JP2003207583A - 時 計 - Google Patents

時 計

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JP2003207583A
JP2003207583A JP20265599A JP20265599A JP2003207583A JP 2003207583 A JP2003207583 A JP 2003207583A JP 20265599 A JP20265599 A JP 20265599A JP 20265599 A JP20265599 A JP 20265599A JP 2003207583 A JP2003207583 A JP 2003207583A
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JP
Japan
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light
timepiece
exchanging
windshield
external device
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Kanetaka Sekiguchi
関口  金孝
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G21/00Input or output devices integrated in time-pieces
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G9/00Visual time or date indication means
    • G04G9/0082Visual time or date indication means by building-up characters using a combination of indicating elements and by selecting desired characters out of a number of characters or by selecting indicating elements the positions of which represents the time, i.e. combinations of G04G9/02 and G04G9/08

Abstract

(57)【要約】 【課題】 時計ケースに光交換手段用の窓を設ける必要
がなくなり、時計の気密性の向上と信頼性の向上および
デザインの制約をなくすことが可能となる。 【解決手段】 外部機器との情報の交換を光により行う
光交換手段2と、情報により選択的に時計1の機能を変
更可能とする機能選択手段16と、時刻表示を行う時刻
表示手段を有し、時刻表示手段は風防ガラス48を透か
して観察され、さらに光交換手段2による情報交換も風
防ガラス48を透かして行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信機能を有する時
計に関し、外部機器との情報の交換を光により可能と
し、さらに情報に基づき時刻表示手段により表示を可変
する時計に関するものである。また光交換手段を時計に
設ける場合に通信経路は時計の風防ガラスを介して行う
ことにより、時計ケースの気密性の向上と耐衝撃性を改
善し、防水性を必要とする時計に関するものである。
【0002】さらに光交換手段を液晶表示パネルの裏
面、または文字板の下側に配置することにより時計のデ
ザイン性の改善を行う時計に関するものである。
【0003】
【従来の技術】しかしながら、従来の光交換手段を有す
る時計では時計ケースの一部に光交換手段用の窓を設け
る構造が採用されていた。この場合には窓材にはプラス
チックまたはガラスが使用されており、時計ケースと窓
材との気密性を十分に確保することができない。またデ
ザイン的にも窓材と時計ケースの形状に制約があり、制
限があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さらに時計に強い衝撃
を与えることにより窓材の破損または窓材と時計ケース
との気密性の低下が発生する。そのため特にダイビング
用時計の場合等の気密性が重要である時計に関して信頼
性が不安であった。
【0005】<発明の目的>本発明の目的は、光交換手
段を有する時計において光交換手段は風防ガラスを介し
て外部機器と通信を行う。すなわち光交換手段は風防ガ
ラスの下側に配置する。さらに光交換手段と風防ガラス
の間は、波長選択フィルターを設け、時計を使用する環
境からの通信に関するノイズを防止する。さらに時計の
気密性を向上し防水性の向上と耐衝撃性の向上と時計ケ
ースの傷の防止を行う。
【0006】また光交換手段による時計のデザイン性の
制約を防止するために光交換手段を目隠しする。さらに
光通信をし易くすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、本発
明を可能とするために、本発明の時計は下記の構成を採
用する。
【0008】本発明の時計は、外部機器との通信機能を
有してなる時計であって、前記通信機能は外部機器との
情報の交換を光により行う光交換手段と、当該情報によ
り選択的に時計の機能を変更可能とする機能選択手段と
からなり、さらに時計には時刻表示を行う時刻表示手段
と、前記時刻表示手段は風防ガラスを透かして観察さ
れ、前記光交換手段により風防ガラスを透かして外部機
器と通信を行うことを特徴とする。
【0009】本発明の外部機器との通信機能を有してな
る時計では、通信機能は外部機器との情報の交換を光に
より行う光交換手段と、当該情報により選択的に時計の
機能を変更可能とする機能選択手段とからなり、さらに
時計には時刻表示を行う時刻表示手段と、前記時刻表示
手段は風防ガラスを透かして観察され、前記光交換手段
により風防ガラスを透かして外部機器と通信を行い、前
記光交換手段と風防ガラスの間には通信に使用する光を
選択的に透過する光学フィルターを有する。
【0010】本発明の外部機器との通信機能を有してな
る時計では、通信機能は外部機器との情報の交換を光に
より行う光交換手段と、当該情報により選択的に時計の
機能を変更可能とする機能選択手段とからなり、さらに
時計には時刻表示を行う時刻表示手段と、時刻表示手段
は風防ガラスを透かして観察され、光交換手段は時刻表
示手段の下部に配置し時刻表示手段と風防ガラスを透か
して外部機器と通信を行う。
【0011】本発明の外部機器との通信機能を有してな
る時計では、通信機能は外部機器との情報の交換を光に
より行う交換手段と、当該情報により選択的に時計の機
能を変更可能とする機能選択手段とからなり、さらに時
計には時刻表示を行う時刻表示手段と、前記時刻表示手
段は風防ガラスを透かして観察され、前記光交換手段は
時刻表示手段の下部に配置し、前記風防ガラス側より時
刻表示手段と光学フィルターと光交換手段の順に配置し
ている。
【0012】本発明の外部機器との通信機能を有してな
る時計は、通信機能は外部機器との情報の交換を光によ
