JP2003199546A - 皮剥き装置 - Google Patents

皮剥き装置

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JP2003199546A JP2002363516A JP2002363516A JP2003199546A JP 2003199546 A JP2003199546 A JP 2003199546A JP 2002363516 A JP2002363516 A JP 2002363516A JP 2002363516 A JP2002363516 A JP 2002363516A JP 2003199546 A JP2003199546 A JP 2003199546A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置周辺の作業環境を清潔に保ち、作業者の
安全を確保するようにする皮剥き装置を提供する。 【解決手段】 皮剥き装置1は、回転ディスク5より上
方を皮剥き処理部6とし、この皮剥き処理部6の側部に
被皮剥き材を取り出す取出口13を設けた皮剥き部本体
2を備える。皮剥き装置1は、皮剥き部本体2の取出口
13より下方の外周部を囲むように設けた水受板9を備
える。この水受板9は、取出口13の下方付近ではこの
取出口13からの被皮剥き材をガイドする案内板14の
外端部より外側へ突出している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、根野菜類や果物類
などの表皮を剥く皮剥き装置に関し、さらに詳しくは、
洗浄水や皮剥き後の表皮の飛散による床の濡れや汚れを
発生せず、常に清潔な皮剥き作業を可能にする皮剥き装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ジャガイモ、人参などの根野菜類
や果物類の表皮を剥く皮剥き装置として、円筒状皮剥き
部本体の底部に回転ディスクを設け、その回転ディスク
より上方を皮剥き処理部として内周面に周方向に波形の
凹凸を形成し、回転ディスク上に被皮剥き材を載せて洗
浄水を給水しながら回転させ、被皮剥き材を繰り返し皮
剥き処理部の波形の凹凸面に接触させて表皮を剥くよう
にしたものが知られている(特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】特開平5−84057号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の装
置によると、皮剥き処理後に被皮剥き材を皮剥き部本体
から取り出したり、また分離された表皮を水と共に排出
したりするとき、水が床に滴り落ちて濡らしたり、分離
後の表皮が床に散乱するなどするため、皮剥き装置の周
辺が滑りやすくなったり、汚れたりし、作業環境を著し
く悪化するという問題があった。
【0005】本発明の目的は、周辺の作業環境を清潔に
保ち、作業者の安全を確保するようにする皮剥き装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の皮剥き装
置は、回転ディスクより上方を皮剥き処理部とし、この
皮剥き処理部の側部に被皮剥き材を取り出す取出口を設
けた皮剥き部本体と、この皮剥き部本体の前記取出口よ
り下方の外周部を囲むように設けられた水受板とを備え
たものである。
【0007】請求項2記載の皮剥き装置は、請求項1記
載の皮剥き装置において、水受板は、取出口の下方付近
ではこの取出口から取り出される被皮剥き材をガイドす
る案内板の外端部より外側へ突出しているものである。
【0008】請求項3記載の皮剥き装置は、請求項2記
載の皮剥き装置において、案内板と水受板との間に回収
部の受入口が挿入可能となっているものである。
【0009】請求項4記載の皮剥き装置は、請求項1な
いし3のいずれか一記載の皮剥き装置において、水受板
は、全周縁が上方へ立ち上がるように折り曲げられてい
るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の皮剥き装置に適用する被
皮剥き材としては、表皮を有する根野菜類、果物類であ
り、例えば、ジャガイモ、里芋、さつま芋、人参、玉ね
ぎ、渋皮付栗等を挙げることができる。特に、球状に近
い根野菜類、果物類等の皮剥き処理に優れている。
【0011】図1(A),(B)は、本発明の実施形態
からなる皮剥き装置を例示したものである。
【0012】皮剥き装置1は、上下方向に立設する皮剥
き部本体2と、その側部下方に付設した水受槽3から構
成されている。
