JP2003202115A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2003202115A
JP2003202115A JP2002003352A JP2002003352A JP2003202115A JP 2003202115 A JP2003202115 A JP 2003202115A JP 2002003352 A JP2002003352 A JP 2002003352A JP 2002003352 A JP2002003352 A JP 2002003352A JP 2003202115 A JP2003202115 A JP 2003202115A
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food
menu
data
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automatic cooking
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Toru Fujikawa
徹 藤川
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動調理メニューの設定において、複数の食材
でのメニュー検索や食材費を考慮したメニュー選択を可
能にし、自動調理を行う場合の利便性を向上させた加熱
調理器を提供する。 【解決手段】複数の自動調理メニューを実行制御する制
御手段と、その制御手段に食材をデータ入力する食材入
力手段とを備え、前記食材入力手段により複数の食材を
入力することにより、その複数の食材を使用する前記自
動調理メニューを検索する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロプロセッ
サ,表示装置,及び入力装置を搭載し、加熱を制御でき
る電子レンジ等の加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子レンジ等の加熱調理器に
おいては、複数の自動調理メニュー機能が搭載されてい
ることが一般的である。このような自動調理メニュー
は、その数が多ければ多いほど、ユーザーが使いたいメ
ニューを呼び出すのに手間がかかる。そこで、メニュー
呼び出しの一方法として、ユーザーにより選択された一
つの食材について、予めその食材を使用するメニューを
固定した内容で一覧表示し、これらのメニューの中から
いずれかをユーザーに選択させるということが行われて
いる。また、各メニューで固定された材料の情報を、ユ
ーザーが材料キーを選択することで表示する材料表示機
能も、一般的に搭載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メニュ
ーに必要な材料が一種類で済む場合は少なく、メニュー
数が多くなればなるほど食材の数が増える。そして、そ
の中の代表的な食材によりメニュー選択をする場合、予
めその食材を使用するメニューが固定した内容で一覧表
示されると、ユーザーが呼び出したいメニューが、別の
食材を使用するメニューグループの中に含まれていたり
して、これを呼び出せないということがある。
【0004】また、自動調理を実行して行く途中で、調
味料等の副食材が必要となる場合があるが、ユーザーが
全ての材料を予めチェックすることを怠っていた場合、
用意していない副食材が調理の途中で必要になってしま
うと、そのメニュー本来の仕上がりが得られなくなると
いう問題がある。その他、例えば予め食材費をデータ入
力しておいて、各メニューにかかる費用を表示するとい
ったことは、従来はできなかった。
【0005】本発明は、以上のような問題点に鑑み、自
動調理メニューの設定において、複数の食材でのメニュ
ー検索や食材費を考慮したメニュー選択を可能にし、自
動調理を行う場合の利便性を向上させた加熱調理器を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、複数の自動調理メニューを実行制御す
る制御手段と、その制御手段に食材をデータ入力する食
材入力手段とを備え、前記食材入力手段により複数の食
材を入力することにより、その複数の食材を使用する前
記自動調理メニューを検索することを特徴とする。ま
た、前記入力された複数の食材をリスト表示する表示手
段を設けたことを特徴とする。
【0007】また、前記検索された自動調理メニューに
