JP2005235170A - 注文型マルチメディア・コンテンツ提供システムおよびその方法 - Google Patents

注文型マルチメディア・コンテンツ提供システムおよびその方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークのデータ転送速度にかかわらず高品質のマルチメディア・コンテンツを安全に供給できるマルチメディア・コンテンツ提供システムおよびその方法が開示される。
【解決手段】注文型マルチメディア・コンテンツ提供システムであって、保有しているコンテンツに関する情報をユーザにディスプレイし、ユーザの要請により転送するコンテンツ情報運営モジュールと、閲覧する為の認証処理を行う認証モジュール、およびユーザシステムに設置されて、接続中であるユーザのユーザシステムとのデータ転送速度を検査するユーザ側モジュール運営を含み、上記コンテンツ情報運営モジュールは、要請されたコンテンツの転送方式を決定し、上記認証モジュールによって正当な権限を持つと認められたユーザに、上記決定された転送方式に従って、転送するマルチメディア・コンテンツ提供システムを提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ユーザの要請に従って有線または無線ネットワークを介してオーディオまたはビデオなどのマルチメディア・コンテンツを提供する注文型マルチメディア・コンテンツ提供システムおよびその方法に関し、特に高画質および/または高音質のマルチメディア・コンテンツを提供する注文型ビデオサービス提供システムおよびその方法に関する。
最近インターネットのような有線ネットワークや携帯用端末機などを利用した無線ネットワークに関連した技術が急速に発達することに伴って、有無線ネットワークを介してマルチメディア・コンテンツを注文し、これをユーザのコンピュータや端末機を介して閲覧できるようにするマルチメディア提供システムが知られている。ユーザはこのようなマルチメディア・コンテンツを多様な機器を用いて再生する事が出来るが、このようなユーザのパソコンや携帯用端末機などを通称して「ユーザシステム」という。
後述するように、本発明の技術思想は、再生できるマルチメディア・コンテンツの種類やデータの圧縮可否またはその方式、ネットワークへの接続方式、接続されたネットワークが有線ネットワークであるか無線ネットワークであるかの可否、マルチメディア・コンテンツ提供システムとユーザシステム相互間のデータ通信のために用いる通信プロトコルの種類などに関わらない。従って、本発明の技術思想をこのようなもの中のいずれか特定なものに限定して解釈してはならない。
上記通常のマルチメディア提供システムのうち、マルチメディア・コンテンツの品質に比例したそのデータ容量が増加する現象に対応して、マルチメディア・コンテンツを効果的に転送するためにストリーミング(streaming)方式を用いるコンピュータシステムが知られている。ストリーミング方式とは、大容量のマルチメディア・コンテンツを所定規模のデータ単位に分割し、分割されたデータ単位をユーザシステムに転送する方式である。この方式によると、特定コンテンツの全体データが全部受信されなくとも、一定量以上のデータ単位が受信された後にはユーザシステムでこれを再生できるようになる。それで、既に受信されたデータ単位に該当するコンテンツ部分が再生される間、その次の部分のデータ単位を転送されて全体コンテンツを順次再生する。従って、当該コンテンツの全体データを全部受信された後ではじめて再生できる場合に比べて、最初再生にかかる時間が飛躍的に減少する効果を有する。
上記ストリーミング方式によると、ユーザシステムに全体コンテンツ中の極めて一部分だけのデータが一時的に貯蔵され、これが再生された以後にはユーザシステムに残存しない特徴を有する。このような特徴によって、コンテンツの著作権が侵害される危険性を容易に除去できるようになる。
しかし、ある理由によって、上記ユーザシステムに受信されているデータ単位に該当するコンテンツ部分が再生される間、それ以後の部分のデータ単位を全部受信できなくなる場合は、当該コンテンツの再生が連続しなくなり、従ってコンテンツの再生が中断する現象が発生する問題点がある。言い換えれば、ストリーミング方式を用いるマルチメディア・コンテンツ提供システムは、ユーザシステムと連結させるネットワークのデータ転送状態に依存する程度が非常に高くて、ネットワークの状態が正常に維持されない限り、良質のコンテンツを提供できない問題点を有する。このような問題点は、マルチメディア・コンテンツの品質を向上させるほど、最小データ単位の量が増加することによってさらに深刻になる。
これに対して、ユーザが要請した特定コンテンツのデータを全部受信した後でこれを再生する方式(以下、「ダウンロード(download)方式」という。)によると、その初期再生のためにかかる時間が上記したストリーミング方式に比べて長くなるという問題点はあるが、ユーザによっては高画質のコンテンツを閲覧するためにこれを受容れる事が出来る場合もある。
従って、上記ダウンロード方式によると、コンテンツが再生される間にいきなり再生が中断する問題がないだけでなく、超大容量のコンテンツもユーザシステムで直接再生できるとの長所によって、最近のいわゆる「デジタル劇場システム」を実現できる程度の高音質および高画質のコンテンツを閲覧する事が出来るようになる。さらには、ユーザは、自分のユーザシステムにダウンロードされたコンテンツを再生する間に、自分が希望する場面の検索、特定場面へのスキップ、前の場面への復帰、巻戻し再生、早送り再生などの多様な機能を十分活用して閲覧できるとの長所がある。
しかし、上記したダウンロード方式によると、全体コンテンツをダウンロードするためにかかる初期ダウンロード時間が長いとの問題点以外にも、受信されたコンテンツが前記ユーザシステム内に保存されることによって、コンテンツの不正コピーおよび/または不正流通など著作権上の諸問題をもたらしかねない問題点を有する。このような問題点を解決するために、不正コピーされたコンテンツが再生されないようにするなど、デジタル著作物の著作権保護のための多様な技術が提案されているが、これまでその保護は不十分な状態である。
