JP2003196537A - 通信回線を介して配信されるコンテンツの広告効果測定システム、広告効果測定サーバ、広告効果測定プログラム - Google Patents

通信回線を介して配信されるコンテンツの広告効果測定システム、広告効果測定サーバ、広告効果測定プログラム

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JP2003196537A
JP2003196537A JP2001396684A JP2001396684A JP2003196537A JP 2003196537 A JP2003196537 A JP 2003196537A JP 2001396684 A JP2001396684 A JP 2001396684A JP 2001396684 A JP2001396684 A JP 2001396684A JP 2003196537 A JP2003196537 A JP 2003196537A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 通信回線を介して利用者に配信されるメール
マガジン等のコンテンツの広告効果を客観的かつ一元的
に測定する広告効果測定システムを提供する。 【解決手段】 メールマガジン中の広告に、広告効果を
測定するために用いる情報として、広告効果を測定する
広告効果測定サーバ100のURLに、広告する対象の
ウェブサイトのURLと、メールマガジンの種類を一意
に識別する識別コードと、メールマガジンの配信を受け
る利用者を一意に識別する利用者コードとをパラメータ
として含めたリンクを設定する。広告効果測定サーバ
が、利用者のユーザ端末300から広告に設定されたリ
ンクによるアクセスを受け付け、送信されるリンクにパ
ラメータとして含まれる情報に基づいて、各コンテンツ
の種類毎の、各広告が広告する対象のウェブサイト毎
の、各利用者毎にアクセス回数を集計することにより、
広告効果を測定することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を介して
配信されるメールマガジン等の広告媒体(コンテンツ)
における広告効果の測定システムに関し、特に、どのよ
うな広告媒体のどのような広告に、どのような利用者が
アクセスしたのかを一元的に集計する広告効果測定シス
テムとその広告効果測定サーバ及び広告効果測定プログ
ラムに関する。
【0002】
【従来の技術】メールマガジン等のコンテンツの配信に
おいては、広告をコンテンツ中に含めて配信する形態が
広く実施されている。この場合、広告をコンテンツ中に
含めることにより、コンテンツ配信の事業を広告料金に
より運営することができる。
【0003】また広告は、その広告の分野に関連するコ
ンテンツに掲載することにより、高い広告効果を実現す
ることができる。例えば、旅行関連のメールマガジンに
おいては、観光地やホテル等の広告を掲載し、コンピュ
ータ関連のメールマガジンにおいては、パソコンやパソ
コンショップ等の広告を掲載する等が考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来では、メー
ルマガジン等の広告において、どのようなメールマガジ
ンの、どのような広告に、どのような利用者がアクセス
したのかを測定するシステムがなかった。このため、個
々のメールマガジンにおける広告効果を客観的に明らか
にすることができなかった。
【0005】本発明の目的は、上記従来技術の欠点を解
決し、通信回線を介して利用者に配信されるメールマガ
ジン等のコンテンツにおいて、どのようなコンテンツ
の、どのような広告に、どのような利用者がアクセスし
たのかを一元的に集計することにより、各コンテンツの
広告効果を客観的に測定する広告効果測定システムとそ
の広告効果測定サーバ、広告効果測定プログラムを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の広告効果測定システムは、通信回線を介して配
信されるコンテンツに掲載される広告による広告効果を
測定する広告効果測定システムにおいて、前記コンテン
ツ中の広告へのリンク情報に、前記広告効果を測定する
ために用いる前記コンテンツ及びコンテンツの配信を受
ける利用者を特定する指定情報を含む広告効果測定サー
バへのリンクを設定した上で、前記コンテンツを配信
し、前記広告効果測定サーバが、前記利用者から前記広
告に設定された前記リンクによるアクセスを受け付け、
前記アクセスにより送信される前記リンクに含まれる前
記指定情報に基づいて、前記利用者によるアクセス回数
を集計することにより、前記広告効果を測定することを
特徴とする。
【0007】請求項2の本発明の広告効果測定システム
は、前記広告に設定された前記リンクに含まれる前記指
