JP2003205054A - ゴルフウッドクラブのヘッド - Google Patents

ゴルフウッドクラブのヘッド

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JP2003205054A
JP2003205054A JP2002002137A JP2002002137A JP2003205054A JP 2003205054 A JP2003205054 A JP 2003205054A JP 2002002137 A JP2002002137 A JP 2002002137A JP 2002002137 A JP2002002137 A JP 2002002137A JP 2003205054 A JP2003205054 A JP 2003205054A
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head
wood club
golf wood
shell
shell component
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Seiki Chin
晴祺 陳
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工工程がより簡単で、製造工程において良
品の生産率が高いゴルフウッドクラブのヘッドを提供す
る。 【解決手段】 第一殻部品10と第二殻部品20とを備
え、第一殻部品10と第二殻部品20とは複合材料から
なり、ホットプレス方法で互いに接合され予定形状に成
形されており、第一殻部品10は、クラウン101と、
クラウン101の所定位置に設けられているネック10
2と、クラウン101の一側に設けられておりヘッドの
所定打球位置であるフェース103とを有し、第二殻部
品20は、ソール201と、ソール201の外側面に固
定されている底板21とを有することを特徴とするゴル
フウッドクラブのヘッド1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゴルフクラブに関
し、特に複合材料製のゴルフウッドクラブのヘッドに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、複合材料製のゴルフウッドクラブ
のヘッドの製造方法では、ほとんど予め樹脂に浸した繊
維基材でポリウレタン発泡心材を覆い、外型で外からそ
れを押えて、最後に加熱して複合材料を成形する。この
方法で作製されたゴルフウッドクラブのヘッドは、内部
に前記ポリウレタン発泡心材が残っているのでヘッドが
重く、打球音にも影響する。
【0003】もう一種の従来の複合材料製のゴルフウッ
ドクラブのヘッドの製造方法は、押し出し成形である。
しかしながら、この方法で作製されたゴルフウッドクラ
ブのヘッドの殻壁は、ヒールおよびトーの肉厚が厚くな
るため、ゴルフウッドクラブのヘッドは重くなる。
【0004】台湾の特許公告第453886号に一種の
複合材料製のゴルフウッドクラブのヘッドの製造方法が
開示されている。それでは、主に圧縮空気が充填されて
いる気体袋を利用して、従来の心材に替えている。この
方法による製造は工程が複雑で、且つ前記気体袋の圧力
のコントロールが難しく、特に加熱により複合材料を成
形する過程中で、ヘッドの殻壁の肉厚がばらつき、品質
の管理が難しくなり、製造工程において良品の生産率が
低減する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、加工
工程がより簡単なゴルフウッドクラブのヘッドを提供す
ることである。また、本発明の他の目的は、製造工程に
おいて良品の生産率が高いゴルフウッドクラブのヘッド
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に成された本発明は、第一殻部品と第二殻部品とを備
え、第一殻部品と第二殻部品とは互いに接合され、複合
材料からなり、ホットプレス方法で予定形状に成形され
ており、第一殻部品は、クラウンと、クラウンの所定位
置に設けられているネックと、ネックに設けられシャフ
トが挿入されて固定されるホールと、クラウンの一側に
設けられておりヘッドの所定打球位置であるフェースと
を有し、第二殻部品は、ソールと、ソールの外側面に固
定されている底板とを有することを特徴とするゴルフウ
ッドクラブのヘッドであることを要旨としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、四つの具
体例を挙げて本発明について更に詳しく説明する。図1