本発明は上記された問題点を解決するために案出されたものであって、本発明の目的は、上記ダウンロード方式とストリーミング方式との長所だけを取って、高画質および高音質のマルチメディア・コンテンツを提供する事が出来る注文型マルチメディア・コンテンツ提供システムおよびその方法を提供することである。
さらに、本発明の他の目的は、正当な購買者だけが、提供されたマルチメディア・コンテンツを利用できるようにする注文型マルチメディア・コンテンツ提供システムおよびその方法を提供することである。
なお、本発明のまた他の目的は、提供されたマルチメディア・コンテンツの著作権侵害の危険性を除去できる注文型マルチメディア・コンテンツ提供システムおよびその方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、注文型マルチメディア・コンテンツ提供システムであって、ユーザの要請に従ってユーザのシステムに供給するマルチメディア・コンテンツに関する情報を貯蔵して運営するものであって、保有しているマルチメディア・コンテンツに関する情報をユーザにディスプレイし、ユーザが要請したマルチメディア・コンテンツを上記ユーザシステムに転送するコンテンツ情報運営モジュールと、少なくとも上記ユーザに関する情報を利用して上記ユーザが要請したマルチメディア・コンテンツを閲覧するために必要な所定の認証処理を行い、上記マルチメディア・コンテンツに関する著作権保護処理を行う認証モジュール、および上記ユーザが用いるユーザシステムに設置されて実行されるユーザ側モジュールの設置を制御し、上記設置されたユーザ側モジュールの動作を制御し、接続中であるユーザのユーザシステムとのネットワークを介したデータ転送速度を検査するユーザ側モジュール運営を含み、上記コンテンツ情報運営モジュールは、上記ユーザ側モジュール運営モジュールにより検査されたデータ転送速度によって、要請されたマルチメディア・コンテンツの転送方式を決定し、上記認証モジュールによって正当な権限を持つと認められたユーザに、上記決定された転送方式に従って、要請されたマルチメディア・コンテンツを転送するマルチメディア・コンテンツ提供システムを提供する。
本発明の他の態様によると、本発明は注文型マルチメディア・コンテンツ提供方法であって、保有しているマルチメディア・コンテンツに関する情報をユーザに表示するステップと、ユーザが希望するマルチメディア・コンテンツの選択を受信するステップと、接続中であるユーザシステムとのネットワークを介したデータ転送速度を検査するステップと、上記検査されたデータ転送速度によって、要請されたマルチメディア・コンテンツの転送方式を決定するステップと、上記マルチメディア・コンテンツを要請したユーザが正当な権限を持つかを判断するステップと、正当な権限を持つと判断されたユーザに、上記決定された転送方式に従って、要請されたマルチメディア・コンテンツを転送するステップ、および少なくとも上記ユーザに関する情報を利用して上記ユーザが要請したマルチメディア・コンテンツを閲覧するために必要な所定の認証処理を行うステップを含むマルチメディア・コンテンツ提供方法を提供する。
本発明によると、マルチメディア・コンテンツを提供するにおいて、ダウンロード方式とストリーミング方式との長所を取って、ネットワークのデータ転送速度によって多様な転送方式でコンテンツを転送することで、高画質および高音質のコンテンツを閲覧できるようにする。
また、本発明によると、一旦購買したコンテンツを再度閲覧しようとする場合、同一なコンテンツを再転送されなければならない不便さを改善し、ネットワークリソースの効率性を増大させる事が出来る。
さらに、本発明によると、動画閲覧において、巻戻し再生、早送り再生などの機能を支援する事が出来るため、マルチメディア・コンテンツサービスの品質を向上させる事が出来る。
なお、本発明によると、高画質および高音質のコンテンツを提供しながらも、提供されたコンテンツの不正利用または不正コピー、不正配布などを遮断して、コンテンツ提供者の権益を保護する事が出来る。
以下、添付の図面を参照して本発明の好ましい実施例に関して詳しく説明する。
まず、図1を参照すると、図1は、本発明の注文型マルチメディア・コンテンツ提供システムが利用される例を概念的に示したブロック図である、図示されたように、本発明の一実施例による注文型マルチメディア・コンテンツ提供システム(以下、簡略に「システム」ということもある。)100は、有線または無線ネットワーク(以下、通称して「ネットワーク」という。)102に接続され、ネットワーク102に接続された他のシステム104、106および108と所定の通信プロトコルに従ってデータを送受信できるコンピュータシステムであることが望ましい。
後述するように、システム100は、多様なマルチメディア・コンテンツをファイルの形態で貯蔵し、単数または複数のユーザがネットワーク102を介して特定のマルチメディア・コンテンツを要請することに応じて、要請されたマルチメディア・コンテンツをネットワーク102を介して転送することにより、注文型ビデオサービスまたは注文型オーディオサービスを実現する。本発明のシステム100によると、供給されるマルチメディア・コンテンツに対する著作権を保護するために、全てのマルチメディア・コンテンツを暗号化処理し、閲覧を要請するユーザが正当な権限を持つユーザであるかの可否を判別した後、正当な権限を持つユーザにだけ暗号化されたマルチメディア・コンテンツを再生するために必要な暗号解読キーを転送する。このようなシステム100の構成の一実施例に関しては図2ないし図6を参照して後述する。
ユーザは、ネットワーク102に接続して所定の通信プロトコルに従ってシステム100とデータを送受信できるものであれば、いずれのものでも自分のユーザシステムとして利用する事が出来る。例えば、ユーザは、有線ネットワークに接続できるパソコン(PC)104、無線ネットワークに接続できるパソコン106または無線ネットワークに接続できる携帯電話機や個人携帯端末機(PDA)などの携帯用端末機108などを利用して、本発明のシステム100に対し自分が所望するマルチメディア・コンテンツの供給を要請する事が出来る。その詳細な過程は、図7を参照して後述する。
