JP2003204022A - 放熱部品 - Google Patents
放熱部品Info
- Publication number
- JP2003204022A JP2003204022A JP2002003225A JP2002003225A JP2003204022A JP 2003204022 A JP2003204022 A JP 2003204022A JP 2002003225 A JP2002003225 A JP 2002003225A JP 2002003225 A JP2002003225 A JP 2002003225A JP 2003204022 A JP2003204022 A JP 2003204022A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum
- silicon carbide
- heat dissipation
- aluminum alloy
- component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
クが入る等の問題が発生しがたいアルミニウム−炭化珪
素複合体からなる放熱部品を提供する。 【解決手段】炭化珪素成形体にアルミニウム又はアルミ
ニウム合金を含浸してなり、その少なくとも一部表面に
前記アルミニウム又はアルミニウム合金からなる金属層
を有する平板状の放熱部品であって、他の部品への取り
付け用孔部を前記平板の主面に有しており、しかも前記
孔部が前記炭化珪素成形体に取り囲まれないように設け
られていることを特徴とする放熱部品。
Description
熱膨張係数が小さいことから、パワーモジュール等に使
用されるアルミニウム−炭化けい素質放熱部品に関する
ものであり、特に高い信頼性を有したアルミニウム−炭
化けい素質放熱部品を提供するものである。
ワ−モジュ−ル用放熱板として、従来の銅に替わりアル
ミニウム−炭化けい素質複合体が使用されている。アル
ミニウム−炭化けい素質複合体の熱伝導率は銅のそれに
は及ばないものの、その熱膨張係数は6〜8ppm/K
と銅の17ppm/Kの約半分であるため、モジュ−ル
を構成するセラミックス回路基板と放熱板とを接着する
半田層部分でのクラック発生が抑制され、高い信頼性が
得られるからである。
常、炭化けい素粉末に添加物等を混合したのち、乾式プ
レス法、押し出し法やインジェクション法等により成形
体を形成し、これを焼成して、炭化けい素を主成分とし
た多孔質成形体(プリフォ−ムという)を作製したの
ち、このプリフォ−ムに、非加圧含浸法や、溶湯鍛造
法、ダイキャスト法などの加圧含浸法でアルミニウムま
たはその合金を含浸して作製される。また、炭化けい素
粉末にアルミニウムまたはその合金粉末を混合、加圧下
で焼成する粉末冶金的手法によっても作製できる。
合体は、表面加工や研磨を施したのち、メッキされ電子
・電気部品から発生する熱を放熱するための部品、即ち
放熱部品として用いられるが、電子・電気製品の中間工
程においては、さらに放熱フィン等の他の放熱用の部品
或いは製品外枠等にネジ止めされてモジュールとなる。
そのため、アルミニウム−炭化けい素質複合体には、予
めその外周或いはその近傍にネジ止め用の孔部が形成さ
れている。
知られているが、プリフォームを作製する際に、予め成
形時にピン等を用いて所定位置に孔を形成したプリフォ
−ム、或いはプリフォ−ム作製後に所定位置を加工して
孔部を設けたプリフォームなどを用いて、アルミニウム
若しくはアルミニウム合金を含浸した後、金属部位を機
械加工して孔部を形成する方法が行われている。
法で形成された孔部をもつアルミニウム−炭化けい素質
複合体を放熱フィン等の部品にネジ止めしようとする
と、従来のものでは前記孔部で割れたり、またたとえ取
り付け時には問題がなくとも、熱サイクルのかかる実使
用時に、孔部にクラックが入る等の問題が発生するた
め、より信頼性の高い孔部をもつアルミニウム−炭化け
い素質複合体が望まれていた。
鑑み、孔及びその周辺部でのクラックや割れの発生原因
及びその対策につき鋭意検討を重ねた結果、クラックや
割れの発生は、孔及びその周辺部に存在する微小クラッ
