JP2003203146A - スケジュール管理装置 - Google Patents

スケジュール管理装置

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JP2003203146A
JP2003203146A JP2001401966A JP2001401966A JP2003203146A JP 2003203146 A JP2003203146 A JP 2003203146A JP 2001401966 A JP2001401966 A JP 2001401966A JP 2001401966 A JP2001401966 A JP 2001401966A JP 2003203146 A JP2003203146 A JP 2003203146A
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JP2001401966A
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Akimitsu Okochi
昭光 大河内
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FACE Inc I
I-FACE Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯性の高い端末のスケジュール管理装置の
操作性は悪かった。 【解決手段】 スケジュール管理装置100は、ユーザ
のスケジュールを管理する管理部と、前記ユーザと音声
による応答を行い、前記管理部と前記ユーザとの間の情
報伝達を行う応答部と、前記応答に連動して表示するキ
ャラクタのデータを生成する表示処理部と、表示部32
を有する携帯端末30に接続する接続部と、前記表示部
32に前記キャラクタを表示させる外部デバイス制御部
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スケジュール管
理技術に関する。この発明はとくに、スケジュールを管
理する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多くのユーザは、自分の予定を手帳に記
入して管理している。近年、パーソナルコンピュータや
PDA(personal digital assistant)などの電子装置
が普及し、スケジュールを電子的に管理するユーザも増
えてきている。スケジュールを電子的に管理すること
で、ユーザは、キーワードに基づいて予定を検索した
り、日間、週間、月間、年間のスケジュールを切り替え
て表示させ、それらのスケジュールを印刷したりでき
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電子的にスケジュール
を管理するためには、予定の入力が不可欠であり、入力
のためのユーザ・インターフェイスには改善の余地があ
る。特にPDA等の携帯端末を利用してスケジュールを
管理する場合、スケジュールが決まった時点で入力でき
るものの、入力に使うキーボードやモニタが小さいの
で、入力作業が面倒である。
【0004】本発明はこうした課題に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、操作性の高いスケジュール管理
技術を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のある態様は、ス
ケジュール管理装置である。この装置は、ユーザのスケ
ジュールを管理する管理部と、前記ユーザに対して音声
による応対を行い、前記管理部と前記ユーザとの間の情
報伝達を行う応対部と、前記応対に連動して表示するキ
ャラクタのデータを生成する表示処理部と、表示部を有
する端末に着脱可能に接続するための接続部と、前記デ
ータに基づいて、前記表示部に前記キャラクタを表示さ
せる外部デバイス制御部とを備える。「端末」は、無
線、有線を問わずインターネット等のネットワークに接
続する機能を有する電子装置である。とくに本発明にお
ける機能を有効に利用するためには、携帯電話、PDA
等の携帯性の高い電子装置であることが好ましい。この
装置は、音声による応対ができるので、ユーザは音声で
スケジュールの登録や確認ができる。
【0006】「スケジュール」は、ユーザが行うべき事
柄を時間に対応付けたものである。以下、事柄を行う日
時、事柄を行う場所、その事柄の内容を総称して「イベ
ント」といい、イベントに含まれる日時、場所、内容
を、それぞれ、イベント日時、イベント場所、イベント
内容という。イベントは、個々の予定を示し、スケジュ
ールはイベントの集合を示す。「場所」は、例えば、住
所、郵便番号、会社名、ビル名、店名など位置を意味す
るものであればよい。「日時」は、時分まで要求するも
のではなく日付だけであってもよい。また、日時は、イ
ベントの開始予定時間と終了予定時間とを含む期間であ
ってもよい。「内容」は、ユーザがイベント日時に、イ
ベント場所で何をするのかを指定するものである。キャ
ラクタは、アーティスト、アイドル、アニメキャラクタ
等であってよく、企業の広告を目的とするものであって
もよい。このようにキャラクタを表示することで、ユー
ザは自分専用の秘書が居るように感じることができる。
また、ユーザがキャラクタを見ることで、癒しの効果も
期待できる。
【0007】前記応対部は、キャラクタ毎の応対パター
ンを格納する応対パターン格納部と、前記応対パターン
を読み出す読出部と、前記応対パターンに基づいて応対
内容を生成する生成部と、前記応対内容を音声メッセー
ジとして出力する発声部と、前記音声メッセージに対す
る前記ユーザの応答を受け付ける入力部と、その応答を
文字データに変換する認識部と、前記文字データを前記
管理部に出力する文字データ出力部とを有する。「応対
パターン」は、ユーザに指定された処理を行うために必
要な手順を示すデータファイルである。応対部は、この
手順に従って、誘導的に処理を進める。この応対パター
ンは、キャラクタの性格、特徴などによって異なる応対
時のことばを含んでいる。
【0008】前記応対部は、前記キャラクタ固有の音声
データを格納する音声データ格納部を更に有し、前記発
声部は、前記音声データを用いて前記キャラクタの音声
を合成し、前記音声メッセージを発声してもよい。これ
により、キャラクタ毎に口調や音質を変えることができ
る。前記表示処理部は、前記キャラクタのイメージを格
納するキャラクタイメージ格納部と、前記発声部による
発声に連動して、前記イメージを前記外部デバイス制御
部に出力するアニメーション作成部とを有してよい。
【0009】本発明の別の態様もスケジュール管理装置
である。この装置は、ユーザのイベントを受け付ける入
力部と、受け付けたイベントを、イベント日時に対応付
けて格納する第1スケジュール格納部と、現在日時を出
力する時間供給部と、前記現在日時より過去のイベント
を前記第1スケジュール格納部から消去する消去部とを
備える。これにより、半導体メモリ等の容量が少ない記
憶媒体を前記第1スケジュール格納部として利用する場
合に、限られた容量を有効に利用できる。第1スケジュ
ール格納部は、イベントを保持するためのユニットであ
り、単一の記憶ユニットで構成されてもよいし、半導体
メモリと磁気記録媒体など複数の記録ユニットの組み合
わせで構成されてもよい。
【0010】この装置は、前記入力部が受け付けた新た
なイベントのイベント日時に、既に他のイベントが入っ
ているか否かを判定する判定部と、他のイベントが入っ
ていない場合に、その新たなイベントを前記第1スケジ
ュール格納部に格納することを指示する格納指示部とを
更に備えてよい。また、他のイベントが入っている場合