定情報が、前記広告が広告する対象のウェブサイトのア
ドレスを含み、前記広告効果測定サーバが、前記広告に
設定された前記リンクによりアクセスする前記ユーザ端
末を、前記指定情報に示される前記広告が広告する対象
の前記ウェブサイトに接続することを特徴とする。
【0008】請求項3の本発明の広告効果測定システム
は、前記広告に設定された前記リンクに含まれる前記指
定情報が、前記コンテンツの種類を一意に識別する識別
コードを含み、前記広告効果測定サーバが、前記広告に
設定された前記リンクによるアクセスにより送信される
前記指定情報に基づいて、各コンテンツの種類毎の、各
前記広告が広告する対象のウェブサイト毎のアクセス回
数を集計することを特徴とする。
【0009】請求項4の本発明の広告効果測定システム
は、前記広告に設定された前記リンクに含まれる前記指
定情報が、前記コンテンツの配信を受ける利用者を一意
に識別する利用者コードを含み、前記広告効果測定サー
バが、前記広告に設定された前記リンクによるアクセス
により送信される前記指定情報に基づいて、各コンテン
ツの種類毎の、各前記広告が広告する対象のウェブサイ
ト毎の、各前記利用者毎にアクセス回数を集計すること
を特徴とする。
【0010】請求項5の本発明の広告効果測定システム
は、前記広告効果測定サーバが、各前記利用者のプロフ
ィールを参照することにより、前記広告に設定された前
記リンクによるアクセスにより送信される前記指定情報
に基づいて、各コンテンツの種類毎の、各前記広告が広
告する対象のウェブサイト毎に、当該広告に設定された
前記リンクにアクセスする前記利用者を前記プロフィー
ル別に集計することを特徴とする。
【0011】請求項6の本発明の広告効果測定システム
は、前記広告効果測定サーバが、各前記広告を、当該広
告の種類において定められた以上の広告効果を示す前記
コンテンツを選択して掲載することを特徴とする。
【0012】請求項7の本発明の広告効果測定システム
は、前記コンテンツが、メールマガジンであることを特
徴とする。
【0013】請求項8の本発明の広告効果測定システム
は、メールマガジンである前記コンテンツ中の前記広告
に設定する前記リンクが、前記広告効果測定サーバのU
RLに、前記広告が広告する対象のウェブサイトのUR
Lと、前記メールマガジンの種類を一意に識別する識別
コードと、前記メールマガジンの配信を受ける利用者を
一意に識別する利用者コードとをパラメータとして含め
たリンクであることを特徴とする。
【0014】請求項9の本発明の広告効果測定サーバ
は、通信回線を介して配信されるコンテンツに掲載され
る広告による広告効果を測定する広告効果測定サーバに
おいて利用者のユーザ端末からの、前記コンテンツ中の
前記広告に設定されたリンクによるアクセスを受け付け
る手段と、前記アクセスにより送信される、前記リンク
に含まれる前記広告効果を測定するために用いる前記コ
ンテンツ及びコンテンツの配信を受ける利用者を特定す
る指定情報を参照する手段と、前記指定情報に基づい
て、前記ユーザ端末からのアクセス回数を集計する手段
を備えることを特徴とする。
【0015】請求項10の本発明の広告効果測定サーバ
は、前記広告に設定された前記リンクに含まれる前記指
定情報が、前記広告が広告する対象のウェブサイトのア
ドレスを含み、前記広告に設定された前記リンクにより
アクセスする前記ユーザ端末を、前記指定情報に示され
る前記広告が広告する対象の前記ウェブサイトに接続す
る手段を備えることを特徴とする。
【0016】請求項11の本発明の広告効果測定サーバ
は、前記広告に設定された前記リンクに含まれる前記指
定情報が、前記コンテンツの種類を一意に識別する識別
コードを含み、前記広告に設定された前記リンクによる
アクセスにより送信される前記指定情報に基づいて、各
コンテンツの種類毎の、各前記広告が広告する対象のウ
ェブサイト毎のアクセス回数を集計することを特徴とす
る。
【0017】請求項12の本発明の広告効果測定サーバ
は、前記広告に設定された前記リンクに含まれる前記指
定情報が、前記コンテンツの配信を受ける利用者を一意
に識別する利用者コードを含み、前記広告に設定された
前記リンクによるアクセスにより送信される前記指定情
報に基づいて、各コンテンツの種類毎の、各前記広告が
広告する対象のウェブサイト毎の、各前記利用者毎にア
クセス回数を集計することを特徴とする。
【0018】請求項13の本発明の広告効果測定サーバ
は、各前記利用者のプロフィールを参照する手段を備
え、前記広告に設定された前記リンクによるアクセスに
より送信される前記指定情報に基づいて、各コンテンツ
の種類毎の、各前記広告が広告する対象のウェブサイト
毎に、当該広告に設定された前記リンクにアクセスする
前記利用者を前記プロフィール別に集計することを特徴
とする。
【0019】請求項14の本発明の広告効果測定サーバ
