JP2003205258A - 塗布装置及びこの塗布量回復方法 - Google Patents

塗布装置及びこの塗布量回復方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 滞留する塗料を排出し、塗料流路の溜まりを
一掃し、再開吐出後の吐出量を低下させないで間断なく
吐出できるスプレー塗布装置及びこの吐出量回復方法を
提供する。 【解決手段】 塗料を吐出する吐出口14に連通する吐
出流路と、吐出口14を開閉するために移動自在に設け
られ、吐出口14からの吐出量を調整するニードルバル
ブ5と、前記吐出量を決定するニードルバルブ5の後端
突き当て位置19を設定するシリンダ9とを含む塗布装
置を用い、ニードルバルブ5の第1の後端突き当て位置
を、シリンダ9の駆動力を解除して更にニードルバルブ
5の第2の後端突き当て位置に瞬時に引き下げ、吐出流
路内の滞留物の吐き出しを行い、次いで、シリンダ9を
駆動して、ニードルバルブ5の第1の後端突き当て位置
に瞬時に戻すことにより、当初設定塗布量に回復させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真装置の機
能部材、特にローラ状の部材の塗布層形成に用いるスプ
レー塗布装置に関する。さらには、吐出量を決定するニ
ードルバルブを用いるスプレー塗布装置の吐出量変動に
対する回復方法に関する。
【0002】
【従来の技術】吐出量を所定量に安定的に制御し塗布す
る構成の提案は、多く開示されている。しかし、長時間
噴霧又は停止の後、ニードルバルブ付近の塗料が増粘そ
の他の理由で吐出量低下を起こすことは避けられない。
これは、特に塗料に沸点の低い溶剤を用いる場合や、少
量塗布の場合に特に影響を受ける。
【0003】図5は、従来のスプレー塗布装置の構成を
示す。塗料供給口12から所定圧力で供給された塗布液
はノズルジェット11から噴射され、ニードルバルブ5
によって開閉制御される。ニードルバルブ5はニードル
ピストン1によって中心軸方向に前進後退する。ニード
ルピストン1はエアー受け入れ口10にエアーが送給さ
れない状態では、スプリング13によって前進状態にあ
り、ノズルジェット11の吐出口に通じる吐出流路はニ
ードルバルブ5によって閉じられ、塗布液の噴射が止ま
る。吐出時には、ニードルピストン1にエアー受け入れ
口10からエアーが送給され、ニードルピストン1がス
プリング13の伸張に打ち勝って後退する。これに伴い
ニードルバルブ5も後退する結果、吐出流路を開くの
で、ノズルジェット11から塗布液が噴射される。
【0004】しかしながら、ノズルジェット11の先端
内部には塗布液の吐出、停止の間に塗布液が滞留しやす
く、吐出量が減少する。この為、ニードルピストン1の
後端を支持するスプリングホルダー18の位置をピスト
ン前進端調整螺子部4を回転することで移動させて、滞
留物によって吐出流路が閉塞されて吐出量が減少した
分、ニードルバルブ5の後退量を増やし補正する。
【0005】ピストン前進端調整螺子部4によっても吐
出量の回復調整が出来ない場合には、塗布装置を解体し
て洗浄し、再組み立てする等の手段をとっていた。
【0006】そして、調整、解体後には、吐出し形成さ
れた膜厚を確認して設定吐出量となるように調整ネジ等
で調整を繰り返していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来例で
は吐出量の回復調整完了迄に時間を要し、その結果作業
効率を著しく悪化させていた。この状況に鑑み、本発明
者らは、設計上の基準量に満たなくなった吐出量を即座
に回復できる機構によって、吐出量の回復調整を速やか
に行う作業効率の良いスプレー塗布量回復方法、及び、
スプレー塗布装置を開発するに至った。
【0008】従って本発明は、吐出量の低下となる原因
である吐出流路中の滞留物を、塗料を一時的に大量吐出
することによって一掃することを自動的に行なう事が出
来て、作業効率の高いスプレー塗布量回復方法を提供