ク等の欠陥が存在していることが原因であること、そし
て、アルミニウム−炭化けい素質複合体は高強度は有す
るものの、靭性が不足しているため、破壊につながるこ
と等を見出すとともに、その対策として、孔の周囲をア
ルミニウム−炭化けい素質複合体で取り囲まないように
し、孔から外周に至る少なくとも1方向については、プ
リフォ−ムに由来する炭化けい素成分を排除し、積極的
にアルミニウムまたはその合金で満たす構造を採用する
ことで、孔部並びにその周辺の靱性を高め、クラックや
割れが発生することを防止することに有効であることを
見出し、本発明を完成するに至ったものである。
ミニウム又はアルミニウム合金を含浸してなり、その少
なくと一部表面に前記アルミニウム又はアルミニウム合
金からなる金属層を有する平板状の放熱部品であって、
放熱フィン等への取り付け用孔部を前記平板の主面に有
しており、しかも前記孔部が前記炭化珪素成形体に取り
囲まれないように設けられていることを特徴とする放熱
部品であり、好ましくは、前記孔部を形成している金属
層が、前記炭化珪素成形体とは異なる無機物質を含有す
ることを特徴とする前記の放熱部品である。
1〜1.5質量%のマグネシウムと0.1〜18質量%
のシリコンを含むことを特徴とし、表面全体がアルミニ
ウム又はアルミニウム合金からなる金属層を有すること
を特徴とする前記の放熱部品であり、さらに炭化珪素成
形体の相対密度が55〜75%であることを特徴とする
前記の放熱部品である。
ウム−炭化けい素質からなる平板状放熱部品を放熱フィ
ン等の他の放熱部品や製品外枠等の他の部品にネジ止め
する際やネジ止め後の実使用時において発生する孔やそ
の周辺部のクラック、割れ等の破損を抑制する新規な構
造を見出した点にある。
明する。図1は従来公知のアルミニウム−炭化けい素質
複合体からなる平板状放熱部品を示したものであり、ま
た、A−A’部分の断面図も示した。上方から眺めたと
きに、前記平板状放熱部品は長方形をしていて、その4
隅に他の部品にネジ止め固定するための貫通孔1が設け
られている。また、前記平板状放熱部品は、アルミニウ
ム−炭化珪素質複合材部分2と、アルミニウム又はその
合金からなる金属部分3とからなるが、従来の平板状放
熱部品においては、前記貫通孔1よりも外周部に存在す
る部分には、アルミニウム−炭化珪素質複合材部分2が
存在している。然るに、従来の平板状放熱部品は、通
常、予め孔を形成しておいた炭化けい素を主成分とする
成形体(以下、プリフォ−ムと呼ぶ)を用いて、これに
公知の方法でアルミニウムまたはその合金を含浸して形
成されるものであるからである。尚、図1においては、
前記平板状放熱部品の主平面の表面にアルミニウム又は
その合金からなる金属部分3が存在しているが、機械加
工等により取り去って、直接表面を複合部としてもかま
わない。
例を示したものであり、外観的には図1の従来の平板状
放熱部品と同じ外観を有し、上方から眺めたときに長方
形をしていて、その4隅に他の部品にネジ止め固定する
ための貫通孔1が設けられ、また、アルミニウム−炭化
珪素質複合材部分2と、アルミニウム又はその合金から
なる金属部分3とからなるが、その構造、特に貫通孔1
よりも外周部に存在する部分には、アルミニウム又はそ
の合金からなる金属部分3が存在するのみで、従来のも
のと異なり、この部分にアルミニウム−炭化珪素質複合
材部分2を存在させていない特徴がある。
いるので、この部分の靱性が向上し、その結果として、
従来構造のもので発生しやすかったクラックや割れの発
生を防止することができるという特徴を有している。
尚、従来の放熱部品の場合と同じく、主平面にアルミニ
ウム又はその合金からなる金属部分3が存在しても、或
いは存在していなくても構わない。
の合金からなる金属部分3には、無機成分を含むことが
好ましい。これにより、貫通孔1付近を構成する部分の
高靱性化が一層達成され易くなり、本発明の目的を一層
達成しやすくなるからである。前記無機成分としては、
プリフォームを形成している炭化珪素以外のものを選択
するとき、貫通孔1並びにその近傍の構造、形状に応じ
て適切な高靱性化ができ、しかも含浸時のひけ、巣の発
