JP2003206590A - パネルユニットを用いた構造物の構築方法 - Google Patents

パネルユニットを用いた構造物の構築方法

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ドーム状屋根又は建物の壁体等を構築する方
法を提供する。 【解決手段】 パネルユニット3は、外面にスタッドを
取付けた周辺枠フレーム2の枠面内に面内補剛部材を配
置し、その端部を周辺枠フレーム2の外に位置する羽根
材と連結し、前記周辺枠フレーム2の枠面内の上下面を
形成する金属薄板内に発泡樹脂を高圧充填して金属薄板
に一定の膜張力を付与した、軽量で剛性の高い構成とす
る。パネルユニット3を周辺枠フレーム2の間に間隔を
開けて複数配置し、向かい合う周辺枠フレーム2を利用
してメッシュ状フレームの型枠を組立てる。型枠の中に
鉄筋を配置し、隣接するパネルユニット3の羽根材同士
をノード鋼板で連結した後に、型枠内へコンクリートを
打設して鉄筋コンクリート造のメッシュ状フレームを築
造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄筋コンクリー
ト造のメッシュ状フレームとパネルユニットを合成構造
に組み合わせて成る構造物、具体的にはドーム状屋根又
はその他の大径間屋根、或いは広い面積を有する建物の
壁体等を構築する方法の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、ドーム状屋根又はその他の大径間
屋根、或いは広い面積を有する建物の壁体等を構築する
方法としては、先ず鉄骨、鋼管、あるいは鉄筋コンクリ
ートなどで主要構造体となるフレームをメッシュ状に構
築し、そのフレームへ屋根材あるいは壁材(いわゆる外
装材)となるパネルを取り付けるのが一般的である。
【0003】しかし、従来一般のパネルには十分な剛性
がなく、鋼材等の下地材をフレームへ取り付けるか、又
はパネルの裏当てとして取り付けるなどしてパネルの面
外、面内の剛性を確保しているのが現状である。下地材
の取付けは、事前に精度良く取付け金物をフレームに埋
め込んでおくなどの準備作業が必要で、精度管理や埋め
込み作業が面倒である。また、下地材の分だけ重量が増
し、フレーム断面が大きくなり、コストも嵩む。しか
も、パネルの取付けが面倒で多大な手間が掛かり、工期
が長期化する問題点があった。
【0004】また、鉄筋コンクリート造フレームを構築
する場合には、大量の型枠の組立て設置、及び解体撤去
作業が必要となり、やはり手間が掛かり、工期が長期化
する問題点もあった。
【0005】更に、フレームの構築とパネルの取り付け
とが前後する別工程で行われるので、合理的な構築方法
とはなっていなかった。
【0006】この種の技術分野における従来技術とし
て、下記するような発明が公知に属する。例えば、 (I)特開2000−282703公報に開示された
「コンクリート製ドーム屋根の構築法」は、先ず向かい
合う側壁の上端部から屋根の中心に向かって扇形状をな
す一対のコンクリートパネルを相互に接続金具で連結し
てアーチ状に形成し、当該アーチにPC鋼棒を挿入し、
プレストレスを導入する。前記アーチを拡幅するよう
に、上記と同様の要領で向かい合う側壁の上端部から屋
根の中心に向かってコンクリートパネルを順次連結して
屋根を構築すると説明されている。この構築法は、剛性
の高いコンクリートパネルを用いているので下地材を省
略できる。また屋根フレームの構築が不要である点を注
目できる。
【0007】(II)特開2000−144909公報に
開示された「プレストレストコンクリート製単層ラチス
ドームの組立構法」は、端部にシースが埋設されたプレ
キャストコンクリート部材を梁部材として用い、このプ
レキャストコンクリート部材を、接合部(部材)を仲介
とし、前記シースにPC鋼棒等を挿入し、ポストテンシ
ョンを導入して圧着し接合して組み立てることにより、
ドーム(屋根)フレームを構築すると説明されている。
この組立構法は、梁部材としてプレキャストコンクリー
ト部材を用いるので、フレーム構築時にコンクリートを
打設する必要がなく、型枠の組立て設置、及び解体撤去
の作業を省略できる。
【0008】
【本発明が解決しようとする課題】上記(I)の従来技術
は、プレストレスを導入するために、精度の高いPC鋼
棒の製作、プレストレスの導入作業、導入したプレスト
レスの管理、金物作成などの工程が必要で、手間が掛か
り、コストも嵩む。
