JP2003203873A - プラズマcvd装置及びプラズマcvd方法 - Google Patents

プラズマcvd装置及びプラズマcvd方法

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JP2003203873A
JP2003203873A JP2002003718A JP2002003718A JP2003203873A JP 2003203873 A JP2003203873 A JP 2003203873A JP 2002003718 A JP2002003718 A JP 2002003718A JP 2002003718 A JP2002003718 A JP 2002003718A JP 2003203873 A JP2003203873 A JP 2003203873A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄膜へのイオンダメージを抑制し、膜質の制
御性を向上することができ、高速成膜時においても膜厚
均一性に優れた薄膜を形成することができるプラズマC
VD装置及びプラズマCVD方法を提供する。 【解決手段】 真空容器1と、排気手段3と、基板ホルダ
4と、ホルダ上の基板と向き合って配置された格子状の
高圧電極61,61Aと、高圧電極に整合器8を介して高周波
電力を給電する電源7と、高圧電極に近接して並行な二
段格子電極を構成するように基板と高圧電極との間に配
置され、高圧電極を構成する複数の格子電極棒に1対1
に対応する複数の格子電極棒を有する格子状の接地電極
62と、反応性ガス供給源22と、希釈ガス供給源23と、希
釈第2のガス供給源から真空容器内に希釈ガスを導入す
る希釈ガス導入口91a,64と、この希釈ガス導入口よりも
基板に近いところに開口し、反応性ガスを基板に向けて
供給する反応性ガス導入口63と、高周波電源、第1及び
第2のガス供給源の動作をそれぞれ制御する手段21とを
具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜電子デバイ
ス、例えば、薄膜トランジスタ、太陽電池、電子写真感
光体等の製造、開発プロセスに用いられるプラズマCV
D装置及びプラズマCVD方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマを用いた薄膜形成及び材料加工
プロセスは、薄膜電子デバイス及び新材料製造などに広
く用いられている必要不可欠の技術である。これらのプ
ロセスでは経済性の観点から、より高速なプロセスでか
つ高品質なデバイスの製造方法が望まれている。
【0003】従来のプラズマCVD装置は、図10に示
すように、側壁の排気管2を介して真空ポンプ3により
反応容器1の内部が排気されるようになっており、反応
容器1内には矩形の電極4が設けられている。この電極
4は接地され、その下面に基板10を保持し、さらに基
板10を加熱するためのヒータ5を内蔵している。
【0004】高圧電極6は、接地電極4に対向配置さ
れ、かつ所望の距離の位置に固定され、高周波電源7か
ら整合器8を介して高周波電力が供給されるようになっ
ている。この高圧電極6の表面には複数のガス噴出孔9
が開口し、両電極4,6間に均一にガスが吹き出すよう
になっている。
【0005】このようなプラズマCVD装置を用いて製
膜する場合は、反応容器1内の接地電極4に基板10を
保持し、ヒータ5により所望の温度に加熱する。次に、
反応性ガスを高圧電極6のガス噴出孔9から反応容器1
内に供給する。同時に真空ポンプ3により反応容器1内
のガスを排気管2を通して排気し、反応容器1内を所望
のガス圧力に保持する。最後に、高周波電源7から整合
器8を介して、高圧電極6に高周波電力を供給する。
【0006】この高周波電力の供給により電極4,6間
に時間的に交番する電界が形成され、この電界により加
速された電子が反応性ガス分子に衝突し、電離作用を引
き起こすことで両電極4,6間にプラズマ11が形成さ
れる。このプラズマ11が反応性ガスを分解、活性な分
子を生成し、加熱された基板10の表面に活性分子が堆
積することで目的の薄膜が形成される。このようなプラ