もちろん、上記ユーザシステムとして利用され得る装置として上記したもの以外にも多様なコンピュータシステムがあり得る。例えば、ユーザが携帯して使用できる携帯用コンピュータ(例えば、いわゆるノート型コンピュータなど)と、無線データ通信機能を内蔵した携帯電話機を前記ノート型コンピュータの所定ポートに連結させて使用することでネットワーク102に接続できるユーザシステムを構成する事も出来る。このような多様な種類のユーザシステムは、本発明の技術分野で既に広く知られているので、その詳細な説明を省略する。
ネットワーク102はインターネット通信網であることが好ましいが、それ以外にも既に知られている他の通信ネットワークであっても良いことは上記した通りである。ネットワークの種類によって、それに接続する方式やそのネットワークに適合な通信プロトコルなどは異なっても良いが、これらの詳細は本発明の技術分野で既に広く知られていることであるだけでなく、本発明の技術思想を実施するための単純な設計的事項であって、その要諦を構成することではないので、これに関する説明を省略する。
次に、図2を参照して本発明のシステム100の一実施例に関して詳細に説明する。図2は本発明の一実施例による注文型マルチメディア・コンテンツ提供システムの構成を概念的に示したブロック図である。図示されたように、システム100は、ユーザの要請に従ってユーザのシステムに供給するマルチメディア・コンテンツに関する情報を貯蔵して運営するものであって、保有しているマルチメディア・コンテンツに関する情報をユーザに表示するか、ユーザが要請したマルチメディア・コンテンツを上記ユーザシステムに転送するコンテンツ情報運営モジュール202と、上記ユーザの識別子(ID)のようなユーザに関する情報などを利用してユーザが要請したマルチメディア・コンテンツを閲覧するために必要な所定の認証処理を行い、上記マルチメディア・コンテンツに関する著作権保護処理を行う認証モジュール204と、上記ユーザシステムに設置されて実行されるユーザ側モジュールの設置を制御し、上記設置されたユーザ側モジュールの動作を制御し、接続中であるユーザシステムとのネットワークを介したデータ転送速度を検査するユーザ側モジュール運営モジュール206とを含む。さらに、図示されたように、有料サービスを行う場合には、システム100は、ユーザが要請したマルチメディア・コンテンツに対する利用料を決済するための決済情報運営モジュール208を更に含む事が出来る。
また、本発明のシステム100は、複数のマルチメディア・コンテンツを効率的に貯蔵して運営するためのコンテンツデータベース214と、複数のユーザに関する情報を効率的に貯蔵して運営するためのユーザ情報データベース216とを更に含む事が出来る。さらには、システム100は、通常的なコンピュータシステムが備える各種のハードウェア220とこれらを利用して実行される各種のソフトウェア222とを含み、通常的なコンピュータシステムが行う機能を遂行する事が出来る。従って、本発明のシステム100は、有線または無線インターネットを介して接続できる有無線ウェブサーバとして実現されることができ、この場合ソフトウェア222の一種として複数のウェブページを含むこともでき、上記各モジュールは上記ウェブページの構成要素として実現される事も出来るのに注意しなければならない。データベース214および216、ハードウェア220とソフトウェア222に関する詳細は、本発明の技術分野で既に広く知られているので、これを省略する。
以下で上記モジュールに関して図3ないし図6をさらに参照してより詳細に説明する。図3はコンテンツ情報運営モジュール202の一実施例を概念的に示したブロック図であり、図4は認証モジュール204の一実施例を概念的に示したブロック図であり、図5はユーザ側モジュール運営モジュール206の一実施例を概念的に示したブロック図であり、図6は決済情報運営モジュール210の一実施例を概念的に示したブロック図である。本実施例に関しては、システム100がウェブサーバとして実現された場合を例に取って説明することにする。しかし、本発明のシステム100がこれに限定されるのではないことは明らかである。さらに、供給される全てのマルチメディア・コンテンツは所定の方式で暗号化された状態であり、これを再生するためには固有な暗号解読キーが必要であることを前提とする。
まず、コンテンツ情報運営モジュール202は、システム100が保有している複数のマルチメディア・コンテンツに関する情報をユーザシステム104、106または108に転送して、ユーザシステム104、106または108において所定の形式でユーザにディスプレイされるようにする。上記マルチメディア・コンテンツ(以下、簡単に「コンテンツ」ともいう。)に関する情報とは、各コンテンツのファイル名、ファイル種類、データ量(データサイズ)、題名など当該コンテンツを他のコンテンツと識別できる情報を意味する。さらに、コンテンツ情報運営モジュール202は、特定のユーザが所定期間の間閲覧したコンテンツに関する情報(または、特定コンテンツを所定期間の間閲覧したユーザに関する情報)を上記コンテンツに関する情報として記録して運営することが好ましい。
ユーザはディスプレイされるコンテンツに関する情報を閲覧して、自分が閲覧を希望するコンテンツを選択することによって、システム100に対して、選択されたコンテンツの自分のユーザシステム104、106または108への供給を要請する事が出来る。
さらに、コンテンツ情報運営モジュール202は、ユーザによって要請されたコンテンツをコンテンツデータベース214から抽出して当該ユーザのユーザシステム104、106または108に転送して、ユーザシステム104、106または108がこれを再生するようにする。このとき、コンテンツ情報運営モジュール202は、本発明のシステム100とユーザシステム104、106または108間のデータ転送速度が所定の基準速度以上であるかの可否によって、上記選択されたコンテンツを当該ユーザのユーザシステム104、106または108に転送する転送方式を決定する。
例えば、本発明のシステム100とユーザシステム104、106または108間のデータ転送速度が所定の基準速度以上である場合は、上記ストリーミング方式で要請されたコンテンツを転送して、残りの部分の転送中に再生され得るようにし、基準速度に達していない場合は、上記ダウンロード方式で当該コンテンツを転送して、全体コンテンツの転送が完了した後で再生され得るようにする。
