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Claims (37)

  1. カーボン又はグラファイトと、金属とを含むヒートシンク材において、
    前記金属は、凝固膨張の性質を備えた金属であり、
    前記金属は、Bi、Sb、Ga、黒鉛鋳鉄から選択された金属もしくはこれを含む合金であること
    を特徴とするヒートシンク材。
  2. 請求項1記載のヒートシンク材において、
    前記カーボン又はグラファイトを焼成してネットワーク化することによって得られる多孔質焼結体に前記金属が含浸されて構成されていること
    を特徴とするヒートシンク材。
  3. 請求項記載のヒートシンク材において、
    前記金属に、界面の濡れ性改善のための元素が添加されていること
    を特徴とするヒートシンク材。
  4. 請求項記載のヒートシンク材において、
    前記界面の濡れ性改善のための添加元素が、Te、Bi、Pb、Sn、Se、Li、Sb、Tl、Cdから選択された1種以上であること
    を特徴とするヒートシンク材。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載のヒートシンク材において、
    前記金属に、多孔質焼結体との整合性、密着性改善のための元素が添加されていること
    を特徴とするヒートシンク材。
  6. 請求項2〜5のいずれか1項に記載のヒートシンク材において、
    前記カーボン又はグラファイトの表面に、カーバイド層が形成されていること
    を特徴とするヒートシンク材。
  7. 請求項記載のヒートシンク材において、
    前記カーバイド層の形成は、少なくとも前記カーボン又はグラファイトと添加元素との反応に基づくものであること
    を特徴とするヒートシンク材。
  8. 請求項記載のヒートシンク材において、
    前記添加元素が、Nb、Cr、Zr、Be、V、Mo、Al、Ta、Mn、Si、Fe、Co、Ni、Mg、Ca、W、Ti、B、ミッシュメタルから選択された1種以上であること
    を特徴とするヒートシンク材。
  9. 請求項2〜8のいずれか1項に記載のヒートシンク材において、
    前記多孔質焼結体の気孔率が10vol%〜50vol%であって、平均気孔径が0.1μm〜200μmであること
    を特徴とするヒートシンク材。
  10. 請求項2〜9のいずれか1項に記載のヒートシンク材において、
    前記カーボン又はグラファイトの体積率と前記金属との体積率とが、前記カーボン又はグラファイトに対しては50vol%〜90vol%、金属に対しては50vol%〜10vol%の範囲であること
    を特徴とするヒートシンク材。
  11. 請求項2〜10のいずれか1項に記載のヒートシンク材において、
    前記カーボン又はグラファイトに、該カーボン又はグラファイトを焼成した際の閉気孔率を低減させる添加物が添加されていること
    を特徴とするヒートシンク材。
  12. 請求項11記載のヒートシンク材において、
    前記閉気孔率を低減させる添加物が、SiC及び/又はSiであること
    を特徴とするヒートシンク材。
  13. 請求項1又は2記載のヒートシンク材において、
    前記カーボン又はグラファイトの粉末に、水又は結合材を混合し、所定圧力下で成形された予備成形体又は焼成された成形体に、前記金属が含浸されて構成されていること
    を特徴とするヒートシンク材。
  14. 請求項1又は2記載のヒートシンク材において、
    前記カーボン又はグラファイトの粉末と前記金属の粉末とを混合し、所定圧力下で成形されて構成されていること
    を特徴とするヒートシンク材。
  15. 請求項1又は2記載のヒートシンク材において、
    前記金属が溶解した液体状態又は固液共存状態に、前記カーボン又はグラファイトの粉末を混合し、鋳造成形されて構成されていること
    を特徴とするヒートシンク材。
  16. 請求項1又は2記載のヒートシンク材において、
    前記カーボン又はグラファイトの粉末に前記金属が含浸されて構成されていること
    を特徴とするヒートシンク材。
  17. 請求項13〜16のいずれか1項に記載のヒートシンク材において、
    前記カーボン又はグラファイトの粉末の平均粉末粒度が1μm〜500μmであり、
    前記粉末を構成する1つの粒子が最小の長さをとる方向と、最大の長さをとる方向とで、その長さの比の平均が1:5以下であること
    を特徴とするヒートシンク材。
  18. 請求項1又は2記載のヒートシンク材において、
    前記カーボン又はグラファイトの粉砕裁断材と前記金属の粉末とを混合し、所定温度、所定圧力下で成形されて構成されていること
    を特徴とするヒートシンク材。
  19. カーボン又はグラファイトと、金属とを含むヒートシンク材において、
    前記カーボン又はグラファイトの粉末に、水又は結合材を混合し、所定圧力下で成形された予備成形体又は焼成された成形体に、前記金属が含浸されて構成され、
    前記カーボン又はグラファイトの粉末の平均粉末粒度が1μm〜500μmであり、
    前記粉末を構成する1つの粒子が最小の長さをとる方向と、最大の長さをとる方向とで、その長さの比の平均が1:5以下であり、
    前記金属は、前記ヒートシンク材表面との濡れ性が良好な性質を備えた金属であること
    を特徴とするヒートシンク材。
  20. カーボン又はグラファイトと、金属とを含むヒートシンク材において、