から図4までに示すのは、本発明の第一実施例によるゴ
ルフウッドクラブのヘッド1であり、第一殻部品10と
一第二殻部品20とが互いに接合されて構成されてい
る。
【0008】前記第一殻部品10はL形を呈し、且つク
ラウン101、ネック102およびフェース103を有
する。前記ネック102は前記クラウン101の一側に
設けられ、管状を呈し、その中にホール12が設けられ
ている。金属管体14は前記ネック102のホール12
に固定され、且つ前記管体14の内端には更に金属連接
管15が固定されて、クラブシャフト(図示省略)が前
記管体14および前記連接管15に差込まれ固定され
る。前記フェース103は前記クラウン101の一側に
設けられている(前記ネック102に近い一側)。前記
フェース103には面板13が設けられ、前記面板13
はチタン、スチール、又は精密セラミックで作製しても
よく、その上に複数の線溝131が設けられている。前
記面板13は前記ゴルフウッドクラブのヘッドの予定打
球部位である。
【0009】前記第二殻部品20はU形を呈し、ソール
201、ヒール202およびトー203を有する。前記
ソール201の外側面には金属底板21が設けられてい
る。本発明の好ましい第一実施例によるゴルフウッドク
ラブのヘッドの前記第一および第二殻部品10、20は
予め樹脂に浸された予製全体樹脂型(bulk moldingcomp
ound, BMC)によりホットプレス方式で作製されたもの
である。なお、前記面板13、前記管体14および前記
底板21はBMC成形する前にそれぞれ型の所定位置に
固定され、ホットプレスした後、三者は自然に前記第一
および第二殻部品10、20の所定位置に固定される。
【0010】ホットプレスの原料は、もちろんBMC
(bulk molding compound)およびSMC(sheet moldi
ng compound)の混合物でもよく、それは製造者の選択
である。前記連接管15は前記シャフトと前記ゴルフウ
ッドクラブのヘッドとの接合状態を強化するために用い
られているものであり、前記連接管15が設けられる位
置はホットプレスの過程で前記第一殻部品10と一緒に
成形することに適さないので、前記連接管15がホット
プレスされた後、前記管体14の内端に固定される。更
に、前記連接管15の長さを増加して、その一端を前記
管体14に接合し、もう一端を前記第二殻部品20に接
合しても良い。これも、製造者の選択である。
【0011】前記第一および第二殻部品10、20の接
合端縁は互いに対応した階段状を呈し、その間に接着樹
脂を入れるか、又はBMC(bulk molding compound)
を塗布して加熱硬化して、前記第一部品10と第二殻部
品20とを固接させる。図5に示すのは、本発明の好ま
しい第二実施例によるゴルフウッドクラブのヘッド2で
あり、同様に予め樹脂に浸した予製全体樹脂型(bulk m
olding compound, BMC)によりホットプレス方式で作製
された第一殻部品31および第二殻部品32を固接させ
たものである。前記第一および第二殻部品31、32の
接合部位にはそれぞれ所定数の嵌め溝331、341お
よび凸体332、342が設けられている。それらの嵌
め溝331、341と凸体332、342との接合は前
記第一および第二殻部品31、32の接合を強化する他
に、前記第一殻部品31のフェース311と第二殻部品
32のソール321との間にある嵌め溝331および凸
体332(図5のゴルフウッドクラブのヘッドの右下の
個所)は更に前記第一および第二殻部品31、32の垂
直方向の抵抗を提供することができる。なお、前記第一
殻部品31のクラウン312と第二殻部品32のヒール
322との間にある嵌め溝341および凸体342は、
更に前記第一および第二殻部品31、32の水平方向の
抵抗を提供することができる。
【0012】前記凸体332、342および嵌め溝33
1、341は設置する位置を交換することができ、且つ
互いに対応した複数の凸体および嵌め溝を設置してもよ
く、それは技術的に簡単な応用であるので、詳細な説明
を省略する。図6に示したのは、本発明の第三実施例に
よるゴルフウッドクラブのヘッド3であり、前の具体例
と同じように、第一殻部品41および第二殻部品42を
有するが、前記第一殻部品41のフェース43の殻壁内
に面板44が設けられており、前記フェース43の外側
面に複数の線溝431が設けられている。前記面板44
は予め複合材料中に埋められてホットプレスで成形され
ている。同じように、前記面板44を前記フェース43
の内側面(図示省略)に設けてもいい。
【0013】図7に示したのは、本発明の第四実施例に