に、格納指示部は、その旨をユーザに通知してイベント
日時を変更するように促してもよい。
【0011】この装置は、前記第1スケジュール格納部
に保持されているイベントをネットワーク上に設けられ
たスケジュールサーバに送信する送信部と、前記スケジ
ュールサーバからイベントを受信して前記第1スケジュ
ール格納部に格納する受信部と、前記スケジュールサー
バに保持されており、かつ前記第1スケジュール格納部
に保持されていないイベントの存在を、そのイベントを
行う時期に対応付けて格納する第2スケジュール格納部
とを更に備えてよい。これにより、第1スケジュール格
納部に格納できないイベントをスケジュールサーバに格
納できるとともに、第1スケジュール格納部に空きがで
きた場合に、スケジュールサーバからイベントを取得で
きる。また、スケジュールの一部をスケジュールサーバ
に格納させた場合、判定部は、第1スケジュール格納部
とスケジュールサーバに格納されているイベントを判定
対象にする必要がある。しかし、第2スケジュール格納
部を設けることで、判定部は、わざわざスケジュールサ
ーバにアクセスして判定処理を行う必要がない。
【0012】この装置は、第1スケジュール格納部に格
納されているイベントデータのデータ量を検出する検出
部と、前記データ量が所定量以上の場合、現在日時に近
いイベントを残すように、将来のイベントを前記第1ス
ケジュール格納部から前記スケジュールサーバに送信す
ることを前記送信部に指示する送受信指示部とを更に備
える。前記第1スケジュール格納部に空ができるように
前記所定量を設定すれば、第1スケジュール格納部に常
に空領域を作ることができる。これにより、第1スケジ
ュール格納部の空容量が無いために、新しいイベントを
登録できないという状況を防止できる。
【0013】この装置は、前記第1スケジュール格納部
に保持されているイベントに基づいて、あるイベントが
終了したことを契機として、次のイベントに関する情報
を通知する通知部を更に備えてよい。例えば、通知部
は、第1スケジュール格納部に保持されているイベント
の終了予定時間から、所定の時間が経過した時点で通知
を行う。これにより、ユーザは次のイベントを把握でき
る。
【0014】この装置は、前記新たなイベントを受け付
けた後、そのイベントのイベント日時に近い他のイベン
トを前記第1スケジュール格納部から検索し、検索した
イベントに関する情報をユーザに提示する提示部を更に
備えてよい。例えば、提示部は、イベント日時の前後に
ある他のイベントを提示してもよい。これにより、ユー
ザは前後のイベントに基づいて、その日時に新たなイベ
ントを入れてよいかを判断できる。
【0015】前記判定部は、ユーザが前記新たなイベン
トのイベント場所に移動する際の移動元位置から前記イ
ベント場所までの移動時間を考慮して判定を行ってよ
い。これにより、移動時間を考慮したうえで、新たなイ
ベントを登録できる。この装置は、前記第1スケジュー
ル格納部に保持されているスケジュールに基づいて、前
記移動元位置を推定する位置推定部と、前記移動元位置
から前記場所までの移動経路を探索し、前記移動時間を
出力する探索部とを更に備えてよい。この装置は、場所
に関連するキーワードに基づいて位置情報を出力する位
置情報出力部を更に備えてよい。
【0016】前記位置情報出力部は、ネットワーク上に
設けられた位置情報を供給する位置情報サーバから前記
位置情報を取得してもよい。前記探索部は、前記ネット
ワーク上に設けられた移動経路と移動時間とを供給する
探索サーバから前記移動経路と前記移動時間とを取得し
てもよい。
【0017】本発明の更に別の態様もスケジュール管理
装置である。この装置は、イベントの集まりであるスケ
ジュールを管理する管理部と、ユーザのおかれた状況を
検出する検出部と、前記状況に応じて応対パターンを変
えて、前記管理部と前記ユーザ間の情報伝達を行う応対
部とを備える。前記検出部は、前記スケジュールに基づ
いて前記状況を検出してよい。このように、スケジュー
ルを参照することで、ユーザがどのような状況におかれ
ているかを推定することができる。
【0018】この装置を利用する状況は色々と考えられ
る。例えば、既に決められているイベントを登録する場
合、ユーザはイベント日時、イベント場所、イベント内
容を順に登録する。しかし会議中に、次の会議の日程を
決める場合には、まず、お互いの日程を調整するため
に、空いている日時を確認し、その後、お互いの都合の
よい日時を決める。また、会議中にこの装置を使う場合
には、ユーザとの応対は無音で行われることが好まし
い。このように、ユーザのおかれた状況に応じて、この
装置の使い方が違ってくる。ユーザの状況に応じて応対
パターンを変えることで利便性を向上させ、ユーザが常
に携帯して利用する装置として使いやすいものになる。
【0019】前記応対部は、前記応対パターンを格納す
る応対パターン格納部と、前記状況に基づいて前記応対
パターンを読み出す読出部と、前記応対パターンに基づ
いて応対メッセージを生成する生成部と、前記応対メッ
セージを前記ユーザに伝達する伝達部とを有する。伝達
部は、聴覚的、視覚的、触覚的に応対メッセージを伝達
してよく、例えば、スピーカ、モニタ、点字ユニットな
どであってよい。
【0020】前記応対部は、応対モードを保持するモー
ド格納部と、複数の応対モードから、ユーザの状況に応
じた応対モードを選択して前記モード格納部に格納する
切替部とを更に有し、前記応対パターン格納部は、前記
応対パターンと応対モードとを対応付けて格納し、前記
読出部は、前記モード格納部に保持されている応対モー
ドが対応付けられている応対パターンを前記応対パター
ン格納部から読み出してよい。
【0021】本発明の更に別の態様もスケジュール管理
装置である。この装置は、イベントの集まりであるスケ
ジュールを管理する管理部と、ユーザとの応対を行い、
前記管理部と前記ユーザ間の情報伝達を行う応対部とを
備え、前記応対部は、新たなイベントの登録を前記ユー
ザに要求された場合に、前記スケジュールに基づいてイ
ベントの入っていない時間帯を検出する空時間検出部
と、その時間帯を前記ユーザに提示する提示部と、前記
時間帯を提示した後、前記ユーザから新たなイベントを
受け付ける受付部とを有し、前記管理部は、前記スケジ
ュールを構成するイベントを格納する格納部と、受け付
けた前記新たなイベントを前記格納部に格納する格納処
理部とを有する。これにより、ユーザは、スケジュール
の空いている時間帯を把握したうえで、新たなイベント
のイベント日時を決めることができる。
【0022】前記空時間検出部は、ユーザに指定された
日時を含む所定の期間を対象として、イベントの入って
いない時間帯を検出してよい。前記空時間検出部は、前
記時間帯の数が、前記期間にあるイベントの数より多い
場合、前記期間にあるイベントに関する情報を前記提示
部に提示させ、前記時間帯の数が、前記期間にあるイベ
ントの数より少ない場合、前記時間帯を前記提示部に提
示させてよい。また、前記空時間検出部は、前記期間に
おける前記時間帯の割合が、所定の割合より大きい場
合、前記期間にあるイベントに関する情報を前記提示部
に提示させ、前記期間における前記時間帯の割合が、所
定の割合より小さい場合、前記時間帯を前記提示部に提
示させてもよい。これにより、空いている時間帯の割合
に応じて、提示内容を変えることで、スケジュールの入
っていない時間帯をスマートに提示できる。
【0023】本発明の更に別の態様もスケジュール管理
装置である。この装置は、イベントの集まりであるスケ
ジュールを管理する管理部と、ユーザとの応対を行い、
前記管理部と前記ユーザ間の情報伝達を行う応対部とを
備え、前記応対部は、新たなイベントのイベント日時を
受け付ける第1の受付部と、既に登録されている前記イ
