JP2003200920A - コップ状耐熱紙容器及びその製造方法 - Google Patents

コップ状耐熱紙容器及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コップ状耐熱紙容器の高速製造ラインで、サ
イドシール部を接着剤を使用せずにヒートシールのみで
確実に接着でき、内容物が液体であっても液漏れが発生
することなく、オーブンや電子レンジで加熱することが
できるコップ状耐熱紙容器を得る。 【解決手段】 紙層の内側面にポリエステル系樹脂フィ
ルムを積層した胴部ブランクから形成された胴部と、紙
層の内側面にポリエステル系樹脂を積層した底部ブラン
クから形成された底部とからなり、胴部ブランクの縦方
向端縁のポリエステル系樹脂フィルム層を400℃〜6
00℃のホットエアで急速加熱して溶融させ、該溶融し
たポリエステル系樹脂フィルム層と他方の端縁外層とを
7〜10kgfの圧力で圧着して胴部のサイドシール部
を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーブンや電子レ
ンジ等で使用可能なコップ状耐熱容器及びその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境に優しい容器として紙材を主
体とする紙製容器が多方面に使用されており、コップ状
紙容器に調理済み食品又は半調理済み食品を充填してそ
のまま電子レンジ等で加熱するだけで食することができ
るような製品が普及してきている。その際、例えばグラ
タン等の場合、電子レンジで加熱するよりも、オーブン
で加熱することにより表面に焦げ目のつくようなものが
好まれ、オーブン内での直接的な加熱に耐え得る耐熱性
を有する安価な紙製容器が求められている。従来、この
ような容器として、本出願人らが提案した紙基材にポリ
エステル系樹脂、をラミネートした紙により胴部及び底
部が製造されたコップ状容器が知られている(実開平3
−17014号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】コップ状紙容器は、胴
部縦方向のサイドシールと底部円周方向のボトルシール
部の2箇所の貼合部があり、漏れを防ぐにはこれらの貼
合部か確実に貼合している必要がある。貼合は、ラミネ
ートフィルムのヒートシール性を利用するもので、貼合
部を加熱してラミネートフィルムを溶融させ、加圧する
ことにより接着しており、サイドシール部は、胴部ブラ
ンクの最外側層が紙層である場合、ラミネートフィルム
と紙層が接着し、ボトムシール部はラミネートフィルム
同士が接着する構造となっている。しかしながら、近年
生産ラインの高速化に伴い貼合部の加熱加圧時間が短時
間しか確保できないため、これらの貼合部がヒートシー
ルのみでは完全に接着しがたく、浸透液テストを実施す
ると液漏れを起こすようなものが発生し、内容物が液状
の場合には適用が困難である。
【0004】その原因は、耐熱紙コップの場合、より耐
熱性を持たせるために、耐熱性のあるポリエステル系樹
脂フィルムのうちでもホモポリマー又はコポリマーを使
用しなければならず、結晶化度が高いために接着性が悪
くなるためである。そのため、従来高速ラインに対応す
るためには、紙と樹脂が接着するサイドシール部の貼合
には、接着剤を使用しなければならなかった。また、樹
脂と樹脂が接着するボトムシール部はサイドシール部よ
りも接着性は良いが、サイドシール部とボトムシール部
が交差する個所に段差ができるため、十分なシールが難
しく、ボトムシール部内へ液が浸透してしまい耐久性に
問題があった。
【0005】そこで、本発明は、コップ状耐熱紙容器の
製造ラインが高速ラインであっても、サイドシール部を
接着剤を使用せずにヒートシールのみで確実に接着で
き、内容物が液体であっても液漏れが発生することな
く、オーブンや電子レンジで加熱することができる耐熱
性があり、また液体内容物にも適用できるコップ状耐熱
紙容器、及びその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決する本
発明のコップ状耐熱紙容器は、紙層の内側面にポリエス
テル系樹脂からなるポリエステル系樹脂フィルム層を積
