JP2003204688A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2003204688A
JP2003204688A JP2002002111A JP2002002111A JP2003204688A JP 2003204688 A JP2003204688 A JP 2003204688A JP 2002002111 A JP2002002111 A JP 2002002111A JP 2002002111 A JP2002002111 A JP 2002002111A JP 2003204688 A JP2003204688 A JP 2003204688A
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Michiya Hoshi
倫哉 星
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光ディスク装置等のスピンドルモータの回転速
度を制御する方式において、従来一般的に用いられてい
る速度制御と位相制御の併用方式の制御回路では、回路
規模が大きくなり、高価になる、という問題があった。 【解決手段】位相制御部に替えて小規模で安価な積分フ
ィルタを用い、スピンドルモータの目標回転数に対して
特定の回転数までは、積分フィルタをOFFし、特定の
回転数以内になった場合に積分フィルタをONすること
によって、最適にリンギングを抑え目標回転数に到達す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピンドルモータ
等を用いて情報の記録媒体である光ディスクを回転さ
せ、光ピックアップ等を用いて回転している光ディスク
に情報を記録し、または回転している光ディスクから情
報を再生するための光ディスク装置に係り、特に、スピ
ンドルモータの回転速度を正確に制御することにより情
報を高密度に記録し、または高密度に記録された情報を
再生するのに適した光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置では、スピンドルモータ
等を用いて光ディスクを回転させ、光ピックアップ等を
用いてレーザービームを直径1μm程度の微小な光スポ
ットに集束して光ディスクに照射し、高密度な情報の記
録再生を達成している。回転する光ディスクの線速度は
数m/sから数十m/sで、スピンドルモータは数百r
pmの低速で回転するものから数千rpmの高速で回転
するものもある。
【0003】光ディスクドライブのスピンドルモータの
回転速度を制御する方法としては、回転数を一定に制御
するCAV(Constant Angular Ve
locity)、線速度を一定に制御するCLV(Co
nstant LinearVelocity)等があ
る。最近の光ディスク装置では、高転送レート化により
ディスクの回転速度も高速化しているため、高速回転に
有利なCAV制御が主流である。
【0004】また、一般にスピンドル制御方法には、速
度制御方式、位相制御方式、速度制御と位相制御の併用
方式がある。これらの中で、目標回転数近傍のロック範
囲への引き込みが容易な点や負荷変動に対する安定性等
の点から、速度制御あるいは位相制御の単独制御方式よ
りも速度制御と位相制御の併用方式のほうが有利であ
る。例えば、特開平10−172231号公報には、速
度制御と位相制御の併用方式が開示されている。
【0005】図2は速度制御と位相制御の併用方式を用
いた従来のCAV制御装置のブロック図である。図にお
いて、スピンドルモータ53は、アンプ52で増幅され
た電圧で駆動されている。波形生成部20は、スピンド
ルモータ53の回転速度に応じた周波数信号を出力する
FG(Frequency Generator)21
と、FG21の出力した信号を方形波に整形する波形整
形回路22とを有している。速度制御部30では、FV
(Frequency to Voltage)変換回
路31が方形波の信号を回転速度に応じた電圧に変換す
る。比較回路32は、FV変換回路31の出力電圧と、
基準電圧供給回路33の出力する電圧を比較し、スピン
ドルモータ53の回転速度の誤差を低減させるような電
圧を出力する。その電圧は、低域フィルタ(LPF:L
ow Pass Filter)34を介してアンプ3
5に入力される。そして、アンプ35が信号を増幅して
出力する。アンプ35から出力された信号は、加算器5
1に供給される。一方、位相制御部40内では、基準信
号発振回路41が、水晶発信器によって基準信号を出力
する。その基準信号は、分周回路42で分周された後、
位相比較回路43に入力される。位相比較回路43は、
波形整形回路22の出力する信号と分周回路42の出力