ベントから、前記イベント日時の前後のイベントを検出
する検出部と、検出した前記前後のイベントに関する情
報を、前記ユーザに提示する提示部と、提示の後、前記
イベント日時に対応付けて新たなイベントを登録するか
否かの指示を受け付ける第2の受付部とを有し、前記管
理部は、前記スケジュールを構成するイベントを格納す
る第1スケジュール格納部と、前記第2の受付部が登録
指示を受けた場合に、そのイベントを前記第1スケジュ
ール格納部に格納する格納処理部とを備える。これによ
り、ユーザは、前後のイベントを確認したうえで、新た
なイベントを登録できる。
【0024】本発明の更に別の態様もスケジュール管理
装置である。この装置は、イベントの集まりであるスケ
ジュールを管理する管理部と、ユーザとの応対を行い、
前記管理部と前記ユーザ間の情報伝達を行う応対部とを
備え、前記応対部は、新たなイベントのイベント日時を
受け付ける受付部を有し、前記管理部は、前記スケジュ
ールを構成するイベントを格納する格納部と、前記イベ
ント日時を前記格納部に仮に登録する格納処理部と、前
記イベント日時を仮登録した後、前記新たなイベントの
登録作業を休止することを指示する格納指示部と、所定
のタイミングまたはユーザからの所定の入力を契機とし
て前記登録作業を再開することを前記応対部に指示する
再開指示部とを有し、前記応対部は、前記再開指示部か
ら再開指示を受け付けた後、前記新たなイベントを本登
録するために必要な、前記イベント日時以外の情報をユ
ーザから受け付ける。これにより、会議中や外出中など
イベントの登録作業に必要な時間がとれない場合に、イ
ベント日時だけを仮に登録しておき後からイベント場
所、イベント内容の登録を行うことができる。
【0025】なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本
発明の表現を装置、方法、システム、コンピュータプロ
グラムの間で変換したものもまた、本発明の態様として
有効である。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、スケジュール管理システ
ム10の構成図である。携帯端末30は、表示部32、
ダイヤルキー等の入力部34を備え、通話機能、ネット
ワーク接続機能を有する。スケジュール管理装置100
は、ユーザのスケジュールを管理する。スケジュール管
理装置100は、携帯端末30に着脱可能に接続して、
携帯端末30が有する表示部32や入力部34等をユー
ザ・インタフェイスとして利用する。これにより、スケ
ジュール管理装置100はユーザ・インタフェイスとし
てのハードウエアデバイスを設けなくて済む。本図は、
スケジュール管理装置100を携帯端末30に装着した
状態で、ユーザにイベントの内容を通知している様子を
示す。スケジュール管理装置100は、表示部32にキ
ャラクタ等を表示させ、スピーカから音声でイベント日
時、イベント場所、イベント内容を通知させる。キャラ
クタは表示部32のキャラクタ表示領域26に表示さ
れ、イベント日時、イベント場所、イベント内容は表示
部32のテキスト表示領域28に表示される。
【0027】スケジュール管理装置100は音声認識ユ
ニットを備え、ユーザの発した声を認識し、テキストデ
ータに変換することができる。これにより、ユーザはス
ケジュール管理装置100に対して、所望の処理を音声
で指示することで、スケジュール管理装置100を操作
できる。本実施の形態では、ユーザの声は携帯端末30
のマイクを介してスケジュール管理装置100に伝達さ
れる。例えば、イベントを新規に登録する場合、ユーザ
はスケジュール管理装置100に対して、イベントの登
録作業の開始を指示した後、そのイベントのイベント日
時、イベント場所、イベント内容を声で伝える。スケジ
ュール管理装置100は、ユーザの声から、イベント日
時、イベント場所、イベント内容を認識して登録する。
これにより、入力作業が容易になる。
【0028】新たなイベントを登録する場合、スケジュ
ール管理装置100は、既に登録されているイベントと
イベント日時が重ならないことを確認する。この確認処
理は、イベント日時が重なっているか否かの判定のみな
らず、移動元位置からそのイベント場所までの移動時間
を考慮に入れて行う。
【0029】携帯端末30やスケジュール管理装置10
0は携帯性を重視していることにより、大容量の記憶ユ
ニットを備えることが難しい。そこで、スケジュール管
理装置100は、所定量までのスケジュールデータを保
持し、スケジュールデータの一部はネットワーク12に
設けられたスケジュールサーバ18に格納させる。この
ために、スケジュール管理装置100は、携帯端末30
が有するネットワーク接続機能を利用して基地局14及
びネットワーク12を介してスケジュールデータの一部
をスケジュールサーバ18に転送する。そして、所定の
タイミングで、スケジュール管理装置100は、スケジ
ュールサーバ18から再度そのスケジュールデータを取
得する。これにより、スケジュール管理装置100は、
当該装置が有する記憶ユニットの格納容量が小さくても
長期間のスケジュールを管理できる。
【0030】キャラクタサーバ16は、複数のキャラク
タのデータを格納し、そのキャラクタのデータを提供す
る。そのデータは、キャラクタの画像、音声データ等で
あって、表示部32にキャラクタを表示させるために必
要な情報である。
【0031】位置情報サーバ20は、会社名、ビル名な
どの場所を示すキーワードを受け付ける、そして、位置
情報サーバ20はそのキーワードに基づいて位置情報デ
ータベース24を参照し、その場所の住所や最寄駅等を
出力する。図2は、位置情報データベース24のデータ
構造の一例を示す図である。名称欄400は、場所を示
すキーワードを保持する。同一の場所に複数の呼称があ
る場合、名称欄400はそれらの呼称を保持する。郵便
番号欄402は、その場所の郵便番号を保持する。住所
欄404は、その場所の住所を保持する。最寄駅欄40
6は、その場所の最寄駅を保持する。所要時間欄408
は、最寄駅からの移動時間を保持する。このようなデー
タ構造により、位置情報サーバ20は場所を示すキーワ
ードに基づいて、例えば、最寄駅を出力できる。場所を
示す呼称はユーザによって異なるので、位置情報データ
ベース24は、ユーザ毎に設けられてもよい。また、位
置情報データベース24は、複数のユーザが利用できる
ように、名称欄400には一般的な呼称を保持するテー
ブルと、ユーザ毎に設けられたユーザが自由に呼称を登
録できるテーブルとを有してもよい。
【0032】図1に戻り、経路探索サーバ22は、指定
された第1の場所から第2の場所までの移動経路を探索
するとともに、その経路と移動時間を出力する。スケジ
ュール管理装置100は、ネットワーク12に設けられ
たこれらのサーバを適宜利用してスケジュールの管理を
行う。
【0033】図3は、携帯端末30及びスケジュール管
理装置100の内部構成図である。携帯端末30及びス
ケジュール管理装置100の各構成要素は、ハードウエ
アコンポーネントで言えば、任意のコンピュータのCP
U、メモリ、メモリにロードされたプログラム、ネット
ワーク接続用インターフェイス、モニタデバイス、キー
入力デバイス、スピーカ、マイクなどを中心に実現され
るが、その実現方法、装置にはいろいろな変形例がある
ことは、当業者には理解されるところである。これから
説明する各図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機
能単位のブロックを示している。
【0034】まず、携帯端末30の内部構成について説
明する。制御部42は、表示部32、入力部34、スピ
ーカ36、マイク38、第2接続部40、及び通信部4