り行う交換手段と、当該情報により選択的に時計の機能
を変更可能とする機能選択手段とからなり、さらに時計
には時刻表示を行う時刻表示手段とを有し、前記時刻表
示手段は風防ガラスを透かして観察され、前記時刻表示
手段は風防ガラス側より透明な第1の基板と液晶層と第
2の基板からなる液晶表示パネルからなり、前記光交換
手段は時刻表示手段の下部に配置し、前記光交換手段は
液晶表示パネルと風防ガラスとを透かして外部機器と通
信を行う。
【0013】本発明の時計に使用する液晶表示パネルは
光交換手段と外部機器との通信を行う場合に、光交換手
段と重なる部分の表示を高透過率とする。
【0014】本発明の時計に使用する液晶表示パネル
は、光交換手段と外部機器との通信を行う場合に、光交
換手段と重なる部分の表示を高透過率として光通信感度
を大きくし、通信を行わない場合には光交換手段の視認
性を低下するために低透過率とする。
【0015】本発明の外部機器との通信機能を有してな
る時計では、通信機能は外部機器との情報の交換を光に
より行う交換手段と、当該情報により選択的に時計の機
能を変更可能とする機能選択手段とからなり、さらに時
計には時刻表示を行う時刻表示手段とを有し、時刻表示
手段は風防ガラスを透かして観察され、時刻表示手段は
風防ガラス側より透明な第1の基板と液晶層と第2の基
板からなる液晶表示パネルからなり、液晶表示パネルを
照明する照明手段を有し、光交換手段は時刻表示手段の
下部に配置し、光交換手段と外部との通信を行う際には
照明手段を非点灯とする。
【0016】本発明の時計に使用する照明手段はエレク
トロルミネッセント(EL)素子からなり、光交換手段
と重なる部分のエレクトロルミネッセント(EL)素子
は開口部を有することを特徴とする。さらに光交換手段
の周囲または下側には照明手段からの光を光交換手段の
周囲に導光する光学手段を有する。
【0017】本発明の時計に使用する光交換手段、は風
防ガラス面に対して傾いて設置している。
【0018】本発明の時計に使用する時刻表示手段は指
針によるアナログ式または数字によるデジタル式または
アナログとデジタルの両方式を有するコンビネーション
式であることを特徴とする。
【0019】本発明の時計に使用する光交換手段と風防
ガラスの間、または風防ガラスにはドーム状のレンズを
有することを特徴とする。
【0020】<作用>以上に記載する時計を採用するこ
とにより通信機能を介して外部機器との情報を交換手段
により時計のランダムアクセスメモリ(RAM)に書き
込み、または消去が可能となる。またランダムアクセス
メモリに書き込む内容、すなわち中央演算素子(CP
U)への命令、または時計の操作ボタンの操作に対応す
る時計の反応の変更が交換手段により可能となり、ラン
ダムアクセスメモリの内容により機能選択手段の実行す
る内容が変更可能となる。初期から設定している内容し
か機能選択手段が実行できていない時計に比較して時計
の使用者が必要に応じて内容を可変できるためと時計の
機能性が向上する。
【0021】光交換手段を有する時計の場合には光交換
手段を設ける場所が時計のデザインと気密性の面で重要
となる。本発明では時計ケースの内側でさらに風防ガラ
スを透かして通信を可能とすることができる。そのため
時計ケースに光交換手段用の窓を設ける必要がなくな
り、時計の気密性が向上できる。
【0022】さらに光交換手段が見えると時計のデザイ
ン性が限定されてしまう。そのため光交換手段を液晶表
示パネルの裏面に設け、さらに液晶表示パネルを透かし
て光交換手段を行う。以上により光交換手段はもはや時
計の使用者に認識されることなく光交換手段が可能とな
る。
【0023】また液晶表示パネルを暗い状態で認識する
ために照明手段を設ける場合には照明手段による光交換
手段へのノイズの発生、または照明手段の消費電力によ
る電圧の低下が発生して光交換手段の動作が不安定とな
るため光交換手段による外部機器との通信中には照明手
段は非点灯とする。
【0024】また光交換手段と外部機器との通信感度を
向上するために光交換手段を外部機器の方向に傾けて配
置することで光通信が時計を腕に装着した状態で簡単に
作動可能となる。
【0025】また風防ガラスと光交換手段との間にレン
ズを設けることにより光交換手段と外部機器との方向を
限定しない、または一定方向に指向性を強くすることが
可能となる。特に液晶表示パネルに下側に光交換手段を
設ける場合には液晶表示パネルをレンズまたは光のオン
とオフのシャッターとして用いることが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】<第1の実施形態>以下に本発明
を実施するための最良の形態における光交換手段を有す
る時計のシステム関係を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態における光交換手段を
有する時計のシステム図である。図2は光交換手段を有
する時計とコンピュータとの通信を行う状況を示す図で
ある。図3は光交換手段を有する時計の機能選択を行う
システムブロックを示す図である。図4は光交換手段を
有する時計の平面模式図である。図5は図4に示すA−
A線における断面模式図である。以下に、図1と図2と
図3と図4と図5とを交互に用いて第1の実施形態を説
明する。
【0027】時計1には時計1の使用者からの命令を実
行、選択する、または時計に内在する命令の実行または
選択するために中央演算回路(CPU)10を有する。
中央演算素子10はデーターを一時的に保持するランダ
ムアクセスメモリ(RAM)12と時計1で実行する機
能を記録するリードオンリーメモリ(ROM)11に接
続している。
【0028】ランダムアクセスメモリ12には、時計を
表示する機能を主とする機能を実行するために必要なデ
ータと機能を選択する処理に必要な情報とが決められた
番地(アドレス)に保存してある。中央演算素子10に
接続する水晶振動子17と水晶発振回路18により発生
した信号は中央演算素子10の内部で分周し、時刻を表
示するための基準信号となり時刻データや日付データを
更新する。
【0029】リードオンリーメモリ11には時刻を表示
するための機能や時刻を修正するための機能を記憶して
いる。リードオンリーメモリ11に記憶しているデータ
は中央演算素子10に読み込まれ、引き続き読み込まれ
たデータは中央演算素子10の内部で処理を行い中央演
算素子10から各機能部へ信号を出力する。
【0030】液晶表示パネル5は中央演算素子10に接
続する表示選択手段16により駆動され液晶表示パネル
5に時刻表示、年表示、曜日表示等の表示を行う。
【0031】通信インターフェイス15と中央演算素子
10とを接続する通信回路ブロック14は外部機器20
との情報交換を行うための交換手段である。光交換手段
2は送信手段8としてライトエミッテドダイオード(L
ED)素子を有し、受信手段9として光センサーを有す
る。外部機器20との光通信は時計1が有する光交換手
段2により行う。通信インターフェイス15は、中央演
算素子10と接続している通信回路ブロック14によっ
て電気信号を発生し通信インターフェイス15を介して
外部に光信号を出力することができる。
【0032】外部機器20はパーソナルコンピューター
