JP2003207828A - プリワインド式カメラ - Google Patents
プリワインド式カメラInfo
- Publication number
- JP2003207828A JP2003207828A JP2002005300A JP2002005300A JP2003207828A JP 2003207828 A JP2003207828 A JP 2003207828A JP 2002005300 A JP2002005300 A JP 2002005300A JP 2002005300 A JP2002005300 A JP 2002005300A JP 2003207828 A JP2003207828 A JP 2003207828A
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- JP
- Japan
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- film
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- prewind
- cartridge
- frames
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- Pending
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- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 撮影駒番号が撮影画面の略中央部に表示され
るようにする。 【解決手段】 本発明によるプリワインド式カメラは、
フィルム装填時にパトローネ（２１）からフィルム（２
２）を巻き上げ、撮影時にパトローネ（２１）に順次巻
き戻すフィルム給送手段と、フィルム（２２）のパーフ
ォレーションをカウントする計数手段とを具備し、フィ
ルム給送手段と計数手段とにより、フィルム（２２）を
終端部まで巻き上げた後に、終端部から撮影開始位置ま
で所定量だけ巻き戻すプリワインド式カメラにおいて、
終端部から撮影開始位置までの巻き戻し量を、計数手段
のカウント値を基にして決定する制御手段を備えること
を特徴とする。
るようにする。 【解決手段】 本発明によるプリワインド式カメラは、
フィルム装填時にパトローネ（２１）からフィルム（２
２）を巻き上げ、撮影時にパトローネ（２１）に順次巻
き戻すフィルム給送手段と、フィルム（２２）のパーフ
ォレーションをカウントする計数手段とを具備し、フィ
ルム給送手段と計数手段とにより、フィルム（２２）を
終端部まで巻き上げた後に、終端部から撮影開始位置ま
で所定量だけ巻き戻すプリワインド式カメラにおいて、
終端部から撮影開始位置までの巻き戻し量を、計数手段
のカウント値を基にして決定する制御手段を備えること
を特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリワインド式カ
メラにおける初期駒位置出し制御に関する。
メラにおける初期駒位置出し制御に関する。
【０００２】
【従来の技術】プリワインド式カメラは以下のように動
作する。まず、撮影者が、パトローネから任意の長さの
フィルムを引き出し、フィルムのパーフォレーションと
カメラのスプール部を係合させるようにしてカメラにフ
ィルムを装填する。カメラは、装填されたフィルムをパ
トローネから一旦全部スプールに巻き上げ、所定量だけ
パトローネに巻き取る方向に巻き戻されて停止する。そ
の後フィルムは、撮影する毎に１駒ずつパトローネに巻
き戻され、全駒の撮影が終了したときにはフィルムはす
べてパトローネ内に巻き戻された状態になる。
作する。まず、撮影者が、パトローネから任意の長さの
フィルムを引き出し、フィルムのパーフォレーションと
カメラのスプール部を係合させるようにしてカメラにフ
ィルムを装填する。カメラは、装填されたフィルムをパ
トローネから一旦全部スプールに巻き上げ、所定量だけ
パトローネに巻き取る方向に巻き戻されて停止する。そ