4を制御して、通常の電話としての通話機能や、ネット
ワーク12に接続し電子メールを送受信する機能や、ホ
ームページを閲覧する機能を提供する。通信部44は、
無線により基地局14と通信を行う。第2接続部40
は、スケジュール管理装置100と接続する。第2接続
部40は、スケジュール管理装置100からの信号を制
御部42に出力する。制御部42は、この信号に基づい
て表示部32にキャラクタを表示したり、入力部34か
らのユーザのキー入力をスケジュール管理装置100に
伝達したり、スピーカ36から音声を出力させたり、マ
イク38からユーザの音声を入力し、それをスケジュー
ル管理装置100に出力させたりする。
【0035】次に、スケジュール管理装置100の内部
構成について説明する。第1接続部104は、第2接続
部40と接続する。第1接続部104および第2接続部
40は、信号伝達ができるように電極等の構成と、嵌合
してお互いを固定するための構成を有する。外部デバイ
ス制御部106は、携帯端末30の持つデバイスを制御
する。例えば、外部デバイス制御部106は、制御部4
2に各デバイスを制御することを指示する信号を出力す
る。キャラクタ登録部102は、キャラクタサーバ16
からキャラクタに関するデータを取得して、ユーザとの
応対に関するデータを応対部200に出力し、キャラク
タのイメージに関するデータを表示処理部110に出力
する。管理部250は、イベントの登録、通知、確認等
の処理を行う。応対部200は、音声によりユーザとの
応対を行い、ユーザと管理部250との情報伝達を行
う。表示処理部110は、応対部200の応対に応じて
キャラクタを表示部32に表示させる。
【0036】図4は、イベントを登録する処理のフロー
チャートである。イベントを登録する状況は色々とあ
る。その代表的なものとして、既に決まっているイベン
トを登録する場合と、会議などの最中にその参加者とス
ケジュールの調整をしてイベントを登録する場合とがあ
る。本実施の形態におけるスケジュール管理装置100
は、ユーザのおかれた状況に応じて、イベント登録のた
めの応対を切り替えることができる。本図は、前者の応
対における登録処理のフローチャートである。このフロ
ーチャートにおいて、まずスケジュール管理装置100
は、新たなイベントを音声で受け付ける(S10)。ス
ケジュール管理装置100は、その音声をテキストデー
タに変換する(S12)。そして、スケジュール管理装
置100は、そのテキストデータから、イベント日時、
イベント場所、イベント内容を取得する(S14)。ス
ケジュール管理装置100は、移動元位置からイベント
場所までの移動時間を算出する(S16)。
【0037】スケジュール管理装置100は、その移動
時間を考慮して新たなイベントが既に登録済みのイベン
トのイベント日時と重なるか否かを判定する(S1
8)。重ならない場合(S18のY)、スケジュール管
理装置100は、そのイベントを新たに登録する(S2
6)。重なる場合(S18のN)、スケジュール管理装
置100はその旨をユーザに通知する(S20)。イベ
ント日時を変更可能な場合、スケジュール管理装置10
0は、他のイベント日時を受け付ける(S22)。そし
て、スケジュール管理装置100は再び判定を行う(S
24)。登録済みのイベントと重ならない場合(S24
のY)、S26に進む。重なる場合(S24のN)、S
20に進む。
【0038】図5は、会議などの最中にその参加者とス
ケジュールの調整をしてイベントを登録する場合のフロ
ーチャートである。まず、スケジュール管理装置100
は、ユーザに指定された日時を含む所定の期間を対象と
して、イベントの入っていない時間帯を検出し(S3
0)、その時間帯をユーザに提示する(S32)。ユー
ザは、スケジュール管理装置100に提示された空き時
間帯を見ながら新たなイベントを行う日時を決める。ス
ケジュール管理装置100は、ユーザから新たなイベン
トのイベント日時を受け付ける(S34)。そして、ス
ケジュール管理装置100は、イベント日時だけを一時
的に登録し(S36)、登録作業を休止する(S3
8)。
【0039】その後、スケジュール管理装置100は、
登録作業を再開できるか否かを判定する(S40)。例
えば、この判定は、既に登録されているスケジュールに
基づいて行われてもよく、現在の会議が終了した時に、
登録作業を再開可能であると判定してもよい。また、ユ
ーザから再開指示を受け付けてもよい。再開可能でない
場合(S40のN)、S38に戻る。再開可能な場合
(S40のY)、スケジュール管理装置100は登録作
業の再開をユーザに通知する(S42)。その通知に基
づいてユーザが登録作業の再開を許可した場合(S44
のY)、スケジュール管理装置100はイベント場所を
受け付け(S46)、イベント内容を受け付ける(S4
8)。これにより、スケジュール管理装置100は新た
なイベントを正式に登録する。S44で、ユーザが登録
作業の再開を許可しない場合(S44のN)、S38に
戻る。図4及び図5で示したフローチャートのようにス
ケジュール管理装置100は、ユーザのおかれた状況に
合わせて、イベントの登録手順を選択することができ
る。
【0040】図6は、図3の応対部200の内部構成図
である。応対パターン格納部202は、応対パターンを
応対モードに対応付けて格納する。応対パターンは、図
4及び図5で示したフローチャートに基づいた処理を行
うためのデータファイルであり、例えば、音声による応
対手順を記述できるvoiceXML等の言語で記載されてい
る。応対パターンには、イベント登録時に使うパター
ン、イベント確認時に使うパターン等の複数の種類があ
る。応対パターン格納部202は、それら複数の種類の
応対パターンをそれぞれ応対モードに対応付けて格納す
る。
【0041】また、応対パターンは、ユーザとの応対に
利用することばも含む。そのことばは、応対パターン
や、キャラクタ毎によっても異なっている。例えば、中
高年を対象としたキャラクタの応対パターンには、敬語
を使い標準的な言葉を発するためのことばが含まれてい
る。また、若年層を対象としたキャラクタの応対パター
ンには、友達との日常会話で使うようなくだけた言葉を
発するためのことばが含まれている。音声データ格納部
204は、キャラクタの声を生成するために必要な音声
データを格納する。これにより、キャラクタ毎に特徴を
もたせることができる。
【0042】状況検出部212は、ユーザのおかれた状
況を検出する。この状況は、例えば、会議中、社内での
仕事中、食事中など、ユーザが何をしているのかを示す
情報である。本実施の形態では、状況検出部212は、
管理部250が保持するユーザのスケジュールに基づい
て状況を検出する。例えば、状況検出部212が検出を
行った日時に、「会議」のイベントが登録されている場
合、状況検出部212は、ユーザが会議中であることを
検出する。
【0043】切替部214は、状況検出部212により
検出されたユーザの状況に基づいて、応対モードを切り
替える。応対モードは、スケジュール管理装置100の
動作モードを示すものである。応対モードをスケジュー
ル管理装置に設定することで、スケジュール管理装置1
00は、ユーザの状況に応じた応対が可能になる。応対
モードには、例えば、ユーザが会議中のときの「会議モ
ード」、ユーザが社内で仕事をしているときの「社内モ
ード」、ユーザが移動しているときの「移動モード」等
がある。この応対モードに基づいて応対パターンが選択
されるとともに、音声の使用、非使用も自動的に設定さ
れる。また、切替部214は、携帯端末30における着
信時の通知手段の設定を行ってもよい。通知手段は例え
ば、着信音やバイブレーションなどである。また、例え
ば、「映画」を見ているときには、切替部214は携帯
端末30の電源を切るといった操作を行ってもよい。