【0009】上記(II)の従来技術は、屋根フレームを
構築するのみで、そのメッシュ状空間には既往のパネル
を使用するから、下地材が必要で、同下地材を取り付け
るための準備作業が面倒である。また、下地材の分だけ
重量が増し、それに伴いフレーム断面が大きくなりコス
トが嵩む。しかも、パネルの取付けが面倒で多大な手間
が掛かり、工期が長期化する問題点が残されている。
【0010】また、屋根フレームの構築とパネルの取り
付けとが前後する別工程で行われることに変わりがな
く、合理的な構築方法に改善されていない。
【0011】したがって、本発明の目的は、軽量で剛性
の高いパネルユニットと鉄筋コンクリート造のメッシュ
状フレームとを合成構造に組み合わせて成る構造物(屋
根)を構築する方法、即ち屋根フレームの構築とパネル
の取り付けとを同一の工程で合一に行う構築方法であっ
て、パネルユニットの周辺枠フレームを屋根フレーム構
築用の型枠の一部に利用して屋根フレームを構築し、同
屋根フレームと周辺枠フレームとを剛強に一体化するこ
とで、パネルユニットの取付け(組み込み)も完了す
る、施工が合理的で、剛性の高い構造物を構築する方法
を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決するための手段として、請求項1に記載した発明に係
るパネルユニットを用いた構造物の構築方法は、メッシ
ュ状フレームとパネルユニットを組み合わせた構造物の
構築方法であって、パネルユニットは、外面にスタッド
を取付けた周辺枠フレームの枠面内に面内補剛部材を配
置し、その端部を周辺枠フレームの外に位置する羽根材
と連結し、前記周辺枠フレームの枠面内の上下面を形成
する金属薄板内に発泡樹脂を高圧充填して金属薄板に一
定の膜張力を付与した、軽量で剛性の高い構成とし、前
記パネルユニットを周辺枠フレームの相互間に一定の間
隔を開けて複数配置し、向かい合う周辺枠フレームを利
用してメッシュ状フレームの型枠を組立てること、前記
型枠の中に鉄筋を配置し、隣接するパネルユニットの羽
根材同士をノード鋼板で連結した後に、型枠内へコンク
リートを打設して鉄筋コンクリート造のメッシュ状フレ
ームを築造することを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1に記載し
たパネルユニットを用いた構造物の構築方法において、
コンクリート打設に際しては、型枠の上面開口を塞ぐ型
枠を取り付けることを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
記載したパネルユニットを用いた構造物の構築方法にお
いて、隣接する周辺枠フレームの上面及び下面の隅部同
士をノード鋼板で連結し、上面の隅部同士を連結するノ
ード鋼板にはコンクリート打設孔を設けた構成とし、上
面及び下面のノード鋼板を捨て型枠として用い、打設し
たコンクリートと一体化することを特徴とする。
【0015】
【本発明の実施形態、及び実施例】以下に、請求項1〜
3に記載した発明に係るパネルユニットを用いた構造物
の構築方法の実施形態を、図面に基づいて説明する。
【0016】図1は、本発明の構築方法により構築され
た、鉄筋コンクリート造のメッシュ状フレーム2とパネ
ルユニット3とを合成構造に組み合わせて成るドーム状
構造物(屋根)1の実施形態を示している。
【0017】図2は、本発明の構築方法を実現すべく発
明したパネルユニット3の一実施形態を示す。図示のパ
ネルユニット3は、外面に複数のスタッド4…を取付け
てあり、ユニット形態の保持に必要な強度及び剛性を有
する鋼製の周辺枠フレーム5を、一例として一辺が6m
〜10mの大きさの正方形に組立て、この周辺枠フレー
ム5の枠面内に、面内補剛部材としての鋼棒6を対角線
方向にブレース状に2本配置し、それぞれの端部を周辺
枠フレーム5の四隅の外に位置する羽根材7と一体的
(応力の伝達が可能)に連結している。前記周辺枠フレ
ーム5の枠面内の上下面を形成する2枚の金属薄板8、
8を、周辺枠フレーム5とともに密閉空間を形成するよ
うに、同周辺枠フレーム5の上端と中間部位に内向きに
設けた上下2段のフランジ5a、5bへ溶接等の手段で
取付けている(図4を参照)。そして、前記の密閉空間
へポンプ等によって発泡樹脂9を密実に高圧充填して金
属薄板8、8を両外方へ膨らませて、同金属薄板8、8
に凸レンズ状のむくりを発生させ、一定大きさの膜張力
をプレストレスとして付与している。金属薄板8、8を
凸レンズ状のむくり形状とすることで発揮される所謂シ