は、前記コンテンツが、メールマガジンであることを特
徴とする。
【0020】請求項15の本発明の広告効果測定プログ
ラムは、コンピュータを制御することにより、通信回線
を介して配信されるコンテンツに掲載される広告による
広告効果を測定する広告効果測定プログラムにおいて、
利用者のユーザ端末からの、前記コンテンツ中の前記広
告に設定されたリンクによるアクセスを受け付ける機能
と、前記アクセスにより送信される、前記リンクに含ま
れる前記広告効果を測定するために用いる前記コンテン
ツ及びコンテンツの配信を受ける利用者を特定する指定
情報を参照する機能と、前記指定情報に基づいて、前記
ユーザ端末からのアクセス回数を集計する機能を備える
ことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図1は、本発明の第1の実施の形態による
広告効果測定システムの構成を示すブロック図である。
本実施の形態では、広告効果を測定する利用者に配信す
るコンテンツをメールマガジンとする場合を例に、本発
明を説明する。
【0023】図1を参照すると、本実施の形態の広告効
果測定システムは、インターネット等のネットワーク5
00(通信回線)を介して、広告効果を測定する広告効
果測定サーバ100と、メールマガジンを配信するメー
ルマガジン配信サーバ200と、メールマガジンの配信
を受ける利用者のユーザ端末300と、メールマガジン
中の広告の広告提供者のウェブサーバ400とが接続し
ている。
【0024】また、広告効果測定サーバ100には、メ
ールマガジン中の広告の情報を管理する広告管理装置1
10と、各メールマガジンの情報を管理するメールマガ
ジン管理装置120と、各利用者の情報を管理する利用
者管理装置130とが接続されている。
【0025】また、広告管理装置110には、各広告の
情報を記録した広告データベース111が接続され、メ
ールマガジン管理装置120には、各メールの情報を記
録したメールマガジンデータベース121が接続され、
利用者管理装置130には各利用者の情報を記録した利
用者データベース131が接続されている。広告効果測
定サーバ100への、広告管理装置110、メールマガ
ジン管理装置120、利用者管理装置130の接続方法
は、LANやその他のネットワークを介して接続する方
法等が可能である。
【0026】また、広告管理装置110は、プログラム
制御されるCPU等で実現され、その広告管理装置11
0及び、広告管理装置110、メールマガジン管理装置
120、利用者管理装置130の動作を制御する制御部
140を備えている。
【0027】ここで、本実施の形態の広告効果測定シス
テムの動作を説明する。図2は、本実施の形態による広
告効果測定の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【0028】図3は、本実施の形態のメールマガジン配
信サーバ200がユーザ端末300に配信するメールマ
ガジン600の一例を示す図である。
【0029】図3に示されるように、本実施の形態のメ
ールマガジン配信サーバ200は、メールマガジン60
0中の広告610において、広告効果測定サーバ100
のURL611に、この広告610が広告する対象であ
る広告提供者のウェブサーバ400のURL612と、
このメールマガジン600の種類を一意に識別するメー
ルマガジン識別コード613と、このメールマガジン6
00の配信を受ける各利用者を一意に識別する利用者コ
ード614とをパラメータとして含めたリンクを設定し
た上で、メールマガジン600を各ユーザ端末300に
配信する(ステップ1001、1002)。
【0030】そして、ユーザ端末300がこのメールマ
ガジン600を受信してこれを表示する(ステップ10
03)。そして、メールマガジン600中に示される広
告620のURLにアクセスする(ステップ1004、
1005)。
【0031】この広告620のURLへのアクセス方法
は、ユーザ端末300において用いられるメールソフト
がHTML形式の電子メールに対応する場合には、図3
に示される広告610の部分がURL自体は表示されず
に、広告620の「新型パソコン」と表示される部分を
クリックすることにより、そのリンクに設定されている
広告効果測定サーバ100のURL611に接続するこ
とができる。
【0032】また、ユーザ端末300において用いられ
るメールソフトによっては、のUメールマガジン600
中のURLの部分に下線が表示され、そのURLの個所
をクリックすることで、同様にしてそのURLに接続す
ることができる。また、これ以外の場合においても、メ
ールマガジン600中の広告620のURLをコピーし
てウェブブラウザに貼り付けることにより、その広告の
URLにアクセスすることができる。
【0033】こうして、ユーザ端末300は、メールマ
