JP2003202488A - ズームレンズの制御システムおよびその方法 - Google Patents

ズームレンズの制御システムおよびその方法

Info

Publication number
JP2003202488A
JP2003202488A JP2002358843A JP2002358843A JP2003202488A JP 2003202488 A JP2003202488 A JP 2003202488A JP 2002358843 A JP2002358843 A JP 2002358843A JP 2002358843 A JP2002358843 A JP 2002358843A JP 2003202488 A JP2003202488 A JP 2003202488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zoom
zoom lens
focal length
lens assembly
focus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002358843A
Other languages
English (en)
Inventor
Gregory V Hofer
グレゴリー・ヴイ・ホーファー
Jason E Yost
ジェイソン・イー・ヨスト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HP Inc
Original Assignee
Hewlett Packard Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hewlett Packard Co filed Critical Hewlett Packard Co
Publication of JP2003202488A publication Critical patent/JP2003202488A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • G02B7/10Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens
    • G02B7/102Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens controlled by a microcomputer

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 的確なズーム動作を可能とするズームレンズ
制御のシステムおよびその方法を提供する。 【解決手段】 ズームレンズの制御方法であって、2つ
の方向のうちの1つの方向に、所望の焦点距離までズー
ムする段階と、前記2つの方向のうちの前記1つの方向
に基づいて、少なくとも部分的に前記所望の焦点距離か
ら前記ズームレンズのフォーカスレンズ位置を決定する
段階とを含む方法、並びに、焦点距離が可変であるズー
ムレンズアセンブリ12と、ズームレンズ駆動システム
70と、ズーム位置センサ72,74と、フォーカスレ
ンズアセンブリとを備える光学装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的にズームレン
ズに関し、より詳細には、ズームレンズ制御のシステム
および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】スチルカメラ、ビデオカメラ、等、多数
のタイプの撮像装置に、ズームレンズが用いられてい
る。ズームレンズアセンブリには、低コストである等、
他の利点があるために用いられる、駆動システムやズー
ム位置センサ等、精密でなく、かつ/または低解像度の
構成要素を含むタイプのものもある。このような精密で
なく、かつ/または低解像度の構成要素のために、不連
続な数のズーム位置(すなわち(or)焦点距離)を有す
るズームレンズアセンブリが、所望のズーム位置からず
れる(come to rest at an offset)かもしれない。さ
らに、ズームレンズがズーム位置に接近する方向が、所
望のズーム位置からのずれの方向に影響を及ぼす。たと
えば、ズームレンズアセンブリが、その不連続な位置セ
ンサが測定する不連続なズーム位置の中で10mm、1
2mm、および14mmという焦点距離を含み、ズーム
レンズアセンブリが12mmの位置にズームする場合、
実際の結果として生じる12mmからのずれは、ズーム
レンズが12mmに接近する方向によって異なる。ズー
ムレンズが10mmから12mmにズームする場合、あ
るずれだけ12mmの位置を行き過ぎて、実際の焦点距
離がたとえば12.3mmになるかもしれない。ズーム
レンズが14mmから12mmにズームする場合、他方
の方向にあるずれだけ12mmの位置を行き過ぎて、実
際の焦点距離が11.8mmになるかもしれない。
【0003】この問題に対する典型的な解決策のひとつ
は、ズームレンズが確実に常に同じ方向から所望のズー
ム位置に接近するようにする、というものである。した
がって、ズームレンズは、あるズーム動作を完了すると
きには自動的に方向を逆転する。これを、本明細書にお
いてズームレンズ逆転(reversal)と呼ぶ。たとえば、
ズームインするとき、ズームレンズは直接所望のズーム
位置にズームインして停止する。しかし、ズームアウト
するときは、ズームレンズは所望のズーム位置を通り過
ぎ、次に方向を逆転してわずかにズームインし、ズーム
動作が確実に常に同じズーム方向から所望のズーム位置
に接近するようにする。このズームレンズ逆転によっ
て、ズームレンズの初期位置にかかわらず、ズームレン
ズは所望のズーム位置から略同じずれのところで停止す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この問題点としては、
ズームレンズ逆転はズームレンズアセンブリの動作を遅
くしてしまい、特に映像の取り込み中にズームするとき
には、ユーザを非常に苛立たせてしまう可能性がある。
結果として生じる映像において、前後するズーム効果
(effect)が目立ってしまうからである。したがって、
ズームレンズ逆転は、ズームレンズアセンブリにおける
精密でなく、かつ/または低解像度の構成要素から生じ