ついて、前記入力された食材以外に必要な食材を表示す
る表示手段を設けたことを特徴とする。或いは、前記検
索された自動調理メニューについて、前記入力された食
材以外に必要な食材の数に応じて、異なる色の文字によ
りその自動調理メニューを表示する表示手段を設けたこ
とを特徴とする。さらに、前記検索された自動調理メニ
ューについて、その調理に必要な副食材を表示する表示
手段を設けたことを特徴とする。
【0008】また、複数の自動調理メニューを実行制御
する制御手段と、その制御手段に食材費の分類をデータ
入力する食材費入力手段とを備え、前記食材費入力手段
により食材費の分類を入力することにより、その分類に
適合する前記自動調理メニューを検索することを特徴と
する。
【0009】そして、前記制御手段に、各食材個別の食
材費をテンキーにより入力することを特徴とする。或い
は、前記制御手段に、記録媒体に保管された各食材個別
の食材費を記録媒体読み取り装置により読み取って入力
することを特徴とする。或いは、前記制御手段に、不揮
発性メモリに保管された各食材個別の食材費を入力する
ことを特徴とする。
【0010】また、前記検索された自動調理メニューの
食材費を表示する表示手段を設けたことを特徴とする請
求項1又は請求項6に記載の加熱調理器。また、前記検
索された自動調理メニューをその食材費の金額順に表示
する表示手段を設けたことを特徴とする。さらに、前記
自動調理メニューの表示順序を不揮発性メモリに記憶す
ることを特徴とする。また、前記検索された自動調理メ
ニューの食材費を、その調理する分量に応じて表示する
表示手段を設けたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の加
熱調理器の第1の実施形態における概略ブロック図であ
る。同図において、1は加熱調理器の各種動作を制御す
るマイクロプロセッサであり、ここには電源回路2と、
調理に関する情報を表示する表示装置3と、各種キー等
の入力手段4と、動作状態の切り替えを実行する各種リ
レー5と、調理器内の食品温度等を検出する各種センサ
6がそれぞれ接続されている。
【0012】図2は、本発明の加熱調理器の第2の実施
形態における概略ブロック図である。同図に示すよう
に、ここでは図1で示した構成に加えて、記録媒体に保
管された調理に関するデータをマイクロプロセッサ1に
読み込むための、記録媒体読み取り装置7が接続されて
いる。また図3は、本発明の加熱調理器の第3の実施形
態における概略ブロック図である。同図に示すように、
ここでは図1で示した構成に加えて、調理に関するデー
タが書き込まれるEEPROM(不揮発性メモリ)8が
接続されている。
【0013】図4は、食材に基づくメニュー設定の第1
例を示すフローチャートである。また図5は、本例の各
動作時点における表示例を示す図である。図4におい
て、メニュー設定が開始され、まず、ステップ#5にお
いて、食材選択キーが入力されると、図5(a)に示す
ように、食材の選択画面を上記表示装置3により表示す
る。次に、ステップ#10において、図5(b)に示す
ように”じゃがいも”キーが入力される。さらに、ステ
ップ#15において、図5(c)に示すように”きの
こ”キーが入力される。
【0014】続いて、ステップ#20において、図5
(d)に示すように検索キーが入力される。このとき、
ステップ#25において、選択された食材を使用するメ
ニューのデータ検索を行い、図5(e)に示すように、
検索されたメニューである”ポテトのグリル”,”鮭の
バターロースト”を表示して、メニュー検索を完了す
る。なお、ステップ#10或いはステップ#15におい
て、キー入力がなされないときは、その他のキー入力処
理に移行する。
【0015】図6は、調理データの一例を示す表であ
る。同図に示すように、本例はデータ長を示すデータ2
バイト、食材データ1バイト、メニュー名データを示す
コード、及び調理データ(加熱コード,材料/作り方文
字情報)で構成されている。また図7は、図6に示した
食材データの内、”ポテトのグリル”におけるデータの
例であり、1バイトデータの各ビットがその食材に対応
している。従って、このメニュー(ポテトのグリル)で
は、”じゃがいも”と”きのこ”のビットがセットされ
たデータとなっている。このデータ例では8種類の食材
しか扱えないが、食材データを増やすか或いはデータを
00h〜FFhのコードで扱うことにより、扱える食材
を容易に増やすことができる。
【0016】図8は、食材に基づくメニュー設定の第2