層した胴部ブランクから形成された胴部と、紙層の内側
面にポリエステル系樹脂からなるポリエステル系樹脂フ
ィルム層を積層した底部ブランクから形成された底部と
からなり、胴部縦方向のサイドシール部と、胴部と底部
を周方向に貼合したボトムシール部を有するコップ状耐
熱紙容器であって、前記胴部のサイドシール部は、前記
胴部ブランクの縦方向端縁のポリエステル系樹脂フィル
ム層を400℃〜600℃のホットエアで急速加熱して
溶融させ、該溶融したポリエステル系樹脂フィルム層と
他方の端縁外層とを7〜10kgfの圧力で圧着して形
成されていることを特徴とするものである。なお、本明
細書でいうコップ状紙容器とは、形状がコップ状である
と否とを問わず、前記のようにサイドシール部とボトム
シール部を有する胴壁と底壁との2ピースを貼合して一
体に形成した紙製容器をいう。
【0007】また、上記問題点を解決する本発明の他の
コップ状耐熱紙容器は、紙層の内側面にポリエステル系
樹脂からなるポリエステル系樹脂フィルム層を積層した
胴部ブランクから形成された胴部と、紙層の内側面にポ
リエステル系樹脂からなるポリエステル系樹脂フィルム
層を積層した底部ブランクから形成された底部とからな
り、胴部縦方向のサイドシール部と、胴部と底部を周方
向に貼合したボトムシール部を有するコップ状耐熱紙容
器であって、前記胴部ブランクは、サイドシール部とな
る片方の端縁の両面に沿って非結晶ポリマーからなるポ
リエステル系樹脂フィルム層を積層して端面処理されて
なり、前記胴部のサイドシール部が、紙層、結晶性ポリ
マー層、非結晶性ポリマー層、紙層、結晶性ポリマー
層、非結晶性ポリマー層からなることを特徴とするもの
である。
【0008】前記サイドシール部を、微細な凹凸を有し
ている型面で押圧すると、接着面積を増大させてより強
固に圧着することができる。また、前記サイドシール部
とボトムシール部が交差する個所に、溶融樹脂を押し出
して段差を埋めて目止めすることによって、該箇所から
の漏れを確実に防止することができる。さらに、前記ボ
トムシールの上縁部全周にレーザービームを照射して前
記ポリエステル系樹脂フィルム層を再溶融させることに
より、ボトムシール部をより確実に目止めすることがで
きて望ましい。
【0009】前記コップ状耐熱紙容器を製造する本発明
のコップ状耐熱紙容器の製造方法は、紙層の内側面にポ
リエステル系樹脂からなるポリエステル系樹脂フィルム
層を積層した胴部ブランクから形成された胴部と、紙層
の内側面にポリエステル系樹脂からなるポリエステル系
樹脂フィルム層を積層した底部ブランクから形成された
底部とからなり、胴部縦方向のサイドシール部と、胴部
と底部を周方向に貼合したボトムシール部を有するコッ
プ状耐熱紙容器の製造方法であって、前記胴部ブランク
の縦方向端縁のポリエステル系樹脂フィルム層に400
℃〜600℃のホットエアを噴射して急速加熱して急速
溶融させ、該溶融したポリエステル系樹脂フィルム層と
他方の端縁外層とを7〜10kgfの圧力で圧着するこ
とにより貼着させて、前記胴部のサイドシール部を形成
することを特徴とする。
【0010】また、本発明の他のコップ状耐熱紙容器の
製造方法は、紙層の内側面にポリエステル系樹脂からな
るポリエステル系樹脂フィルム層を積層した胴部ブラン
クから形成された胴部と、紙層の内側面にポリエステル
系樹脂からなるポリエステル系樹脂フィルム層を積層し
た底部ブランクから形成された底部とからなり、胴部縦
方向のサイドシール部と、胴部と底部を周方向に貼合し
たボトムシール部を有するコップ状耐熱紙容器の製造方
法であって、前記胴部ブランクの片方の端縁の両面に沿
って非結晶ポリマーからなるポリエステル系樹脂フィル
ム層を積層して端面処理し、該端面処理された胴部ブラ
ンクの非結晶ポリマーからなるポリエステル系樹脂フィ
ルム層を加熱して溶融させ、金型に巻着付けて両端を圧
着して胴部を形成することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係
るコップ状耐熱紙容器の正面断面図である。本実施形態
のコップ状耐熱紙容器1は、グラタン等の調味済み食品
を収納して、オーブンで効果的に加熱できるように広口
浅底状に形成され、胴部2及び底部3とも、外側層が主
材となる紙層5、内側層が耐熱性があるポリエステル系
樹脂フイルム層6を有する積層紙からなる胴部ブランク
7及び底部ブランクで形成され、胴部縦方向にサイドシ
ール部9と、胴部と底部を周方向に貼合したボトムシー
ル部10を有している。前記ポリエステル系樹脂フィル
ム層としては、オーブン内で220℃以下で20分以内
の加熱条件に耐え得るように、それ以上の融点を有して
耐熱性のある、共重合ポリエチレンテレフタレート(C
O−PET)フィルムや単独重合ポリエチレンテレフタ
レート(HOMO−PET)フィルム、あるいはポリエ
チレンナフタレート(PEN)フィルムやPET−PE
N共重合フィルム等を採用する。
【0012】融点の高い上記ポリエステル系樹脂は、溶
融するのに時間がかかるため作業性が劣り、毎分80〜
120個以上のコップ状耐熱紙容器を生産する近年の高
速生産ラインでは、融点に達するまでの時間が十分に確
保できず、特に紙層とポリエステル系樹脂フィルム層が
接着するサイドシール部では接着不良を起し、ヒートシ
ールのみでは十分なシールが確保できず、接着剤を併用
せざるを得なった。その問題を、本実施形態では、図2
に模式的に示すように、コップ状耐熱紙容器の製造工程
の胴部貼合ステーションに胴部ブランク7のサイドシー
ル部となるポリエステル系樹脂フィルム層側縁部11全
体にわってホットエアをカーテン状に噴射するホットエ
ア噴射ノズル15を設け、該側縁部にポリエステル系樹
脂フィルム層の融点よりも100℃〜400℃高い温度
のホットエアを噴射することによって、ポリエステル系
樹脂フィルム層を急速加熱して一気に結晶化温度を通過
して融点までもっていき、溶融させることによって解決
することができた。
【0013】即ち、図2に示す装置において、底部ブラ
ンクから絞り加工された底部3が真空吸着により装着さ
れているマンドレル12と胴部成形器13との間に胴部
ブランク7を供給し、その状態で胴部ブランク7のポリ
エステル系樹脂フィルム層6のサイドシール部となる側
縁部11に、ホットエア噴射ノズル15から高温のホッ
トエアを照射して、側縁部を急速加熱して溶融させる。
ホットエアの温度は、熱接着層が共重合PET又は単独
重合PETである場合は、400〜600℃が望まし
い。そして、ホットエアで加熱する時間は、0.1〜
0.4秒、望ましくは0.2〜0.3秒の範囲であるこ
とが良い。このように、400〜600℃のホットエア
で当該個所を全高にわたって瞬間的に加熱することによ
って、ホットエアが400〜600℃の高温であって
も、紙層が発火温度に達することなく、安全に加熱で
き、融点の高い共重合PET又は単独重合PETを瞬時
に確実に溶融させることができる。
【0014】そして、胴部成形器13を閉じて胴部ブラ
ンク7をマンドレル12に巻付けることにより、胴部を
成形する。その際、図2において、巻付機の左側のフラ
ップ142が先に閉じるように時間差を持たせてフラッ
プ141、142を閉じると、ポリエステル系樹脂フィル
ム層の側縁部11が反対側側縁の紙層の上部に重なる状
態で胴部ブランク7がマンドレル12の表面に巻き付け
られる。同時に、圧着パッド17が下降してサイドシー
ル部を押圧することによって、サイドシール部を構成す
る紙層の表面に、溶融状態のポリエステル系樹脂フィル
ム層6が圧着され、サイドシール部が形成される。その
際の圧着パッドでの圧着力は、通常よりも強い7〜10
kgの範囲が望ましい。
【0015】以上のようにして、サイドシール部が形成
される。この状態では、図3に示すように、胴部に蓋は
溶着されているが、底部処理はまだなされていない。次
いで、胴部の端部をホットエアノズル20によりホット
エアを噴射して胴部底部の内周面及び底部の折り返し部
内周面を加熱する。該部の加熱条件も前記サイドシール
部形成時の同様であるのが好ましいが、この部分は胴部
内周面のポリエステル系樹脂フィルム層と蓋部の熱接着
層同士が接着するため、紙−ポリエステル系樹脂フィル
ム層の場合と比べて熱溶着し易いので、サイドシール部
の場合よりも低い温度でも良い。また、ホットエアに代
えてバーナーであぶってもよい。加熱後に、底部のスカ
ート部16から突出している胴部端部を内方折り込んだ
