JP2003201049A - 長尺物接合装置 - Google Patents

長尺物接合装置

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JP2003201049A
JP2003201049A JP2002003173A JP2002003173A JP2003201049A JP 2003201049 A JP2003201049 A JP 2003201049A JP 2002003173 A JP2002003173 A JP 2002003173A JP 2002003173 A JP2002003173 A JP 2002003173A JP 2003201049 A JP2003201049 A JP 2003201049A
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long
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JP2002003173A
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English (en)
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Hideaki Kominami
秀彰 小南
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切断後に残った長尺物の残余部分の状態に関
わりなく、接合前の長尺物の接合機に対する位置ズレを
一定範囲内に制限できる長尺物接合装置を得る。 【解決手段】 支持装置の支持アーム50が、送出機1
2の上側のシャフト16とパスロール24との間に設け
られる。残アルミウエブW3は支持アーム50に支持さ
れ、次アルミウエブW2に接触しないので、これに起因
する次アルミウエブW2の幅方向の位置ズレや局所的な
変形が生じない。サクションテーブル26に吸着されて
いる部分においても、次アルミウエブW2は位置ズレせ
ず、サクションテーブル26に確実に吸着されて固定さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の長尺物を搬
送しながら順次接合する長尺物接合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図13には、従来の長尺物接合装置の一
例として、平版印刷版の製造工程に適用されるアルミウ
エブ接合装置310が示されている。
【0003】このアルミウエブ接合装置310では、ア
ルミウエブが、送出機312の2本のシャフト316、
318にロール状にセットされており、上側のシャフト
316から巻き出された現アルミウエブW1の後端近傍
と、下側のシャフト318から巻き出された次アルミウ
エブW2の先端近傍とが、接合機320によって接合さ
れるようになっている。
【0004】シャフト316から巻き出された現アルミ
ウエブW1は、後端に近づくと、図14に示すように、
接合機320に設けられたカッター322によって切断
される。そして、切断個所よりもシャフト316側に残
った部分は、残アルミウエブW3としてシャフト316
に巻き取られる。一方、シャフト318から巻き出され
た次アルミウエブW2の先端部分は、パスロール324
に巻きかけられた後、サクションテーブル326によっ
て吸引されて一定位置に保持され、接合に必要な前処理
が施される。
【0005】ところで、次アルミウエブW2は、それ自
身の剛性で幅方向に屈曲し、パスロール324上で部分
的な浮き上がり部Fが発生することがある。残アルミウ
エブW3が垂れ下がって浮き上がり部Fに接触し、浮き
上がり部Fがサクションテーブル326との接触部分に
至ると、サクションテーブル326の保持力が低下する
ため、次アルミウエブW2の幅方向への位置ズレが大き
くなってしまうことがある。また、残アルミウエブW3
が次アルミウエブW2に接触すると、これらの間の摩擦
力によっても、次アルミウエブW2がサクションテーブ
ル326に対して幅方向に位置ズレしてしまうことがあ
る。位置ズレが生じた状態では接合機320内におい
て、図15に示すように次アルミウエブW2と接合機3
20内の現アルミウエブW1との重なり部分Cを十分に
確保できなかったり、重なり部分が短くなったりして、
十分な接合強度が得られないことがある。
【0006】そこで、このアルミウエブ接合装置310
では、サクションテーブル326の斜め下方に噴射ノズ
ル332を配置している。この噴射ノズル332からの
エアーが次アルミウエブW2と残アルミウエブW3との
間を流れることで、残アルミウエブW3の次アルミウエ
ブW2への接触が防止されるので、上記した位置ズレが
増大しないようになっている。
【0007】しかし、残アルミウエブW3の長さや剛性
と、シャフト316からパスロール324までの距離と
の関係等によっては、残アルミウエブW3が図14に二
点鎖線で示すように垂れ下がり、シャフト318からパ
スロール324までの間の次アルミウエブW2に接触す
ることがある。これにより、次アルミウエブW2に上記
位置ズレが発生し、接合機320で次アルミウエブW2
と現アルミウエブW1とで十分な接合強度が得られない
ことがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実を
考慮し、切断後に残った長尺物の残余部分の状態に関わ
りなく、接合前の長尺物の接合機に対する位置ズレを一
定範囲内に制限できる長尺物接合装置を得ることを課題
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、複数の長尺物を順次送り出し可能な送出装置と、前
記送出装置によって送出され一定方向に搬送される複数
の長尺物を接合する接合機と、前記接合機よりも搬送方
向上流側に設けられ、接合前の長尺物を所定位置に保持
する保持装置と、前記長尺物を前記保持装置へ案内する
パスロールと、 前記送出装置と前記パスロールとの間
に配置され、前記接合機による接合後に切断された長尺
物の残余部分を保持し、前記保持装置から前記パスロー
ルに至る部分に存在している長尺物への接触を阻止する
接触阻止手段と、を有することを特徴とする。
【0010】この長尺物接合装置では、保持装置によっ
て、接合前の長尺物(以下「次長尺物」という)が保持
されるので、接合機で待機している長尺物(以下「現長
尺物」という)との接合に必要な前処理を施すことがで
きる。
【0011】接合機によって接合された長尺物が切断さ
れると、この切断部分よりも搬送方向上流側に残った長
尺物の残余部分が、自重などによって垂れ下がる。そし
て、この垂れ下がった残余部分が、送出装置からパスロ
ールに至る部分に存在している接合前の次長尺物に接触
しようとすることがある。
【0012】ここで、本発明の長尺物接合装置では、接
触阻止手段によって残余部分が保持されることで、接合
前の次長尺物に、残余部分が接触しないようになってい
る。従って、次長尺物が位置ズレしていてもこの位置ズ
レが大きくなることはなく(好ましくは位置ズレしなく
なり)、接合機に対する次長尺物の位置ズレも一定範囲
に制限される。このため、接合機において、現長尺物と
次長尺物との間に必要十分な重なり部分を構成すること
ができ、現長尺物と次長尺物とを一定の接合強度を確保
して確実に接合できる。
【0013】また、接合前の次長尺物に残余部分が接触
しないので、次長尺物の傷付きを防止でき、不良品とな
ってしまう部分を少なくできる(好ましくは発生しない
ようにできる)。このため、生産効率を向上させること
ができ、さらには、廃棄物の量も少なくすることができ
る。
【0014】しかも、接触阻止手段は、送出装置とパス
ロールとの間に配置されている。したがって、これ以外
の位置に接触阻止手段を配置した構成と比較して、接合
前の次長尺物に対する残余部分の接触をより確実に防止
することができる。例えば、残余部分の先端が送出装置
とパスロールとの間に位置しているような場合でも、残
余部分の垂れ下がりを一定範囲に制限して、接合前の次
長尺物に対する接触を確実に防止できる。
【0015】接触阻止手段の具体的構成は、上記したよ
うに、残余部分を保持することで、接合前の次長尺物に
接触しないようにするものであれば特に限定されない。
例えば、請求項2に記載のように、前記接触阻止手段
が、前記残余部分を下方から支持する支持部材、とされ
ていてもよい。これにより、簡単な構成で、残余部分を
確実に保持し、接合前の次長尺物に対する接触を確実に
阻止することができる。これ以外にも、前記接触阻止手
段が、前記残余部分にエアーを噴射するエアー噴射装
置、とされていたり、前記接触阻止手段が、前記残余部
分を吸引する吸着装置、とされてたりしてもよい。いず
れあっても、簡単な構成で、残余部分を確実に保持し、
接合前の次長尺物に対する接触を確実に阻止することが
できる。
【0016】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の発明において、前記接触阻止手段が、
前記残余部分を保持可能な少なくとも一の位置を含む複
数の位置を移動可能とされていることを特徴とする。
【0017】このように、接触阻止手段を移動可能とす
ることで、長尺物接合装置を、その使用状況や長尺物の
状態等に応じて、好ましい状態にすることが可能にな
る。例えば、残余部分を保持する保持位置を複数設定
し、これら複数の位置を接触阻止手段が移動するように
構成することで、残余部分の位置変化に追従して確実に
支持することが可能になる。
【0018】また、残余部分を保持する保持位置に加え
て、残余部分を保持することなく送出装置の移動領域や
長尺物の搬送領域から退避した退避位置へと移動するよ
うにすることもできる。この構成では、送出装置の駆動
や長尺物の搬送に影響を与えることがなくなる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1〜図4には、本発明の一実施
形態のアルミウエブ接合装置10が示されている。この
アルミウエブ接合装置10は、平版印刷版の製造ライン
(図示省略)の一部として使用されているものである。
なお、図1〜図4において、紙面左側がこの製造ライン
の上流である。以下の説明において単に「上流」又は
「下流」というときは、この製造ラインの上流又は下流
を意味するものとする。また、「幅方向」というとき
は、アルミウエブの幅方向をいうものとし、図面におい
て矢印Wで示す。
