JP2003203133A - コンテンツ利用条件管理システム - Google Patents

コンテンツ利用条件管理システム

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JP2003203133A JP2002306357A JP2002306357A JP2003203133A JP 2003203133 A JP2003203133 A JP 2003203133A JP 2002306357 A JP2002306357 A JP 2002306357A JP 2002306357 A JP2002306357 A JP 2002306357A JP 2003203133 A JP2003203133 A JP 2003203133A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツ利用条件の可搬性を確保し、複数
の契約者による利用端末の同時利用を実現できるコンテ
ンツ利用条件管理システムを提供する。 【解決手段】 コンテンツ利用端末A13は、インタフ
ェース部137によりコンテンツ利用の可否を携帯型コ
ンテンツ利用条件管理装置A17に無線で確認し、確認
結果であるコンテンツ利用許諾情報を取得する。携帯型
コンテンツ利用条件管理装置A17は、著作権情報蓄積
管理部173でコンテンツ利用条件を蓄積管理し、イン
タフェース部177によりコンテンツ利用端末A13か
らコンテンツ利用の可否の確認を無線で受信する。著作
権情報処理部175は、受信された前記確認に応じ、蓄
積されているコンテンツ利用条件に基づいてコンテンツ
利用の可否を判断し、判断結果であるコンテンツ利用許
諾情報を作成して、インタフェース部177から無線で
送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、著作権情報管理シ
ステムに関し、特にコンテンツを利用する際のデジタル
著作権および利用条件の管理処理を行うコンテンツ利用
条件管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の著作権管理システムでは、コンテ
ンツ利用端末に挿入されるセキュリティが確保されたI
Cカードで著作権情報の管理およびコンテンツの利用管
理処理を行っている。ユーザが、既に所有しているコン
テンツ利用条件(コンテンツ利用権の権利範囲を、コン
テンツをどのような条件下でどれぐらい利用できるか定
量的に示した情報)を使って、現在利用中の利用端末と
は別の利用端末でコンテンツを利用したい場合など、自
分のコンテンツ利用条件を持ち歩きたいときには、ユー
ザがICカードに自分のコンテンツ利用条件を書き込め
るようにしておき、そのICカードを他の利用端末に装
着することによって、いつでも書き込まれているコンテ
ンツ利用条件を使ってコンテンツを利用することができ
るようにしておくことによりコンテンツ利用条件の可搬
性を確保している。
【0003】前記のICカードで管理を行う例として
は、特許第2983504号「有料放送記録再生方法」のよう
なデジタル放送システムの限定受信方法が挙げられる。
図22は、従来のコンテンツ利用管理システム構成を示
す図である。コンテンツ利用管理システムは、広域ネッ
トワーク1、放送(通信)衛星2、STB(Set Top Bo
x)などである利用端末A3、利用端末B5、ICカー
ドA7、ICカードB9、サーバ11、TV130およ
びTV150を備える。なお、同図において、広域ネッ
トワーク1は、衛星テレビ放送(通信)などの放送通信
網を含んでいるものとする。従来は、図22のシステム
構成図で示すように、利用端末A3にはICカードA
7、利用端末B5にはICカードB9がそれぞれ装着さ
れる。通信機能を備える利用端末A3および利用端末B
5は、サーバ11から放送(通信)衛星2などを介して
コンテンツを受信し、受信したコンテンツを内部に蓄積
する。一方、利用端末A3および利用端末B5は、電話
回線網などの広域ネットワーク1を介してサーバ11か
らそれぞれコンテンツ利用条件を取得し、各利用端末
は、それぞれに装着されたICカードごとに著作権管理
を行っている。前記の各ICカードにより、利用端末A
3に接続されたTV130、利用端末B5に接続された
TV150を利用することが可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、ICカード着脱の手間による利便性および移
動に対するスムーズさの欠如により、ICカードはほと
んどコンテンツ利用端末に常時装着されたままで利用さ
れ、可搬サービスも実現できていないという課題があ
る。
【0005】また、家族利用のように、ICカードの契
約者とコンテンツの利用者とが異なる場合、利用端末に
ICカードが装着されていれば、契約者の意思に関わら
ず、その利用端末の利用者は誰でもコンテンツを利用す
ることが可能になり、利用の許諾を契約者が決定するこ
とが困難である。
【0006】一方、1台のコンテンツ利用端末を複数の
契約者で利用する場合に、契約者毎に順番にICカード
を装着してから、コンテンツ利用端末を利用する必要が
あり、異なった目的でコンテンツ利用端末を利用する場
合にも、1契約者ずつ順番に処理を行わねばならず、複
数の契約者が同時に同じコンテンツ利用端末を利用する
ことができないという課題もある。
【0007】上記課題に鑑み、本発明の目的は、利便性
を損なうことなくコンテンツ利用条件の可搬性を確保し
た上、契約者による利用の許諾を行うことができ、か
つ、複数の契約者によるコンテンツ利用端末の同時利用
を実現することができるコンテンツ利用条件管理システ
ムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のコンテンツ利用条件管理システムは、利用
者にコンテンツの利用を提供する利用端末と、前記利用
端末におけるコンテンツの利用を許可するコンテンツ利
用条件を蓄積し、前記コンテンツの利用を管理するコン
テンツ利用条件管理装置とを備えるコンテンツ利用条件
管理システムであって、前記利用端末は、利用者に所望
のコンテンツの利用を提供するための再生装置およびユ
ーザ・インタフェースを含む利用手段と、前記利用手段
による前記コンテンツ利用の可否を、前記コンテンツ利
用条件管理装置に無線で確認し、前記確認結果であるコ
ンテンツ利用許諾情報を、前記コンテンツ利用条件管理
装置から無線で取得する確認手段とを備え、前記利用手
段は、取得された前記コンテンツ利用許諾情報に従っ
て、前記コンテンツの利用を提供し、前記コンテンツ利
用条件管理装置は、携帯型の機器であって、前記コンテ
ンツ利用条件を蓄積管理する著作権情報蓄積管理手段
と、前記利用端末から、コンテンツ利用の可否の確認を
無線で受信する確認受信手段と、受信された前記確認に
応じ、蓄積されている前記コンテンツ利用条件に基づい
て、前記利用端末におけるコンテンツ利用の可否を判断
し、判断の結果であるコンテンツ利用許諾情報を作成す
る著作権情報処理手段と前記利用端末に対し、作成され
た前記コンテンツ利用許諾情報を無線で送信する許諾手
段とを備えることを特徴とする。
【0009】また、本発明のコンテンツ利用条件管理シ
ステムにおいて、前記利用端末は、複数の利用者に並行
してコンテンツの利用を提供する複数の前記利用手段を
備え、前記確認手段は、前記各利用手段による前記コン
テンツ利用の可否を、複数の前記コンテンツ利用条件管
理装置に確認して、複数の前記コンテンツ利用許諾情報
を取得し、前記各利用手段は、前記複数のコンテンツ利
用条件管理装置から取得した、前記複数のコンテンツ利
用許諾情報に従って、前記コンテンツの利用を並列して
提供するとすることができる。
【0010】また、本発明のコンテンツ利用条件管理シ
ステムにおいて、前記コンテンツ利用条件管理装置は、
さらに前記利用端末から前記コンテンツ利用条件が受信
されると、当該コンテンツ利用条件管理装置の契約者に
対して、コンテンツが利用可能である旨の通知を行うユ
ーザ・インタフェース手段を備えるとすることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は、本発明
の実施の形態1に係るコンテンツ利用条件管理システム
100の構成を示すブロック図である。コンテンツ利用
条件管理システム100は、利用端末におけるコンテン
ツの利用を可能にするライセンスチケットと称されるコ
ンテンツ利用条件を、携帯電話機などの携帯機器が保持
するコンテンツ利用条件管理システムであって、サーバ
11、コンテンツ利用端末A13、コンテンツ利用端末
B15、携帯型コンテンツ利用条件管理装置A17およ
び広域ネットワーク1を備える。サーバ11は、利用者
が購入したコンテンツ利用権を集中管理し、各コンテン
ツ利用端末からのコンテンツ利用要求および購入要求な
どに応じて、各コンテンツ利用端末にコンテンツおよび
コンテンツの利用条件を配信する。すなわち、サーバ1
1は、広域ネットワーク1を介して、コンテンツ利用端
末A13およびコンテンツ利用端末B15から要求され
たコンテンツを、要求元のコンテンツ利用端末A13お
よびコンテンツ利用端末B15に配信するとともに、コ
ンテンツ利用端末A13およびコンテンツ利用端末B1
5からのコンテンツ利用要求および購入要求などに応じ
て、要求元のコンテンツ利用端末A13およびコンテン
ツ利用端末B15に対し、要求された利用分(または購
入分)のコンテンツ利用条件(ライセンスチケット)を
配信する。具体的なコンテンツ利用条件管理システムの
例としては、サーバ1がBS/CSデジタル放送局、インタ
ーネット放送局および著作権情報管理団体が管理するサ
ーバ装置などに対応し、コンテンツ利用端末A13およ
びコンテンツ利用端末A15が受信機、例えば、ST
B、家庭用パーソナルコンピュータおよびコンビニエン
スストア等に設置される端末装置などに対応し、携帯型
コンテンツ利用条件管理装置A17が携帯電話機、PH
SおよびPDAなどに対応する。コンテンツ利用端末A
13またはコンテンツ利用端末B15と携帯型コンテン
ツ利用条件管理装置A17とは、Bluetoothなどの無線
インタフェースにより接続する。
【0012】なお、コンテンツの利用条件の配信とは、
コンテンツの頒布権をもつユーザ(最も典型的なのは原
著作者、コンテンツホルダである)が頒布する際の利用
制限情報を含めた条件およびコンテンツを利用するため
に必要な各種情報を配信することと定義する。
【0013】コンテンツ利用端末A13は、利用者がコ
ンテンツを利用するための端末装置であって、送受信部
131、蓄積部133、利用部135およびインタフェ
ース部137を備える。コンテンツ利用端末B15も同
様の構成を備える。送受信部131は、サーバ11との
間で広域ネットワーク1を介して、購入要求、履歴通
知、コンテンツおよびコンテンツの利用条件を送受信す
る。蓄積部133は、サーバ11から受信されたコンテ
ンツ、暗号化された利用条件、および携帯型コンテンツ
利用条件管理装置A17から受信された利用許諾情報な
どを蓄積するための記憶領域を提供するハードディスク
またはICカードなどである。利用部135は、コンテ
ンツを利用するためのテレビ、プリンタ、スピーカ、コ
ントローラおよびリモートコントローラ(以下、「リモ
コン」という。)などとの入出力を行うユーザ・インタ
フェース等である。利用部135は、携帯型コンテンツ
利用条件管理装置A17から受信されたコンテンツ利用
許諾情報が許諾を示すものである場合には、コンテンツ
利用許諾情報内のコンテンツ鍵を用いて、蓄積部133
に蓄積されているコンテンツの暗号を復号し、コンテン
ツ利用許諾情報に許諾されている利用量(回数)だけ、
コンテンツの利用(再生、印刷および/または移動など
を含む)を提供する。インタフェース部137は、携帯
型コンテンツ利用条件管理装置A17との間でコンテン
ツの利用許諾を確認するための無線インタフェースを含
む。
【0014】コンテンツ利用端末A13およびコンテン
ツ利用端末B15は、携帯型コンテンツ利用条件管理装
置A17との間の無線通信により、携帯型コンテンツ利
用条件管理装置A17内の利用条件による許諾結果を受
信してはじめて、コンテンツを利用することができる利
用端末である(詳しくは、図9のシーケンス図および図
18のデータフォーマット図を用いて後述する)。
【0015】なお、コンテンツ利用端末A13およびコ
ンテンツ利用端末B15は、実際にはこれ以外にも機器
認証および個人認証を行うための認証機能、各機能処理
を安全に行うための耐タンパ機能、電源管理機能を実現
するための種々の構成要素を必要とするが、本発明の主
眼ではないので説明を省略する。
【0016】携帯型コンテンツ利用条件管理装置A17
は、コンテンツ利用端末におけるコンテンツの利用を、
内部に蓄積したコンテンツ利用条件に基づいて管理する
携帯機器であって、著作権情報蓄積管理部173、著作
権情報処理部175、インタフェース部177およびユ
ーザ・インタフェース部179を備える。著作権情報蓄
積管理部173は、コンテンツ利用端末A13およびコ
ンテンツ利用端末B15から受信したコンテンツ利用条
件およびコンテンツのタイトル情報や、作成者、出版元