    前記カーボン又はグラファイトの粉末と前記金属の粉末とを混合し、所定圧力下で成形されて構成され、
    前記カーボン又はグラファイトの粉末の平均粉末粒度が1μm〜500μmであり、
    前記粉末を構成する1つの粒子が最小の長さをとる方向と、最大の長さをとる方向とで、その長さの比の平均が1:5以下であり、
    前記金属は、前記ヒートシンク材表面との濡れ性が良好な性質を備えた金属であること
    を特徴とするヒートシンク材。
  21. カーボン又はグラファイトと、金属とを含むヒートシンク材において、
    前記金属が溶解した液体状態又は固液共存状態に、前記カーボン又はグラファイトの粉末を混合し、鋳造成形されて構成されていること、
    前記カーボン又はグラファイトの粉末の平均粉末粒度が1μm〜500μmであり、
    前記粉末を構成する1つの粒子が最小の長さをとる方向と、最大の長さをとる方向とで、その長さの比の平均が1:5以下であること、
    前記金属は、前記ヒートシンク材表面との濡れ性が良好な性質を備えた金属であること
    を特徴とするヒートシンク材。
  22. カーボン又はグラファイトと、金属とを含むヒートシンク材において、
    前記カーボン又はグラファイトの粉末に前記金属が含浸されて構成され、
    前記カーボン又はグラファイトの粉末の平均粉末粒度が1μm〜500μmであり、
    前記粉末を構成する1つの粒子が最小の長さをとる方向と、最大の長さをとる方向とで、その長さの比の平均が1:5以下であること、
    前記金属は、前記ヒートシンク材表面との濡れ性が良好な性質を備えた金属であること
    を特徴とするヒートシンク材。
  23. カーボン又はグラファイトと、金属とを含むヒートシンク材において、
    前記カーボン又はグラファイトの粉砕裁断材と前記金属の粉末とを混合し、所定温度、所定圧力下で成形されて構成され、
    前記金属は、前記ヒートシンク材表面との濡れ性が良好な性質を備えた金属であること
    を特徴とするヒートシンク材。
  24. 請求項13、1923のいずれか1項に記載のヒートシンク材において、
    前記カーボン又はグラファイトと前記金属との体積率が、前記カーボン又はグラファイトが20vol%〜80vol%、金属が80vol%〜20vol%の範囲であること
    を特徴とするヒートシンク材。
  25. 請求項13、1924のいずれか1項に記載のヒートシンク材において、
    前記ヒートシンク材を成形した際の金属の結合を強化させる添加元素が添加されていること
    を特徴とするヒートシンク材。
  26. 請求項25記載のヒートシンク材において、
    前記添加元素が、Bi、Te、Sn、Pb、Se、Li、Sb、Tl、Cdから選択されること
    を特徴とするヒートシンク材。
  27. 請求項26記載のヒートシンク材において、
    前記添加元素は、銅に0.5wt%以下しか固溶しない添加元素であること
    を特徴とするヒートシンク材。
  28. 請求項13、19〜27のいずれか1項に記載のヒートシンク材において、
    前記成形の際に、カーボン又はグラファイトと金属との結合を強化させる添加元素が添加されていること
    を特徴とするヒートシンク材。
  29. 請求項28記載のヒートシンク材において、
    前記添加元素が、Nb、Zr、Cr、Be、V、Mo、Al、Ta、Mn、Si、Fe、Co、Ni、Mg、Ca、W、Ti、B、ミッシュメタルから選択されること
    を特徴とするヒートシンク材。
  30. 請求項13、19〜29のいずれか1項に記載のヒートシンク材において、
    前記カーボン又はグラファイトに、成形後の再加熱が可能となる添加元素が添加されていること
    を特徴とするヒートシンク材。
  31. 請求項30記載のヒートシンク材において、
    前記ヒートシンク材の形成は、少なくとも前記カーボン又はグラファイトと添加元素との反応に基づくものであること
    を特徴とするヒートシンク材。
  32. 請求項31記載のヒートシンク材において、
    前記添加元素が、Nb、Zr、Cr、Be、V、Mo、Al、Ta、Mn、Si、Fe、Co、Ni、Mg、Ca、W、Ti、B、ミッシュメタルから選択された1種以上であること
    を特徴とするヒートシンク材。
  33. 請求項1〜32のいずれか1項に記載のヒートシンク材において、
    前記ヒートシンク材の直交する3軸方向の平均、又はいずれかの軸方向の熱伝導率が、300W/mK以上であること
    を特徴とするヒートシンク材。
  34. 請求項1〜33のいずれか1項に記載のヒートシンク材において、
    前記カーボン又はグラファイトとして、熱伝導率が150W/mK以上のものが使用されていること
    を特徴とするヒートシンク材。
  35. 請求項1〜34のいずれか1項に記載のヒートシンク材において、
    前記カーボン又はグラファイトの表面に、添加元素の炭化物が形成されていること
    を特徴とするヒートシンク材。
  36. 請求項35記載のヒートシンク材において、
    前記添加元素が、Nb、Zr、Cr、Be、V、Mo、Al、Ta、Mn、Si、Fe、Co、Ni、Mg、Ca、W、Ti、B、ミッシュメタルから選択された1種以上であること
    を特徴とするヒートシンク材。
  37. 請求項1〜36のいずれか1項に記載のヒートシンク材において、
    前記ヒートシンク材の残留気孔率が、5%以下であること
    を特徴とするヒートシンク材。
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