【0044】読出指示部216は、応対パターン格納部
202から読み出すべき、ユーザの応対に利用する応対
パターンの種類を指示する。読出部206は、その指示
と応対モードとに基づいて、応対パターン格納部202
から応対パターンを読み出す。生成部208は、読み出
された応対パターンに基づいて応対用のメッセージを生
成する。要求部232は、そのメッセージを完成するた
めに、既に登録されているイベントに関する情報を管理
部250に要求する。受付部218は、その要求に応じ
た管理部250の応答を受け付けて生成部208に出力
する。例えば、図5のフローチャートでは、空き日時を
検出し(S30)、ユーザに提示(S32)するステッ
プが含まれているが、このステップを行う場合に、要求
部232は、空き日時の検出を管理部250に要求し、
その結果を受付部218が受け付ける。
【0045】音声合成部220は、生成部208が生成
したメッセージを発声するための発声データを音声デー
タ格納部204に保持されている音声データを用いて生
成する。音声合成部220は、生成した発声データを外
部デバイス制御部106に出力する。外部デバイス制御
部106は、携帯端末30のスピーカ36を、この発声
データに基づいて動作させる。これにより、スピーカ3
6からキャラクタの声でメッセージが伝えられる。
【0046】音声入力部222は、外部デバイス制御部
106を介して携帯端末30のマイク38が受け付けた
ユーザの音声を入力する。認識部224は、音声をテキ
ストデータに変換する変換部226と、そのテキストデ
ータからイベント日時、イベント場所、イベント内容
(以下、これらを項目要素とも表現する)を取得する取
得部228とを有する。テキストデータには、助詞や接
続詞等が含まれており、取得部228は、助詞や接続詞
を取り除いて必要な項目要素だけを取得する。そして、
文字データ出力部230は、取得した項目要素を管理部
250に出力する。取得した項目要素が正しいか否かを
ユーザに確認してもらう場合に、認識部224は、取得
した項目要素を生成部208に出力する。そして、生成
部208はその項目要素を含むメッセージを生成する。
【0047】図7は、管理部250の内部構成図であ
る。登録処理部252は、イベントの登録処理を行う。
第1スケジュール格納部260は、イベントを保持す
る。データリンク部254は、第1スケジュール格納部
260に格納できないイベントをネットワーク12に設
けられたスケジュールサーバ18に格納するための処理
を行う。第2スケジュール格納部262は、スケジュー
ルサーバ18に格納されており、かつ第1スケジュール
格納部260に格納されていないイベントの有無を示す
情報を保持する。本実施の形態では、データリンク部2
54がイベントをスケジュールサーバ18に転送した場
合に、データリンク部254は、そのイベントのイベン
ト日時を第2スケジュール格納部262に格納する。
【0048】時間供給部266は、現在の日時を供給す
る。消去部258は、第1スケジュール格納部260か
ら現在日時より過去のイベントを消去する。通知部26
4は、イベント日時が訪れる前に、イベントの存在をユ
ーザに通知する。図8は、通知部264における通知処
理のフローチャートである。通知部264は、現在行わ
れているイベントのイベント日時と現在日時とに基づい
て、そのイベントが終了したか否かを判定する(S5
0)。イベントが終了していない場合(S50のN)、
S50の判定を再び行う。イベントが終了した場合(S
50のY)、次のイベントを検索する(S52)。そし
て、一定時間が経過した後、次のイベントに関する情報
を通知する(S54)。これにより、ユーザは、イベン
トを終える度に次のイベントについて確認できる。ま
た、別の例としては、通知部264は、イベント日時ま
での残り時間が所定の時間になったときに、イベントの
存在を通知してもよい。そのタイミングは、デフォルト
で定められていてもよいし、イベント毎にユーザに指定
されてもよい。
【0049】図7に戻り、再開指示部256は、図5の
フローチャートのS40で示した登録作業の再開を判定
する処理を行う。再開指示部256は、現在日時と第1
スケジュール格納部260に保持されているイベントに
基づいて、登録作業の再開を応対部200に指示する。
例えば、仮登録は、会議などのイベントを行っている最
中に行われるので、再開指示部256は、そのイベント
が終了した時点で登録作業の再開を指示する。他の例で
は、再開指示部256は、ユーザから再開指示を受け付
けてもよい。
【0050】図9は、第1スケジュール格納部260の
データ構造の一例である。イベント番号欄410は、イ
ベントの番号を保持する。本図では、第1スケジュール
格納部260に格納できるイベントの数は50個までと
決められている。仮登録フラグ欄412は、そのイベン
トが仮登録状態か本登録状態かを指定する情報を保持す
る。本図では、「0」が本登録状態を示し、「1」が仮
登録状態を示す。日付欄414は、イベントを行う日付
を指定する情報を保持する。時間欄416は、イベント
を行う時間帯を保持する。場所欄418は、イベントを
行う場所を保持する。内容欄420は、イベントの内容
を保持する。
【0051】本図を参照しながら、図7の再開指示部2
56の動作を説明する。例えば、イベント番号「1」の
イベントを行っている最中に、イベント番号「7」のイ
ベントを仮登録した場合、イベント番号「1」のイベン
トが10:30に終了した時点から所定の時間が経過し
たときに、再開指示部256は、イベント番号「7」の
登録作業を開始することを指示する。作業を再開するま
での時間を長めに設定することで、例えば、会議などが
延長し、スケジュールとして登録しておいた終了時間を
超えて会議が行われる場合に、会議中に登録作業が自動
的に再開されることを防ぐことができる。要は、再開指
示部256は、スケジュールに基づいて、ユーザが本登
録に必要な時間を持つことができるタイミングを判断し
て、再開の指示をだす。
【0052】図10は、第2スケジュール格納部262
のデータ構造の一例である。日付欄430は、スケジュ
ールサーバ18に転送したイベントのイベント日時を保
持する。これにより、管理部250は、日付欄430に
保持されている日時のイベントがスケジュールサーバ1
8に保持されていることがわかる。他の例では、第2ス
ケジュール格納部262は、週毎、月毎に期間分けし
て、イベントが存在する時期を示すデータ構造であって
もよい。要は、第2スケジュール格納部262は、イベ
ントの検索を早めるためのデータを保持すればよい。
【0053】図11は、登録処理部252の内部構成図
である。一時格納部270は、応対部200から受け付
けた、イベントの項目要素を一時的に格納する。本実施
の形態では、一時格納部270は、イベント日時を一時
的に保持する日時格納部270aと、イベント場所を一
時的に保持する場所格納部270bと、イベント内容を
一時的に保持する内容格納部270cとを有する。移動
時間提供部278は、ユーザの移動元位置から場所格納
部270bに保持されているイベント場所までの移動時
間を提供する。
【0054】判定部276は、ユーザの移動時間を考慮
して、日時格納部270aに保持されている日時に新た
なイベントを登録可能か否かを判定する。この判定にお
いて、判定部276は、第1スケジュール格納部260
および第2スケジュール格納部262に保持されている
イベント日時を参照する。本実施の形態では、スケジュ
ールの一部をスケジュールサーバ18に格納している
が、新たなイベントの登録作業のために、わざわざスケ
ジュールサーバ18に格納されているイベントのイベン
ト日時を参照していたのでは登録作業に時間がかかって