し、具体化したスプレー塗布装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、塗料を吐出する吐出口に連通する吐出
流路と、前記吐出口を開閉するために移動自在に設けら
れ、前記吐出口からの吐出量を調整するニードルバルブ
とを有する塗布装置において、前記吐出量を決定する前
記ニードルバルブの後端突き当て位置を少なくとも2段
階に設定する手段を具備することを特徴とする。
【0010】さらに、この塗布装置において、前記2段
階に設定する手段がシリンダであること、あるいは、シ
リンダと、このシリンダのピストンの最大前進時の位置
を調整するピストン前進端調整螺子とであることが好ま
しい。
【0011】上記のような塗布装置では、ニードルバル
ブの第1の後端突き当て位置を、シリンダの駆動力を解
除して更に前記ニードルバルブの第2の後端突き当て位
置に瞬時に引き下げ、吐出流路内の滞留物の吐き出しを
行い、次いで、前記シリンダを駆動して、前記ニードル
バルブの第1の後端突き当て位置に瞬時に戻すことによ
り、当初設定塗布量に回復させることが出来る。このよ
うな塗布装置の塗布量回復方法も本発明に含まれる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。但し、参照図面では図5の
従来例と同一構成要素に同一符号を用いた。また、以下
に示す実施形態は本発明を具体化した一例であって、本
発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0013】図1は本発明の一つの実施形態によるスプ
レー塗布装置の構成を示す断面図である。
【0014】本実施形態のスプレー塗布装置は、図1に
示すように、シリンダ9及びシリンダーフランジ8で形
成される内部空間において摺動自在なシリンダーピスト
ン2を有する。シリンダーピストン2は少なくとも、ピ
ストン主部2aと、ピストン主部2aの両端面夫々にお
いて同一軸線上に延びる前ピストン軸2b及び後ピスト
ン軸2cとからなる。
【0015】シリンダ9は一端面より凹部9aが形成さ
れ、この凹部9aの底に、後ピストン軸2cを挿入する
貫通孔9bが形成された構造である。凹部9aの底に
は、シリンダーピストン2を前後移動可能に案内すると
ともに軸回りの回転を規制するロックピン7が設けられ
ている。シリンダーピストン2の後面の外周面は一段低
く形成されており、この一段低い外周面と凹部9aの底
との間の空間へシリンダーピストン2を作動する流体で
あるエアーを供給するエアーシリンダーエアー供給口3
が、シリンダ9に形成されている。そして、貫通孔9b
と後ピストン軸2cの間からエアーが漏れないように、
貫通孔9bの内側面にはシール部材が設けられている。
【0016】後ピストン軸2cは、シリンダーピストン
2が前後に最大限移動しても、貫通孔9bより十分突出
している。この突出している部分にねじが切られ、シリ
ンダーピストン2が前進したときの端部の位置を調整す
るピストン前進端調整螺子4が装着されている。
【0017】シリンダ9の凹部9aを形成する開口には
シリンダーフランジ8が固定されている。シリンダーフ
ランジ8には、前ピストン軸2bを挿入する貫通孔8a
が形成されている。貫通孔8aと前ピストン軸2bの間
からもエアーが漏れないように、貫通孔8aの内側面に
シール部材が設けられている。
【0018】また、シリンダーフランジ8の、貫通孔8
aを開口している面には噴射ヘッド部が構成されてい
る。すなわち、噴射ヘッド部は、シリンダーピストン2
の中心軸方向に塗料の吐出流路を形成するノズルジェッ
ト11と、ノズルジェット11から塗料の排出される吐
出口14と、吐出流路内を通って吐出口14に対して前
後移動自在に配され、吐出口14からの噴射量(吐出
量)を調整するニードルバルブ5と、ノズルジェット1
1の吐出流路に塗料を供給する塗料供給口12と、ニー
ドルバルブ5の後部に取り付けられ、後端部がシリンダ