する信号との位相のずれを比較し、位相差に応じた電圧
を出力する。その電圧は、低域フィルタ(LPF:Lo
w Pass Filter)44を介してアンプ45
に入力される。そして、アンプ45から出力される位相
サーボゲインが、加算器51に供給される。加算器51
は、速度制御部30の出力と位相制御部40の出力を加
算する。加算器51の出力はアンプ52で増幅された
後、スピンドルモータ53に供給される。
【0006】まず、スピンドルモータ53の回転数が目
標回転数と大きく異なる場合、FV変換回路31の出力
電圧と基準電圧供給回路33の出力電圧との差が大きい
ので比較回路32の出力電圧は大きなり、速度制御部3
0からスピンドルモータ53へ大きな電圧が供給され
る。よって、スピンドルモータ53の回転数は目標回転
数に近づいてゆく。しかし、スピンドルモータ53の回
転数が目標回転数に近づくにつれて速度制御部30の出
力電圧は小さくなり、速度制御部30による回転制御は
低下する。一方、スピンドルモータ53の回転数が目標
回転数の近傍に達すると、位相比較回路43による波形
整形回路22の出力信号と分周回路42の出力信号の位
相比較が可能となる。そこで、位相制御部40は、スピ
ンドルモータ53の僅かな回転数の変動を検出し、僅か
な回転数変動を矯正する電圧をスピンドルモータ53へ
供給する。以上述べたように、速度制御と位相制御を併
用することにより、スピンドルモータ53の高精度の回
転制御が達成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図2に示したような、
従来用いられている速度制御と位相制御の併用方式の回
路構成では、スピンドルモータの回転速度を正確に制御
するには最適だが、回路規模が大きくなってしまうとい
う問題が生じる。速度制御部30で用いられている電圧
比較等のための回路部品は一般的に安価であるが、特
に、位相制御部40で用いられている位相比較回路や周
波数を操作する回路部品は構成が複雑で回路規模が大き
くなり、高価になりやすい。よって、上述した速度制御
と位相制御の併用方式では、制御回路の回路規模が大き
くなり、高価になる、という問題があった。
【0008】本発明の目的は、スピンドルモータ等を用
いて情報の記録媒体である光ディスクを回転させ、回転
している光ディスクに情報を記録し、または回転してい
る光ディスクから情報を再生するための光ディスク装置
において、上記問題を解決するために、一般的な回路部
品を用いて安価にしかも小規模の制御回路を用いてスピ
ンドルモータの回転数を制御することができる光ディス
ク装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明では、光ディスクを回転せしめるスピン
ドルモータと、スピンドルモータの回転速度に応じた周
波数の信号を生成するFG(Frequency Ge
nerator)等の波形生成手段と、波形生成手段よ
り出力された信号を基にスピンドルモータの回転数を制
御する速度制御手段と、を有する光ディスク装置におい
て、速度制御手段は速度制御用の出力信号を積分する積
分フィルタを有する。
【0010】また、第2の発明では、速度制御手段が出
力する積分フィルタを通した速度制御用の出力信号と積
分フィルタを通さない速度制御用の出力信号とを選択す
るスイッチを設けた。
【0011】また、第3の発明では、スピンドルモータ
の回転数と目標回転数の差が所定の回転数以内でれば積
分フィルタを通した速度制御用の出力信号を選択し、ス
ピンドルモータの回転数と目標回転数の差が所定の回転
数より大きければ積分フィルタを通さない速度制御用の
出力信号を選択するスイッチを設けた。
【0012】また、第4の発明では、スイッチは、スピ
ンドルモータの回転数を変更させる際に、まず記積分フ
ィルタを通さない速度制御用の出力信号を選択し、スピ
ンドルモータの回転数と目標回転数の差が所定の回転数
以内に達したときに積分フィルタを通した速度制御用の
出力信号を選択するスイッチを設けた。また、第5の発
明では、積分フィルタは、オペレーショナルアンプ等の
差動増幅器と、差動増幅器の入力側に設けられた抵抗
と、差動増幅器のフィードバック端子間に設けられたコ
ンデンサーと、からなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、実施例を用い、図を参照して説明する。以下、本発
明の第1実施例を図3と図4を用いて説明する。図3は
本発明による光ディスク装置のスピンドルモータ回転制
御装置の第1の実施例を示すブロック図である。図にお
いて、1は光ディスク、2は光ピックアップ、101は
スピンドルモータである。光ディスク1はスピンドルモ
ータ101の回転軸4に着脱可能に取り付けられ、スピ