の情報などからなる著作権関連情報を蓄積管理するため
の記憶領域を提供するメモリである。著作権情報処理部
175は、著作権情報蓄積管理部173に蓄積されてい
るコンテンツ利用条件に基づいて、コンテンツ利用端末
A13およびコンテンツ利用端末B15に対し、コンテ
ンツの利用制御処理を行う。このコンテンツの利用制御
は、具体的には、コンテンツ利用の可否を示すコンテン
ツ利用許諾情報を用いて行う。コンテンツ利用許諾情報
は、コンテンツの利用を許可する旨を示す場合には、コ
ンテンツ鍵およびそのコンテンツを利用できる回数(ま
たは時間)などが記述される。逆に、コンテンツの利用
を許可しない場合には、コンテンツの利用を許可しない
旨を示す情報のみが記述される。インタフェース部17
7は、コンテンツ利用端末A13およびコンテンツ利用
端末B15から、コンテンツ利用条件および利用要求を
受信し、コンテンツ利用端末A13およびコンテンツ利
用端末B15に対し、コンテンツ利用許諾情報を送信す
る無線通信部である。ユーザ・インタフェース部179
は、著作権情報蓄積管理部173に蓄積されているコン
テンツ利用条件について、コンテンツ利用端末A13ま
たはコンテンツ利用端末B15から利用要求があった場
合に、蓄積されている利用条件の契約者に対して、コン
テンツ利用端末A13またはコンテンツ利用端末B15
から利用要求があった旨の通知を発行し、コンテンツ利
用端末A13またはコンテンツ利用端末B15における
当該コンテンツの利用許諾を確認する。
【0017】なお、携帯型コンテンツ利用条件管理装置
A17は、実際にはこれ以外にも他のアプリケーション
サービス機能、機器認証および個人認証を行うための認
証機能、各機能処理を安全に行うための耐タンパ機能、
電源管理機能を実現するための種々の構成要素を必要と
するが、本発明の主眼ではないので、説明を省略する。
【0018】図2(a)は、図1のように携帯型コンテ
ンツ利用条件管理装置A17を構成した場合のコンテン
ツ利用条件管理システム100におけるデータの流れを
示す図である。図2(b)は、携帯型コンテンツ利用条
件管理装置A17にサーバ11との間のデータ送受信機
能を備えた場合のコンテンツ利用条件管理システム10
0におけるデータの流れを示す図である。図2(a)に
示すように、携帯型コンテンツ利用条件管理装置A17
は、サーバ11から直接、利用条件を受信するのではな
く、コンテンツ利用端末A13またはコンテンツ利用端
末B15を介して、各コンテンツ利用端末の利用条件を
受信する。以下では、まず、携帯型コンテンツ利用条件
管理装置A17を図1および図2(a)のように構成
し、コンテンツの利用者と契約者とが同じ場合を例とし
て、コンテンツ利用条件管理システム100における各
部の動作につき、図3、図4および図5を用いて、より
詳細に説明する。
【0019】●コンテンツおよび利用条件の取得と蓄積 コンテンツの利用方法には、大きく分けて2つの方法が
あり、1つは、コンテンツ利用の都度、または利用を
予定している分の利用条件をあらかじめ購入し、購入済
みの利用条件を消費してコンテンツを利用する方法であ
る。また、1つは、未購入の利用条件を消費してコン
テンツを利用する方法である。具体的には、放送を利用
したコンテンツ配信(例えば、有料放送の利用(=視
聴))などにおいて、コンテンツ利用条件管理システム
100を構成する装置だけが利用条件を消費できるよう
に暗号化された利用条件を、あらかじめコンテンツとと
もに配信しておき、ユーザまたは契約者がコンテンツを
利用する都度、その利用量を計算して課金処理を行う方
法である。利用されたコンテンツの利用量の計算は、購
入履歴通知によって行われる。購入履歴通知とは、あら
かじめ契約した利用範囲内で、実際にどのコンテンツが
どれだけ利用されたかをサーバ11に通知する情報であ
る。サーバ11は、コンテンツ利用端末または携帯型コ
ンテンツ利用条件管理装置から受信した購入履歴通知に
基づいて、コンテンツの利用料金を計算し、課金処理を
行う。なお、この購入履歴通知は、コンテンツ利用の都
度サーバ11に送信される必要はなく、例えば、コンテ
ンツ利用端末または携帯型コンテンツ利用条件管理装置
に一定期間蓄積された後、定期的にサーバ11に送信さ
れるとしてもよい。以下では、上記2つの利用方法
(、)を併せて説明する。
【0020】図3は、図1に示したコンテンツ利用端末
A13におけるコンテンツおよび利用条件の取得および
蓄積の処理手順を示すフローチャートである。図4は、
図1に示した携帯型コンテンツ利用条件管理装置A17
における利用条件の取得および蓄積の処理手順を示すフ
ローチャートである。図5は、コンテンツ視聴要求時に
おけるコンテンツ利用端末A13、携帯型コンテンツ利
用条件管理装置A17およびサーバ11間の通信シーケ
ンス図である。
【0021】(1)サーバ11は、放送のスケジュール
または利用者からの要求に従い、コンテンツ(および
暗号化された利用条件)をネットワーク1経由でコンテ
ンツ利用端末A13およびコンテンツ利用端末B15を
はじめとする一つ以上のコンテンツ利用端末に配信する
(図5のS601)。
【0022】(2)コンテンツ利用端末A13は、送受
信部131によりコンテンツを受信すると、蓄積部13
3にてコンテンツ(および暗号化された利用条件)を
蓄積および管理する(図3のS401、S402)。
【0023】(3)利用者は、コンテンツ利用端末A1
3に蓄積されているコンテンツを視聴したい場合、コン
テンツ利用端末A13からログインし、利用部135に
よってTV130に表示されるコンテンツの一覧などか
ら、視聴したいコンテンツを選択することによって、視
聴要求をコンテンツ利用端末A13に入力する(図5の
S602)。コンテンツ利用端末A13は、インタフェ
ース部137の無線通信機能を用いて、周辺の携帯型コ
ンテンツ利用条件管理装置A、Bにコンテンツの利用要
求を送信する(図5のS603、S604)。コンテン
ツ利用端末A13から利用要求を受信した携帯型コンテ
ンツ利用条件管理装置A、Bは、蓄積部133または著
作権情報蓄積管理部173内に要求されている利用条件
があるか否かを調べ、あれば、さらに、コンテンツ利用
端末A13から利用要求を送信した利用者が、その利用
条件の利用を携帯型コンテンツ利用条件管理装置A、B
の契約者から許諾されているか否かを、それぞれ調べ
る。利用要求によって要求されている利用条件が著作
権情報蓄積管理部173になければ購入要求を、要求
されている利用条件が蓄積部133にあるが暗号化され
ているときには購入履歴通知を、その利用条件が未購入
である旨の利用許諾情報としてコンテンツ利用端末A1
3に送信する(図5のS605、S606)。また、利
用要求によって要求されている利用条件が蓄積部133
または著作権情報蓄積管理部173にあっても、その利
用条件の利用が契約者から許諾されていなければ、利用
不許可の旨の通知を、利用許諾情報としてコンテンツ利
用端末A13に送信する。携帯型コンテンツ利用条件管
理装置A、Bから未購入の旨の利用許諾情報を受信した
コンテンツ利用端末A13は、当該利用条件の購入要
求または利用条件の配信要求または購入履歴通知をサ
ーバ11に対して送信する(図5のS607)。サーバ
11は、コンテンツ利用端末A13からの購入要求ま
たは利用条件の配信要求または購入履歴通知に従い、
要求された利用条件を、ネットワーク1経由でコンテ
ンツ利用端末A13に配信する(図5のS608)。
の場合は、購入履歴通知を受信した旨の応答を返信した
後、受信した購入履歴通知に基づいて課金処理を行う。
なお、の場合サーバ11は、利用条件の送信処理を行
わない。
【0024】(4)コンテンツ利用端末A13は、送
受信部131によりコンテンツ利用条件を受信すると、
インタフェース部137により、購入手続きまたは利用
条件の配信要求を行った利用者である、契約者の指定し
た携帯型コンテンツ利用条件管理装置A17に、購入
されたまたは暗号化された利用条件を転送する(図3
のS401、S403、図5のS609)。なお、この
携帯型コンテンツ利用条件管理装置A17は、著作権管
理機能を実装している。
【0025】(5)携帯型コンテンツ利用条件管理装置
A17は、購入された利用条件をインタフェース部17
7から受信すると、著作権情報蓄積管理部173に利用
条件を転送し、著作権情報蓄積管理部173は、利用条
件を蓄積する(図4のS501、S502)。
【0026】(6)この際、著作権情報蓄積管理部17
3は、携帯型コンテンツ利用条件管理装置A17に利用
条件を受信し蓄積したことを契約者に通知する設定がさ
れている場合、ユーザ・インタフェース部179へ利用
条件を蓄積した旨の情報を送信することにより、契約者
に利用条件(コンテンツ情報と利用条件情報とを含んで
いてもよい)取得を通知することができる(図4のS5
03、S504)。
【0027】(7)携帯型コンテンツ利用条件管理装置
A17は、コンテンツ利用端末A13が利用要求中であ
るか否かを確認し、利用要求中である場合、著作情報蓄
積管理部173内に蓄積した利用条件が有効であること
を確認した上で、当該利用者によるコンテンツの利用に
対する許可または不許可を著作権情報処理部175にお
いて判断し、インタフェース部177経由で要求元のコ
ンテンツ利用端末A13に許可または不許可の利用許諾
を通知する(図4のS505、S506、図5のS61
0)。コンテンツ利用端末A13が利用要求中でない場
合、以下の処理を続行する。
【0028】(8)携帯型コンテンツ利用条件管理装置
A17は、サービス終了要求が有った場合、サービスを
終了するが、無い場合は受信待ちを続行する(図4のS
507)。
【0029】(9)コンテンツ利用端末A13は、サー
ビス終了要求が有った場合、サービスを終了するが、無
い場合は受信待ちを続行する(図3のS404)。
【0030】●コンテンツの利用 上記のように取得された利用条件に従って、コンテンツ
を利用(コンテンツの再生、印刷など)する際の処理に
ついて、図5、図6および図7を用いて、以下に説明す
る。以下の処理のうち、(1)および(2)の処理は、
コンテンツおよび利用条件の取得と蓄積の場合と同じで
ある。図6は、コンテンツ利用要求時におけるコンテン
ツ利用端末A13の処理手順を示すフローチャートであ
る。図7は、コンテンツ利用要求時における携帯型コン
テンツ利用条件管理装置A17の処理手順を示すフロー
チャートである。
【0031】(1)コンテンツ利用者は、コンテンツ利
用端末A13を利用して、コンテンツ利用端末A13の
利用部135に入力操作可能なTV130から、または
前記コンテンツ利用端末A13またはTV130を制御
するリモコンからコンテンツ視聴要求を行う(図5のS
602)。
【0032】(2)コンテンツ利用端末A13は、コン
テンツ視聴要求を受信すると、利用要求を利用部135
から蓄積部133に発行する(図6のS701、S70
2)。
【0033】(3)コンテンツ利用端末A13の蓄積部
133は、受信した利用要求に対応する権利(利用許諾
情報)を蓄積部133内に既に蓄積しているか否かを調
べ、蓄積している場合は、利用のための情報を利用部1
35に応答し、利用者はコンテンツ視聴可能となる。一
方、蓄積部133に蓄積していない場合は、蓄積部13
3は、インタフェース部137に利用要求を発行する
(図6のS703)。
【0034】(4)コンテンツ利用端末A13のインタ
フェース部137は、利用要求を取得すると、携帯型コ
ンテンツ利用条件管理装置に、コンテンツ再生の利用要
求を送信する。(図6のS704、図5のS604)。
【0035】(5)携帯型コンテンツ利用条件管理装置
A17は、インタフェース部177において、コンテン
ツ再生の利用要求を受信すると、著作権情報処理部17
5へ利用要求を転送する(図7のS801、S80
2)。
【0036】(6)携帯型コンテンツ利用条件管理装置
A17の著作権情報処理部175は、利用要求を受け付
けると、利用者の情報(ログイン時に入力されたユーザ
IDおよびパスワードなど)およびコンテンツID等の
コンテンツを特定する情報を基に、著作権情報蓄積管理
部173における利用条件の蓄積の有無を確認する(図
7のS803)。
【0037】(7)携帯型コンテンツ利用条件管理装置
A17の著作権情報処理部175は、著作権情報蓄積管
理部173に要求されている利用条件が蓄積されている
場合、蓄積されている利用条件が購入済みであるか否か
を判断し、購入済みであれば、利用許諾情報をインタフ
ェース部177を介して、送信元のコンテンツ利用端末
A13のインタフェース部137に対して送信する(図
7のS804、S805)。
【0038】一方、利用条件を蓄積していない場合、
購入要求または購入履歴通知をインタフェース部17
7を介して、送信元のコンテンツ利用端末A13のイン
タフェース部137に対して送信する。の場合は、購
入履歴通知を送信した後、続けて、コンテンツ利用端末
A13に対して利用許諾情報を送信する(図7のS80
6、図5のS606)。
【0039】(8)コンテンツ利用端末A13のインタ
フェース部137は、利用許諾情報を受信し、利用許可
されている場合、蓄積部133を介して、蓄積された対
応するコンテンツとともに、利用部135へ応答する
(図6のS705、S706、S707、S708)。