の後フィルムは、撮影する毎に１駒ずつパトローネに巻
き戻され、全駒の撮影が終了したときにはフィルムはす
べてパトローネ内に巻き戻された状態になる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】フィルムをすべてスプ
ールに巻き取った後に、所定量だけパトローネに巻き取
る方向に巻き戻して１駒目をセットする理由は、パーフ
ォレーションに対する撮影画面位置、および次の撮影画
面との駒間を適正にするためである。従来は、この巻き
戻し量を一定としていたが、この場合以下の不具合が生
じる。
ールに巻き取った後に、所定量だけパトローネに巻き取
る方向に巻き戻して１駒目をセットする理由は、パーフ
ォレーションに対する撮影画面位置、および次の撮影画
面との駒間を適正にするためである。従来は、この巻き
戻し量を一定としていたが、この場合以下の不具合が生
じる。
【０００４】フィルムには潜在駒番号が用意されてお
り、この潜在駒番号は、現像処理が完了した時点で撮影
画面外のパーフォレーション間に撮影駒番号として顕在
化する。撮影駒が何駒目かを判別するときは、この撮影
駒番号が撮影画面の中央部に在ることが望ましいが、従
来の方法では、フィルムの長さのばらつきにより撮影駒
番号の位置もばらつき、撮影画面の端部や極端な場合は
撮影駒間に表示される不都合があった。
り、この潜在駒番号は、現像処理が完了した時点で撮影
画面外のパーフォレーション間に撮影駒番号として顕在
化する。撮影駒が何駒目かを判別するときは、この撮影
駒番号が撮影画面の中央部に在ることが望ましいが、従
来の方法では、フィルムの長さのばらつきにより撮影駒
番号の位置もばらつき、撮影画面の端部や極端な場合は
撮影駒間に表示される不都合があった。
【０００５】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、撮影駒番号が撮影画面の略中央部に表示される
ようにすることを目的とする。
もので、撮影駒番号が撮影画面の略中央部に表示される
ようにすることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項１の発明によるプリワインド式カメラは、フ
ィルム装填時にパトローネ（２１）からフィルム（２
２）を巻き上げ、撮影時にパトローネ（２１）に順次巻
き戻すフィルム給送手段と、フィルム（２２）のパーフ
ォレーションをカウントする計数手段とを具備し、フィ
ルム給送手段と計数手段とにより、フィルム（２２）を
終端部まで巻き上げた後に、終端部から撮影開始位置ま
で所定量だけ巻き戻すプリワインド式カメラにおいて、
終端部から撮影開始位置までの巻き戻し量を、計数手段
のカウント値を基にして決定する制御手段を備えること
を特徴とする。
に、請求項１の発明によるプリワインド式カメラは、フ
ィルム装填時にパトローネ（２１）からフィルム（２
２）を巻き上げ、撮影時にパトローネ（２１）に順次巻
き戻すフィルム給送手段と、フィルム（２２）のパーフ
ォレーションをカウントする計数手段とを具備し、フィ
ルム給送手段と計数手段とにより、フィルム（２２）を
終端部まで巻き上げた後に、終端部から撮影開始位置ま
で所定量だけ巻き戻すプリワインド式カメラにおいて、
終端部から撮影開始位置までの巻き戻し量を、計数手段
のカウント値を基にして決定する制御手段を備えること
を特徴とする。
【０００７】請求項２の発明によるプリワインド式カメ
ラは、請求項１において、巻き戻し量は、フィルム装填
時にパトローネ（２１）からフィルム（２２）を終端部
まで巻き上げたときのカウント値から、初期送りパーフ
ォレーション数と、撮影可能駒数に対応したパーフォレ
ーション数とを引いた値であることを特徴とする。
ラは、請求項１において、巻き戻し量は、フィルム装填
時にパトローネ（２１）からフィルム（２２）を終端部
まで巻き上げたときのカウント値から、初期送りパーフ
ォレーション数と、撮影可能駒数に対応したパーフォレ
ーション数とを引いた値であることを特徴とする。
【０００８】請求項３の発明によるプリワインド式カメ