生を防止できるので好ましい。この様な無機成分の例と
して、アルミナ繊維等が挙げられる。
り、長方形で、長辺の夫々に3個の貫通孔1を有する平
板状放熱部品である。
について、主として、湿式プレス法で炭化珪素成形体
(プリフォーム)を得てこれにアルミニウムを溶湯鍛造
法により含浸する方法を例に説明する。
る方法については、得られる放熱部品の特性に応じて炭
化珪素粉末や成形条件を適宜選択するが、例えば、放熱
部品の熱膨張係数を6〜9ppm/K程度におさめるた
めには、プリフォームの相対密度を55〜75%にする
のがよく、前記数値範囲の相対密度を得るには、通常、
粒度の異なった粉末の配合が行われる。炭化珪素の場
合、#150や#220の粉末と#1000及びそれら
より細かい粉を配合した粉末の使用がその一例として挙
げることができる。
は、従来より公知の乾式プレス法、湿式プレス法、押出
し成型法、インジェクション法、キャスティング法、シ
ート成形後打ち抜く方法等を用いることができる。ま
た、含浸時に割れなどの異常を発生しないような強度を
発現させるために、無機質或いは有機質のバインダーを
前記成形方法に応じて適宜添加することもできる。前記
バインダーとしてシリカゾルが、高強度のプリフォーム
が得やすいので、好ましい。
は、多孔質の凹凸型を用意し、凹型内に炭化珪素粉末と
無機バインダー及び水を主成分とするスラリーを充填
し、凸型で圧縮成形すれば良いが、本発明では、得られ
るプリフォームが、例えば図2や図3に示した通りに、
貫通孔を形成する部分とならないように、付形されてい
れば良い。
の製法によって異なるものの、通常は乾燥、加熱脱脂処
理を経た後、所定の強度を有する成形体を得るため焼成
される。焼成条件としては、不活性雰囲気中や大気中、
700℃以上が好ましいが、大気中の場合、1100℃
以上の温度で焼成した場合、炭化珪素が酸化し得られる
複合体の熱伝導率が低下するので、少なくともこの温度
以下で焼成することが好ましい。
リフォームへの含浸は、いわゆる溶湯鍛造法やダイカス
ト法が採用できる。溶湯鍛造法の場合、製品形状を持つ
湯口付きの型内にプリフォームを充填し、更にこれをプ
レス凹型内にセットし、アルミニウムまたはアルミニウ
ム合金の溶湯を前記凹型内に注入し、凸型で密閉し、プ
レスした後、前記溶湯を冷却固化してブロック状とす
る。冷却後、前記ブロックから製品形状のアルミニウム
−炭化珪素質複合体を得るものであり、前記湯口付き型
の形状を工夫して、多数のアルミニウム−炭化珪素質複
合体を得ることもできる。ダイカスト法は、プリフォー
ムを製品形状のキャビティーを有する金型内にセット
し、型締めを行ったのち、アルミニウムまたはアルミニ
ウム合金を高速注入し、複合体を得る方法である。
ために、貫通孔を開ける部位に、予め炭化珪素以外の無
機物、たとえばアルミナ繊維等を充填した成形体を使用
し、含浸することが好適に行われる。この際、使用する
無機物はアルミニウムまたはその合金との反応性が低い
ことが望ましく、また、その充填率は使用する無機物に
より異なるが、通常30体積%以下が好ましい。充填率
を高くすると、この部分が硬くなるため、後の貫通孔加
工時に負担がかかるためである。
ニウム合金の溶湯を含浸させる場合、前記いずれの方法
においても、プリフォームは含浸前に加熱されているこ
とが好ましい。これは、含浸途中において、成形体内で
溶融したアルミニウムまたはアルミニウム合金が含浸不
十分のままに固化することを防ぐためである。好適な加
熱温度は、使用するアルミニウム合金の組成や成形体の
大きさ・形状等により実験的に決められるが、本発明者
の検討結果に拠れば、550℃以上に加熱しておくこと
が好ましい。また、含浸する溶融アルミニウムまたはそ
の合金の溶湯温度も実験的に決められるが、通常750
℃以上が好ましい。
い素粉末(大平洋ランダム社製)65質量部と平均粒径
が13μmの炭化けい素粉末(大平洋ランダム社製)3
5質量部とを混合し、水を9質量部、コロイダルシリカ
溶液(日産化学社製、商品名スノーテックスO)を12
質量部ならびに減水剤(グレースケミカルズ社製、商品
名スーパー200)を3質量部、さらには増粘剤を0.
