JP2003205002A - 松葉杖 - Google Patents

松葉杖

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JP2003205002A
JP2003205002A JP2002007207A JP2002007207A JP2003205002A JP 2003205002 A JP2003205002 A JP 2003205002A JP 2002007207 A JP2002007207 A JP 2002007207A JP 2002007207 A JP2002007207 A JP 2002007207A JP 2003205002 A JP2003205002 A JP 2003205002A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長距離歩行の際の疲労を低減し、階段昇降の
際の危険性を低減する。 【解決手段】 脇当て部と握り部とを備えた側弓本体の
下端部に伸展棒を有する松葉杖1であって、上記伸展棒3
0を上記側弓本体10に対し伸縮可能に構成し、該伸展棒3
0を上記側弓本体10に対し伸縮させる伸展棒伸縮装置20
と、該伸展棒伸縮装置に上記伸展棒を上記側弓本体に対
し伸長させる信号、上記伸展棒を上記側弓本体に対し短
縮させる信号及び上記伸展棒を上記側弓本体に対し固定
する信号を送出する伸展棒操作部13aと、上記側弓本体
から昇降可能に吊下され使用者の足が載置される鐙50
と、該鐙を昇降させる鐙昇降装置40と、該昇降装置に上
記鐙を上昇させる信号及び上記鐙の吊り下げ高さを保持
する信号を送出する鐙操作部13bと、を含んで構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、松葉杖に関し、特
に、長距離歩行の際の疲労又は階段昇降の際の危険性を
低減できる松葉杖に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、松葉杖は、図18に示すように、
脇当て部1と握り部2とを有する側弓本体3と、該側弓
本体3の下端部に、使用者の身長に合わせて長さを調節
した状態で固定部材4により固定された伸展棒5と、に
よって構成される。松葉杖による歩行は、身体と腕で松
葉杖を挟み込んだ直立状態(S)から、先ず杖先を進行
方向前方に振り出して身体から50cm程度前方に突き
(P)、体重を徐々に松葉杖にかけていき、松葉杖の動
きに伴い身体を宙に浮かせた状態で前方へと移動させ
(Q)、杖先から50cm程度前方地点に着地する(R)
といった動作の繰り返しによって行われる。
【0003】また、階段を昇る場合は、杖先を1つ上の
段に突いて上段へと跳び上がり、降りる場合は、1つ下
の段に杖先を突いて跳び下りる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の松葉杖
では、身体を宙に浮かせた状態で移動する際に、全体重
を腕のみで支えていたので、腕の疲労が甚だしかった。
腕の負担を低減するために、脇当て部に脇を載せて、腕
と肩の双方で体重を支えるという方法もあるが、歩行速
度が遅く小回りが効きにくい上、肩を痛め易いという不
都合があった。
【0005】また、階段を昇る場合においては、上段に
松葉杖を突いた際に側弓本体を握る位置が高くなるので
後傾姿勢になり易くバランスを崩し易いし、階段を降り
る場合は、下段に松葉杖を突いた際に姿勢が一層前傾す
るので危険であった。そこで、本発明は、長距離歩行の
際の疲労を低減でき、階段昇降の際の危険性を低減でき
る松葉杖の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明による松葉杖は、脇
当て部と握り部とを備えた側弓本体の下端部に伸展棒を
有する松葉杖であって、上記側弓本体から昇降可能に吊
下され使用者の足が載置される鐙と、該鐙を昇降させる
鐙昇降装置と、該昇降装置に上記鐙を上昇させる信号及
び上記鐙の吊り下げ高さを保持する信号を送出する鐙操