ーフランジ8の貫通孔8aに挿入可能であるニードルピ
ストン1と、シリンダーフランジ8の貫通孔8aの開口
の周囲に吐出流路と隔絶した空間を形成し、この空間に
ニードルピストン1を移動自在に収納するニードルピス
トン室20と、ニードルピストン室20の前壁面とニー
ドルピストン1の前面との間にエアーを供給するための
ニードルピストンエアー受け入れ口10と、シリンダー
フランジ8に支持され、ニードルピストン1を前方(吐
出口14側)へ付勢するスプリング13と、を有する。
【0019】次に、本実施形態のスプレー塗布装置の動
作について説明する。
【0020】図1において、塗料供給口12から所定圧
力で供給された塗布液はノズルジェット11から噴射さ
れ、ニードルバルブ5によって開閉制御される。ニード
ルバルブ5はニードルピストン1によって中心軸方向に
前進後退する。ニードルピストンエアー受け入れ口10
にエアーが送給されない状態では、ニードルピストン1
はスプリング13によって前進状態にあり、ノズルジェ
ット11の吐出口14に通じる吐出流路はニードルバル
ブ5によって閉じられ、塗布液の噴射が止まる。吐出時
には、ニードルピストンエアー受け入れ口10からエア
ーが送給され、ニードルピストン1がスプリング13の
伸張に打ち勝って後退する。これに伴ってニードルバル
ブ5も後退する結果、吐出流路を開くので、ノズルジェ
ット11から塗布液が噴射される。
【0021】以上が塗布液の噴射動作(吐出動作)であ
るが、さらに本発明特有の動作を図2〜図4に基いて述
べる。
【0022】図2は、エアーシリンダーエアー受け入れ
口3のみにエアーを供給し、シリンダーピストン2を作
動状態にした状態である。この時、ピストン前進端調整
螺子4がシリンダ9に当たらない位置にあれば、シリン
ダーピストン2は前ピストン軸2bの先端がニードルピ
ストン1の後端に当たるまで前進する。
【0023】ニードルピストン1及びニードルバルブ5
は常時、スプリング13により前進駆動力を受け、ノズ
ルジェット11の吐出口14の開口がニードルバルブ5
によって気密に保たれている。
【0024】ニードルピストンエアー受け入れ口10に
エアーを供給する事でニードルピストン1及びニードル
バルブ5は、スプリング13の付勢力に打ち勝って、前
進端が調整されたシリンダーピストン2の前ピストン軸
2bの先端にニードルピストン1の後端が当たるまで移
動する。
【0025】図2の状態ではニードルピストンエアー受
け入れ口10にエアーを供給(ON状態)してもシリン
ダーピストン2が前進端に有る為、後端突き当て位置1
9との間に隙間が無く、塗料の吐出は出来ない。即ち、
ノズルジェット11の吐出口14を塞ぐニードルバルブ
5を前進させるスプリング13による力とニードルバル
ブ5を後退させるエアー力とが強く働いているが、エア
ーシリンダーエアー供給口3からの更に強いエアー力に
よって、シリンダーピストン2が押し戻されて前ピスト
ン軸2bの先端がニードルピストン1の後端突き当て位
置19に当たり、その状態が維持される。
【0026】上記のピストン前進端調整螺子4の調整は
エアーシリンダーエアー供給口3からのエアー供給を停
止した状態(図4の状態)で無ければ調整できない。即
ち、エアーシリンダーエアー供給口3からエアーが供給
された状態では、ピストン前進端調整螺子4がシリンダ
9に押し付けられる為、ピストン前進端調整螺子4を回
転することが非常に困難になるためである。
【0027】エアーシリンダーエアー供給口3からのエ
アー供給を停止した状態よりピストン前進端調整螺子4
を締め込み、調整する事により、シリンダーピストン2
の前ピストン軸2bの先端位置が決定され、ニードルピ
ストン1およびニードルバルブ5の後退代が生まれ、吐
出調整領域に配置できる(図3)。
【0028】このようにしてニードルピストンエアー受
け入れ口10よりエアーを供給することで上記の後退代
分、後退させられたニードルピストン1は、シリンダー
ピストン2の前ピストン軸2bに当たり、吐出時のニー