ガジン600中の広告620にリンクが設定された、広
告効果測定サーバ100にアクセスし、かつそのリンク
にパラメータとして含められた広告提供者のウェブサー
バURL 612、メールマガジン識別コード613、
利用者識別コード614の各引数のデータを、アクセス
と同時に広告効果測定サーバ100に送る。
【0034】そして、広告効果測定サーバ100は、ユ
ーザ端末300から広告620に設定されたリンクによ
るアクセスを受け付けて、そのリンクに含まれる広告提
供者のウェブサーバURL 612、メールマガジン識
別コード613、利用者識別コード614の各データを
参照する(ステップ1006)。
【0035】そして、そのユーザ端末300からのアク
セス回数を、メールマガジン600毎に、かつ広告提供
者のウェブサーバ400毎に、かつ利用者毎に集計する
ことにより、広告効果の測定を行なう(ステップ100
7)。
【0036】これにより、本実施の形態の広告効果測定
システムは、どのようなメールマガジン600の、どの
ようなジャンルの広告620に、どのような利用者がア
クセスしたのかを、それぞれ、広告620に設定された
リンクに含まれるメールマガジン識別コード613、広
告提供者のウェブサーバURL 612、利用者識別コ
ード614の各データを参照することで、一元的に集計
することができ、各メールマガジン600における広告
620の効果をそのアクセス回数を用いて測定すること
ができる。
【0037】そして、広告効果測定サーバ100は、そ
のユーザ端末300に、広告提供者のウェブサーバUR
L 612に示される広告提供者のウェブサーバ400
の内容を参照させる(ステップ1008)。
【0038】この広告提供者のウェブサーバ400の内
容を参照させる方法としては、ユーザ端末300を広告
提供者のウェブサーバ400にリダイレクションさせる
方法や、広告効果測定サーバ100がプロキシ(Prox
y)となり、広告提供者のウェブサーバ400の内容を
表示する方法等が可能である。
【0039】こうして、利用者のユーザ端末300に
は、ステップ1004での広告620のクリックに応じ
て、広告提供者のウェブサーバ400のウェブページが
表示される(ステップ1009、1010)。
【0040】ここで図4〜図6に、広告データベース1
11、メールマガジンデータベース121、利用者デー
タベース131の、それぞれに記録されるデータの一例
を示す。
【0041】図4は、本実施の形態の広告データベース
111に記録されるデータの一例を示す図である。図4
の例においては、図3のメールマガジン600の広告6
20に設定されたリンクの、広告提供者のウェブサーバ
URL 612が「www.shop.***」である広告提供者の
ウェブサーバ400のジャンル111−2が、パソコン
販売であることが示されている。
【0042】図5は、本実施の形態のメールマガジンデ
ータベース121に記録されるデータの一例を示す図で
ある。図5の例においては、図3のメールマガジン60
0の広告620に設定されたリンクの、メールマガジン
識別コード613が「123」であるメールマガジン6
00のジャンル121−2が、コンピュータであること
が示されている。
【0043】図6は、本実施の形態の利用者データベー
ス131に記録されるデータの一例を示す図である。図
6の例においては、図3のメールマガジン600の広告
620に設定されたリンクの、利用者識別コード614
が「456」である利用者の各種のプロフィール131
−2、131−3、131−4が示されている。
【0044】広告効果測定サーバ100、この利用者デ
ータベース131に示される各利用者のプロフィールに
基づいて、各メールマガジン600毎の、各広告提供者
のウェブサイト400毎に、その広告620に設定され
たリンクにアクセスする利用者を、利用者のプロフィー
ル別に集計することも同様に可能である。
【0045】本実施の形態の広告効果測定システムは、
様々な集計方法により広告効果の測定結果を出力させる
ことが可能であり、図7〜図9に広告効果の測定結果の
いくつかの例を示す。
【0046】図7は、本実施の形態の識別コードが12
3番のメールマガジン600における広告効果101の
測定結果の一例を示す図である。ここでは、あるメール
マガジン600における広告効果101−2を、広告の
ジャンル101−2別に示している。
【0047】図8は、本実施の形態のパソコン販売のジ
ャンルにおける広告効果102の測定結果の一例を示す
図である。ここでは、ある特定のジャンル(パソコン販
売)における、各メールマガジン123、124、…に
よる広告効果102−2を示している。
【0048】ここで、広告効果101−2、102−2
の値には、ユーザ端末300からのクリック回数等を用
いることができる。またクリック回数に、各利用者のプ