ズマの生成方式は容量結合型と呼ばれ、接地電極4と高
圧電極6とが電気的に強く結合したものになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来装置におい
ては、高圧電極6と接地電極4に保持された基板10の
間にプラズマ本体11が生成されることになる。通常、
プラズマはそれを囲む境界面に対し、正の電位(境界面
の電位より高い電位)を維持する性質がある。このた
め、プラズマ11中にある正の電荷を持ったイオンは、
プラズマ11から境界面に向かう電位勾配により加速さ
れ、基板10上の成膜表面に高いエネルギーを持って入
射することになる。このとき、膜中に侵入したイオンが
十分大きいエネルギーを有していれば、薄膜を破壊する
などのダメージを与える場合がある。
【0008】また、プラズマ11中で原料ガスが分解さ
れる領域は、電子温度が高く、電子密度の大きいプラズ
マシース端であることが多い。プラズマシースはプラズ
マ11が触れる境界面近傍に形成されるもので、プラズ
マ11に直接触れる基板10の近傍にも形成される。従
って、基板10の近傍では、成膜において膜質に良い影
響をもたらす活性分子のみならず、悪い影響をもたらす
活性分子も生成される可能性がある。
【0009】例えば、シリコン薄膜を形成する場合、シ
ラン系ガスをプラズマ11で分解して基板上に膜を堆積
させる際に、活性分子SiH3(シリル)は膜質に良い影
響をもたらすが、その反面、SiH2(シリレン)はその
ものが欠陥の多い膜の原因となる他、非常に反応性が高
いので、連鎖的な反応により分子量の大きい高次の活性
分子を生成し、それが欠陥の多い膜の原因になっている
とも言われている。従って、従来装置のようにプラズマ
11本体が直接成膜を行う基板10に接している場合
は、膜質のコントロールが極めて困難となる。
【0010】さらに、高速に成膜を実施しようとする場
合、例えば高周波電源7のパワーを増大することが行わ
れる。この操作は、プラズマ11中の電位をより一層高
くし、電子温度も高くなるので前述の2つの弊害、すな
わちイオンによるダメージと膜質を悪くする活性分子の
影響を助長する可能性が高く、高速成膜時において膜質
が極端に劣化するおそれがある。
【0011】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、薄膜へのイオンダメージを抑制し、かつ
膜質に良い影響をもたらす活性分子と悪い影響をもたら
す活性分子との選択性を向上させ、膜質の制御性を向上
することができ、高速成膜時においても膜厚均一性に優
れた薄膜を形成することができるプラズマCVD装置及
びプラズマCVD方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、特開20
00−73174号公報において図11に示すプラズマ
CVD装置及び薄膜電子デバイス製造方法(以下、先願
発明という)を提案している。この先願発明の装置で
は、上述の高圧電極6の代わりに、高周波電力を供給す
る導体棒と接地された導体棒を交互に梯子状に並べた複
数の導体棒からなる梯子型電極51を設置する。この方
法によれば高周波電力を供給する高圧格子電極52(黒
丸)と接地格子電極53(白丸)との間でプラズマ11を
生成するために、基板10を載せる接地電極4との電気
的結合を弱めることができる。これによりプラズマ11
本体は基板10から離れ、イオンによるダメージの抑制
やプラズマ中の反応性を制御可能となる。本発明者ら
は、さらに鋭意研究した結果、以下の本発明を完成し
た。
【0013】本発明に係るプラズマCVD装置は、真空
容器と、この真空容器内を排気する手段と、前記真空容
器内で基板を保持するホルダと、このホルダ上の基板と
向き合って配置された格子状の高圧電極と、この高圧電
極に整合器を介して高周波電力を給電する高周波電源
と、前記高圧電極に近接して並行な二段格子電極を構成
するように前記ホルダ上の基板と前記高圧電極との間に
配置され、前記高圧電極を構成する複数の格子電極棒に
少なくとも1対1に対応するだけの複数の格子電極棒を
有する格子状の接地電極と、反応性ガスを前記真空容器
内に供給する第1のガス供給源と、前記反応性ガスを希
