JP2003199088A - 監視システム - Google Patents

監視システム

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JP2003199088A
JP2003199088A JP2001392180A JP2001392180A JP2003199088A JP 2003199088 A JP2003199088 A JP 2003199088A JP 2001392180 A JP2001392180 A JP 2001392180A JP 2001392180 A JP2001392180 A JP 2001392180A JP 2003199088 A JP2003199088 A JP 2003199088A
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monitoring system
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JP2001392180A
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English (en)
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Minoru Funaki
実 船木
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Sekisui House Ltd
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Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視カメラが訪問客や侵入者を捕捉したと
きに、その監視カメラの映像が移動端末局側に送信さ
れ、タイムリー且つ確実にその映像をチェックすること
のできる監視システムを提供する。 【解決手段】 撮影装置(2)と、その撮影装置(2)で撮
影された映像情報(16)をインターネット(17)上に送信す
る映像送信手段(10)と、その映像情報(16)を前記インタ
ーネット(17)上から受信して移動端末局(21)へ送信する
映像転送手段(23)とからなる監視システムにおいて、訪
問客などを捕捉する検知手段(11)(12)(24)が訪問客など
を捕捉すると、映像転送手段(23)から移動端末局(21)に
前記映像情報(16)が送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、移動端末局を用
いて、外出先から住宅や店舗などの様子を監視するため
の監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、住宅や店舗の出入口などに設置し
た監視カメラが撮影する映像を、インターネットを介し
て、携帯電話などの移動端末局でチェックする監視シス
テムが実用化されている。このような監視システムで
は、監視カメラが撮影する映像を、略リアルタイムでチ
ェックできる他、インターネット上のホストコンピュー
タに映像を記憶させておき、後から過去の映像をチェッ
クすることも可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記監視シス
テムにおいては、映像をチェックする都度、移動端末局
を操作しなければならず、監視の作業が面倒であった。
また、頻繁に映像をチェックしなければ、監視カメラが
訪問客や侵入者を捉えていても、その事に気付けないで
いた。しかも、映像をチェックし終わってから次の映像
をチェックまでの間に侵入されると、空き巣狙いなどが
荒らし終わった後にその事実に気付くこととなり、防犯
の役割を十分に果たせなかった。
【0004】そこで、この発明は、上記不具合を解消
し、監視カメラが訪問客や侵入者を捕捉したときに、映
像が移動端末局側に送信され、タイムリー且つ確実にそ
の映像をチェックすることのできる監視システムを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明の監視システムは、住宅や店舗の出入口な
どに設置されて、所定場所の様子を撮影するための撮影
装置と、この撮影装置で撮影された映像情報をインター
ネット上に送信する映像送信手段を備えた住宅側端末
と、その映像情報を前記インターネット上から受信し
て、移動端末局へ送信する映像転送手段を備えたホスト
コンピュータとからなる監視システムであって、それら
住宅側端末側又はホストコンピュータ側には、訪問客や