ロフィールや、その利用者と広告提供者との契約の成立
の有無等に基づいた重み付けを行なった値を用いること
等も同様に可能である。
【0049】図9は、本実施の形態の広告効果の測定結
果の一例を示す図である。図9では、ある特定のジャン
ル(パソコン販売)における、各メールマガジン12
3、124、…による広告効果を、その広告効果の大き
さに応じたA、B、C、…のクラス分けにより示してい
る。ここでは、メールマガジン識別コード613が「1
23」であるメールマガジン600は、パソコン販売の
ジャンルの広告効果の値が高く、クラスAに分類されて
いる。
【0050】以上説明したように本実施の形態の広告効
果測定システムは、ネットワーク500(通信回線)を
介して利用者に配信されるメールマガジン600におい
て、どのようなメールマガジン600の、どのような広
告に、どのような利用者がアクセスしたのかを一元的に
集計することにより、各メールマガジン600の広告効
果を客観的に測定することができる。
【0051】このため、広告提供者は、図9や図8に示
されるように、掲載を希望する広告の分野に対する個々
のメールマガジンの広告効果の情報を参照することがで
き、広告効果の高いメールマガジンを選択して広告を出
すことができる。また、コンテンツの配信者は、図7に
示されるように、自身が配信するメールマガジンの広告
効果を知ることができ、広告料金を適正に課金すること
ができる。
【0052】次に本発明の他の実施の形態を説明する。
【0053】第1の実施の形態では、広告効果測定サー
バ100に、広告管理装置110、メールマガジン管理
装置120、利用者管理装置130を、LANやその他
のネットワーク等の通信回線を介して接続するとした
が、本発明の第2の実施の形態として、これらの広告管
理装置110、メールマガジン管理装置120、利用者
管理装置130を(また、この内のいくつかの装置
を)、広告効果測定サーバ100に備えた形態とするこ
ともできる。
【0054】また、同様に広告効果測定サーバ100
が、メールマガジン配信サーバ200の機能を備える形
態としてもよい。
【0055】また、第1の実施の形態では、メールマガ
ジン毎に広告のジャンル毎の広告効果を測定したが、本
発明の第3の実施の形態として、この測定された広告効
果の値に基づいて、広告効果測定サーバ100が、各広
告提供者が提供する広告を掲載するメールマガジンを自
動的に選択することも可能である。
【0056】つまり、この第3の実施の形態の場合、広
告効果測定サーバ100は、その広告提供者のウェブサ
ーバ400から広告のジャンルに関するデータをネット
ワーク500を介して受信すると、その広告のジャンル
における各メールマガジンによる広告効果(例えば、図
9、図8等)を参照して、規定値以上の(また、その広
告提供者が指定する効果以上の)広告効果のあるメール
マガジンを選択して、その選択したメールマガジンを、
広告提供者のウェブサーバ400又はそのメールマガジ
ンを配信するメールマガジン配信サーバ200にネット
ワーク500を介して通知する。または、広告効果測定
サーバ100は、その広告提供者のウェブサーバから広
告のジャンル及び広告提供者が期待する広告効果に関す
るデータをネットワーク500を介して受信すると、そ
の広告のジャンルにおける各メールマガジンによる広告
効果(例えば、図9、図8等)を参照して、上記受信し
た期待する広告効果以上の広告効果のあるメールマガジ
ンを選択して、その選択したメールマガジンを、広告提供
者のウェブサーバ400又はそのメールマガジンを配信
するメールマガジン配信サーバ200にネットワーク5
00を介して通知する。
【0057】なお、上記各実施の形態の広告効果測定シ
ステムは、広告効果測定サーバ100の制御部の機能
や、広告管理装置110、メールマガジン管理装置12
0、利用者管理装置130の機能や、その他の機能をハ
ードウェア的に実現することは勿論として、各機能を備
えるコンピュータプログラムである広告効果測定プログ
ラム190を、コンピュータ処理装置のメモリにロード
されることで実現することができる。この広告効果測定
プログラム190は、磁気ディスク、半導体メモリその
他の記録媒体に格納される。そして、その記録媒体から
コンピュータ処理装置にロードされ、コンピュータ処理
装置の動作を制御することにより、上述した各機能を実
現する。
【0058】以上好ましい実施の形態及び実施例をあげ
て本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形
態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思
想の範囲内において様々に変形して実施することができ
る。
【0059】また、広告効果測定サーバ100は、利用