作部と、を含んで構成したものである。
【0007】このように構成したので、上記側弓本体か
ら昇降可能に吊下される鐙に足を載置し、鐙操作部から
鐙昇降装置に信号を送出し、鐙を昇降させることによっ
て、使用者の体重を鐙によって支持することができる。
これにより、宙に浮いた使用者の身体を鐙によって支持
できるようになり、腕にかかる力が軽減される。また、
鐙を上昇させることによって足が容易に持ち上げられる
ので、勢いをつけて上段に跳び上がったりする必要がな
くなり、階段の昇り降りが安全にできる。なお、足の動
きに追従して鐙が降下されるので、通常の松葉杖と同様
の操作性が担保される。
【0008】また、本発明による他の松葉杖は、脇当て
部と握り部とを備えた側弓本体の下端部に伸展棒を有す
る松葉杖であって、上記伸展棒を上記側弓本体に対し伸
縮可能に構成し、該伸展棒を上記側弓本体に対し伸縮さ
せる伸展棒伸縮装置と、該伸展棒伸縮装置に上記伸展棒
を上記側弓本体に対し伸長させる信号、上記伸展棒を上
記側弓本体に対し短縮させる信号及び上記伸展棒を上記
側弓本体に対し固定する信号を送出する伸展棒操作部
と、を含んで構成されたものである。
【0009】このように構成したので、伸展棒操作部か
ら伸展棒伸縮装置に信号を送出することで、伸展棒を側
弓本体に対して自在に伸縮させることができる。これに
より、坂道や階段等の路面性状に合わせて伸展棒の長さ
を自在に変えることができるようになる。また、本発明
による他の松葉杖は、脇当て部と握り部とを備えた側弓
本体の下端部に伸展棒を有する松葉杖であって、上記伸
展棒を上記側弓本体に対し伸縮可能に構成し、該伸展棒
を上記側弓本体に対し伸縮させる伸展棒伸縮装置と、該
伸展棒伸縮装置に上記伸展棒を上記側弓本体に対し伸長
させる信号、上記伸展棒を上記側弓本体に対し短縮させ
る信号及び上記伸展棒を上記側弓本体に対し固定する信
号を送出する伸展棒操作部と、上記側弓本体から昇降可
能に吊下され使用者の足が載置される鐙と、該鐙を昇降
させる鐙昇降装置と、該昇降装置に上記鐙を上昇させる
信号及び上記鐙の吊り下げ高さを保持する信号を送出す
る鐙操作部と、を含んで構成されたものである。
【0010】このように構成したので、伸展棒操作部か
ら伸展棒伸縮装置に信号を送出することで、伸展棒を側
弓本体に対して自在に伸縮させることができる。又、側
弓本体から昇降可能に吊下される鐙に足を載置し、鐙操
作部から鐙昇降装置に信号を送出し、鐙を昇降させるこ
とによって、使用者の体重を鐙によって支持することが
できる。これにより、通常の松葉杖と同様の操作性を担
保した上で、宙に浮いた使用者の身体を鐙によって支持
できるようになるので、腕にかかる力が軽減される。ま
た、鐙を上昇させることによって足が容易に持ち上げら
れるので、勢いをつけて上段に跳び上がったりする必要
がなくなり、階段の昇り降りが安全にできる。さらに、
坂道や階段等の路面性状に合わせて伸展棒の長さを自在
に変えることができるので、安定した姿勢で歩行ができ
る。
【0011】また、本発明による松葉杖において、上記
鐙昇降装置は、鐙が所定方向の外力を受けて降下する際
に発生するエネルギーを回収する手段を備えたものであ
ってもよい。これにより、鐙を押し下げる際の運動エネ
ルギーを回収し、それを利用することができるので、省
エネルギー効果が発揮される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1実施形態に
係る松葉杖6を示す。この松葉杖6は、側弓本体10
と、伸展棒20と、電動シリンダ30と、伸展棒操作部
40と、鐙50と、電動リール60と、鐙操作部70
と、を含んで構成される。側弓本体10は、使用者の体
に接して該体を直接支持する部分となるもので、アルミ
ニウム、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)等の軽
量部材によって構成された中空状の側弓部11と、使用
者の脇を載置するための脇当て部12と、使用者が松葉
杖を握持するための握り部13と、を含んで構成され