【0040】一方、インタフェース部137が利用許可
を含む利用許諾情報を受信しなかった場合、インタフェ
ース部137は、蓄積部133経由で利用部135へ、
視聴不可であることを通知し、対象コンテンツの再生は
行わない(図6のS705,S706、S708、S7
10)。
【0041】(9)コンテンツ利用端末A13の利用部
135は、コンテンツに暗号化が施されている場合に
は、利用許諾情報内のコンテンツ鍵を利用することによ
り、コンテンツを復号する(図6のS709、図5のS
611)。
【0042】(10)利用部135に接続されたTV1
30より、対象コンテンツの再生処理を行い、利用者に
対して、視聴サービスを提供する。
【0043】(11)携帯型コンテンツ利用条件管理装
置A17は、サービス終了要求が有った場合、サービス
を終了するが、無い場合は受信待ちを続行する(図7の
S807)。
【0044】(12)コンテンツ利用端末A13は、サ
ービス終了要求が有った場合、サービスを終了するが、
無い場合は受信待ちを続行する(図6のS711)。
【0045】●コンテンツの購入 利用者からの視聴要求に伴うコンテンツ利用端末A13
からの利用要求により、未購入コンテンツ購入の際の処
理について、図5、図7および図8を用いて、以下に説
明する。図8は、コンテンツの購入時におけるコンテン
ツ利用端末A13の処理手順を示すフローチャートであ
る。なお、未購入コンテンツとは、単にコンテンツを取
得しただけで、利用可能な利用条件を得ていないコンテ
ンツのことである。通常、後から購入処理を行うことに
なる。
【0046】(1)要求されている利用条件が携帯型コ
ンテンツ利用条件管理装置A17の著作権情報蓄積管理
部173内に蓄積されていない場合、購入処理として購
入要求をインタフェース部177を介して、著作権情報
処理部175は、送信元のコンテンツ利用端末A13の
インタフェース部137に対して、購入要求または購入
履歴通知として送信する(図7のS806、図5のS6
06)。
【0047】(2)コンテンツ利用端末A13は、イン
タフェース部137において、購入要求を受信すると、
受信した購入要求を送受信部131に送信する(図8の
S901、S902)。
【0048】(3)コンテンツ利用端末A13の送受信
部131は、受信した購入要求をネットワーク1を介し
て、サーバ11に送信する。(図8のS903、図5の
S607)。
【0049】(4)サーバ11は、購入要求を受信する
と、送信元のコンテンツ利用端末A13に対して、要求
された利用条件を送信する(図5のS608)。
【0050】(5)コンテンツ利用端末A13は、サー
ビス終了要求が有った場合、サービスを終了するが、無
い場合は受信待ちを続行する(図8のS904)。
【0051】なお、(1)〜(5)の処理においては利
用要求に伴うコンテンツの購入について説明したが、利
用者が当初からコンテンツ利用条件を購入するつもりで
コンテンツ利用端末A13からサーバ11に対して購入
要求を行う場合は、コンテンツ利用条件管理システム1
00では図5のステップS607〜S609の処理を行
う。また、利用者が携帯型コンテンツ利用条件管理装置
A17から購入要求を行う場合には、利用者からの購入
要求は携帯型コンテンツ利用条件管理装置A17からコ
ンテンツ利用端末A13に一旦送信された後、コンテン
ツ利用端末A13からサーバ11に送信される(図5の
S607)。この後は、コンテンツ利用端末A13から
購入要求を行う場合と同様である(図5のS608、S
609)。次に、コンテンツとともに配信を受けた利用
条件が、未購入のために暗号化されている場合に、利用
者からの視聴要求に伴うコンテンツ利用端末A13から
の利用要求により、コンテンツを購入する際の処理につ
いて、図5、図7および図8を用いて、以下に説明す
る。
【0052】(1)要求されている利用条件であって購
入済みのものは携帯型コンテンツ利用条件管理装置A1
7の著作権情報蓄積管理部173に蓄積されていない
が、未購入の利用条件が暗号化された状態で蓄積されて
いる場合、すなわち、未購入コンテンツの配信と共に暗
号化された利用条件が配信されている場合であるが、著
作権情報処理部175は、購入処理として購入履歴通知
をインタフェース部177を介して、利用要求送信元の
コンテンツ利用端末A13のインタフェース部137に
対し、購入履歴通知を、利用条件が未購入である旨の利
用許諾情報として送信する(図7のS806、図5のS
606)。
【0053】(2)コンテンツ利用端末A13は、イン
タフェース部137において、購入履歴通知を受信する
と、送受信部131に購入履歴通知を送信する(図8の
S901、S902)。
【0054】(3)コンテンツ利用端末A13の送受信
部131は、要求された購入履歴通知をネットワーク1
を介して、サーバ11に送信する(図8のS903、図
5のS607)。
【0055】(4)コンテンツ利用端末A13は、サー
ビス終了要求が有った場合、サービスを終了するが、無
い場合は受信待ちを続行する(図8のS904)。
【0056】(実施の形態2)図9は、図2(b)に示
した全体構成におけるコンテンツ利用条件管理システム
1000の詳細な構成を示すブロック図である。コンテ
ンツ利用条件管理システム1000は、コンテンツ利用
端末がサーバへのデータ送信機能を有さず、代わりに携
帯型コンテンツ利用条件管理装置がサーバとの双方向通
信を行うシステムであって、コンテンツ利用端末A10
13、コンテンツ利用端末B1015、携帯型コンテン
ツ利用条件管理装置A1017、サーバ11および広域
ネットワーク1を備える。同図において、実施の形態1
のコンテンツ利用条件管理システム100と同様の構成
要素については、同一の参照符号を付し説明を省略す
る。また、コンテンツ利用端末B1015は、コンテン
ツ利用端末A1013と同様の構成を備える。
【0057】コンテンツ利用端末A1013は、サーバ
との双方向通信を行わず、携帯型コンテンツ利用条件管
理装置のみを介して利用条件を取得する端末装置であっ
て、蓄積部133、利用部135、送受信部1131お
よびインタフェース部1137を備える。送受信部11
31は、コンテンツ利用端末A1013がSTBであれ
ば通常に備えられる機能であり、放送電波からコンテン
ツを受信する受信機能のみで、送信機能を備えない。イ
ンタフェース部1137は、携帯型コンテンツ利用条件
管理装置A1017のインタフェース部1177との間
で、利用要求、購入要求、利用許諾情報および利用条件
などの送受信を行う。
【0058】携帯型コンテンツ利用条件管理装置A10
17は、著作権管理機能を実装し、電話通信網などの広
域ネットワーク1を介して、サーバ11との間で双方向
通信を行う機能を備えた携帯機器であって、著作権情報
蓄積管理部173、ユーザ・インタフェース部179、
送受信部1171、著作権情報処理部1175およびイ
ンタフェース部1177を備える。送受信部1171
は、携帯型コンテンツ利用条件管理装置A1017が携
帯電話機であれば通常備えられる機能であって、携帯電
話回線網から広域ネットワーク1を介してサーバ11と
の通信を行い、サーバ11から配信される利用条件を受
信する。著作権情報蓄積管理部1173は、送受信部1
171によって受信された利用条件を蓄積および管理す
る。著作権情報処理部1175は、インタフェース部1
177によって受信された利用要求に対する利用条件が
著作権情報蓄積管理部1173に蓄積されていない場
合、購入要求または購入履歴通知を、著作権情報蓄積管
理部1173を介して送受信部1171に送信する。イ
ンタフェース部1177は、コンテンツ利用端末A10
13のインタフェース部1137から利用要求を受信
し、受信した利用要求において要求されたコンテンツの
利用許諾情報をインタフェース部1137に送信する。
【0059】上記のように構成されたコンテンツ利用条
件管理システム1000の動作について、図5、図6、
図10、図11を用いて詳細に説明する。図10は、コ
ンテンツ視聴要求時におけるコンテンツ利用端末A10
13、携帯型コンテンツ利用条件管理装置A、Bおよび
サーバ11間の通信シーケンス図である。同図におい
て、コンテンツは蓄積部133にすでに蓄積されてお
り、視聴要求されているコンテンツを視聴可能にする利
用許諾情報は、コンテンツ利用端末A1013の蓄積部
133に蓄積されていないものとする。
【0060】(1)コンテンツ利用端末A1013は、
利用要求で要求された利用条件が蓄積部133に蓄積さ
れていない場合、インタフェース部1137の無線通信
機能を用いて、周辺の携帯型コンテンツ利用条件管理装
置A、Bにコンテンツの利用要求を送信する(図10の
S1101、S1102)。
【0061】(2)コンテンツ利用端末A1013から
利用要求を受信した携帯型コンテンツ利用条件管理装置
A、Bは、利用要求されている利用条件が著作権情報蓄
積管理部1173に蓄積されているか否かを調べ、蓄積
されていれば、携帯型コンテンツ利用条件管理装置A、
Bの契約者があらかじめ作成した契約関連情報、例え
ば、家族などで利用条件を共有するか否かを定めた情報
に基づいて、コンテンツ利用端末A1013からログイ
ンした利用者が、携帯型コンテンツ利用条件管理装置
A、Bの各契約者からその利用条件の利用を許諾されて
いるか否かを、それぞれ調べる。その利用条件の利用が
契約者から許諾されていなければ、利用不許可の旨の通
知を、利用許諾情報としてコンテンツ利用端末A101
3に送信する(図10のS1104)。また、その利用
条件の利用が携帯型コンテンツ利用条件管理装置Aの契
約者から許諾されていれば、コンテンツの暗号を復号す
るための鍵を含んだ利用許諾情報を、要求元のコンテン
ツ利用端末A1013に送信する。
【0062】(3)要求されている利用条件が著作権情
報蓄積管理部1173に蓄積されていないときには、契
約関連情報に基づいて契約者の利用許諾を調べ、契約者
が利用許諾している場合、著作権情報処理部1175
は、インタフェース部1177により、著作権情報蓄積
管理部1173および送受信部1171を介して、サー
バ11に購入要求または購入履歴通知を送信する
(図10のS1105)。の場合のみ、サーバ11
は、携帯型コンテンツ利用条件管理装置Aからの購入要
求または購入履歴通知に従い、要求された利用条件を、
広域ネットワーク1経由で携帯型コンテンツ利用条件管
理装置Aに配信する(図10のS1106)。の場
合、携帯型コンテンツ利用条件管理装置A1017は、
S1106の処理を行わず、続けてS1107の処理を
行う。
【0063】(4)携帯型コンテンツ利用条件管理装
置A1017は、送受信部1171により利用条件を受
信すると、著作権情報蓄積管理部1173に蓄積する。
この際、著作権情報蓄積管理部1173は、携帯型コン
テンツ利用条件管理装置A1017に利用条件を受信し
蓄積したことを契約者に通知する設定がされている場
合、ユーザ・インタフェース部179へ利用条件を蓄積
した旨の情報を送信することにより、契約者に利用条件
(コンテンツ情報と利用条件情報とを含んでいてもよ
い)取得を通知することができる。著作権情報処理
部1175は、鍵を含んだ利用許可の旨の利用許諾情報
を著作権情報蓄積管理部1173から取得し、インタフ
ェース部1177を介して、要求元のコンテンツ利用端
末A1013に送信する(図10のS1107)。
【0064】(5)コンテンツ利用端末A1013の利
用部135は、インタフェース部1137および蓄積部
133を介して、携帯型コンテンツ利用条件管理装置A
から利用許諾情報を取得し、暗号化されたコンテンツを
復号する。これによって、利用者は、要求したコンテン
ツを視聴することができる(図10のS1108)。
【0065】以下では、コンテンツ利用者と契約者とが
異なる場合のコンテンツ利用条件管理システム1000
における再生等のコンテンツ利用、例えば、パレンタル
制御について、図5、図6、図10および図11を用い
て説明する。図11は、コンテンツの利用にパレンタル
制御を行う際の携帯型コンテンツ利用条件管理装置A1
017の動作を示すフローチャートである。
【0066】(1)コンテンツ利用者(例えば、子供)
は、コンテンツ利用端末A1013を利用して、コンテ
ンツ利用端末A1013の利用部135に入力可能なT
V130から、または前記コンテンツ利用端末A101
3またはTV130を制御するリモコンからコンテンツ
視聴要求を入力する(図5のS602、図10のS11
01)。
【0067】(2)コンテンツ利用端末A1013は、
コンテンツ視聴要求を受信すると、利用部135から蓄
積部133に利用要求を行う(図6のS701、S70
2、図10のS1103)。
【0068】(3)コンテンツ利用端末A1013の蓄
積部133は、受け付けた利用要求に対応する権利を、
蓄積部133に既に蓄積している場合は、利用のための
情報をそのまま利用部135に応答し、利用者はコンテ
ンツ視聴可能となる。一方、蓄積部133に蓄積してい
ない場合は、蓄積部133は、インタフェース部113
7に利用要求を発行する(図6のS703)。
【0069】(4)コンテンツ利用端末A1013のイ
ンタフェース部1137は、利用要求を受け付けると、
取得した利用条件を保持する契約者(例えば、両親)の