釈する希釈ガスを前記真空容器内に供給する第2のガス
供給源と、前記第2のガス供給源から前記真空容器内に
希釈ガスを導入する希釈ガス導入口と、この希釈ガス導
入口よりも前記ホルダ上の基板に近いところに開口し、
反応性ガスを前記ホルダ上の基板に向けて供給する反応
性ガス導入口と、前記高周波電源、前記第1のガス供給
源および前記第2のガス供給源の動作をそれぞれ制御す
る手段と、を具備することを特徴とする。
【0014】本発明に係るプラズマCVD方法は、基板
を真空容器内で保持するホルダと、このホルダ上の基板
と向き合って配置された格子状の高圧電極と、この高圧
電極に整合器を介して高周波電力を給電する高周波電源
と、前記高圧電極に近接して並行な二段格子電極を構成
するようにホルダ上の基板と前記高圧電極との間に配置
され、前記高圧電極を構成する複数の格子電極棒に少な
くとも1対1に対応するだけの複数の格子電極棒を有す
る格子状の接地電極と、反応性ガスを前記真空容器内に
供給する第1のガス供給源と、反応性ガスを希釈する希
釈ガスを前記真空容器内に供給する第2のガス供給源
と、前記第2のガス供給源から前記真空容器内に希釈ガ
スを導入する希釈ガス導入口と、この希釈ガス導入口よ
りも前記ホルダ上の基板に近いところに開口し、反応性
ガスを前記ホルダ上の基板に向けて供給する反応性ガス
導入口とを具備するプラズマCVD装置を用いて、基板
上に薄膜を製膜するプラズマCVD方法であって、
(a)基板をホルダで保持し、真空容器内を排気する工
程と、(b)反応性ガスを前記接地電極のガス噴出孔か
ら吹き出させてホルダ上の基板に向けて通流させるとと
もに、希釈ガスを前記接地電極後方のガス導入口から導
入してホルダ上の基板に向けて通流させ、前記接地電極
からホルダ上の基板までの空間で後方から流れる希釈ガ
スにより前方の反応性ガスを希釈する工程と、(c)高
周波電源から高圧電極に高周波を印加して接地電極の格
子電極棒の相互間に放電プラズマを生成させ、反応性ガ
ス成分の活性種を作用させて基板上に製膜する工程と、
を具備することを特徴とする.本発明においては格子型
高圧電極と格子型接地電極とを特定の相対位置関係に配
置し、接地電極を構成する格子電極棒の相互間に局部的
にプラズマをそれぞれ生成させることにより、イオンダ
メージが大幅に抑制され、膜質の制御性を向上させるこ
とができる。
【0015】さらに、高圧電極の径を接地電極の径より
も大きくすることにより、径の大きい高圧電極と径の小
さい接地電極との最短距離を結ぶ間にプラズマを生成さ
せること無しに、径の小さい接地電極の相互間のみにプ
ラズマを容易に生成させることができる。
【0016】SiH4ガスを分解してシリコン薄膜を成
膜する場合、活性分子SiH3(シリル)は膜質に良い影
響をもたらすが、SiH2(シリレン)はそのものが欠陥
の多い膜の原因となる他、非常に反応性が高いので、連
鎖的な反応により分子量の大きい高次の活性分子を生成
し、それが欠陥の多い膜の原因になっているとも言われ
ている。
【0017】二段格子型電極に高周波を印可して放電プ
ラズマを生成させると、図4に示すようにプラズマ11
の本体は接地格子電極62の電極棒相互間であって高圧
格子電極61のほうに少し偏って生成される。
【0018】従って、SiH4ガスを接地格子電極62
の基板側表面から供給すれば、SiH4ガスはプラズマ
11本体中を完全に通過することを抑制できる。このよ
うにすることで、プラズマ11本体中に存在する高エネ
ルギの電子によりSiH4ガスが分解されることを抑制
でき、膜質に悪い影響をもたらすSiH2に生成を抑制
可能となる。この理由は、SiH4ガスが分解してSi
2になるのに必要なエネルギは9.47eVであり、
これはSiH3に必要とされるエネルギ8.75eVに
比べて大きいからである。
【0019】一方、H2ガスは、図5に示すようにプラ
ズマ11本体中を通過することで、効率的に水素原子に
解離される。この解離した水素原子HとSiH4ガスと
の反応によりSiH3を生成する反応速度は大きく、さ
らにSiH2に対するSiH3の選択比を向上することが
でき、良質な膜をつくることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の種々の好ましい実施の形態について説明する。