る問題の充分な解決策ではない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施形態は、
ズームレンズの制御方法を提供する。本発明の方法は、
2つの方向(たとえば、116、120)のうちの1つ
の方向に所望の焦点距離までズームする段階と、上記2
つの方向のうちの上記1つの方向に基づいて、少なくと
も部分的に所望の焦点距離から、フォーカスレンズ位置
(focus lens position)を決定する段階とを含む。
【0006】本発明の一実施形態はまた、光学装置を提
供する。光学装置は、焦点距離が可変であるズームレン
ズアセンブリと、ズームレンズアセンブリに接続されて
ズームレンズアセンブリの焦点距離を延長または短縮す
るズームレンズ駆動システムとを有する。ズームレンズ
アセンブリにはズーム位置センサが接続されて、ズーム
レンズアセンブリの焦点距離を決定する。ズームレンズ
アセンブリには、フォーカスレンズアセンブリが光学的
に結合しており、上記フォーカスレンズアセンブリは、
ズームレンズアセンブリの焦点距離が最後に延長された
か短縮されたかに少なくとも部分的に基づいて、調整可
能である。
【0007】本発明の1実施形態はまた、少なくとも1
つのズーム要素と少なくとも1つの焦点(合焦、focu
s)要素とを有するズームレンズを備えた撮像装置を含
んでもよい。撮像装置は、少なくとも1つのズーム要素
を調整して、焦点距離を延長または短縮する手段を含
む。撮像装置はまた、少なくとも1つのズーム要素の焦
点距離が最後に延長されたか短縮されたかに少なくとも
部分的に基づいて、少なくとも1つの焦点要素について
適切な設定を決定する手段を含む。
【0008】本発明を説明する現在好ましい実施形態
を、添付図面において示す。
【0009】
【発明の実施の形態】図面および説明は、一般的にズー
ムレンズアセンブリを開示する。ズームレンズアセンブ
リは、駆動モータや焦点距離センサ等、精密でなく、か
つ/または低解像度の構成要素を含んでもよいが、ズー
ムインまたはズームアウトによって焦点距離を変更した
後自動的に方向を逆転するものではない。図面および説
明は、一般的に、ズームレンズを有する撮像装置も開示
する。このズームレンズのフォーカスレンズ位置は、焦
点距離のずれが内側へのズーム移動から生じるか外側へ
のズーム移動から生じるかによって、異なる方法で計算
される。ズーム方向に帰因する焦点距離のずれに基づい
て焦点情報の計算を調整することによって、焦点誤差が
防止され、それによって、ズームレンズ逆転が不要にな
る。防止される焦点関係の誤差のタイプは、ズームレン
ズが手動焦点か自動焦点かによって決まる。手動焦点モ
ードにおいては、本明細書において開示するシステムお
よび方法は、焦点誤差を補正する。自動焦点モードにお
いては、システムおよび方法は、取り込んだ画像ととも
に記憶されている記述的焦点情報(descriptive focus
information)の誤差を補正する。
【0010】焦点距離という用語の従来の定義は、平行
な画像からの光線がレンズに収束する焦点からの距離で
あるが、同様ではあるがいくらか違いのある定義も存在
し、このような定義も、視野内の物体の倍率を変更して
フォーカスレンズ位置に影響を及ぼす限り、本明細書に
おいて等しく適用できる。ズームレンズアセンブリのズ
ーム位置は、通常は焦点距離によって示し、焦点距離は
一般的にミリメートル(mm)で測定する。本明細書に
おいて説明する例示的光学装置はデジタルカメラである
ので、35mmのズームレンズの焦点距離の範囲におけ
るより大きい値ではなく、7mmから18mmという一
般的な焦点距離が与えられている。デジタルカメラは、
35mmネガよりもはるかに小さい光検出器を有してい
る。したがって、レンズもまた小さくすることができ、
同じ倍率にするのも、それに応じて焦点距離が短くな
る。
【0011】カメラ等の撮像装置を含む、光学ズーム機
能が必要ないかなる光学装置においても、ズームレンズ
を用いてもよい。本明細書において、ズームレンズとそ
の制御および動作については、デジタルカメラに関して
説明するが、ズームレンズとその制御および動作は、い
かなる特定の装置との使用にも限定されない、というこ
とに注意することが重要である。
【0012】次に、図1および図2を参照して、ズーム
レンズ12を含む例示的デジタルカメラ10を説明す
る。デジタルカメラ10は、ハウジング部すなわち本体
14を含む。本体14は、デジタルカメラ10が必要と
する様々なシステムおよび構成要素を収容するような大
きさになっている。たとえば、本明細書において示し説
明する実施形態において、本体14は、ズームレンズ1
2、光検出器、光検出器が収集した画像データを記憶す
る記憶装置、および画像データを処理およびフォーマッ
トする画像処理システムを収容するような大きさになっ
ている。ズームレンズ12は、デジタルカメラ10に光
が入ることができるよう本体14内に配置されている。
本体14はまた、バッテリー等の電源を収容するような
大きさになっていてもよい。必要に応じて、シャッター
制御ボタン16等の制御ボタン、モードダイヤル20、
ズーム制御スイッチ22、その他(たとえば、24、2
6、30)が、本体14の外側に設けられる。デジタル
カメラ10は、好ましくは、本体14の外側に搭載した
フラッシュ32等の照明システムを含む。ファインダー
窓34、36およびディスプレイ装置40、42もま
た、本体14の外側に配置されている。次に、前述のシ
ステムおよび装置のそれぞれについて説明する。
【0013】画像光(Image light)が、ズームレンズ
12を通ってデジタルカメラ10に入る。CCDを含む
光検出器が、ズームレンズ12によって光検出器に焦点
を合わせた画像光を検出するが、他の装置を用いてもよ
い。典型的なCCDは、個々のセルすなわち画素のアレ
イを含み、そのようなセルすなわち画素のそれぞれが、
露光に応答して電荷を収集すなわち蓄積する。いかなる
所与のセルすなわち画素に蓄積した電荷量も、露光の強
さおよび継続時間に関係するので、CCDを用いて、C
CDに焦点を合わせた画像における明るい点と暗い点と
を検出することができる。
【0014】本明細書において使用される画像光という
用語は、可視光であれそうでないものであれ、ズームレ
ンズ12によって光検出器アレイの表面に焦点を合わせ
た光を指す。画像光は、基本的に3段階でデジタル信号