侵入者などを捕捉する検知手段が備えられているととも
に、この検知手段が訪問客や侵入者などを捕捉すると、
映像転送手段から移動端末局に前記映像情報が送信され
ることを特徴とする。
【0006】具体的には、前記検知手段は、映像情報を
観察して人影が映ったことをする検知する人影検知手段
である。また、前記検知手段は、インターホンによる呼
出しがあったことを検知する呼出検知手段である。さら
に、前記検知手段は、ドアが開閉されたことを検知する
開閉検知手段である。
【0007】さらに、前記住宅側端末には、呼出検知手
段及び/又は開閉検知手段と、インターホンによる呼出
し及び/又はドアの開閉を検知したことを、検知情報と
してホストコンピュータ側に知らせる検知情報発信手段
とが備えられているとともに、ホストコンピュータに
は、住宅側端末側から発信された前記検知情報を受信す
る検知情報受信手段が備えられており、この検知情報受
信手段が検知情報を受信すると、映像転送手段から移動
端末局側に映像情報が送信される。
【0008】その上、前記ホストコンピュータには、移
動端末局側からの入力によって決定された撮影装置の操
作情報を、住宅側端末側に送信する操作情報発信手段が
備えられているとともに、住宅側端末には、受信した操
作情報に従って撮影装置を操作する撮影装置操作手段が
備えられている。
【0009】加えて、前記ホストコンピュータには、移
動端末局側から入力された音声情報を受信して住宅側端
末側へ送信し、住宅側端末側から送信された音声情報を
受信して移動端末局側へ送信する音声転送手段が備えら
れているとともに、住宅側端末には、ホストコンピュー
タ側から送信された音声情報を受信してインターホンか
ら出力させ、インターホンから入力された音声情報をホ
ストコンピュータ側へ送信する音声入出力手段が備えら
れている。
【0010】また、この発明の別の監視システムは、住
宅や店舗の出入口などに設置され、所定場所の様子を撮
影するための撮影装置と、その撮影装置で撮影された映
像情報を移動端末局へ送信する映像転送手段とからなる
監視システムであって、前記住宅や店舗から離れた場所
に設置された表示装置に前記映像情報を表示し、その映
像情報をオペレータが監視するとともに、オペレータが
訪問客や侵入者などを捕捉した場合に、その捕捉した旨
が入力装置に入力されることによって、映像転送手段か
ら移動端末局に前記映像情報が送信されることを特徴と
する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1及び2に示すように、
この発明の一実施形態に係る監視システムは、外出先か
ら住宅(1)などの様子を監視するための監視システムで
ある。この監視システムは、撮影装置としての監視カメ
ラ(2)、住宅側端末(3)及びホストコンピュータ(4)か
らなる。
【0012】監視カメラ(2)は、住宅(1)の出入口とし
ての玄関先に設置されており、この監視カメラ(2)によ
って、玄関を屋外側から見た様子や、門を敷地内から見
た様子が撮影される。この監視カメラ(2)は、訪問客や
侵入者などを映像で捉えるためのもので、主に留守中に
稼働させられる。
【0013】なお、監視カメラ(2)は、住宅(1)に限ら
ず、店舗やオフィス、公共施設などに設置しても良い。
また、出入口の他、庭や門などの屋外、或いは、屋内に
設置しても良い。
【0014】住宅側端末(3)は、住宅(1)に設置された
端末装置で、夫々回線(5)(6)(7)を介して監視カメラ
(2)、インターホン(8)及び玄関ドア(9)と接続されて
いる。この住宅側端末(3)は、監視カメラ(2)、インタ
ーホン(8)及び玄関ドア(9)から得られる情報を、ホス
トコンピュータ(4)側に送信したり、ホストコンピュー
タ(4)側から送信されてくる情報を受信して、監視カメ
ラ(2)やインターホン(8)に伝えるためのものである。
【0015】住宅側端末(3)は、映像送信手段(10)、呼
出検知手段(11)、開閉検知手段(12)、検知情報発信手段
(13)、撮影装置操作手段(14)、及び、音声入出力手段(1
5)からなる。
【0016】映像送信手段(10)は、監視カメラ(2)で撮
影された映像情報(16)をインターネット(17)上に送信す
るためのものである。監視カメラ(2)の稼働中は常に、
映像情報(16)が、その映像送信手段(10)によって略リア
ルタイムでインターネット(17)上に送信されている。
【0017】呼出検知手段(11)は、インターホン(8)に
よる呼出しを検知することによって、訪問客や侵入者な
どを捕捉するためのものである。インターホン(8)の呼
出ボタン(18)が押されると、押されたことが回線(7)を
通じて呼出検知手段(11)に伝わり、呼出しがあったこと
が検知される。
【0018】開閉検知手段(12)は、玄関ドア(9)が開閉
されたことを検知することによって、訪問客や侵入者な
どを捕捉するためのものである。玄関ドア(9)が開け閉
めされると、開け閉めされたことが回線(8)を通じて開
閉検知手段(12)に伝わり、玄関ドア(9)が開閉されたこ
とが検知される。
【0019】検知情報発信手段(13)は、呼出検知手段(1
1)がインターホン(8)による呼出しを検知したことや、
開閉検知手段(12)が玄関ドア(9)の開閉を検知したこと
を、検知情報(19)としてホストコンピュータ(4)側に知
らせるためのものである。
【0020】このように、呼出検知手段(11)、開閉検知
手段(12)及び検知情報発信手段(13)を備えているため、
訪問者がインターホン(8)で呼び出しをした場合や、侵
入者が玄関ドア(9)を勝手に開けた場合に、そのことを
ホストコンピュータ(4)側に知らせることができる。
【0021】撮影装置操作手段(14)は、受信した操作情
報(20)に従って、監視カメラ(2)を操作するためのもの
である。操作情報(20)とは、移動端末局としての携帯電
話(21)からの入力によって決定された監視カメラ(2)を
操作するための情報であって、後述するホストコンピュ
ータ(4)の操作情報発信手段(26)から住宅側端末(3)側
に送信されてくる。
【0022】なお、移動端末局は、携帯電話(21)に限定
されず、PHSやカーナビゲーションシステムであって
も良い。
【0023】これら撮影装置操作手段(13)及び操作情報
発信手段(26)によって、監視カメラ(2)を、移動端末局
(21)から遠隔操作することが可能である。例えば、玄関
の様子を撮影している監視カメラ(2)を、遠隔操作し
て、門の様子を撮影するように動かすことができる。ま
た、監視カメラ(2)が訪問客や侵入者を捉えたときに
は、それら訪問客や侵入者をクローズアップさせること
ができる。
【0024】このように、監視カメラ(2)が遠隔操作可
能とされているので、一台の監視カメラ(2)で、複数の
場所の様子を監視できるとともに、状況に合わせて臨機
応変に、撮影する場所を切り替えたり、映像をクローズ
アップしてより詳細に監視したりすることができる。
【0025】音声入出力手段(15)は、ホストコンピュー
タ(4)側から送信された音声情報(22)を受信してインタ
ーホン(8)から出力させるとともに、そのインターホン
(8)から入力された音声情報(22)をホストコンピュータ
(4)側へ送信するためのものである。ホストコンピュー
タ(4)側から送信された音声情報(22)とは、携帯電話(2
1)から入力された音声情報であって、後述するホストコ
ンピュータ(4)の音声転送手段(27)から住宅側端末(3)
側へ送信されてくる。
【0026】これら音声入出力手段(15)及び音声転送手
段(27)によって、携帯電話(21)とインターホン(8)で会
話することが可能である。したがって、留守中であって
も、呼出ボタン(18)を押した訪問者に対して、インター
ホン(8)越しに対応することができる。
【0027】ホストコンピュータ(4)は、複数の住宅側
端末(3)(3)…とインターネット(17)を介して接続され
ている。各住宅側端末(3)(3)…から送信される情報(1
6)(19)(22)は、ホストコンピュータ(4)に受信されて、
夫々の住宅側端末(3)(3)…の利用者が所有する携帯電
話(21)(21)…へ送信される。また、各携帯電話(21)(21)
…から送信される情報(20)(22)は、ホストコンピュータ
(4)に受信されて、夫々の携帯電話(21)(21)…の利用者
宅(1)(1)…に設置された住宅側端末(3)(3)…へ送信
される。
【0028】ホストコンピュータ(4)は、映像転送手段
(23)、人影検知手段(24)、検知情報受信手段(25)、操作
情報発信手段(26)、及び、音声転送手段(27)からなる。
【0029】映像転送手段(23)は、住宅側端末(3)から
送信された映像情報(16)を、インターネット(17)上から
受信して、携帯電話(21)側へ送信するためのものであ
る。
【0030】映像転送手段(23)で受信された映像情報(1
6)は、人影検知手段(24)が訪問客や侵入者などを検知し
た場合や、検知情報受信手段(25)が検知情報(19)を受信
した場合に、その映像転送手段(23)から携帯電話(21)に
送信される。
【0031】したがって、携帯電話(21)の利用者が、能
動的にその携帯電話(21)を操作して監視カメラ(2)の映
像をチェックする必要はなく、その監視カメラ(2)が訪
問者や侵入者を捕捉したとき、インターホン(8)の呼出
ボタン(18)が押されたとき、又は、玄関ドア(9)が開閉
されたときには、一方的に映像情報(16)が前記携帯電話
(21)へ送信されてくる。そのため、頻繁に携帯電話(21)
を操作する必要がなく、簡単且つ効率よく監視の作業を
行える。
【0032】また、監視カメラ(2)が訪問客や侵入者を
捕捉したときや、玄関ドア(9)が開閉されたときに、映
像をタイムリーにチェックすることができ、侵入者に住
宅(1)を荒らされた後で、そのことに気付くといったこ
とがない。
【0033】なお、映像転送手段(23)が受信した映像情
報(16)を、ホストコンピュータ(4)に備えられた図示し
ない記憶手段で、一定期間保存しておくことも考えられ
る。これにより、監視カメラ(2)の映像を即座にチェッ
クできない場合でも、後からその映像をチェックするこ
とができる。
【0034】人影検知手段(24)は、ホストコンピュータ
(4)が受信した映像情報(16)を観察し、人影が映ったこ
とを検知することによって、訪問客や侵入者などを捕捉
するためのものである。この人影検知手段(24)は、定期
的に映像情報(16)の一部を静止画像として抽出し、その
静止画像と直前に抽出した静止画像とを機械的に比較す
ることによって、人影が映ったときの映像の変化を捉え
ることができる。
【0035】なお、人影検知手段(24)は、住宅(1)側に
設けても良い。この場合、例えば、監視カメラ(2)に図
示しないセンサーをつけて、そのセンサーが人影を検知
すると、ホストコンピュータ(4)側に伝わるようにする
ことが考えられる。
【0036】検知情報受信手段(25)は、自宅側端末(3)
の検知情報発信手段(13)から発信された検知情報(19)を
受信するためのものである。この検知情報受信手段(25)
が検知情報(19)を受信すると、映像転送手段(23)によっ
て、映像情報(16)が携帯電話(21)へ送信される。
【0037】操作情報発信手段(26)は、監視カメラ(2)
の操作情報(20)を、住宅側端末(3)側に送信するための
ものである。この操作情報発信手段(26)には、予め監視
カメラ(2)を操作するための操作情報(20)(20)…が複数
種類登録されている。そして、操作情報発信手段(26)に
アクセスした携帯電話(21)からの入力によって、それら
操作情報(20)(20)…の中から、適宜必要な操作情報(20)
が決定される。
【0038】音声転送手段(27)は、携帯電話(21)側から
入力された音声情報(22)を受信して住宅側端末(3)側へ
送信するとともに、住宅側端末(3)側から送信された音
声情報(22)を受信して携帯電話(21)側へ送信するための
ものである。
【0039】上記構成において、映像情報(16)の流れ
を、図3に基づいて説明する。
【0040】監視カメラ(2)で撮影された映像情報(16)
は(A1)、映像送信手段(10)によって受信される(A2)。こ
の映像情報(16)は、映像送信手段(10)によって、インタ
ーネット(17)上に送信され(A3)、映像転送手段(23)によ
って、そのインターネット(17)上から受信される(A4)。
【0041】ホストコンピュータ(4)の映像転送手段(2
3)によって受信された映像情報(16)は、人影検知手段(2
4)によって観察される(A5)。人影検知手段(24)が人影を
検知した場合(A6)は、映像転送手段(23)によって、映像
情報(16)が携帯電話(21)側へ送信される(A7)。そして、
その映像情報(16)が、携帯電話(21)によって受信される
(A8)。
【0042】また、人影検知手段(24)が人影を検知しな
い場合であっても(A9)、検知情報受信手段(25)が、検知
情報(19)を受信した場合(A10)は、映像転送手段(23)に
よって、映像情報(16)が携帯電話(21)側へ送信される(A
7)。
【0043】次に、検知情報(19)の流れを、図4に基づ
いて説明する。
【0044】留守中などは、インターホン(8)による呼
出しについて、呼出検知手段(11)が検知作業をおこなっ
ている(B1)。この呼出検知手段(11)が、呼出しを検知し
た場合(B2)、検知情報発信手段(13)によって、検知情報
(19)がインターネット(17)上に発信される(B3)。また、
玄関ドア(9)の開閉について、開閉検知手段(12)が検知
作業をおこなっている(B4)。この開閉検知手段(12)が、
玄関ドア(9)の開閉を検知した場合(B5)、検知情報発信
手段(13)によって、検知情報(19)がインターネット(17)
上へ発信される(B5)。そして、インターネット(17)上の
検知情報(19)は、ホストコンピュータ(4)の検知情報受
信手段(25)によって受信される(B6)。
【0045】次に、操作情報(20)の流れを、図5に基づ
いて説明する。
【0046】利用者は、携帯電話(21)からホストコンピ
ュータ(4)の操作情報発信手段(24)にアクセスし(C1)、
その携帯電話(21)からの入力(C2)によって、操作情報(2
0)が決定される(C3)。決定された操作情報(20)は、操作
情報発信手段(24)によってインターネット(17)上へ発信
される(C4)。
【0047】インターネット(17)上の操作情報(20)は、
住宅側端末(3)の撮影装置操作手段(14)によって受信さ
れる(C5)。そして、この操作情報(20)に従って、撮影装
置操作手段(14)によって監視カメラ(2)が操作される(C
6)。
【0048】次に、音声情報(22)の流れを、図6及び7
に基づいて説明する。
【0049】携帯電話(21)側からインターホン(8)側へ
音声を送る場合、図6に示すように、利用者は、携帯電
話(21)からホストコンピュータ(4)の音声転送手段(27)
にアクセスし(D1)、その携帯電話(21)から音声情報(22)
が入力される(D2)。入力された音声情報(22)は、音声転
送手段(27)によって、インターネット(17)上に送信され
る(D3)。
【0050】インターネット(17)上の音声情報(22)は、
住宅側端末(3)の音声入出力手段(15)によって受信され
る(D4)。そして、この音声情報(22)は、音声入出力手段
(15)によって、インターホン(8)から出力される(D5)。
【0051】インターホン(8)側から携帯電話(21)側へ
音声を送る場合は、携帯電話(21)の利用者が、その携帯
電話(21)からホストコンピュータ(4)の音声転送手段(2
7)にアクセスしていなければならない。
【0052】図7に示すように、訪問者などがインター
ホン(8)に話しかけることにより、音声情報(22)が音声
入出力手段(15)に入力される(E1)。入力された音声情報
(22)は、音声入出力手段(15)によって、インターネット
(17)上に送信される(E2)。
【0053】インターネット(17)上の音声情報(22)は、
ホストコンピュータ(4)の音声転送手段(27)によって受
信され(E3)、音声転送手段(27)によって、携帯電話(21)
に送信される(E4)。そして、その音声情報(22)は、携帯
電話(21)によって受信され(E5)、その携帯電話(21)から
出力される(E6)。
【0054】なお、インターホン(8)の呼出ボタン(18)
が押され、検知情報受信手段(25)が検知情報(19)を受信
した際に、ホストコンピュータ(4)の音声転送手段(27)
が、携帯電話(21)にアクセスするようにしても良い。こ
のようにすることによって、インターホン(8)の呼出ボ
タン(18)が押された際に、そのインターホン(8)と携帯
電話(21)とが、自動的に会話可能状態となっているよう
にすることができる。
【0055】別の実施形態に係る監視システムは、図8
及び9に示すように、映像情報(16)の監視を、オペレー
タ(28)によって行うシステムである。なお、この別の実
施形態に係る監視システムにおいて、下記に説明するこ
と以外については、前述の実施形態に係る監視システム
と同様である。また、図8及び9において、前述の実施
形態に係る監視システムと同様の機能を有する手段及び
装置などについては、同符号を付してある。
【0056】ホストコンピュータ(4)は、映像検知手段
(24)を有していない。一方、このホストコンピュータ
(4)には、表示装置(29)と入力装置(30)とが、夫々回線
(31)(31)を介して接続されている。
【0057】表示装置(29)は、オペレータ(28)が監視す
る映像情報(16)を表示するためのものである。この表示
装置(29)には、ホストコンピュータ(4)が受信した映像
情報(16)が常時表示されており、その映像情報(16)が、
オペレータ(28)によって目視で監視されている。
【0058】入力装置(30)は、オペレータ(28)が訪問者
や侵入者などを捕捉したことを、ホストコンピュータ
(4)の映像転送手段(23)に伝えるためのものである。映
像情報(16)を監視しているオペレータ(28)が、その映像
情報(16)中の訪問者や侵入者などを捕捉すると、その捕
捉した旨が、そのオペレータ(28)によって入力装置(30)
に入力される。そして、この捕捉した旨が、入力装置(3
0)からホストコンピュータ(4)の映像転送手段(23)に伝
えられることによって、映像転送手段(23)から携帯電話
(21)に前記映像情報(16)が送信される。
【0059】なお、表示装置(29)及び入力装置(30)と、
ホストコンピュータ(4)とを、インターネット回線や無
線回線などを介して接続することにより、それら表示装
置(29)及び入力装置(30)を、そのホストコンピュータ
(4)から離れた場所に設置しても良い。これにより、オ
ペレータ(28)は、ホストコンピュータ(4)から離れた場
所で映像情報(16)を監視することができる。
【0060】このように、人影情報(16)をオペレータ(2
8)が目視で観察しているため、確実且つ臨機応変に映像
情報(16)を監視することができ、侵入者などを見逃す虞
がない。また、オペレータ(28)が侵入者を捕捉した場合
には、そのオペレータ(28)から、図示しない警備員へ連
絡が行き、連絡を受けた警備員が侵入を受けた住宅に急
行するようにしても良い。
【0061】なお、ホストコンピュータ(4)に図示しな
い人影検知手段(24)を設けるなどして、機械的にも人影
を検知できるようにしておき、その人影検知手段(24)な
どが人影を検知した場合のみ、表示手段(29)に映像情報
(16)が表示され、オペレータ(28)がその映像情報(16)を
確認することとしても良い。また、前記人影検知手段(2
4)が人影を検知した場合のみ、図示しない警報装置が警
報を発し、映像情報(16)を監視するオペレータ(28)に注
意を促したりしても良い。このようにすることで、オペ
レータ(28)の監視作業の負担を軽減させることができ
る。
【0062】この発明は、上記実施形態に限定されるも
のではなく、この発明の範囲内で上記実施形態に多くの
修正及び変更を加え得ることは勿論である。
【0063】例えば、撮影装置によって、所定場所の様
子を撮影すると同時に、その場所周辺の物音を集音し、
その物音が携帯電話へ送信されるようにしても良い。さ
らに、住宅側端末又はホストコンピュータに、物音を検
知する物音検知手段を備えて、物音を検知した際に、映
像情報が移動端末局へ送信されるようにしても良い。
【0064】
【発明の効果】この発明の監視システムは、検知手段が
訪問客や侵入者などを検知すると、映像転送手段から移
動端末局に、撮影装置で撮影した映像情報が送信され
る。したがって、移動端末局を頻繁に操作する必要がな
いにも拘わらず、撮影装置が訪問者などを捕捉したとき
には、その映像を受け取ることができ、監視の作業が簡
単且つ効率良く行える。また、撮影装置が訪問客などを
捕捉したときは、タイムリーに映像をチェックすること
ができ、侵入者に住宅などが荒らされた後で、そのこと
に気付くというようなことがない。
【0065】さらに、映像情報を観察して人影が映った
ことをする検知する人影検知手段、を備えているので、
より確実に訪問者などを監視できる。さらに、インター
ホンによる呼出しがあったことを検知する呼出検知手段
や、ドアが開閉されたことを検知する開閉検知手段を備
えているため、訪問者がインターホンで呼び出しをした
場合や、侵入者が玄関ドアを勝手に開けた場合にも、タ
イムリーに映像を受け取ることができる。
【0066】その上、移動端末局側からの入力によって
指示された撮影装置の操作情報に従って撮影装置を操作
することができるため、撮影装置の遠隔操作が可能であ
る。そのため、状況に合わせて臨機応変に、撮影する場
所を切り替えたり、映像をクローズアップしてより詳細
に監視したりすることができる。
【0067】加えて、移動端末局側から入力された音声
情報をインターホンから出力させることにより、移動端
末局からインターホン越しに、訪問客に対応することが
できる。
【0068】また、別の監視システムは、オペレータが
映像情報を監視し、そのオペレータが訪問者や侵害者な
どを捕捉した場合に、前記映像情報が移動端末局に送信
されるため、機械的な検知手段によって人影を検知する
場合に比べて、より確実且つ臨機応変に監視することが
可能で、侵入者などを見逃す虞が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る監視システムを示す
システム構成図である。
【図2】同じく、そのブロック図である。
【図3】映像情報の流れを説明するフローチャートであ
る。
【図4】検知情報の流れを説明するフローチャートであ
る。
【図5】操作情報の流れを説明するフローチャートであ
る。
【図6】音声情報の流れを説明するフローチャートであ
る。
【図7】音声情報の流れを説明するフローチャートであ
る。
【図8】別の実施形態に係る監視システムを示すシステ
ム構成図である。
【図9】同じく、そのブロック図である。
【符号の説明】