【0021】図1に示すように、矩形状の反応容器1
は、側壁に真空ポンプ3に連通する排気管2を有する。
矩形の電極4は反応容器1内に設けられ、ヒータ5を内
蔵している。電極4は、その下面に基板10を吸着又は
クランプ保持し、基板10を所定温度域に加熱するもの
である。電極4は接地されている。
【0022】次に、図1中で該反応容器1内には本発明
による二段格子型電極61,62を、電極4に対向し、
かつ所望の距離の位置に設置する。このとき、径の大き
い梯子型電極61には高周波電源7から整合器8を介し
て高周波電力が供給される。一方、径の小さい格子型電
極62は接地されている。
【0023】図2に示すように、ガス供給電極61,6
2は、ガス溜りとしてのヘッダ65を介して各ガス供給
源22,23にそれぞれ連通している。ガス供給源2
2,23より供給されたガスは、ヘッダ65に一時滞留
することによりほぼ均等な圧力に調整され、複数のガス
供給孔63,64から吹き出されるようになっている。
【0024】この二段格子型電極について図4を用いて
詳述する。まず、径の大きい方の高圧電極61と径の小
さい接地電極62の距離d1は、次の数値を目安に決め
られる。すなわち、高周波プラズマ中の電子の振幅Aは
次式で表される。
【0025】
【数1】
【0026】但し、Eは電界強度、μは電子の移動度、
は電子の質量、eは電子の電荷量、ω=2πfは高
周波電力の角周波数をそれぞれ表す。
【0027】このとき、距離d1は振幅Aの2倍よりも
小さくする(d1<2A)。この理由は、上記の条件下
ではプラズマ中の電子が容易に導体棒に到達することに
より、結果的にプラズマの生成を抑制できるからであ
る。これに併せて、径の小さい接地側電極62の間隔d
2をプラズマシース長の2〜3倍の程度とする。なお、
プラズマシース長は高周波の周波数、ガス圧力、電力の
大きさに依存して増減する。プラズマ解析の結果から、
例えば周波数60MHz、ガス圧力3Torr、電力10W
の場合に、プラズマシース長は約2mmとなる。従っ
て、間隔d2は4〜6mmに設定される。
【0028】梯子型高圧電極61の背後には、シャワー
プレート91を備えた中空部があり、この中空部に反応
性ガスを導入し、シャワープレート91に設けた多数の
噴出口91aから均一にガスが噴出するようにしてあ
る。
【0029】(第1の実施形態)次に、図1〜図6を参
照して第1の実施形態について説明する。
【0030】図3は本発明の有効性を確認するためにコ
ンピュータグラフィックスを用いてプラズマ生成中の装
置内部における電子密度分布を調べた結果を示す数値シ
ミュレーション図である。図4は図3の二段格子型電極
の部分を拡大した図である。
【0031】上述の相対位置関係に格子型電極を二段に
配置すると、径の大きい高圧電極61と径の小さい接地
電極62の最短距離を結ぶ間にプラズマを生成すること
無しに、図4に示すように、径の小さい接地電極62の
相互間のみにプラズマ11を生成させることができる。
【0032】このような二段格子型電極とすることで、
高圧電極61と基板10を保持する接地電極4との電気
的結合は弱くなり、基板10上の成膜面が直接プラズマ
11の本体に曝されることを避けることが可能となる。
【0033】また、格子型高圧電極61と格子型接地電
極62との間にプラズマを挟み込むようにすると、プラ
ズマ本体と基板10との距離が大きくなってしまい、成
膜速度が低下するとともに膜厚均一性も劣化するおそれ
がある。このような不都合が生じることを回避するため
に、径の小さい格子型接地電極62の相互間にプラズマ
11を引き出すような配置としている。
【0034】次に、本実施形態のプラズマCVD装置を
用いて基板の上にシリコン膜を製膜する場合について説
明する。
【0035】反応容器1内の接地電極4に基板10を保
持し、ヒータ5により所望の温度に加熱する。梯子型高
圧電極61の背後には、シャワープレート91を備えた
中空部があり、この中空部に反応性ガスを導入し、該シ
ャワープレート91に設けた多数の噴出口から均一にガ
スが噴出するようにしてある。同時に真空ポンプ3によ