に変換することができる。第1に、CCD検出器内のそ
れぞれの画素が、受け取った光を電荷に変換する。第2
に、アナログ増幅器が、画素からの電荷をアナログ電圧
に変換する。最後に、アナログデジタル(A/D)変換
器が、アナログ電圧をデジタル化する。次にこのデジタ
ルデータを、所望のとおりに処理および/または記憶す
ることができる。
【0015】デジタルカメラ10の本体14内には、光
学撮像アセンブリが収集した画像データを記憶する記憶
装置が配置されている。記憶装置は、取り外し可能再書
き込み可能の不揮発性メモリを含むか、または、ランダ
ムアクセスメモリ(RAM)や、磁気、光学、その他ソ
リッドステートの記憶媒体を含んでもよい。デジタルカ
メラ10の本体14内には、記憶装置への記憶前または
記憶後に画像データを処理およびフォーマットする、画
像処理システムが配置されている。画像処理システム
は、好ましくは、マイクロプロセッサおよび関連するメ
モリとを含む。または、画像処理システムは、特定用途
向け集積回路(ASIC)等のハードコード化デバイス
を含んでもよい。画像処理システムは、画像データを処
理して、数ある作業の中でも特に、グラフィックディス
プレイ装置42上で表示するために画像を変倍する。た
とえば、画像処理システムはまた、表示するために画像
をズーム、パン、およびクロッピングする。
【0016】グラフィックディスプレイ装置42は、液
晶表示装置(LCD)その他任意の好適な表示装置を含
む。デジタルカメラ10上の英数字表示装置40もま
た、LCDその他任意の好適な表示装置を含む。英数字
表示装置40を用いて、記憶装置に取り込みかつ記憶す
ることができる画像数やデジタルカメラ10の現在のモ
ード等のステータス情報を示す。
【0017】デジタルカメラ10はまた、オーディオシ
ステム等、他の構成要素も含み得る。しかし、デジタル
カメラは当該技術分野において既知であり、本発明の教
示に精通した後の当業者であれば提供できるので、本発
明の一実施形態において利用されるデジタルカメラ1
0、ならびに本発明の一実施形態において利用してもよ
いさまざまな補助のシステムおよび装置(たとえば、バ
ッテリーシステムや記憶装置)については、本明細書に
おいてさらに詳細には説明しない。
【0018】デジタルカメラ10の動作中、モードダイ
ヤル20等、制御ボタンのうちの1つによってデジタル
カメラ10の電源をオン・オフし、静止画像取込みモー
ドや映像取込みモード等のモードを選択する。デジタル
カメラ10を、ズームレンズ12が被写体に向いた状態
になるように配向する。被写体は、ファインダー34、
36を通して監視するか、またはグラフィックディスプ
レイ装置42上で監視してもよい。ズームレンズ12の
焦点距離は、ズーム制御スイッチ22等の制御ボタンを
押すことによって調整する。たとえば、ズーム制御スイ
ッチ22の一方の側44を押すと、ズームレンズ12の
焦点距離が長くなり、被写体をズームインで拡大する。
ズーム制御スイッチ22の他方の側46を押すと、ズー
ムレンズ12の焦点距離が短くなって、被写体をズーム
アウトして縮小する。
【0019】ファインダー34、36内の合焦領域は、
視野内の焦点を合わせる物体である合焦物体に向けら
れ、ズームレンズ12内の各フォーカスレンズ素子を調
整して、合焦物体からの画像光の焦点を光検出器に合わ
せる。デジタルカメラ10の向き、ズーム、および合焦
が適切になると、シャッター制御ボタン16を押す。必
要であれば、フラッシュ32が被写体を照明する。次に
光検出器が、ズームレンズ12によって光検出器に向け
られた画像光を、電気的な画像データに変換し、これら
のデータは記憶装置に記憶される。次に画像処理システ
ムが画像データを処理し、取り込んだ画像をディスプレ
イ装置42上で表示する。
【0020】例示的実施形態におけるズームレンズ12
は引き込み式である、すなわち、ズームレンズ12をデ
ジタルカメラ10の本体14内に引き込んで、図1およ
び図5aに示すようにズームレンズ12の前面50がデ
ジタルカメラ10の前面52と略同一平面をなすように
することができる、ということに注意されたい。デジタ
ルカメラ10の電源をオフにすると、ズームレンズ12
が後退して、デジタルカメラ10の大きさを最小にし、
ズームレンズ12の損傷を防止する。デジタルカメラ1
0の電源をオンにし、ズームレンズ12がその最小焦点
距離までズームして、可能な限り広角で取り込みを行う
と、図3および図5bに示すように、ズームレンズ12
がデジタルカメラ10の前面52から、短い距離54だ
け伸びる。ズームレンズ12がその最大焦点距離までズ
ームして望遠位置に伸びると、図4および図5cに示す
ように、ズームレンズ12がデジタルカメラ10の前面
52から、より長い距離56だけ伸びる。
【0021】ズームレンズ12はいかなる特定の光学装
置または撮像装置とともに用いることにも限定されず、
したがって、例示的デジタルカメラ10について上述し
た詳細には限定されない、ということに再び注意するこ
とが重要である。さらに、ズームレンズ12は、本明細
書において詳細に説明する例示的実施形態に限定され
ず、所望するとおりに改造し(適合させ、adapted)て
もよい。たとえば、例示的ズームレンズは、本明細書に
おいて3つのバレルを有するものとして説明している
が、いかなる他の構成を有していてもよい。また、ズー
ムレンズ12のズーム位置すなわち焦点距離も、逆転し
て、ズームレンズ12の最も伸ばした位置が望遠位置で
はなく広角位置になるように、したがって図3と図4と
を逆転してもよい。
【0022】次に図6を参照して、ズームレンズ12を
より詳細に説明する。ズームレンズ12の例示的実施形
態は、3つのバレル60、62、64を有し、焦点距離
を調整するときにそのうちの2つ(62、64)がデジ
タルカメラ10の本体14から突き出し、最も外側にあ
る、残りの1つのバレル60は、デジタルカメラ10内
にとどまる。最も外側のバレル60は、ズームレンズ1
2の光軸66を中心として回転し、それによって内側の
バレル62、64を伸ばして焦点距離を調整する。ズー
ムレンズ12はまた、フォーカスレンズ素子も含む。フ
ォーカスレンズ素子は、1つまたは複数のレンズを含ん
でズームレンズ12の焦点を調整してもよく、1つまた
は複数のフォーカスレンズモータによって自動的に調整
される。ズームレンズアセンブリは、直流(DC)ズー