ドルバルブ5の後退位置が決まる(図3)。この時、吐
出時のニードルバルブ5の後退位置を維持するために、
ニードルピストン1の後退力にシリンダーピストン2の
前進力が打ち勝つ必要がある。このため、同じ圧力の作
動エアーを供給する場合、ピストン径に1.5倍以上差
を付ける必要がある。この差が小さい場合には、ニード
ルピストン1の後退位置を安定して維持できない等の不
具合の発生が危惧される。
【0029】通常吐出時にはピストン前進端調整螺子4
を有効にロックして、エアーシリンダーエアー供給口3
に常時エアーを供給したままにする。
【0030】これによりニードルピストン1及びそれに
取り付けられたニードルバルブ5の後退位置は決定さ
れ、通常塗装でのニードルピストン1の後退代分の移動
が可能になる。
【0031】ニードルピストンエアー受け入れ口10の
開閉により、上記の後退代分の移動域をニードルピスト
ン1とニードルバルブ5は移動し、その移動量に見合っ
た塗料を吐出(噴射)する。
【0032】通常塗装中に吐出量が、設定した吐出量よ
り減少した場合、吐出量の大幅減少の原因である吐出流
路中の滞留物を一気に吐き出す為に、エアーシリンダー
エアー供給口3に供給していたエアーを停止する。
【0033】この状態でニードルピストンエアー受け入
れ口10にエアーを供給すると、後退させられたニード
ルピストン1は、前進する駆動を切られたシリンダーピ
ストン2も一緒にシリンダ9内のピストン室の最後端
(凹部9aの底)まで後退する。
【0034】これにより、ニードルピストン1及びそれ
に取り付けられたニードルバルブ5もシリンダーピスト
ン2と同時に移動し、ノズルジェット11から塗料の排
出される吐出口14は全開になる。
【0035】通常塗装時に対し、大幅に後退したニード
ルバルブ5により吐出口14が全開になった状態で吐出
すると、高速流で塗料が排出される勢いで、吐出量低下
の要因とされるノズルジェット11内の滞留物を吐出流
路壁面から剥離し、クリーニングする事が出来る。
【0036】滞留物を除かれたノズルジェット11内は
抵抗が減り、吐出量を初期設定付近に回復する事が出来
る。
【0037】吐出量が回復した後、エアーシリンダーエ
アー供給口3にエアーを供給する事でピストン前進端調
整螺子4で決められた位置に正確にシリンダーピストン
2を移動するので、ニードルピストン1の後端突き当て
位置19に一瞬で復旧できる。
【0038】このように本発明の構成の装置は作動す
る。即ち、本発明の装置は、発明であるニードルバルブ
位置の調整機能を持った上に、一連の「ニードルバルブ
の最大限の後退」〜「ノズルジェット内のクリーニン
グ」〜「決められたシリンダーピストン前進端への復
帰」が瞬時に且つ自動的に行なえるスプレー装置付帯機
器である。
【0039】なお、本発明の構成要素で、エアーシリン
ダーエアー供給口3から供給するエアーに代えて、同様
に流体力学的な作用をするものを適用させても良い。但
し、空気のような場合には、予期せぬ隙間からの漏れに
対して、過剰な問題の発生は考えにくいが、油を用いた
システムとした場合には、油漏れ防止に注意が必要とな
る。例えば、図5に示すOリング17をシリンダーピス
トン2とシリンダ9との摺動面に設け、Oリングの機能
を、使用する油の性質に応じて考慮しなくてはならな
い。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、塗料を
吐出する吐出口に連通する吐出流路と、前記吐出口を開
閉するために移動自在に設けられ、前記吐出口からの吐
出量を調整するニードルバルブとを有する塗布装置にお
いて、前記吐出量を決定する前記ニードルバルブの後端
突き当て位置を少なくとも2段階に設定する手段(シリ
ンダ)を用い、ニードルバルブの第1の後端突き当て位
置を、シリンダの駆動力を解除して更に前記ニードルバ
ルブの第2の後端突き当て位置に瞬時に引き下げ、吐出
流路内の滞留物の吐き出しを行い、次いで、前記シリン