であり、キーボードからなる入力手段21とモニター2
2とマウス(ポインティングデバイス)23とを有し、
光信号の入出力素子として通信アダプター24を有す
る。通信アダプター24と時計1の光交換手段2とは時
計1を基準に送信経路26と受信経路27により情報が
双方向処理できる。
【0033】光交換手段2から受信した光信号は通信イ
ンターフェイス15により電気信号に変換して通信回路
ブロック14に伝達し中央演算素子10が処理可能なデ
ータに変換する。またデータはランダムアクセスメモリ
12に保持される。
【0034】時計1の情報交換を行う光交換手段2の送
信手段8はランダムアクセスメモリ12に保持されてい
るデータを読み込み、中央演算素子10が通信回路ブロ
ック14にデータを送ることにより送信可能な電気信号
に変換される。電気信号に変換したデータは通信インタ
ーフェイス15を介して光交換手段2の送信手段8によ
り外部機器24の通信アダプター24へデータを送信す
る。
【0035】操作スイッチ3は中央演算素子10と接続
しており、操作スイッチ3を時計の使用者が操作すると
中央演算素子10に割り込み機能が発生し操作スイッチ
3が操作されたことを直ちに感知することが可能であ
り、この操作スイッチ3を用いて時計の機能の切り替
え、時刻表示の切り替え、送受信のモードへの切り替え
が可能となる。
【0036】図3は光交換手段2を有する時計の機能を
選択する仕組みの構成および時計の機能選択を行うシス
テムブロック図であり、システムリセット後の処理の流
れを示している。
【0037】時計1の機能を選択する構成は初期化機能
31を実行する手段と割り込みが発生する場合に割り込
み機能32を実行する手段と、機能選択手段33と、時
刻を表示する機能や日付を表示する機能などのつねに処
理を行う必要がある基本機能34を実行する手段と、機
能選択手段33が選択する情報により選択を実行する機
能処理36の手段と時計1に設けているランダムアクセ
スメモリ12の指定する領域に存在する機能を選択する
ための番地情報を保持している番地情報テーブル35と
に機能が分かれている。
【0038】リセット処理が実行された時計1は、まず
初期化機能31を実行する手段において、中央演算素子
10の設定と、機能選択手段33を実行する手段が読み
込む設定と、基本機能34が実行する手段が読み込む設
定と、機能選択手段が選択した情報によって選択実行さ
れる機能処理36の機能に初期値を与えるための処理を
行う。(ステップ1)
【0039】初期化機能31の処理を終えた時計1は、
機能選択手段33の実行を行なう。機能選択手段33で
は初期化機能31で設定された情報の初期値を読み込
み、ランダムアクセスメモリ12の指定された領域に設
定されている番地情報を保持している番地情報テーブル
35を参照するための番地情報を読み込む。(ステップ
2)
【0040】機能選択手段33が読み込んだランダムア
クセスメモリ12の指定された領域内に設定されている
番地情報に従って、機能選択手段33に設けられている
逐次実行手段は機能処理36に設けられている複数の機
能のいずれかの選択された機能を実行する。(ステップ
3)
【0041】機能選択手段33の設けられている逐次実
行手段によって機能が実行され、機能処理36に設けら
れている複数の機能のいずれかの選択された機能の処理
が終了した時計1は、時刻表示の機能や日付の表示の機
能など、常に処理を行わなければならない基本機能34
を行う手段の処理を行う。(ステップ4)
【0042】基本機能34は、機能選択手段33に設け
られている逐次実行手段によって選択実行さえた機能処
理36に設けられている複数の機能のいずれかの機能の
処理が終了した場合に必ず実行される。基本機能34の
処理を終了し、再び機能選択手段33を行う手段に戻り
処理を繰り返す。(ステップ5)
【0043】また操作スイッチ5による割り込み機能3
2より中央演算素子10へ割り込み指示が発生する。中
央演算素子10は機能選択手段33により光通信のため
の機能が実施され機能処理36が実行される。光交換手
段2からの信号は通信回路ブロック14により電気信号
にデーター変換されランダムアクセスメモリ12に保存
される。データは中央演算素子10に対する機能処理3
6の変更または番地情報テーブル35の変更または機能
選択手段33の変更を可能とする。そのため、時計1の
時刻、日付、スケジュール、記録または時計1の備える
環境センサーの情報の読み出し、書き込みを可能とす
る。
【0044】つぎに図4と図5を用いて本発明の時計の
構造を説明する。まず時計1のモジュール構造を説明す
る。第1の実施形態の時計1は時刻表示部として分針4
2と時針43の2針からなるアナログ表示部と数字で時
刻表示を行うデジタル部の両方を有するコンビネーショ
ン時計である。デジタル部は液晶表示パネルを利用して
いる。
【0045】まず液晶表示パネルの構造は風防ガラス4
8側に配置するガラス基板からかる第1の基板56と第
1の基板56と所定の間隙を設けるシール部59により
対向するガラス基板からなる第2の基板61を設ける。
第1の基板56上には透明導電膜として酸化インジウム
スズ(ITO)膜からなる対向電極57を有する。第2
の基板61上は透明導電膜として酸化インジウムスズ
(ITO)膜からなる信号電極60を有する。対向電極
57と信号電極60との交差部が画素部となり液晶層5
8に電圧を印加し表示を行うことが可能となる。
【0046】第1の基板56と第2の基板61との間に
は、液晶と透明固形物とを含む液晶層58を封入してい
る。本第1の実施形態では、液晶層58の原材料とし
て、大日本インキ製のPNM−157混合液晶を利用
し、混合液晶を封入後に360ナノメートル(nm)以
上の波長の紫外線を30mW/cm2の強度で、60秒
間照射して作成している。本液晶層58は、電圧無印加
状態で散乱性を示す。
【0047】以上の液晶層58を使用することにより画
素部に印加する電圧が十分に小さい場合には液晶層58
は散乱性を示す。電圧の上昇により透明となる。そのた
め液晶層58のみで散乱と透明表示が可能となるため明
るい表示が可能となる。以上の構成から液晶表示パネル
が構成できる。
【0048】液晶表示パネルを構成する第1の基板58
の上(風防ガラス48)側には時計1の使用環境からの
液晶層58への紫外光線の照射を防止するために紫外線
カット層55を設けている。第2の基板61の下側には
液晶表示パネルの表示を明るくするために反射板62を
設ける。反射板62はアルミニウム薄膜上に銀薄膜を形
成し、保護樹脂を塗布したものを使用している。液晶表
示パネルの画素部へ所定の信号を印加するために回路部
67との間にゼブラゴム63を設け電気的接続を行って
いる。
【0049】また時計モジュールは指針駆動部66を有
し、指針駆動部66は指針軸孔45を貫通する指針軸4
4を有し、指針軸44には分針42と時針43が独立し
て設けてある。また指針による時刻の呈示と液晶表示パ
ネルのシール部59の遮蔽のために文字板51を設け
る。文字板51には1から12までの数字からなる時字
41と指針軸孔45と液晶表示パネルの表示用の開口部
と光交換手段2の送信手段8と受信手段9用のセンサー