ンドルモータ101により回転される。光ピックアップ
2は、レーザービーム3を微小な光スポットに集束し
て、回転する光ディスク1に照射し、情報の記録または
再生を行う。波形生成部120は、FG(Freque
ncy Generator)102と波形整形回路1
03を有している。FG102は、例えば、回転軸4と
ともに回転する図示しない回転板と、固定された1組の
発光素子と受光素子からなる図示しない光センサーから
なる。スピンドルモータ101により回転している回転
板に開けられた穴が発光素子と受光素子の間を通過する
と光センサーがパルス信号を発し、スピンドルモータ1
01の回転速度に応じた信号を出力する。また、FG1
02として、回転軸4とともに回転する磁気を有する回
転板と、固定された磁気抵抗素子を組み合わせた装置を
用いても、スピンドルモータ101の回転速度に応じた
信号を得ることができる。波形整形回路103は、FG
102の出力した信号を方形波に整形する。速度制御部
130のFV(Frequency to Volta
ge)変換回路105は、波形整形回路103より出力
された方形波を電圧に変換する。その電圧と基準電圧供
給回路104の出力する電圧とを比較回路106で比較
し、スピンドルモータ101の回転速度の誤差を低減さ
せるような電圧を出力する。
【0014】積分フィルタ107は、比較回路106よ
り出力された制御信号の低域周波数成分のゲインを増大
する。積分フィルタ107の機能は、丸善株式会社から
出版されている電子・通信・電気工学基礎講座「制御工
学基礎論」(福島弘毅著)の58頁から63頁に記載さ
れているように、基本的にはラプラス演算子をSとする
と1/Sフィルタである。積分フィルタ107の出力
は、LPF(Low Pass Filter)110
を介してアンプ111に入力される。そして、アンプ1
11で電圧を増幅してスピンドルモータ101を駆動、
制御する。
【0015】図4は積分フィルタの一実施例を示す回路
図である。402はオペレーショナルアンプで、+(プ
ラス)入力端子の電圧と−(マイナス)入力端子の電圧
の差をほぼ無限大に増幅して出力する。図3に示した比
較回路106の出力信号を、抵抗401を介してオペレ
ーショナルアンプ402の−入力端子に入力し、出力端
子と−入力端子間をコンデンサー403で接続する。+
入力端子に接続した電源404の電圧は、例えば、−入
力端子に加わる電圧の平均レベルとなるように調整す
る。
【0016】本実施例では、積分フィルタ107を通過
する低域周波数成分のゲインは理想的には無限大に近づ
く。そのため、積分フィルタ107は理想的には周波数
が0Hzのときゲインが無限大のため、目標回転数に対
する実際の回転数の誤差分(抑圧成分)である定常偏差
はほぼ0に等しくなる。すなわち、一旦目標回転数に合
わせてしまえば、スピンドルサーボは理想的にははずれ
ないことになる。つまり、位相制御とほぼ等しい効果が
得られる。
【0017】よって、図2の従来例に示した位相制御部
を用いる代わりに、図3に示すように、速度制御部に積
分フィルタ107を比較回路106の出力の後に追加す
ることによって、回路規模を小さくし、尚且つ、速度制
御方式と位相制御方式を併用した場合とほぼ等しい制御
を行うことができる。また、図4に示すような一般的で
低価格の電子部品で積分フィルタ107を構成すること
により、低価格化の制御回路を達成できる。
【0018】積分フィルタ107を用いた方式では、ス
ピンドルモータを目標回転数に対して急激にあわせよう
とすると、場合によっては目標回転数の近傍に到達して
もリンギングが生じることがある。図5はリンギング現
象を説明するための特性図であり、横軸501は時間
を、縦軸502は回転数を表す。実線503はスピンド
ルモータの回転数の変化を示し、点線504は目標回転
数を示す。サーボは、目標回転数504と現状の回転数
を比較し、目標回転数504に対して未達量(行過量)
があれば逆方向に修正をかけようと働く。しかし、その
動作は制御部に積分フィルタ107があるためモータ部
に遅れて伝わる。ゲインが大きければ大きいほど、モー
タ部は修正入力によって大きく振られるが、遅れを伴う
ため目標回転数504に収束できず、再び逆方向に振ら
れてしまう。そこで、実線503に示すように、この状
態を繰り返しながら、やがて目標回転数に収束する。結
果的に目標回転数の近傍に早く到達しても落ち着くのに
時間がかかってしまうという問題が生じる。特に、近年
倍速競争が激しくなり、スピンドルモータの回転数も高
回転化していくと、このリンギングは無視できなくな
る。
【0019】第1の実施例の問題を解決したのが、本発
明による第2実施例である。図1は本発明による光ディ
スク装置のスピンドルモータ回転制御装置の第2の実施