【0013】皮剥き部本体2は円筒容器4を有し、上部
に開口17を設けた蓋18が着脱自在に取り付け、その
開口17から被皮剥き材を投入するようになっている。
円筒容器4の底部には、水平状に回転する回転ディスク
5が底面からやや上方に設けられており、その回転ディ
スク5よりも上方を皮剥き処理部6とし、下方を皮受部
7としている。回転ディスク5は、円筒容器4の下部に
固定されたモータ8により駆動されるようになってい
る。
【0014】上方の皮剥き処理部6は、内周面15を回
転ディスク5の回転方向に沿って凹凸の波形を繰り返す
ように形成している。また、回転ディスク5の上面に回
転方向に沿って複数の段差を形成すると共に、ヤスリ状
粗面にしている。この波形の内周面15に対し、回転デ
ィスク5上の被皮剥き材が回転しながら接触することに
より方向転換を繰り返し、表皮を削り落とされるように
なっている。また、皮剥き処理部6の内周面15には洗
浄水を吐出する給水口11と、皮剥き処理後の被皮剥き
材を取り出す取出口13が設けられ、その取出口13に
は開閉扉12が設けられている。
【0015】上記取出口13の外側には、被皮剥き材を
取り出すときに、これら被皮剥き材をガイドするための
案内板14が側方へ突出するように固設されている。案
内板14は、底面と左右両側の側面とから断面コの字状
に形成され、その底面は被皮剥き材を取り出しやすいよ
うに、外端に向かうほど下方へ傾斜するように形成され
ている。
【0016】回転ディスク5の下側の皮受部7は底面に
排出口7aを設け、この排出口7aをダクト16を介し
て皮剥き部本体2の側部下方の水受層3に連通させてい
る。このように皮受部7を水受層3に連通させることに
より、皮剥き処理部6から皮受部7へ落下した表皮を水
と共に水受層3へ流出させるようにしている。
【0017】水受槽3は、上部側を開口した槽10を有
し、その槽10の底部近傍に、上記ダクト16の排出口
に対応するように受篭19を着脱自在に取り付け、さら
に受篭19の下方付近に排水口20を設けている。受篭
19は、4側面と底面とが表皮を通過させない程度の大
きさの網目をもつ箱型からなり、その上縁を槽10の内
壁面21に隙間を生じないように接触させて装着されて
いる。排水口20は、ホース等を介して排水溝(図示せ
ず)へ連結されるようになっている。
【0018】上記構成からなる皮剥き部本体2と水受槽
3には、皮剥き部本体2には取出口13より下方の外周
部を囲み、また水受槽3に対しては槽10の上部開口を
囲むようにした水受板9が、横側方へ突出するように取
り付けられている。また、水受板9は、取出口13の下
方付近では案内板14の外端部より外側へ突出し、かつ
全周縁が上方へ立ち上がるように折り曲げられると共
に、上面全体が水受槽3(槽10)の上部開口に向け緩
やかに傾斜していて、皮剥き部本体2から滴下した水等
が水受板9の上面に受け止められると、全て槽10に集
合するようになっている。
【0019】上述した本発明の皮剥き装置により皮剥き
処理を行うときは、次のようにして行う。
【0020】まず、回転ディスク5を回転させ、給水口
11から洗浄水を供給しながら、上部の開口17から皮
剥き処理部6の中に所定量の被皮剥き材を投入する。被
皮剥き材は回転ディスク5の回転に追従しながら内周面
15の波形凹凸面に衝突しながら方向転換を繰り返し、
ヤスリ状の粗面と接触して徐々に表皮が削られていく。
被皮剥き材から削られた表皮は、水とともに回転ディス
ク5と円筒容器4との隙間を通って皮受部7へ流下し、
さらに排出口7aからダクト16を経て水受槽3の槽1
0へ流される。槽10に流出した表皮と水との混合体
は、まず受篭19において表皮だけを捕捉された後、水
を排水口20から図示しない排水溝へ排出させる。
【0021】皮剥き処理が終了すると、皮剥き処理部6
の開閉扉12を開いて取出口13から内部の被皮剥き材
を取り出す。被皮剥き材は取出口13から案内板14に
ガイドされながら、予め案内板14の下側に受入口を挿
入した回収部(回収容器)に回収される。この回収作業
の際に、案内板14から水などが落下するが、これらの
水は下方の水受板9に受け止められ、この水受板9を経
由して水受槽3に回収される。
【0022】全量の被皮剥き材の取り出しが終了する
と、皮剥き装置1の清掃が行なわれる。皮剥き部本体2
では、蓋18および回転ディスク5が取り外されて洗浄
され、また内側の皮剥き処理部6や皮受部7の壁面も洗
浄される。この洗浄時に皮剥き部本体2から滴下した水
は全て水受板9に受け止められて水受槽3に集められ
る。また、皮剥き処理部6および皮受部7を洗浄すると