ェル効果と、同金属薄板8、8に付与した膜張力とによ
って、パネルユニット3は面外剛性が極めて高い構成に
なる。
【0018】なお、前記発泡樹脂9は硬化性であること
が望ましく、通常は熱硬化性樹脂を使用する。しかし、
常温に近い温度で発泡するウレタン系発泡樹脂などを使
用すると、発泡を促す予熱を必要としないからこのパネ
ルユニット3を建築する現場サイトで製作して使用する
ことができる。
【0019】かくして前記プレストレスを保持した金属
薄板8と硬化した発泡樹脂9とを一体化して、軽量(実
荷重は100kg前後)で剛性の高いパネルユニット3
が構成されている。そのためパネルユニット3を補剛す
る下地材が不要で、その分も既往のパネルを用いる場合
に比べて屋根構造を軽量化することができる。
【0020】このパネルユニット3は、上記したように
一辺が6m〜10mの大版であるため、メッシュ状フレ
ーム2との合成構造として構築する際の施工性にも優れ
ている。
【0021】上記構成のパネルユニット3を用い、メッ
シュ状フレーム2と合成構造の構造物(屋根)1を構築
する方法としては、先ず複数のパネルユニット3…を屋
根1の形状に沿って環状に、且つ外周縁から中央へ向か
って複数配置し、それを支保工11で下方から支保する
(図5を参照)。隣接する周辺枠フレーム5、5相互間
の間隔Lがフレーム2の幅寸と略等しくなるように調整
し(図3を参照)、向かい合う周辺枠フレーム5、5を
利用してメッシュ状フレームの型枠12を組み立てる
(図4)。
【0022】具体的には、パネルユニット3の周辺枠フ
レーム5を側型枠の一部として利用し、両側の向かい合
う周辺枠フレーム5、5の下端部をつないで塞ぐ下面型
枠13(底型枠)を取付けて、メッシュ状フレーム構築
用の箱形状の型枠12を組み立てる。
【0023】こうしてパネルユニット3…の配置と共に
メッシュ状フレームの型枠の組立て、設置も完成してゆ
くから、工程の複合化が達成され、施工が合理化され、
工期の短縮、施工の簡便化が実現する。
【0024】上記型枠12内にメッシュ状フレームの鉄
筋を配置する。鉄筋のうち主筋14はフレーム2の各交
点で応力を相互に伝達する形態、構造とし、これにフー
プ状のせん断補強筋15を巻いて鉄筋籠を構成する(図
4、図6を参照)。
【0025】隣接するパネルユニット3…相互間でも応
力の伝達を可能とするために、同パネルユニット3…の
上述した羽根材7…相互を、ブレース形状のノード鋼板
16と連結する。図3及び図6は羽根材7…相互をノー
ド鋼板16で連結し、型枠12内にコンクリート10を
打設する直前の状態を平面図として示している。図4は
同状態の断面図を示している。図6は羽根材7…相互を
ノード鋼板16で連結した状態を詳細に示している。
【0026】なお、フレーム2の仰角が大きい場合は、
打設したコンクリート10があふれ出ないように、上記
型枠12の上面開口を塞ぐ上面型枠17を取り付ける
(図4の点線17及び図5を参照)。
【0027】上記型枠12内にコンクリート10を打設
し、養生してコンクリート10が硬化し十分な強度が発
現した後に、型枠13、17の撤去、解体、及び不要に
なった(次の工程に進む際に必要となる支保工11を除
く。)支保工11を撤去すると、鉄筋コンクリート造の
メッシュ状フレーム2の構築が完了する。と同時に側型
枠として用いたパネルユニット3の周辺枠フレーム5
は、スタッド4により強固にフレーム2と一体化され、
メッシュ状フレーム2とパネルユニット3の合成構造に
よる屋根1の一部(下部)が完成する。
【0028】以下、上記の工程を順次屋根1の中央上部
へ向かって進めてゆき、図1に示すような屋根全体の構
築が完成する。
【0029】なお、図5及び図7に示すように、フレー
ム2の交点部の強度をより剛強なものとする手段とし
て、隣接する周辺枠フレーム5…の上面及び下面の隅部
同士をダイヤフラムタイプのノード鋼板18、19で連
結することも好ましい。即ち、フレーム2の交点部の上
面及び下面の捨て型枠としてノード鋼板18、19を取
付け、上面のノード鋼板18に設けたコンクリート打設
孔18a…からコンクリート10を打設し、ノード鋼板
18、19と打設コンクリート10とを一体化すること
により、補剛効果が発揮される(請求項3記載の発
明)。
【0030】
【本発明の奏する効果】請求項1〜3に記載した発明に
係るパネルユニットを用いた構造物の構築方法は、軽量
で剛性の高いパネルユニットを用いるから、パネルを補
剛する下地材が不要で、既往のパネルを用いる場合に比