例を示すフローチャートである。また図9は、本例の各
動作時点における表示例を示す図である。図8におい
て、メニュー設定が開始され、まず、ステップ#105
において、食材選択キーが入力されると、図9(a)に
示すように、食材の選択画面を表示する。次に、ステッ
プ#110において、図9(b)に示すように”じゃが
いも”キーが入力されると、リスト表示部Lに”じゃが
いも”を表示する。
【0017】さらに、ステップ#115において、図9
(c)に示すように”次へ”キーが入力されると、順に
食材名(ここでは”きのこ”)を表示する。そして、ス
テップ#120において、図9(d)に示すように”き
のこ”キーが入力されると、リスト表示部Lに”じゃが
いも”,”きのこ”を表示する。続いて、ステップ#1
25において、図9(e)に示すように検索キーが入力
される。
【0018】このとき、ステップ#130において、各
メニューの調理データにある食材データを検索し、図9
(f)に示すように、食材データが適合するメニューで
ある”ポテトのグリル”,”鮭のバターロースト”を表
示して、メニュー検索を完了する。なお、ステップ#1
10〜ステップ#120において、キー入力がなされな
いときは、その他のキー入力処理に移行する。
【0019】図10は、食材データ”鮭のバターロース
ト”の一例であり、1バイトデータの各ビットがその食
材に対応している。従って、このメニュー(鮭のバター
ロースト)では、”じゃがいも”と”しいたけ”と”
鮭”と”玉ねぎ”のビットがセットされたデータとなっ
ている。このデータ例でも8種類の食材しか扱えない
が、食材データを増やすか或いはデータを00h〜FF
hのコードで扱うことにより、扱える食材を容易に増や
すことができる。
【0020】図11は、食材に基づくメニュー設定の第
3例を示すフローチャートである。また図12は、本例
の各動作時点における表示例を示す図である。図11に
おいて、メニュー設定が開始されると、まず、ステップ
#205において、食材選択キーが入力される。次に、
ステップ#210において、”じゃがいも”キーが入力
される。さらに、ステップ#215において、”しいた
け”キーが入力される。続いて、ステップ#220にお
いて、検索キーが入力される。
【0021】このとき、ステップ#225において、上
記検索キーを入力することにより選択された食材情報の
み使用して、図10におけるデータを検索し、図12
(a)に示すように、食材データが適合するメニューで
ある”ポテトのグリル”,”鮭のバターロースト”を表
示する。そして、ステップ#230において、図12
(b)に示すように、例えばここでは”鮭のバターロー
スト”を選択する。
【0022】最後に、ステップ#235において、選択
された上記食材以外のデータが調理データにあるかどう
かをチェックする。その際に、このメニュー(鮭のバタ
ーロースト)の場合は、”玉ねぎ”と”鮭”が選択され
ていないので、図12(c)に示すように、食材の不足
分としてその旨を表示し、メニュー設定を完了する。な
お、ステップ#210或いはステップ#215におい
て、キー入力がなされないときは、その他のキー入力処
理に移行する。
【0023】図13は、食材に基づくメニュー設定の第
4例を示すフローチャートである。また図14は、本例
の一動作時点における表示例を示す図である。図13に
おいて、メニュー設定が開始されると、まず、ステップ
#305において、食材選択キーが入力される。次に、
ステップ#310において、”じゃがいも”キーが入力
される。さらに、ステップ#315において、”きの
こ”キーが入力される。そして、ステップ#320にお
いて、検索キーが入力される。
【0024】このとき、ステップ#325において、上
記検索キーを入力することにより選択された食材情報の
み使用して、図10におけるデータを検索する。最後
に、ステップ#330において、選択されていない食材
でデータがセットされている数をカウントし、不足食材
数をチェックする。そして、図14に示すように、食材
データが適合するメニューである”ポテトのグリ
ル”,”鮭のバターロースト”を表示する。
【0025】その際、不足食材数が0個であれば青文
字、1個であれば黄文字、2個以上であれば赤文字とし
てそのメニュー名を表示する。従って、本例では”ポテ
トのグリル”が青文字、”鮭のバターロースト”が赤文
字で表示されることとなる。なお、ステップ#310或
いはステップ#315において、キー入力がなされない