ム駆動モータ70やズームセンサ等の、精密でなく、か
つ/または低解像度の構成要素を含んでもよい。DCズ
ーム駆動モータ70は焦点距離を調整し、ズームセンサ
は、コードリング72と1組の導電性接点74とを有し
て、不連続な焦点距離位置を決定する。
【0023】DCズーム駆動モータ70を用いることに
よって、ステッパモータ等、より精密な選択肢と比較し
て、安価により大きなトルクを発生し、ズームレンズ1
2をデジタルカメラ10の本体14内に引き込むことが
できる。しかし、DCズーム駆動モータ70の位置を直
接制御することはできない。したがって、ズームセンサ
を設けて、変更される焦点距離を測定する。ズームセン
サ内のコードリング72は、最も外側のバレル60に巻
き付けられ、あるパターンをバレル60の周りに形成す
る1組の導電性表面(たとえば、76、80)からなっ
ている。1組の導電性接点74は、コードリング72の
上方の所定位置、たとえばプリント回路基板82上に搭
載され、接点74がコードリング72を押すようになっ
ている。1組の導電性接点74が所定位置に固定された
ままである一方で、バレル60とコードリング72と
は、ズーム駆動モータ70によってズームレンズ12の
光軸66を中心として回転し、焦点距離を調整する。し
たがって、コードリング72が回転することによって呈
するパターンが変化し、この変化を導電性接点74が検
出する。このパターンを復号して、ズームレンズ12の
現在の焦点距離を不連続なインクリメントで(in discr
ete increments)示すことができる。
【0024】例示的コードリング72の、ズームレンズ
12におけるバレル60に巻き付けたときではなく平ら
にしたときの外観を、図7に示す。この例示的コードリ
ングは、横に並べて配置した4つの行すなわちストリッ
プ84、86、90、92からなっており、ある部分は
略導電性であり、他の部分は略非導電性である。(図7
において、導電性の部分に陰をつけている。)ストリッ
プのうちの3つ、84、86、90は、導電率のパター
ンが変化し、最後のストリップ92は、均一に導電性で
ある共通のストリップである。
【0025】3つの符号化したストリップ、ストリップ
0(S0)84、ストリップ1(S1)86、およびス
トリップ2(S2)90は、順にインクリメントする2
進符号化数を表してもよい。または、3つの符号化した
ストリップ84、86、90は、いかなる好適なパター
ンを有してもよい。ズームレンズ12は、広角から望遠
までに及ぶ所与の数の、本例では図7の表のズーム位置
の行において示すように、7つの、不連続な焦点距離す
なわちズーム位置と、後退位置とを有する。
【0026】例示的コードリング72は、バレル60に
巻き付けた固体の導電性リングとして形成し、固体のリ
ングの一部を非導電性材料でコーティングして、パター
ンを作成してもよい。したがって、導電性の部分は、単
一の固体のリングで形成されているため、すべて電気接
続されている。パターンは、コードリング72の共通の
ストリップ92、または共通のストリップ92を押す、
関連する導電性接点94、を電気的に接地することによ
って検出してもよい。次にプルアップ抵抗器を、それぞ
れコードリング72のストリップ0 84、1 86、
2 90を検出する、他方の導電性接点96、100、
102に接続する。コードリング72が回転するにつれ
て、導電性接点96、100、102は、コードリング
72の非導電性の部分を押すと、プルアップ抵抗器によ
って電圧がHレベルにプルアップされる。導電性接点9
6、100、102は、コードリング72の導電性の部
分を押すと、共通のストリップ92を通じて接地レベル
にプルダウンされ、ゼロ電圧を記録する。したがって、
導電性接点96、100、102上の電圧変化を測定し
て、コードリング72上のパターンを検出することがで
きる。
【0027】または、コードリング72は、センサが検
出することができる、ズーム位置を示すいかなる形式お
よび構造を有していてもよい。
【0028】コードリング72の3つの符号化したスト
リップ84、86、90が示すパターンは、ズームレン
ズ12が提供するそれぞれの不連続なズーム位置におい
て変化する。したがって、バレル60とコードリング7
2とが回転するにつれて、1組の導電性接点74がコー
ドリングのパターンの遷移を検出する。所望の焦点距離
すなわちズーム位置を示す遷移を1組の導電性接点74
が検出すると、ズームレンズ12は停止する。
【0029】上述のように、ズームレンズ12の焦点距
離は、ズーム制御スイッチ22(図2)を押すことによ
って調整する。ズームレンズ12は不連続な数のズーム
位置を有しているので、ズームレンズ12のズーム動作
は一般的に、ズーム制御スイッチ22を開放してもすぐ
には停止せず、ズーム制御スイッチ22の解放後も、ズ
ームレンズ12は、次の不連続なズーム位置に達するま
でズーミングを続行する。たとえば、ズームレンズ12
が、12mmおよび14mmという焦点距離のズーム位
置を含み、ズーム制御スイッチ22を押して、ズームレ
ンズ12に12mmからズームインさせ、次にズームレ
ンズ12が13mm付近のどこかの焦点距離にあるとき
にすぐに開放しても、14mmという焦点距離を示すコ
ードリング72の遷移をセンサが検出するまで、ズーム
レンズ12はズームインを続行する。そしてその検出の
時点で、ズームレンズ12が停止する。
【0030】上述のDCズーム駆動モータ70と、コー
ドリング72等の不連続なすなわち粗い(granular)ズ
ーム位置センサとを、たとえばこのように組み合わせる
ことによって、ズームレンズ12は、安価に製造するこ
とができ、高速でズームし光学装置内に後退するのに充
分なトルクを有することができる。しかしこれによっ
て、ズームレンズ12は所望の焦点距離を行き過ぎてし
まう。ズーム駆動モータ70は、ズーム位置センサが所
望の焦点距離を検出した後、瞬時に停止することができ
ないからである。図8に示すように、ズームレンズ12
は所望の焦点距離を行き過ぎ、ズームレンズ12が移動
していた方向に、焦点距離のずれが生じる。たとえば、
ズームレンズ12は、DCズーム駆動モータ70に定電
圧を印加することによって後退位置から導かれ、ズーム
レンズの速度が増加し(104)、ついには一定になり
(106)、ズームレンズ12の焦点距離は第1のズー
ム位置110まで長くなる。回転するコードリング72