あと、回転する円形の圧着型を自転及び公転させなが移
動させることによって、胴部端部を底部壁内周面に圧着
してボトムシールを行う。次いで、開口部上端をカーリ
ング加工することによってコップ状耐熱紙容器が完成す
る。
【0016】以上のようにして得られたコップ状耐熱紙
容器は、特にサイドシール部7は、急速加熱で一気に融
点まで上昇させているので、高速ラインであっても確実
に接着することができ、従来のように接着剤を用いる必
要がなく、オーブンで加熱可能な耐熱性がある紙コップ
容器を得ることができる。また、アルミニウム泊等の金
属泊を積層してないので、電子レンジでの加熱も可能で
ある。
【0017】なお、上記実施形態では、圧着パット17
の圧着型面は平滑に形成されているが、該圧着型面を筋
状リブや点状凸起等の微細な突起を設けることによっ
て、該圧着パッドでサイドシール部を押圧時に、サイド
シーム面の圧着面積が増大し、より強固に圧着すること
ができる。
【0018】また、サイドシーム部とボトムシール部の
交差部18からの漏れをより確実に防ぐために、本実施
形態では、図1(b)に示すように、サイドシーム及び
ボトルシール加工後に交差部(図1のAで示す部分)に
向けて溶融樹脂を図示しないノズルから押し出して該部
を目止め21して、完全接着を図っている。それによ
り、液体内容物であっても漏れを完全に防ぐことができ
る。
【0019】さらに、清涼飲料・果実飲料やアルコール
飲料あるいはその他の液状物を充填する場合、胴部内周
面と底部内周面とが接触開始する全周のボトムシール開
始部22からボトルシール内部に液が浸透するのを完全
に防ぐために、この部分が完全に目止めされている必要
がある。しかしながら、この部分は胴部と底部の分かれ
目であるため、外側から回転型によって圧着する通常の
ボトムシール法では、接着が不充分になり易い。この問
題を解消するために、本発明では、図4に示すように、
ボトムシール開始部22にレーザービーム23を照射し
て該部を再加熱して、胴部のポリエステル系樹脂フィル
ム層と底部のポリエステル系樹脂フィルム層を溶融させ
ることにより、接合部を互いに一体化させて目止めして
いる。図の実施形態では、レーザービームがコップ状耐
熱紙容器のボトムシール開始部22全周に照射されるよ
うに、コップ状耐熱紙容器が載っているコップ状耐熱紙
容器載置台24を少なくとも1回転させているが、コッ
プ状耐熱紙容器載置台24は回転させずに、レーザー発
振器25を回転させてもよい。レーザービームで照射す
ることにより、ボトムシーム開始部22のみを正確に加
熱でき、他の胴部内側面または底部内側面を傷付けるこ
とがない。そして、ボトムシール開始部22は、ポリエ
ステル系樹脂フィルム層同士が面しているので、互いに
溶融することにより接着して一体化し、冷却した状態で
は完全に目止め状態となる。したがって、内容液がボト
ムシール部内に浸透することがなくなり、紙コップでの
長期保存性能を向上させることができる。
【0020】図5は、本発明の他の実施形態に係るコッ
プ状耐熱紙容器の胴部ブランクの端面処形態を示してい
る。上記実施形態では、耐熱性樹脂である共重合PET
や単独重合PET等の難ヒートシール性樹脂が紙層と高
速でヒートシールすることを可能にするために、該難ヒ
ートシール性樹脂をその融点よりも100℃〜400℃
高いホットエアで急速加熱することにより解決したが、
図5に示す実施形態では、上記方法に代えて、胴部ブラ
ンクのサイドシール部の内側となる側端縁を、上記耐熱
性樹脂に比べてヒートシール性の優れた易ヒートシール
性樹脂をラミネート又はコーティングすることによって
解決した。
【0021】図5(a)は、胴部ブランク7のサイドシ
ール部の内側となる側端縁の両面を非結晶性PETフイ
ルム30で覆うように端面処理を施してある。このよう
に、サイドシール部の内側となる側端縁の両面を非結晶
性PETフイルム30で覆うことによって、胴部のサイ
ドシール部は、易ヒートシール性である非結晶性PET
フイルムと難ヒートシール性である共重合PET又は単
独重合PETがヒートシールされることになり、共重合
PET又は単独重合PETと紙層との接着、又は共重合
PET又は単独重合PET同士の接着よりもヒートシー