べ、その分だけコストの削減と屋根の軽量化に寄与す
る。
【0031】また、大版のパネルユニットの組み込み
と、フレームの構築とを同一の工程で合成構造に構築す
るから、施工が合理的である。即ち、鉄筋コンクリート
造フレームの構築に必要な型枠の組立て設置、及び解体
撤去の作業もかなり省略することができる。そのため大
幅に手間を省け、工期の短縮と施工の簡便化に寄与し、
コストの削減に大きく寄与する。
【0032】更に、パネルユニットの周辺枠フレームが
メッシュ状フレームの一部(合成材)としても機能する
ので、メッシュ状フレームの曲げ、せん断剛性が高くな
り、ひいては屋根の剛性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパネルユニットを用いた構造物の構築
方法により構築されたドーム状の構造物を示した正面図
である。
【図2】本発明で用いるパネルユニットを示した構造図
である。
【図3】コンクリートを打設する直前の段階を示した平
面図である。
【図4】図3の縦断面図である。
【図5】パネルユニットを配置する途中段階を示した概
略立面図である。
【図6】コンクリートを打設する直前のフレーム交点部
を示した平面拡大図である。
【図7】ダイヤフラムタイプのノード鋼板を取り付けて
補剛されたフレーム交点部を示した平面拡大図である。
【符号の説明】
1 構造物 2 フレーム 3 パネルユニット 4 スタッド 5 周辺枠フレーム 6 鋼棒 7 羽根材 8 金属薄板 9 発泡樹脂 10 コンクリート 12 型枠 14 主筋 15 せん断補剛筋 16、18、19 ノード鋼板 17 上側型枠
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年1月29日(2002.1.2
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【本発明が解決しようとする課題】上記(I)の従来技術
は、プレストレスを導入するために、精度の高いPC
の製作、プレストレスの導入作業、導入したプレスト
レスの管理、金物作成などの工程が必要で、手間が掛か
り、コストも嵩む。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】かくして前記プレストレスを保持した金属
薄板8と硬化した発泡樹脂9とを一体化して、軽量(実
荷重は58.8〜98.0×10−5N/mm 前後)で
剛性の高いパネルユニット3が構成されている。そのた
めパネルユニット3を補剛する下地材が不要で、その分
も既往のパネルを用いる場合に比べて屋根構造を軽量化
することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メッシュ状フレームとパネルユニットを組
    み合わせた構造物の構築方法であって、 パネルユニットは、外面にスタッドを取付けた周辺枠フ
    レームの枠面内に面内補剛部材を配置し、その端部を周
    辺枠フレームの外に位置する羽根材と連結し、前記周辺
    枠フレームの枠面内の上下面を形成する金属薄板内に発
    泡樹脂を高圧充填して金属薄板に一定の膜張力を付与し
    た、軽量で剛性の高い構成とし、 前記パネルユニットを周辺枠フレームの相互間に一定の
    間隔を開けて複数配置し、向かい合う周辺枠フレームを
    利用してメッシュ状フレームの型枠を組立てること、 前記型枠の中に鉄筋を配置し、隣接するパネルユニット
    の羽根材同士をノード鋼板で連結した後に、型枠内へコ
    ンクリートを打設して鉄筋コンクリート造のメッシュ状
    フレームを築造することを特徴とする、パネルユニット
    を用いた構造物の構築方法。
  2. 【請求項2】コンクリート打設に際しては、型枠の上面
    開口を塞ぐ型枠を取り付けることを特徴とする、請求項
    1に記載したパネルユニットを用いた構造物の構築方
    法。
  3. 【請求項3】隣接する周辺枠フレームの上面及び下面の
    隅部同士をノード鋼板で連結し、上面の隅部同士を連結
    するノード鋼板にはコンクリート打設孔を設けた構成と
    し、上面及び下面のノード鋼板を捨て型枠として用い、
    打設したコンクリートと一体化することを特徴とする、
    請求項1又は2に記載したパネルユニットを用いた構造
    物の構築方法。
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