ラは、請求項１において、巻き戻し量は、フィルム装填
時にパトローネ（２１）からフィルム（２２）を終端部
まで巻上げたときのカウント値から、初期送りパーフォ
レーション数と、撮影駒数に対応したパーフォレーショ
ン数とを引いた値に１駒分の撮影駒を加算した値である
ことを特徴とする。
ラは、請求項１において、巻き戻し量は、フィルム装填
時にパトローネ（２１）からフィルム（２２）を終端部
まで巻上げたときのカウント値から、初期送りパーフォ
レーション数と、撮影駒数に対応したパーフォレーショ
ン数とを引いた値に１駒分の撮影駒を加算した値である
ことを特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【００１０】図１は、本発明によるプリワインド式カメ
ラの一実施形態を示す背面図であり、裏蓋を開けた状態
を示している。
ラの一実施形態を示す背面図であり、裏蓋を開けた状態
を示している。
【００１１】図１において、アパーチャー１１は撮影画
面を規定する。スプール室１２には、パトローネ２１
（図２）から引き出されたフィルム２２（図２）を収納
する。スプール１３はスプール室１２に設けられ、パト
ローネ２１から引き出されたフィルムを巻き取る。パト
ローネ室１４には、パトローネ２１が収納される。フォ
ーク１５はパトローネ２１の回転軸と係合し、パトロー
ネ２１内にフィルムを巻き戻す。
面を規定する。スプール室１２には、パトローネ２１
（図２）から引き出されたフィルム２２（図２）を収納
する。スプール１３はスプール室１２に設けられ、パト
ローネ２１から引き出されたフィルムを巻き取る。パト
ローネ室１４には、パトローネ２１が収納される。フォ
ーク１５はパトローネ２１の回転軸と係合し、パトロー
ネ２１内にフィルムを巻き戻す。
【００１２】フォトリフレクター窓１６の内側には、発
光部と受光部を備えた給送フォトリフレクターが設置さ
れている。給送フォトリフレクターは、フィルムが給送
されたときに、発光部から照射された光がフィルムに反
射して受光部に入射される状態と、パーフォレーション
の穴部を通過して受光部への入射が無い状態とが繰り返
され、フィルムの給送量を検知することができる。
光部と受光部を備えた給送フォトリフレクターが設置さ
れている。給送フォトリフレクターは、フィルムが給送
されたときに、発光部から照射された光がフィルムに反
射して受光部に入射される状態と、パーフォレーション
の穴部を通過して受光部への入射が無い状態とが繰り返
され、フィルムの給送量を検知することができる。
【００１３】図２は、本発明によるプリワインド式カメ
ラの一実施形態を示す背面図であり、パトローネ室１４
（図１）にパトローネ２１が収納されたプリワインド開
始待ち状態を示している。フィルム２２のリーダ部２２
ａは、フィルム装項時にスプール１３に係合するように
セットされる。スプール１３が回転を開始し、第１パー
フォレーション２３がフォトリフレクター窓１６にかか
ると、フィルム給送量検出が開始される。
ラの一実施形態を示す背面図であり、パトローネ室１４
（図１）にパトローネ２１が収納されたプリワインド開
始待ち状態を示している。フィルム２２のリーダ部２２
ａは、フィルム装項時にスプール１３に係合するように
セットされる。スプール１３が回転を開始し、第１パー
フォレーション２３がフォトリフレクター窓１６にかか
ると、フィルム給送量検出が開始される。
【００１４】図３は、本発明によるプリワインド式カメ
ラの一実施形態を示す背面図であり、プリワインド動作
中に１ＥＸ（プリワインドカメラでは最終駒）がアパー
チャー位置に来た状態を示している。１ＥＸパーフォレ
ーション２４は、１ＥＸ（最終駒）がアパーチャー位置
にきたときに、フォトリフレクター窓１６にかかるパー
フォレーションである。プリワインド動作開始から、１
ＥＸパーフォレーション２４までにカウントされるパー
フォレーション数が「初期送りパーフォレーション数」
となる。
ラの一実施形態を示す背面図であり、プリワインド動作
中に１ＥＸ（プリワインドカメラでは最終駒）がアパー