者データベース131に記録された各利用者のプロフィ
ールに基づいて、その利用者のプローフィール(例え
ば、図6に示す趣味等)に適合した広告を選択して、そ
の選択した広告をその利用者に配信するメールマガジン
中に掲載させる方式も同様に実施することができる。
【0060】また、第1の実施の形態では、利用者に配
信するコンテンツとしてメールマガジンを例に説明した
が、本発明はこれに限るものではない。例えば、広告付
きのメーリングリスト等も同様にして実施することがで
きる。また、インターネット上のウェブコンテンツにお
いても、登録された利用者を認証する機能を備えるウェ
ブサイト等において、ウェブページ中に表示する広告の
広告効果を同様にして計測することも可能である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
信回線を介して利用者に配信されるメールマガジン等の
コンテンツにおいて、どのようなコンテンツの、どのよ
うな広告に、どのような利用者がアクセスしたのかを一
元的に集計することにより、各コンテンツの広告効果を
客観的に測定することができる。
【0062】このため、広告提供者は、掲載を希望する
広告の分野に対する個々のコンテンツの広告効果の情報
を参照することにより、広告効果の高いコンテンツを選
択して広告を出すことができる。
【0063】また、コンテンツの配信者は、自身が配信
するコンテンツの広告効果を知ることで、広告料金を適
正に課金することができる。また、より高い広告効果を
実現するコンテンツを作成するための研究に用いること
ができる。
【0064】また、コンテンツの配信を受ける利用者に
おいて、この広告効果の測定のために特別の装置や、特
別の機能を備える端末を用いる必要がないため、多くの
一般の利用者を対象に容易に本発明を実施することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態による広告効果測
定システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態による広告効果測
定の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】 本発明の第1の実施の形態のメールマガジン
配信サーバが配信するメールマガジンの一例を示す図で
ある。
【図4】 本発明の第1の実施の形態の広告データベー
スに記録されるデータの一例を示す図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態のメールマガジン
データベースに記録されるデータの一例を示す図であ
る。
【図6】 本発明の第1の実施の形態の利用者データベ
ースに記録されるデータの一例を示す図である。
【図7】 本発明の第1の実施の形態の識別コードが4
56番のメールマガジンにおける広告効果の測定結果の
一例を示す図である。
【図8】 本発明の第1の実施の形態のパソコン販売の
ジャンルにおける広告効果の測定結果の一例を示す図で
ある。
【図9】 本発明の第1の実施の形態の広告効果の測定
結果の一例を示す図である。
【符号の説明】
100 広告効果測定サーバ 101 広告効果の測定結果 101−1 ジャンル 101−2 効果 102 広告効果の測定結果 102−1 メールマガジン識別コード 102−2 効果 103 広告効果の測定結果 103−1 広告効果のクラス 103−2 メールマガジン識別コード 110 広告管理装置 111 広告データベース 111−1 広告提供者のウェブサーバURL 111−2 ジャンル 120 メールマガジン管理装置 121 メールマガジンデータベース 121−1 メールマガジン識別コード 121−2 ジャンル 130 利用者管理装置 131 利用者データベース 131−1 利用者識別コード 131−2 年齢 131−3 趣味 131−4 職業 140 制御部 190 広告効果測定プログラム 200 メールマガジン配信サーバ 300 ユーザ端末 400 広告提供者のウェブサーバ 500 ネットワーク 600 メールマガジン 610 広告 611 広告効果測定サーバURL 612 広告提供者のウェブサーバURL 613 メールマガジン識別コード 614 利用者識別コード 620 記事
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/00 310 G06F 15/00 310A

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して配信されるコンテンツ
    に掲載される広告による広告効果を測定する広告効果測
    定システムにおいて、 前記コンテンツ中の広告へのリンク情報に、前記広告効
    果を測定するために用いる前記コンテンツ及びコンテン