例を示すブロック図である。本実施例による光ディスク
装置は、スピンドルモータの回転数を変更する際に、ま
ず積分フィルタをOFFし、目標回転数に対して特定の
回転数以内になった場合には、積分フィルタをONする
ことによって、最適にリンギングを抑え目標回転数に早
く到達することができるように工夫したものである。
【0020】図1において、スピンドルモータ101が
回転することによって、スピンドルモータ101の回転
速度に応じた周波数の信号が波形生成部120のFG
(Frequency Generator)102か
ら出力される。波形整形回路103は、FG102の出
力信号を方形波に整形して出力する。速度制御部230
のFV(Frequency to Voltage)
変換回路105は、波形生成部120より出力された方
形波を電圧に変換する。その電圧と基準電圧供給回路1
04の出力する電圧とを比較回路106で比較し、スピ
ンドルモータ101の回転速度の誤差を低減させるよう
な電圧を出力する。積分フィルタ107は、比較回路1
06より出力された制御信号の低域周波数成分のゲイン
をUPさせる。この積分フィルタ107の構成は、基本
的にはラプラス演算子をSとすると1/Sフィルタが入
っている。次に、スイッチ制御回路109は、波形生成
部120より得られるスピンドルモータ101の回転数
と設定した目標回転数とを比較し、ある一定の回転数以
内に入ったらスイッチ108を切り替える切り替え信号
112を出力する。スイッチ108は、スイッチ制御手
段109から出力される切り替え信号112を用いて、
積分フィルタ107をON/OFFする切り替えを行
い、速度制御部230の出力をLPF(Low Pas
s Filter)110を介してアンプ111に入力
する。そして、アンプ111で電圧を増幅してスピンド
ルモータ101を駆動、制御する。
【0021】スピンドルモータ101が停止している状
態では、スイッチ108は直接比較回路106の出力側
に接続されている。まず、スピンドルモータ101を停
止状態から目標回転数に回転させようとするとき、スイ
ッチ108により比較回路106の制御信号を直接LP
F110に接続する。スピンドルモータ101が停止し
ているのでFV変換回路105の出力電圧はゼロレベル
である。FV変換回路105の出力電圧と基準電圧供給
回路104の出力電圧との差は大きく、比較回路106
の出力電圧も大きい。比較回路106の出力電圧は、積
分フィルタ107を通らずに直接スピンドルモータ10
1へ供給される。よって、スピンドルモータ101の回
転数は目標回転数に急速に近づいてゆく。次に、スピン
ドルモータ101の回転数が目標回転数に対して所定の
回転数以内に入ったら、スイッチ制御回路109で所定
の回転数以内に入ったことを検出し、スイッチ108を
切り替え、積分フィルタ107をON、即ち積分フィル
タ107に接続される。積分フィルタ107は、目標回
転数に近い回転数でONするため、結果としてリンギン
グが少なく抑えられるため目標回転数に到達する時間も
少なくなる。
【0022】次に、スピンドルモータ101の回転数を
ある回転数から次の目標回転数に切り替えるときにも、
まず、スイッチ108により比較回路106の制御信号
を直接LPF110につなぐ。次に、スピンドルモータ
101の回転数が目標回転数に対して所定の回転数以内
に入ったら、スイッチ制御回路109より出力された切
り替え信号112によってスイッチ108を切り替え、
積分フィルタ107をONすることによって目標回転数
にスピンドルモータ101が到達する時間を短縮するこ
とができる。
【0023】図1に示す本発明の実施例である光ディス
ク装置では、積分フィルタをスピンドルモータの目標回
転数近傍でONさせ、積分フィルタ107の出力をスピ
ンドルモータに供給しているため、リンギングを抑える
ことが可能になる。このため、目標回転数に到達する時
間の短縮が可能になる。
【0024】以上述べたように、本発明によれば、スピ
ンドルモータ等を用いて情報の記録媒体である光ディス
クを回転させ、光ピックアップ等を用いて回転している
光ディスクに情報を記録し、または回転している光ディ
スクから情報を再生するための光ディスク装置におい
て、スピンドルモータの回転速度を正確に制御するのに
適し、しかも小規模の制御回路を達成し、さらには一般
的な回路部品を用いて低価格化の制御回路を達成できる
光ディスク装置を実現できる。また、本発明によれば、
最適に目標回転数に到達することができ、起動時間およ
びデータ読み出し時間の短縮を図ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、一
般的な回路部品を用いた小規模および低価格の制御回路