開口部90を有する。
【0050】光交換手段2の送信手段8と受信手段9は
指針駆動部66上に設けてあり、文字板51のセンサー
開口部90との間には特定の波長を透過するフィルター
52を設ける。送信手段8は赤色のライトエミッテドダ
イオード(LED)素子を使用し、受信手段9はシリコ
ンからなる光センサーを使用している。光通信時に時計
1を使用する環境からの光のノイズを防止するためにフ
ィルター52は赤色のライトエミッテドダイオード(L
ED)素子の発光波長を選択的に透過するフィルターを
使用している。
【0051】また指針駆動部66の下側には電源回路、
中央演算素子10、ランダムアクセスメモリ(RAM)
12、リードオンリーメモリ(ROM)11、通信回路
ブロック14と水晶発振回路18と水晶振動子17とを
有する回路部67を有する。回路部67には電池69が
接触し、電池押え70により保持されている。
【0052】液晶表示パネル、指針駆動部66、文字板
51と光交換手段2とはモジュール上保持部65が保持
し、回路部67と電池69とはモジュール下保持部68
により保持している。またモジュール上保持部65とモ
ジュール下保持部68により時計モジュールが完成す
る。時計モジュールは時計ケース7と風防ガラス48と
裏蓋49の内部に装填されている。
【0053】時計1には複数個の操作スイッチ3を有す
る。ここの操作スイッチ3は異なる割り込みを発生でき
る。
【0054】以上の時計モジュールでは光交換手段2は
文字板51の下側に設けてあり、光交換手段2の送信手
段8と受信手段9の僅かなセンサー開口部90を文字板
51に設けているのみであるため、ほとんど光交換手段
2は時計1の使用者には認識できない。そのため光交換
手段2を設けることにより発生する時計1のデザインの
制限はもはやない。また光交換手段2の厚さは液晶表示
パネルと同様あるは薄いため時計1の厚さにもほとんど
影響しない。さらに光交換手段2と文字板51の間にフ
ィルター52を設け、フィルター52と文字板51とを
同一の色調、または時字41と同一色を使用することに
より光交換手段2の視認性をさらに低減することが可能
となる。
【0055】<第2の実施形態>以下に本発明の第2の
実施形態における光交換手段を有する時計の構造を図面
を参照しながら説明する。第2の実施形態の特徴は時刻
表示部がデジタル表示のみの構成であり、さらにデジタ
ル表示の下側に光交換手段を配置している点である。図
6は、本発明の第2の実施形態における光交換手段を有
する時計の平面模式図である。図7は図6に示すB−B
線における断面模式図である。以下に、図6と図7とを
交互に用いて第2の実施形態を説明する。
【0056】まず液晶表示パネルの構造は風防ガラス4
8側に配置するガラス基板からかる第1の基板56と第
1の基板56と所定の間隙を設けるシール部59により
対向するガラス基板からなる第2の基板61を設ける。
第1の基板56上には透明導電膜として酸化インジウム
スズ(ITO)膜からなる対向電極57を有する。第2
の基板61上は透明導電膜として酸化インジウムスズ
(ITO)膜からなる信号電極60を有する。対向電極
57と信号電極60との交差部が画素部となり液晶層5
8に電圧を印加し表示を行うことが可能となる。
【0057】第1の基板56と第2の基板61との間に
は、ツイストネマティック(TN)液晶を封入してい
る。液晶層58と第1の基板56上に設ける上偏光分離
素子81と第2の基板61の下側に設ける下偏光分離素
子82とにより印加する信号に依存する液晶層58の光
学変化を利用して透明と反射の表示が可能となる。第2
の実施形態では上偏光分離素子81は一方の偏向軸が透
過軸であり、直交する偏光軸が吸収軸である吸収型偏光
板を使用する。下偏光分離素子82は一方の偏向軸が透
過軸であり、直交する偏光軸が反射軸である反射型偏光
板を使用する。
【0058】以上の反射型偏光板を利用することにより
第2の基板61の下側に設ける光交換手段2を有効に遮
蔽することができる。また吸収型偏光板と拡散層と半透
過反射板を用いる場合に比較して透過率が良いため光交
換手段2に有効に光を送受信することができる。そのた
め液晶表示パネルの下側に光交換手段2を配置すること
が可能となる。以上の構成によりもはや光交換手段2は
時計の使用者に認識されることはない。
【0059】液晶表示パネルの画素部へ所定の信号を印
加するために回路部67との間にゼブラゴム63を設け
電気的接続を行っている。光交換手段2の送信手段8と
受信手段9は回路部67上に設けてあり、第2の基板6
1と光交換手段2との間には特定の波長を透過するフィ
ルター52を設ける。送信手段8は赤色のライトエミッ
テドダイオード(LED)素子を使用し、受信手段9は
シリコンからなる光センサーを使用している。光通信時
に時計1を使用する環境からの光のノイズを防止するた
めにフィルター52は赤色のライトエミッテドダイオー
ド(LED)素子の発光波長を選択的に透過するフィル
ターを使用している。
【0060】また下指針駆動部82の下側にはエレクト
ロルミネッセントライト(EL)素子からなる照明手段
83を有する。光交換手段2と重なる部分のエレクトロ
ルミネッセントライト(EL)には開口部を設けてい
る。開口部により光交換手段2は外部機器と通信が可能
となる。また光交換手段2の動作中は照明手段83から
の電気ノイズと光ノイズの発生を防止すること、および
照明手段83の消費する電力による電池電圧変化を防止
することにより光交換手段2の通信感度の安定化が可能
となる。
【0061】さらに照明手段83の下側には電源回路、
中央演算素子10、ランダムアクセスメモリ12、リー
ドオンリーメモリ(ROM)11、通信回路ブロック1
4と水晶発振回路18と水晶振動子17とを有する回路
部67を有する。回路部67には電池69が接触し、電
池押え70により保持されている。照明手段83は回路
部67と照明電極86により接続している。
【0062】液晶表示パネルはモジュール上保持部65
が保持し、照明手段83と光交換手段2と回路部67と
電池69とはモジュール下保持部68により保持してい
る。またモジュール上保持部65には液晶表示パネルの
シール部59、配線部を遮蔽するために見切り部75を
設ける。またモジュール上保持部65とモジュール下保
持部68により時計モジュールが完成する。時計モジュ
ールは時計ケース7と風防ガラス48と裏蓋49の内部
に装填されている。
【0063】時計1には操作スイッチ3を設けこの操作
スイッチ3は異なる割り込みを発生できる。
【0064】以上の時計モジュールでは、光交換手段2
は液晶表示パネルの下側に設けてあり、光交換手段2の
送信手段8と受信手段9はもはや時計の使用者には認識
できない。そのため光交換手段2を設けることにより発
生する時計1のデザインの制限はない。また光交換手段
2は液晶表示パネルと同様あるは薄いため時計1の厚さ
もほとんど影響しない。さらに下偏光分離素子82に反
射型偏光板を使用し、下偏光分離素子82の下側に反射
率の低い吸収層(図示せず)を設けることにより液晶表
示パネルのコントラスト比を良好に維持することができ
る。
【0065】時計にはキャラクター表示部76と時刻表