    ツの配信を受ける利用者を特定する指定情報を含む広告
    効果測定サーバへのリンクを設定した上で、前記コンテ
    ンツを配信し、 前記広告効果測定サーバが、前記利用者から前記広告に
    設定された前記リンクによるアクセスを受け付け、前記
    アクセスにより送信される前記リンクに含まれる前記指
    定情報に基づいて、前記利用者によるアクセス回数を集
    計することにより、前記広告効果を測定することを特徴
    とする広告効果測定システム。
  2. 【請求項2】 前記広告に設定された前記リンクに含ま
    れる前記指定情報が、前記広告が広告する対象のウェブ
    サイトのアドレスを含み、 前記広告効果測定サーバが、前記広告に設定された前記
    リンクによりアクセスする前記ユーザ端末を、前記指定
    情報に示される前記広告が広告する対象の前記ウェブサ
    イトに接続することを特徴とする請求項1に記載の広告
    効果測定システム。
  3. 【請求項3】 前記広告に設定された前記リンクに含ま
    れる前記指定情報が、前記コンテンツの種類を一意に識
    別する識別コードを含み、 前記広告効果測定サーバが、前記広告に設定された前記
    リンクによるアクセスにより送信される前記指定情報に
    基づいて、各コンテンツの種類毎の、各前記広告が広告
    する対象のウェブサイト毎のアクセス回数を集計するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の広告効果測定システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記広告に設定された前記リンクに含ま
    れる前記指定情報が、前記コンテンツの配信を受ける利
    用者を一意に識別する利用者コードを含み、 前記広告効果測定サーバが、前記広告に設定された前記
    リンクによるアクセスにより送信される前記指定情報に
    基づいて、各コンテンツの種類毎の、各前記広告が広告
    する対象のウェブサイト毎の、各前記利用者毎にアクセ
    ス回数を集計することを特徴とする請求項3に記載の広
    告効果測定システム。
  5. 【請求項5】 前記広告効果測定サーバが、 各前記利用者のプロフィールを参照することにより、前
    記広告に設定された前記リンクによるアクセスにより送
    信される前記指定情報に基づいて、各コンテンツの種類
    毎の、各前記広告が広告する対象のウェブサイト毎に、
    当該広告に設定された前記リンクにアクセスする前記利
    用者を前記プロフィール別に集計することを特徴とする
    請求項4に記載の広告効果測定システム。
  6. 【請求項6】 前記広告効果測定サーバが、各前記広告
    を、当該広告の種類において定められた以上の広告効果
    を示す前記コンテンツを選択して掲載することを特徴と
    する請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の広告
    効果測定システム。
  7. 【請求項7】 前記コンテンツが、メールマガジンであ
    ることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1
    つに記載の広告効果測定システム。
  8. 【請求項8】 メールマガジンである前記コンテンツ中
    の前記広告に設定する前記リンクが、前記広告効果測定
    サーバのURLに、前記広告が広告する対象のウェブサ
    イトのURLと、前記メールマガジンの種類を一意に識
    別する識別コードと、前記メールマガジンの配信を受け
    る利用者を一意に識別する利用者コードとをパラメータ
    として含めたリンクであることを特徴とする請求項7に
    記載の広告効果測定システム。
  9. 【請求項9】 通信回線を介して配信されるコンテンツ
    に掲載される広告による広告効果を測定する広告効果測
    定サーバにおいて利用者のユーザ端末からの、前記コン
    テンツ中の前記広告に設定されたリンクによるアクセス
    を受け付ける手段と、 前記アクセスにより送信される、前記リンクに含まれる
    前記広告効果を測定するために用いる前記コンテンツ及
    びコンテンツの配信を受ける利用者を特定する指定情報
    を参照する手段と、 前記指定情報に基づいて、前記ユーザ端末からのアクセ
    ス回数を集計する手段を備えることを特徴とする広告効
    果測定サーバ。
  10. 【請求項10】 前記広告に設定された前記リンクに含
    まれる前記指定情報が、前記広告が広告する対象のウェ
    ブサイトのアドレスを含み、 前記広告に設定された前記リンクによりアクセスする前