5質量部(ビックケミー・ジャパン社製 商品名BYK
−P104S)添加し、十分に攪拌混合し、スラリーを
作製した。
後、長さが120mmで幅が70mmのキャビティー
(但し、4隅が15mmサイズで残っている)を有し、
前記キャビティー表面に配置され、しかも外部から真空
引きできる構造の吸水スリットを有しいる凹型内に充填
し、その後、凸型を載せ、真空引きを行いながら総荷重
5000Kg重(4.9×108Pa)下で成形後脱型
して、厚み3mmの成形体を得た。前記成形体を120
℃で乾燥後、800℃にて2時間、空気中で焼成して、
プリフォームを得た。前記プリフォームは、重量及び寸
法測定から、相対密度を算出した。
mm×90mm×6mmで、片面に120mm×70m
m×3mmのキャビティーをもち、さらに前記70mm
の辺から垂直方向に外部に向けて幅15mm、深さ2m
mの湯口となる溝を有し、かつ前記6mmの厚み部分
で、その厚み方向にボルト止め用の穴を4つ有するステ
ンレス製の型内にセットした。この際、型と成形体にで
きる4隅の空隙部には、アルミニウム質短繊維を充填し
た。次に、この上に、厚さ3mmで前記のキャビティー
を有する型の穴位置に対応する穴を有するステンレス製
の板を載せ、ボルトにて固定して、一つのブロックとし
た。なお、予めキャビティーを有する型及びステンレス
製板には、含浸後の成形体の離型性をよくするため、カ
ーボン粉末を塗布した。
た後、すぐに含浸用の容器内にセットし、850℃の溶
融アルミニウム合金(シリコンを12質量%、マグネシ
ウムを0.5質量%含有する)を前記ブロックが隠れる
まで注入し、容器をピストン状の凸型にて密閉し、前記
ピストンを押圧することで前記溶融アルミニウム合金を
加圧した。冷却後、アルミニウム(Al)合金に包まれ
たブロックを脱型し、ブロックを覆うアルミニウム合金
を除くことで、ブロックを解体し、アルミニウム合金と
炭化珪素とからなる120mm×70mm×3mmの平
板状のアルミニウム−炭化珪素質複合体を取り出した。
前記複合体の主面の4隅に、周囲から7.5mmの位置
に中心のある、直径7.5mmの貫通孔を機械加工にて
形成し、図2に示した形状の複合体とした。
複合体をそれぞれを、4隅に直径7.5mmの穴を設け
てある大きさ120mm×70mm×10mmのアルミ
ニウム板に、ボルトとナットを用いて締めて固定した。
この際、トルクレンチにて締め付けトルクを、4、8、
10、12及び15Nmとした。次に、−40℃、30
分間と125℃、30分間の熱サイクルに300回かけ
たのち、アルミニウム板との固定を解除し、複合体の4
隅を超音波探傷機にて測定することで、欠陥の発生有無
を調べた。この結果を表1に示す。
て平均粒径60μmのものを55質量部とし、13μm
のものを45質量部としたこと、アルミニウム合金とし
てシリコンを0.1質量%、マグネシムを1.5質量%
含んでいること、さらに、プリフォームとして、図3に
例示したとおりに、長辺部にU字状に除いた部分を形成
し、この部分に穴を形成したこと、大きさが130mm
×80mmであり、貫通孔の中心位置が長辺より7mm
であり、U字部の深さが12mmであり、幅が10mm
であり、同じ長辺上の隣り合う貫通孔の中心間距離が4
5mmであること以外は、すべて実施例1と同じ方法で
複合体を作製し、評価も実施例1と同じ方法で行った。
この結果を表1に示す。
て平均粒径100μmのものを75質量部とし、13μ
mのものを25質量部としたこと、アルミニウム合金が
シリコンを18質量%、マグネシムを0.1質量%含ん
でいること以外は、すべて実施例1と同じ方法で複合体
の作製並びに評価を行った。結果を表1に示す。
を有する型で成形したこと、焼成後のプリフォームの4
隅に機械加工にて直径9mmの貫通孔を形成したこと、
さらに形成した孔にはアルミニウム質短繊維を充填し、
複合体のこの部分に直径7.5mmの貫通孔を形成した
こと以外は、実施例1と同じ方法で複合体を作製し、評
価を行った。この結果を表1に示す。
を作製したこと、プリフォームの長辺に沿って直径9m
mの貫通孔を機械加工にて設けたこと以外は、すべて実
施例2と同じ方法にて、図3に示す形状の複合体を作製
し、評価を行った。この結果を表1に示す。
ャビティーを有する型で成形したこと、焼成後のプリフ
ォームの4隅に機械加工にて直径9mmの貫通孔を形成
したこと、さらに形成した孔にはアルミニウム質短繊維
を充填し、複合体のこの部分に直径7.5mmの貫通孔
を形成したこと以外は、実施例1と同じ方法で複合体を
作製し、評価を行った。この結果を表1に示す。
め固定するための貫通孔の部分が高靱性化されるよう
に、この部分にアルミニウム−炭化珪素質複合材部分を
存在させていない構造を有しているので、放熱フィン等
の他の放熱部品や製品外枠等の他の部品にネジ止めする
際やネジ止め後の実使用時においてもクラックや割れ等
の破損が抑制されている特徴を有しており、パワ−モジ
ュ−ル等に使用されて高い信頼性を示すことができ、産
業用非常に有用である。
図。
Claims (5)
- 【請求項1】炭化珪素成形体にアルミニウム又はアルミ
ニウム合金を含浸してなり、その少なくとも一部表面に
前記アルミニウム又はアルミニウム合金からなる金属層
を有する平板状の放熱部品であって、他の部品への取り
付け用孔部を前記平板の主面に有しており、しかも前記
孔部が前記炭化珪素成形体に取り囲まれないように設け
られていることを特徴とする放熱部品。 - 【請求項2】前記孔部を形成している金属層が、前記炭
化珪素成形体とは異なる無機物質を含有することを特徴
とする請求項1記載の放熱部品。 - 【請求項3】アルミニウム合金が0.1〜1.5質量%