示部77とメモ表示部78とを有する。光交換手段2は
キャラクター表示部76と重なり合う部分に配置してい
る。以上により光交換手段2は目立たなくなると同時に
表示品質に与える影響もほとんどない。
【0066】<第3の実施形態>以下に本発明の第3の
実施形態における光交換手段を有する時計の構造を図面
を参照しながら説明する。第3の実施形態の特徴は液晶
表示パネルの下側に配置する照明手段の光の強度を光交
換手段の部分でも均一にするために導光板を設けている
点である。図8は、本発明の第3の実施形態における光
交換手段を有する時計の断面模式図である。以下に、図
8を用いて第3の実施形態を説明する。
【0067】まず液晶表示パネルの構造は風防ガラス4
8側に配置する透明プラスチック基板からかる第1の基
板56と第1の基板56と所定の間隙を設けるシール部
59により対向する透明プラスチック基板からなる第2
の基板61を設ける。第1の基板56上には透明導電膜
として酸化インジウムスズ(ITO)膜からなる対向電
極57を有する。第2の基板61上は透明導電膜として
酸化インジウムスズ(ITO)膜からなる信号電極60
を有する。対向電極57と信号電極60との交差部が画
素部となり液晶層58に電圧を印加し表示を行うことが
可能となる。
【0068】第1の基板56と第2の基板61との間に
は、ツイストネマティック(TN)液晶を封入してい
る。液晶層58と第1の基板56上に設ける上偏光分離
素子81と第2の基板61の下側に設ける下偏光分離素
子82とにより印加する信号により液晶層58の光学変
化を利用して透明と反射の表示が可能となる。第2の実
施形態では上偏光分離素子81は一方の偏向軸が透過軸
であり、直交する偏光軸が吸収軸である吸収型偏光板を
使用する。下偏光分離素子82は一方の偏向軸が透過軸
であり、直交する偏光軸が反射軸である反射型偏光板を
使用する。
【0069】以上の反射型偏光板を利用することにより
第2の基板61に下側に設ける光交換手段2を有効に遮
蔽することができる。また吸収型偏光板と拡散層と半透
過反射板を用いる場合に比較して透過率が良いため光交
換手段2に有効に光を送受信することができる。そのた
め液晶表示パネルの下側に光交換手段2を配置すること
が可能となる。そのためもはや光交換手段2は時計の使
用者に認識されることはない。
【0070】液晶表示パネルの画素部へ所定の信号を印
加するために回路部67との間にゼブラゴム63を設け
電気的接続を行っている。光交換手段2の送信手段8と
受信手段9は回路部67上に設けてあり、第2の基板6
1と光交換手段2との間には特定の波長を透過するフィ
ルター52を設ける。送信手段8は赤色のライトエミッ
テドダイオード(LED)素子を使用し、受信手段9は
シリコンからなる光センサーを使用している。光通信時
に時計1を使用する環境からの光のノイズを防止するた
めにフィルター52は赤色のライトエミッテドダイオー
ド(LED)素子の発光波長を選択的に透過するフィル
ターを使用している。
【0071】また下指針駆動部82の下側にはエレクト
ロルミネッセントライト(EL)素子からなる照明手段
83を有する。光交換手段2と重なる部分のエレクトロ
ルミネッセントライト(EL)には開口部を設けてい
る。開口部により光交換手段2は外部機器と通信が可能
となる。しかしエレクトロルミネッセントライト(E
L)素子の開口部の明るさはわずかであるが周囲に比較
して暗くなる。そのため、下偏光分離素子82と照明手
段83との間には導光板84を設けている。導光板84
は下偏光分離素子82側に散乱面を有するプラスチック
基板を使用する。
【0072】さらに照明手段83の下側には電源回路、
中央演算素子10、ランダムアクセスメモリ12、リー
ドオンリーメモリ(ROM)11、通信回路ブロック1
4と水晶発振回路18と水晶振動子17とを有する回路
部67を有する。回路部67には電池69が接触し、電
池押え70により保持されている。照明手段83は回路
部67と照明電極86により接続している。
【0073】液晶表示パネルは、モジュール上保持部6
5にり保持し、照明手段83と光交換手段2と回路部6
7と電池69とはモジュール下保持部68により保持し
ている。またモジュール上保持部65には液晶表示パネ
ルのシール部59、配線部を遮蔽するために見切り部7
5を設ける。またモジュール上保持部65とモジュール
下保持部68により時計モジュールが完成する。時計モ
ジュールは時計ケース7と風防ガラス48と裏蓋49の
内部に装填されている。
【0074】以上の時計モジュールでは、光交換手段2
は液晶表示パネルの下側に設けてあり、光交換手段2の
送信手段8と受信手段9はもはや時計の使用者には認識
できない。そのため光交換手段2を設けることにより発
生する時計1のデザインの制限はない。また液晶表示パ
ネルと同様あるは薄いため時計1の厚さもほとんど影響
しない。さらに下偏光分離素子82に反射型偏光板を使
用し、光交換手段2上に反射率の低いフィルター52を
設けることにより液晶表示パネルのコントラスト比を良
好に維持することができる。
【0075】時計にはキャラクター表示部76と時刻表
示部77とメモ表示部78とを有する。光交換手段2は
キャラクター表示部76と重なり合う部分に配置してい
る。以上により光交換手段2は目立たなくなると同時に
表示品質に与える影響もほとんどない。また光交換手段
2の動作時には液晶表示パネルの光交換手段2と重なる
部部の透過率を最大にする。透過率が大きいことにより
送受信感度を向上することができる。特に送受信に可視
光領域の波長を用いる場合には改善度は大きい。
【0076】<第4の実施形態>以下に本発明の第4の
実施形態における光交換手段を有する時計を図面を参照
しながら説明する。第4の実施形態の特徴は光交換手段
2が12時の方向に傾いて設けてある点である。図9は
光交換手段を有するアナログ式時計の平面模式図であ
る。図10は図9に示すC−C線における断面模式図で
ある。以下に、図9と図10とを交互に用いて第4の実
施形態を説明する。
【0077】時計1は時刻表示部として分針42と時針
43の2針からなるアナログ表示部を有する時計であ
る。時計モジュールは指針駆動部66を有し、指針駆動
部66は指針軸孔45を貫通する指針軸44を有し、指
針軸44には分針42と時針43が独立して設けてあ
る。また指針による時刻の呈示のために文字板51を設
ける。文字板51には1から12までの数字からなる時
字41と指針軸孔45と光交換手段2の送信手段8と受
信手段9用のセンサー開口部90を有する。
【0078】光交換手段2の送信手段8と受信手段9は
指針駆動部66上に設けてあり、文字板51のセンサー
開口部90との間には特定の波長を透過するフィルター
52を設ける。送信手段8は赤外線発光用ライトエミッ
テドダイオード(LED)素子を使用し、受信手段9は
シリコンからなる光センサーを使用している。光通信時
に時計1を使用する環境からの光のノイズを防止するた
めにフィルター52は赤外線発光用ライトエミッテドダ
イオード(LED)素子の発光波長を選択的に透過する
フィルターを使用している。フィルター52の面積に比
較してセンサー開口部90の開口部の面積を小さくして
いる。そのため時計使用者からはほとんど光交換手段2