【0020】製造ラインの最上流には、送出機12が配
置されている。送出機12は、互いに平行に配置された
2つの回転部材14、15を有している。これら回転部
材14、15の間には、アルミウエブの幅方向に沿って
2本のシャフト16、18が掛け渡されており、シャフ
ト16、18のそれぞれに、ロール状に巻かれたアルミ
ウエブ(アルミロール)がセットされている。2本のシ
ャフト16、18がそれぞれ上下に配置された状態で、
シャフト16、18からアルミウエブが巻き出されるよ
うになっている。
【0021】回転部材14、15には軸部14Aが設け
られ、フレーム32、34に対し回転可能に支持されて
いる。回転部材14、15は一体で、軸部14Aを中心
として矢印R方向に回転するようになっており、この回
転によって、2本のシャフト16、18が公転して、そ
れぞれの位置を循環する。これにより、既にアルミウエ
ブが巻き出されたシャフト16を下側に移動させると共
に、アルミウエブが一部のみ巻き出されたシャフト18
を上側に移動させて、これらの位置を互いに入れ替える
ことができ、アルミウエブの連続的な巻き出しが可能に
なる。なお、回転部材14、15の形状は、このように
それぞれの軸部14A、15A周りに回転可能で、且つ
シャフト16、18を確実に支持できれば特に限定され
ないが、本実施形態では、回転部材14は円盤状に、回
転部材15は棒状(アーム状)に形成されたものを用い
ている。
【0022】送出機12の下流側には接合機20が配置
されている。図1及び図4に示すように、上側のシャフ
ト16(場合によっては、シャフト18が上側になって
いることもある)から送り出されたアルミウエブ(以
下、このウエブを現アルミウエブW1という)が、接合
機20内を挿通される。そして、現アルミウエブW1が
巻き出されて、その所定位置(例えば後端近傍)が接合
機20に至ると、接合機20に設けられたカッター22
が現アルミウエブW1を切断する。そして、切断部分よ
りも下流側の現アルミウエブW1の後端部分と、下側の
シャフト18(場合によってはシャフト16)から巻き
出されたウエブ(以下、このアルミウエブを次アルミウ
エブW2という)の先端とが接合機20内で部分的に重
ね合わされ、超音波接合によって接合される。
【0023】送出機12と接合機20との間には、現ア
ルミウエブW1の搬送ラインL(図2参照)領域よりも
下方に、円筒状又は円柱状のパスロール24が配置さ
れ、さらにその下方且つ下流側には、サクションテーブ
ル26が配置されている。下側のシャフト18から巻き
出された次アルミウエブW2の先端近傍は、パスロール
24に巻きかけられた後、サクションテーブル26の吸
着面26Aに面接触される。サクションテーブル26の
吸着面26Aには図示しない吸引孔が形成されており、
同じく図示しないポンプ等の吸引手段によって吸引され
て、次アルミウエブW2が吸着される。これにより、次
アルミウエブW2の先端近傍がサクションテーブル26
に固定されるので、接合機20での接合に必要な前処理
などを安定的に施すことが可能となる。
【0024】サクションテーブル26の下方且つ下流側
には、位置決めブロック28が配置されている。次アル
ミウエブW2の先端は、この位置決めブロック28の上
端面に当たって、所定位置に位置決めされるようになっ
ている。さらに、位置決めブロック28にはカッター3
0が設けられており、次アルミウエブW2の先端を幅方
向に切り揃える。
【0025】図3に示すように、パスロール24及びサ
クションテーブル26は、サクションテーブル26の吸
着面26Aが現アルミウエブW1の通過ラインL(図2
参照)と一致する位置まで、図示しない駆動装置によっ
て持ち上げられるようになっている。
【0026】送出機12には、本発明の接触阻止手段を
構成する支持装置36(図5参照)が設けられている。
アルミウエブ接合装置10をアルミウエブの幅方向に見
たとき、その支持アーム50が送出機12の上側のシャ
フト16(場合によっては、シャフト18)とパスロー
ル24との間に位置している。
【0027】図5に示すように、支持装置36は、設置
面Gに対し、略「X」字状のリンク機構38によって支
持された台板40を有している。台板40は、図示しな
い昇降駆動装置によって、上下動(昇降)するようにな
っている。
【0028】台板40上には、支持ブロック42が支持
されている。また、台板40には、アルミウエブの幅方
向(矢印W方向)に沿ってレール44が設けられてお
り、このレール44に沿って、支持ブロック42がスラ
イドする。
【0029】さらに、台板40上には、制御装置(第1
実施形態では図示省略)によって制御される駆動用モー
タ46が固定されており、この駆動用モータ46の回転
駆動力で回転するスクリュウ48が、アルミウエブの幅
方向(矢印W方向)に延出されている。スクリュウ48
の雄ネジ部48Aは、支持ブロック42に形成された雌
ネジ部42Aに螺合されており、スクリュウ48の回転
によって、支持ブロック42が矢印W方向に移動する。
【0030】支持ブロック42の上部からは、アルミウ
エブの幅方向(矢印W方向)に沿って支持アーム50が
延出されている。支持アーム50の位置及び長さは、図
5に実線で示すように、支持アーム50がアルミウエブ
の残余部分W3から最も遠ざかった状態では、残アルミ