しかし、本発明の他の実施例によると、コンテンツの転送方式は上記した二つの方式(ストリーミング方式とダウンロード方式)を多様に組み合わせて転送する事も出来る。すなわち、システム100とユーザシステム104、106または108間のデータ転送速度が上記基準速度以上である場合、ストリーミング方式によって再生されるコンテンツのデータをユーザシステム104、106または108に保存されるように制御する事も出来る(これを「コンテンツ保存型ストリーミング方式」という。)。すなわち、上記コンテンツ保存型ストリーミング方式でコンテンツを転送する場合には、正当な権限を持つ同一のユーザが同一のコンテンツを再閲覧しようとする場合、データ転送速度が基準速度以上であるかの可否に関係なく、既に保存されているコンテンツを直ちに再生させるように制御する事が出来るようになる。
また、システム100とユーザシステム104、106または108間のデータ転送速度が上記基準速度に達していない場合、当該コンテンツの全体データの転送が完了した後でこれを再生する代わりに、当該コンテンツの全体データの所定割合以上のデータが受信された時点でこれの再生を開始するように制御する事も出来る(これを「部分ダウンロード方式」という。)。例えば、現在のデータ転送速度と当該コンテンツの全体データサイズに基づいて、当該コンテンツの現在まで受信された部分を再生するのにかかる時間が、そのコンテンツの残りの部分のデータを受信するのにかかる時間より長くなる時点で、当該コンテンツの再生を開始する事が出来る。
上記したように、上記のようなコンテンツの転送方式は上記した例以外にも多様であり得るが、このように本発明によってコンテンツを転送する多様な方式が可能なのは、ユーザシステム104、106または108にコンテンツの全体データが保存される場合にも著作権侵害のおそれがないためである。従って、本発明を特定の転送方式に限られるものと解釈してはならない。
一方、もし上記ユーザが当該コンテンツを最初に閲覧するのではない場合、すなわち当該ユーザが過去のある時点で既に要請して閲覧したものと判断されたコンテンツを再び閲覧しようと要請した場合は、コンテンツ情報運営モジュール202は、まず当該ユーザのユーザシステム104、106または108に既に当該コンテンツが正常に存在するかを判断する。その判断の結果、もし当該コンテンツの全体データが正常に保存されていると判断されたら、これを再転送する必要はない。しかし、当該コンテンツがユーザシステム104、106または108に正常に保存されていなければ、すなわちある理由(ユーザの削除など)で当該コンテンツが存在しないか、当該コンテンツのデータが損なわれた場合は、当該コンテンツの全体データまたは一部データを前記ユーザシステム104、106または108に再転送する。
図3を参照すると、コンテンツ情報運営モジュール202の一実施例による構成が示されている。図示されたように、コンテンツ情報運営モジュール202は、上記コンテンツに関する情報をユーザシステム104、106または108に転送してユーザが閲覧できるように表示させるコンテンツ情報ディスプレイユニット2021と、データ転送速度の検査結果によってユーザが要請したコンテンツの転送方式を決定し、決定された転送方式に従って、選択されたコンテンツを転送するコンテンツ転送制御ユニット2023とを含む。さらに、コンテンツ転送制御ユニット2023は、上記ユーザが既に閲覧したコンテンツを再閲覧しようとする場合、上記ユーザのユーザシステム104、106または108に要請されたコンテンツのデータが正常に保存されているかを判断して、その結果によって当該コンテンツを再転送する事が出来る。
次に、認証モジュール204は、ユーザ識別子(ID)およびパスワードのようなユーザに関する情報を利用して現在接続したユーザを固有に識別する会員認証を行う。もし現在接続したユーザがまだ会員として登録したユーザでない場合には、ユーザの選択によって会員として加入するようにするか、あるいはゲストの一人として識別する事も出来る。
なお、認証モジュール204は、上記ユーザに関する情報と上記コンテンツに関する情報とを組み合わせて、当該ユーザと当該コンテンツとに固有な認証キーを生成して運営する事が出来る。すなわち、特定ユーザが特定コンテンツを選択して要請すれば、認証モジュール204は当該ユーザと当該コンテンツとの組み合わせに対して固有の認証キーを生成する。上記認証キーを生成するために用いられる情報としては、例えばユーザの識別子(ID)、コンテンツの識別子(コンテンツのファイル名や題名など)、当該ユーザの当該コンテンツ閲覧回数(最初に選択した場合は、0)、ユーザシステムの固有情報(例えば、ユーザの接続IPアドレスおよび/またはユーザシステムのLANカードの固有番号など)などが用いられる事が出来る。
特に、ユーザの接続IPアドレスやユーザシステムのLANカード番号などのユーザシステムに固有な情報を認証キー生成に用いることによって、正当な権限のないユーザが他人の識別子を盗用するなどの不正な方法でコンテンツを閲覧することを防止する事が出来る。例えば、特定ユーザが要請してダウンロードしたコンテンツを、権限のない他のユーザのユーザシステムにコピーしたとすれば、当該コピーされたコンテンツの認証キーに記載されたユーザシステムの固有情報と、コピーされたユーザシステムの固有情報とが互いに異なるようになる。従って、システム100では、再閲覧の要請がある場合、認証キーに記載されたユーザシステムの固有情報と、現在再閲覧を要請しているユーザシステムの固有情報とを相互比較することによって、不正ユーザの可否を判別できるようになる。
そのようにして、現在閲覧を要請するユーザが正当な権限を持つユーザであると判断されれば、認証モジュール204は上記ユーザのユーザシステム104、106または108に当該コンテンツを再生するために必要な暗号解読キーを転送する。ユーザシステム104、106または108は転送された暗号解読キーを用いて要請したコンテンツを再生できるようになる。
従って、本発明によると、上記したようにデータ転送速度が基準速度に達していなくて、ストリーミング方式で高品質の大容量コンテンツを供給できない場合にも、著作権侵害のおそれなく多様な転送方式によって高品質のコンテンツを供給できるようになる。