は観察されない。
【0079】また指針駆動部66の下側には電源回路、
中央演算素子10、ランダムアクセスメモリ12、リー
ドオンリーメモリ(ROM)11、通信回路ブロック1
4と水晶発振回路18と水晶振動子17とを有する回路
部67を有する。回路部67には電池69が接触し、電
池押え70により保持されている。
【0080】指針駆動部66と文字板51と光交換手段
2とはモジュール上保持部65により保持し、回路部6
7と電池69とはモジュール下保持部68により保持し
ている。またモジュール上保持部65とモジュール下保
持部68により時計モジュールが完成する。時計モジュ
ールは時計ケース7と風防ガラス48と裏蓋49の内部
に装填されている。
【0081】時計1には複数個の操作スイッチ3を有す
る。ここの操作スイッチ3は異なる割り込みを発生でき
る。
【0082】以上の時計モジュールでは光交換手段2は
文字板51の下側に設けてあり、光交換手段2の送信手
段8と受信手段9の僅かなセンサー開口部90を文字板
51に設けているのみであるため、ほとんど光交換手段
2は時計1の使用者には認識できない。そのため光交換
手段2を設けることにより発生する時計1のデザインの
制限はもはやない。さらに光交換手段2と文字板51の
間にフィルター52を設け、フィルター52と文字板5
1とを同一の色調、または時字41と同一色を使用する
ことにより光交換手段2の視認性をさらに低減する。さ
らに光交換手段2は時字41の12時方向に傾いてい
る。そのため光通信時に外部機器の方向に光交換手段2
を向けやすくしている。
【0083】<第5の実施形態>以下に本発明の第5の
実施形態における光交換手段を有する時計の構造を図面
を参照しながら説明する。第5の実施形態の特徴は液晶
表示パネルの下側に光交換手段を配置し、さらに液晶表
示パネルの上側に光通信の指向性を改善するためのレン
ズを設けている点である。図11は、本発明の第5の実
施形態における光交換手段を有する時計の断面模式図で
ある。以下に、図11を用いて第5の実施形態を説明す
る。
【0084】まず液晶表示パネルの構造は風防ガラス4
8側に配置するガラス基板からかる第1の基板56と第
1の基板56と所定の間隙を設けるシール部59により
対向するガラス基板からなる第2の基板61を設ける。
第1の基板56上には透明導電膜として酸化インジウム
スズ(ITO)膜からなる対向電極57を有する。第2
の基板61上は透明導電膜として酸化インジウムスズ
(ITO)膜からなる信号電極60を有する。対向電極
57と信号電極60との交差部が画素部となり液晶層5
8に電圧を印加し表示を行うことが可能となる。
【0085】第1の基板56と第2の基板61との間に
は、ツイストネマティック(TN)液晶を封入してい
る。液晶層58と第1の基板56上に設ける上偏光分離
素子81と第2の基板61の下側に設ける下偏光分離素
子82とにより印加する信号により液晶層58の光学変
化を利用して透明と反射の表示が可能となる。第2の実
施形態では上偏光分離素子81は一方の偏向軸が透過軸
であり、直交する偏光軸が吸収軸である吸収型偏光板を
使用する。下偏光分離素子82は一方の偏向軸が透過軸
であり、直交する偏光軸が反射軸である反射型偏光板を
使用する。
【0086】また第2の基板61と下偏光分離素子82
との間には光を所定の角度まで散乱するための散乱層9
3を設ける。散乱層93を設けることにより反射型偏光
板のぎらつきを防止すると同時に光交換手段2の送受信
の角度を広げることができ、光交換手段2の設置位置の
誤差の許容範囲を広げることができる。
【0087】下偏光分離素子82の下側には反射型偏光
板82から透過する光を一部吸収するために半透過層9
4を設ける。半透過層94は黒色インキに透明ビーズを
分散する膜を下偏光分離素子82上に印刷法により直接
形成したものを用いている。光交換手段2と重なる部分
の半透過層94には孔を設けている。
【0088】以上の反射型偏光板を利用することにより
第2の基板61に下側に設ける光交換手段を有効に遮蔽
することができる。また吸収型偏光板と拡散層と半透過
反射板を用いる場合に比較して透過率が良いため光交換
手段2に有効に光を送受信することができる。そのため
液晶表示パネルの下側に光交換手段2を配置することが
可能となる。そのためもはや光交換手段2は時計の使用
者に認識されることはない。
【0089】液晶表示パネルの画素部へ所定の信号を印
加するために回路部67との間にゼブラゴム63を設け
電気的接続を行っている。光交換手段2の送信手段8と
受信手段9は回路部67上に設けてあり、第2の基板6
1と光交換手段2との間には特定の波長を透過するフィ
ルター52を設ける。送信手段8は赤色のライトエミッ
テドダイオード(LED)素子を使用し、受信手段9は
シリコンからなる光センサーを使用している。光通信時
に時計1を使用する環境からの光のノイズを防止するた
めにフィルター52は赤色のライトエミッテドダイオー
ド(LED)素子の発光波長を選択的に透過するフィル
ターを使用している。
【0090】また半透過層94の下側にはエレクトロル
ミネッセントライト(EL)素子からなる照明手段83
を有する。光交換手段2と重なる部分のエレクトロルミ
ネッセントライト(EL)には開口部を設けている。開
口部により光交換手段2は外部機器と通信が可能とな
る。
【0091】さらに照明手段83の下側には電源回路、
中央演算素子10、ランダムアクセスメモリ12、リー
ドオンリーメモリ(ROM)11、通信回路ブロック1
4と水晶発振回路18と水晶振動子17とを有する回路
部67を有する。回路部67には電池69が接触し、電
池押え70により保持されている。照明手段83は回路
部67と照明電極86により接続している。
【0092】液晶表示パネルはモジュール上保持部65
により保持し、照明手段83と光交換手段2と回路部6
7と電池69とはモジュール下保持部68により保持し
ている。またモジュール上保持部65には液晶表示パネ
ルのシール部59、配線部を遮蔽するために見切り部7
5を設ける。またモジュール上保持部65とモジュール
下保持部68により時計モジュールが完成する。時計モ
ジュールは時計ケース7と風防ガラス48と裏蓋49の
内部に装填されている。
【0093】以上の時計モジュールでは、光交換手段2
は液晶表示パネルの下側に設けてあり、光交換手段2の
送信手段8と受信手段9はもはや時計の使用者には認識
できない。そのため光交換手段2を設けることにより発
生する時計1のデザインの制限はない。また液晶表示パ
ネルと同様あるは薄いため時計1の厚さもほとんど影響
しない。
【0094】また光交換手段2から外部機器への光送信
方向を拡大するために液晶表示パネルの風防ガラス側に
は凸状のドーム型レンズである送信部レンズ96を設け
る。光交換手段2からの光は送信部レンズ96により所
定の角度の分散され送信経路26により送信できる。ま
た色々な方向からの外部機器から光交換手段2への光受
信感度を確保するために液晶表示パネルの風防ガラス4
8側には凹状のドーム型レンズである受信部レンズ97
を設ける。受信部レンズにより受信経路27により受信
できる。レンズ96、97は透明プラスチック基板を加