でスピンドルモータの回転速度をより正確に制御するこ
とができる。また、本発明によれば、目標回転数に到達
する時間を短縮することができるため、起動時間および
データ読み出し時間の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ディスク装置のスピンドルモー
タ回転制御装置の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】速度制御と位相制御の併用方式を用いた従来の
CAV制御装置のブロック図である。
【図3】本発明による光ディスク装置のスピンドルモー
タ回転制御装置の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】積分フィルタの一実施例を示す回路図である。
【図5】リンギング現象を説明するための特性図であ
る。
【符号の説明】
101…スピンドルモータ、102…FG(Frequ
ency Generator)、103…波形整形回
路、104…基準電圧供給回路、105…FV(Fre
quency to Voltage)変換回路、10
6…比較回路、107…積分フィルタ、108…スイッ
チ、109…スイッチ制御回路、110…LPF(Lo
w Pass Filter)、111…アンプ、12
0…波形生成部、130,230…速度制御部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクを回転せしめるスピンドルモー
    タと、該スピンドルモータの回転速度に応じた周波数の
    信号を生成する波形生成手段と、該波形生成手段より出
    力された信号を基に該スピンドルモータの回転数を制御
    する速度制御手段とを備え、該速度制御手段は速度制御
    用の出力信号を積分する積分フィルタを有することを特
    徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光ディスク装置において、
    該速度制御手段が出力する該積分フィルタを通した速度
    制御用の出力信号と該積分フィルタを通さない速度制御
    用の出力信号とを選択するスイッチを設けたことを特徴
    とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の光ディスク装置において、
    該スイッチは、該スピンドルモータの回転数と目標回転
    数の差が所定の回転数以内になった場合には、該積分フ
    ィルタを通した速度制御用の出力信号を選択し、該スピ
    ンドルモータの回転数と目標回転数の差が該所定の回転
    数より大きい場合には、該積分フィルタを通さない速度
    制御用の出力信号を選択する、ことを特徴とする光ディ
    スク装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の光ディスクにおいて、該ス
    イッチは、該スピンドルモータの回転数を変更させる際
    に、まず該積分フィルタを通さない速度制御用の出力信
    号を選択し、スピンドルモータの回転数と目標回転数の
    差が所定の回転数以内に達したときに該積分フィルタを
    通した速度制御用の出力信号を選択することを特徴とす
    る光ディスク装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載の光ディ
    スク装置において、該積分フィルタは、差動増幅器と、
    該差動増幅器の入力側に設けられた抵抗と、該差動増幅
    器のフィードバック端子間に設けられたコンデンサーと
    を備えることを特徴とする光ディスク装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかに記載の光ディ
    スク装置において、該積分フィルタは、ラプラス演算子
    をSとすると、1/Sフィルタであることを特徴とする
    光ディスク装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008236883A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Ricoh Co Ltd モータ制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008236883A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Ricoh Co Ltd モータ制御装置

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