ル性が向上するので、高速ラインでも従来と同様な方法
でヒートシールすることで、確実にサイドシールを行う
ことができる。そして、この方法は、サイドシール部お
よび/又はボトルシール部のみ易ヒーとシール性樹脂で
端面処理を行っているので、容器全体の耐熱性には特に
影響を与えない。
【0022】しかしながら、上記端面処理は、薄くて細
幅のテープ長さ方向に沿って半分に折りながら接着する
ため、作業性が悪い欠点がある。それに対して、図5
(b)に示すように、ブランクの端面に易ヒートシール
性の樹脂を直接押し出し成形することによって、簡単に
且つ確実に端面処理ができる。該方法は、本出願人が先
に提案したものであって、図6に示す装置によって行う
ことができる。
【0023】図6に示す装置による紙容器原紙の端面処
理方法は、紙基材にポリエステル系樹脂フィルム層がラ
ミネートされた原紙31の端縁部に、溶融した非結晶性
PETを直接押出し成形することによって、図5(b)
に示すように、原紙31の端面部に該端面部を完全に樹
脂で被覆した樹脂被覆部32を形成して、紙材が端縁か
ら露出しないように端面処理を行なう。樹脂被覆部32
は、原紙31の端縁に連なる両面を被覆する両面被覆部
33、33と、該両面被覆部33、33の先端に連続し
て端縁の先端に形成される樹脂溜り34とを有するよう
に形成することが望ましい。
【0024】図6おいて、40は溶融した合成樹脂を原
紙端面に押出し成形する紙容器原紙端面処理装置の要部
を示し、図示しない溶融樹脂押出しシリンダに連結され
た押出ダイ41に溶融樹脂塗布ノズル42を備えてい
る。該溶融樹脂塗布ノズル42は、溶融樹脂押出し流路
43、その先端に位置するノズル孔44、原紙31の端
面部が通過できる樹脂被覆用スリット部45から構成さ
れ、該樹脂被覆用スリット部45を通過する原紙の側縁
に、溶融樹脂を連続的に押出成形して原紙端縁を被覆す
る。溶融樹脂塗布ノズル42の先端部を横断して形成さ
れた樹脂被覆用スリット部45が、原紙端面に樹脂被覆
を形成する成形型の役割を果たし、その形状によって樹
脂被覆部の形状が相違してくる。
【0025】以上のように原紙端面に直接溶融樹脂を押
し出し成形して易ヒートシール性樹脂で端面処理を行な
えば、テープで端面処理を行う場合よりも容易に且つ確
実に行うことができる。また、テープの場合と相違し
て、側縁先端部に両面被覆部よりも厚い樹脂溜りを形成
することができるので、サイドシールの圧着時に樹脂溜
りの樹脂が接合部の段差を埋めより確実なサイドシール
ができる。また、特にボトムシール部でのサイドシール
部との重なり部では、その断面を図7に示すように、1
0層の重なりによってできる隙間が、樹脂被覆部33の
樹脂溜り34の樹脂によって埋められるので、隙間がで
きず完全なシールができる。
【0026】
【実施例】実施例 胴部ブランクおよび底部ブランクとも以下の構成で作製
した。 紙層 : 坪量250g/m2 樹脂層: 共重合PETフィルム30μm 上記胴部ブランクおよび底部ブランクによって、図2に
示す装置を有する紙コップ製造ラインにおいて、100
個/分の速度でコップ状耐熱紙容器を製造した。そのと
きのサイドシール部の加熱条件は、ホットエアの温度4
20℃、ホットエア照射時間0.2秒であり、圧着パッ
ドによるサイドシール部の押圧は、7Nに設定した。な
お、圧着パッドは、平滑な圧着型面を有するものを使用
した。以上のようにして製造したコップ状耐熱紙容器
に、調理済グラタンを充填し、オーブンで220℃、1
5分間加熱して、調理済グラタンの表面に焦げ目がつく
まで加熱した。その後、容器を観察したが、容器には焦
げ目や変形はなく、また漏れも発見されなかった。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明のコップ状耐熱紙
容器およびその製造方法によれば、コップ状耐熱紙容器
の高速製造ラインで、耐熱性樹脂と紙層との接着である
サイドシール部を接着剤を使用せずにヒートシールのみ
で確実に接着でき、調理済み食品等の加熱用容器として
適用でき、且つ液漏れが発生することなく液体内容物に
も適用できるコップ状耐熱紙容器を得ることができる。
また、本発明のコップ状耐熱紙容器は、容器内側面に結
晶化度の高いCO−PETフィルムやHOMO−PE、
PENフィルム等のポリエステル系樹脂をラミネートし
ているので、耐熱性にすぐれているばかりでなく、強靭
で防水性にすぐれ、さらにPENフィルムをラミネート
した場合は、特に優れた酸素バリヤ性、炭酸ガスバリア
性を有する。したがって、従来の紙コップでは適用する
ことができなかったアルコール飲料等への適用が可能と
なる。
【0028】また、サイドシール部を、微細な凹凸を有
している型面で押圧すれば、接着面積を増大させてより
強固に圧着することができる。さらに、前記サイドシー
ル部とボトムシール部が交差する個所に、溶融樹脂を押
し出して段差を埋めて目止めすることによって、該箇所
からの漏れを確実に防止することができる。さらにま
た、ボトムシールの上縁部全周にレーザービームを照射
して前記ポリエステル系樹脂フィルム層を再溶融させる
ことにより、ボトムシール部をより確実に目止めするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施形態に係るコップ状耐熱
紙容器の断面図であり、(b)はI−I矢視図であり、
サイドシール部とボトムシール部が交差する箇所の平面
断面図である。
【図2】本実施形態のコップ状耐熱紙容器の胴部貼合ス
テーションにおける胴部巻付け接着装置の模式図であ
る。
【図3】本実施形態に係るコップ状耐熱紙容器の底部仕
上げステーションにおける底部仕上げ加工を示す模式図
である。
【図4】本実施形態に係るコップ状耐熱紙容器のボトム
シールの上縁部全周へのレーザービーム照射加工状態を
示す模式図である。
【図5】(a)(b)はそれぞれ、胴部ブランクの端面
処理状態を示す胴部ブランクの端面拡大断面図である。
【図6】溶融樹脂により胴部ブランクの端面処理を行う
端面処理装置の概略図である。
【図7】図5(b)に示すように端面処理されたコップ
状耐熱紙容器の、図1(a)におけるII−II矢視図に相
当するボトムシール部における要部断面図である。
【符号の説明】
1 コップ状耐熱紙容器 2 胴部 3 底部 5 紙層 6 ポリエチレン系樹脂フィルム層 7 胴部ブ
ランク 8 底部ブランク 9 サイド
シール部 10 ボトムシール部 11 ポリエチレン系樹脂フィルム層の側縁部 12 マンドレル 13 胴部
成形器 15、20 ホットエア噴射ノズル 17 圧着
パッド 18 ボトムシール部とサイドシール部の交差部 21 目止め 20 ボト
ムシール開始部 23 レーザービーム 25 レー
ザー発信器 30 非結晶性PETフィルム 31 原紙 32 樹脂被覆部 40 原紙
端面処理装置 42 溶融樹脂塗布ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E075 AA02 AA07 BA33 BB02 CA01 DA32 DC06 DD17 DD32 DD42 DD43 FA06 GA04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙層の内側面にポリエステル系樹脂から
    なるポリエステル系樹脂フィルム層を積層した胴部ブラ
    ンクから形成された胴部と、紙層の内側面にポリエステ
    ル系樹脂からなるポリエステル系樹脂フィルム層を積層
    した底部ブランクから形成された底部とからなり、胴部
    縦方向のサイドシール部と、胴部と底部を周方向に貼合
    したボトムシール部を有するコップ状耐熱紙容器であっ
    て、前記胴部のサイドシール部は、前記胴部ブランクの
    縦方向端縁のポリエステル系樹脂フィルム層を400℃
    〜600℃のホットエアで急速加熱して溶融させ、該溶
    融したポリエステル系樹脂フィルム層と他方の端縁外層
    とを7〜10kgfの圧力で圧着して形成されているこ
    とを特徴とするコップ状耐熱紙容器。
  2. 【請求項2】 紙層の内側面にポリエステル系樹脂から
    なるポリエステル系樹脂フィルム層を積層した胴部ブラ
    ンクから形成された胴部と、紙層の内側面にポリエステ
    ル系樹脂からなるポリエステル系樹脂フィルム層を積層
    した底部ブランクから形成された底部とからなり、胴部
    縦方向のサイドシール部と、胴部と底部を周方向に貼合
    したボトムシール部を有するコップ状耐熱紙容器であっ
    て、前記胴部ブランクは、サイドシール部となる片方の
    端縁の両面に沿って非結晶ポリマーからなるポリエステ
    ル系樹脂フィルム層を積層して端面処理されてなり、前
    記胴部のサイドシール部が、紙層、結晶性ポリマー層、
    非結晶性ポリマー層、紙層、結晶性ポリマー層、非結晶
    性ポリマー層からなるなることを特徴とするコップ状耐
    熱紙容器。
  3. 【請求項3】 前記サイドシール部が、微細な凹凸を有
    している請求項1または2に記載のコップ状耐熱紙容
    器。
  4. 【請求項4】 前記サイドシール部とボトムシール部が
    交差する個所が、溶融樹脂を押し出して目止めされてい
    る請求項1、2又は3に記載のコップ状耐熱紙容器。
  5. 【請求項5】 前記ボトムシールの上縁部全周にレーザ
    ービームを照射して前記ポリエステル系樹脂フィルム層
    を再溶融させることにより、ボトムシール部が目止めさ
    れていることを特徴とする請求項1〜4何れかに記載の
    コップ状耐熱紙容器。
  6. 【請求項6】 紙層の内側面にポリエステル系樹脂から
    なるポリエステル系樹脂フィルム層を積層した胴部ブラ
    ンクから形成された胴部と、紙層の内側面にポリエステ
    ル系樹脂からなるポリエステル系樹脂フィルム層を積層
    した底部ブランクから形成された底部とからなり、胴部
    縦方向のサイドシール部と、胴部と底部を周方向に貼合
    したボトムシール部を有するコップ状耐熱紙容器の製造
    方法であって、前記胴部ブランクの縦方向端縁のポリエ
    ステル系樹脂フィルム層に400℃〜600℃のホット
    エアを噴射して急速加熱して急速溶融させ、該溶融した
    ポリエステル系樹脂フィルム層と他方の端縁外層とを7
    〜10kgfの圧力で圧着することにより貼着させて、
    前記胴部のサイドシール部を形成することを特徴とする
    コップ状耐熱紙容器の製造方法。
  7. 【請求項7】 紙層の内側面にポリエステル系樹脂から
    なるポリエステル系樹脂フィルム層を積層した胴部ブラ
    ンクから形成された胴部と、紙層の内側面にポリエステ
    ル系樹脂からなるポリエステル系樹脂フィルム層を積層
    した底部ブランクから形成された底部とからなり、胴部
    縦方向のサイドシール部と、胴部と底部を周方向に貼合
    したボトムシール部を有するコップ状耐熱紙容器の製造
    方法であって、前記胴部ブランクの片方の端縁の両面に
    沿って非結晶ポリマーからなるポリエステル系樹脂フィ
    ルム層を積層して端面処理し、該端面処理された胴部ブ
    ランクの非結晶ポリマーからなるポリエステル系樹脂フ
    ィルム層を加熱して溶融させ、金型に巻着付けて両端を
    圧着して胴部を形成することを特徴とするコップ状耐熱
    紙容器の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記サイドシール部を、型面が微細な凹
    凸を有している型で圧着することにより、前記サイドシ
    ール部に微細な凹凸を形成したことを特徴とする請求項
    6又は7に記載のコップ状耐熱紙容器の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記サイドシール部とボトムシール部が
    交差する個所に、ノズルから溶融樹脂を押し出して、前
    記交差する個所を目止めすることを特徴とする請求項
    6、7又は8に記載のコップ状耐熱紙容器。
  10. 【請求項10】 前記ボトムシールの上縁部全周に、レ
    ーザービームを照射して前記ポリエステル系樹脂フィル
    ム層を再加熱して溶融させることにより、ボトムシール
    部を目止めすることを特徴とする請求項6〜9何れかに
    記載のコップ状耐熱紙容器。
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