ウエブW3を支持することはなく、且つ、回転部材15
の回転にも影響を与えないように退避する位置及び長さ
とされている。以下、支持アーム50のこの位置を「退
避位置」という。そして、図5に二点鎖線で示す(図6
にも示す)ように、支持アーム50が残アルミウエブW
3に向かって最も進出した状態では、残アルミウエブW
3を幅方向全体にわたって確実に支持することで、残ア
ルミウエブW3を次アルミウエブW2に接触させない位
置及び長さとされている。以下、支持アーム50のこの
位置を「支持位置」という。
【0031】なお、図1〜図4では、支持アーム50が
2本備えられているものを例に挙げているが、残アルミ
ウエブW3を確実に支持できれば、その本数は特に限定
されない。
【0032】次に、本実施形態のアルミウエブ接合装置
10の作用を説明する。
【0033】このアルミウエブ接合装置10によってア
ルミウエブを接合する場合、まず、図1に示すように、
上側のシャフト16から巻き出された現アルミウエブW
1が接合機20に挿通される。また、下側のシャフト1
8から巻き出された次アルミウエブW2の先端近傍がパ
スロール24に巻きかけられた後、サクションテーブル
26の吸着面26Aに吸着される。この状態で、次アル
ミウエブW2に、接合機20での接合に必要な前処理が
施される。この段階では、支持アーム50は退避位置と
されており、現アルミウエブW1の搬送に支障がないよ
うになっている。
【0034】図2に示すように、現アルミウエブW1の
所定位置(図2では後端近傍としているが、前端近傍や
中間部分でもよい)が接合機20に近づくと、カッター
22が現アルミウエブW1を切断する。同時に、上側の
シャフト16は巻き出し方向とは反対の方向へ逆転し、
残アルミウエブW3を巻き取る。
【0035】また、これと同期して、駆動用モータ46
が駆動され、図5に二点鎖線で示すように、支持アーム
50が残アルミウエブW3に向かって最も進出した位
置、すなわち支持位置となる。現アルミウエブW1の切
断によって、残アルミウエブW3が垂れ下がるが、図2
に示すように、残アルミウエブW3の下方には支持アー
ム50が位置しているので、残アルミウエブW3は支持
アーム50に支持され、次アルミウエブW2に接触する
ことはない。次アルミウエブW2は、残アルミウエブW
3に上方から押されないので、これに起因する次アルミ
ウエブW2の幅方向の位置ズレや局所的な変形が生じな
い。
【0036】このため、サクションテーブル26に吸着
されている部分においても、次アルミウエブW2に位置
ズレや浮き上がりが生じることがなく、サクションテー
ブル26の吸着力が低下しないので、次アルミウエブW
2はサクションテーブル26に確実に吸着されて固定さ
れる。
【0037】また、次アルミウエブW2に、残アルミウ
エブW3によって擦られることで生じるキズも発生しな
い。
【0038】特に、残アルミウエブW3が巻き取り途中
で上流側へ移動すると、残アルミウエブW3が次アルミ
ウエブW2に接触してしまっている場合には、これらに
生じる摩擦によって次アルミウエブW2が残アルミウエ
ブW3に引きずられるため、位置ズレがさらに増大した
り、キズが発生したりするおそれがある。本実施形態で
は、残アルミウエブW3が次アルミウエブW2に接触し
ていないので、次アルミウエブW2の位置ズレが増大し
たり、キズが生じたりすることはない。
【0039】残アルミウエブW3が巻き取られると、図
示しない制御装置は、駆動用モータ46を逆回転させ
る。これにより、図5に実線で示すように支持アーム5
0が退避して退避位置に至るので、回転部材15が回転
しても、回転途中の回転部材15やアルミウエブと接触
しないようになる。
【0040】そして、図3に示すように、パスロール2
4及びサクションテーブル26が図示しない駆動機構に
より駆動されて上昇し、サクションテーブル26の吸着
面26Aが、現アルミウエブW1の移動ラインL(図2
参照)と一致する。この状態でサクションテーブル26
による吸着が解除され、次アルミウエブW2は接合機2
0内へと送られる。そして、接合機20内に待機してい
た現アルミウエブW1と超音波接合される。このとき、
次アルミウエブW2の位置ズレ量が一定範囲に制限され
ているので、図12に示すように、現アルミウエブW1
と次アルミウエブW2との間に、十分な重なり部分Cを
構成することができる。接合部分が重なり部分Cからは
み出すこともなく、現アルミウエブW1と次アルミウエ
ブW2とが確実に接合される。現アルミウエブW1と次
アルミウエブW2とを接合させることができなかった
り、接合が不充分であったりした場合には、平版印刷版
の製造ラインを停止させる必要が生じるが、本実施形態
のアルミウエブ接合装置10では平版印刷版の製造ライ
ンを停止させる必要がないので、平版印刷版の製造効率
が低下しない。
【0041】最後に、送出機12の回転部材14、15
が回転し、図4に示すように、下側のシャフト18が上
側へ、上側のシャフト16が下側へと移動する。このと
き、支持アーム50は退避位置にあり、回転部材15が
回転してもこれに接触しないように退避しているので、
回転部材15の回転が制限されたり、回転できなかった
りすることはない。そして、シャフト16は上側から下
側への移動途中で、残アルミウエブW3が除去され、こ