り反応容器1内のガスを排気管2を通して排気し、反応
容器1内を所望のガス圧力に保持する。最後に、高周波
電源7から整合器8を介して、格子型高圧電極61に高
周波電力を供給する。この高周波電力の供給により格子
型高圧電極61と格子型接地電極62との間に時間的に
交番する電界が形成され、この電界により加速された電
子が反応性ガス分子に衝突し、電離作用を引き起こすこ
とでプラズマ11が形成される。このプラズマ11が反
応性ガスを分解、活性な分子を生成し、活性分子が基板
10の表面に輸送され、加熱された基板10の表面に活
性分子が堆積することで目的の薄膜が形成される。
【0036】周波数60MHzの高周波電力を二段梯子
型電極60のうち、径の大きい格子型電極61に給電
し、生成されたプラズマ中の電子密度の空間分布を示し
ている。電子密度は径の小さい梯子型電極の間で最も大
きく、上述の狙い通りのプラズマ生成が可能であること
を示している。これらの図から明らかなように、格子型
電極間のプラズマ本体から基板に向かうに従って、電子
温度、電位ともに急激に減少することを確認した。従っ
て、基板前面にプラズマシースによる急勾配の電位分布
が形成されることがなく、イオンダメージは大幅に抑制
される。また、格子型電極と基板間では電子密度、電子
温度ともにかなり低下しているので、活性な分子の生成
量は小さい。このため、例えば、シリコン薄膜の場合、
良質な膜をもたらすSiH3(シリル)のみを選択的に基
板上に輸送することができる。
【0037】(第2の実施形態)次に、第2の実施形態
としてSiH4及びH2ガスを用いてシリコン系薄膜を成
膜する場合について図5及び図6を参照して説明する。
なお、本実施形態が上記の実施形態と重複する部分の説
明は省略する。
【0038】図5は、H2ガスを高圧格子電極61背面
からシャワープレート91を通して供給し、SiH4
スは接地格子電極62中を通し、電極の基板側表面に複
数のガス噴出口63をあけて、そこから供給する方式で
ある。
【0039】図6は、H2ガスを高圧格子電極62中を
通し、電極の基盤側表面に複数のガス噴出孔64を形成
し、そこから供給し、SiH4ガスは図6と同様の方法
で供給する方式である。
【0040】次に、本実施形態のプラズマCVD装置を
用いて基板の上にシリコン膜を製膜する場合について説
明する。
【0041】先に述べたように、SiH4ガスを分解し
てシリコン薄膜を成膜する場合、活性分子SiH3(シリ
ル)は膜質に良い影響をもたらすが、SiH2(シリレン)
はそのものが欠陥の多い膜の原因となる他、非常に反応
性が高いので、連鎖的な反応により分子量の大きい高次
の活性分子を生成し、それが欠陥の多い膜の原因になっ
ているとも言われている。
【0042】本実施形態の二段格子型電極においては、
プラズマ11本体は接地格子電極62の相互間のやや高
圧格子電極61Aに偏った箇所に生成される。従って、
SiH4ガスを接地格子電極62の基板側表面から供給
すれば、SiH4ガスはプラズマ11本体中を完全に通
過することを抑制できる。このようにすることによりプ
ラズマ11本体中に存在する高エネルギの電子によりS
iH4ガスが分解されることを抑制でき、膜質に悪い影
響をもたらすSiH2に生成を抑制可能となる。この理
由は、SiH4ガスが分解してSiH2になるのに必要な
エネルギは9.47eVでSiH3の必要なエネルギ
8.75eVに比べて大きいからである。
【0043】一方、図6よりH2ガスはプラズマ11本
体中を通過することで、効率的に水素原子に分解され
る。この水素原子HとSiH4ガスとの反応によりSi
3を生成する反応速度は大きく、さらにSiH2に対す
るSiH3の選択比を向上することができ、良質な膜を
作ることができる。
【0044】(第3の実施形態)次に、第3の実施形態
としてSiH4及びH2ガスを用いてシリコン系薄膜を成
膜する場合について図7及び図8を参照して説明する。
なお、本実施形態が上記の実施形態と重複する部分の説
明は省略する。
【0045】図7に示すように、プラズマCVD装置の
基板側の電極4は整合器81を介して高周波電源71に
接続されている。電源71から電極4に高周波電力を供
給すると、その周波数に応じて基板の表面電位が時間的