上の広角位置110等の所望のズーム位置を、ズーム位
置センサが検出するとすぐに、DCズーム駆動モータ7
0への電力供給を停止し、DCズーム駆動モータ70を
停止させる。しかし、ズームレンズ12の速度がゼロに
減少する(112)には少し時間がかかるので、ズーム
レンズ12は所望のズーム位置110を行き過ぎてしま
う。
【0031】上述のように、所望のズーム位置を行き過
ぎる方向は、ズーム方向によって決まる。たとえば、ズ
ーム制御スイッチ22の「ズームイン」部44を押し
て、第3のズーム位置126(図8)を通り越してズー
ムインすることができる。第3の位置126と中間ズー
ム位置114との間のあるポイントでズーム制御スイッ
チ22を開放すると、コードリング72上の中間ズーム
位置114のパターンをズーム位置センサが検出するま
で、ズームレンズ12はズームインを続行する。その時
点で、ズームレンズ12は停止し始め、所望の中間ズー
ム位置114から短い距離122すなわち焦点距離のず
れのところで停止する。ズームレンズ12が反対方向か
ら接近する場合は、ズーム制御スイッチ22のズームア
ウト部46を押すと、ズームレンズ12は第5のズーム
位置128を通り越してズームアウトする。第5のズー
ム位置128と中間ズーム位置114との間のあるポイ
ントでズーム制御スイッチ22を開放すると、コードリ
ング72上の中央のズーム位置114のパターンをズー
ム位置センサが検出するまで、ズームレンズ12はズー
ムアウトを続行する。その時点で、ズームレンズ12は
停止し始め、所望の中央のズーム位置114から少しの
距離124すなわち焦点距離のずれであるが、ズームイ
ンするときのずれ122とは反対方向のところで停止す
る。
【0032】DCズーム駆動モータを用いる例示的ズー
ムレンズ12においては、ズームレンズがズーム位置同
士の間を移動するのに約100〜300ms、そして所
望のズーム位置に達してモータが停止するのに約50m
sかかる場合がある。したがって、行き過ぎる(たとえ
ば、122)ことによって、かなりの焦点距離誤差が生
じる可能性がある。ズームレンズ12がズームイン11
6とズームアウト120のいずれかの方向からズーム位
置(たとえば、114)に接近できるようにすることに
よって、所与のズーム位置114についての焦点距離に
おける全許容誤差は、両方の方向の行き過ぎのずれ12
2、124の合計と等しくなる。焦点距離の行き過ぎの
ずれの大きさは、必ずしも両方向で同一であるわけでは
ない。ズームレンズ12のズームに対する抵抗が、両方
向で同一でないかもしれないからである。
【0033】ズームレンズ12における焦点距離の行き
過ぎは、ユーザにとっては重要でないことが多い、とい
うことに注意されたい。ズーム位置を調整するのは、満
足なように被写体の構図を決めるためであって、所与の
焦点距離に達するためではないからである。しかし、焦
点距離のこのようなずれは、フォーカスレンズ位置の計
算時に考慮するべきである。ズームレンズ12のフォー
カスレンズ位置は、合焦物体すなわち被写体までの距離
だけでなく、ズームレンズ12の焦点距離にも基づいて
いるからである。ズームレンズの行き過ぎによって生じ
る焦点距離のずれが許容できるとすれば、ズームの最後
の方向、すなわち、ズームレンズ12が所与のズーム位
置に達したのがズームインによるものかズームアウトに
よるものか、を考慮することによって、フォーカスレン
ズ位置を正確に計算することができる。
【0034】フォーカスレンズの正確な位置は、デジタ
ルカメラ10から合焦物体までの距離と、ズームレンズ
12の焦点距離とに基づいている。フォーカスレンズ位
置は、フォーカスレンズ位置決め(positioning)モー
タの状態またはその他何らかの好適な方法によって、間
接的に判定することができる、ということに注意された
い。例示的一実施形態において、フォーカスレンズは、
連動機構または駆動機構を通じてフォーカスレンズ位置
決めモータによって駆動されるので、フォーカスレンズ
位置は、フォーカスレンズ位置決めモータの角度(DC
モータの場合)またはステップ(ステッパモータの場
合)を用いて間接的に扱うことができる。しかし、この
ような間接的制御は、最終的にはフォーカスレンズの位
置に戻って参照する(refer back)。本明細書において
開示するズームレンズ12およびズームレンズ12の制
御方法は、ズームレンズ位置を直接参照するものに限定
されず、ズームレンズ位置に戻って関係する(relates
back)いかなる制御を用いてもよい。
【0035】デジタルカメラ10または光学装置は、ズ
ーム動作後にフォーカスレンズ位置を決定する。デジタ
ルカメラ10の現在のモードによって、フォーカスレン
ズ位置の用途はさまざまである。手動合焦モードにおい
ては、デジタルカメラ10は、実際の焦点距離と合焦物
体までの所望の距離とに基づいてズーム動作後に計算さ
れるフォーカスレンズ位置に従って、ズームレンズ12
の焦点を合わせる。自動合焦モードにおいては、デジタ
ルカメラ10は、合焦物体の画像のコントラストを監視
しながら焦点モータ(focus motor)を動かすことによ
って、適切な焦点を自動的に検出してもよい。自動焦点
処理が完了すると、焦点モータは、最大コントラストが
検出された位置に動く。この場合、結果として得られる
焦点距離は、ずれを含む焦点距離とフォーカスレンズ位
置とに基づいて計算される。この焦点距離情報は、グラ
フィックディスプレイ装置42上で表示してもよく、合
焦物体距離を画像とともに記憶することによって、記憶
する画像を識別および説明するのに用いてもよい。
【0036】フォーカスレンズ位置、焦点距離(ずれを
含む)、および合焦物体距離、という3つの変数の関係
は、図9のように、グラフ上の1組の曲線として表すこ
とができる。フォーカスレンズ位置は、Y軸130に沿
ってプロットし、フォーカスレンズ位置の範囲に0から
100まで目盛りをつけている。ズームレンズ位置すな
わち焦点距離は、X軸132に沿ってプロットし、広角
位置から望遠位置までに及ぶ.
【0037】2組の曲線が提供される。一方はズームイ
ン後、すなわち焦点距離を長くした後に用い、他方はズ
ームアウト後、すなわち焦点距離を短くした後に用い
る。ズームイン後に用いる方の1組の曲線は、グラフに
おいて「焦点距離プラス」(fl+)134と呼ぶ。ズ
ームイン後、結果として生じる焦点距離が、行き過ぎに