る。なお、図1(a)において、符号14は、後述の電
動シリンダ30及び電動リール60を駆動させるための
バッテリーを示している。
【0013】上記側弓本体10の下端部には、伸展棒2
0が設けられている。この伸展棒20は、その下端部が
地面に接して使用者の体を支持する部分となるもので、
側弓本体10の下端部に設けられた開口部内に挿入され
ており、図2に示す電動シリンダ30によって、側弓本
体10に対し自在に伸縮されるように構成されている。
【0014】上記側弓本体10の下端開口部には、電動
シリンダ30が設けられている。この電動シリンダ30
は、伸展棒20を側弓本体10に対して伸縮させる伸展
棒伸縮装置となるもので、側弓本体10の下端の開口部
に開放端部が位置され内周面に軸方向に延びるスライド
溝31aを有するシリンダチューブ31と、該シリンダ
チューブ31の基端部に設けられたモータ32と、該モ
ータ32によって回転される送りネジ33と、該送りネ
ジ33に螺合される雌ねじを有するナット34と、中心
部において上記ナット34に嵌合され外周面においてシ
リンダチューブ31のスライド溝31aに嵌合される突
条を有し尚且つ端面に上記伸展棒20を固定したピスト
ン35と、を含んで構成される。なお、モータ32に
は、ブレーキ32aが設けられており、伸展棒操作部4
0からの所定の信号によって、送りネジ33の回転を停
止できるように構成されている。この電動シリンダ30
は、伸展棒操作部40から入力される信号に基づいて、
伸展棒20を側弓本体10に対して伸縮及び固定させる
べく作動される。
【0015】上記側弓本体10の握り部13には、伸展
棒操作部40が設けられている。この伸展棒操作部40
は、図3(a)に示すように、第1の操作によって伸長
信号S1が入力され、第2の操作によって短縮信号S2
が入力され、第3の操作によって固定信号S3が入力さ
れるように構成されている。これらの信号の入力は、複
数の信号が同時に入力されることのないように、図3
(b)に示すような伸長、短縮及び固定の3位置の切り
換えが可能なシーソースイッチによって行われる。
【0016】以下、伸展棒20の作動状態を説明する。
伸展棒操作部40から伸長信号S1が送信された場合
は、モータ32を作動させて送りネジ33を正方向に回
転させる。この送りネジ33の回転に伴って、ピストン
35及び伸展棒20が伸長方向にスライドされる。ま
た、伸展棒操作部40から短縮信号S2が送信された場
合は、モータ32を逆方向に作動させて送りネジ33を
逆方向に回転させる。この送りネジ33の回転に伴っ
て、ピストン35及び伸展棒20が短縮方向にスライド
される。更に、伸展棒操作部40から固定信号S3が送
信された場合は、モータ32にブレーキがかかる。これ
によって、送りネジ33の回転が停止され、ピストン3
5に固定されている伸展棒20が、側弓本体10に対し
て固定される。
【0017】上記側弓本体10には、鐙50が昇降可能
に吊下されている。この鐙50は、使用者の足が挿入さ
れ載置されるスリッパ状のものであり、取付部51を介
し、上記側弓本体10の脇当て部12に設けられた電動
リール60から繰り出される鐙索61に取り付けられて
いる。この電動リール60は、鐙50を昇降させる鐙昇
降装置となるもので、図4に示すように、先端に鐙50
が取り付けられた鐙索61と、鐙索61の基端部が固定
されると共に回転によって鐙索61の繰り出し及び巻き
戻しを行うリール体62と、リール体62を回転させる
為のモータ63と、リール体62に軸着されたブレーキ
ギア64と、ブレーキギア64に爪65を係合させる電
磁弁と、を含んで構成される。この電動リール60のリ
ール体62及びモータ63は、図1に示すように、側弓
本体10の脇当て部12に内蔵されており、電動リール
60から繰り出される鐙索61は、脇当て部12の側壁
部に設けられた穴12aを介して側弓本体10の外部へ
と延伸されている。この電動リール60は、鐙操作部7
0に入力される信号に基づいて、図5に示す回路に従っ
て作動される。
【0018】上記側弓本体10の握り部13には、鐙操