のマグネシウムと0.1〜18質量%のシリコンを含む
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の放熱部
品。 - 【請求項4】表面全体がアルミニウム又はアルミニウム
合金からなる金属層を有することを特徴とする請求項
1、請求項2又は請求項3記載の放熱部品。 - 【請求項5】炭化珪素成形体の相対密度が55〜75%
であることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3
又は請求項4記載の放熱部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002003225A JP3662221B2 (ja) | 2002-01-10 | 2002-01-10 | 放熱部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002003225A JP3662221B2 (ja) | 2002-01-10 | 2002-01-10 | 放熱部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003204022A true JP2003204022A (ja) | 2003-07-18 |
JP3662221B2 JP3662221B2 (ja) | 2005-06-22 |
Family
ID=27642867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002003225A Expired - Lifetime JP3662221B2 (ja) | 2002-01-10 | 2002-01-10 | 放熱部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3662221B2 (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004144489A (ja) * | 2002-10-21 | 2004-05-20 | Ryobi Ltd | 内部に複合部材を有する鋳造品の良否の判別方法 |
WO2007080701A1 (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-19 | Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | アルミニウム-炭化珪素質複合体及びそれを用いた放熱部品 |
WO2009098865A1 (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-13 | A.L.M.T. Corp. | ヒートスプレッダおよびその製造方法 |
EP2447990A1 (en) * | 2010-11-02 | 2012-05-02 | ABB Technology AG | Base plate |
JP2014181372A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Sumitomo Precision Prod Co Ltd | 高熱伝導板材 |
WO2015141729A1 (ja) * | 2014-03-18 | 2015-09-24 | 電気化学工業株式会社 | アルミニウム-炭化珪素質複合体及びパワーモジュール用ベース板 |
WO2016002943A1 (ja) * | 2014-07-04 | 2016-01-07 | 電気化学工業株式会社 | 放熱部品及びその製造方法 |
WO2016013648A1 (ja) * | 2014-07-24 | 2016-01-28 | 電気化学工業株式会社 | 複合体及びその製造方法 |
EP3410472A1 (en) * | 2017-05-31 | 2018-12-05 | ABB Schweiz AG | Power electronic module cooling arrangement |
WO2020110824A1 (ja) * | 2018-11-29 | 2020-06-04 | デンカ株式会社 | 放熱部材 |
CN117165802A (zh) * | 2023-11-02 | 2023-12-05 | 国网山东省电力公司烟台供电公司 | 一种多尺度颗粒增强耐磨铝基复合材料的制备方法 |
-
2002
- 2002-01-10 JP JP2002003225A patent/JP3662221B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (35)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004144489A (ja) * | 2002-10-21 | 2004-05-20 | Ryobi Ltd | 内部に複合部材を有する鋳造品の良否の判別方法 |
JP5144279B2 (ja) * | 2006-01-13 | 2013-02-13 | 電気化学工業株式会社 | アルミニウム−炭化珪素質複合体及びそれを用いた放熱部品 |
WO2007080701A1 (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-19 | Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | アルミニウム-炭化珪素質複合体及びそれを用いた放熱部品 |