れに代わって新たなアルミウエブがセットされる。
【0042】なお、上記説明では、上側のシャフト16
から巻き出された現アルミウエブW1の後端近傍部分を
接合機20のカッター22で切断する場合を例に挙げた
が、切断位置はこれに限定されず、現アルミウエブW1
の先端近傍部分や中間部分で切断してもよい。切断位置
によって、シャフト16に巻き残されているアルミコイ
ルの径も変わるので、切断後の残アルミウエブW3の上
下位置も変化することになる。例えば、シャフト16に
多くのアルミウエブが巻き残されている場合には、残ア
ルミウエブW3の位置が相対的に低くなる。本実施形態
では、図示しない昇降駆動装置によって台板40を昇降
させることで、支持アーム50の上下位置を変更するこ
とができる。従って、残アルミウエブW3の上下位置に
対応して支持アーム50の上下位置を設定することで、
残アルミウエブW3の上下位置に追従して支持すること
ができる。例えば、シャフト16に多くのアルミウエブ
が巻き残され、残アルミウエブW3の位置が相対的に低
くなっている場合には、図示しない昇降駆動機構によっ
て、図6に示すように支持アーム50の位置を低くすれ
ばよい。
【0043】また、支持アーム50を支持位置と退避位
置との間で移動させる構成も、上記したものに限定され
ず、例えば、図7に示す支持装置56の構成でもよい。
この構成では、駆動用モータ46に代えて、台板40に
シリンダ58を固定し、シリンダ58内のプランジャー
60を油圧、空気圧等で往復運動させることにより、支
持ブロック42をスライドさせている。
【0044】図8には、本発明の第2実施形態のアルミ
ウエブ接合装置70が示されている。第2実施形態のア
ルミウエブ接合装置70では、接触阻止手段として、第
1実施形態の支持装置36に代えて、エアー噴射装置7
2(図9参照)が配置されている点が異なっている。以
下、第1実施形態のアルミウエブ接合装置10と同一の
構成要素、部材等については同一符号を付して、その詳
細な説明を省略する。
【0045】第2実施形態のアルミウエブ接合装置70
では、軸部14Aの近傍に、ノズル管74が配置されて
いる。ノズル管74の位置は、最大径のアルミウエブが
シャフト16、18に巻きかけられたときでも、このア
ルミウエブに接触することがない位置とされている。
【0046】ノズル管74のそれぞれは、その一端が封
止され、他端には給気パイプ76の一端が接続されてい
る。給気パイプ76の中間部分には切替弁78が設けら
れ、さらにこれらの給気パイプ76は、軸部14A内で
一本化されて、フレーム34の外側まで延出されてい
る。なお、給気パイプ76は、棒状の回転部材15のそ
れぞれに固定されている。従って、ノズル管74は給気
パイプ76を介して回転部材15に固定されていること
になり、回転部材15と一体で回転する。
【0047】フレーム34には、取り付け部材34Aを
介してロータリージョイント80が取り付けられてお
り、給気パイプ76の他端は、ロータリージョイント8
0に接続されている。ロータリージョイント80には、
さらに給気パイプ82の一端が接続されており、給気パ
イプ82の他端が、吹出しポンプ84に接続されてい
る。従って、エアー供給ポンプ84を駆動することで、
給気パイプ82、76を介して、ノズル管74内にエア
ーを供給することができる。
【0048】ノズル管74には、残アルミウエブW3に
向かってエアーが吹付けられるように、1又は複数(図
9では3つ)の吹付けノズル86が形成されている。エ
アー供給ポンプ84の駆動により、吹付けノズル86か
らエアーを残アルミウエブW3に吹付けることで、残ア
ルミウエブW3を次アルミウエブW2に接触しない位置
に保持することが可能になっている。なお、吹付けノズ
ル86から残アルミウエブW3にエアーを噴射する方向
は、このように残アルミウエブW3を保持できれば特に
限定されない。図8に示すように、残アルミウエブW3
の法線NLに対するエアーの吹きつけ方向中心線FLと
の成す角を噴射角θとすると、一例としてこの噴射角θ
を±30°(下流側に吹付ける場合を「+」、上流側に
吹付ける場合を「−」とし、0°の場合は残アルミウエ
ブW3に垂直に吹付ける)の範囲とすると、効率的に残
アルミウエブW3を保持することができる。
【0049】同様の観点から、吹付けノズル86の1個
当たりのエアー流速としては、例えば、0.93m/s
〜3.68m/sの範囲とすることができる。また、エ
アー供給ポンプ84のエアー圧力としては、例えば、4
9kPa〜686kPaの範囲とすることができる。
【0050】図9に示すように、フレーム32には、互
いに異なる径の2つのスリップリング88L、88Sが
軸部14Aと同芯になるように取り付けられており、制
御装置90からの2本の信号線が、スリップリング88
L、88Sのいずれかを介して、対応する切替弁78に
接続されている。従って、2つの切替弁78のうちいず
れか一方を開状態、他方を閉状態とすることで、給気パ
イプ76のうち、いずれかを選択してエアーを吹付ける
ことができる。
【0051】このような構成とされた第2実施形態のア
ルミウエブ接合装置70においても、第1実施形態のア
ルミウエブ接合装置10と同様にして、現アルミウエブ
W1と次アルミウエブW2との接合や、現アルミウエブ
W1の切断を行うことができる。