ときは、その他のキー入力処理に移行する。
【0026】図15は、食材に基づくメニュー設定の第
5例を示すフローチャートである。また図16は、本例
の各動作時点における表示例を示す図である。図15に
おいて、メニュー設定が開始されると、まず、ステップ
#405において、食材選択キーが入力される。次に、
ステップ#410において、”じゃがいも”キーが入力
される。さらに、ステップ#415において、”きの
こ”キーが入力される。そして、ステップ#420にお
いて、検索キーが入力される。
【0027】このとき、ステップ#425において、上
記検索キーを入力することにより選択された食材情報の
み使用して、図10におけるデータを検索し、図16
(a)に示すように、食材データが適合するメニューで
ある”ポテトのグリル”,”鮭のバターロースト”を表
示する。最後に、ステップ#430において、図16
(b)に示すように、例えばここでは”ポテトのグリ
ル”を選択する。そして、図16(c)に示すように、
このメニュー(ポテトのグリル)の調理データ内にある
副食材を表示し、メニュー設定を完了する。なお、ステ
ップ#410或いはステップ#415において、キー入
力がなされないときは、その他のキー入力処理に移行す
る。
【0028】図17は、食材費に基づくメニュー設定の
一例を示すフローチャートである。また図18は、本例
の各動作時点における表示例を示す図である。図17に
おいて、メニュー設定が開始されると、まず、ステップ
S5において、図18(a)に示す食材費検索画面によ
り、例えばここでは”1000円以下”の食材費が入力
される。
【0029】次に、ステップS10において、図18
(b)に示すように検索キーが入力される。このとき、
ステップS15において、各メニューの調理データ内に
ある食材費データを検索し、図18(c)に示すよう
に、選択した食材費に適合するメニューである”ポテト
のグリル”,”にんにくポテト”等を表示して、メニュ
ー設定を完了する。
【0030】図19は、調理データの他の例を示す表で
ある。同図に示すように、本例はデータ長を示すデータ
2バイト、食材費データ1バイト、メニュー名データを
示すコード、及び調理データ(加熱コード,材料/作り
方文字情報)で構成されている。また図20は、図19
に示した食材費データの内、”ポテトのグリル”におけ
るデータの例であり、1バイトデータの各ビットがその
食材費に対応している。従って、このメニュー(ポテト
のグリル)では、”1500円以下”のビットがセット
されたデータとなっている。このデータでは4種類の食
材費しか扱えないが、食材費データを増やすか或いはデ
ータを00h〜FFhのコードで扱うことにより、扱え
る食材費の分類を容易に増やすことができる。
【0031】図21は、食材費入力設定の一例を示すフ
ローチャートである。また図22は、本例の各動作時点
における表示例を示す図である。図21において、食材
費入力設定が開始されると、まず、図22(a)に示す
ように、食材の選択画面を表示する。次に、ステップS
105において、図22(b)に示すように”じゃがい
も”キーが入力されると、図22(c)に示すように、
じゃがいもの金額を入力するためのテンキーを表示す
る。
【0032】そして、例えばここではじゃがいもの基準
単価(1kgあたりの金額)を入力する。即ち、ステッ
プS110,S115,S120において、それぞれ図
22(d),(e),(f)に示すように、順次”
1”,”0”,”0”キー入力がなされる。さらに、ス
テップS125において、図22(g)に示すように決
定キーが入力されると、じゃがいもの基準単価100円
が決定される。最後に、ステップS130において、食
材費データを作成し、食材費入力を完了する。なお、ス
テップS110〜ステップS125において、キー入力
がなされないときは、その他のキー入力処理に移行す
る。
【0033】図23は、食材費データの一例を示す表で
ある。同図に示すように、本例は、例えばじゃがいもや
椎茸等の各食材につき2バイトのデータで構成されてい
る。また図24は、調理データの別の例を示す表であ
る。同図に示すように、本例(ポテトのグリル)はデー
タ長を示すデータ2バイト、食材データ1バイト、食材
の分量データ各1バイト、メニュー名データを示すコー
ド、及び調理データ(加熱コード,材料/作り方文字情
報)で構成されている。なお、食材の分量データは、じ
ゃがいも及び椎茸の分量の1/10をデータに持つ。
【0034】図25は、食材費入力設定の他の例を示す