よって所望よりも長くなるからである。ズームアウト後
に用いる方の1組の曲線は、グラフにおいて「焦点距離
マイナス」(fl−)136と呼ぶ。ズームアウト後、
結果として生じる焦点距離が、行き過ぎによって所望よ
りも短くなるからである。多数の異なる合焦物体距離に
ついて、fl+134(たとえば、140、142)と
fl−136(たとえば、160、162)のそれぞれ
の組において曲線が提供される。(わかりやすくするた
めに、図9において示す曲線は少数である、ということ
に注意されたい。)曲線140、142、144、14
6、150、および152を含むfl+の曲線134は
それぞれ、0.2mというクローズアップ距離(曲線1
40)や無限遠の距離(曲線152)等、異なる合焦物
体距離に適用される。無限遠は、物体を水平線のところ
に配置して焦点を合わせる(places objects out to th
e horizon in focus)焦点位置である。曲線160、1
62、164、166、170、および172を含むf
l−の曲線136もまたそれぞれ、0.2mというクロ
ーズアップ距離(曲線160)や無限遠の距離(曲線1
72)等、異なる合焦物体距離に適用される。
【0038】2組の曲線134、136におけるフォー
カスレンズ位置と合焦物体距離とについてのデータは、
焦点距離の行き過ぎによるずれが補正され、X軸132
に沿って目標焦点距離に対してプロットすると、2組の
曲線134、136が互いに異なるようになっている。
fl+の曲線134は、所望の焦点距離からの正のずれ
が補正され、fl−の曲線136は、所望の焦点距離か
らの負のずれが補正される。その他の点では、fl+と
fl−についての2組の曲線は同一であり、本質的には
1組の曲線のみとなるであろう。ズームレンズ12が目
標ズーム位置に正確に停止することができるならば、1
組の曲線のみで妥当であろう。
【0039】図9に示す2組の曲線134、136は、
例示の目的のために、限られた1組の可能性のある合焦
物体距離のみを示している。また、フォーカスレンズ位
置、焦点距離、および合焦物体距離という3つの変数
は、フォーカスレンズ位置をY軸130に沿ってプロッ
トし、合焦物体距離をX軸132に沿ってプロットした
状態で、プロットしてもよい。それぞれの不連続なズー
ム位置についてこのグラフ上で与えられる曲線は、より
完全な1組の合焦物体距離を示す。
【0040】デジタルカメラ10には、たとえばレンズ
設計式の形で、このような曲線を提供することができ
る。デジタルカメラ10は、ズーム動作後、曲線からフ
ォーカスレンズ位置を計算することができる。しかし、
上述の曲線からフォーカスレンズ位置を計算するのに、
デジタルカメラ10その他光学装置の利用できる処理能
力よりも多くが必要な場合、または、連続値の精度が必
要ない場合には、フォーカスレンズ位置情報を、フォー
カスレンズ位置を示す以下の例示的ルックアップテーブ
ルのような、1つまたは複数のルックアップテーブルに
記憶することができる。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】自動合焦動作においては、ズームレンズ1
2を所望のズーム位置に調整後、最大画像コントラスト
が達成されるまでフォーカスレンズを調整する。次に、
上のルックアップテーブルのうちの1つにおける現在の
ズーム位置についての列でフォーカスレンズ位置を探索
し、対応する合焦物体距離を読み出すことによって、合
焦物体距離を決定する。用いるルックアップテーブル
は、最後に行ったズームの方向によって決まる。手動合
焦動作においては、ズームレンズ12を所望のズーム位
置に調整後、上のルックアップテーブルのうちの1つに
おいて合焦物体距離を探索し、現在のズーム位置につい
ての列からフォーカスレンズ位置を読み出すことによっ
て、フォーカスレンズ位置を決定する。ここでもまた、
用いるルックアップテーブルは、最後に行ったズームの
方向によって決まる。
【0044】実際には、ルックアップテーブルは、精度
の要求事項とテーブルを記憶するのに必要なメモリ量と
が釣り合う、所望数だけの入力を含み得る、ということ
に注意されたい。たとえば、ルックアップテーブルは、
入っているデータがまばらであってもよいが、光学装置
は最も近い適切な値を選択するか、または値と値との間
を補間する必要があろう。または、ルックアップテーブ
ルは、入っているデータが密であってもよい。この場
合、目盛りの要求事項が増大するが、精度も上がる。た
とえば、焦点モータが、所与の数の不連続な位置を有す
るステッパモータである場合、ルックアップテーブル
は、焦点モータの利用できる不連続な位置に対応する、
可能性のあるすべての入力を含み得る。(上の例示的ル
ックアップテーブルにおいて、焦点距離と合焦物体距離
との多数の異なる組み合わせが、fl−の表の一番下の
行における位置94等、同一の焦点位置に対応してい
る、ということに注意されたい。)ルックアップテーブ
ルにおいて的確な値が見つからない場合、そのような設
定におけるズームレンズ12には被写界深度があるの
で、最も近い利用できる値を適用できる。被写界深度に
よって、合焦物体からある距離内にある物体には、焦点
が合ったままである。
【0045】他の実施形態において、fl+の表におけ
る値とfl−の表における値との差が、それぞれの曲線
について、または表全体について略一定である場合に
は、単一のルックアップテーブルを提供して、あるずれ
を表からの値に適用してもよい。この場合、最後のズー
ム動作の方向によって、このずれを加えるかまたは減じ
る。しかし、差が略一定であるためには、図9における
各値のグラフは、傾きが略一定である必要がある。
【0046】本発明を説明する現在好ましい実施形態
を、本明細書において詳細に説明したが、発明の概念
は、他の方法で様々に実施および採用することができ、
併記の特許請求の範囲は、従来技術によって限定される
場合を除いて、このような変形を含むよう解釈されるこ
とが意図される、ということが理解されなければならな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】ズームレンズを有する例示的撮像装置の、ズー
ムレンズを引き込んだ状態の、正面側から見た等角図で
ある。
【図2】図1の例示的撮像装置の背面側から見た等角図
である。
【図3】ズームレンズを広角位置に伸ばした状態の、図