【0052】そして、第2実施形態のアルミウエブ接合
装置70では、カッター22による現アルミウエブW1
の切断に同期して、制御装置90が、残アルミウエブW
3に対応する切替弁78(すなわち、上側のノズル管7
4に対応する切替弁78)を開状態、他方の切替弁78
を閉状態とする。これにより、残アルミウエブW3に対
し、その下方のノズル管74の吹付けノズル86からエ
アーを噴射し、残アルミウエブW3を次アルミウエブW
2に接触しない位置に保持できる。次アルミウエブW2
が、残アルミウエブW3に上方から押されて次アルミウ
エブW2が位置ズレしたり局所的に変形したりしない。
このため、サクションテーブル26に吸着されている部
分での次アルミウエブW2の位置ズレや浮き上がりが生
じることがなく、サクションテーブル26の吸着力が低
下しないので、次アルミウエブW2はサクションテーブ
ル26に確実に吸着されて固定される。
【0053】また、次アルミウエブW2に、残アルミウ
エブW3によって擦られることで生じるキズも発生しな
い。
【0054】なお、上記説明では、ノズル管74が給気
パイプ76を介して回転部材15に固定されている構成
のものを例に挙げたが、ノズル管74を取り付けるため
の取付部材を軸部14Aから延出するようにしてもよ
い。この構成では、例えば取付部材を伸縮可能とし、モ
ータや油圧シリンダー等の駆動力を利用して取付部材を
伸縮させるように構成すれば、ノズル管74の位置を変
更することが可能になる。また、ノズル管74の位置を
変更可能とする構成では、給気パイプ76の少なくとも
一部を可撓性の部材で構成したり、蛇腹構造にしたりす
ることで、ノズル管74の位置変更に追従できるように
すればよい。
【0055】また、ノズル管74からエアーを噴射する
ための構造も、上記した吹付けノズル86に限定されな
い。例えば、スリット状の孔であってもよいし、多孔性
の部材の細孔を通じてエアーが噴射される構成でもよ
い。
【0056】図10には、本発明の第3実施形態のアル
ミウエブ接合装置110が示されている。第3実施形態
のアルミウエブ接合装置110では、接触阻止手段とし
て、第1実施形態の支持装置36に代えて、吸着装置1
12(図11参照)が配置されている点が異なってい
る。以下、第1実施形態のアルミウエブ接合装置10と
同一の構成要素、部材等については同一符号を付して、
その詳細な説明を省略する。
【0057】第3実施形態のアルミウエブ接合装置11
0では、軸部14Aから見てアルミウエブの搬送方向下
流側の斜め上方に、吸着装置112(図11参照)が設
けられている。
【0058】図11から分かるように、吸着装置112
は、第1実施形態と同様にリンク機構38によって支持
された台板40を有しており、この台板40のレール4
4に沿って、支持ブロック42が移動するようになって
いる。支持ブロック42からは、アルミウエブの幅方向
に向かって吸着用アーム114が延出されている。従っ
て、吸着用アーム114は、第1実施形態と同様に、図
示しない昇降駆動装置によって、上下動(昇降)するよ
うになっている。さらに、このアルミウエブ接合装置1
10では、現アルミウエブW3が巻き取られるのに同期
して、後述する吸着ノズル116がシャフト16(場合
によってはシャフト18のこともある)の方向へ移動で
きるよう、図示しない移動装置を有している。
【0059】吸着用アーム114は、残アルミウエブW
3の上方に至るように延出されており、この延出部分
に、1又は複数(図11では3つ)の吸着用ノズル11
6が取り付けられている。吸着用ノズル116は、フレ
キシブルチューブ118を介して吸引ポンプ120に接
続されている。また、フレキシブルチューブ118の中
間部には開閉弁122が設けられており、制御装置12
4によってその開閉が制御されるようになっている。開
閉弁122を開状態とし、吸引ポンプ120によって吸
引することで、残アルミウエブW3を吸着用ノズル11
6で吸着保持できるようになっている。
【0060】なお、このように、残アルミウエブW3を
吸着保持できれば、吸着圧力は特に限定されないが、大
気圧を基準として、その差が例えば、−101kPa〜
−1.3kPaの範囲(「−」は大気圧よりも低いこと
を示す)とすることができる。同様の観点から、吸着用
ノズル116の口径としては、例えば、φ10mm〜φ
100mmの範囲とすることができる。
【0061】このような構成とされた第3実施形態のア
ルミウエブ接合装置110においても、第1実施形態の
アルミウエブ接合装置10と同様にして、現アルミウエ
ブW1と次アルミウエブW2との接合や、現アルミウエ
ブW1の切断を行うことができる。
【0062】そして、第3実施形態のアルミウエブ接合
装置110では、カッター22による現アルミウエブW
1の切断に同期して、制御装置124が、開閉弁122
を開状態とする。これにより、残アルミウエブW3に対
し、その上方から吸着用ノズル116で吸着し、残アル
ミウエブW3を次アルミウエブW2に接触しない位置に
保持する。次アルミウエブW2が、残アルミウエブW3
に上方から押されて次アルミウエブW2が位置ズレした
り局所的に変形したりしない。このため、サクションテ
ーブル26に吸着されている部分での次アルミウエブW
2の位置ズレや浮き上がりが生じることがなく、サクシ