作部70が設けられている。この鐙操作部70は、鐙5
0を上昇させ吊り下げ高さを固定させる信号を送出する
ものであり、鐙50を上昇させる為の信号が入力される
上昇操作部71と、鐙50の吊り下げ高さを固定ための
信号が入力される固定操作部72と、を含んで構成され
る。これらの操作部71、72は、押しボタンスイッチ
等であり、押している間、鐙50の上昇及び固定が持続
されるような構造とすることが望ましい。
【0019】以下、鐙50の作動状態を説明する。図4
(a)に示すように、上昇操作部71から鐙50を上昇
させる信号が送信された場合は、鐙索61が巻き戻され
る方向(即ち、正方向)へとモータ63が作動される。
このモータ63の作動によって、リール体62が回転さ
れ、鐙50が上昇される。図4(b)に示すように、固
定操作部72から鐙50を固定させる信号が送信された
場合は、モータ63を停止すると共に、爪65をブレー
キギア64に係合させてリール体62の回転を停止させ
る。これによって、鐙索61の繰り出し長さが決定さ
れ、鐙50の吊り下げ高さMが固定される。図4(c)
に示すように、鐙操作部70が操作されていない状態で
は、外力Fを受けてリール体62が自由に回転されるよ
うに構成されている。これによって、足で鐙50を自由
に押し下げることができるようになるので、通常の松葉
杖と同様の使用性が確保される。また、この際、リール
体62の回転によってモータ63の回転子が回転され、
モータ63が発電機となるように構成されている。これ
によって得られたエネルギーはコンデンサ内66に蓄積
され、モータ駆動用のエネルギーとして利用される。鐙
50を押し下げるという動作によって発生されたエネル
ギーが、リール体62を回転させる為のモータ63の電
気エネルギーとして有効に利用されることとなる。な
お、外力によるリール体62の回転によって得られるエ
ネルギーを回収しない構成としてもよい。
【0020】上記構成の松葉杖6の使用状態を、図6を
参照して説明する。先ず、直立姿勢(S)から、伸展棒
20の杖先を歩行面に突く(P)。そして、一方の足で
地面を踏みしめた後に、身体を宙に浮かせて前方へと体
重を移動させる訳であるが(Q)、この際に、上昇操作
部71を操作して鐙50を上昇させる。鐙50には足が
載っているので、身体が自然と宙に浮き上がる。そし
て、着地しようとする際(R)に、上昇操作部71の操
作を解除する。これによって、使用者の重さによって鐙
50が押し下げられ、電動リール60のリール体62が
回転する。この際の回転によって生じたエネルギーはコ
ンデンサ66内へと蓄えられる。
【0021】次に、階段等の段差を昇降する場合の操作
を説明する。階段を昇る場合は、図7に示すように、伸
展棒操作部40を操作して短縮信号S2を入力し、伸展
棒20が所望の長さに短縮された時点で、伸展棒操作部
40を操作して固定信号S3を入力する。そして、伸展
棒20が側弓本体10に固定された状態で、杖先を上段
につき、伸長信号S1を入力して伸展棒20を伸長させ
ると同時に身体を上段へと移動させる。そして、上段位
置に来た地点で短縮信号S2を入力して初期の長さに戻
す。これによって、後傾姿勢になったり上段に跳び上が
ったりすることなく、安定した姿勢で安全に階段を昇る
ことができる。
【0022】一方、階段を降りる場合は、図8に示すよ
うに、伸展棒操作部40を操作して伸長信号S1を入力
し、伸展棒20が所望の長さに伸長された時点で固定信
号S3に切り換える。この状態で、杖先を下段につき身
体を下段へと移動させるが、この際に、短縮信号S2に
切り換えて伸展棒20の長さを初期の長さに戻す。これ
によって、安定した姿勢で階段を降りることができる。
【0023】なお、階段昇降の際に、図9に示すよう
に、鐙50を昇降させることによって足の上げ下げの補
助を行ってもよい。図10は、本発明の第2実施形態に
係る松葉杖100を示す。この松葉杖100は、鐙50
が、棒状の鐙吊り下げ部材160によって吊下されてお
り、該鐙吊り下げ部材160の中間部に設けられた電動
シリンダ161によって昇降される点において第1実施
形態の松葉杖と相違する。