1の例示的撮像装置の正面側から見た等角図である。
【図4】ズームレンズを望遠位置に伸ばした状態の、図
1の例示的撮像装置の正面側から見た等角図である。
【図5a】後退位置にある、例示的ズームレンズアセン
ブリの側面図である。
【図5b】広角位置に伸ばした、例示的ズームレンズア
センブリの側面図である。
【図5c】望遠位置に伸ばした、例示的ズームレンズア
センブリの側面図である。
【図6】ズーム位置エンコーダを有する例示的ズームレ
ンズアセンブリの図である。
【図7】図6のズーム位置エンコーダの例示的コードリ
ングを示す表(chart)である。
【図8】図6のズームレンズアセンブリのズーム速度対
ズームレンズ位置の例示的グラフである。
【図9】図6のズームレンズアセンブリについての、多
数の異なる合焦物体距離についてのフォーカスレンズ位
置対ズームレンズ位置(すなわち焦点距離)の例示的グ
ラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 7/10 G02B 7/10 D (72)発明者 ジェイソン・イー・ヨスト アメリカ合衆国コロラド州80550,ウィン ザー,メディシン・マン・コート 1002 Fターム(参考) 2H044 DA01 DA02 DC01 DC02 DE06 DE08 EC01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ズームレンズの制御方法であって、 2つの方向のうちの1つの方向に、所望の焦点距離まで
    ズームする段階と、 前記2つの方向のうちの前記1つの方向に基づいて、少
    なくとも部分的に前記所望の焦点距離から前記ズームレ
    ンズのフォーカスレンズ位置を決定する段階とを含む方
    法。
  2. 【請求項2】 前記フォーカスレンズ位置に従って前記
    ズームレンズの焦点を合わせる段階をさらに含む、請求
    項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記フォーカスレンズ位置を記憶するこ
    とにより、前記ズームレンズを通して受け取った光学デ
    ータを表す段階をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記所望の焦点距離から前記フォーカス
    レンズ位置を決定する前記段階は、複数のズーム位置の
    うちのどの現在のズーム位置に前記ズームレンズがズー
    ムしているかを判定する段階と、前記現在のズーム位置
    に基づいて前記フォーカスレンズ位置を計算する段階と
    を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記フォーカスレンズ位置を決定する前
    記段階は、焦点距離、フォーカスレンズ位置、および合
    焦物体までの距離に関する2つのデータセットのうちの
    1つを用いて前記焦点情報を計算する段階を含み、前記
    2つのデータセットのうちの第1のものは、ズームイン
    後に適用でき、前記2つのデータセットのうちの第2の
    ものは、ズームアウト後に適用できる、請求項1に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 焦点距離が可変であるズームレンズア
    センブリと、 該ズームレンズアセンブリに接続されて、該ズームレン
    ズアセンブリの焦点距離を延長または短縮する、ズーム
    レンズ駆動システムと、 前記ズームレンズアセンブリに接続されて、該ズームレ
    ンズアセンブリの前記焦点距離を決定する、ズーム位置
    センサと、 前記ズームレンズアセンブリに光学的に結合して、該ズ
    ームレンズアセンブリの前記焦点距離が最後に延長され
    たか短縮されたかに少なくとも部分的に基づいて調整可
    能である、フォーカスレンズアセンブリとを備える光学
    装置。
  7. 【請求項7】 前記ズーム位置センサに接続された制御
    システムをさらに含み、該制御システムは、前記ズーム
    レンズアセンブリの前記焦点距離が最後に延長されたか
    短縮されたかを示す、前記ズームレンズアセンブリの最
    後の変化の方向を判定し、前記制御システムは、前記焦
    点距離と前記最後の変化の方向とに基づいて、前記フォ
    ーカスレンズアセンブリについての環境設定を計算す
    る、請求項6に記載の光学装置。
  8. 【請求項8】 前記制御システムは、前記ズームレンズ
    アセンブリの位置と、前記フォーカスレンズアセンブリ
    の位置と、合焦物体までの距離とを相関させるデータを
    含む2つのルックアップテーブルを含み、前記2つのル
    ックアップテーブルのうちの第1のものは、前記ズーム
    レンズアセンブリの前記焦点距離が最後に延長された場
    合に適用でき、前記2つのルックアップテーブルのうち
    の第2のものは、前記ズームレンズアセンブリの前記焦
    点距離が最後に短くなった場合に適用できる、請求項7
    に記載の光学装置。
  9. 【請求項9】 前記ズーム位置センサは、前記ズームレ
    ンズアセンブリ上のコードリングと、該コードリングが
    前記ズームレンズアセンブリとともに回転するときに前
    記コードリングを押して該コードリングからコードを読
    み取る、少なくとも1つの導電性接点とを含む、請求項
    6に記載の光学装置。
  10. 【請求項10】 少なくとも1つのズーム要素と少な
    くとも1つの焦点要素とを有する、ズームレンズと、 前記少なくとも1つのズーム要素を調整して、焦点距離
    を延長または短縮する手段と、 前記少なくとも1つのズーム要素の前記焦点距離が最後
    に延長されたか短縮されたかに少なくとも部分的に基づ
    いて、前記少なくとも1つの焦点要素について適切な設
    定を決定する手段とを含む、撮像装置。
JP2002358843A 2001-12-13 2002-12-11 ズームレンズの制御システムおよびその方法 Pending JP2003202488A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/022781 2001-12-13