ョンテーブル26の吸着力が低下しないので、次アルミ
ウエブW2はサクションテーブル26に確実に吸着され
て固定される。次アルミウエブW2に、残アルミウエブ
W3によって擦られることで生じるキズも発生しない。
【0063】また、第3実施形態のアルミウエブ接合装
置110では、図示しない昇降駆動装置によって、吸着
用アーム114を上下動させることができる。従って、
残アルミウエブW3の上下位置に対応して吸着用アーム
114の上下位置を設定することで、残アルミウエブW
3の上下位置に追従して吸着保持することができる。例
えば、残アルミウエブW3が相対的に下方に位置してい
る場合には吸着用アーム114も図10に二点鎖線で示
すように、相対的に下方へ移動させればよい。
【0064】さらに、吸着用アーム114を回転部材1
5の移動領域から避させる(具体的には、例えば図10
に一点鎖線で示すように、上方へ移動させる)ことで、
回転途中の回転部材15やアルミウエブと接触しない位
置とすることもできる。
【0065】以上説明したように、本発明のいずれの実
施形態のアルミウエブ接合装置においても、送出機12
とパスロール24との間で、この部分の残アルミウエブ
W3を次アルミウエブW2に接触しないように保持して
いる。したがって、これ以外の位置で残アルミウエブW
3を支持する構成よりも、送出機12からパスロール2
4に至るまでの次アルミウエブW2に対する接触をより
確実に防止することができる。特に、残アルミウエブW
3の長さが短く、その先端がパスロール24よりも上流
側に位置しているような場合などでも、残アルミウエブ
W3の次アルミウエブW2への接触を防止できる。しか
も、いずれの実施形態においても、簡単な構成で、残ア
ルミウエブW3を確実に支持できる。
【0066】上記各実施形態において、本発明の接触阻
止手段(支持アーム50、エアー噴射装置72、吸着装
置112)の配置位置も、残アルミウエブW3をシャフ
ト16とパスロール24との間で確実に保持し、次アル
ミウエブW2との接触を防止できる位置であれば限定さ
れない。
【0067】
【実施例】以下に、本発明を実施例によってさらに詳細
に説明するが、本発明がこの実施例に限定されるもので
はないことはもちろんである。
【0068】以下の各実施例では、上記した各実施形態
のアルミウエブ接合装置を使用して、アルミウエブを接
合した。接合したアルミウエブは、幅780〜1460
mm、厚さ0.15〜0.40mmのものを使用した。
【0069】[実施例1]実施例1では、第1実施形態
のアルミウエブ接合装置10を使用した。支持装置36
(支持アーム50)の具体的構成は、以下の通りとし
た。
【0070】 ・支持アーム50の本数 2本 ・支持アーム50の配置 アルミウエブの搬送方向に沿って500mmの間 隔をあけて配置 ・支持アーム50の直径 φ40mm ・支持アーム50の長さ 1800mm ・支持アーム50とパスロール24との間隔 600mm ・支持アーム50とシャフト16との間隔 600mm 以上の条件により、アルミウエブ接合装置10を運転し
てアルミウエブの接合を行ったところ、残アルミウエブ
W3は次アルミウエブW2に接触することはなかった。
このため、サクションテーブル26の吸着面26A上で
の次アルミウエブW2の位置ズレは、手作業によるズレ
の量(約2mm)から増大することはなく、接合機20
内で十分な重なり部分を構成して、確実に接合すること
ができた。また、平版印刷版の製造ラインを停止する必
要も無かった。
【0071】さらに、残アルミウエブW3が次アルミウ
エブW2に接触することに起因する次アルミウエブW2
の損傷等も発生しなかった。
【0072】[実施例2]実施例2では、第2実施形態
のアルミウエブ接合装置70を使用した。エアー噴射装
置72の具体的構成は、以下の通りとした。
【0073】 ・ノズル管74の本数 1本 ・ノズル管74の配置 軸部14Aより200mmの位置に配置 ・吹付けノズル86の数 3個/本 ・吹付けノズル86の配置 接合機20のマシンセンターに対応する位置に1 個配置し、この幅方向両側にそれぞれ350mm の間隔をあけて1個ずつ配置 ・吹付けノズル86の口径 φ6mm〜φ8mm ・エアー供給ポンプ84のエアー圧力 200kPa ・ノズル1個当たりのエアー流速 2.0m/s ・吹付けノズル86が現アルミウエブW3と成す角θ2 0° 以上の条件により、アルミウエブ接合装置70を運転し
てアルミウエブの接合を行ったところ、残アルミウエブ
W3は次アルミウエブW2に接触することはなかった。
このため、サクションテーブル26の吸着面26A上で
の次アルミウエブW2の位置ズレは、手作業によるズレ
の量(約2mm)から増大することはなく、接合機20
内で十分な重なり部分を構成して、確実に接合すること
ができた。また、平版印刷版の製造ラインを停止する必
要も無かった。
【0074】さらに、残アルミウエブW3が次アルミウ
エブW2に接触することに起因する次アルミウエブW2
の損傷等も発生しなかった。
【0075】[実施例3]実施例3では、第3実施形態
のアルミウエブ接合装置110を使用した。吸着装置1
12の具体的構成は、以下の通りとした。
【0076】 ・吸着用アーム114の本数 1本 ・吸着用アーム114の配置 アルミウエブの搬送方向に沿って、軸部14A より500mm〜1000mmの範囲を移動す るように配置 ・吸着用ノズル116の数 3個/本 ・吸着用ノズル116の配置 接合機20のマシンセンターに対応する位置に 1個配置し、この幅方向両側にそれぞれ350 mmの間隔をあけて1個ずつ配置 ・吸着用ノズル116の口径 φ50mm ・吸着圧力 −7kPa なお、上記「吸着圧力」とは、大気圧との差をとったも
のであり、これが0気圧の場合は大気圧と等しい。ま
た、「−」記号は、大気圧よりも小さい圧力であること
を示している。
【0077】以上の条件により、アルミウエブ接合装置
110を運転してアルミウエブの接合を行ったところ、
残アルミウエブW3は次アルミウエブW2に接触するこ
とはなかった。このため、サクションテーブル26の吸
着面26A上での次アルミウエブW2の位置ズレは、手
作業によるズレの量(約2mm)から増大することはな
く、接合機20内で十分な重なり部分を構成して、確実
に接合することができた。また、平版印刷版の製造ライ
ンを停止する必要も無かった。
【0078】さらに、残アルミウエブW3が次アルミウ
エブW2に接触することに起因する次アルミウエブW2
の損傷等も発生しなかった。
【0079】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、切断後に
残った長尺物の残余部分の状態に関わりなく、接合前の
長尺物の接合機に対する位置ズレを一定範囲内に制限で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のアルミウエブ接合装置
を示す概略構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態のアルミウエブ接合装置
を示す概略構成図である。
【図3】本発明の第1実施形態のアルミウエブ接合装置
を示す概略構成図である。
【図4】本発明の第1実施形態のアルミウエブ接合装置
を示す概略構成図である。
【図5】本発明の第1実施形態のアルミウエブ接合装置
を構成する支持装置を示す正面図である。
【図6】本発明の第1実施形態のアルミウエブ接合装置
を構成する支持装置を示す正面図である。
【図7】本発明の第1実施形態のアルミウエブ接合装置
を構成する支持装置の別の例を示す正面図である。
【図8】本発明の第2実施形態のアルミウエブ接合装置
を示す概略構成図である。
【図9】本発明の第2実施形態のアルミウエブ接合装置
を構成する送出機及びエアー噴射装置を示す正面図であ
る。
【図10】本発明の第3実施形態のアルミウエブ接合装
置を示す概略構成図である。
【図11】本発明の第3実施形態のアルミウエブ接合装
置を構成する吸着装置を示す正面図である。
【図12】本発明の角実施形態のアルミウエブ接合装置
によって接合されたアルミウエブの接合部分を示す平面
図である。
【図13】従来のアルミウエブ接合装置を示す概略構成
図である。
【図14】従来のアルミウエブ接合装置を示す概略構成
図である。
【図15】従来のアルミウエブ接合装置によって接合さ
れたアルミウエブの接合部分を示す平面図である。
【符号の説明】
10 アルミウエブ接合装置(長尺物接合装置) 20 接合機 24 パスロール 26 サクションテーブル(保持装置) 50 支持アーム(支持部材、接触阻止手段) 72 エアー噴射装置 74 ノズル管 86 吹付けノズル 112 吸着装置 114 吸着用アーム 116 吸着用ノズル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の長尺物を順次送り出し可能な送出
    装置と、 前記送出装置によって送出され一定方向に搬送される複
    数の長尺物を接合する接合機と、 前記接合機よりも搬送方向上流側に設けられ、接合前の
    長尺物を所定位置に保持する保持装置と、 前記長尺物を前記保持装置へ案内するパスロールと、 前記送出装置と前記パスロールとの間に配置され、前記
    接合機による接合後に切断された長尺物の残余部分を保
    持し、前記保持装置から前記パスロールに至る部分に存
    在している長尺物への接触を阻止する接触阻止手段と、 を有することを特徴とする長尺物接合装置。
  2. 【請求項2】 前記接触阻止手段が、前記残余部分を下
    方から支持する支持部材、とされていることを特徴とす
    る請求項1に記載の長尺物接合装置。
  3. 【請求項3】 前記接触阻止手段が、前記残余部分を保
    持可能な少なくとも一の位置を含む複数の位置を移動可
    能とされていることを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の長尺物接合装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012144310A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Fujifilm Corp フィルム巻取装置及びこの装置を用いたフィルムの製造方法
JP2013129540A (ja) * 2013-04-01 2013-07-04 Fujifilm Corp フィルムの製造方法

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