【0024】鐙吊り下げ部材160は、側弓本体10の
脇当て部12の側壁に、上端部が回動自在に取り付けら
れる取付アーム162と、取付アーム162の下端部に
設けられた上記電動シリンダ161と、を含んで構成さ
れる。電動シリンダ161は、図11に示すように、ケ
ーシングの内部に設けられたシリンダチューブ163
と、シリンダチューブ163の基端部に設けられたモー
タ164と、モータ164によって回転される送りネジ
165と、送りネジ165に螺合される雌ねじを有する
ナット166と、ナット166に嵌合されると共にシリ
ンダチューブ163に設けられたスライド溝163aに
嵌合可能な突条を外周面に有するピストン167と、該
ピストン167及び上記送りネジ165一体化させる固
定部材168と、上端部でピストン167の端面に固定
され下端部に鐙50を取り付けたピストンロッド169
と、を含んで構成される。
【0025】この電動シリンダ161は、上昇操作部7
1又は固定操作部72から入力された信号に基づいて、
以下のように作動する。何れの信号も入力されていない
状態においては、ピストンロッド167は送りネジ16
5と一体化されておらず、外力を受けて自由にスライド
される。上昇操作部71に鐙50を上昇させる信号が入
力された場合は、ピストンロッド167がシリンダチュ
ーブ163に対して短縮される方向にモータ164が回
転され、鐙50が上昇される。固定操作部72に鐙50
の吊り下げ高さを固定させる信号が入力された場合は、
モータ164が停止されると共に、送りネジ165とピ
ストンロッド167とが固定部材168によって一体化
される。これによって、鐙50の吊り下げ高さが固定さ
れる。
【0026】上記構成の松葉杖100の使用状態を説明
する。図6に示すのと同様に、直立姿勢(S)から、伸
展棒20の杖先を歩行面に突く(P)。そして、軸足で
地面を踏みしめた後に、身体を宙に浮かせて体重移動す
る(Q)が、この際に、上昇操作部71を操作して鐙5
0を上昇させる。鐙50には足が載っているので、身体
が自然に宙に浮く。そして、着地しようとする際(R)
に、上昇操作部71の操作を解除する。これによって、
使用者の重さによって鐙50が押し下げられ、ピストン
ロッド167がシリンダチューブ163内を下向きにス
ライドし、鐙50が降下する。
【0027】図12は、本発明の第3実施形態に係る松
葉杖200を示す。この松葉杖200は、側弓本体10
の下端開口部に挿入された伸展棒20が、所望の長さに
調節された状態で、固定部材130によって側弓本体1
0に固定されている点で、第1実施形態の松葉杖と相違
する。この松葉杖200は、階段昇降の際に伸展棒20
を自在に伸縮させることができない点で、第1及び第2
実施形態の松葉杖よりも使用性に欠けるが、歩行の際に
は、鐙50を上昇させることによって腕の疲労を軽減で
きる点においては、第1及び第2実施形態の松葉杖と同
様の効果を有する。
【0028】図13は、本発明の第4実施形態の松葉杖
300を示す。この松葉杖300は、鐙が存在しない点
で第1及び第2実施形態の松葉杖と相違する。加えて、
この松葉杖300の伸展棒20は、側弓本体10の握り
部13に設けられた伸展棒操作部240から電動シリン
ダ230に送出される信号に基づいて、基準長さLを設
定し、その基準長さLから一時的に伸長させたり、その
伸長された位置で固定させたりできるように構成されて
いる。
【0029】伸展棒20に上記の作動をさせる電動シリ
ンダ230は、側弓本体10の下端部の内部に設けられ
おり、図14に示すように、内周面に軸方向に延びるス
ライド231a溝を有するシリンダチューブ231と、
シリンダチューブ231の基端部に設けられたモータ2
32と、モータ232によって回転される第1の送りネ
ジ233と、軸心部において第1の送りネジ233に螺
合する第2の送りネジ234と、軸心部において第2の
送りネジ234に螺合してナットとして機能する共に外
周面に上記シリンダチューブ231のスライド溝231
aに嵌合する突条を有するピストン235と、を含んで