よるゴルフウッドクラブのヘッド4であり、これは第二
殻部品51のソール52に少なくとも1つの重り53が
設けられ、本実施例のゴルフウッドクラブのヘッド4の
全体の重心位置を下へ後へ移動させている。その他に、
図面から分かるのは、第一殻部品54のフェース55に
は面板を有しておらず、前記第一殻部品54を成形した
後に、直接に前記フェース55上に複数の線溝551が
彫刻されている。
【0014】
【発明の効果】この発明は次のような効果がある。 (1)ホットプレスで成形した第一および第二殻部品は、
精確に予定の形状および寸法を作製することができ、こ
れにより、本発明のゴルフウッドクラブのヘッドの殻壁
の肉厚がばらついて欠陥になったり無駄な重量を生じる
ことがなく、且つ各製品が均一の品質を有し、良品の生
産率を向上することができる。 (2)この発明は加工工程が簡単であり、連接管の他は全
ての部品が一次加工で形成でき、製造コストを低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例によるゴルフウッドクラブ
のヘッドの分解斜視図である。
【図2】本発明の第一実施例によるゴルフウッドクラブ
のヘッドの斜視図である。
【図3】本発明の第一実施例によるゴルフウッドクラブ
のヘッドの断面図である。
【図4】本発明の第一実施例によるゴルフウッドクラブ
のヘッドの断面図である。
【図5】本発明の第二実施例によるゴルフウッドクラブ
のヘッドの断面図である。
【図6】本発明の第三実施例によるゴルフウッドクラブ
のヘッドの断面図である。
【図7】本発明の第四施例によるゴルフウッドクラブの
ヘッドの断面図である。
【符号の説明】
1、2、3、4 ゴルフウッドクラブのヘッド 10、31、41、54 第一殻部品 12 ホール 13、44 面板 14 管体 15 連接管 20、32、42、51 第二殻部品 21 底板 43、55、103、311 フェース 45、52、201、321 ソール 53 重り 101、312 クラウン 102 ネック 331、341 嵌め溝 332、342 凸体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一殻部品と、第二殻部品とを備え、 前記第一殻部品および前記第二殻部品は互いに接合さ
    れ、複合材料からなり、ホットプレス方法で予定形状に
    成形され、 前記第一殻部品は、クラウンと、前記クラウンの所定位
    置に設けられているネックと、前記ネックに設けられシ
    ャフトが挿入されて固定されるホールと、前記クラウン
    の一側に設けられヘッドの所定打球位置であるフェース
    とを有し、 前記第二殻部品は、ソールと、前記ソールの外側面に固
    定されている底板とを有することを特徴とするゴルフウ
    ッドクラブのヘッド。
  2. 【請求項2】 前記第一殻部品の前記フェースの外側面
    に面板が設けられていることを特徴とする請求項1に記
    載のゴルフウッドクラブのヘッド。
  3. 【請求項3】 前記第一殻部品のフェース内に面板が設
    けられていることを特徴とする請求項1に記載のゴルフ
    ウッドクラブのヘッド。
  4. 【請求項4】 前記第一殻部品の前記フェースの内側面
    に面板が設けられていることを特徴とする請求項1に記
    載のゴルフウッドクラブのヘッド。
  5. 【請求項5】 前記第一殻部品および前記第二殻部品は
    接着剤で互いに接合されていることを特徴とする請求項
    1に記載のゴルフウッドクラブのヘッド。
  6. 【請求項6】 前記第一殻部品と前記第二殻部品との接
    合部位には少なくとも1つの嵌め溝と、前記嵌め溝に対
    応している少なくとも1つの凸体とを有することを特徴
    とする請求項1に記載のゴルフウッドクラブのヘッド。
  7. 【請求項7】 前記第二殻部品の前記ソールには少なく
    とも1つの重りが設けられていることを特徴とする請求
    項1に記載のゴルフウッドクラブのヘッド。
  8. 【請求項8】 前記第一殻部品の前記ネックの前記ホー
    ルには管体が固定されていることを特徴とする請求項1
    に記載のゴルフウッドクラブのヘッド。
  9. 【請求項9】 前記第一殻部品の前記ネックの前記ホー
    ルに設けられている管体の内端に連接管が固定されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のゴルフウッドクラ
    ブのヘッド。
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