き、内部に残存していた表皮等が洗い出されるが、排出
口7aから水受槽3に流出して受篭19に回収される。
【0023】したがって、本発明の皮剥き装置によれ
ば、皮剥き処理部6から外側に滴下する水は全て水受板
9に捕捉されて水受槽3に集められ、また皮受部7に集
められた水と表皮との混合水は同じく水受槽3に集めら
れ、そのうち表皮は受篭19に回収されるため、床が洗
浄水によって濡れたり、或いは表皮で汚れたりすること
なく、常に清潔な状態に保つことができる。
【0024】図2および図3は、本発明の皮剥き装置の
更に好ましい実施形態を示す。
【0025】この実施形態では、皮剥き処理後に皮剥き
処理部6から取り出す被皮剥き材の回収部として、収納
容器を有する運搬車22を使用するようにしている。
【0026】運搬車22は収納容器23を設け、その収
納容器23の前端部に先端ほど上がり勾配の傾斜面をも
つ受入口24を設けている。運搬車22の受入口24
は、皮剥き装置1の取出口13から被皮剥き材を受け入
れるとき、その受入口24を、図2に示すように(図3
では鎖線で示すように)、皮剥き装置1側の案内板14
の下側に該案内板14と水受板9との間の隙間25に差
し込むようにする。
【0027】このように受入口24を案内板14と水受
板9との隙間25に差し込むことにより、案内板14か
ら滴下する水を受入口24に確実に受け止め、被皮剥き
材と共に運搬車22の収納容器23に回収することがで
きる。運搬車22は被皮剥き材を受け入れた後、そのま
ま次工程に移動させることができる。
【0028】また、案内板14と水受板9との間の隙間
には、次工程につながる受入口を直接挿入するようにし
てもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、洗浄水により床を濡ら
したり、或いは表皮で汚したりすることなく、常に清潔
な状態に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態からなる皮剥き装置であり、
(A)は縦断面図、(B)は平面図である。
【図2】本発明の皮剥き装置の他の実施形態を一部を破
断して示す側面図である。
【図3】図2の皮剥き装置の平面図である。
【符号の説明】
1 皮剥き装置 2 皮剥き部本体 5 回転ディスク 6 皮剥き処理部 9 水受板 13 取出口 14 案内板 22 回収部である運搬車 24 受入口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ディスクより上方を皮剥き処理部と
    し、この皮剥き処理部の側部に被皮剥き材を取り出す取
    出口を設けた皮剥き部本体と、 この皮剥き部本体の前記取出口より下方の外周部を囲む
    ように設けられた水受板とを備えたことを特徴とする皮
    剥き装置。
  2. 【請求項2】 水受板は、取出口の下方付近ではこの取
    出口から取り出される被皮剥き材をガイドする案内板の
    外端部より外側へ突出していることを特徴とする請求項
    1記載の皮剥き装置。
  3. 【請求項3】 案内板と水受板との間に回収部の受入口
    が挿入可能となっていることを特徴とする請求項2記載
    の皮剥き装置。
  4. 【請求項4】 水受板は、全周縁が上方へ立ち上がるよ
    うに折り曲げられていることを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれか一記載の皮剥き装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102058145A (zh) * 2010-11-02 2011-05-18 安徽华菱西厨装备股份有限公司 一种新型的土豆脱皮机
CN102058144A (zh) * 2010-11-02 2011-05-18 安徽华菱西厨装备股份有限公司 土豆脱皮机的出料口联动机构
CN107319589A (zh) * 2017-07-28 2017-11-07 张荟芬 一种多功能山芋处理加工装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102058145A (zh) * 2010-11-02 2011-05-18 安徽华菱西厨装备股份有限公司 一种新型的土豆脱皮机
CN102058144A (zh) * 2010-11-02 2011-05-18 安徽华菱西厨装备股份有限公司 土豆脱皮机的出料口联动机构
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