熱加圧整形したものを上偏光分離素子81上に接着して
いる。レンズ96、97の表示に与える影響は僅かに表
示が歪む程度であり、大きな問題はなかった。
【0095】以上の構成を採用することにより光交換手
段2は時計使用者から認識されることはなく、さらに通
信時における外部機器と時計の位置関係の制約を緩和で
きるため時計を装着している状態で通信が容易となっ
た。またレンズ96、97を設けることにより光交換手
段2にはレンズを設ける必要が無くなるため薄型にでき
るため時計モジュールの薄型化が可能となる。
【0096】さらに下偏光分離素子82を反射型偏光板
とし、第2の基板61と反射型偏光板との間に散乱層9
3を設けることにより反射型偏光板のぎらつきが防止で
きると同時に光交換手段2とレンズ96、97の間の光
を散乱する。そのため、光通信の効率を向上するために
は光交換手段2と重なる部分の散乱層93は散乱性を低
減するか、または散乱性がないことが良い。また反射型
偏向板の下側の半透過層94に孔を設けることにより光
通信の光量を低減することなく光通信を行うことができ
る。
【0097】
【発明の効果】以上に記載する時計を採用することによ
り通信機能を介して外部機器との情報を交換手段により
時計のランダムアクセスメモリ(RAM)に書き込み、
または消去が可能となる。またランダムアクセスメモリ
に書き込む内容、すなわち中央演算素子(CPU)への
命令、または時計の操作ボタンの操作に対応する時計の
反応の変更が交換手段により可能となり、ランダムアク
セスメモリの内容により機能選択手段の実行する内容が
変更可能となる。初期から設定している内容しか機能選
択手段が実行できていない時計に比較して時計の使用者
が必要に応じて内容を可変できるためと時計の機能性が
向上する。
【0098】光交換手段を有する時計の場合には光交換
手段を設ける場所が時計のデザインと気密性の面で重要
となる。本発明では時計ケースの内側でさらに風防ガラ
スを透かして通信を可能とすることができる。そのため
時計ケースに光交換手段用の窓を設ける必要がなくな
り、時計の気密性が向上できる。また光通信は接続等の
機能部がないためと時計の長期信頼性の向上が可能とな
るため、重要な通信手段である。特に光発電機能を有
し、充電可能な電池を採用することにより電池交換をな
くすことにより非常に気密性に優れる時計とすることが
できる。
【0099】さらに光交換手段が見えると時計のデザイ
ン性が限定されてしまう。そのため光交換手段を液晶表
示パネルの裏面に設け、さらに液晶表示パネルを透かし
て光交換手段を行う。以上により光交換手段はもはや時
計の使用者に認識されることなく光交換手段が可能とな
る。
【0100】また液晶表示パネルを暗い状態で認識する
ために照明手段を設ける場合には照明手段による光交換
手段への光および電気ノイズの発生、または照明手段の
消費電力による電圧の低下が発生して光交換手段の誤動
作が不安定となるため光交換手段による外部機器との通
信中には照明手段は非点灯とする。
【0101】また光交換手段と外部機器との通信感度を
向上するために光交換手段を外部機器の方向に傾けて配
置することで光通信が時計を腕に装着した状態で簡単に
可能となる。
【0102】また風防ガラスと光交換手段との間にレン
ズを設けることにより光交換手段と外部機器との方向を
限定しない、または一定方向に指向性を強くすることが
可能となる。特に液晶表示パネルに下側に光交換手段を
設ける場合には液晶表示パネルをレンズとして用いるこ
とが可能となる。
【0103】本発明の実施形態では発電機能部を設け
る、または充電電池を採用する時計の構造は説明してい
ないが、発電機能部、または充電電池を採用する場合に
おいても本発明は得られる。
【0104】本発明の実施形態では光交換手段に用いる
送信手段を赤色のライトエミッテドダイオード(LE
D)素子を用いているが、赤外線、可視光の赤以外の
色、またはレーザーダイオードを用いても当然本発明の
効果は有効である。また液晶表示パネルの下側に光交換
手段を設ける場合には液晶表示パネルを光シャッターと
して使用し、送信手段と受信手段に信号のオンとオフを
行うことにより光通信を行うことも可能である。
【0105】本発明の第4の実施形態ではアナログ式の
時刻表示部を用いて説明を行っているが、デジタル式ま
たはデジタル式とアナログ式の両方を有する時計におい
ても本発明の効果は得られる。
【0106】本発明の第5の実施形態ではデジタル式の
時刻表示部を用いて説明を行っているが、アナログ式ま
たはアナログ式とデジタル式の両方を有する時計におい
ても本発明の効果は得られる。
【0107】本発明の第1の実施形態では透明と散乱を
電気的に制御する混合液晶を使用しているが、液晶と二
色性色素との混合液晶を使用する時計においても本発明
の効果は得られる。
【0108】本発明ではツイストネマティック(TN)
液晶を代表として用いているが、スーパーツイストネマ
ティック(STN)液晶、ベンド型液晶、強誘電液晶、
半強誘電液晶、コレステリック液晶を用いても本発明の
効果は得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における光交換手段を
有する時計のシステムを示す図面である。
【図2】本発明の第1の実施形態における光交換手段を
有する時計とコンピュータとの通信を行う状況を示す図
面である。
【図3】本発明の第1の実施形態における光交換手段を
有する時計の機能選択を行うシステムブロックを示す図
面である。
【図4】本発明の第1の実施形態における光交換手段を
有する時計を示す平面模式図である。
【図5】本発明の第1の実施形態における光交換手段を
有する時計を示す断面模式図である。
【図6】本発明の第2の実施形態における光交換手段を
有する時計を示す平面模式図である。
【図7】本発明の第2の実施形態における光交換手段を
有する時計を示す断面模式図である。
【図8】本発明の第3の実施形態における光交換手段を
有する時計を示す断面模式図である。
【図9】本発明の第4の実施形態における光交換手段を
有する時計を示す平面模式図である。
【図10】本発明の第4の実施形態における光交換手段
を有する時計を示す断面模式図である。
【図11】本発明の第5の実施形態における光交換手段
を有する時計を示す断面模式図である。
【符号の説明】
1:時計 2:光交換手段 3:操作スイ
ッチ 5:液晶表示パネル 6:時計ケース
7:センサー 8:送信手段 9:受信手段 10:中央
演算素子(CPU) 11:リードオンリーメモリ(ROM) 12:ランダムアクセスメモリ(RAM) 1
4:通信回路ブロック 15:通信インターフェイス 16:表示選択手段 24:通信アダプター 41:時字 42:分
針 43:時針 48:風防ガラス 49:裏蓋 51:文字板 52:フィルター 56:第1の基板 58:
液晶層 61:第2の基板 62:反射板 66:指針
駆動部 67:回路部 81:上偏光分離素子 82:
下偏光分離素子 83:照明手段 84:導光板 90:センサ
ー開口部 93:散乱層 94:半透過層 96:送信部