しまう。そこで、第2スケジュール格納部262に保持
されているデータを判定に利用することで、登録作業を
短縮することができる。
【0055】登録可能な場合、格納指示部272は、一
時格納部270に保持されているイベントを第1スケジ
ュール格納部260に格納することを格納処理部268
に指示する。登録不可能の場合、格納指示部272は、
その旨を応対部200に通知する。この通知に基づき、
応対部200は日時の再入力をユーザに要求する。イベ
ント場所及びイベント内容は、場所格納部270b並び
に内容格納部270cに保持されているので、ユーザは
イベント日時だけを再度入力すればよい。
【0056】空時間検出部274は、応対部200から
指示があった場合に、第1スケジュール格納部260か
らイベントの入っていない時間帯を検出して、応対部2
00に出力する。空時間検出部274は、ユーザに指定
された日時を含む所定の期間に、イベント日時が対応付
けられているイベントを検索し、検索したイベントのイ
ベント日時から空いている時間帯を検出する。この検出
処理において、その期間内に存在する空き時間帯の割合
が、所定の割合より大きい場合、空時間検出部274
は、空き時間帯が多くあることを伝えるとともに、その
期間に存在するイベントに関連する情報を応対部200
に出力する。また、空き時間帯の割合が所定の割合より
小さい場合、空時間検出部274は、空き時間が少ない
ことを伝えるとともに、その期間に存在する空き時間帯
を応対部200に出力する。例えば、閾値が6割に設定
されている場合、空き時間帯の割合が7割であれば、空
き時間が多くあることと、その期間に存在するイベント
を通知する。その閾値は、ユーザにより任意に設定でき
ることがこのましい。
【0057】図12は、移動時間提供部278の内部構
成図である。位置推定部290は、ユーザが何処から新
たなイベントを行う場所(以下、移動先位置という)に
移動するかを推定する。本実施の形態では、位置推定部
290は、新たなイベントの直前にあるイベントのイベ
ント場所(以下、移動元位置という)を第1スケジュー
ル格納部260から取得し、移動元位置として出力す
る。位置情報出力部292は、移動元位置および移動先
位置の最寄駅を出力する。位置情報出力部292は、バ
ス停、乗船場、飛行場などを出力してもよい。要は、移
動経路の探索に利用する位置に関する情報を出力すれば
よい。本実施の形態において、位置情報出力部292
は、ネットワーク12に設けられた位置情報サーバ20
に移動元位置と移動先位置を送信し、それぞれの最寄駅
を取得する。他の例では、位置情報出力部292が最寄
駅を検索するためのテーブルや、検索モジュール等の構
成を有してもよい。
【0058】探索部294は、移動元位置および移動先
位置の最寄駅から移動経路を探索して、移動時間を判定
部276に出力する。本実施の形態では、探索部294
はネットワーク12に設けられた経路探索サーバ22
に、それぞれの最寄駅を送信し、移動経路と移動時間と
を取得する。他の例では、探索部294が最寄駅に基づ
いて移動経路と移動時間とを探索するためのテーブルや
探索モジュール等の構成を有してもよい。
【0059】図13は、データリンク部254の内部構
成図である。データ量検出部286は、第1スケジュー
ル格納部260に格納されているイベントデータのデー
タ量を検出する。第1スケジュール格納部260が格納
できるイベントの数は決まっているので、第1スケジュ
ール格納部260には、新たなイベントの登録に備えて
ある程度の空きを作っておく必要がある。送受信指示部
284は、空き容量が所定量以下になった場合、現在日
時に近いイベントを残すように将来のイベントをスケジ
ュールサーバ18に転送することを送信部280に指示
する。また、空き容量が所定量以上になった場合、スケ
ジュールサーバ18に格納されているイベントの中でも
っとも現在日時に近いイベントを取得することを受信部
282に指示する。
【0060】送信部280は、第1スケジュール格納部
260に格納されているイベントをスケジュールサーバ
18に送信するとともに、送信したイベントのイベント
日時を第2スケジュール格納部262に格納する。受信
部282は、スケジュールサーバ18からイベントを取
得するとともに、そのイベントのイベント日時を第2ス
ケジュール格納部262から消去する。例えば、第2ス
ケジュール格納部262が日付とその日付に存在するイ
ベントの数とを対応付けて格納している場合、受信部2
82はその数をデクリメントする。要は、送信部280
および受信部282は、イベントデータの送受信時に、
第2スケジュール格納部262が保持するデータの更新
を行う。
【0061】データリンク部254における処理を、図
9の第1スケジュール格納部260を参照して説明す
る。この第1スケジュール格納部260は、50個のイ
ベントを格納でき、新たなイベントの登録のために常に
10個分の空き容量を準備しておくように設定されてい
る。例えば、3月16日の13:00から14:00に
新しいイベントを登録する場合、そのイベントは一時的
にイベント番号41に格納される。次に、現在日時から
近い順にソート処理を施す。これにより、図示しない
が、新たなイベントがイベント番号「2」の領域に格納
され、イベント番号「40」に格納されていた3月25
日のイベントが、イベント番号「41」の領域に格納さ
れる。そして、送受信指示部284は、一番最後のイベ
ント番号の領域に格納されている3月25日のイベント
をスケジュールサーバ18に転送することを指示する。
【0062】図14は、表示処理部110の内部構成図
である。キャラクタイメージ格納部112は、キャラク
タのイメージを格納する。例えば、キャラクタイメージ
格納部112は、キャラクタの仕草や表情などの異なる
画像を複数枚保持する。選択部114は、応対部200
からの応対メッセージの内容に基づいて適切なイメージ
をキャラクタイメージ格納部112から選択する。例え
ば、キャラクタイメージ格納部112は、発音に応じて
口の形が異なる複数のイメージを保持する。選択部11
4は、応対メッセージに基づいて、そのメッセージを発
音したときの口の形をしたイメージを選択する。アニメ
ーション作成部116は、選択された画像に基づいてキ
ャラクタが喋っているようなアニメーションを外部デバ
イス制御部106を介して携帯端末30の表示部32に
表示させる。他の例では、キャラクタイメージ格納部1
12は動画を保持してもよく、アニメーション作成部1
16は動画を再生する機能を有してもよい。
【0063】以上、本発明を実施の形態をもとに説明し
た。この実施の形態は例示であり、各構成要素や各処理
プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、ま
たそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に
理解されるところである。こうした変形例として以下の
ものがある。
【0064】第1の変形例は、イベント登録処理に関す
る。図15は、図4または図5で示した登録処理とは別
のフローチャートである。スケジュール管理装置100
は、ユーザからイベントを音声で受け付ける(S6
0)。スケジュール管理装置100は、その音声からイ
ベントのイベント日時を取得する(S62)。スケジュ
ール管理装置100は、そのイベント日時の前後にある
イベントを検出し(S64)、ユーザに提示する(S6
6)。そして、スケジュール管理装置は、新たなイベン
トを登録するか否かをユーザに問う(S68)。登録を
指示された場合(S68のY)、そのイベントを登録す
る。登録を指示されない場合(S68のN)、ユーザか
ら再びイベント日時を受け付け(S72)、S64に戻