に変動する。二段格子型電極61,62により生成され
たプラズマ11中のイオンはプラズマの空間電位と基板
の表面電位との間で時間的に変動する電位差により加速
され、基板表面に入射するようになっている。
【0046】図8の(a)は、横軸にイオンエネルギ
(eV)をとり、電極4に給電する高周波電力の周波数
を13.56MHzとしたときの基板に入射するSiH
3 とHのイオンエネルギ分布を示す特性線図であ
る。図8の(b)は、横軸にイオンエネルギ(eV)を
とり、電極4に給電する高周波電力の周波数を70MH
zとしたときの基板に入射するSiH3 とHのイオ
ンエネルギ分布を示す特性線図である。各図中にて実線
A1,A2はSiH3 のエネルギ分布を示し、破線B
1,B2はHのエネルギ分布を示す。なお、各図の縦
軸は規格化された度数を表わしたものであり、任意の単
位(無単位)である。図8の(a)(b)から明らかな
ように、低い周波数(13.56MHz)ではエネルギ
分布は広く、高い周波数(70MHz)ではエネルギ分
布が狭くなる。このことから周波数を変えることにより
入射エネルギを制御することができることが判明した。
イオンエネルギが高すぎる場合、例えば結晶系シリコン
を製膜する場合では約20eVを超える場合、膜中の結
晶格子を破壊して膜質を劣化させる可能性が高いので、
高周波電力によりイオンエネルギを制御することが可能
となる。
【0047】(第4の実施形態)次に、第4の実施形態
としてSiH4及びH2ガスを用いてシリコン系薄膜を成
膜する場合について図9を参照して説明する。なお、本
実施形態が上記の実施形態と重複する部分の説明は省略
する。
【0048】二段格子電極の径の小さいほうの電極62
に電圧可変の直流電源72を接続している。
【0049】本実施形態によれば、格子電極62に対し
てバイアス電圧を印加することにより、格子型電極62
の相互間に生成されるプラズマ11の一部が基板10側
への拡散を制御することができる。通常、電極62は接
地してゼロ電位(0V)としているが、これを負の電位
にバイアスすることで、プラズマ11は隣り合う格子電
極62間に閉じ込められる効果が増大し、格子電極62
と基板10との間には電子温度の低い低温プラズマが生
成される。
【0050】このようにすることにより、格子電極62
と基板10との間に存在するプラズマによるガス分解を
さらに低電子エネルギでの反応を優位にすることができ
る。
【0051】シリコン系薄膜を製膜する場合を例にあげ
ると、SiH4ガスが分解してSiH3になるのに必要な
エネルギは8.75eVであるのに対して、SiH2
9.47eVものエネルギが必要になるので、膜質を劣
化させるSiH2は生成を抑制し、SiH3を選択的に生
成することができる。
【0052】従って、本実施例による格子型電極62に
おける直流電圧制御はプラズマ中の反応制御に有効であ
る。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、2段格子電極によるプ
ラズマ生成法の特長を活用し、反応性ガスの供給箇所を
2箇所とすることで、プラズマCVD中の反応を制御可
能とし、結果として膜質の向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るプラズマCVD装置を
模式的に示すブロック断面図。
【図2】ガス管電極へのガス供給機構を示す図。
【図3】コンピュータグラフィックスを用いてプラズマ
生成中の装置内部における電子密度分布を調べた結果を
示す数値シミュレーション図。
【図4】図5の二段格子型電極の部分を拡大した図。
【図5】二段格子型電極の周辺領域におけるガスの流れ
を模式的に示す図。
【図6】他の二段格子型電極の周辺領域におけるガスの
流れを模式的に示す図。
【図7】本発明の他の実施形態に係るプラズマCVD装
置を模式的に示すブロック断面図。
【図8】(a)は周波数13.56MHzの高周波を用
いて生成されるプラズマから基板に入射するSiH3
オンおよびHイオンのエネルギ分布図、(b)は周波数
70MHzの高周波を用いて生成されるプラズマから基
板に入射するSiH3イオンおよびHイオンのエネルギ
分布図。