フローチャートである。また図26は、本例の一動作時
点における表示例を示す図である。図25において、食
材費入力設定が開始されると、まず、ステップS205
において、予め、パソコン或いは携帯端末等から図24
に示したデータを保管した記録媒体を、例えば上記記録
媒体読み取り装置7に接続する。次に、ステップS21
0において、食材費読込みキーが入力されると、上記マ
イクロプロセッサ1にデータを読込みつつ、図26に示
すように、食材費データを読込んでいる旨を表示する。
そして、食材費入力を完了する。但し、本例を実行する
ためには、上記図2で示した第2の実施形態のような構
成が必要である。
【0035】図27は、食材費に基づくメニュー設定の
第1例を示すフローチャートである。また図28は、本
例の各動作時点における表示例を示す図である。図27
において、メニュー設定が開始されると、まず、ステッ
プS305において、図28(a)に示すように、メニ
ューの選択画面で”ポテトのグリル”キーが入力され
る。次に、ステップS310において、メニューデータ
にある食材費データ(図19参照)を読み出すか、或い
は図23に示した食材データと図24に示した各食材の
分量データを基に計算をして、図28(b)に示すよう
に、”ポテトのグリル”の食材費用を表示する。そし
て、メニュー設定を完了する。
【0036】図29は、食材費に基づくメニュー設定の
第2例を示すフローチャートである。また図30は、本
例の一動作時点における表示例を示す図である。図29
において、メニュー設定が開始されると、まず、ステッ
プS405において、メニューデータにある食材費デー
タ(図19参照)を読み出すか、或いは図23に示した
食材データと図24に示した各食材の分量データを基に
食材費を計算する。そして、ステップS410におい
て、食材費について降順或いは昇順にメニュー名を並べ
替え、図30に示すように表示して、メニュー設定を完
了する。
【0037】図31は、食材費に基づくメニュー設定の
第3例を示すフローチャートである。また図32は、本
例の各動作時点における表示例を示す図である。図31
において、メニュー設定が開始されると、まず、ステッ
プS505において、不揮発性メモリ(上記EEPRO
M8)からメニューの並びを示すデータを読み出す。次
に、ステップS510において、データが記憶されてい
ないかどうかを判定し、記憶されていなければ、図32
(a)に示すように、データ検索中の旨を表示しする。
【0038】そして、ステップS515において、メニ
ューデータにある食材費データ(図19参照)を読み出
すか、或いは図23に示した食材データと図24に示し
た各食材の分量データを基に食材費を計算する。そし
て、ステップS520において、食材費について降順或
いは昇順にメニュー名を並べ替え、続いてステップS5
25において、そのデータを不揮発性メモリに書き込
む。最後に、ステップS530において、図32(b)
に示すように、そのデータに基づいてメニュー一覧を表
示し、メニュー設定を完了する。
【0039】なお、ステップS510において、データ
が記憶されていれば、ステップS535に移行し、図3
2(b)に示すように、そのデータに基づいてメニュー
一覧を表示する。また、個別の食材費データが変更され
て、各メニューの食材費に変動がある場合は、ステップ
S540において、更新キーを入力してステップS51
5に移行し、再計算して並べ替えデータを更新する。な
お、各メニューの食材費に変動がない場合は、更新キー
を入力せずに、そのままメニュー設定を完了する。但
し、本例を実行するためには、上記図3で示した第3の
実施形態のような構成が必要である。
【0040】図33は、食材費に基づくメニュー設定の
第4例を示すフローチャートである。また図34は、本
例の各動作時点における表示例を示す図である。図33
において、メニュー設定が開始されると、まず、ステッ
プS605において、図34(a)に示すように、メニ
ューの選択画面で”ポテトのグリル”キーが入力され
る。
【0041】次に、ステップS610において、メニュ
ーデータにある食材費データ(図19参照)を読み出す
か、或いは図23に示した食材データと図24に示した
各食材の分量データを基に計算をして、図34(b)に
示すように、”ポテトのグリル”の食材費用について、
2人前か4人前かの選択画面を表示する。続いてステッ
プS615において、例えば材料「2人前」キーが入力
されることにより、ステップS620において、基準と