る。これにより、ユーザは、前後のイベントを確認して
から、新たなイベントの登録ができる。このような処理
を行うために、登録処理部252は、指定された日時の
前後に存在するイベントを検出する構成を更に備える。
【0065】第2の変形例は、スケジュール管理装置1
00とスケジュールサーバ18とのイベントデータのリ
ンクに関する。スケジュールサーバ18は、イベントの
イベント日時が近いにもかかわらず、スケジュール管理
装置100からのアクセスが無い場合、アクセスを促す
メッセージをユーザに対して送信してもよい。例えば、
携帯端末30に対して電子メールを送信したり、携帯端
末30に電話をかけて音声でそのメッセージを伝達して
もよい。
【0066】第3の変形例は、応対部200の応対手段
に関する。応対部200は、音声によりユーザと応対を
するとして説明したが、応対部200は音声に限らず、
表示部に応対内容を表示することでユーザとの応対をし
てもよいし、点字ユニットなどに点字を表示することで
ユーザとの応対をしてもよい。
【0067】携帯端末30に着脱式のスケジュール管理
装置100を例に本発明を説明したが、携帯端末30に
スケジュール管理装置100が有する構成および機能を
組み込んでもよい。また、スケジュール管理装置100
が有する機能ブロックを適宜取り出して、他のスケジュ
ール管理装置に組み込んでもよい。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザのスケジュール
を電子的に管理できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係る、スケジュール管理システ
ムの構成図である。
【図2】 図1の位置情報データベースのデータ構造の
一例を示す図である。
【図3】 図1の携帯端末とスケジュール管理装置の内
部構成図である。
【図4】 図1のスケジュール管理装置における、新た
なスケジュールを登録する処理のフローチャートの一例
である。
【図5】 図1のスケジュール管理装置における、新た
なスケジュールを登録する処理の別のフローチャートで
ある。
【図6】 図3の応対部の内部構成図である。
【図7】 図3の管理部の内部構成図である。
【図8】 図7の通知部における、通知処理のフローチ
ャートである。
【図9】 図7の第1スケジュール格納部のデータ構造
の一例を示す図である。
【図10】 図7の第2スケジュール格納部のデータ構
造の一例を示す図である。
【図11】 図7の登録処理部の内部構成図である。
【図12】 図11の移動時間提供部の内部構成図であ
る。
【図13】 図7のデータリンク部の内部構成図であ
る。
【図14】 図3の表示処理部の内部構成図である。
【図15】 図1のスケジュール管理装置における、新
たなスケジュールを登録する処理の別のフローチャート
である。
【符号の説明】
10 スケジュール管理システム、 16 キャラクタ
サーバ、 18 スケジュールサーバ、 20 位置情
報サーバ、 22 経路探索サーバ、 30携帯端末、
100 スケジュール管理装置、 102 キャラク
タ登録部、110 表示処理部、 200 応対部、
202 応対パターン格納部、 206 読出部、 2
08 生成部、 210 モード格納部、 212 状
況検出部、 214 切替部、 220 音声合成部、
222 音声入力部、 224 認識部、 250
管理部、 252 登録処理部、 254 データリン
ク部、 256 再開指示部、 258 消去部、 2
60 第1スケジュール格納部、 262 第2スケジ
ュール格納部、 274 空時間検出部、 276 判
定部、 278 移動時間提供部、 286 データ量
検出部。

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザのスケジュールを管理する管理部
    と、 前記ユーザに対して音声による応対を行い、前記管理部
    と前記ユーザとの間の情報伝達を行う応対部と、 前記応対に連動して表示するキャラクタのデータを生成
    する表示処理部と、 表示部を有する端末に着脱可能に接続するための接続部
    と、 前記データに基づいて、前記表示部に前記キャラクタを
    表示させる外部デバイス制御部と、 を備えることを特徴とするスケジュール管理装置。
  2. 【請求項2】 前記応対部は、 キャラクタ毎の応対パターンを格納する第1の格納部
    と、 前記応対パターンを読み出す読出部と、 前記応対パターンに基づいて応対内容を生成する生成部
    と、 前記応対内容を音声メッセージとして出力する発声部
    と、 前記音声メッセージに対する前記ユーザの応答を受け付
    ける入力部と、 その応答を文字データに変換する認識部と、 前記文字データを前記管理部に出力する第1の出力部
    と、 を有することを特徴とする請求項1に記載のスケジュー
    ル管理装置。
  3. 【請求項3】 前記応対部は、 前記キャラクタ毎の音声データを格納する第2の格納部
    を更に有し、 前記発声部は、前記音声データを用いて前記キャラクタ
    の音声を合成し、前記音声メッセージを発声することを
    特徴とする請求項1または2に記載のスケジュール管理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記表示処理部は、 前記キャラクタのイメージを格納する第3の格納部と、 前記発声部による発声に連動して、前記イメージを前記
    外部デバイス制御部に出力する第2の出力部と、 を有することを特徴とする請求項2または3に記載のス
    ケジュール管理装置。
  5. 【請求項5】 ユーザのイベントを受け付ける入力部
    と、 受け付けたイベントを、そのイベントを行う日時に対応
    付けて格納する第1の格納部と、 現在日時を出力する時間供給部と、 前記現在日時より過去のイベントを前記第1の格納部か
    ら消去する消去部と、 を備えることを特徴とするスケジュール管理装置。
  6. 【請求項6】 前記入力部が受け付けた新たなイベント
    を行う日時に、既に他のイベントが入っているか否かを
    判定する判定部と、 他のイベントが入っていない場合に、その新たなイベン
    トを前記第1の格納部に格納することを指示する第1の
    指示部と、 を更に備えることを特徴とする請求項5に記載のスケジ
    ュール管理装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の格納部に保持されているイベ
    ントをネットワーク上に設けられたスケジュールサーバ
    に送信する送信部と、 前記スケジュールサーバからイベントを受信して前記第
    1の格納部に格納する受信部と、 前記スケジュールサーバに保持されており、かつ前記第
    1の格納部に保持されていないイベントの存在を、その
    イベントを行う時期に対応付けて格納する第2の格納部
    と、 を更に備えることを特徴とする請求項5または6に記載
    のスケジュール管理装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の格納部に格納されているイベ
    ントデータのデータ量を検出する検出部と、 前記データ量が所定量以上の場合、現在日時に近いイベ
    ントを残すように、将来のイベントを前記第1の格納部
    から前記スケジュールサーバに送信することを前記送信
    部に指示する第2の指示部と、 を更に備えることを特徴とする請求項7に記載のスケジ
    ュール管理装置。
  9. 【請求項9】 現在日時に基づいて、あるイベントが終
    了したことを契機として、次のイベントに関する情報を