携帯する携帯型コンテンツ利用条件管理装置A1017
に、コンテンツ再生の利用要求を送信する(図6のS7
04、図5のS604)。
【0070】(5)携帯型コンテンツ利用条件管理装置
A1017は、インタフェース部1177において、コ
ンテンツ再生の利用要求を受信すると、著作権情報処理
部1175へ利用要求を行う(図11のS1201,S
1202)。
【0071】(6)携帯型コンテンツ利用条件管理装置
A1017の著作権情報処理部1175は、利用条件を
受け付けると、利用者の情報およびコンテンツID等の
コンテンツを特定する情報を基に、著作権情報蓄積管理
部1173への利用条件の蓄積の有無を確認する(図1
1のS1203)。
【0072】(7)携帯型コンテンツ利用条件管理装置
A1017の著作権情報処理部1175は、利用対象と
なっているコンテンツが、契約者があらかじめ作成した
契約関連情報により視聴制限されているパレンタル制御
対象コンテンツの場合、契約者が予め指定したコンテン
ツ利用者のレベル(年齢)に応じて、コンテンツ利用の
制限を行う。具体的には、ユーザ・インタフェース部1
79を介して、契約者に利用許諾の確認(パレンタル制
御)を行う(図11のS1204、S1205)。契約
者が、ユーザ・インタフェース部179を介して、利用
を許諾した場合(図11のS1206)、かつ、要求さ
れている購入済みの利用条件が著作権情報蓄積管理部1
173に蓄積されている場合(図11のS1207)、
利用許諾情報をインタフェース部1177を介して、送
信元のコンテンツ利用端末A1013のインタフェース
部1137に対して、利用許諾を送信する(図11のS
1208)。
【0073】一方、契約者が、許諾しない場合(図11
のS1206)、利用不許可通知を、著作権情報蓄積管
理部1173、著作権情報処理部1175およびインタ
フェース部1177を介して、利用要求元のコンテンツ
利用端末A1013に送信する(図11のS120
9)。
【0074】また、契約者が利用許諾したが(図11の
S1206)、購入済みの利用条件が蓄積されていな
い場合または利用条件は蓄積されているが暗号化され
ている場合は、著作権情報処理部1173は、送受信部
1171により、サーバ11へ購入要求または購入
履歴通知を送信する(図10のS1105、図11のS
1210)。サーバ11は、要求に応じた利用条件を、
要求元の携帯型コンテンツ利用条件管理装置A1017
に送信する(図10のS1106)。
【0075】(8)携帯型コンテンツ利用条件管理装置
A1017の送受信部1171は、 受信した利用条件を著作権情報蓄積管理部1173に
格納するとともに、インタフェース部1177を介
して、コンテンツ利用端末A1013にコンテンツ鍵を
含んだ利用許諾情報を送信する(図10のS110
7)。コンテンツ利用端末A1013のインタフェース
部1137は、携帯型コンテンツ利用条件管理装置A1
017から利用許諾情報を受信し、利用許可されている
場合、蓄積部133を介して、蓄積された対応するコン
テンツとともに、利用部135へ応答する(図6のS7
05、S706、S707、S708)。
【0076】一方、インタフェース部1137が利用許
可を含む利用許諾情報を受信しなかった場合、または利
用不可の旨の通知である利用許諾情報を受信した場合、
インタフェース部1137は、蓄積部133経由で利用
部135へ、視聴不可であることを応答し、対象コンテ
ンツの再生は行わない(図6のS705、S706、S
708、S710、図10のS1104)。この場合、
図11のステップS1211以降の処理から続行する。
【0077】(9)コンテンツ利用端末A1013の利
用部135は、コンテンツに暗号化が施されている場合
には、利用許諾情報内のコンテンツ鍵を利用することに
より、コンテンツを復号する(図6のS709)。
【0078】(10)コンテンツ利用端末A1013
は、利用部135に接続されたTV130により、対象
コンテンツの再生処理を行い、利用者に対して、コンテ
ンツの視聴サービスを提供する(図10のS110
8)。
【0079】(11)携帯型コンテンツ利用条件管理装
置A1017は、サービス終了要求が有った場合、サー
ビスを終了するが、無い場合は受信待ちを続行する(図
11のS1211)。
【0080】(12)コンテンツ利用端末A1013
は、サービス終了要求が有った場合、サービスを終了す
るが、無い場合は受信待ちを続行する(図6のS71
1)。図12は、図9に示したコンテンツ利用条件管理
システム1000の「グループ共有可(家族限定)」モ
ードにおけるパレンタル制御の一例を示す図である。図
12(a)は、家族をグループに登録する場合における
グループ登録データ1300の一例を示す図である。図
12(b)は、グループに登録されている親以外の家族
に対するパレンタル制御情報1310の一例を示す図で
ある。図12(c)は、コンテンツの利用をパレンタル
制御する場合の利用形態の一例を示す図である。
【0081】コンテンツ利用条件管理システム1000
において、例えば、「グループ共有可(家族限定)」モ
ードの場合には、コンテンツ利用者とコンテンツ利用権
の契約者とが異なっていても、両者が同一グループに属
していれば、互いに対象コンテンツを利用できるものと
する。従って、コンテンツ利用者(例えば、子供)が契
約者となっている携帯型コンテンツ利用条件管理装置A
1017に利用したい利用条件が蓄積されていない場
合、他の契約者(例えば、親)の携帯型コンテンツ利用
条件管理装置Bに管理される利用条件に対してアクセス
権があるならば、利用者(子供)は他の契約者(親)の
携帯型コンテンツ利用条件管理装置Bの利用条件も利用
することができる。これにより、ホームネットワークの
場合など、家族同士でコンテンツの利用条件を共有する
ことも可能となる。このように1つのグループに登録さ
れた家族では、子供が親の利用条件を使ってコンテンツ
を利用することができる。
【0082】図12(a)のグループ登録データ130
0は、例えば、ユーザ名1301、ユーザID130
2、年齢1303およびレベル1304の項目から構成
されている。ユーザ名1301の項目には、同一グルー
プに属するユーザの名前の表記例えば、「羽見太郎」が
記述され、ユーザID1302の項目には、コンテンツ
利用条件管理システム1000において各利用者、例え
ば「羽見太郎」に割り当てられた固有のIDであるユー
ザID「HAM01」が記述される。年齢1303の項
目には、前記各ユーザ、例えば「羽見太郎」の年齢「3
6歳」が記述され、レベル1304の項目には、コンテ
ンツ利用条件管理システム1000において各ユーザの
年齢、例えば「36歳」に対応してあらかじめ設定され
たレベル「0」が記述される。このレベルは、ユーザの
年齢に応じて自動的に決まる値であって、20歳以上の
成人に対応するレベル「0」の場合には、そのユーザ
は、配信されるすべてのコンテンツを制限なく利用する
ことができる。さらに、グループ登録データ1300に
は、「羽見太郎」の他に「羽見吾郎」と「羽見喜知」と
の2人のユーザが登録されている。ユーザID「HAM
02」で特定される「羽見吾郎」は、年齢「17歳」で
レベル「2」であり、ユーザID「HAM03」で特定
される「羽見喜知」は、年齢「12歳」でレベル「3」
である。このレベルは、コンテンツ利用条件管理システ
ム1000において利用される各コンテンツにも付され
ており、各コンテンツに付されているレベルとユーザの
レベルとを比較して、ユーザのレベルの方がコンテンツ
のレベルより大きい値の場合、例えば、利用不許可と
し、ユーザのレベルがコンテンツのレベル以下の場合、
利用許可とするというように用いられる。これによっ
て、未成年者による、未成年者にふさわしくないコンテ
ンツの利用を大まかに防止することができる。なお、こ
のレベルは、システム側で設定されるものとしても良い
し、各家庭の親が子供の成長に応じて設定する良いにし
ても良い。また、システム側で設定されたレベルを、各
家庭の親が子供の成長に応じて設定しなおす構成として
も良い。
【0083】図12(b)に示すパレンタル制御情報1
310は、各家庭の親によってあらかじめ作成され、例
えば、コンテンツごとおよび子供ごとに、子供に対する
コンテンツの利用制限を示した情報であって、コンテン
ツID1311、ユーザID1312および制限131
3などの項目を含んでいる。コンテンツID1311の
項目には、各コンテンツを特定するためのコンテンツI
D、例えば「MV012」が記述される。ユーザID1
312の項目には、コンテンツID1311に記述され
たコンテンツを利用する子供のユーザID、例えば「H
AM03」が記述される。制限1313の項目には、ユ
ーザID1312に記述されたユーザID、例えば「H
AM03」で特定される子供「羽見喜知」が、コンテン
ツID1311に記述されたコンテンツID、例えば
「MV012」で特定されるコンテンツを利用する際に
適用される利用制限の内容、例えば「要確認」が記述さ
れる。この利用制限の内容は、例えば、「OK」、「N
G」または「要確認」のいずれかで表され、「OK」の
場合は「制限なし」を示し、子供は利用要求通りにコン
テンツを利用することができる。「NG」の場合は「利
用不許可」を示し、子供はそのコンテンツを利用するこ
とができない。「要確認」の場合は、ユーザ・インタフ
ェース部179を介して、親である契約者に利用許諾の
確認(パレンタル制御)を行う。また、コンテンツに対
し、特定の分野ごとに特定のIDが付されている場合、
例えば、暴力シーンなどを含むアクション映画のコンテ
ンツIDが、例えば「R」で始まるように設定されてい
る場合、例えば「R****」のようにワイルドカード
「*」を用いて、その分野全体のコンテンツID131
1を記述するようにしてもよい。
【0084】図12(c)のように、親が1階にいると
きに、子供が2階の自室でコンテンツを利用していると
いう状況は、日常的に起こりうる。しかし、このような
場合、親は子供がどのようなコンテンツを利用している
か、知ることが困難である。これに対し、図12(b)
に示したようにパレンタル制御情報1310を設定して
おけば、2階の子供が親の携帯型コンテンツ利用条件管
理装置A1017に蓄積されている利用条件を使ってコ
ンテンツを利用しようとするときに、親の携帯型コンテ
ンツ利用条件管理装置A1017に、例えば、ブザー音
を発生させ、子供によるコンテンツ利用の許諾を確認す
る確認画面などを表示することができる。これにより、
親は、目の届かない場所にいる子供についても、不適当
なコンテンツの利用要求に対して、その場で利用の許諾
を判断することができる。
【0085】(実施の形態3)以下では、実施の形態1
において図1に示したコンテンツ利用端末A13の利用
部135が、ユーザ・インタフェースとしてICカード
などの蓄積メディア139に対するドライバ機能を備え
た場合について説明する。図13は、図1に示したコン
テンツ利用端末A13の利用部135にICカードドラ
イバを備える場合のコンテンツ利用条件管理システム1
00におけるデータの流れを示す図である。図13に示
すように、蓄積メディア139へのコンテンツおよびコ
ンテンツ利用条件の読み出しおよび書き込み機能を、コ
ンテンツ利用端末A13の利用部135に備えることに
よって、携帯型コンテンツ利用条件管理装置A17を
保持している契約者がコンテンツ利用端末A13に接
続されたTV130を視聴している間に、携帯型コン
テンツ利用条件管理装置B19を保持する別の契約者が
同じ利用端末A13に接続された蓄積メディア139
にコンテンツおよびコンテンツ利用条件を移動すること
ができる。このように本発明では、コンテンツ利用端末
A13において、複数の契約者からの利用要求を、同時
に並列して処理することが可能となる。
【0086】以下では、図1および図13のように構成
された携帯型コンテンツ利用条件管理装置A17および
携帯型コンテンツ利用条件管理装置B19を用いて、複
数のコンテンツ契約者が1つのコンテンツ利用端末A1
3を利用する場合におけるコンテンツ利用条件管理シス
テム100の動作の一例を説明する。
【0087】●複数の携帯型コンテンツ利用条件管理装
置によるコンテンツ利用端末の同時利用 まず、コンテンツ利用端末の同時利用の際の処理につい
て、図1、図14を用いて説明する。図14は、複数の
利用者が1つのコンテンツ利用端末A13を同時に利用
する際のコンテンツ利用端末A13、携帯型コンテンツ
利用条件管理装置A17、B19およびサーバ11間の
通信シーケンス図である。同図において、コンテンツ利
用端末A13の蓄積部133には、コンテンツ1とコン
テンツ2とがあらかじめ蓄積されているものとする。
【0088】(1)コンテンツ利用者(例えば、兄弟の
兄)は、コンテンツ利用端末A13を利用して、コンテ
ンツ利用端末A13の利用部135に接続されているT
V130の操作部から、またはTV130を制御するリ
モコンなどから、視聴したいコンテンツ(例えば、映画
であるコンテンツ1)の視聴要求を行う(図14のS1
501)。
【0089】(2)コンテンツ利用者(兄)の利用要求
は、コンテンツ利用端末A13と携帯型コンテンツ利用
条件管理装置A17を含む近隣の携帯型コンテンツ利用