チャー位置に来た状態を示している。１ＥＸパーフォレ
ーション２４は、１ＥＸ（最終駒）がアパーチャー位置
にきたときに、フォトリフレクター窓１６にかかるパー
フォレーションである。プリワインド動作開始から、１
ＥＸパーフォレーション２４までにカウントされるパー
フォレーション数が「初期送りパーフォレーション数」
となる。
【００１５】図４は、本発明によるプリワインド式カメ
ラの一実施形態を示す背面図であり、フィルム終端まで
巻き上げられた状態を示している。最終パーフォレーシ
ョン２５は、フィルム終端まで巻き上げられたときに、
最後にフォトリフレクター窓１６にかかるパーフォレー
ションである。パーフォレーションの検知は穴部がフォ
トリフレクター窓１６を通過した時に発生するパルス出
力のエッジをカウントすることによって行われる。パー
フォレーションの穴１つの通過で２エッジがカウントさ
れることになる。即ち、図２の状態からカウントを開始
して、図４のように穴の右端のみが通過して状態では奇
数個のエッジが検出され、図４よりももう少しフィルム
が巻き上げられて穴の左端までがフォトリフレクター窓
１６を通過した状態では偶数個のエッジが検出される。
ラの一実施形態を示す背面図であり、フィルム終端まで
巻き上げられた状態を示している。最終パーフォレーシ
ョン２５は、フィルム終端まで巻き上げられたときに、
最後にフォトリフレクター窓１６にかかるパーフォレー
ションである。パーフォレーションの検知は穴部がフォ
トリフレクター窓１６を通過した時に発生するパルス出
力のエッジをカウントすることによって行われる。パー
フォレーションの穴１つの通過で２エッジがカウントさ
れることになる。即ち、図２の状態からカウントを開始
して、図４のように穴の右端のみが通過して状態では奇
数個のエッジが検出され、図４よりももう少しフィルム
が巻き上げられて穴の左端までがフォトリフレクター窓
１６を通過した状態では偶数個のエッジが検出される。
【００１６】図５および図６は、本発明によるプリワイ
ンド式カメラの一実施形態を示す背面図であり、フィル
ム終端からパトローネ２１にフィルム２２が巻き戻さ
れ、撮影初期駒の位置で停止した状態を示している。こ
こでは例として３６枚撮りフィルムを使用した場合を示
す。なお、本明細書中で撮影可能駒数とは、例えば３６
枚撮フィルムの場合に、規定枚数の３６枚を超えて３７
枚を撮影できるときは３７枚のことを意味する。
ンド式カメラの一実施形態を示す背面図であり、フィル
ム終端からパトローネ２１にフィルム２２が巻き戻さ
れ、撮影初期駒の位置で停止した状態を示している。こ
こでは例として３６枚撮りフィルムを使用した場合を示
す。なお、本明細書中で撮影可能駒数とは、例えば３６
枚撮フィルムの場合に、規定枚数の３６枚を超えて３７
枚を撮影できるときは３７枚のことを意味する。
【００１７】図５は、撮影最大駒数を撮影可能枚数とす
る場合を示す。プリワインド動作後、３７ＥＸパーフォ
レーション２６の右端がフォトリフレクター窓１６を通
過した位置で停止され、アパーチャー１１に対向する部
分が初期撮影駒（最初に撮影される駒）となる。この場
合の撮影可能駒数＝撮影最大駒数は３７枚となる。
る場合を示す。プリワインド動作後、３７ＥＸパーフォ
レーション２６の右端がフォトリフレクター窓１６を通
過した位置で停止され、アパーチャー１１に対向する部
分が初期撮影駒（最初に撮影される駒）となる。この場
合の撮影可能駒数＝撮影最大駒数は３７枚となる。
【００１８】制御手段（図示せず）は、フィルム装填時
にパトローネ２１からフィルムを終端部まで巻上げたと
きのカウント値を、初期送りパーフォレーション数と、
撮影可能駒数に対応したパーフォレーション数と、余り
パーフォレーション数との合計値として認識し、終端部
から撮影開始位置までの巻き戻し量を、余りパーフォレ
ーション数として算出する。従って、図５の例における
「余りパーフォレーション数」は、「全パーフォレーシ
ョン数」−「３７ＥＸパーフォレーション数（初期送り
パーフォレーション数と３７駒分のパーフォレーション
数の合計値）」で示され、２パーフォレーション（４エ