レンズ 97:受信部レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F002 AA00 AA09 AB04 AD06 AD07 BA04 BB05 EA01 EA02 EA04 EB01 EB11 ED02 ED03 ED04 ED05 ED06 EF01 EF02 EH04 GA04 GA06 GA14 2F082 AA00 BB02 BB05 BB07 CC01 CC03 CC10 EE08 FF02 FF03 FF08 GG04 HH03 2F083 AA00 BB02 BB06 BB08 CC01 CC02

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器との通信機能を有してなる時計
    であって、 前記通信機能は外部機器との情報の交換を光により行う
    光交換手段と、当該情報により選択的に時計の機能を変
    更可能とする機能選択手段とからなり、 さらに時計には時刻表示を行う時刻表示手段と、前記時
    刻表示手段は風防ガラスを透かして観察され、前記光交
    換手段により風防ガラスを透かして外部機器と通信を行
    うことを特徴とする時計。
  2. 【請求項2】 外部機器との通信機能を有してなる時計
    であって、 前記通信機能は外部機器との情報の交換を光により行う
    光交換手段と、当該情報により選択的に時計の機能を変
    更可能とする機能選択手段とからなり、 さらに時計には時刻表示を行う時刻表示手段と、前記時
    刻表示手段は風防ガラスを透かして観察され、前記光交
    換手段により風防ガラスを透かして外部機器と通信を行
    い、前記光交換手段と風防ガラスの間には通信に使用す
    る光を選択的に透過する光学フィルターを有することを
    特徴とする時計。
  3. 【請求項3】 外部機器との通信機能を有してなる時計
    であって、 前記通信機能は外部機器との情報の交換を光により行う
    光交換手段と、当該情報により選択的に時計の機能を変
    更可能とする機能選択手段とからなり、 さらに時計には時刻表示を行う時刻表示手段と、前記時
    刻表示手段は風防ガラスを透かして観察され、前記光交
    換手段は時刻表示手段の下部に配置し時刻表示手段と風
    防ガラスを透かして外部機器と通信を行うことを特徴と
    する時計。
  4. 【請求項4】 外部機器との通信機能を有してなる時計
    であって、 前記通信機能は外部機器との情報の交換を光により行う
    交換手段と、当該情報により選択的に時計の機能を変更
    可能とする機能選択手段とからなり、 さらに時計には時刻表示を行う時刻表示手段と、前記時
    刻表示手段は風防ガラスを透かして観察され、前記光交
    換手段は時刻表示手段の下部に配置し、前記風防ガラス
    側より時刻表示手段と光学フィルターと光交換手段の順
    に配置していることを特徴とする時計。
  5. 【請求項5】 外部機器との通信機能を有してなる時計
    であって、 前記通信機能は外部機器との情報の交換を光により行う
    交換手段と、当該情報により選択的に時計の機能を変更
    可能とする機能選択手段とからなり、 さらに時計には時刻表示を行う時刻表示手段とを有し、
    前記時刻表示手段は風防ガラスを透かして観察され、前
    記時刻表示手段は風防ガラス側より透明な第1の基板と
    液晶層と第2の基板からなる液晶表示パネルからなり、 前記光交換手段は時刻表示手段の下部に配置し、前記光
    交換手段は液晶表示パネルと風防ガラスとを透かして外
    部機器と通信を行うことを特徴とする時計。
  6. 【請求項6】 前記液晶表示パネルは第1の基板の上側
    と第2の基板の下側に偏光分離素子を有し、少なくとも
    第2の基板の下側に設ける偏光分離素子は一方の偏光軸
    が透過軸であり透過軸に直交する偏光軸が反射軸である
    り、光通信手段は前記偏光分離素子の下側に配置してい
    ることを特徴とする請求項5に記載する時計。
  7. 【請求項7】 前記液晶表示パネルは、第1の基板の上
    側と第2の基板の下側に偏光分離素子を有し、少なくと
    も第2の基板の下側に設ける偏光分離素子は一方の偏光
    軸が透過軸であり透過軸に直交する偏光軸が反射軸であ
    るり、光通信手段は前記偏光分離素子の下側に配置し、
    第2の基板の下側に設ける偏光分離素子の下側には半透
    過層を有し、前期半透過層の光交換手段と重なる部分は
    半透過層の他の部分より透過率が大きいことを特徴とす
    る請求項5に記載する時計。
  8. 【請求項8】 前記液晶表示パネルは、光交換手段と外
    部機器との通信を行う場合に、光交換手段と重なる部分
    の表示を高透過率とすることを特徴とする請求項5に記
    載する時計。
  9. 【請求項9】 前記液晶表示パネルは、光交換手段と外
    部機器との通信を行う場合に、光交換手段と重なる部分
    の表示を高透過率として光通信感度を大きくし、通信を
    行わない場合には光交換手段の視認性を低下するために
    低透過率とすることを特徴とする請求項5に記載する時
    計。
  10. 【請求項10】 外部機器との通信機能を有してなる時
    計であって、 前記通信機能は外部機器との情報の交換を光により行う
    交換手段と、当該情報により選択的に時計の機能を変更
    可能とする機能選択手段とからなり、 さらに時計には時刻表示を行う時刻表示手段とを有し、
    前記時刻表示手段は風防ガラスを透かして観察され、前
    記時刻表示手段は風防ガラス側より透明な第1の基板と
    液晶層と第2の基板からなる液晶表示パネルからなり、 前記液晶表示パネルを照明する照明手段を有し、前記光
    交換手段は時刻表示手段の下部に配置し、前記光交換手
    段と外部との通信を行う際には照明手段を非点灯とする
    ことを特徴とする時計。
  11. 【請求項11】 前記照明手段はエレクトロルミネッセ
    ント(EL)素子からなり、光交換手段と重なる部分の
    エレクトロルミネッセント(EL)素子は開口部を有す
    ることを特徴とする請求項9に記載する時計。
  12. 【請求項12】 前記照明手段の周囲または下側には照
    明手段からの光を光交換手段の周囲に導光する光学手段
    を有することを特徴とする請求項9に記載する時計。
  13. 【請求項13】 前記光交換手段は、風防ガラス面に対
    して傾いて設置していることを特徴とする請求項1に記
    載する時計。
  14. 【請求項14】 前記時刻表示手段は指針によるアナロ
    グ式または数字によるデジタル式またはアナログとデジ
    タルの両方式を有するコンビネーション式であることを
    特徴とする請求項2に記載する時計。
  15. 【請求項15】 前記光交換手段と風防ガラスの間、ま
    たは風防ガラスにはドーム状のレンズを有することを特
    徴とする請求項1に記載する時計。
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