ダを駆動して、前記ニードルバルブの第1の後端突き当
て位置に瞬時に戻すことにより、当初設定塗布量に回復
させることが出来る。
【0041】すなわち、頻繁になり作業効率を悪化させ
ていた吐出量の調整が、設計上の基準量に満たなくなっ
た吐出量を即座に復旧できる。このような本発明の機構
によって、吐出量の回復・調整を素早く正確に行うこと
が出来るようになったため、作業効率が格段に向上し
た。また、自動クリーニングにより滞留し易い塗工液で
の作業の可能性、また分解組み立てによる再調整が必要
でなくなるので、洗浄液を無駄に使用することが無く、
その結果、環境に配慮された構成になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施形態によるスプレー塗布装
置の構成を示す断面図であり、通常のニードルバルブ後
退位置でスプレー塗料供給OFFの状態を示す。
【図2】本発明の一つの実施形態によるスプレー塗布装
置の主要部の構成を示す部分断面図であり、ニードルバ
ルブの駆動OFFでシリンダの駆動ONの状態を示す。
【図3】本発明の一つの実施形態によるスプレー塗布装
置の主要部の構成を示す部分断面図であり、ニードルバ
ルブの駆動ONで、シリンダーピストン調整域の状態を
示す。
【図4】本発明の一つの実施形態によるスプレー塗布装
置の主要部の構成を示す部分断面図であり、ニードルバ
ルブの駆動ONで、シリンダーピストンの最大限の後退
を示す。
【図5】従来のスプレー塗布装置の構成を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ニードルピストン 2 シリンダーピストン 2a ピストン本体 2b 前ピストン軸 2c 後ピストン軸 3 エアーシリンダーエアー供給口 4 ピストン前進端調整螺子 5 ニードルバルブ 6 エアー抜き 7 ロックピン 8 シリンダーフランジ 8a 貫通孔 9 シリンダ 9a 凹部 9b 貫通孔 10 ニードルピストンエアー受け入れ口 11 ノズルジェット 12 塗料供給口 13 スプリング 14 吐出口 15 吐出流路 16 連結軸 17 Oリング 18 スプリングホルダー 19 後端突き当て位置 20 ニードルピストン室

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗料を吐出する吐出口に連通する吐出流
    路と、前記吐出口を開閉するために移動自在に設けら
    れ、前記吐出口からの吐出量を調整するニードルバルブ
    とを有する塗布装置において、 前記吐出量を決定する前記ニードルバルブの後端突き当
    て位置を少なくとも2段階に設定する手段を具備するこ
    とを特徴とする塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記2段階に設定する手段がシリンダで
    ある、請求項1に記載の塗布装置。
  3. 【請求項3】 前記2段階に設定する手段が、シリンダ
    と、このシリンダのピストンの最大前進時の位置を調整
    するピストン前進端調整螺子とである、請求項1に記載
    の塗布装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載の塗布装置の塗布
    量回復方法であって、 ニードルバルブの第1の後端突き当て位置を、シリンダ
    の駆動力を解除して更に前記ニードルバルブの第2の後
    端突き当て位置に瞬時に引き下げ、吐出流路内の滞留物
    の吐き出しを行い、次いで、前記シリンダを駆動して、
    前記ニードルバルブの第1の後端突き当て位置に瞬時に
    戻すことにより、当初設定塗布量に回復させることを特
    徴とする塗布装置の塗布量回復方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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