ッジ）となる。
にパトローネ２１からフィルムを終端部まで巻上げたと
きのカウント値を、初期送りパーフォレーション数と、
撮影可能駒数に対応したパーフォレーション数と、余り
パーフォレーション数との合計値として認識し、終端部
から撮影開始位置までの巻き戻し量を、余りパーフォレ
ーション数として算出する。従って、図５の例における
「余りパーフォレーション数」は、「全パーフォレーシ
ョン数」−「３７ＥＸパーフォレーション数（初期送り
パーフォレーション数と３７駒分のパーフォレーション
数の合計値）」で示され、２パーフォレーション（４エ
ッジ）となる。
【００１９】図６は、撮影最大駒数を撮影可能枚数より
１枚少なくする場合を示す。プリワインド動作後、３６
ＥＸパーフォレーション２７の穴の右端がフォトリフレ
クター窓１６を通過した位置で停止され、アパーチャー
１１に対向する部分が初期撮影駒（最初に撮影される
駒）となる。この場合の撮影可能駒数は３７枚、撮影最
大駒数は３６枚となる。
１枚少なくする場合を示す。プリワインド動作後、３６
ＥＸパーフォレーション２７の穴の右端がフォトリフレ
クター窓１６を通過した位置で停止され、アパーチャー
１１に対向する部分が初期撮影駒（最初に撮影される
駒）となる。この場合の撮影可能駒数は３７枚、撮影最
大駒数は３６枚となる。
【００２０】制御手段（図示せず）は、フィルム装填時
にパトローネ２１からフィルムを終端部まで巻上げたと
きのカウント値を、初期送りパーフォレーション数と、
撮影可能駒数に対応したパーフォレーション数と、余り
パーフォレーション数との合計値として認識し、終端部
から撮影開始位置までの巻き戻し量を、余りパーフォレ
ーション数に８パーフォレーションを加算した値として
算出する。図６に示すように、１駒に対応したパーフォ
レーション数は、８パーフォレーションだからである。
にパトローネ２１からフィルムを終端部まで巻上げたと
きのカウント値を、初期送りパーフォレーション数と、
撮影可能駒数に対応したパーフォレーション数と、余り
パーフォレーション数との合計値として認識し、終端部
から撮影開始位置までの巻き戻し量を、余りパーフォレ
ーション数に８パーフォレーションを加算した値として
算出する。図６に示すように、１駒に対応したパーフォ
レーション数は、８パーフォレーションだからである。
【００２１】従って、図６の例における「余りパーフォ
レーション数」は、「全パーフォレーション数」−「３
６ＥＸパーフォレーション数（初期送りパーフォレーシ
ョン数と３６駒分のパーフォレーション数の合計値）」
で示され、１０パーフォレーション（２０エッジ）とな
る。撮影最大駒数を撮影可能駒数より１枚少なく設定し
たのは、「余りパーフォレーション数」が少ない場合、
フィルム巻き戻し動作で撮影初期駒で停止させるのが難
しく、停止駒位置の精度が悪くなることが考えられるか
らである。つまり、「余りパーフォレーション数」に応
じて、撮影最大駒数を撮影可能駒数にするか、撮影可能
駒数より１枚少なくするかのいずれかに切り替えるよう
にしても良い。
レーション数」は、「全パーフォレーション数」−「３
６ＥＸパーフォレーション数（初期送りパーフォレーシ
ョン数と３６駒分のパーフォレーション数の合計値）」
で示され、１０パーフォレーション（２０エッジ）とな
る。撮影最大駒数を撮影可能駒数より１枚少なく設定し
たのは、「余りパーフォレーション数」が少ない場合、
フィルム巻き戻し動作で撮影初期駒で停止させるのが難
しく、停止駒位置の精度が悪くなることが考えられるか
らである。つまり、「余りパーフォレーション数」に応
じて、撮影最大駒数を撮影可能駒数にするか、撮影可能
駒数より１枚少なくするかのいずれかに切り替えるよう
にしても良い。
【００２２】
【発明の効果】以上のように、本発明のプリワインド式
カメラによれば、終端部から撮影開始位置までの巻き戻
し量を、計数手段のカウント値を基にして決定する制御
手段を備えたので、フィルム位置の計測が正確になり、
駒番号位置を画面のほぼ中央に配することが可能とな
る。