    記ユーザ端末を、前記指定情報に示される前記広告が広
    告する対象の前記ウェブサイトに接続する手段を備える
    ことを特徴とする請求項9に記載の広告効果測定サー
    バ。
  11. 【請求項11】 前記広告に設定された前記リンクに含
    まれる前記指定情報が、前記コンテンツの種類を一意に
    識別する識別コードを含み、 前記広告に設定された前記リンクによるアクセスにより
    送信される前記指定情報に基づいて、各コンテンツの種
    類毎の、各前記広告が広告する対象のウェブサイト毎の
    アクセス回数を集計することを特徴とする請求項10に
    記載の広告効果測定サーバ。
  12. 【請求項12】 前記広告に設定された前記リンクに含
    まれる前記指定情報が、前記コンテンツの配信を受ける
    利用者を一意に識別する利用者コードを含み、 前記広告に設定された前記リンクによるアクセスにより
    送信される前記指定情報に基づいて、各コンテンツの種
    類毎の、各前記広告が広告する対象のウェブサイト毎
    の、各前記利用者毎にアクセス回数を集計することを特
    徴とする請求項11に記載の広告効果測定サーバ。
  13. 【請求項13】 各前記利用者のプロフィールを参照す
    る手段を備え、 前記広告に設定された前記リンクによるアクセスにより
    送信される前記指定情報に基づいて、各コンテンツの種
    類毎の、各前記広告が広告する対象のウェブサイト毎
    に、当該広告に設定された前記リンクにアクセスする前
    記利用者を前記プロフィール別に集計することを特徴と
    する請求項12に記載の広告効果測定サーバ。
  14. 【請求項14】 前記コンテンツが、メールマガジンで
    あることを特徴とする請求項9から請求項13のいずれ
    か1つに記載の広告効果測定サーバ。
  15. 【請求項15】 コンピュータを制御することにより、
    通信回線を介して配信されるコンテンツに掲載される広
    告による広告効果を測定する広告効果測定プログラムに
    おいて、 利用者のユーザ端末からの、前記コンテンツ中の前記広
    告に設定されたリンクによるアクセスを受け付ける機能
    と、 前記アクセスにより送信される、前記リンクに含まれる
    前記広告効果を測定するために用いる前記コンテンツ及
    びコンテンツの配信を受ける利用者を特定する指定情報
    を参照する機能と、 前記指定情報に基づいて、前記ユーザ端末からのアクセ
    ス回数を集計する機能を備えることを特徴とする広告効
    果測定プログラム。
  16. 【請求項16】 前記広告に設定された前記リンクに含
    まれる前記指定情報が、前記広告が広告する対象のウェ
    ブサイトのアドレスを含み、 前記広告に設定された前記リンクによりアクセスする前
    記ユーザ端末を、前記指定情報に示される前記広告が広
    告する対象の前記ウェブサイトに接続する機能を備える
    ことを特徴とする請求項15に記載の広告効果測定プロ
    グラム。
  17. 【請求項17】 前記広告に設定された前記リンクに含
    まれる前記指定情報が、前記コンテンツの種類を一意に
    識別する識別コードを含み、 前記広告に設定された前記リンクによるアクセスにより
    送信される前記指定情報に基づいて、各コンテンツの種
    類毎の、各前記広告が広告する対象のウェブサイト毎の
    アクセス回数を集計する機能を備えることを特徴とする
    請求項16に記載の広告効果測定プログラム。
  18. 【請求項18】 前記広告に設定された前記リンクに含
    まれる前記指定情報が、前記コンテンツの配信を受ける
    利用者を一意に識別する利用者コードを含み、 前記広告に設定された前記リンクによるアクセスにより
    送信される前記指定情報に基づいて、各コンテンツの種
    類毎の、各前記広告が広告する対象のウェブサイト毎
    の、各前記利用者毎にアクセス回数を集計する機能を備
    えることを特徴とする請求項17に記載の広告効果測定
    プログラム。
  19. 【請求項19】 各前記利用者のプロフィールを参照す
    る機能と、 前記広告に設定された前記リンクによるアクセスにより
    送信される前記指定情報に基づいて、各コンテンツの種
    類毎の、各前記広告が広告する対象のウェブサイト毎
    に、当該広告に設定された前記リンクにアクセスする前
    記利用者を前記プロフィール別に集計する機能を備える
    ことを特徴とする請求項18に記載の広告効果測定プロ
    グラム。
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