条件管理装置との間の無線通信により(図14のS15
03、S1504)、利用条件の有無および利用確認が
行われ、利用可能な利用条件を蓄積している携帯型コン
テンツ利用条件管理装置A17が特定され、視聴の可否
が決定される(図14のS1507、S1508)。
【0090】(3)前記コンテンツ利用者(兄)による
コンテンツ利用時に、他のコンテンツ利用者(例えば、
弟)は、コンテンツ利用端末A13を利用して、コンテ
ンツ利用端末A13の利用部135から出力可能な蓄積
メディア139に、他のコンテンツ(例えば、音楽であ
るコンテンツ2)のコンテンツ移動要求を行う(図14
のS1502)。
【0091】(4)コンテンツ利用者(弟)の利用要求
は、コンテンツ利用端末A13と携帯型コンテンツ利用
条件管理装置B19を含む近隣の携帯型コンテンツ利用
条件管理装置との間の無線通信により(図14のS15
05、S1506)、利用条件の有無および利用確認を
行い、利用可能な利用条件を蓄積している携帯型コンテ
ンツ利用条件管理装置B19を特定し、コンテンツ2の
移動の可否を決定する(図14のS1510、S151
1)。
【0092】(5)この際、各コンテンツ利用者(兄お
よび弟)の利用要求は、同時に行われるが、コンテンツ
利用端末A13において、図22に示す従来のシステム
構成図の場合のように、利用者毎にコンテンツ利用端末
A13に装着している著作権管理機能を持ったICカー
ドを利用者毎に差し替える必要はなく、同時に同じコン
テンツ利用端末を利用することができる(図14のS1
509以降のコンテンツ1の視聴中およびS1512以
降のコンテンツ2移動)。
【0093】●利用条件の検索と優先順位、アクセス権 利用条件の検索と優先順位、アクセス権の判断処理の例
について、図5、図15、図16、図17、図18を用
いて、以下に説明する。
【0094】(1)コンテンツ利用端末A13は、イン
タフェース部137により、通信可能な範囲の全携帯型
コンテンツ利用条件管理装置に対して、利用要求を送信
する(図5のS603、S604)。
【0095】(2)コンテンツ利用端末A13からの利
用要求を、図1に示したインタフェース部177で受信
した携帯型コンテンツ利用条件管理装置が、携帯型コン
テンツ利用条件管理装置A17と、携帯型コンテンツ利
用条件管理装置B19とのように、複数ある場合、著作
権情報処理部175において、利用者と契約者の比較を
行う。具体的には、あらかじめ購入済コンテンツ毎に、
利用条件に対するアクセス権を設定しておく。例えば、
「グループ共有可(家族限定)」モードの場合には、コ
ンテンツ利用者と契約者が異なっていても、同一グルー
プに属していれば、対象コンテンツを互いに利用可能と
する。従って、コンテンツ利用者が契約者となっている
携帯型コンテンツ利用条件管理装置A17に利用したい
利用条件が蓄積されていない場合、他の契約者の携帯型
コンテンツ利用条件管理装置B19において、利用条件
のアクセス権があるならば、他の契約者の携帯型コンテ
ンツ利用条件管理装置B19の利用条件も利用する。こ
れにより、ホームネットワークの場合など、家族同士で
コンテンツの利用条件を共有することも可能となる。
【0096】複数の利用者から利用条件へのアクセス方
法は、利用条件内の各種権利に関する情報が記述される
部分に記述される。図15は、利用条件のデータフォー
マットの一例を示す図である。図16は、図15に示し
た利用条件のコンテンツ鍵ディスクリプタのデータフォ
ーマットの一例を示す図である。図17は、図15に示
した利用条件のプレビュー鍵ディスクリプタのデータフ
ォーマットの一例を示す図である。図18は、図15に
示した利用条件における権利情報ディスクリプタのデー
タフォーマットの一例を示す図である。図15に示すよ
うに、サーバ11から配信される利用条件は、暗号化さ
れていないヘッダ部と、暗号化されたペイロード部およ
びトレイラ部とからなる。ヘッダ部には、利用条件の書
誌データ、例えば、データ長、暗号タイプおよび有効期
限などが記述され、ペイロード部には、利用条件の内
容、すなわち、利用条件が表す権利範囲を定量的に示し
たデータなどが記述される。また、トレイラ部には、改
ざん検出のためのハッシュ値などが記述される。
【0097】図15に示したように、利用条件のペイロ
ード部には、可変長のディスクリプタ形式で記述され
た、それぞれ図16、図17および図18に示すコンテ
ンツ鍵、プレビュー鍵および権利情報が含まれている。
コンテンツ鍵ディスクリプタの基本部には、コンテンツ
の暗号を復号するためのコンテンツ鍵が含まれている。
また、プレビュー鍵ディスクリプタの基本部には、プレ
ビューコンテンツの暗号を復号するためのプレビュー鍵
が含まれている。プレビューコンテンツは、あらかじめ
プレビュー用に作成されたコンテンツであってもよい
し、コンテンツの一部をプレビューとして再生するもの
であってもよい。権利情報ディスクリプタの基本部に
は、コンテンツの利用の種類を特定するためのディスク
リプタ番号、特定された種類の利用を許可する回数を示
す権利許諾、および当該利用条件の利用形態を示すアク
セス権などが記述される。これらのディスクリプタは、
1つの利用条件に複数個含まれる場合がある。例えば、
1つのコンテンツにいろいろな利用の種類がある場合で
ある。例えば、音楽コンテンツなどの場合、コンテンツ
利用端末A13で音楽を再生する「Playbac
k」、記録媒体などに利用条件を移動する「Move」
および音楽コンテンツに同梱されている歌詞カードを印
刷するような「Print」などの利用の種類がある。
このような場合、権利情報ディスクリプタは、利用の種
類ごとに記述されて1つの利用条件の中に含められても
よい。
【0098】上記「グループ共有可(家族限定)」モー
ドで図15に示された利用条件が共有可能か否かは、権
利情報ディスクリプタのアクセス権の項目に記述され
る。例えば、このアクセス権の項目に「0x00」が記
述されている場合には、この利用条件を利用することが
できるのは契約者本人のみである。「0x01」が記述
されている場合には、家族をグループとするグループ内
では、だれでもこの利用条件を利用することができる。
また、「0xFF」が記述されている場合には、誰でも
がこの利用条件を利用することができる。 (3)一方、特定コンテンツに対して複数の利用許可が
存在する場合は、コンテンツ利用端末Aにおいて、コン
テンツ利用者が契約者となっている携帯型コンテンツ利
用条件管理装置A17の利用条件を最優先で利用する。
【0099】(4)さらに、コンテンツ利用端末A13
が通信可能な範囲(例えば、無線通信の電波の届く範
囲)に存在するすべての携帯型コンテンツ利用条件管理
装置について、いずれの携帯型コンテンツ利用条件管理
装置にも利用可能な利用条件が蓄積されていない場合、
コンテンツ利用端末A13は、要求されたコンテンツを
利用条件のみでは利用できない旨を利用部135によ
り、コンテンツ利用者に通知し、必要ならば購入要求ま
たは購入履歴通知をサーバ11に送信する。
【0100】●コンテンツ利用条件のバックアップとリ
ストア コンテンツ利用条件が消失するような場合の対策とし
て、バックアップとリストア処理の例について、図19
を用いて以下に説明する。図19は、利用条件のバック
アップ/リストア要求時におけるコンテンツ利用端末A
13、携帯型コンテンツ利用条件管理装置A17、B1
9およびサーバ11間の通信シーケンス図である。ま
た、ここでは図示しないが、実施の形態2で説明した携
帯型コンテンツ利用条件管理装置A1017の場合につ
いても、併せて説明する。
【0101】(1)携帯型コンテンツ利用条件管理装置
A17の契約者は、携帯型コンテンツ利用条件管理装置
のユーザ・インタフェース部179にバックアップ要求
を行う(S2001)。
【0102】(2)携帯型コンテンツ利用条件管理装置
A17は、コンテンツ利用端末A13経由(S200
2)でサーバ11にバックアップ要求を送信する(S2
003)。図9に示したように構成された携帯型コンテ
ンツ利用条件管理装置A1017では、直接、サーバ1
1にバックアップ要求を送信する。
【0103】(3)サーバ11は、携帯型コンテンツ利
用条件管理装置A17のバックアップ要求を受け付け、
コンテンツ利用端末A13経由(S2004)で、携帯
型コンテンツ利用条件管理装置A17に対してバックア
ップ応答を送信する(S2005)。携帯型コンテンツ
利用条件管理装置A1017の場合は、直接、携帯型コ
ンテンツ利用条件管理装置A1017に対してバックア
ップ応答を送信する。
【0104】(4)携帯型コンテンツ利用条件管理装置
A17は、内部に蓄積している利用条件を、コンテンツ
利用端末A13経由(S2006)でサーバ11に対し
て、または他の携帯型コンテンツ利用条件管理装置B1
9に対して送信および登録することにより、携帯型コン
テンツ利用条件管理装置A17内の利用条件をバックア
ップする(図19S2007)。携帯型コンテンツ利用
条件管理装置A1017の場合は、サーバ11に対し
て、または他の携帯型コンテンツ利用条件管理装置B1
9に対して、送信および登録することにより、携帯型コ
ンテンツ利用条件管理装置A1017の利用条件をバッ
クアップすることができる。
【0105】(5)携帯型コンテンツ利用条件管理装置
A17は、サーバ11または携帯型コンテンツ利用条件
管理装置B19から、バックアップされた利用条件の内
容を確認する旨の利用条件確認を受信すると(S200
8、S2009)、携帯型コンテンツ利用条件管理装置
A17の契約者に対して、バックアップ応答により、バ
ックアップが完了したことを通知する(S2010)。
【0106】(6)携帯型コンテンツ利用条件管理装置
A17内の利用条件が利用される場合、携帯型コンテン
ツ利用条件管理装置A17からコンテンツ利用端末A1
3経由(S2011)で、サーバ11に利用履歴を送信
する(S2012)。携帯型コンテンツ利用条件管理装
置A1017の場合は、サーバ11に直接、利用履歴を
送信する。
【0107】(7)携帯型コンテンツ利用条件管理装置
A17の契約者は、携帯型コンテンツ利用条件管理装置
A17が故障して、携帯型コンテンツ利用条件管理装置
A17内の利用条件が消失した場合に、修理後の携帯型
コンテンツ利用条件管理装置A17または新規の携帯型
コンテンツ利用条件管理装置から、サーバ11または携
帯型コンテンツ利用条件管理装置B19に対して、バッ
クアップされている利用条件のリストア要求を送信する
(S2013、S2014、S2015)。
【0108】(8)サーバ11は、リストア要求を受信
すると、携帯型コンテンツ利用条件管理装置A17の利
用履歴を確認し、バックアップ先がサーバ11の場合、
バックアップデータを削除するとともに、リストア応答
として利用条件を携帯型コンテンツ利用条件管理装置A
17に配信し、バックアップ先が携帯型コンテンツ利用
条件管理装置B19である場合は、携帯型コンテンツ利
用条件管理装置B19のバックアップデータを削除する
とともに、携帯型コンテンツ利用条件管理装置A17に
バックアップしておいた利用条件を配信する(S201
6、S2017)。
【0109】(9)携帯型コンテンツ利用条件管理装置
A17は、サーバ11からのまたは携帯型コンテンツ利
用条件管理装置B19からの利用条件を受信すると、携
帯型コンテンツ利用条件管理装置A17の契約者に対し
てリストア応答により、リストアが完了したことを通知
する(S2018)。
【0110】図20は、コンテンツ利用端末および携帯
型コンテンツ利用条件管理装置間の通信データのデータ
フォーマットの一例を示す図である。図のように、コン
テンツ利用端末および携帯型コンテンツ利用条件管理装
置間の通信データは、利用条件などと同様、暗号化され
ていないヘッダ部と、暗号化されたペイロード部および
トレイラ部とから構成される。ヘッダ部には、通信デー
タの宛て先を示す宛て先アドレス、送信元を示す送信元
アドレス、通信データの通信の種類を示す電文ID、通
信データをパケット送信する場合のシーケンス番号など
が記述される。宛て先アドレスおよび送信元アドレス
は、端末IDまたはユーザIDなどで記述されてもよ
く、もちろんアドレスで記述されてもよい。ペイロード
部には、コンテンツを特定するためのコンテンツIDと
通信データの内容である電文ごとのデータとが記述され
る。電文ごとのデータには、例えば、図15に示した利
用条件などが挿入される。トレイラ部には、通信データ
の伝送誤りおよび改ざんを検出するためのCRCなどが
記述される。
【0111】以上、図2(a)、図2(b)を用いて説
明したように、携帯型コンテンツ利用条件管理装置に著
作権管理機能を実装することにより、1つの携帯型コン
テンツ利用条件管理装置A17で利用端末A13、利用
端末B15等の複数のコンテンツ利用端末に接続された
TV130およびTV150でコンテンツを同時に利用
することが可能となる。なお、図2(b)の場合、携帯
型コンテンツ利用条件管理装置A17の通信機能を利用
することにより、利用端末A13および利用端末B15
には、携帯型コンテンツ利用条件管理装置A17との通
信以外の通信機能を実装しない構成にすることも可能に
なり、従来の利用端末に実装されていた機能を省くこと
も可能となる。