(1) 住宅 (2) 撮影装置 (3) 住宅側端末 (4) ホストコンピュータ (8) インターホン (9) ドア (10) 映像送信手段 (11) 呼出検知手段 (12) 開閉検知手段 (13) 検知情報発信手段 (14) 撮影装置操作手段 (16) 映像情報 (17) インターネット (19) 検知情報 (20) 操作情報 (21) 移動端末局 (22) 音声情報 (23) 映像転送手段 (24) 人影検知手段 (25) 検知情報受信手段 (26) 操作情報発信手段 (27) 音声転送手段 (28) オペレータ (29) 表示装置 (30) 入力装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住宅や店舗の出入口などに設置されて、
    所定場所の様子を撮影するための撮影装置と、この撮影
    装置で撮影された映像情報をインターネット上に送信す
    る映像送信手段を備えた住宅側端末と、その映像情報を
    前記インターネット上から受信して、移動端末局へ送信
    する映像転送手段を備えたホストコンピュータとからな
    る監視システムであって、それら住宅側端末側又はホス
    トコンピュータ側には、訪問客や侵入者などを捕捉する
    検知手段が備えられているとともに、この検知手段が訪
    問客や侵入者などを捕捉すると、映像転送手段から移動
    端末局に前記映像情報が送信されることを特徴とする監
    視システム。
  2. 【請求項2】 前記検知手段は、映像情報を観察して人
    影が映ったことをする検知する人影検知手段である請求
    項1記載の監視システム。
  3. 【請求項3】 前記検知手段は、インターホンによる呼
    出しがあったことを検知する呼出検知手段である請求項
    1又は2記載の監視システム。
  4. 【請求項4】 前記検知手段は、ドアが開閉されたこと
    を検知する開閉検知手段である請求項1乃至3のいずれ
    かに記載の監視システム。
  5. 【請求項5】 前記住宅側端末には、呼出検知手段及び
    /又は開閉検知手段と、インターホンによる呼出し及び
    /又はドアの開閉を検知したことを、検知情報としてホ
    ストコンピュータ側に知らせる検知情報発信手段とが備
    えられているとともに、ホストコンピュータには、住宅
    側端末側から発信された前記検知情報を受信する検知情
    報受信手段が備えられており、この検知情報受信手段が
    検知情報を受信すると、映像転送手段から移動端末局側
    に映像情報が送信される請求項3又は4に記載の監視シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記ホストコンピュータには、移動端末
    局側からの入力によって決定された撮影装置の操作情報
    を、住宅側端末側に送信する操作情報発信手段が備えら
    れているとともに、住宅側端末には、受信した操作情報
    に従って撮影装置を操作する撮影装置操作手段が備えら
    れている請求項1乃至5のいずれかに記載の監視システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記ホストコンピュータには、移動端末
    局側から入力された音声情報を受信して住宅側端末側へ
    送信し、住宅側端末側から送信された音声情報を受信し
    て移動端末局側へ送信する音声転送手段が備えられてい
    るとともに、住宅側端末には、ホストコンピュータ側か
    ら送信された音声情報を受信してインターホンから出力
    させ、インターホンから入力された音声情報をホストコ
    ンピュータ側へ送信する音声入出力手段が備えられてい
    る請求項1乃至6のいずれかに記載の監視システム。
  8. 【請求項8】 住宅や店舗の出入口などに設置され、所
    定場所の様子を撮影するための撮影装置と、その撮影装
    置で撮影された映像情報を移動端末局へ送信する映像転
    送手段とからなる監視システムであって、前記住宅や店
    舗から離れた場所に設置された表示装置に前記映像情報
    を表示し、その映像情報をオペレータが監視するととも
    に、オペレータが訪問客や侵入者などを捕捉した場合
    に、その捕捉した旨が入力装置に入力されることによっ
    て、映像転送手段から移動端末局に前記映像情報が送信
    されることを特徴とする監視システム。
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