【図9】本発明の他の実施形態に係るプラズマCVD装
置を模式的に示すブロック断面図。
【図10】従来の装置を模式的に示すブロック断面図。
【図11】先願発明の装置を模式的に示すブロック断面
図。
【符号の説明】
1…反応容器、 2…排気管、 3…真空ポンプ、 4…上部電極(基板側電極)、 5…ヒータ、 6…下部電極(格子電極)、 7…高周波電源、 8…整合器、 9…ガス噴出孔、 10…基板、 11…プラズマ 21…制御器、 22…第1のガス供給源(H2)、 23…第2のガス供給源(SiH4)、 51…梯子型電極、 52…高圧格子電極、 53…接地格子電極、 60,60A…二段格子型電極、 61…高圧電極(丸棒)、 61A…高圧電極(ガス管)、 62…接地電極(ガス管)、 63,64…ガス噴出孔、 68…電子密度等高線、 71…高周波電源、 72…直流電源、 81…整合器、 91…シャワープレート、 91a…ガス噴出口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C23C 16/509 C23C 16/509 Fターム(参考) 4G075 AA24 AA30 AA62 BC04 BD14 CA47 CA57 EC21 4K030 AA06 AA17 BA29 EA06 FA03 KA15 KA20 KA41 5F045 AA08 AB04 AC01 BB09 BB16 CA13 CA15 DP05 EB02 EE13 EE20 EF03 EF05 EF08 EF20 EH04 EH06 EH20

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空容器と、 この真空容器内を排気する手段と、 前記真空容器内で基板を保持するホルダと、 このホルダ上の基板と向き合って配置された格子状の高
    圧電極と、 この高圧電極に整合器を介して高周波電力を給電する高
    周波電源と、 前記高圧電極に近接して並行な二段格子電極を構成する
    ように前記ホルダ上の基板と前記高圧電極との間に配置
    され、前記高圧電極を構成する複数の格子電極棒に少な
    くとも1対1に対応するだけの複数の格子電極棒を有す
    る格子状の接地電極と、 反応性ガスを前記真空容器内に供給する第1のガス供給
    源と、 前記反応性ガスを希釈する希釈ガスを前記真空容器内に
    供給する第2のガス供給源と、 前記第2のガス供給源から前記真空容器内に希釈ガスを
    導入する希釈ガス導入口と、 この希釈ガス導入口よりも前記ホルダ上の基板に近いと
    ころに開口し、反応性ガスを前記ホルダ上の基板に向け
    て供給する反応性ガス導入口と、 前記高周波電源、前記第1のガス供給源および前記第2
    のガス供給源の動作をそれぞれ制御する手段と、を具備
    することを特徴とするプラズマCVD装置。
  2. 【請求項2】 前記反応性ガス導入口は、前記接地電極
    の基板側前面と前記高圧電極の背後背面、または、前記
    接地電極の基板側前面と前記高圧電極の基板側前面のう
    ち少なくとも二箇所に設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記接地電極は、第1のガス供給源に連
    通する内部流路を有し、かつ前記第2のガス供給源から
    真空容器内への希釈ガスの導入口よりも前記ホルダ上の
    基板に近いところに開口し、前記内部通路を通流した反
    応性ガスを前記ホルダ上の基板に向けて吹き出させるた
    めの前記反応性ガス導入口としての複数のガス噴出孔を
    有することを特徴とする請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記希釈ガス導入口は前記高圧電極の背
    面側にて複数箇所で開口しており、希釈ガスは前記高圧
    電極を通過して前記接地電極の背面側から回り込み、前
    記ガス噴出孔から吹き出す反応性ガスと合流して基板に
    向かうことを特徴とする請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記高圧電極は前記第2のガス供給源に