図4を参照すれば、認証モジュール204の一実施例による構成が示されている。図示されたように、認証モジュール204は、ユーザを固有に識別するためのユーザ識別ユニット2041と、特定ユーザの特定コンテンツに対する固有の認証キーを生成して運営するための認証キー運営ユニット2043と、現在特定コンテンツを閲覧することを要請するユーザが正当な権限を持つユーザであるかを判断する閲覧権限判断ユニット2045および、正当な権限を持つユーザに暗号化されたコンテンツを再生するために要求される暗号解読キーを生成して転送する暗号解読キー運営ユニット2047を含むことが望ましい。
次に、ユーザ側モジュール運営モジュール206は、本発明のシステム100と相互作用してユーザが要請したコンテンツを再生するまで必要な情報を送受信するユーザ側モジュールを設置してその動作を制御し、ユーザシステム104、106または108とのデータ転送速度を検査する。すなわち、特定ユーザがシステム100に接続すれば、ユーザ側モジュール運営モジュール206は、当該ユーザのユーザシステム104、106または108にシステム100が要求するユーザシステムに関する情報を抽出して転送し、システム100から転送されたコンテンツを再生するユーザ側モジュールが設置されているかを検査する。このような検査は、ユーザ側モジュールが設置されているユーザシステム104、106または108からのみ返信され得る質問を転送することで容易に行う事が出来る。
なお、ユーザ側モジュール運営モジュール206は、上記したように、現在接続中であるユーザシステム104、106または108とのネットワークを介したデータ転送速度を検査する。データ転送速度を検査するためにユーザ側モジュール運営モジュール206は、所定量のデータパケットをユーザシステム104、106または108に転送して、ユーザモジュール800からこれを受信した旨の返信がくるまでの時間を測定する。このようにすることによって、現在データが送受信されるネットワークの転送速度を検査し、検査された転送速度が所定の基準速度以上であるか、あるいはそれに達していないかを判断する。
図8を参照してユーザシステム104、106または108に設置されるユーザ側モジュールに関して詳細に説明する。図8はユーザシステム104、106または108に設置されるユーザ側モジュールの一実施例による構成を概念的に示したブロック図である。図示されたように、ユーザ側モジュール800は、システム100が当該ユーザシステム104、106または108との間のデータ転送速度を検査する場合、これに対応してシステム100から転送される速度検査質問に応答して速度検査返信を転送する転送速度検査対応ユニット8001と、システム100から転送される暗号解読キーを用いて暗号化されたコンテンツを解読するコンテンツデコードユニット8003および、解読されたコンテンツをその種類によって再生させるコンテンツ再生ユニット8005を含む。
上記のようなユーザ側モジュール800は、アクティブXコントロール(Active X control)、JavaまたはJavaスクリプトなどの方式を用いて前記ユーザシステム104、106または108のブラウザに適合なプラグ−インとして実現されるか、ユーザシステム104、106または108に適合な別途の独立した応用プログラムとして実現されることもでき、さらにはこれらを組み合わせて実現される事も出来る。
図5を参照すれば、ユーザ側モジュール運営モジュール206の一実施例による構成が示されている。図示されたように、ユーザ側モジュール運営モジュール206は、ユーザシステム104、106または108にユーザ側モジュール800が設置されたかを判断して、まだユーザ側モジュール800が設置されていない場合には、ユーザ側モジュール800を設置するユーザ側モジュール設置ユニット2061と、設置されたユーザ側モジュール800を制御してシステム100が必要とする情報を転送するようにするか、上記ユーザが要請したコンテンツをデコードして再生するようにするユーザ側モジュール制御ユニット2063と、ユーザシステム104、106または108とのデータ転送速度を検査する転送速度検査ユニット2065とを含む。
最後に、上記したように、有料サービスを行おうとする場合には、要請されたコンテンツに対する利用料を決済するための決済情報運営モジュール210がシステム100にさらに含まれる事が出来る。決済情報運営モジュール210は、認証モジュール204によって認証されたユーザに対して所定の決済金額を通知し、ユーザがこれを決済するとその決済内訳を貯蔵して運営する。これを効率的に行うために、上記認証されたユーザに対してユーザ固有の決済口座を開設して運営する事も出来る。このようにすることによって、ユーザの決済口座に残高が十分な場合、別途の決済処理を行わずにも有料コンテンツの閲覧が可能となる。
図6を参照すれば、決済情報運営モジュール206の一実施例による構成が示されている。図示されたように、決済情報運営モジュール206は、ユーザ固有の決済口座を開設して運営する口座情報運営ユニット2101と、ユーザが要請したコンテンツに対する決済金額通知およびこれに対する決済処理を行う代金決済遂行ユニット2103とを含む。
次に、図7を参照して本発明による注文型マルチメディア・コンテンツ提供方法に関して詳細に説明する。図7は本発明の一実施例による注文型マルチメディア・コンテンツ提供方法を概念的に示したフローチャットである。
まずユーザが自分のユーザシステム104、106または108を用いてシステム100に接続して動作が開始すれば(ステップ700)、接続したユーザが会員であるかの可否を判断して、会員であれば会員認証を行い(ステップ702)、会員でなければ加入を促すかゲストとして識別する。
次に、保有中であるコンテンツに関する情報を表示するようにして、ユーザが閲覧しようとするコンテンツを選択するようにし、ユーザが選択すればユーザの選択を受信する(ステップ704)。
次に、ユーザが使用中であるユーザシステム104、106または108にユーザ側モジュール800が存在するかを判断して(ステップ706)、もし存在しなければこれを転送してユーザシステム104、106または108に設置する(ステップ708)。
