JP2003206286A - テトラヒドロチオフェン誘導体の製造方法 - Google Patents
テトラヒドロチオフェン誘導体の製造方法Info
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Abstract
下に収率よく、工業的に有利に製造する方法を提供する
こと。 【解決手段】 α−メルカプトアセトアルデヒドまたは
その二量体を一般式(II)で示されるα,β−不飽和
カルボニル化合物と無機塩基の存在下に反応させること
を特徴とする一般式(I)で示されるテトラヒドロチオ
フェン誘導体の製造方法。 【化1】 (式中の各記号の定義は明細書に記載したとおりであ
る。)
Description
ていてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいシ
クロアルキル基、置換基を有していてもよいアリール基
または置換基を有していてもよいアラルキル基を表し、
R2 は置換基を有していてもよいアルキル基、置換基
を有していてもよいシクロアルキル基、置換基を有して
いてもよいアリール基、置換基を有していてもよいアラ
ルキル基またはアルコキシル基を表す。)で示されるテ
トラヒドロチオフェン誘導体[以下、これをテトラヒド
ロチオフェン誘導体(I)ということがある]の製造方
法に関する。本発明により製造されるテトラヒドロチオ
フェン誘導体(I)は、医薬、農薬などの合成原料とな
る3位に置換基を有するチオフェンの前駆体として有用
である。 【0004】 【従来の技術】従来、3−ヒドロキシ−4−メトキシカ
ルボニルテトラヒドロチオフェン、3−ヒドロキシ−4
−アセチルテトラヒドロチオフェンなどのテトラヒドロ
チオフェン誘導体は、ハロゲン化炭化水素系溶媒中でト
リエチルアミンなどの有機塩基の存在下に、α−メルカ
プトアセトアルデヒドまたはその二量体とα,β−不飽
和カルボニル化合物を反応させることによって製造され
ることが知られている[シンセティック コミュニケー
ションズ(Synthetic Communicat
ions)、14巻6号、483頁(1984年)およ
びジャーナル オブ オーガニック ケミストリー
(J.Org.Chem.)、60巻4号、845頁
(1995年)参照]。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上記の従来法は、反応
収率が50%程度と低く、テトラヒドロチオフェン誘導
体の効率的な製造方法とは言えない。 【0006】本発明の目的は、テトラヒドロチオフェン
誘導体(I)を温和な条件下で収率よく、工業的に有利
に製造し得る方法を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明者は上記の課題を
解決するために鋭意検討した結果、α−メルカプトアセ
トアルデヒドまたはその二量体とα,β−不飽和カルボ
ニル化合物との環化反応において、無機塩基を使用する
方法が有効であることを見出し、本発明を完成するに至
った。 【0008】本発明は、α−メルカプトアセトアルデヒ
ドまたはその二量体を一般式(II) 【0009】 【化4】 【0010】(式中、R1 およびR2 は前記定義のと
おりである。)で示されるα,β−不飽和カルボニル化
合物[以下、これをα,β−不飽和カルボニル化合物
(II)ということがある]と無機塩基の存在下に反応
させることを特徴とするテトラヒドロチオフェン誘導体
(I)の製造方法である。 【0011】 【発明の実施の形態】上記の一般式中、R1 およびR
2 が表すアルキル基としては、例えばメチル基、エチ
ル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブ
チル基、tert−ブチル基、ヘキシル基などが挙げら
れる。これらのアルキル基は置換基を有していてもよ
く、かかる置換基としては、例えばメトキシ基、エトキ
シ基、プロポキシ基、ブトキシ基などのアルコキシル
基;tert−ブチルジメチルシリルオキシ基、ter
t−ブチルジフェニルシリルオキシ基などの三置換シリ
ルオキシ基などが挙げられる。 【0012】R1 およびR2 が表すシクロアルキル基
としては、例えばシクロプロピル基、シクロペンチル
基、シクロヘキシル基、シクロオクチル基などが挙げら
れる。これらのシクロアルキル基は置換基を有していて
もよく、かかる置換基としては、例えばメチル基、エチ
ル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブ
チル基、tert−ブチル基などのアルキル基;メトキ
シ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基などのア
ルコキシル基;tert−ブチルジメチルシリルオキシ
基、tert−ブチルジフェニルシリルオキシ基などの
三置換シリルオキシ基;フェニル基、p−メトキシフェ
ニル基などのアリール基などが挙げられる。 【0013】R1 およびR2 が表すアリール基として
は、例えばフェニル基、ナフチル基などが挙げられる。
これらのアリール基は置換基を有していてもよく、かか
る置換基としては、例えばメチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、te
rt−ブチル基などのアルキル基;メトキシ基、エトキ
シ基、プロポキシ基、ブトキシ基などのアルコキシル
基;tert−ブチルジメチルシリルオキシ基、ter
t−ブチルジフェニルシリルオキシ基などの三置換シリ
ルオキシ基;フェニル基、p−メトキシフェニル基など
のアリール基などが挙げられる。 【0014】R1 およびR2 が表すアラルキル基とし
ては、例えばベンジル基、フェネチル基などが挙げられ
る。これらのアラルキル基は置換基を有していてもよ
く、かかる置換基としては、例えばメチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチ
ル基、tert−ブチル基などのアルキル基;メトキシ
基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基などのアル
コキシル基;tert−ブチルジメチルシリルオキシ
基、tert−ブチルジフェニルシリルオキシ基などの
三置換シリルオキシ基;フェニル基、p−メトキシフェ
ニル基などのアリール基などが挙げられる。 【0015】R2 が表すアルコキシル基としては、例
えばメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ
基、フェノキシ基、ベンジロキシ基などが挙げられる。 【0016】本発明において、α−メルカプトアセトア
ルデヒドは単量体としても使用できるが、市販されてい
る安定な二量体である2,5−ジヒドロキシ−1,4−
ジチアンを使用するのが好ましい。 【0017】α,β−不飽和カルボニル化合物(II)
の使用量は、α−メルカプトアセトアルデヒドに対して
0.5〜10モル倍が好ましく、0.8〜3モル倍がよ
り好ましい。 【0018】本発明におけるα−メルカプトアセトアル
デヒドまたはその二量体とα,β−不飽和カルボニル化
合物(II)との環化反応は、溶媒の存在下で行うのが
好ましい。かかる溶媒としては、反応に悪影響を与えな
い限り特に限定されるものではなく、例えばペンタン、
ヘキサン、ヘプタン、オクタン、石油エーテルなどの脂
肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレン、クメ
ンなどの芳香族炭化水素類;ジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジイソプロピルエーテル、ジメトキシエ
タン、ジブチルエーテルなどのエーテル類;アセトニト
リル、プロピオニトリル、ベンゾニトリルなどのニトリ
ル類;塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、ジク
ロロエタン、トリクロロエタンなどのハロゲン化炭化水
素類;ジメチルスルホキシド、水またはこれらの混合溶
媒などが挙げられる。これらの中でも選択性の観点か
ら、芳香族炭化水素類、ニトリル類および水が好まし
く、トルエン、アセトニトリルが特に好ましい。溶媒の
使用量は、α−メルカプトアセトアルデヒド(換算)に
対して、0.5〜100倍重量の範囲であるのが好まし
く、2〜50倍重量の範囲であるのがより好ましい。 【0019】本発明で使用する無機塩基としては、例え
ば、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムなどのアル
カリ金属またはアルカリ土類金属の炭酸水素塩;炭酸リ
チウム、炭酸ナトリウム、炭酸カルシウム、炭酸カリウ
ムなどのアルカリ金属またはアルカリ土類金属の炭酸
塩;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシ
ウムなどのアルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸
化物などが挙げられる。これらの中でも、アルカリ金属
またはアルカリ土類金属の炭酸水素塩または炭酸塩が好
ましく、炭酸ナトリウムおよび炭酸カリウムがより好ま
しい。無機塩基の使用量は、α−メルカプトアセトアル
デヒド(換算)に対して0.001〜2倍モルの範囲で
あるのが好ましく、0.01〜0.3倍モルの範囲であ
るのがより好ましい。 【0020】環化反応の温度は、−20℃〜200℃の
範囲であるのが好ましく、0〜100℃の範囲であるの
がより好ましい。反応時間は、原料、無機塩基および溶
媒の種類、使用量、反応温度などにより異なるが、0.
5〜30時間の範囲であるのが好ましい。 【0021】このようにして得られたテトラヒドロチオ
フェン誘導体(I)は、通常の有機化合物の単離・精製
に用いられる方法により単離・精製することができる。
例えば、反応混合液を濃縮して得られる粗生成物を、必
要に応じて蒸留、再結晶、昇華、クロマトグラフィーな
どにより精製する。また、精製操作を行わずにそのまま
他の反応に用いることができる。 【0022】テトラヒドロチオフェン誘導体(I)は、
例えば、既知の方法[ジャーナルオブ オーガニック
ケミストリー(J.Org.Chem.)、44巻、3
292頁(1979年)およびジャーナル オブ オー
ガニック ケミストリー(J.Org.Chem.)、
45巻、617頁(1980年)参照]に従って、医
薬、農薬などの合成原料となる3位が置換されたチオフ
ェン誘導体に変換することができる。すなわち、テトラ
ヒドロチオフェン誘導体(I)を塩基の存在下に塩化メ
タンスルホニルによりメシル化し、次いで、脱メタンス
ルホニル化して2,5−ジヒドロチオフェン誘導体とし
た後、塩化スルフリルで酸化することにより3位が置換
されたチオフェン誘導体とする。 【0023】 【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例により何ら限定されるも
のではない。 【0024】実施例1 温度計およびマグネチックスターラを装備した内容積5
0mlの3口フラスコに、アクリル酸メチル2.583
g(30mmol)および2,5−ジヒドロキシ−1,
4−ジチアン1.521g(10mmol、α−メルカ
プトアセトアルデヒド換算で20mmol)を入れ、ア
セトニトリル20mlを加えて系内を窒素置換した。こ
の溶液に、炭酸ナトリウム42mg(0.4mmol)
を添加し、室温で12時間攪拌した。得られた反応混合
物を濾過し、濾液より減圧下に溶媒などの低沸成分を留
去し、純度98%の3−ヒドロキシ−4−メトキシカル
ボニルテトラヒドロチオフェンの粗生成物2.909g
を得た(α−メルカプトアセトアルデヒド換算で収率8
8%)。 【0025】実施例2 実施例1において、アクリル酸メチル2.583g(3
0mmol)の代わりにクロトン酸メチル3.00g
(30mmol)を用いた以外は同様にして反応を行
い、次いで、シリカゲルカラムクロマトグラフィーを用
いて精製操作を行うことにより、98%純度の4−ヒド
ロキシ−3−メトキシカルボニル−2−メチルテトラヒ
ドロチオフェン2.909gを得た(α−メルカプトア
セトアルデヒド換算で収率81.0%)。 【0026】実施例3 実施例1において、アクリル酸メチル2.583g(3
0mmol)の代わりにシンナミル酸メチル4.86g
(30mmol)を用い、かつ反応温度を60℃とした
以外は同様にして反応を行い、次いで、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーを用いて精製操作を行うことによ
り、92%純度の4−ヒドロキシ−3−メトキシカルボ
ニル−2−フェニルテトラヒドロチオフェン3.725
gを得た(α−メルカプトアセトアルデヒド換算で収率
72.1%)。 【0027】実施例4 実施例1において、アクリル酸メチル2.583g(3
0mmol)の代わりにメチルビニルケトン2.10g
(30mmol)を用いた以外は同様にして反応を行
い、次いで、シリカゲルカラムクロマトグラフィーを用
いて精製操作を行うことにより、純度95%の3−アセ
チル−4−ヒドロキシテトラヒドロチオフェン2.30
5gを得た(α−メルカプトアセトアルデヒド換算で収
率75.0%)。 【0028】実施例5 実施例1において、炭酸ナトリウムの代わりに炭酸カリ
ウムを用いた以外は同様にして反応および後処理を行
い、純度96%の3−ヒドロキシ−4−メトキシカルボ
ニルテトラヒドロチオフェンの粗生成物2.633gを
得た(α−メルカプトアセトアルデヒド換算で収率78
%)。 【0029】実施例6 実施例1において、アセトニトリルの代わりにトルエン
を用い、かつ反応温度を50℃とした以外は同様にして
反応および後処理を行い、純度98%の3−ヒドロキシ
−4−メトキシカルボニルテトラヒドロチオフェンの粗
生成物2.843gを得た(α−メルカプトアセトアル
デヒド換算で収率86%)。 【0030】比較例1 実施例1において、炭酸ナトリウム42mg(0.4m
mol)の代わりにトリエチルアミン44mg(0.4
mmol)を用いた以外は同様にして反応を行い、得ら
れた反応混合物を濾過し、濾液より減圧下に溶媒などの
低沸成分を留去して3−ヒドロキシ−4−メトキシカル
ボニルテトラヒドロチオフェンの粗生成物2.621g
を得た。ガスクロマトグラフィーによる定量の結果、こ
の粗生成物の純度は68%であった。さらに、この粗生
成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて精
製操作を行うことにより、98%純度の3−ヒドロキシ
−4−メトキシカルボニルテトラヒドロチオフェン1.
818gを得た(α−メルカプトアセトアルデヒド換算
で収率55.0%)。 【0031】参考例1 温度計およびマグネチックスターラを装備した内容積5
0mlの3口フラスコに、実施例1と同様の方法により
得られた3−ヒドロキシ−4−メトキシカルボニルテト
ラヒドロチオフェンの粗生成物2.810g(純度98
%、17mmol)およびトリエチルアミン1.113
g(18.7mmol)を入れ、トルエン10mlを加
えて系内を窒素置換した後、内温を−10℃にまで冷却
した。この溶液に塩化メタンスルホニル2.045g
(17.85mmol)を内温が0℃以下に保たれるよ
うにして滴下した。滴下終了後、30分間、0℃以下で
撹拌し、ガスクロマトグラフィーにより原料が完全に消
費されたことを確認した後、反応混合液に10重量%炭
酸ナトリウム水溶液10mlを添加し、内温を60℃に
して3時間加熱攪拌した。ガスクロマトグラフィーによ
りスルホニル化体が完全に消費されたことを確認した
後、有機層と水層を分液漏斗を用いて分離した。水層は
5mlのトルエンで再抽出し、先の有機層と合わせた。
有機層に含まれる水分をトルエンとの共沸を利用して減
圧下に除去し、3−メトキシカルボニル−2,5−ジヒ
ドロチオフェンのトルエン溶液(3−メトキシカルボニ
ル−2,5−ジヒドロチオフェンの含量1.958g、
収率80%)を得た。 【0032】温度計およびマグネチックスターラを装備
した内容積50mlの3口フラスコに、上記の3−メト
キシカルボニル−2,5−ジヒドロチオフェンのトルエ
ン溶液を入れ、系内を窒素置換した後、内温を−10℃
にまで冷却した。この溶液に塩化スルフリル2.020
g(14.96mmol)を内温が0℃以下に保たれる
ようにして滴下した。滴下終了後、30分間、0℃以下
で撹拌し、ガスクロマトグラフィーにより原料が完全に
消費されたことを確認した後、飽和重曹水10mlを添
加した。分液漏斗を用いて有機層と水層を分離し、水層
はトルエン5mlにて再抽出して、先の有機層と合わせ
た。有機層より溶媒などの低沸成分を減圧下に除去し、
さらに残留物を減圧下に蒸留することにより、下記の物
性を有する純度99%以上のチオフェン−3−カルボン
酸メチル1.545g(酸化反応工程の収率80%、α
−メルカプトアセトアルデヒド換算の総収率54.4
%)を得た。 【0033】沸点:63−64℃/666.6Pa1 H−NMRスペクトル(270MHz、CDCl3 、
TMS、ppm)δ:7.43(d,1H,J=0.6
Hz)、7.20(dd,1H,J=1.8,0.8H
z)、7.05(m,1H)、4.65(s,3H) 【0034】 【発明の効果】本発明によれば、テトラヒドロチオフェ
ン誘導体(I)を温和な条件下に収率よく、工業的に有
利に製造し得る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 α−メルカプトアセトアルデヒドまたは
その二量体を一般式(II) 【化1】 (式中、R1 は水素原子、置換基を有していてもよい
アルキル基、置換基を有していてもよいシクロアルキル
基、置換基を有していてもよいアリール基または置換基
を有していてもよいアラルキル基を表し、R2 は置換
基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していて
もよいシクロアルキル基、置換基を有していてもよいア
リール基、置換基を有していてもよいアラルキル基また
はアルコキシル基を表す。)で示されるα,β−不飽和
カルボニル化合物と無機塩基の存在下に反応させること
を特徴とする一般式(I) 【化2】 (式中、R1 およびR2 は前記定義のとおりであ
る。)で示されるテトラヒドロチオフェン誘導体の製造
方法。
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---|---|---|---|
JP2002002099A JP4162891B2 (ja) | 2002-01-09 | 2002-01-09 | テトラヒドロチオフェン誘導体の製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006123648A1 (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-23 | Ube Industries, Ltd. | 3-置換チオフェンの製法 |
-
2002
- 2002-01-09 JP JP2002002099A patent/JP4162891B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2006123648A1 (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-23 | Ube Industries, Ltd. | 3-置換チオフェンの製法 |
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