    通知する通知部を更に備えることを特徴とする請求項5
    から8のいずれかに記載のスケジュール管理装置。
  10. 【請求項10】 前記新たなイベントを受け付けた後、
    そのイベントを行う日時近くに存在するイベントを前記
    第1の格納部から検索し、検索したイベントに関する情
    報をユーザに提示する提示部を更に備えることを特徴と
    する請求項6から9のいずれかに記載のスケジュール管
    理装置。
  11. 【請求項11】 前記判定部は、ユーザが移動元位置か
    ら前記新たなイベントを行う場所に移動するまでの移動
    時間を考慮して判定を行うことを特徴とする請求項6か
    ら10のいずれかに記載のスケジュール管理装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の格納部に保持されているイ
    ベントに基づいて、前記移動元位置を推定する位置推定
    部と、 前記移動元位置から前記場所までの移動経路を探索し、
    前記移動時間を出力する探索部と、 を更に備えることを特徴とする請求項11に記載のスケ
    ジュール管理装置。
  13. 【請求項13】 場所に関連するキーワードに基づいて
    位置情報を出力する位置情報出力部を更に備えることを
    特徴とする請求項12に記載のスケジュール管理装置。
  14. 【請求項14】 前記位置情報出力部は、ネットワーク
    上に設けられた位置情報を供給する位置情報サーバから
    前記位置情報を取得することを特徴とする請求項13に
    記載のスケジュール管理装置。
  15. 【請求項15】 前記探索部は、前記ネットワーク上に
    設けられた移動経路と移動時間とを供給する探索サーバ
    から前記移動経路と前記移動時間とを取得することを特
    徴とする請求項12から14のいずれかに記載のスケジ
    ュール管理装置。
  16. 【請求項16】 イベントの集まりであるスケジュール
    を管理する管理部と、 ユーザのおかれた状況を検出する検出部と、 前記状況に応じて応対パターンを変えて、前記管理部と
    前記ユーザ間の情報伝達を行う応対部と、 を備えることを特徴とするスケジュール管理装置。
  17. 【請求項17】 前記検出部は、前記スケジュールに基
    づいて前記状況を検出することを特徴とする請求項16
    に記載のスケジュール管理装置。
  18. 【請求項18】 前記応対部は、 前記応対パターンを格納する第1の格納部と、 前記状況に基づいて前記応対パターンを読み出す読出部
    と、 前記応対パターンに基づいて応対メッセージを生成する
    生成部と、 前記応対メッセージを前記ユーザに伝達する伝達部と、 を有することを特徴とする請求項16または17に記載
    のスケジュール管理装置。
  19. 【請求項19】 前記応対部は、 応対モードを保持するモード格納部と、 複数の応対モードから、ユーザの状況に応じた応対モー
    ドを選択して前記モード格納部に格納する切替部と、 を更に有し、 前記第1の格納部は、前記応対パターンと応対モードと
    を対応付けて格納し、 前記読出部は、前記モード格納部に保持されている応対
    モードが対応付けられている応対パターンを前記第1の
    格納部から読み出すことを特徴とする請求項18に記載
    のスケジュール管理装置。
  20. 【請求項20】 前記応対パターンは、前記ユーザが当
    該装置に所望の処理を行わせるために必要な手順を示す
    ことを特徴とする請求項16から19のいずれかに記載
    のスケジュール管理装置。
  21. 【請求項21】 イベントの集まりであるスケジュール
    を管理する管理部と、 ユーザとの応対を行い、前記管理部と前記ユーザ間の情
    報伝達を行う応対部と、 を備え、 前記応対部は、 新たなイベントの登録を前記ユーザから要求された場合
    に、前記スケジュールに基づいてイベントの入っていな
    い時間帯を検出する空時間検出部と、 その時間帯を前記ユーザに提示する提示部と、 前記時間帯を提示した後、前記ユーザから新たなイベン
    トを受け付ける受付部と、 を有し、 前記管理部は、 前記スケジュールを構成するイベントを格納する格納部
    と、 受け付けた前記新たなイベントを前記格納部に格納する
    格納処理部と、 を有することを特徴とするスケジュール管理装置。
  22. 【請求項22】 前記空時間検出部は、 ユーザから指定された日時を含む所定の期間を対象とし
    て、イベントの入っていない時間帯を検出することを特
    徴とする請求項21に記載のスケジュール管理装置。
  23. 【請求項23】 前記空時間検出部は、 前記期間における前記時間帯の割合が、所定の割合より
    大きい場合、前記期間にあるイベントに関する情報を前
    記提示部に提示させ、 前記期間における前記時間帯の割合が、所定の割合より
    小さい場合、前記時間帯を前記提示部に提示させること
    を特徴とする請求項22に記載のスケジュール管理装
    置。
  24. 【請求項24】 イベントの集まりであるスケジュール
    を管理する管理部と、 ユーザとの応対を行い、前記管理部と前記ユーザ間の情
    報伝達を行う応対部と、 を備え、 前記応対部は、 新たなイベントを行う日時を受け付ける第1の受付部
    と、 既に登録されているイベントから、前記日時の前後のイ
    ベントを検出する検出部と、 検出した前記前後のイベントに関する情報を、前記ユー
    ザに提示する提示部と、 提示の後、前記日時に対応付けて新たなイベントを登録
    するか否かの指示を受け付ける第2の受付部と、 を有し、 前記管理部は、 前記スケジュールを構成するイベントを格納する格納部
    と、 前記第2の受付部が登録指示を受けた場合に、そのイベ
    ントを前記格納部に格納する格納処理部と、 を備えることを特徴とするスケジュール管理装置。
  25. 【請求項25】 イベントの集まりであるスケジュール
    を管理する管理部と、 ユーザとの応対を行い、前記管理部と前記ユーザ間の情
    報伝達を行う応対部と、 を備え、 前記応対部は、 新たなイベントを行う日時を受け付ける受付部を有し、 前記管理部は、 前記スケジュールを構成するイベントを格納する格納部
    と、 前記日時を前記格納部に仮に登録する格納処理部と、 前記日時を仮登録した後、前記新たなイベントの登録作
    業を休止することを指示する第1の指示部と、 所定のタイミングまたはユーザからの所定の入力を契機
    として前記登録作業を再開することを前記応対部に指示
    する第2の指示部と、 を有し、 前記応対部は、 前記第2の指示部から再開指示を受け付けた後、前記新
    たなイベントを本登録するために必要な情報をユーザか
    ら受け付けることを特徴とするスケジュール管理装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006164131A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Ricoh Co Ltd スケジュール管理システム、プログラム、及び記憶媒体
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JP2008234378A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 携帯端末装置及びプログラム
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