【0112】なお、上記で説明した本実施の形態以外に
も、携帯型コンテンツ利用条件管理装置A17が送受信
部171を保持することにより、図2(b)のようにコ
ンテンツ利用端末A13の送受信部131が受信機能の
みで、サーバ11への送信機能がない場合、携帯型コン
テンツ利用条件管理装置17の送受信部171を利用し
て、サーバ11への購入要求または購入履歴通知、およ
びサーバ11からのコンテンツ利用条件の取得などの処
理を行うことが可能になる。
【0113】この携帯型コンテンツ利用条件管理装置
は、携帯電話機、PHS端末、PDA、ウェアラブル・
コンピュータ、電子手帳、高機能時計、可動型ロボット
等である場合も含まれるものとする。また、携帯型であ
れば、契約者が直ちに利用許諾に関する応答ができるの
でより有効であるが、必ずしも携帯型である必要はな
く、据置型のコンピュータ等でも実現可能である。
【0114】さらに、携帯型コンテンツ利用条件管理装
置Aを、本来、時刻計測手段を備えている携帯電話機な
どの携帯機器を用いて構成することにより、新たな構成
を追加することなく利用条件の期限管理などを容易に行
うことができるという効果がある。図21は、時刻管理
部2201を備える携帯型コンテンツ利用条件管理装置
A2200の構成を示すブロック図である。同図におい
て、既出の構成要素については、同一の参照符号を付
し、説明を省略する。また、同図は、図1に示した携帯
型コンテンツ利用条件管理装置A17に時刻管理部22
01を備えた場合の構成を示しているが、図中の破線部
は、図9に示した携帯型コンテンツ利用条件管理装置A
1017に時刻管理部2201を備えた場合の構成要素
を示している。図21のように、携帯型コンテンツ利用
条件管理装置A2200が携帯電話機などの場合、携帯
電話機の本来の機能として、時刻管理部2201が内部
に備えられている。時刻管理部2201は、定期的また
はサーバ11によって指定された時刻に、著作権情報蓄
積管理部173に蓄積されている著作権情報として、利
用条件に付随する有効期限が満了しているか否かを現在
時刻との比較により判定し、有効期限が満了した利用条
件を削除または無効化する。
【0115】また、コンテンツ利用条件管理装置を携帯
電話機で実現する場合、携帯電話機の料金と、コンテン
ツの視聴料金とを同時に処理することができる。これに
よれば、利用者にとっても、2つの課金処理を1つにま
とめることができるため、別々に料金を管理するよりも
効率がよい。
【0116】さらに、携帯電話機のように利用者が持ち
歩く機器で管理を行うと、携帯電話機を置き忘れたり、
盗難に遭ったりした場合には、利用者は困ったことにな
る。そのような場合の対策として、コンテンツ利用端末
側から、携帯電話機によるコンテンツ利用条件の管理を
できなくするような指示をインタフェース部を介して行
うよう設定しておくことが望ましい。
【0117】なお、ネットワーク1は、デジタル放送/
通信衛星網やブロードバンドネットワークに限定される
ものでなく、家庭内LANや企業内LANやWANとしてもよい
ことは明らかである。
【0118】なお、図15、図16、図17、図18、
図20に示したディスクリプタを構成する各パラメータ
の内容およびサイズは、一例として示したものであっ
て、本発明は、上記に記述した内容およびサイズに限定
されるものではない。
【0119】なお、コンテンツの配信は、ネットワーク
1経由以外にも、コンテンツをパッケージしたメディア
等による配信の方法がある。コンテンツとコンテンツ利
用条件とは、コンテンツIDと呼ぶコンテンツを特定す
るための識別子で対応付けが行われるが、独立して別々
に管理することも可能である。また、図1では、1つの
サーバとしてまとめて記述しているが、コンテンツを配
信する装置とコンテンツ利用条件を配信する装置とは、
別の装置であってもよく、またネットワーク上の近隣地
であっても、遠隔地にあっても良い。なお、コンテンツ
そのものの配信については、主に放送によるブロードキ
ャストおよび通信によるマルチキャストによる各利用端
末への配信を想定しているが、本発明の主眼ではないの
で、コンテンツの配信元およびコンテンツ配信方法につ
いては、説明を省略する。
【0120】
【発明の効果】本発明のコンテンツ利用条件管理システ
ムは、利用者にコンテンツの利用を提供する利用端末
と、前記利用端末におけるコンテンツの利用を許可する
コンテンツ利用条件を蓄積し、前記コンテンツの利用を
管理するコンテンツ利用条件管理装置とを備えるコンテ
ンツ利用条件管理システムであって、前記利用端末は、
利用者に所望のコンテンツの利用を提供するための再生
装置およびユーザ・インタフェースを含む利用手段と、
前記利用手段による前記コンテンツ利用の可否を、前記
コンテンツ利用条件管理装置に無線で確認し、前記確認
結果であるコンテンツ利用許諾情報を、前記コンテンツ
利用条件管理装置から無線で取得する確認手段とを備
え、前記利用手段は、取得された前記コンテンツ利用許
諾情報に従って、前記コンテンツの利用を提供し、前記
コンテンツ利用条件管理装置は、携帯型の機器であっ
て、前記コンテンツ利用条件を蓄積管理する著作権情報
蓄積管理手段と、前記利用端末から、コンテンツ利用の
可否の確認を無線で受信する確認受信手段と、受信され
た前記確認に応じ、蓄積されている前記コンテンツ利用
条件に基づいて、前記利用端末におけるコンテンツ利用
の可否を判断し、判断の結果であるコンテンツ利用許諾
情報を作成する著作権情報処理手段と前記利用端末に対
し、作成された前記コンテンツ利用許諾情報を無線で送
信する許諾手段とを備えることを特徴とする。
【0121】従って、本発明のコンテンツ利用条件管理
システムによれば、利用端末に著作権管理機能を実装す
る必要がなく、前記コンテンツ利用条件管理装置は前記
利用端末との無線通信により、コンテンツ利用条件の可
搬性を確保しつつ、前記利用端末におけるコンテンツ利
用条件の管理を行うことができる。
【0122】また、本発明のコンテンツ利用条件管理シ
ステムにおいて、前記利用端末は、複数の利用者に並行
してコンテンツの利用を提供する複数の前記利用手段を
備え、前記確認手段は、前記各利用手段による前記コン
テンツ利用の可否を、複数の前記コンテンツ利用条件管
理装置に確認して、複数の前記コンテンツ利用許諾情報
を取得し、前記各利用手段は、前記複数のコンテンツ利
用条件管理装置から取得した、前記複数のコンテンツ利
用許諾情報に従って、前記コンテンツの利用を並列して
提供するとすることができる。
【0123】従って、本発明のコンテンツ利用条件管理
システムによれば、一つのコンテンツ利用端末を複数の
契約者で同時に利用することも可能となる。また、本発
明のコンテンツ利用条件管理システムにおいて、前記コ
ンテンツ利用条件管理装置は、さらに前記利用端末から
前記コンテンツ利用条件が受信されると、当該コンテン
ツ利用条件管理装置の契約者に対して、コンテンツが利
用可能である旨の通知を行うユーザ・インタフェース手
段を備えるとすることができる。
【0124】従って、本発明のコンテンツ利用条件管理
システムによれば、コンテンツの利用者とコンテンツ利
用条件管理装置の契約者とが異なる場合にも、契約者の
許諾を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るコンテンツ利用条
件管理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】(a)は、図1のように携帯型コンテンツ利用
条件管理装置Aを構成した場合のコンテンツ利用条件管
理システムにおけるデータの流れを示す図である。
(b)は、携帯型コンテンツ利用条件管理装置Aにサー
バとの間のデータ送受信機能を備えた場合のコンテンツ
利用条件管理システムにおけるデータの流れを示す図で
ある。
【図3】図1に示したコンテンツ利用端末Aにおけるコ
ンテンツおよび利用条件の取得および蓄積の処理手順を
示すフローチャートである。
【図4】図1に示した携帯型コンテンツ利用条件管理装
置Aにおける利用条件の取得および蓄積の処理手順を示
すフローチャートである。
【図5】コンテンツ視聴要求時におけるコンテンツ利用
端末A、携帯型コンテンツ利用条件管理装置Aおよびサ
ーバ間の通信シーケンス図である。
【図6】コンテンツ利用要求時におけるコンテンツ利用
端末Aの処理手順を示すフローチャートである。
【図7】コンテンツ利用要求時における携帯型コンテン
ツ利用条件管理装置Aの処理手順を示すフローチャート
である。
【図8】コンテンツの購入時におけるコンテンツ利用端
末Aの処理手順を示すフローチャートである。
【図9】図2(b)に示した全体構成におけるコンテン
ツ利用条件管理システムの詳細な構成を示すブロック図
である。
【図10】コンテンツ視聴要求時におけるコンテンツ利
用端末A、携帯型コンテンツ利用条件管理装置A、Bお
よびサーバ間の通信シーケンス図である。
【図11】コンテンツの利用にパレンタル制御を行う際
の携帯型コンテンツ利用条件管理装置Aの動作を示すフ
ローチャートである。
【図12】(a)は、家族をグループに登録する場合に
おけるグループ登録データの一例を示す図である。
(b)は、グループに登録されている親以外の家族に対
するパレンタル制御情報の一例を示す図である。(c)
は、コンテンツの利用をパレンタル制御する場合の利用
形態の一例を示す図である。
【図13】図1に示したコンテンツ利用端末Aの利用部
にICカードドライバを備える場合のコンテンツ利用条
件管理システムにおけるデータの流れを示す図である。
【図14】複数の利用者が1つのコンテンツ利用端末A
を同時に利用する際のコンテンツ利用端末A、携帯型コ
ンテンツ利用条件管理装置A、Bおよびサーバ間の通信
シーケンス図である。
【図15】利用条件のデータフォーマットの一例を示す
図である。
【図16】図15に示した利用条件のコンテンツ鍵ディ
スクリプタのデータフォーマットの一例を示す図であ
る。
【図17】図15に示した利用条件のプレビュー鍵ディ
スクリプタのデータフォーマットの一例を示す図であ
る。
【図18】図15に示した利用条件における権利情報デ
ィスクリプタのデータフォーマットの一例を示す図であ
る。
【図19】利用条件のバックアップ/リストア要求時に
おけるコンテンツ利用端末A、携帯型コンテンツ利用条
件管理装置A、Bおよびサーバ間の通信シーケンス図で
ある。
【図20】コンテンツ利用端末および携帯型コンテンツ
利用条件管理装置間の通信データのデータフォーマット
の一例を示す図である。
【図21】時刻管理部を備える携帯型コンテンツ利用条
件管理装置Aの構成を示すブロック図である。
【図22】従来のコンテンツ利用管理システム構成を示
す図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク 11 サーバ 13 コンテンツ利用端末A 15 コンテンツ利用端末B 17 携帯型コンテンツ利用条件管理装置A 19 携帯型コンテンツ利用条件管理装置B 100 コンテンツ利用条件管理システム 131 送受信部 133 蓄積部 135 利用部 137 インタフェース部 173 著作権情報蓄積管理部 175 著作権情報処理部 177 インタフェース部 179 ユーザ・インタフェース部

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者にコンテンツの利用を提供する利
    用端末と、前記利用端末におけるコンテンツの利用を許
    可するコンテンツ利用条件を蓄積し、前記コンテンツの
    利用を管理するコンテンツ利用条件管理装置とを備える
    コンテンツ利用条件管理システムであって、 前記利用端末は、 利用者に所望のコンテンツの利用を提供するための再生
    装置およびユーザ・インタフェースを含む利用手段と、 前記利用手段による前記コンテンツ利用の可否を、前記
    コンテンツ利用条件管理装置に無線で確認し、前記確認
    結果であるコンテンツ利用許諾情報を、前記コンテンツ
    利用条件管理装置から無線で取得する確認手段とを備
    え、 前記利用手段は、取得された前記コンテンツ利用許諾情
    報に従って、前記コンテンツの利用を提供し、 前記コンテンツ利用条件管理装置は、携帯型の機器であ
    って、 前記コンテンツ利用条件を蓄積管理する著作権情報蓄積
    管理手段と、 前記利用端末から、コンテンツ利用の可否の確認を無線
    で受信する確認受信手段と、 受信された前記確認に応じ、蓄積されている前記コンテ
    ンツ利用条件に基づいて、前記利用端末におけるコンテ
    ンツ利用の可否を判断し、判断の結果であるコンテンツ
    利用許諾情報を作成する著作権情報処理手段と前記利用
    端末に対し、作成された前記コンテンツ利用許諾情報を
    無線で送信する許諾手段とを備えることを特徴とするコ
    ンテンツ利用条件管理システム。
  2. 【請求項2】 前記利用端末は、複数の利用者に並行し
    てコンテンツの利用を提供する複数の前記利用手段を備
    え、 前記確認手段は、前記コンテンツ利用の可否を、複数の
    前記コンテンツ利用条件管理装置に確認して、複数の前
    記コンテンツ利用許諾情報を取得し、 前記各利用手段は、前記複数のコンテンツ利用条件管理