構成される。このピストン235の端面に、上記伸展棒
20が固定されている。又、第1の送りネジ233の基
端部には、ブレーキギア236が軸着されている。この
ブレーキギア236は、円板状の歯車であり、外周に設
けられた歯に爪237を係合させることによって送りネ
ジ233の回転を停止させる機能と、板面に第2の送り
ネジ234の基端面を当接させることによって第2の送
りネジ234及び伸展棒20の短縮方向へのスライドを
止める機能と、を併せ持つものである。
【0030】更に、第1の送りネジ233と第2の送り
ネジ234とは固定部材238によって一体化すること
ができ、第2の送りネジ234は、後述の伸長操作部2
42と固定操作部243の何れの操作部も操作されてい
ない状態においては第1の送りネジ233に対して回転
しつつ進退可能とされている。又、第2の送りネジ23
4とピストン235とも固定部材239によって一体化
することができ、ピストン235は、後述の設定操作部
241における所定の操作によって開放されスライド可
能となる。
【0031】電動シリンダ230に、信号を送出する伸
展棒操作部240は、基準長さLを設定するための一連
の信号が入力される設定操作部241と、基準長さLか
ら一時的に伸長させるための信号が入力される伸長操作
部242と、その伸長された位置で固定させるための信
号が入力される固定操作部243と、を含む。これらの
操作部は、側弓本体10の握り部13に設けられてい
る。
【0032】以下に、伸展棒20の作動状態を図15及
び図16を参照して説明する。図15は、上記伸展棒2
0の上記側弓本体10に対する基準長さLを設定する際
の状態を示すものであり、電動シリンダ230は、設定
操作部241から入力される開始信号S0、伸長信号S
1、短縮信号S2及び決定信号S3に基づいて、以下の
ように作動される。
【0033】先ず、開始信号S0が入力されると、第1
の送りネジ233と第2の送りネジ234とが一体化し
て回転されるように固定部材238が作動され、第2の
送りネジ234がピストン235に対して回転しつつ進
退できるように固定部材239が作動される。そして、
伸長信号S1又は短縮信号S2が入力された場合は、図
15(a)に示すように、モータ232が作動されて第
1の送りネジ233が回転され、第1の送りネジ233
と一体化された第2の送りネジ234が回転される。そ
れに伴って、伸展棒20と一体化されたピストン235
がシリンダチューブ231のスライド溝231aに導か
れてスライドする。そして、決定信号S3が入力された
場合は、固定部材239を作動させて第2の送りネジ2
34とピストン235とを一体化させ第2の送りネジ2
34が第1の送りネジ233に対し回転しつつ進退でき
るように、モータ232を停止する。
【0034】この場合、第2の送りネジ234をブレー
キギア236の所まで位置させた状態で、開始信号S0
を入力し、伸展棒20を伸縮させて所望の長さになった
時点で決定信号S3を入力することで、図15(b)に
示すように、伸展棒20の基準長さLが設定される。次
に、伸展棒20を一時的に伸長させる状態を、図16を
参照して説明する。なお、以下の操作は、基準長さLが
設定された状態(即ち、第1送りネジ233が第2の送
りネジ234に対して回転可能で、第2の送りネジ23
4、ピストン235及び伸展棒20が一体化された状
態)から、開始されることとなる。
【0035】図16(a)は、基準長さLから伸展棒2
0を一時的に伸長させる状態を示すものである。伸長操
作部242からの信号が電動シリンダ230に送信され
ることによって、第1の送りネジ233に対し第2の送
りネジ234を回転可能とし、そしてモータ232を作
動させて第1の送りネジ233を正方向(即ち、伸展棒
20が伸長される方向)に回転させる。この第1の送り
ネジ233の回転に伴って、第2の送りネジ234とそ
れと一体化されたピストン235がシリンダチューブ2
31内をスライドし、ピストン235に一体化された伸
展棒20が側弓本体10に対して伸長される。
【0036】図16(b)は、伸展棒20が側弓本体1