ステップ706での判断の結果、ユーザ側モジュール800が既に存在しているか、あるいはその設置が完了すれば、ユーザシステム104、106または108とのデータ転送速度を検査する(ステップ710)。
次に、転送速度検査結果によって当該ユーザに選択したコンテンツの閲覧方式を推薦するメッセージを転送する(ステップ712)。上記閲覧方式推薦メッセージは、検査された転送速度が所定の基準速度以上である場合、例えばストリーミング方式でコンテンツを転送することによって直ぐ閲覧ができることを知らせる第1のメッセージ、すなわち「今見る」メッセージ(7141参照)と、検査された転送速度が上記基準速度に達していない場合、例えばコンテンツ全体をダウンロードした後で閲覧することを推薦する第2のメッセージ、すなわち「後で見る」メッセージ(7143参照)とを含む。もちろん、現在のステップで閲覧を取り消すようにする事も出来る(7145参照)。上記のような閲覧方式推薦メッセージは、上記したような多様な転送方式によって、やはり多様に決定され得ることに注意しなければならない。
次に、ユーザの選択を受信する(ステップ714)。このステップでユーザは推薦メッセージによって検査された転送速度に適した閲覧方式を選択する事が出来る。しかし、たとえ転送速度が上記基準速度に達していないとしても、ユーザは「今見る」を選択することもでき、反対に転送速度が上記基準速度以上であるとしても、ユーザは「後で見る」を選択する事も出来るのはもちろんである。
次に、有料サービスの場合、ユーザの口座に残高が十分であるかの可否を判断して(ステップ716)、残高が不足すればこれを充填できるようにする事も出来る(ステップ718)。しかし、ステップ716および718は、無料サービスの場合、あるいは有料サービスの場合であっても直接決済方式だけを採択した場合(ステップ724参照)には省略しても良い。
次に、当該ユーザが当該コンテンツを最初に閲覧するかの可否を判断する(ステップ720)。そして最初に閲覧すると判断された場合には、認証キー生成時に用いられる閲覧回数項目を「0」と設定して新しい認証キーを生成する(ステップ722)。
次に、有料サービスの場合、代金を決済するようにする(ステップ724)。上記したように本ステップ724は無料サービスの場合には省略しても良く、決済口座方式を用いる場合には残高を減額することによって容易に行う事が出来る。
しかし、当該ユーザが当該コンテンツを最初に閲覧するのではない場合は、その閲覧回数によって既に生成された認証キーを修正して、修正された認証キーを生成する(ステップ726)。
ステップ722および726で生成された認証キーは閲覧回数項目を含む場合に関し、もし認証キーに閲覧回数項目を含ませない場合にはステップ722だけを行えば良い。
次に、当該ユーザが当該コンテンツを閲覧する正当な権限を持つユーザであるかを判断する(ステップ728)。このとき、上記したように、ステップ722またはステップ726で生成された認証キーを利用して正当な権限の可否を判断する。
ステップ728での判断の結果、上記ユーザに正当な権限がない場合には、会員認証ステップ(ステップ702)またはコンテンツ選択ステップ(ステップ704)または代金決済ステップ(ステップ724)などに制御を戻らせる。
しかし、上記ユーザが正当な権限を持つと判断された場合には、当該コンテンツをデコードするために必要な暗号解読キーをユーザシステム104、106または108に転送する(ステップ730)。
次に、ステップ714でのユーザの選択を確認して(ステップ732)、上記ユーザが「今見る」を選択した場合(ステップ7323)には、選択されたコンテンツを、例えばストリーミング方式で転送する(ステップ740)。
しかし、上記ユーザが「後で見る」を選択した場合(ステップ 7321)には、当該ユーザのユーザシステム104、106または108に当該コンテンツが正常に保存されているかを判断する(ステップ734)。
ステップ734での判断の結果、当該コンテンツがユーザシステム104、106または108に正常に保存されていれば、ユーザ側モジュール800にこれをデコードさせ(ステップ738)、当該コンテンツを再生する(ステップ742)。
しかし、ステップ734での判断の結果、当該コンテンツがユーザシステム104、106または108に正常に保存されていなければ、例えば当該コンテンツを再度ダウンロードさせ(ステップ736)、ステップ738に進む。
上記ではデータ転送速度によってストリーミング方式またはダウンロード方式中のいずれか一つの方式で、選択されたコンテンツを転送する例について説明したが、選択されたコンテンツの転送方式は、上記方式以外にも、上記したコンテンツ保存型ストリーミング方式や部分ダウンロード方式など多様な転送方式が活用され得る。
以上本発明の好ましい実施例について詳細に説明したが、これに限られるのではなく、当該技術分野で通常の知識を有する者によって多様に変形実施され得ることはもちろんである。例えば、使用中のネットワークによっては、本発明のシステム100とユーザシステム104、106または108とのデータ転送速度を検査せずに、ダウンロッ方式またはコンテンツ保存型ストリーミング方式でコンテンツを転送し、最初以後の当該コンテンツの閲覧時にはユーザシステム104、106または108に保存されたコンテンツが再生されるようにしても良い。この場合、当該コンテンツがユーザシステム104、106または108に正常に保存されていなければ、そのコンテンツの全部または一部を再転送することが望ましい。
従って、本発明の技術的範囲ないし権利範囲は後述する特許請求の範囲に記載された事項によって決定されなければならない。