なる分量から2人前のデータを演算し、図34(c)に
示すように、食材費を表示する。そして、メニュー設定
を完了する。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
自動調理メニューの設定において、複数の食材でのメニ
ュー検索や食材費を考慮したメニュー選択を可能にし、
自動調理を行う場合の利便性を向上させた加熱調理器を
提供することができる。具体的には、複数の食材により
メニューの検索ができるので、より食材に合ったメニュ
ーを選びやすくなる。また、選択する食材が一覧で表示
されるので、食材選択時の利便性が向上する。
【0043】また、メニュー検索に使用した食材以外に
調理をする上で必要な食材の名称或いは数を事前に知ら
せることにより、使用者はそのメニューの調理にかかる
手間が把握できるため、メニューを選びやすくなる。ま
た、調理に必要となる副食材を予め表示させることによ
り、調理途中で要求される副食材の準備が不足していな
いかどうかを、使用者は確認することができるので、安
心して調理を行うことができる。
【0044】また、調理に必要なおおよその食材費に基
づいてメニュー検索ができるようにすることにより、使
用者は毎日の食費を考慮した調理ができるようになる。
また、食材個別の費用を入力できるようにすることによ
り、物価の変動による食材費の変動を補正することがで
きるので、より正確な食材費でのメニュー検索が可能と
なる。
【0045】また、食材個別の費用のデータを記録媒体
でやり取りすることにより、メーカーが作成したデータ
をパソコンや携帯端末から記録媒体に取り込み、加熱調
理器のデータとして使用することができるので、使用者
によるデータ入力の手間を省くことができる。また、入
力された食材個別の費用を不揮発性メモリに記憶させる
ことにより、加熱調理器の電源を遮断しても、データを
再度入力したり記憶媒体から読み込んだりする必要がな
くなるので、利便性が向上するとともに節電にもなる。
【0046】また、メニュー選択時におおよその食材費
を表示することにより、使用者は調理をする上で必要な
費用が分かるので、毎日の食費を考える上で参考にな
る。また、メニュー選択時におおよそ必要な食材費順に
並べ替えて表示することにより、使用者は食費を考慮し
たメニュー選択がしやすくなる。また、並べ替えたメニ
ュー表示順序を不揮発性メモリに記憶させることによ
り、加熱調理器の電源を遮断しても、次回からはデータ
を読み出すだけで良いので、メニュー検索(再計算)に
かかる時間を省略することができ、操作時の応答が良く
なって利便性が向上するとともに節電にもなる。
【0047】また、自動調理において必要な食材の分量
選択について、基準となる分量分のデータを基に食材費
を計算するので、それぞれの分量に応じた食材費データ
を持つ必要がなくなり、各メニュー毎に必要なデータ量
を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加熱調理器の第1の実施形態における
概略ブロック図。
【図2】本発明の加熱調理器の第2の実施形態における
概略ブロック図。
【図3】本発明の加熱調理器の第3の実施形態における
概略ブロック図。
【図4】食材に基づくメニュー設定の第1例を示すフロ
ーチャート。
【図5】本例の各動作時点における表示例を示す図。
【図6】調理データの一例を示す表。
【図7】図6に示した”ポテトのグリル”におけるデー
タの例。
【図8】食材に基づくメニュー設定の第2例を示すフロ
ーチャート。
【図9】本例の各動作時点における表示例を示す図。
【図10】食材データ”鮭のバターロースト”の一例。
【図11】食材に基づくメニュー設定の第3例を示すフ
ローチャート。
【図12】本例の各動作時点における表示例を示す図。
【図13】食材に基づくメニュー設定の第4例を示すフ
ローチャート。
【図14】本例の一動作時点における表示例を示す図。
【図15】食材に基づくメニュー設定の第5例を示すフ
ローチャート。
【図16】本例の各動作時点における表示例を示す図。
【図17】食材費に基づくメニュー設定の一例を示すフ
ローチャート。
【図18】本例の各動作時点における表示例を示す図。
【図19】調理データの他の例を示す表。
【図20】図19に示した”ポテトのグリル”における
データの例。
【図21】食材費入力設定の一例を示すフローチャー
ト。
【図22】本例の各動作時点における表示例を示す図。
【図23】食材費データの一例を示す表。
【図24】調理データの別の例を示す表。