0に対して一時的に固定される状態を示すものである。
電動シリンダ230は、固定操作部243から入力され
る信号によって、先ず第1の送りネジ233と第2の送
りネジ234を一体化させ、モータ232を停止すると
共に、第1の送りネジ233に軸着されたブレーキギア
236に爪237を係合させる。第2の送りネジ23
4、ピストン235及び伸展棒20は一体化された状態
であるので、第1の送りネジ233と第2の送りネジ2
34とが一体化されることによって、第1の送りネジ2
33、第2の送りネジ234、ピストン235及び伸展
棒20が一体化された状態となる。この状態で、モータ
232を停止すると共に、ブレーキギア236によって
第1の送りネジ233の回転を停止させる。これによっ
て、伸展棒20が側弓本体10に対して確実に固定され
る。なお、モータ232の停止によって第1の送りネジ
233の回転を確実に停止できる構造であるならば、プ
レーキギア236等は省略可能である。
【0037】図16(c)は、上記の固定操作部243
からの信号を解除した際の作動状態を示すものである。
この場合、上記の如く第2の送りネジ234は第1の送
りネジ233に対して回転可能であり、第2の送りネジ
234、ピストン235及び伸展棒20は一体化された
状態であるので、伸展棒20は、外力Fを受けることに
よって、第2の送りネジ233がブレーキギア236の
位置に来るまで短縮される。この状態において、伸展棒
20の長さは基準長さLとなる。
【0038】この松葉杖300は、歩行の際に、鐙で体
重を支持することができない点で、第1〜3実施形態の
松葉杖より使用性に欠ける。しかし、伸展棒20を基準
長さLに設定した状態で、伸展棒20を一時的に伸長さ
せることができるので、例えば、図17のように、使用
者の身体位置が最も高くなる地点(Q)で伸展棒20を
伸張させて使用者の位置を更に高くすることで、遠くに
着地できるようにすることもできる。これによって、一
歩当たりの移動距離が長くなり、長距離歩行が楽にな
る。上記1〜4の実施形態において、伸展棒伸縮装置と
して電動シリンダ30、230を使用し、鐙昇降装置と
して、鐙索61を繰り出す電動リール60又は鐙吊り下
げ部材160に設けられた電動シリンダ161を使用し
たが、伸展棒20の伸縮や鐙50の昇降の可能となる装
置であれば如何なるものを使用してもよい。また、上記
の装置に信号を送信するための操作部も、使用者自身の
行為によって信号が入力できるように構成されているな
らば、如何なる部位に配設されていいてもよいし、如何
なる構造のものであってもよい。
【0039】更に、第1〜3実施形態において、鐙50
は使用者の足を支持できる構造であるならばいかなるも
のであってもよく、たとえば、靴そのものであっても、
ゴムバンド等であってもよい。
【0040】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、松葉杖
に、側弓本体から吊下される鐙と、鐙を昇降させる鐙昇
降装置と、昇降装置に鐙の上昇等を行う信号を送出する
鐙操作部とを設けたので、鐙を上昇させることによっ
て、宙に浮いた使用者の身体を鐙によって支持できるよ
うになる。これによって、長距離歩行の際の疲労を低減
でき、階段を昇降する際の危険性が低減できる。
【0041】請求項2に係る発明によれば、松葉杖の伸
展棒を自在に伸縮できるので、坂道や階段等の路面性状
に合わせて伸展棒の長さを調節することができるように
なり、長距離歩行が楽になる。請求項3に係る発明によ
れば、鐙の昇降と伸展棒の伸縮とを自在に行えるので、
長距離歩行の際の疲労が一層低減されると共に、階段昇
降の際の危険性も一層低減される。
【0042】請求項4に係る発明によれば、鐙を押し下
げる際の運動エネルギーを回収し、それを利用すること
ができるので、省エネルギー効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る松葉杖を示し、
(a)は正面図であり、(b)は側面図である。
【図2】 上記松葉杖の伸展棒伸縮装置としての電動シ
