JP2003196345A - Nc加工機のデータサービス方法 - Google Patents

Nc加工機のデータサービス方法

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JP2003196345A JP2001396764A JP2001396764A JP2003196345A JP 2003196345 A JP2003196345 A JP 2003196345A JP 2001396764 A JP2001396764 A JP 2001396764A JP 2001396764 A JP2001396764 A JP 2001396764A JP 2003196345 A JP2003196345 A JP 2003196345A
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宏 荒井
Junichi Hirai
純一 平井
Osamu Chiba
修 千葉
Nobuhisa Kanamaru
修久 金丸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 NC加工機の導入等を計画している事業者の
NC加工機の導入等に係る諸費用及び人材を軽減する。 【解決手段】 NCデータサービス事業を創設し、NC
データサービス提供会社100は、NCデータ作成に必
要なCADシステム、CAMシステム、専用NCポスト
プロセッサ、NC加工シミュレータ、NC加工機等の関
連装置を備えたNCデータサービス提供会社PC1を用
い、通信回線3を介してデータサービスに係るホームペ
ージを送信し、そのホームページを介してNCデータサ
ービス利用会社PC2と対話により、利用会社の要求す
るNCデータ関連のデータサービスを提供し、そのサー
ビスに対して対価の支払いを受ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、数値制御加工機
(NC加工機)の運用に必要な数値制御データ(NCデ
ータ)の作成サービスを提供する等のNC加工機のデー
タサービス方法に関する。
【0002】
【従来の技術】NC加工機を用いてNC加工を行う場
合、一般に、次の手順により最終的なNCデータを作成
する。 (1)CADシステムにより製品の形状データを決定
し、これに基づいてNC加工に適した仕上り形状データ
を作成 (2)仕上がり形状データに基づいて、使用するNC加
工機及び工具等を踏まえて、CAMシステムにより工具
軌跡データ(以下、CLデータ)を作成 (3)工具軌跡データを使用するNC加工機に整合した
専用NCポストプロセッサによりNCデータに変換 (4)NCデータをNC加工シミュレータによりチェッ
クし、加工上の不都合が生じない等、誤りが無いことを
確認 (5)NCデータをNC加工機に適用して素材(以下、
ワーク)を切削加工 すなわち、NC加工機に適用するNCデータを作成する
には、NC加工機の他にCADシステム、CAMシステ
ム、専用NCポストプロセッサ、NC加工シミュレータ
等の装置が必要になる。したがって、企業がNC加工機
を導入するには、NC加工機だけでなく、CADやCA
M等の関連装置を購入する費用及び保守費用が必要にな
る。また、それら各装置を利用するオペレータの教育費
用が必要となり、さらに各装置を使いこなす技術の習熟
に必要な教育期間が必要となる。
【0003】したがって、NC加工機の導入、買い替え
あるいは増設するにあたって、それらの初期投資、オペ
レータの教育訓練費、導入に要する期間等が障害とな
る。
【0004】このような障害を解決する一助として、イ
ンターネットを介して各種のアップリケーションソフト
をレンタルするプロバイダー(アプリケーション・サー
ビス・プロバイダー:ASP事業者)が出現している。
例えば、日経BP社のホームページ“IT製造業のバイ
ブル eものづくり ASP特集”に紹介されている。
【0005】また、ASPの具体例として、株式会社電
通国際情報サービス(ISID)は、同社ホームページ
(http://www.nde.co.jp/)に提携企業と共同により、
3次元データ変換サービスを提供している。この変換サ
ービスは、異機種のCAD/CAM/CAEシステム間
のデータ変換時に生ずる問題を解決するもので、例え
ば、一のCADシステムで利用しているデータを異なる
CADシステムで転用する場合に、そのデータの転用に
係る不具合箇所を自動的に検出し、修正したデータを作
成するものである。
【0006】また、株式会社エヌシーネットワークのホ
ームページには、登録された各会社について、工場検
索、加工外注、製造部品検索、CAD/CAMソフトウ
ェア検索、受発注、中古工作機械の検索・査定・売買、
などの情報を公開するサービスが行われている。これら
のサービスは、多数の登録会社についての得意な分野を
検索可能にして発注仲介を行なうものである。
【0007】さらに、アイコクアルファエンジニアリン
グ株式会社“Multi Axis MachiningService”では、自
社の加工技術に関する特徴をホームページに公開し、設
計段階から参加することを提案している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ASPサービスは、NC加工機に適用するNCデータを
作成する等のデータサービスについては考慮されていな
い。つまり、NCデータを作成するためには、前述した
手順(1)〜(5)に示したように、NC加工機の仕
様、使用工具、あるいは使用治具等を考慮して、NC加
工向きの仕上り形状データ、加工方法、工具軌跡データ
等のデータを作成し、これらに基づいてNCデータを作
成しなければならない。
【0009】そのためには、例えば、データサービスを
提供する事業者(以下、データサービス提供会社とい
う。)と、データサービスの提供を受ける事業者(デー