【図25】食材費入力設定の他の例を示すフローチャー
ト。
【図26】本例の一動作時点における表示例を示す図。
【図27】食材費に基づくメニュー設定の第1例を示す
フローチャート。
【図28】本例の各動作時点における表示例を示す図。
【図29】食材費に基づくメニュー設定の第2例を示す
フローチャート。
【図30】本例の一動作時点における表示例を示す図。
【図31】食材費に基づくメニュー設定の第3例を示す
フローチャート。
【図32】本例の各動作時点における表示例を示す図。
【図33】食材費に基づくメニュー設定の第4例を示す
フローチャート。
【図34】本例の各動作時点における表示例を示す図。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ 2 電源回路 3 表示装置 4 入力手段 5 各種リレー 6 各種センサ 7 記録媒体読み取り装置 8 EEPROM

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の自動調理メニューを実行制御する
    制御手段と、該制御手段に食材をデータ入力する食材入
    力手段とを備え、前記食材入力手段により複数の食材を
    入力することにより、該複数の食材を使用する前記自動
    調理メニューを検索することを特徴とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】 前記入力された複数の食材をリスト表示
    する表示手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の加熱調理器。
  3. 【請求項3】 前記検索された自動調理メニューについ
    て、前記入力された食材以外に必要な食材を表示する表
    示手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の加熱
    調理器。
  4. 【請求項4】 前記検索された自動調理メニューについ
    て、前記入力された食材以外に必要な食材の数に応じ
    て、異なる色の文字により該自動調理メニューを表示す
    る表示手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    加熱調理器。
  5. 【請求項5】 前記検索された自動調理メニューについ
    て、その調理に必要な副食材を表示する表示手段を設け
    たことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載の加熱調理器。
  6. 【請求項6】 複数の自動調理メニューを実行制御する
    制御手段と、該制御手段に食材費の分類をデータ入力す
    る食材費入力手段とを備え、前記食材費入力手段により
    食材費の分類を入力することにより、該分類に適合する
    前記自動調理メニューを検索することを特徴とする加熱
    調理器。
  7. 【請求項7】 前記制御手段に、各食材個別の食材費を
    テンキーにより入力することを特徴とする請求項6に記
    載の加熱調理器。
  8. 【請求項8】 前記制御手段に、記録媒体に保管された
    各食材個別の食材費を記録媒体読み取り装置により読み
    取って入力することを特徴とする請求項6に記載の加熱
    調理器。
  9. 【請求項9】 前記制御手段に、不揮発性メモリに保管
    された各食材個別の食材費を入力することを特徴とする
    請求項6に記載の加熱調理器。
  10. 【請求項10】 前記検索された自動調理メニューの食
    材費を表示する表示手段を設けたことを特徴とする請求
    項1又は請求項6に記載の加熱調理器。
  11. 【請求項11】 前記検索された自動調理メニューをそ
    の食材費の金額順に表示する表示手段を設けたことを特
    徴とする請求項1又は請求項6に記載の加熱調理器。
  12. 【請求項12】 前記自動調理メニューの表示順序を不
    揮発性メモリに記憶することを特徴とする請求項11に
    記載の加熱調理器。
  13. 【請求項13】 前記検索された自動調理メニューの食
    材費を、その調理する分量に応じて表示する表示手段を
    設けたことを特徴とする請求項1又は請求項6に記載の
    加熱調理器。
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