US8025962B2 (en) | 2006-01-13 | 2011-09-27 | Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Aluminum-silicon carbide composite and heat dissipation device employing the same |
WO2009098865A1 (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-13 | A.L.M.T. Corp. | ヒートスプレッダおよびその製造方法 |
US8897015B2 (en) | 2010-11-02 | 2014-11-25 | Abb Technology Ag | Base plate |
CN102456640A (zh) * | 2010-11-02 | 2012-05-16 | Abb技术有限公司 | 基板 |
EP2447990A1 (en) * | 2010-11-02 | 2012-05-02 | ABB Technology AG | Base plate |
CN102456640B (zh) * | 2010-11-02 | 2016-06-01 | Abb技术有限公司 | 基板 |
JP2014181372A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Sumitomo Precision Prod Co Ltd | 高熱伝導板材 |
WO2015141729A1 (ja) * | 2014-03-18 | 2015-09-24 | 電気化学工業株式会社 | アルミニウム-炭化珪素質複合体及びパワーモジュール用ベース板 |
CN106463484B (zh) * | 2014-03-18 | 2020-06-19 | 电化株式会社 | 铝-碳化硅质复合体及功率模块用基底板 |
US10233125B2 (en) | 2014-03-18 | 2019-03-19 | Denka Company Limited | Aluminium-silicon carbide composite, and power-module base plate |
CN106463484A (zh) * | 2014-03-18 | 2017-02-22 | 电化株式会社 | 铝‑碳化硅质复合体及功率模块用基底板 |
JPWO2015141729A1 (ja) * | 2014-03-18 | 2017-04-13 | デンカ株式会社 | アルミニウム−炭化珪素質複合体及びパワーモジュール用ベース板 |
US20170107158A1 (en) * | 2014-03-18 | 2017-04-20 | Denka Company Limited | Aluminium-silicon carbide composite, and power-module base plate |
US20170142859A1 (en) * | 2014-07-04 | 2017-05-18 | Denka Company Limited | Heat-dissipating component and method for manufacturing same |
WO2016002943A1 (ja) * | 2014-07-04 | 2016-01-07 | 電気化学工業株式会社 | 放熱部品及びその製造方法 |
JPWO2016002943A1 (ja) * | 2014-07-04 | 2017-06-08 | デンカ株式会社 | 放熱部品及びその製造方法 |
US10869413B2 (en) | 2014-07-04 | 2020-12-15 | Denka Company Limited | Heat-dissipating component and method for manufacturing same |
JPWO2016013648A1 (ja) * | 2014-07-24 | 2017-05-25 | デンカ株式会社 | 複合体及びその製造方法 |
US10081055B2 (en) | 2014-07-24 | 2018-09-25 | Denka Company Limited | Composite body and method for producing same |
CN106715004A (zh) * | 2014-07-24 | 2017-05-24 | 电化株式会社 | 复合体及其制造方法 |
WO2016013648A1 (ja) * | 2014-07-24 | 2016-01-28 | 電気化学工業株式会社 | 複合体及びその製造方法 |
CN106715004B (zh) * | 2014-07-24 | 2019-09-24 | 电化株式会社 | 复合体及其制造方法 |
EP3410472A1 (en) * | 2017-05-31 | 2018-12-05 | ABB Schweiz AG | Power electronic module cooling arrangement |
WO2020110824A1 (ja) * | 2018-11-29 | 2020-06-04 | デンカ株式会社 | 放熱部材 |
JPWO2020110824A1 (ja) * | 2018-11-29 | 2021-10-21 | デンカ株式会社 | 放熱部材 |
JP6996008B2 (ja) | 2018-11-29 | 2022-01-17 | デンカ株式会社 | 放熱部材 |
JP2022027929A (ja) * | 2018-11-29 | 2022-02-14 | デンカ株式会社 | 放熱部材 |