リンダを示す断面図である。
【図3】 上記電動シリンダに信号を送出する伸展棒操
作部の例を示す説明図である。
【図4】 上記松葉杖の鐙昇降装置としての電動リール
を示す説明図である。
【図5】 上記電動リールの駆動回路図である。
【図6】 上記松葉杖を使用して歩行する状態を示す説
明図である。
【図7】 上記松葉杖の伸展棒を伸縮させて階段を昇る
状態を示す説明図である。
【図8】 上記松葉杖の伸展棒を伸縮させて階段を降り
る状態を示す説明図である。
【図9】 上記松葉杖の鐙を昇降させて階段を昇る状態
を示す説明図である。
【図10】 本発明の第2実施形態に係る松葉杖を示
し、(a)は正面図であり、(b)は側面図である。
【図11】 上記松葉杖の鐙昇降装置としての電動シリ
ンダを示す断面説明図である。
【図12】 本発明の第3実施形態に係る松葉杖を示
し、(a)は正面図であり、(b)は側面図である。
【図13】 本発明の第4実施形態に係る松葉杖を示す
正面図である。
【図14】 上記松葉杖の伸展棒伸縮装置としての電動
シリンダを示す断面説明図である。
【図15】 上記電動シリンダによって伸展棒の基準長
さを設定する状態を示す説明図である。
【図16】 上記電動シリンダによって伸展棒を側弓本
体に対し一時的に伸長及び固定させる状態を示す説明図
である。
【図17】 上記松葉杖を使用して歩行する状態を示す
説明図である。
【図18】 従来の松葉杖及びその使用状態を示す説明
図である。
【符号の説明】
6、100、200、300…松葉杖 10…側弓本体 12…脇あて部 13…握り部 20…伸展棒 30…電動シリンダ(伸展棒伸縮装置) 40…伸展棒操作部 50…鐙 60…電動リール(鐙昇降装置) 70…鐙操作部 161…電動シリンダ(鐙昇降装置)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脇当て部と握り部とを備えた側弓本体の下
    端部に伸展棒を有する松葉杖であって、 上記側弓本体から昇降可能に吊下され使用者の足が載置
    される鐙と、 該鐙を昇降させる鐙昇降装置と、 該昇降装置に上記鐙を上昇させる信号及び上記鐙の吊り
    下げ高さを保持する信号を送出する鐙操作部と、を含ん
    で構成したことを特徴とする松葉杖。
  2. 【請求項2】脇当て部と握り部とを備えた側弓本体の下
    端部に伸展棒を有する松葉杖であって、 上記伸展棒を上記側弓本体に対し伸縮可能に構成し、 該伸展棒を上記側弓本体に対し伸縮させる伸展棒伸縮装
    置と、 該伸展棒伸縮装置に上記伸展棒を上記側弓本体に対し伸
    長させる信号、上記伸展棒を上記側弓本体に対し短縮さ
    せる信号及び上記伸展棒を上記側弓本体に対し固定する
    信号を送出する伸展棒操作部と、を含んで構成したこと
    を特徴とする松葉杖。
  3. 【請求項3】脇当て部と握り部とを備えた側弓本体の下
    端部に伸展棒を有する松葉杖であって、 上記伸展棒を上記側弓本体に対し伸縮可能に構成し、 該伸展棒を上記側弓本体に対し伸縮させる伸展棒伸縮装
    置と、 該伸展棒伸縮装置に上記伸展棒を上記側弓本体に対し伸
    長させる信号、上記伸展棒を上記側弓本体に対し短縮さ
    せる信号及び上記伸展棒を上記側弓本体に対し固定する
    信号を送出する伸展棒操作部と、 上記側弓本体から昇降可能に吊下され使用者の足が載置
    される鐙と、 該鐙を昇降させる鐙昇降装置と、 該昇降装置に上記鐙を上昇させる信号及び上記鐙の吊り
    下げ高さを保持する信号を送出する鐙操作部と、を含ん
    で構成したことを特徴とする松葉杖。
  4. 【請求項4】上記鐙昇降装置は、鐙が所定方向の外力を
    受けて降下する際に発生するエネルギーを回収する手段
    を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項3に記載
    の松葉杖。
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