カメラによれば、終端部から撮影開始位置までの巻き戻
し量を、計数手段のカウント値を基にして決定する制御
手段を備えたので、フィルム位置の計測が正確になり、
駒番号位置を画面のほぼ中央に配することが可能とな
る。
【図１】本発明によるプリワインド式カメラの一実施形
態を示す背面図である。
態を示す背面図である。
【図２】本発明によるプリワインド式カメラの一実施形
態を示す背面図である。
態を示す背面図である。
【図３】本発明によるプリワインド式カメラの一実施形
態を示す背面図である。
態を示す背面図である。
【図４】本発明によるプリワインド式カメラの一実施形
態を示す背面図である。
態を示す背面図である。
【図５】本発明によるプリワインド式カメラの一実施形
態を示す背面図である。
態を示す背面図である。
【図６】本発明によるプリワインド式カメラの一実施形
態を示す背面図である。
態を示す背面図である。
【符号の説明】
１１ アパーチャー
１２ スプール室
１３ スプール
１４ パトローネ室
１５ フォーク
１６ フォトリフレクター窓
２１ パトローネ
２２ フィルム
２２ａ フィルムリーダ部
２４ １ＥＸパーフォレーション
２５ 最終パーフォレーション
２６ ３７ＥＸパーフォレーション
２７ ３６ＥＸパーフォレーション
Claims (3)
- 【請求項１】フィルム装填時にパトローネからフィルム
を巻き上げ、撮影時に前記パトローネに順次巻き戻すフ
ィルム給送手段と、 前記フィルムのパーフォレーションをカウントする計数
手段とを具備し、 前記フィルム給送手段と前記計数手段とにより、前記フ
ィルムを終端部まで巻き上げた後に、前記終端部から撮
影開始位置まで所定量だけ巻き戻すプリワインド式カメ
ラにおいて、 前記終端部から撮影開始位置までの巻き戻し量を、前記
計数手段のカウント値を基にして決定する制御手段を備
えることを特徴とするプリワインド式カメラ。 - 【請求項２】前記巻き戻し量は、フィルム装填時にパト
ローネからフィルムを終端部まで巻き上げたときのカウ
ント値から、初期送りパーフォレーション数と、撮影可
能駒数に対応したパーフォレーション数とを引いた値で
あることを特徴とする請求項１に記載のプリワインド式
カメラ。 - 【請求項３】前記巻き戻し量は、フィルム装填時にパト
ローネからフィルムを終端部まで巻上げたときのカウン
ト値から、初期送りパーフォレーション数と、撮影駒数
に対応したパーフォレーション数とを引いた値に１駒分
の撮影可能駒を加算した値であることを特徴とする請求
項１に記載のプリワインド式カメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002005300A JP2003207828A (ja) | 2002-01-11 | 2002-01-11 | プリワインド式カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002005300A JP2003207828A (ja) | 2002-01-11 | 2002-01-11 | プリワインド式カメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003207828A true JP2003207828A (ja) | 2003-07-25 |
Family
ID=27644384
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002005300A Pending JP2003207828A (ja) | 2002-01-11 | 2002-01-11 | プリワインド式カメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003207828A (ja) |
-
2002
- 2002-01-11 JP JP2002005300A patent/JP2003207828A/ja active Pending
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