TWI819148B (zh) * | 2018-11-29 | 2023-10-21 | 日商電化股份有限公司 | 放熱構件 |
JP7427647B2 (ja) | 2018-11-29 | 2024-02-05 | デンカ株式会社 | 放熱部材 |
US11903168B2 (en) | 2018-11-29 | 2024-02-13 | Denka Company Limited | Heat dissipation member |
CN117165802A (zh) * | 2023-11-02 | 2023-12-05 | 国网山东省电力公司烟台供电公司 | 一种多尺度颗粒增强耐磨铝基复合材料的制备方法 |
CN117165802B (zh) * | 2023-11-02 | 2024-01-16 | 国网山东省电力公司烟台供电公司 | 一种多尺度颗粒增强耐磨铝基复合材料的制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3662221B2 (ja) | 2005-06-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100637635B1 (ko) | 탄화규소질 복합체 및 그 제조 방법과 이를 사용한 방열부품 | |
JP4761157B2 (ja) | アルミニウム−炭化珪素質複合体 | |
US7993728B2 (en) | Aluminum/silicon carbide composite and radiating part comprising the same | |
EP3121847B1 (en) | Aluminium-silicon carbide composite, and power-module base plate | |
US20120063071A1 (en) | Machinable metal/diamond metal matrix composite compound structure and method of making same | |
JP7427647B2 (ja) | 放熱部材 | |
JP2003204022A (ja) | 放熱部品 | |
JP6636924B2 (ja) | アルミニウム‐炭化珪素質複合体及びその製造方法 | |
WO2022181416A1 (ja) | 成形体及びその製造方法 | |
EP3920215B1 (en) | Heat-dissipating member and manufacturing method for same | |
WO2016002943A1 (ja) | 放熱部品及びその製造方法 | |
JP3496816B2 (ja) | 金属−セラミックス複合体とそれを用いた放熱部品 | |
JP4080053B2 (ja) | 複合体の製造方法 | |
JP2004055577A (ja) | アルミニウム−炭化珪素質板状複合体 | |
JP2003300788A (ja) | アルミニウム合金−炭化珪素質複合体の製造方法及びそれに用いる構造体 | |
JP3626695B2 (ja) | 電子機器用放熱部材の製造方法 | |
JP2001294494A (ja) | 金属セラミックス複合体および放熱部材 | |
JP2005064261A (ja) | アルミニウム−炭化珪素質複合体及びその製造方法 | |
JP2001085583A (ja) | 金属−セラミックス複合体の製造用型とそれを用いた金属−セラミックス複合体の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050215 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050224 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050322 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050322 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3662221 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090401 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090401 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100401 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100401 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110401 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120401 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130401 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130401 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140401 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |