JP2005196663A - ドメイン管理再生端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コンテンツのチェックアウトやチェックインによるコンテンツの移動やコンテンツの利用回数及び期限を制限せず、コンテンツを購入するユーザの利便性が損なわれることのないドメイン管理再生端末を提供する。
【解決手段】 映像や音楽のデジタルコンテンツの不正な利用を制限するため、ユーザのドメイン属性を後発的に形成し、ドメイン属性によりデジタルコンテンツを管理するドメイン管理を行う。ドメイン管理再生端末は猶予期限とドメイン属性が所定の条件を満たす場合のみコンテンツの再生を実行する。
【選択図】 図7

Description

本発明は映像や音楽のデジタルコンテンツの不正な利用を制限するためにコンテンツの著作権保護を実現するドメイン管理再生端末に関するものである。
映像や音楽のデジタルコンテンツを、ネットワークを介して、個人の再生端末に転送するデジタルコンテンツの流通システムは知られている。このシステムでは、先ず、コンテンツプロバイダが暗号化されたデジタルコンテンツをデータファイルとして送信し、ユーザはこのデータファイルを個人のパソコン等(以下、「第1の再生端末」と記載)にダウンロードする。次に、ユーザは、専用の携帯用再生端末等(以下、「第2の再生端末」と記載)と第1の再生端末をUSB(ユニバーサルシリアルバス)接続し、ダウンロードされているデジタルコンテンツファイルを第2の再生端末に一時再生権利譲渡による転送を行う(以下、「チェックアウトする」と記載)。又、第2の再生端末よりチェックアウトしたデジタルコンテンツファイルを第1の再生端末に再転送する(以下、「チェックイン」と記載)。チェックアウトするとその転送可能回数も減少する。また、チェックアウトした曲をチェックインすることで減少した転送可能回数をもとに戻すことができる。チェックアウト可能回数は各再生機器により異なる。
このようにコンテンツプロバイダからユーザ側にダウンロードされたデジタルコンテンツは、第1の再生端末且つ限定された個数の第2の再生端末のみでしか再生できないように制限が設けられる。ダウンロードした第1の再生端末の識別方法は、配信システム毎によって独自の方法を採用している。例えば、CPUの情報やネットワークカードの情報などパソコンを構成するハードウェアの情報と、BIOS(ベーシックインプットアウトプットシステム)あるいはOS(オペレーティングシステム)等のソフトウェアの情報を組み合わせて第1の再生端末の識別を行っている(非特許文献1参照。)。
井澤秀人、諸星利弘、高橋正樹著、「東芝レビュー ポータブルセキュアオーディオプレーヤ」2003年 Vol.58 No.6 (P.48−51)
しかしながら、パソコンのハードウェアの技術改良およびOSのバージョンアップは頻繁に行われており、ユーザ個人のパソコンでも購入して数年を経過すると買い替えやグレードアップの必要が生じる。この場合、従来の、コンテンツプロバイダから購入してダウンロードしたデジタルコンテンツを個人が所有するパソコン等、つまり第1の再生端末に保存するシステムの場合、デジタルコンテンツの再生やチェックイン、チェックアウトはダウンロードした第1の再生端末に限定しているので、パソコンを買い換えると今まで購入したデジタルコンテンツの権利を損失するという問題があった。あるいは第1の再生端末から第2の再生端末に既にチェックアウトしたデジタルコンテンツのみしか利用できないという問題があった。
本発明は映像や音声のデジタルコンテンツの不正な利用を制限するため、ユーザのドメイン属性を後発的に形成し、ドメイン属性によりデジタルコンテンツを管理するドメイン管理再生端末を提供することを目的とする。
上記問題点を鑑みて、本発明の第1の特徴は、映画や画像、あるいは音楽のコンテンツに所定の方法で付加されたドメイン属性情報に従ってコンテンツ再生の可否を制御するコンテンツのドメイン管理を行う再生端末において、再生端末のドメイン属性が決定されていない猶予期限内であればコンテンツのドメイン属性に依存せずに再生し、この再生の履歴である再生履歴情報を記憶する再生履歴記憶手段(62)、再生履歴記憶手段(62)の再生履歴情報を基に猶予期限回数の終了を判定する猶予期限終了判定手段(63)、猶予期限回数の終了後再生履歴情報の内最も多い再生回数を持つコンテンツが保持するドメイン属性を永続的なドメイン属性として決定するドメイン決定手段(64)を備えるドメイン管理再生端末であることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、映画や画像、あるいは音楽のコンテンツに所定の方法で付加されたドメイン属性情報に従ってコンテンツ再生の可否を制御するコンテンツのドメイン管理を行う再生端末において、再生端末のドメイン属性が決定されていない猶予期限内であればコンテンツのドメイン属性に依存せずに再生し、この再生の履歴である再生履歴情報を記憶する再生履歴記憶手段(62)、再生履歴記憶手段(62)の再生履歴情報を基に猶予期限回数の終了を判定する猶予期限終了判定手段(63)、猶予期限回数の終了後再生履歴情報の再生時間を集計した結果最も長い再生時間を持つ一時再生権利譲渡されたコンテンツが保持するドメイン属性を、永続的なドメイン属性として決定するドメイン決定手段(64)を備えるドメイン管理再生端末であることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、映画や画像、あるいは音楽のコンテンツに所定の方法で付加されたドメイン属性情報に従ってコンテンツ再生の可否を制御するコンテンツのドメイン管理を行う再生端末において、再生端末のドメイン属性が決定されていない猶予期限内であればコンテンツのドメイン属性に依存せずに再生し、この再生の履歴である再生履歴情報を記憶する再生履歴記憶手段(62)、猶予期限の終了までを計測する内部時計手段、内部時計手段により送信される猶予期限の終了の報告を基に猶予期限の経過を判定する猶予期限終了判定手段(63)、猶予期限の経過後、再生履歴記憶手段(62)の再生履歴情報の内で最も多い回数再生されている一時再生権利譲渡されたコンテンツのドメイン属性を永続的なドメイン属性として決定するドメイン決定手段(64)を備えるドメイン管理再生端末であることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、映画や画像、あるいは音楽のコンテンツに所定の方法で付加されたドメイン属性情報に従ってコンテンツ再生の可否を制御するコンテンツのドメイン管理を行う再生端末において、再生端末のドメイン属性が決定されていない猶予期限内であればコンテンツのドメイン属性に依存せずに再生し、この再生の履歴である再生履歴情報を記憶する再生履歴記憶手段(62)、猶予期限の終了までを計測する内部時計手段、内部時計手段により送信される猶予期限の終了の報告を基に猶予期限の経過を判定する猶予期限終了判定手段(63)、猶予期限の経過後に再生履歴記憶手段(62)の再生履歴情報の内で再生時間の集計をした結果最も長い時間再生されている一時再生権利譲渡されたコンテンツのドメイン属性を永続的なドメイン属性として決定するドメイン決定手段(64)を備えるドメイン管理再生端末であることを要旨とする。
本発明の第5の特徴、映画や画像、あるいは音楽のコンテンツに所定の方法で付加されたドメイン属性情報に従ってコンテンツ再生の可否を制御するコンテンツのドメイン管理を行う再生端末において、再生端末のドメイン属性が決定されていない猶予期限内であればコンテンツのドメイン属性に依存せずに再生し、この再生の履歴である再生履歴情報を記憶する再生履歴記憶手段(62)、同一のドメイン属性を持つコンテンツが指定された回数連続して再生された時に猶予期限が終了したと判断する猶予期限終了判定手段(63)、猶予期限の終了後に再生履歴情報内で指定された回数連続して再生された一時再生権利譲渡されたコンテンツのドメイン属性を永続的なドメイン属性として決定するドメイン決定手段(64)を備えるドメイン管理再生端末であることを要旨とする。
本発明は、映像や音楽のデジタルコンテンツの不正な利用を制限するため、ユーザのドメイン属性を後発的に形成し、ドメイン属性によりデジタルコンテンツを管理するドメイン管理再生端末を提供することができる。
コンテンツのチェックアウトやチェックインによるコンテンツの移動やコンテンツの利用回数及び期限を制限せず、コンテンツを購入するユーザの利便性が損なわれることのないドメイン管理再生端末を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態に係るドメイン管理システム100について図1を用いて説明する。尚、本発明の実施の形態において使用される機器、手法等は一例であり、本発明はこれらに限定されるものでないことは勿論である。
(実施の形態)
(ドメイン管理システム)
コンテンツの著作権者やコンテンツ制作者の正当な権利を守るためには、コンテンツをインターネットでピアトゥーピア交換する又は再送信する等して不特定多数の第3者に対してコンテンツを公開するといった不正利用を制限する必要がある。一方コンテンツの私的な利用は許可されねばならず、同一ユーザにおけるコンテンツの再生や移動、あるいは複製等を自由に実施するための仕組みが必要である。この両者の要求を満たすためにはコンテンツの自由な利用を特定の機器に限定する、つまりコンテンツの利用範囲を設定する必要がある。
両者を実現させる為に、ドメインを構成して、そのドメイン属性に適合するコンテンツだけを使用可能とする手法が取られている。これがドメイン管理システム100であり、ドメイン属性を持ったコンテンツを流通させ、コンテンツのドメイン属性と同じドメイン属性が設定された、ドメイン管理再生端末である第1の再生端末若しくは第2の再生端末においてのみ再生あるいは記録が可能なコンテンツの流通システムを構築することで、コンテンツの著作権及びユーザの利便性を保護する。
「ドメイン」とは地域や組織等の特定の範囲を示す概念であり、コンピュータ関連では、一般的に、インターネットやイントラネットのネットワークで、サーバを中心としたネットワークを構成するまとまりを表す。例えば“○○○.co.jp”というドメイン名でひとつのドメインを表す。ドメイン管理システムの中心には、ドメイン管理サーバ1が存在し、これによりドメイン内のユーザ名やグループ名、パスワードなどの情報を集中管理する。また、ドメイン内に複数のドメイン管理サーバ1を準備し、本来のドメイン管理サーバが停止していたり、他の処理でビジーなときには、代理のドメイン管理サーバが処理を代行することが好ましい。
更に詳細に説明すると、本発明の実施の形態に係るドメイン管理システム100は、図1に示すように、コンテンツプロバイダ側にドメイン管理サーバ1、コンテンツ配信サーバ2、認証サーバ3及び課金システム4等を備えており、ユーザ側に第1の再生端末5及び第2の再生端末6等を備えている。コンテンツ配信サーバ2はインターネット7等の通信網を介して第1の再生端末5と接続可能となっている。
コンテンツ配信サーバ2はドメイン属性を付加したコンテンツファイルを第1の再生端末5に供給するサーバである。ドメイン管理サーバ1は、この供給されるコンテンツのドメイン属性を決定しコンテンツ配信サーバ2にドメイン属性を伝達する。有料のコンテンツは課金が発生する。そのため認証サーバ3は、コンテンツの購入を希望するユーザと第1の再生端末5を認証して、正当な権利を有するユーザ且つ第1の再生端末に対してコンテンツを送信するようにし、同時に課金システム4に課金処理を依頼する。認証処理及び課金処理が正常に終了すると、ドメイン属性を有したコンテンツファイルは、第1の再生端末5に送信される。第1の再生端末5はこのコンテンツファイルを格納し、再生する。また、適宜、第2の再生端末6はこのコンテンツファイルをネットワーク経由で、あるいはメディアを通して移動を行わせ再生する。第2の再生端末は複数存在して構わない。
以下、各装置について詳細に説明する。ドメイン管理サーバ1は、図2に示すように、入力装置51、出力装置52、主記憶装置53、補助記憶装置54、通信インターフェース56、通信制御装置57、セントラルプロセッシングユニット(CPU)55等を備えている。
CPU55は演算処理装置であり、図3に示すように、ドメイン属性新規生成手段11、ドメイン属性登録手段12、ドメイン属性検索手段13を備え、図2の主記憶装置53若しくは補助記憶装置54内のドメイン属性群記憶部16に接続されている。
ドメイン属性新規生成手段11は、新規にドメイン属性を生成するモジュールである。ドメイン属性登録手段12は、ユーザのドメイン属性を決定し登録するモジュールである。ドメイン属性検索手段13はユーザ情報からドメイン属性を検索しドメイン属性を読み出すモジュールである。
入力装置51は、キーボード、マウス等のデータの入力モジュールを指す。又、通信インターフェース56を介してCD、MD等の外部の記憶装置からデータを入力しても良い。出力装置52は、CRTモニタ、液晶モニタ、プリンタ等の出力モジュールを指す。通信インターフェース56は、有線、無線、光ファイバ等のネットワークと物理的に接続するモジュールを指す。通信制御装置57は、通信インターフェース56を介してデータを外部と送受信する際の制御信号を生成し、制御を行うモジュールである。
主記憶装置53は、処理の手順を記述したプログラムや処理されるべきデータを一時的に記憶し、CPU55の要請に従ってプログラムの機械命令やデータを引き渡す。更にCPU55で処理されたデータは主記憶装置53に書き込まれる。主記憶装置53とCPU55はアドレスバス、データバス、制御信号等で結ばれている。補助記憶装置54は、CPU55の作業領域等の補助的なメモリである。主記憶装置53及び補助記憶装置54としては、具体的にランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、フラッシュメモリ、ハードディスク(HDD)等がある。
尚、主記憶装置53若しくは補助記憶装置54は、各ユーザのドメイン属性を格納する図3のドメイン属性群記憶部16を備えている。
コンテンツ配信サーバ2は、図4に示すように、ドメイン属性付加手段21、伝送制御コマンド処理手段22、コンテンツ送信手段23及びコンテンツ記憶部24等を備えている。
ドメイン属性付加手段21は、コンテンツにドメイン属性を付加するモジュールである。伝送制御コマンド処理手段22は、ユーザの第1の再生端末5との間に配置され、第1の再生端末5から送信される「コンテンツ配信要求」「コンテンツ配信停止要求」等の伝送制御コマンドによって、コンテンツ配信の制御を行うモジュールである。コンテンツ送信手段23は、第1の再生端末5からの要求により、コンテンツファイルが格納されたコンテンツ記憶部24より、所定のコンテンツファイルを取り出し、ドメイン属性付加手段21によってコンテンツにドメイン属性を付加して第1の再生端末5に送信するモジュールである。
更にコンテンツ配信サーバ2は、図示しないが、ドメイン管理サーバ1と同様に、図2に示すような、入力装置、出力装置、通信インターフェース、通信制御装置、主記憶装置、補助記憶装置、CPU等を備えているものとする
認証サーバ3は、図5に示すように、ユーザ管理手段31及びユーザ情報記憶部32等を備えている。ユーザ管理手段31は、ユーザに関する情報を格納するユーザ情報記憶部32の管理、ユーザ認証処理等を行うモジュールである。又、認証サーバ3は、ユーザの希望する課金方法にて課金処理を行う課金システム4に接続されている。
更に認証サーバ3は、図示しないが、ドメイン管理サーバと同様に、図2に示すような、入力装置、出力装置、通信インターフェース、通信制御装置、主記憶装置、補助記憶装置、CPU等を備えているものとする。
第2の再生端末6は、図6に示すように、入力装置71、表示装置72、主記憶装置73、補助記憶装置74、CPU75、通信インターフェース76、通信制御装置77、暗号デコーダ78a、圧縮デコーダ78b、D/Aコンバータ79及びアンプ80等を備えているものとする。
尚、CPU75は、図7に示すように、ドメイン属性読み出し手段61、猶予期限終了判定手段63、ドメイン決定手段64、内部時計手段65、ドメイン属性管理手段66、再生許可判定手段68および再生手段69等を備えている。
ドメイン属性読み出し手段61は、コンテンツファイルが有するドメイン属性を読み出すモジュールである。猶予期限終了判定手段63は、ドメイン属性が有する猶予期限が終了しているか否かを判定するモジュールである。ドメイン決定手段64は、猶予期限の経過後、各ユーザのドメイン属性を決定するモジュールである。内部時計手段65は、時刻を計測するモジュールである。ドメイン属性管理手段66は、ユーザのドメイン属性の書き込み、読み出し等の管理を行うモジュールである。再生許可判定手段68は、ドメイン属性及び猶予期限の条件が一致する場合、コンテンツ再生の許可を与えるモジュールである。再生手段69は、コンテンツファイルを再生するモジュールである。
補助記憶装置74は、図7のように、再生の履歴を格納する再生履歴記憶部62と、端末固有のドメイン属性を格納するドメイン属性記憶部67を備えている。これらの記憶エリアはユーザによる書き換えができないセキュアで保護されたフラッシュメモリとして構成される。
表示装置72は、携帯用端末装置の小型液晶モニタ等を指す。暗号デコーダ78aは、暗号をデコードするモジュールである。圧縮デコーダ78bは、配信されたコンテンツの圧縮された動画データを解凍するためのモジュールである。D/Aコンバータ79はデジタル信号をアナログ信号に変換するモジュールである。アンプ80は、アナログ信号の増幅器である。その他の装置は図2のドメイン管理サーバ1で使用する装置と同様であるため説明を省略する。
尚、第1の再生端末5は、図示しないが、入力装置、表示装置、主記憶装置、補助記憶装置、CPU、通信インターフェース、通信制御装置、デコーダ、D/Aコンバータ及びアンプ等を備えているものとする。各装置の機能は図6の第2の再生端末6と同様であるため説明を省略する。
第1の再生端末5から第2の再生端末6へコンテンツを出力するには、例えば図8に示すように、IEEE1394バスを経由してデジタル伝送する、あるいはUSBバスを経由してデジタル伝送する、あるいはIEC958のデジタル出力の伝送を用いてコンテンツを伝送する等の手法がある。
一方、CDやDVDなどのディスクメディア、あるいはコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリやSDカードなどのメモリカードに記録されたコンテンツも、第2の再生端末6に、図9のようなディスクやメモリカードのドライブが搭載されている場合可能となる。例えば、SDカードを用いた場合は、ドメイン属性D1を持つコンテンツ3をSDカードに記録する。この際、第2の再生端末6のSDカードスロットに差し込んでコンテンツ3の再生を実行すると、両者のドメイン属性が一致するので再生が許可される。しかし、このSDカードに例えばドメイン属性D3を持つコンテンツ4が記録されている場合は、第2の再生端末6のドメイン属性と一致しないのでコンテンツ4の再生は禁止される。
以下、ドメイン管理システム100によるドメイン管理方法について詳細に説明する。
(コンテンツ購入方法)
先ず、コンテンツの購入時の動作について図10のシーケンス図を用いて説明する。
(a)先ずステップS101において、第1の再生端末5は、図6の補助記憶装置74に内蔵されている「コンテンツを購入する販売店のデータ」を表示装置72に提示し、ユーザに購入代理店を選択させる。選択終了後、第1の再生端末5は、通信インターフェース76を用いて図1のインターネット7等を介し、認証サーバ3に選択された購入代理店への接続要求を送信する。
(b)ステップS102において、認証サーバ3は、接続要求を受信すると、図5のユーザ管理手段31が、ユーザ確認のために、第1の再生端末5の機器IDやユーザパスワード等の入力要求を送信する。ステップS103において、第1の再生端末5は機器IDやユーザパスワードを表示装置72に表示し、ユーザに入力させ、入力完了後、認証サーバ3に送信する。
(c)ステップS104において、ユーザ管理手段31はこれらの機器IDやユーザパスワードを基にユーザ認証を行う。認証はユーザ情報記憶部32に格納されている機器ID及びユーザパスワードと、第1の再生端末5より送信された機器ID及びユーザパスワードが一致するかを確認することによって行う。(d)ユーザ認証が適正に完了すると、ステップS105において、認証サーバ3は購入可能なコンテンツのリストを第1の再生端末5に送信する。ステップS106では、第1の再生端末5は、購入可能なコンテンツを表示装置72に提示し、ユーザに選択させる。この際、多数のコンテンツの中から、ユーザがより的確に購入したい音声や画像のコンテンツを選択できるように、補助情報としてコンテンツ検索等の手法を提供しても良い。コンテンツの選択が完了し、ステップS107において、図6の入力装置71への入力を元にユーザの購入意思を確認すると、ステップS108において、認証サーバ3は図5の課金システム4にコンテンツ購入の決済処理を依頼する。課金システム4は、ユーザに選択された課金方法によってコンテンツ代金の課金処理を行う。課金が正常に完了すると、認証サーバ3はコンテンツ配信サーバ2に配信可能であるメッセージを送信する。
(e)ステップS109において、配信可能であるメッセージを受信した図4のコンテンツ配信サーバ2のコンテンツ送信手段23は、図4のコンテンツ記憶部24よりユーザが購入したコンテンツファイルを取得する。ステップS110においては、ドメイン管理サーバ1がドメイン属性を確定し、ステップS111にてドメイン管理サーバ1から取得したドメイン属性をコンテンツに付加して、第1の再生端末5に送信する。最後にステップS112において、第1の再生端末5は、このコンテンツファイルを再生する。これにより画像、映像が表示装置72に表示され、音声がアンプ80より出力される。
次に、ドメイン属性確定の動作について詳細に説明する。
(a)図10のステップにおいて、課金の決済が正常に終了したメッセージを受信すると、図1のドメイン管理サーバ1はドメイン確認のため、第1の再生端末5にドメイン属性の提示を依頼する。
(b)第1の再生端末5は、自装置が保有するドメイン属性をドメイン管理サーバ1に送信する。ドメイン属性のデータは、例えば、図16(a)に示すような128ビットデータであったり、図16(b)に示すような国分類32ビット及びドメイン96ビットより成るデータであったりする。
(c)図3のドメイン管理サーバ1のドメイン属性検索手段13は再生端末が提供したユーザ情報を検索キーとしてドメイン属性群記憶部16からドメイン属性を検索し、端末から提示されたドメイン属性と比較して正当性を検証する。これによって確定したドメイン属性をコンテンツに付加して第1の再生端末5に送信される。
尚、ドメイン属性を含んだコンテンツファイルは図11に示すコンテナ構造を有する。コンテンツを暗号化するコンテンツ鍵はコンテナのヘッダ部分に置かれている。このコンテンツ鍵はさらにシステムに共通の鍵によって2重に暗号化される。2重鍵は安全性の高い公開鍵暗号、例えばRSAが採用される。
ヘッダにはドメイン属性やコンテンツ鍵と共にコンテンツの属性を示すメタ情報としてコンテンツ種類、コンテンツID、タイトル名、アーティスト名、圧縮方式などが記載される。コンテンツやメタ情報などの不正な改変を検出するために署名データも付加されている。署名にはDSA(デジタルシグニチャアルゴリズム)等を適用するのが好ましい。
映像や音声のコンテンツはMPEG2(ムービングピクチャコーディングエキスパートグループ2)やMPEG4などの圧縮方式で圧縮されたデータであるが、不正利用を制限するために暗号化されている。コンテンツの暗号化は共通鍵暗号を使って暗号化される。例えばトリプルDES(データエンクリプションスタンダード)やAES(アドバンスドエンクリプションスタンダード)等が好ましい。
(コンテンツ再生方法)
次に、コンテンツの購入後に、第1の再生端末5から移動されたコンテンツを再生する第2の再生端末6の動作について図12を用いて説明する。
(a)ステップS301において、図6の入力装置71よりコンテンツの再生要求を受け取る。ステップS302において、図7の猶予期限終了判定手段63は、内部時計手段65より現在時刻を取得し、ステップS303において、再生端末の猶予期限と、現在時刻とを比較する。現在時刻が猶予期限内であればステップS306へ進み、現在時刻が猶予期限外であればステップS304へ進む。尚、コンテンツの要求の履歴は、再生履歴記憶部62に格納される。あるいは猶予期限終了判定手段63はコンテンツが再生された回数を再生履歴記憶部から読み出し、猶予期間内かどうかを判断する。
(b)ステップS304においては、図7のドメイン属性読み出し手段61が、そのコンテンツファイルに含まれるドメイン属性を読み出す。ドメイン属性管理手段66が、ドメイン属性記憶部67より自装置のドメイン属性を取得し、コンテンツファイルに含まれるドメイン属性と比較する(ステップS305)。2つのドメイン属性が一致する場合はステップS306へ進み、2つのドメイン属性が一致しない場合はステップS308へ進み、再生を許可せずにこの処理を中断する。
(c)ステップS306においては、再生許可判定手段68が猶予期限の判定結果とドメイン属性の判定結果を基に再生の許可を行い、最後にステップS307にて再生手段69が、再生要求のあったコンテンツを再生する。
尚、上述した猶予期限はある限定された期間において成立するが、ある条件を満たすと猶予期限は満了となる。この猶予期限は図7の内部時計手段65において管理する。第1の再生端末5若しくは第2の再生端末6を使い始めてから1週間、1ヶ月等の猶予期限の経過後、ドメイン決定手段64は、再生履歴記憶部62の履歴情報を基に、第2の再生端末6のドメイン属性を決定する。このドメイン属性決定の手順について図13のフロー図を用いて説明する。
(a)ステップS401においては、図7の内部時計手段65は、猶予期限経過を計測すると、これを猶予期限終了判定手段63に送信する。尚、インターネットに接続可能な第2の再生端末6の場合は、ネットワークタイムプロトコルサービスを呼び出して正確な現在時刻を取得し、厳密な猶予期限の管理が可能となる。猶予期限終了判定手段63は、この時刻経過が適切であると判断すると、ドメイン決定手段64に猶予期限の満了を報告する。
(b)ステップS402において、猶予期限経過を報告された図7のドメイン決定手段64は、再生履歴記憶部62よりこれまでのコンテンツの再生履歴を取得し、ステップS403において、後述する一定の処理によりドメイン属性を決定する。
(c)最後にステップS404において、決定したドメイン属性は図7のドメイン属性記憶部67に格納される。この処理により、これ以後第2の再生端末6においてコンテンツを再生する際は、そのコンテンツファイル内のドメイン属性が、この決定したドメイン属性と一致することが条件とされる。猶予期限を時間で管理する方法について説明したが、時間ではなく、コンテンツを再生した回数で管理して猶予期限の満了を決定することも可能である。
(実施例)
猶予期限中であってドメイン属性が決定されていない第2の再生端末6の動作を図14を用いて説明する。第2の再生端末6はドメインが猶予期限中につき未定なので、ドメイン属性D1を有する第1の再生端末5aから出力されるドメイン属性D1を有するコンテンツ1の再生が許可される。同様にドメイン属性D2を有する第1の再生端末5aから出力されるドメイン属性D2を有するコンテンツ2の再生が許可される。
これに対し、猶予期限が終了し、ドメイン属性が決定された第2の再生端末6の動作を図15を用いて説明する。第1の再生端末5aは第2の再生端末6と同じドメイン属性D1を保有している。そこで第1の再生端末5aから出力されるコンテンツ1はドメイン属性D1の属性を持っているので第2の再生端末6で再生可能である。これに対してドメイン属性D3を有する第1の再生端末5bから出力するコンテンツはドメイン属性D2となるので、第2の再生端末6で再生することは許可されない。
このようにドメイン属性が設定されていない猶予期限において、第2の再生端末6では任意のドメイン属性を有するコンテンツが再生可能であり、この猶予期限において再生したコンテンツのドメイン属性及びその履歴データは、再生履歴記憶部62に格納されるようにする。猶予期限経過後は、履歴より決定されたドメイン属性を有するコンテンツのみ、第2の再生端末6にて再生可能となる。
(ドメイン属性決定手法)
ステップS402の第2の再生端末6のドメイン属性を決定する処理の実施例としては、色々な手法が考えられるが、以下5種類の手法による実施例について説明する。
(実施例1)
先ず、猶予期限を時間で限定し、猶予期限内に再生した回数の一番多いコンテンツのコンテンツ属性を優位とする手法が挙げられる。これは再生履歴記憶部62内の履歴情報が図17に示すような状態であった場合、最も再生された回数の多いコンテンツのドメイン属性を永続的なドメイン属性として決定する。例示した図17ではドメイン属性は、「D1:5回」、「D2:3回」、「D3:1回」、「D4:1回」と使用されている。この場合、最も使用頻度の高いドメイン属性「D1」が永続的なドメイン属性として決定される。
(実施例2)
猶予期限に再生可能なコンテンツの数の上限を設定しておき、この上限に達したときに猶予期限の満了とすることもできる。例えば、この再生回数の上限を10回とする。図18のような10回分の再生履歴がある場合、ドメイン属性は、「D1:5回」、「D2:3回」、「D3:1回」、「D4:1回」と使用されていることが分かる。この場合、最も使用頻度の高いドメイン属性「D1」が永続的なドメイン属性として決定される。
(実施例3)
第2の再生端末6においてコンテンツを再生した時に、全ての再生時間を再生履歴記憶部62に記憶しておき、一定の猶予期限が終了した時に再生時間の総計を集計し、再生時間の総計が一番多いコンテンツの属性を優位な属性と判定して、永続的なドメイン属性に決定する。猶予期限はある限定された期間において成立するが、ある条件を満たすと猶予期限は満了となる。この猶予期限の設定は、実施例1の時刻の限定を行う方法、実施例2の再生回数の上限を定める方法等において行う。再生履歴は図19に示すように格納され、猶予期限が終了すると再生履歴記憶部62の再生履歴情報を集計し図20のような集計リストを算出する。図20では、再生時間の総計が一番大きいドメインD1を優位なドメインと判断し、永続的なドメイン属性として設定する。
(実施例4)
猶予期限に再生可能なコンテンツの数の上限を設定しておき、この上限に達したときに猶予期限の満了とすることもできる。例えば、この再生回数の上限を10回とする。この10回分の再生履歴から再生時間を総計し、再生時間の総計が一番大きいドメインを優位なドメインと判断し、永続的なドメイン属性として設定する。
(実施例5)
ある特定のドメイン属性をもつコンテンツを指定した回数連続して再生した場合に猶予期限を終了して、そのドメイン属性を第2の再生端末6の永続的なドメインに決定する方法も可能である。例えば5回連続して同じドメイン属性D1を持つコンテンツを再生すると、その再生端末の永続的なドメイン属性をD1に決定する。この方法の利点は通常の一般的な使い方を想定した場合にドメイン属性が早く決定されることである。しかし、場合によっては指定回数の連続再生に到達することなく、かなりの期間に渡って猶予期限が継続されることも予想される。そのため実施例4を適用する場合は連続回数の検査を行う手段を新たに設けると同時に、実施例1及び2で説明したように、再生したコンテンツの総回数や時刻による猶予期限の限定も併用しておくことが好ましい。コンテンツの総回数や時刻による猶予期限が先に終了する場合は、連続して再生した回数内で最も再生頻度の高いコンテンツのドメイン属性を、永続的なドメイン属性として設定することも可能である。
尚、永続的なドメイン属性が決定した場合、図7のドメイン属性記憶部67には、図21に示されるような「永続的なドメイン属性」の値が設定される。尚、ドメイン属性記憶部67にはシステムに共通の鍵も保管されている。コンテンツを複合するためのコンテンツ鍵はこの共通鍵で暗号化されているので、共通鍵を用いてコンテンツ鍵を複合してから後、コンテンツの複合が可能となる。
本発明の実施の形態によると、ドメイン属性を持つ再生端末によってドメインを構成することでコンテンツの著作権者やコンテンツ制作者の権利を守ると共に、デジタルコンテンツの移動や複製が可能なユーザにとっても利便性の高いコンテンツの管理システムを提供することができる。更に、ユーザが任意のコンテンツを再生していく過程で優位なドメイン属性を決定し、再生端末の自動的なドメイン形成がなされることでユーザの使用環境に適したドメイン管理システムを実現することができる。
本発明の実施の形態に係るドメイン管理システムの全体を示す構成図である。 ドメイン管理サーバのシステム構成図である。 ドメイン管理サーバのシステム構成図である。 コンテンツ配信サーバのシステム構成図である。 認証サーバのシステム構成図である。 第1の再生端末及び第2の再生端末のシステム構成図である。 第1の再生端末及び第2の再生端末のシステム構成図である。 再生端末間のコンテンツの伝送手法を説明する図である。 再生端末間のリムーバブルメディアを利用した伝送手法を説明する図である。 コンテンツ購入の動作を示すシーケンス図である。 コンテンツファイルのコンテナ構成を示すデータ構造図である。 コンテンツを再生する動作を示すシーケンス図である。 ドメイン属性決定の動作を示すシーケンス図である。 猶予期限外のコンテンツファイル移動の動作を示すシーケンス図である。 猶予期限内のコンテンツファイル移動の動作を示すシーケンス図である。 ドメイン属性のデータ構造を示す図である。 再生履歴記憶部内の履歴データの表である。 再生履歴記憶部内の履歴データの表である。 再生履歴記憶部内の履歴データの表である。 再生履歴記憶部内の履歴データの表である。 再生履歴記憶部内のドメイン属性データの構造図である。
符号の説明
1…ドメイン管理サーバ
2…コンテンツ配信サーバ
3…認証サーバ
4…課金システム
5…第1の再生端末
5a…第1の再生端末
5b…第1の再生端末
6…第2の再生端末
7…インターネット
11…ドメイン取得手段
12…猶予期限設定手段
13…ドメイン属性設定手段
14…ドメイン属性群管理手段
15…時計手段
16…ドメイン属性群記憶部
21…アクセス制御手段
22…伝送制御コマンド処理手段
23…コンテンツ送信手段
24…コンテンツ記憶部
31…ユーザ管理手段
32…ユーザ情報記憶部
51…入力装置
52…出力装置
53…主記憶装置
54…補助記憶装置
55…CPU
56…通信インターフェース
57…通信制御装置
61…ドメイン属性読み出し手段
62…再生履歴記憶部
63…猶予期限終了判定手段
64…ドメイン決定手段
65…内部時計手段
66…ドメイン属性管理手段
67…ドメイン属性記憶部
68…再生許可判定手段
69…再生手段
71…入力装置
72…表示装置
73…主記憶装置
74…補助記憶装置
75…CPU
77…通信制御装置
78…デコーダ
79…コンバータ
80…アンプ
100…ドメイン管理システム

Claims (5)

  1. 映画や画像、あるいは音楽のコンテンツに所定の方法で付加されたドメイン属性情報に従ってコンテンツ再生の可否を制御するコンテンツのドメイン管理を行う再生端末において、
    再生端末のドメイン属性が決定されていない猶予期限内であればコンテンツのドメイン属性に依存せずに再生し、この再生の履歴である再生履歴情報を記憶する再生履歴記憶手段、前記再生履歴記憶手段の前記再生履歴情報を基に前記猶予期限回数の終了を判定する猶予期限終了判定手段、前記猶予期限回数の終了後前記再生履歴情報の内最も多い再生回数を持つコンテンツが保持するドメイン属性を永続的なドメイン属性として決定するドメイン決定手段を備えることを特徴とするドメイン管理再生端末。
  2. 映画や画像、あるいは音楽のコンテンツに所定の方法で付加されたドメイン属性情報に従ってコンテンツ再生の可否を制御するコンテンツのドメイン管理を行う再生端末において、
    再生端末のドメイン属性が決定されていない猶予期限内であればコンテンツのドメイン属性に依存せずに再生し、この再生の履歴である再生履歴情報を記憶する再生履歴記憶手段、前記再生履歴記憶手段の前記再生履歴情報を基に前記猶予期限回数の終了を判定する猶予期限終了判定手段、前記猶予期限回数の終了後前記再生履歴情報の再生時間を集計した結果最も長い再生時間を持つ前記一時再生権利譲渡されたコンテンツが保持するドメイン属性を、永続的なドメイン属性として決定するドメイン決定手段を備えることを特徴とするドメイン管理再生端末。
  3. 映画や画像、あるいは音楽のコンテンツに所定の方法で付加されたドメイン属性情報に従ってコンテンツ再生の可否を制御するコンテンツのドメイン管理を行う再生端末において、
    再生端末のドメイン属性が決定されていない猶予期限内であればコンテンツのドメイン属性に依存せずに再生し、この再生の履歴である再生履歴情報を記憶する再生履歴記憶手段、前記猶予期限の終了までを計測する内部時計手段、前記内部時計手段により送信される前記猶予期限の終了の報告を基に前記猶予期限の経過を判定する猶予期限終了判定手段、前記猶予期限の経過後、前記再生履歴記憶手段の前記再生履歴情報の内で最も多い回数再生されている前記一時再生権利譲渡されたコンテンツのドメイン属性を永続的なドメイン属性として決定するドメイン決定手段を備えることを特徴とするドメイン管理再生端末。
  4. 映画や画像、あるいは音楽のコンテンツに所定の方法で付加されたドメイン属性情報に従ってコンテンツ再生の可否を制御するコンテンツのドメイン管理を行う再生端末において、
    再生端末のドメイン属性が決定されていない猶予期限内であればコンテンツのドメイン属性に依存せずに再生し、この再生の履歴である再生履歴情報を記憶する再生履歴記憶手段、前記猶予期限の終了までを計測する内部時計手段、前記内部時計手段により送信される前記猶予期限の終了の報告を基に前記猶予期限の経過を判定する猶予期限終了判定手段、前記猶予期限の経過後に前記再生履歴記憶手段の前記再生履歴情報の内で再生時間の集計をした結果最も長い時間再生されている前記一時再生権利譲渡されたコンテンツのドメイン属性を永続的なドメイン属性として決定するドメイン決定手段を備えることを特徴とするドメイン管理再生端末。
  5. 映画や画像、あるいは音楽のコンテンツに所定の方法で付加されたドメイン属性情報に従ってコンテンツ再生の可否を制御するコンテンツのドメイン管理を行う再生端末において、
    再生端末のドメイン属性が決定されていない猶予期限内であればコンテンツのドメイン属性に依存せずに再生し、この再生の履歴である再生履歴情報を記憶する再生履歴記憶手段、同一のドメイン属性を持つコンテンツが指定された回数連続して再生された時に前記猶予期限が終了したと判断する猶予期限終了判定手段、前記猶予期限の終了後に前記再生履歴情報内で前記指定された回数連続して再生された前記一時再生権利譲渡されたコンテンツのドメイン属性を永続的なドメイン属性として決定するドメイン決定手段を備えることを特徴とするドメイン管理再生端末。

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