    連通して希釈ガスが通流する内部流路を有し、該内部流
    路が前記高圧電極の外周の複数箇所で開口する第2のガ
    ス噴出孔として前記希釈ガス導入口が形成されており、
    希釈ガスは前記接地電極の背面側から回り込み、前記反
    応性ガス導入口から導入される反応性ガスと合流してホ
    ルダ上の基板に向かうことを特徴とする請求項1記載の
    装置。
  6. 【請求項6】 前記接地電極を構成する格子電極棒の外
    径は、前記高圧電極を構成する格子電極棒の外径より小
    さいことを特徴とする請求項1記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記高周波電源から前
    記高圧電極に給電する高周波の周波数を制御することに
    より、プラズマ中の空間電位と基板の表面電位との間の
    電位差を時間的に変動させ、基板に入射するイオンエネ
    ルギーを制御することを特徴とする請求項1記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 さらに、前記接地電極にバイアスをかけ
    る直流電源を有することを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 基板を真空容器内で保持するホルダと、
    このホルダ上の基板と向き合って配置された格子状の高
    圧電極と、この高圧電極に整合器を介して高周波電力を
    給電する高周波電源と、前記高圧電極に近接して並行な
    二段格子電極を構成するようにホルダ上の基板と前記高
    圧電極との間に配置され、前記高圧電極を構成する複数
    の格子電極棒に少なくとも1対1に対応するだけの複数
    の格子電極棒を有する格子状の接地電極と、反応性ガス
    を前記真空容器内に供給する第1のガス供給源と、反応
    性ガスを希釈する希釈ガスを前記真空容器内に供給する
    第2のガス供給源と、前記第2のガス供給源から前記真
    空容器内に希釈ガスを導入する希釈ガス導入口と、この
    希釈ガス導入口よりも前記ホルダ上の基板に近いところ
    に開口し、反応性ガスを前記ホルダ上の基板に向けて供
    給する反応性ガス導入口とを具備するプラズマCVD装
    置を用いて、基板上に薄膜を製膜するプラズマCVD方
    法であって、 (a)基板をホルダで保持し、真空容器内を排気する工
    程と、 (b)反応性ガスを前記接地電極のガス噴出孔から吹き
    出させてホルダ上の基板に向けて通流させるとともに、
    希釈ガスを前記接地電極後方のガス導入口から導入して
    ホルダ上の基板に向けて通流させ、前記接地電極からホ
    ルダ上の基板までの空間で後方から流れる希釈ガスによ
    り前方の反応性ガスを希釈する工程と、 (c)高周波電源から高圧電極に高周波を印加して接地
    電極の格子電極棒の相互間に放電プラズマを生成させ、
    反応性ガス成分の活性種を作用させて基板上に製膜する
    工程と、を具備することを特徴とするプラズマCVD方
    法。
  10. 【請求項10】 前記工程(b)では、前記接地電極の
    基板側前面と前記高圧電極の背後背面、または、前記接
    地電極の基板側前面と前記高圧電極の基板側前面のうち
    少なくとも二箇所から反応性ガスを供給することを特徴
    とする請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記工程(c)では、前記高周波電源
    から前記高圧電極に給電する高周波の周波数を制御する
    ことにより、プラズマ中の空間電位と基板の表面電位と
    の間の電位差を時間的に変動させ、基板に入射するイオ
    ンエネルギーを制御することを特徴とする請求項9記載
    の方法。
  12. 【請求項12】 前記工程(c)では、さらに直流電源
    により前記接地電極にバイアスを印加することを特徴と
    する請求項9記載の方法。
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