    装置から取得した、前記複数のコンテンツ利用許諾情報
    に従って、前記コンテンツの利用を並列して提供するこ
    とを特徴とする請求項1記載のコンテンツ利用条件管理
    システム。
  3. 【請求項3】 前記コンテンツ利用条件管理システム
    は、さらに、 コンテンツの購入要求を受信し、受信された前記購入要
    求に応答して、前記コンテンツの利用を可能にする前記
    コンテンツ利用条件を要求元に配信するサーバを備え、 前記利用端末は、さらに、 前記サーバに対しコンテンツの購入要求を送信し、その
    応答として、要求したコンテンツのコンテンツ利用条件
    を前記サーバから受信する送受信手段と、 受信された前記コンテンツ利用条件を、無線で、前記コ
    ンテンツ利用条件管理装置に送信する利用条件送信手段
    とを備え、 前記コンテンツ利用条件管理装置は、 前記利用端末から前記コンテンツ利用条件を受信する利
    用条件受信手段を備え、 前記著作権情報蓄積管理手段は、受信された前記コンテ
    ンツ利用条件を蓄積することを特徴とする請求項2記載
    のコンテンツ利用条件管理システム。
  4. 【請求項4】 前記コンテンツ利用条件管理装置は、
    さらに前記利用端末から前記コンテンツ利用条件が受信
    されると、当該コンテンツ利用条件管理装置の契約者に
    対して、コンテンツが利用可能である旨の通知を行うユ
    ーザ・インタフェース手段を備えることを特徴とする請
    求項3記載のコンテンツ利用条件管理システム。
  5. 【請求項5】 前記コンテンツ利用条件管理装置は、
    さらに、 前記サーバに対しコンテンツの購入要求を送信し、その
    応答として、要求したコンテンツのコンテンツ利用条件
    を前記サーバから受信する送受信手段を備え、 前記ユーザ・インタフェース手段は、契約者からのコン
    テンツの購入に関する入力を受け付けることを特徴とす
    る請求項4記載のコンテンツ利用条件管理システム。
  6. 【請求項6】 前記コンテンツ利用条件管理装置の前記
    ユーザ・インタフェース手段は、前記契約者が他の利用
    者によるコンテンツの利用を許諾する場合、前記コンテ
    ンツの利用を許諾する、前記各利用者に対する優先順位
    の設定入力を前記契約者から受け付け、 前記著作権情報処理手段は、設定された前記優先順位に
    基づいて、前記コンテンツ利用許諾情報を作成すること
    を特徴とする請求項4記載のコンテンツ利用条件管理シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記コンテンツ利用条件管理装置の前記
    ユーザ・インタフェース手段は、コンテンツの利用者と
    契約者とが異なる場合にも、前記契約者が前記利用者に
    対してコンテンツの利用を許諾する入力を受け付け、 前記著作権情報処理手段は、前記ユーザ・インタフェー
    ス手段からの許諾の入力を優先して前記判断を行い、前
    記判断の結果、コンテンツ利用の可否を示すコンテンツ
    利用許諾情報を作成することを特徴とする請求項4記載
    のコンテンツ利用条件管理システム。
  8. 【請求項8】 前記コンテンツ利用条件管理装置の前記
    ユーザ・インタフェース手段は、前記契約者以外の利用
    者によるコンテンツ利用許諾について、前記契約者が予
    め指定した利用者に対するレベルの設定入力を受け付
    け、 前記著作権情報処理手段は、前記利用者の前記レベルに
    応じて、前記コンテンツ利用許諾情報を作成することを
    特徴とする請求項4記載のコンテンツ利用条件管理シス
    テム。
  9. 【請求項9】 前記コンテンツ利用条件管理装置の前記
    ユーザ・インタフェース手段は、前記契約者以外の利用
    者によるコンテンツ利用許諾について、前記契約者が予
    め指定した利用者からの前記確認に対し、当該ユーザ・
    インタフェース手段からの許諾の入力を要する旨の設定
    入力を受け付け、 前記著作権情報処理手段は、前記ユーザ・インタフェー
    ス手段からの許諾の入力に従って前記コンテンツ利用許
    諾情報を作成することを特徴とする請求項4記載のコン
    テンツ利用条件管理システム。
  10. 【請求項10】 前記コンテンツ利用条件管理装置の前
    記ユーザ・インタフェース手段は、蓄積されている前記
    コンテンツ利用条件の内容を前記サーバに記録する旨の
    要求であるバックアップ要求の入力を前記契約者から受
    け付け、 前記送受信手段は、蓄積されている前記コンテンツ利用
    条件の内容を含む前記バックアップ要求を前記サーバへ
    送信し、 前記サーバは、さらに、 前記バックアップ要求を受信し、前記バックアップ要求
    に係る前記コンテンツ利用条件の内容を記録するための
    バックアップデータ記録手段を備えることを特徴とする
    請求項3記載のコンテンツ利用条件管理システム。
  11. 【請求項11】 前記コンテンツ利用条件管理装置の前
    記ユーザ・インタフェース手段は、前記バックアップ要
    求に係る前記コンテンツ利用条件を利用したい旨のリス
    トア要求の入力を前記契約者から受け付け、 前記送受信手段は、前記リストア要求を前記サーバへ送
    信するとともに、前記リストア要求に対する応答とし
    て、前記サーバから、前記サーバに記録されていた前記
    コンテンツ利用条件の内容を受信し、 前記サーバは、さらに、 前記リストア要求を受信し、前記バックアップデータ記
    録手段に記録されている前記コンテンツ利用条件の内容
    を、要求元に送信するリストア手段を備えることを特徴
    とする請求項10記載のコンテンツ利用条件管理システ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記コンテンツ利用条件管理装置の前
    記著作権情報処理手段は、さらに、 現在時刻を計測し、前記コンテンツ利用条件の有効期限
    が満了したか否かを調べ、前記有効期限が満了し蓄積さ
    れている前記コンテンツ利用条件に対する前記確認に対
    し、当該コンテンツ利用条件に基づく前記判断の結果と
    して、コンテンツの利用を許可しない旨のコンテンツ利
    用許諾情報を作成する時刻管理部を備えることを特徴と
    する請求項1記載のコンテンツ利用条件管理システム。
  13. 【請求項13】 著作権管理機能を備えた携帯機器であ
    るコンテンツ利用条件管理装置からのコンテンツ利用許
    諾情報に従って、利用者にコンテンツの利用を提供する
    利用端末であって、 利用者に所望のコンテンツの利用を提供するための再生
    装置およびユーザ・インタフェースを含む利用手段と、 前記利用手段による前記コンテンツ利用の可否を、前記
    コンテンツ利用条件管理装置に無線で確認し、前記確認
    結果であるコンテンツ利用許諾情報を、前記コンテンツ
    利用条件管理装置から無線で取得する確認手段とを備
    え、 前記利用手段は、取得された前記コンテンツ利用許諾情
    報に従って、前記コンテンツの利用を提供することを特
    徴とする利用端末。
  14. 【請求項14】 前記利用端末は、複数の利用者に並行
    してコンテンツの利用を提供する複数の前記利用手段を
    備え、 前記確認手段は、前記コンテンツ利用の可否を、複数の
    前記コンテンツ利用条件管理装置に確認して、複数の前
    記コンテンツ利用許諾情報を取得し、 前記各利用手段は、前記複数のコンテンツ利用条件管理
    装置から取得した、前記複数のコンテンツ利用許諾情報
    に従って、前記コンテンツの利用を並列して提供するこ
    とを特徴とする請求項13記載の利用端末。
  15. 【請求項15】 前記利用端末は、さらに、 コンテンツの購入要求を受信し、受信された前記購入要
    求に応答して、前記コンテンツの利用を可能にする前記
    コンテンツ利用条件を要求元に配信するサーバに対し、
    コンテンツの購入要求を送信し、その応答として、要求
    したコンテンツのコンテンツ利用条件を前記サーバから
    受信する送受信手段と、 受信された前記コンテンツ利用条件を、無線で、前記コ
    ンテンツ利用条件管理装置に送信する利用条件送信手段
    とを備えることを特徴とする請求項14記載の利用端
    末。
  16. 【請求項16】 コンテンツ利用条件を蓄積し、利用端
    末における前記コンテンツの利用を管理するコンテンツ
    利用条件管理装置であって、 コンテンツの利用を可能にする前記コンテンツ利用条件
    を蓄積管理する著作権情報蓄積管理手段と、 前記利用端末から、コンテンツ利用の可否の確認を無線
    で受信する確認受信手段と、 受信された前記確認に応じ、蓄積されている前記コンテ
    ンツ利用条件に基づいて、前記利用端末におけるコンテ
    ンツ利用の可否を判断し、判断の結果であるコンテンツ
    利用許諾情報を作成する著作権情報処理手段と前記利用
    端末に対し、作成された前記コンテンツ利用許諾情報を
    無線で送信する許諾手段とを備えることを特徴とするコ
    ンテンツ利用条件管理装置。
  17. 【請求項17】 前記コンテンツ利用条件管理装置
    は、さらに、 前記利用端末から前記コンテンツ利用条件が受信される
    と、当該コンテンツ利用条件管理装置の契約者に対し
    て、コンテンツが利用可能である旨の通知を行うユーザ
    ・インタフェース手段を備えることを特徴とする請求項
    16記載のコンテンツ利用条件管理装置。
  18. 【請求項18】 前記コンテンツ利用条件管理装置
    は、さらに、 前記サーバに対しコンテンツの購入要求を送信し、その
    応答として、要求したコンテンツのコンテンツ利用条件
    を前記サーバから受信する送受信手段を備え、前記ユー
    ザ・インタフェース手段は、契約者からのコンテンツの
    購入に関する入力を受け付けることを特徴とする請求項
    17記載のコンテンツ利用条件管理装置。
  19. 【請求項19】 前記コンテンツ利用条件管理装置の前
    記ユーザ・インタフェース手段は、蓄積されている前記
    コンテンツ利用条件の内容を前記サーバに記録する旨の
    要求であるバックアップ要求の入力を前記契約者から受
    け付け、 前記送受信手段は、蓄積されている前記コンテンツ利用
    条件の内容を含む前記バックアップ要求を前記サーバへ
    送信することを特徴とする請求項18記載のコンテンツ
    利用条件管理装置。
  20. 【請求項20】 前記コンテンツ利用条件管理装置の前
    記ユーザ・インタフェース手段は、前記バックアップ要
    求に係る前記コンテンツ利用条件を利用したい旨のリス
    トア要求の入力を前記契約者から受け付け、 前記送受信手段は、前記リストア要求を前記サーバへ送
    信するとともに、前記リストア要求に対する応答とし
    て、前記サーバから、前記サーバに記録されていた前記
    コンテンツ利用条件の内容を受信することを特徴とする
    請求項19記載のコンテンツ利用条件管理装置。
  21. 【請求項21】 前記コンテンツ利用条件管理装置の前
    記ユーザ・インタフェース手段は、前記契約者が他の利
    用者によるコンテンツの利用を許諾する場合、前記コン
    テンツの利用を許諾する、前記各利用者に対する優先順
    位の設定入力を前記契約者から受け付け、 前記著作権情報処理手段は、設定された前記優先順位に
    基づいて、前記コンテンツ利用許諾情報を作成すること
    を特徴とする請求項17記載のコンテンツ利用条件管理
    装置。
  22. 【請求項22】 前記コンテンツ利用条件管理装置の前
    記ユーザ・インタフェース手段は、コンテンツの利用者
    と契約者とが異なる場合にも、前記契約者が前記利用者
    に対してコンテンツの利用を許諾する入力を受け付け、 前記著作権情報処理手段は、前記ユーザ・インタフェー
    ス手段からの許諾の入力を優先して前記判断を行い、前
    記判断の結果、コンテンツ利用の可否を示すコンテンツ
    利用許諾情報を作成することを特徴とする請求項17記
    載のコンテンツ利用条件管理装置。
  23. 【請求項23】 前記コンテンツ利用条件管理装置の前
    記ユーザ・インタフェース手段は、前記契約者以外の利
    用者によるコンテンツ利用許諾について、前記契約者が
    予め指定した利用者に対するレベルの設定入力を受け付
    け、 前記著作権情報処理手段は、前記利用者の前記レベルに
    応じて、前記コンテンツ利用許諾情報を作成することを
    特徴とする請求項17記載のコンテンツ利用条件管理装
    置。
  24. 【請求項24】 前記コンテンツ利用条件管理装置の前
    記ユーザ・インタフェース手段は、前記契約者以外の利
    用者によるコンテンツ利用許諾について、前記契約者が