US10/022,781 US20030123865A1 (en) 2001-12-13 2001-12-13 Zoom lens control system and method

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003202488A true JP2003202488A (ja) 2003-07-18

Family

ID=21811402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002358843A Pending JP2003202488A (ja) 2001-12-13 2002-12-11 ズームレンズの制御システムおよびその方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20030123865A1 (ja)
JP (1) JP2003202488A (ja)
DE (1) DE10256933A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006018108A (ja) * 2004-07-02 2006-01-19 Sony Corp 撮像装置及び撮像装置のズームレンズ制御方法

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4314043B2 (ja) * 2003-03-10 2009-08-12 キヤノン株式会社 撮像装置
ES2741016T3 (es) * 2003-10-07 2020-02-07 Librestream Tech Inc Cámara para comunicar una transmisión continua multimedia a un Cliente Remoto
US20060244460A1 (en) * 2005-04-29 2006-11-02 Weaver Jeffrey S System and method for battery management
US8724013B2 (en) * 2007-12-27 2014-05-13 Qualcomm Incorporated Method and apparatus with fast camera auto focus
US8798388B2 (en) 2009-12-03 2014-08-05 Qualcomm Incorporated Digital image combining to produce optical effects
CN103197491B (zh) 2013-03-28 2016-03-30 华为技术有限公司 快速自动聚焦的方法和图像采集装置
JP6565958B2 (ja) * 2017-03-02 2019-08-28 株式会社ニコン 交換レンズ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006018108A (ja) * 2004-07-02 2006-01-19 Sony Corp 撮像装置及び撮像装置のズームレンズ制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20030123865A1 (en) 2003-07-03
DE10256933A1 (de) 2003-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8045045B2 (en) Image pickup apparatus, control method for the same, and program for implementing the control method
US4942417A (en) Powered zoom camera
JP2005301269A (ja) バーストズームモードを有する撮影装置
US7193651B2 (en) Camera system, lens apparatus and camera
US6088539A (en) Optical apparatus with focus adjusting function and focus adjustment control circuit
US6954589B2 (en) Lens control apparatus, lens control method and camera
JP2001042207A (ja) 電子カメラ
JP2963006B2 (ja) カメラ装置
JPH0630321A (ja) レンズ制御装置
US7292279B2 (en) Solid state image sensing device and photographing apparatus
JP3738795B2 (ja) 電子スチルカメラ
US9756236B2 (en) Photographing apparatus and control method for photographing apparatus
JP2003202488A (ja) ズームレンズの制御システムおよびその方法
JP5506489B2 (ja) 撮像レンズ、撮像装置、及びレンズ制御方法
US7589768B2 (en) Image-taking apparatus and focus control method of image-taking apparatus with first and second control method in first zoom state and only second control method in second zoom state
US6614997B2 (en) Camera having an optical zoom system
WO2000072584A1 (en) Targetable autofocus system
JP3257702B2 (ja) カメラ装置及び変倍制御装置
JP3244773B2 (ja) 光学機器
JP2002333568A (ja) 撮像装置
JP2010098350A (ja) 撮像装置
JP2008298956A (ja) 撮像装置
KR970006010B1 (ko) 자동 줌 카메라 및 그의 구동방법
JP5504716B2 (ja) 撮像装置
JP2007178798A (ja) 光学機器