本発明の注文型マルチメディア・コンテンツ提供システムが利用される例を概念的に示したブロック図である。 本発明の一実施例による注文型マルチメディア・コンテンツ提供システムの構成を概念的に示したブロック図である。 図2の注文型マルチメディア・コンテンツ提供システムのコンテンツ情報運営モジュールの一実施例を概念的に示したブロック図である。 図2の注文型マルチメディア・コンテンツ提供システムの認証モジュールの一実施例を概念的に示したブロック図である。 図2の注文型マルチメディア・コンテンツ提供システムの応用プログラム運営モジュールの一実施例を概念的に示したブロック図である。 図2の注文型マルチメディア・コンテンツ提供システムの決済情報運営モジュールの一実施例を概念的に示したブロック図である。 本発明の一実施例による注文型マルチメディア・コンテンツ提供方法を概念的に示したフローチャートである。 本発明の一実施例による注文型マルチメディア・コンテンツ提供方法を概念的に示したフローチャートである。 本発明の一実施例による注文型マルチメディア・コンテンツ提供方法を概念的に示したフローチャートである。 ユーザシステムに設置されるユーザ側モジュールの一実施例による構成を概念的に示したブロック図である。
符号の説明
100…注文型マルチメディア・コンテンツ提供システム、102…有線または無線ネットワーク、104…有線ネットワークに接続されたユーザコンピュータ、106…無線ネットワークに接続されたユーザコンピュータ、108…無線ネットワークに接続された携帯用ユーザ端末機

Claims (22)

  1. 注文型マルチメディア・コンテンツ提供システムであって、
    ユーザの要請に従ってユーザのシステムに供給するマルチメディア・コンテンツに関する情報を貯蔵して運営するものであって、保有しているマルチメディア・コンテンツに関する情報をユーザにディスプレイし、ユーザが要請したマルチメディア・コンテンツを前記ユーザシステムに転送するコンテンツ情報運営モジュールと、
    少なくとも前記ユーザに関する情報を利用して前記ユーザが要請したマルチメディア・コンテンツを閲覧するために必要な所定の認証処理を行い、前記マルチメディア・コンテンツに関する著作権保護処理を行う認証モジュールと、
    前記ユーザが用いるユーザシステムに設置されて実行されるユーザ側モジュールの設置を制御し、前記設置されたユーザ側モジュールの動作を制御し、接続中であるユーザのユーザシステムとのネットワークを介したデータ転送速度を検査するユーザ側モジュール運営と
    を備え、
    前記コンテンツ情報運営モジュールは、前記ユーザ側モジュール運営モジュールにより検査されたデータ転送速度によって、要請されたマルチメディア・コンテンツの転送方式を決定し、前記認証モジュールによって正当な権限を持つと認められたユーザに、前記決定された転送方式に従って、要請されたマルチメディア・コンテンツを転送するマルチメディア・コンテンツ提供システム。
  2. 前記コンテンツ情報運営モジュールは、
    前記ユーザシステムとのデータ転送速度が所定の基準速度以上であるかの可否によって、前記選択されたコンテンツを当該ユーザのユーザシステムに転送する転送方式を決定する請求項1に記載のマルチメディア・コンテンツ提供システム。
  3. 前記コンテンツ情報運営モジュールは、
    前記ユーザシステムとのデータ転送速度に基づいて、ストリーミング方式、ダウンロード方式、コンテンツ保存型ストリーミング方式または部分ダウンロード方式中のいずれか一つの方式によってユーザが選択したコンテンツを転送する請求項2に記載のマルチメディア・コンテンツ提供システム。
  4. 前記コンテンツ情報運営モジュールは、
    前記ユーザが選択したコンテンツを最初に閲覧するのではない場合、当該ユーザのユーザシステムに当該コンテンツが正常に存在するかを判断し、当該コンテンツが前記ユーザシステムに正常に保存されていなければ、当該コンテンツの全体または一部のデータを前記ユーザシステムに再転送する請求項1に記載のマルチメディア・コンテンツ提供システム。
  5. 前記認証モジュールは、
    ユーザに関する情報と前記コンテンツに関する情報とを組み合わせて、当該ユーザと当該コンテンツとに固有な認証キーを生成して運営する請求項1に記載のマルチメディア・コンテンツ提供システム。
  6. 前記認証モジュールは、
    前記ユーザシステムに固有な情報を用いて前記認証キーを生成し、生成された認証キーを分析して不正ユーザであるかの可否を判別する請求項5に記載のマルチメディア・コンテンツ提供システム。
  7. 正当な権限を持つユーザのユーザシステムに、当該コンテンツを再生するために必要な暗号解読キーを転送する請求項6に記載のマルチメディア・コンテンツ提供システム。
  8. 前記ユーザ側モジュール運営モジュールは、
    特定ユーザが接続することによって、当該ユーザのユーザシステムに前記ユーザシステムに関する情報を抽出して転送し、転送されたコンテンツを再生するユーザ側モジュールが設置されているかを検査して、前記ユーザ側モジュールが設置されていない場合、これを前記ユーザシステムに設置する請求項1に記載のマルチメディア・コンテンツ提供システム。
  9. 前記ユーザ側モジュールは、
    当該ユーザシステムとの間のデータ転送速度検査に対応して速度検査返信を転送する転送速度検査対応ユニットと、
    前記認証モジュールによって提供される暗号解読キーを用いて暗号化されたコンテンツを解読するコンテンツデコードユニットと、
    解読されたコンテンツをその種類によって再生させるコンテンツ再生ユニットと
    を備える請求項1に記載のマルチメディア・コンテンツ提供システム。
  10. 前記認証モジュールによって認証されたユーザに対して所定の決済金額を通知し、ユーザがこれを決済すると、その決済内訳を貯蔵して運営する決済情報運営モジュールを更に備える請求項1に記載のマルチメディア・コンテンツ提供システム。
  11. 前記マルチメディア・コンテンツは暗号化処理され、認証モジュールによって正当な権限を持つと認証されたユーザにのみ転送される暗号解読キーを用いて解読される請求項1に記載のマルチメディア・コンテンツ提供システム。
  12. 注文型マルチメディア・コンテンツ提供方法であって、
    保有しているマルチメディア・コンテンツに関する情報をユーザに表示するステップと、
    ユーザが希望するマルチメディア・コンテンツの選択を受信するステップと、
    接続中であるユーザのユーザシステムとのネットワークを介したデータ転送速度を検査するステップと、
    前記検査されたデータ転送速度によって、要請されたマルチメディア・コンテンツの転送方式を決定するステップと、
