信することを特徴とするディスクサブシステムの制御方法。
6. 前記アクセス要求が転送されたチャネル制御部が前記ホストコンピュータからのアクセス要求の前記宛先チャネル制御部とは異なる場合、前記アクセス要求を受信したチャネル制御部が、途中段階まで前記アクセス要求を処理し、前記宛先チャネル制御部に途中段階までの処理終了を通知し、
   前記アクセス要求に対応する処理の残りを前記宛先チャネル制御部が実行することを特徴とする請求項５に記載の制御方法。
7. 前記複数のディスク制御装置の各々は、前記ホストコンピュータからのアクセス要求を受信したチャネル制御部が前記アクセス要求を処理のどの途中段階まで実行するかの情報を有し、
   前記ホストコンピュータからのアクセス要求を受信した前記チャネル制御部が、前記スイッチから転送されてきた前記アクセス要求を、前記情報に基づいて前記アクセス要求を中途段階まで処理し、前記ホストコンピュータが実際に指定したアクセス要求先である前記宛先チャネル制御部に途中段階までの処理終了を通知し、
   前記中途段階まで処理された前記アクセス要求の処理の残りを前記要求宛先チャネル制御部が実行することを特徴とする請求項５に記載の制御方法。
8. 前記クラスタ型記憶制御装置はディスク制御装置内情報を管理するサービスプロセッサ（ＳＶＰ）を有し、
   前記ＳＶＰが、前記チャネル制御部の負荷情報を参照し、負荷が高いチャネル制御部を宛先とした前記ホストコンピュータからの前記アクセス要求を負荷が低いチャネル制御部に転送するように前記所定の情報を変更することを特徴とする請求項５に記載の制御方法。
9. 前記ＳＶＰが、前記チャネル制御部の障害情報を参照し、障害が発生したチャネル制御部を宛先とした前記ホストコンピュータからの前記アクセス要求を正常なチャネル制御部に転送するように、前記所定の情報を変更することを特徴とした請求項８に記載の制御方法。
10. 前記ＳＶＰが、前記チャネル制御部の負荷情報を参照し、負荷が低いチャネル制御部に対する処理の実行段階を上げるように前記情報を変更することを特徴とする請求項９に記載の制御方法。