    予め指定した利用者からの前記確認に対し、当該ユーザ
    ・インタフェース手段からの許諾の入力を要する旨の設
    定入力を受け付け、 前記著作権情報処理手段は、前記ユーザ・インタフェー
    ス手段からの許諾の入力に従って前記コンテンツ利用許
    諾情報を作成することを特徴とする請求項17記載のコ
    ンテンツ利用条件管理装置。
  25. 【請求項25】 前記コンテンツ利用条件管理装置の前
    記著作権情報処理手段は、さらに、 現在時刻を計測し、前記コンテンツ利用条件の有効期限
    が満了したか否かを調べ、前記有効期限が満了し蓄積さ
    れている前記コンテンツ利用条件に対する前記確認に対
    し、当該コンテンツ利用条件に基づく前記判断の結果と
    して、コンテンツの利用を許可しない旨のコンテンツ利
    用許諾情報を作成する時刻管理部を備えることを特徴と
    する請求項16記載のコンテンツ利用条件管理装置。
  26. 【請求項26】 コンテンツの利用を可能にするコンテ
    ンツ利用条件を配信するサーバであって、 コンテンツ利用条件管理装置に蓄積されている前記コン
    テンツ利用条件の内容を前記サーバに記録する旨の要求
    であって、蓄積されている前記コンテンツ利用条件の内
    容を含むバックアップ要求を受信するバックアップ要求
    受信手段と、 前記バックアップ要求に係る前記コンテンツ利用条件の
    内容を記録するためのバックアップデータ記録手段とを
    備えることを特徴とするサーバ。
  27. 【請求項27】 前記サーバは、さらに、 前記バックアップ要求に係る前記コンテンツ利用条件を
    利用したい旨のリストア要求を受信するリストア要求受
    信手段と、 受信された前記リストア要求に応じて、前記バックアッ
    プデータ記録手段に記録されている前記コンテンツ利用
    条件の内容を、要求元に送信するリストア手段とを備え
    ることを特徴とする請求項26記載のサーバ。
  28. 【請求項28】 利用者にコンテンツの利用を提供する
    利用端末と、前記利用端末におけるコンテンツの利用を
    許可するコンテンツ利用条件を蓄積し、前記コンテンツ
    の利用を管理するコンテンツ利用条件管理装置とを備え
    るシステムにおけるコンテンツ利用条件管理方法であっ
    て、 前記利用端末において、 利用者に所望のコンテンツの利用を提供する利用ステッ
    プと、 前記利用ステップによる前記コンテンツ利用の可否を、
    前記コンテンツ利用条件管理装置に無線で確認し、前記
    確認結果であるコンテンツ利用許諾情報を、前記コンテ
    ンツ利用条件管理装置から無線で取得する確認ステップ
    とを備え、 前記利用ステップは、取得された前記コンテンツ利用許
    諾情報に従って、前記コンテンツの利用を提供し、 携帯型の機器である前記コンテンツ利用条件管理装置に
    おいて、 前記コンテンツ利用条件を蓄積管理する著作権情報蓄積
    管理ステップと、 前記利用端末から、コンテンツ利用の可否の確認を無線
    で受信する確認受信ステップと、 受信された前記確認に応じ、蓄積されている前記コンテ
    ンツ利用条件に基づいて、前記利用端末におけるコンテ
    ンツ利用の可否を判断し、判断の結果であるコンテンツ
    利用許諾情報を作成する著作権情報処理ステップと前記
    利用端末に対し、作成された前記コンテンツ利用許諾情
    報を無線で送信する許諾ステップとを含むことを特徴と
    するコンテンツ利用条件管理方法。
  29. 【請求項29】 前記コンテンツ利用条件管理方法は、
    さらに、前記利用端末において、複数の利用者に並行し
    てコンテンツの利用を提供する複数の前記利用ステップ
    を含み、 前記確認ステップでは、前記コンテンツ利用の可否を、
    複数の前記コンテンツ利用条件管理装置に確認して、複
    数の前記コンテンツ利用許諾情報を取得し、 前記各利用ステップでは、前記複数のコンテンツ利用条
    件管理装置から取得した、前記複数のコンテンツ利用許
    諾情報に従って、前記コンテンツの利用を並列して提供
    することを特徴とする請求項28記載のコンテンツ利用
    条件管理方法。
  30. 【請求項30】 前記システムは、さらに、コンテンツ
    の購入要求を受信し、受信された前記購入要求に応答し
    て、前記コンテンツの利用を可能にする前記コンテンツ
    利用条件を要求元に配信するサーバを含み、 前記コンテンツ利用条件管理方法は、さらに、 前記利用端末において、 前記サーバに対しコンテンツの購入要求を送信し、その
    応答として、要求したコンテンツのコンテンツ利用条件
    を前記サーバから受信する送受信ステップと、受信され
    た前記コンテンツ利用条件を、無線で、前記コンテンツ
    利用条件管理装置に送信する利用条件送信ステップとを
    含み、 前記コンテンツ利用条件管理装置において、前記利用端
    末から前記コンテンツ利用条件を受信する利用条件受信
    ステップを含み、 前記著作権情報蓄積管理ステップでは、受信された前記
    コンテンツ利用条件を蓄積することを特徴とする請求項
    29記載のコンテンツ利用条件管理方法。
  31. 【請求項31】 前記コンテンツ利用条件管理方法は、
    さらに、前記コンテンツ利用条件管理装置において、前
    記利用端末から前記コンテンツ利用条件が受信される
    と、当該コンテンツ利用条件管理装置の契約者に対し
    て、コンテンツが利用可能である旨の通知を行うユーザ
    ・インタフェースステップを含むことを特徴とする請求
    項30記載のコンテンツ利用条件管理方法。
  32. 【請求項32】 前記コンテンツ利用条件管理方法は、
    さらに、前記コンテンツ利用条件管理装置において、前
    記サーバに対しコンテンツの購入要求を送信し、その応
    答として、要求したコンテンツのコンテンツ利用条件を
    前記サーバから受信する送受信ステップを含み、 前記ユーザ・インタフェースステップでは、契約者から
    のコンテンツの購入に関する入力を受け付けることを特
    徴とする請求項30記載のコンテンツ利用条件管理方
    法。
  33. 【請求項33】 前記コンテンツ利用条件管理装置にお
    ける前記ユーザ・インタフェースステップでは、前記契
    約者が他の利用者によるコンテンツの利用を許諾する場
    合、前記コンテンツの利用を許諾する、前記各利用者に
    対する優先順位の設定入力を前記契約者から受け付け、 前記著作権情報処理ステップでは、設定された前記優先
    順位に基づいて、前記コンテンツ利用許諾情報を作成す
    ることを特徴とする請求項32記載のコンテンツ利用条
    件管理方法。
  34. 【請求項34】 前記コンテンツ利用条件管理装置にお
    ける前記ユーザ・インタフェースステップでは、コンテ
    ンツの利用者と契約者とが異なる場合にも、前記契約者
    が前記利用者に対してコンテンツの利用を許諾する入力
    を受け付け、 前記著作権情報処理ステップでは、前記ユーザ・インタ
    フェースステップからの許諾の入力を優先して前記判断
    を行い、前記判断の結果、コンテンツ利用の可否を示す
    コンテンツ利用許諾情報を作成することを特徴とする請
    求項30記載のコンテンツ利用条件管理方法。
  35. 【請求項35】 前記コンテンツ利用条件管理装置にお
    ける前記ユーザ・インタフェースステップでは、前記契
    約者以外の利用者によるコンテンツ利用許諾について、
    前記契約者が予め指定した利用者に対するレベルの設定
    入力を受け付け、 前記著作権情報処理ステップでは、前記利用者の前記レ
    ベルに応じて、前記コンテンツ利用許諾情報を作成する
    ことを特徴とする請求項30記載のコンテンツ利用条件
    管理方法。
  36. 【請求項36】 前記コンテンツ利用条件管理装置にお
    ける前記ユーザ・インタフェースステップでは、前記契
    約者以外の利用者によるコンテンツ利用許諾について、
    前記契約者が予め指定した利用者からの前記確認に対
    し、当該ユーザ・インタフェースステップからの許諾の
    入力を要する旨の設定入力を受け付け、前記著作権情報
    処理ステップでは、前記ユーザ・インタフェースステッ
    プからの許諾の入力に従って前記コンテンツ利用許諾情
    報を作成することを特徴とする請求項30記載のコンテ
    ンツ利用条件管理方法。
  37. 【請求項37】 前記コンテンツ利用条件管理装置にお
    ける前記著作権情報処理ステップでは、さらに、現在時
    刻を計測し、前記コンテンツ利用条件の有効期限が満了
    した後は、蓄積されている前記コンテンツ利用条件に対
    する前記確認に対し、当該コンテンツ利用条件に基づく
    前記判断の結果、コンテンツの利用を許可しない旨のコ
    ンテンツ利用許諾情報を作成することを特徴とする請求
    項28記載のコンテンツ利用条件管理方法。
  38. 【請求項38】 前記コンテンツ利用条件管理装置にお
    ける前記ユーザ・インタフェースステップでは、蓄積さ
    れている前記コンテンツ利用条件の内容を前記サーバに
    記録する旨の要求であるバックアップ要求の入力を前記
    契約者から受け付け、 前記送受信ステップでは、蓄積されている前記コンテン
    ツ利用条件の内容を含む前記バックアップ要求を前記サ
    ーバへ送信し、 前記コンテンツ利用条件管理方法は、さらに、前記サー
    バにおいて、前記バックアップ要求を受信し、前記バッ
    クアップ要求に係る前記コンテンツ利用条件の内容を記
    録するためのバックアップデータ記録ステップを含むこ
    とを特徴とする請求項28記載のコンテンツ利用条件管
    理方法。
  39. 【請求項39】 前記コンテンツ利用条件管理装置にお
    ける前記ユーザ・インタフェースステップでは、前記バ
    ックアップ要求に係る前記コンテンツ利用条件を利用し
    たい旨のリストア要求の入力を前記契約者から受け付
    け、 前記送受信ステップでは、前記リストア要求を前記サー
    バへ送信するとともに、前記リストア要求に対する応答
    として、前記サーバから、前記サーバに記録されていた
    前記コンテンツ利用条件の内容を受信し、 前記コンテンツ利用条件管理方法は、さらに、前記サー
    バにおいて、前記リストア要求を受信し、前記バックア
    ップデータ記録ステップに記録されている前記コンテン
    ツ利用条件の内容を、要求元に送信するリストアステッ
    プを含むことを特徴とする請求項38記載のコンテンツ
    利用条件管理方法。
  40. 【請求項40】 利用者にコンテンツの利用を提供する
    利用端末と、前記利用端末におけるコンテンツの利用を
    許可するコンテンツ利用条件を蓄積し、前記コンテンツ
    の利用を管理するコンテンツ利用条件管理装置とから構
    成されるコンテンツ利用条件管理システムにおける利用
    端末のためのプログラムであって、 利用者に所望のコンテンツの利用を提供するための再生
    装置およびユーザ・インタフェースを含む利用手段と、 前記利用手段による前記コンテンツ利用の可否を、前記
    コンテンツ利用条件管理装置に無線で確認し、前記確認
    結果であるコンテンツ利用許諾情報を、前記コンテンツ
    利用条件管理装置から無線で取得する確認手段と、 取得された前記コンテンツ利用許諾情報に従って、前記
    利用手段による前記コンテンツの利用を制御する利用制
    御手段としてコンピュータに機能させることを特徴とす
    るプログラム。
  41. 【請求項41】 利用者にコンテンツの利用を提供する
    利用端末と、前記利用端末におけるコンテンツの利用を
    許可するコンテンツ利用条件を蓄積し、前記コンテンツ
    の利用を管理するコンテンツ利用条件管理装置とから構
    成されるコンテンツ利用条件管理システムにおけるコン
    テンツ利用条件管理装置のためのプログラムであって、 前記コンテンツ利用条件管理装置は、携帯型の機器であ
    り、 前記プログラムは、 前記コンテンツ利用条件を蓄積管理する著作権情報蓄積
    管理手段と、 前記利用端末から、コンテンツ利用の可否の確認を無線
    で受信する確認受信手段と、 受信された前記確認に応じ、蓄積されている前記コンテ
    ンツ利用条件に基づいて、前記利用端末におけるコンテ
    ンツ利用の可否を判断し、判断の結果であるコンテンツ
    利用許諾情報を作成する著作権情報処理手段と前記利用
    端末に対し、作成された前記コンテンツ利用許諾情報を
    無線で送信する許諾手段ととしてコンピュータに機能さ
    せることを特徴とするプログラム。
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