    前記マルチメディア・コンテンツを要請したユーザが正当な権限を持つかを判断するステップと、
    正当な権限を持つと判断されたユーザに、前記決定された転送方式に従って、要請されたマルチメディア・コンテンツを転送するステップと、
    少なくとも前記ユーザに関する情報を用いて前記ユーザが要請したマルチメディア・コンテンツを閲覧するために必要な所定の認証処理を行うステップと
    を含むマルチメディア・コンテンツ提供方法。
  13. 前記転送方式を決定するステップは、
    前記ユーザシステムとのデータ転送速度に基づいて、ストリーミング方式、ダウンロード方式、コンテンツ保存型ストリーミング方式または部分ダウンロード方式中のいずれか一つの方式によってユーザが選択したコンテンツを転送する転送方式を決定するステップである請求項12に記載のマルチメディア・コンテンツ提供方法。
  14. 前記ユーザが選択したコンテンツを最初に閲覧するかの可否を判断するステップと、
    前記ユーザが選択したコンテンツを最初に閲覧するのではない場合、当該ユーザのユーザシステムに当該コンテンツが正常に存在するかを判断するステップと、
    当該コンテンツが前記ユーザシステムに正常に保存されていなければ、当該コンテンツの全体または一部のデータを前記ユーザシステムに再転送するステップと、
    更に含む請求項12に記載のマルチメディア・コンテンツ提供方法。
  15. ユーザに関する情報と前記コンテンツに関する情報とを組み合わせて、当該ユーザと当該コンテンツとに固有な認証キーを生成して運営するステップを更に含む請求項12に記載のマルチメディア・コンテンツ提供方法。
  16. 前記ユーザシステムに固有な情報を用いて前記認証キーを生成し、生成された認証キーを分析して不正ユーザであるかの可否を判別するステップを更に含む請求項15に記載のマルチメディア・コンテンツ提供方法。
  17. 正当な権限を持つユーザのユーザシステムに、当該コンテンツを再生するために必要な暗号解読キーを転送するステップを更に含む請求項16に記載のマルチメディア・コンテンツ提供方法。
  18. 特定ユーザが接続することによって、当該ユーザのユーザシステムに前記ユーザシステムに関する情報を抽出して転送し、転送されたコンテンツを再生するユーザ側モジュールが設置されているかを検査するステップと、
    前記ユーザ側モジュールが設置されていない場合、これを前記ユーザシステムに設置するステップと
    を更に含む請求項12に記載のマルチメディア・コンテンツ提供方法。
  19. 特定コンテンツを選択したユーザに対して所定の決済金額を通知するステップと、
    前記ユーザがこれを決済すると、その決済内訳を貯蔵して運営するステップと
    を更に含む請求項12に記載のマルチメディア・コンテンツ提供方法。
  20. 前記マルチメディア・コンテンツを暗号化処理するステップと、
    正当な権限を持つと認証されたユーザにのみ暗号解読キーを転送するステップと、
    前記転送された暗号解読キーを用いて転送される前記マルチメディア・コンテンツを解読するように前記ユーザシステムを制御するステップと
    を更に含む請求項12に記載のマルチメディア・コンテンツ提供方法。
  21. 注文型マルチメディア・コンテンツ提供システムであって、
    ユーザの要請に従ってユーザのシステムに供給するマルチメディア・コンテンツに関する情報を貯蔵して運営するものであって、保有しているマルチメディア・コンテンツに関する情報をユーザにディスプレイし、ユーザが要請したマルチメディア・コンテンツを前記ユーザシステムに転送するコンテンツ情報運営モジュールと、
    少なくとも前記ユーザに関する情報を用いて前記ユーザが要請したマルチメディア・コンテンツを閲覧するために必要な所定の認証処理を行い、前記マルチメディア・コンテンツに関する著作権保護処理を行う認証モジュールと、
    前記ユーザが用いるユーザシステムに設置されて実行されるユーザ側モジュールの設置を制御し、前記設置されたユーザ側モジュールの動作を制御するユーザ側モジュール運営と
    を備え、
    前記コンテンツ情報運営モジュールは、前記ユーザが選択したコンテンツを最初に閲覧するのではない場合、当該ユーザのユーザシステムに当該コンテンツが正常に存在するかを判断して、もし当該コンテンツが前記ユーザシステムに正常に保存されていれば、前記ユーザシステムに保存された当該コンテンツが再生されるようにし、もし当該コンテンツが前記ユーザシステムに正常に保存されていなければ、当該コンテンツの全体または一部のデータを前記ユーザシステムに再転送するマルチメディア・コンテンツ提供システム。
  22. 注文型マルチメディア・コンテンツ提供方法であって、
    保有しているマルチメディア・コンテンツに関する情報をユーザに表示するステップと、
    ユーザが希望するマルチメディア・コンテンツの選択を受信するステップと、
    前記マルチメディア・コンテンツを要請したユーザが正当な権限を持つかを判断するステップと、
    前記ユーザが正当な権限を持つと判断された場合、前記ユーザが選択したコンテンツを最初に閲覧するかの可否を判断するステップと、
    前記ユーザが選択したコンテンツを最初に閲覧する場合、前記ユーザに前記要請されたマルチメディア・コンテンツを転送するステップと、
    前記ユーザが選択したコンテンツを最初に閲覧するのではない場合、当該ユーザのユーザシステムに当該コンテンツが正常に存在するかを判断して、もし当該コンテンツが前記ユーザシステムに正常に保存されていれば、前記ユーザシステムに保存された当該コンテンツが再生されるようにし、もし当該コンテンツが前記ユーザシステムに正常に保存されていなければ、当該コンテンツの全体または一部のデータを前記ユーザシステムに再転送するステップと、
    少なくとも前記ユーザに関する情報を用いて前記ユーザが要請したマルチメディア・コンテンツを閲覧するために必要な所定の認証処理を行うステップと
    を含むマルチメディア・コンテンツ提供方法。
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