タサービス利用会社という。)とが、NC加工機や工具
等の仕様に関する情報を対話形式でやり取りしながら、
NCデータ等を作成することが望ましい。また、作成後
のNCデータをNC加工シミュレーションにより確認
し、また実際にNC加工を行ってNCデータの適否をチ
ェックすることが望ましい。
【0010】本発明は、NC加工機の導入等を計画して
いる事業者にとって、NC加工機の導入等に係る諸費用
及び人材を軽減できるデータサービス方法を構築するこ
とを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、NCデータサービス事業を創設すること
を特徴とする。NCデータサービス提供会社(以下、提
供会社と略す。)は、NCデータ作成に必要なCADシ
ステム、CAMシステム、専用NCポストプロセッサ、
NC加工シミュレータ、NC加工機等の関連装置を備え
たデータサービスシステムを構築する。この場合、提供
会社が単独でそれらの関連装置を備えてもよいが、それ
ら関連装置を保有する1又は複数の事業者と契約してデ
ータサービスシステムを構築することができる。いずれ
の場合でも、それらの関連装置と提供会社の計算機シス
テムであるサーバとをインターネット等の通信網を介し
て相互にデータ通信可能に接続して、データサービスシ
ステムを構築する。そして、データサービスシステム
は、通信網を介してデータサービスのホームページを送
信し、そのホームページを介してNCデータサービス利
用会社(以下、利用会社と略す。)の計算機システムと
対話して、利用会社の要求するNCデータ関連のデータ
サービスを提供する。
【0012】具体的には、本発明のNC加工機のデータ
サービス方法は、記憶装置と、表示装置と、データ入出
力装置と、通信網に接続される通信装置とを有し、NC
加工機のデータサービスを実行するサービス提供計算機
システムを用いて、データサービスに係るメニュー画面
を前記通信網に出力し、前記メニュー画面により選択さ
れたサービス項目の実行に必要な入力データを要求する
入力画面を前記通信網に出力し、該入力画面に入力され
た入力データを取り込んで前記選択されたサービス項目
を実行し、該サービス項目を実行して作成された出力デ
ータの出力画面を前記通信網に出力することを特徴とす
る。
【0013】この場合において、サービス項目は、CA
Dデータの作成、加工方案の作成、工具軌跡データの作
成、NC加工機仕様の作成、NCデータの作成の少なく
とも1つとし、前記サービス提供計算機システムは、前
記サービス項目に対応したCADシステム、CAMシス
テム、NCポストプロセッサ、NCシミュレータの機能
を有してなるものとすることができる。
【0014】また、出力画面は、CADシステムから出
力される加工品の形状データをNC加工用に修正した仕
上り形状データ、工具軌跡データ、NCデータの少なく
とも1つの出力データを出力するものとすることができ
る。さらに、出力画面は、NCデータのチェック結果、
加工機械CADモデル、素材CADモデル、治具CAD
モデルの少なくとも1つの出力データを出力するものと
することができる。これらの場合において、出力画面
に、出力データを出力するか否かを選択可能な表示を設
けることができる。
【0015】また、前記サービス提供計算機システム
は、データサービスの提供に関する契約画面を前記通信
網に出力し、前記契約画面に入力された利用者の情報を
取り込んでユーザIDとパスワードとともにデータサー
ビス契約が完了したことを示す出力画面を前記通信網に
出力することができる。
【0016】さらに、前記サービス提供計算機システム
は、提供したデータサービスに対する対価の請求書を前
記通信網を介して前記利用者の計算機システムに出力す
ることができる。この場合において、提供したデータサ
ービスに対する対価の請求を前記通信網を介して予め契
約したファイナンス会社の計算機システムに出力し、フ
ァイナンス会社の計算機システムは、前記対価の請求に
対応した請求書を前記通信網を介して前記利用者の計算
機システムに出力するものとすることができる。
【0017】また、前記サービス提供計算機システム
は、前記データサービスに関して発生する損害を担保す
るための保険契約を予め定めた保険会社と結ぶものとす
ることができる。
【0018】また、前記サービス項目に、前記NCデー
タの作成に使用した専用NCポストプロセッサと、NC
加工機で切削した切削形状サンプルと、切削に使用した
治具形状サンプルの少なくとも1つの物品の提供を含め
ることができる。この場合、前記サービス提供計算機シ
ステムは、前記物品の提供の要求が前記入力画面に入力
されたとき、対応する物品の配送を予め契約した配送会
社の計算機システムにその旨送信し、この配送会社に配
送を委託することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用可能な一実施
の形態に係るNC加工機のデータサービスシステムにつ
いて図1〜図18を参照して説明する。図2に、NC加
工機のデータサービスシステムのハードウェア構成を示
す。NCデータサービス提供会社が保有するNCデータ
サービス提供会社計算機システム(以下、提供会社PC
という。)1とNCデータサービス利用会社が保有する
NCデータサービス利用会社計算機システム(以下、利
用会社PCという。)2は、それぞれ同一のハードウエ
ア構成を有してなる。つまり、通信装置210、データ
を記憶するための記憶装置220、データを表示するた
めの表示装置230、通信装置210と記憶装置220
と表示装置230間でデータの入出力を行なうためのデ
ータ入出力装置240を備えて構成されている。通信装
置210は、インターネット等の通信回線3を介して相
互にデータをやり取り可能に接続されている。提供会社
PC1と利用会社PC2のハードウエアは、例えば、パ
ーソナルコンピュータ(以下、PC)に標準で備えられ
ている。通信回線3は提供会社PC1と利用会社PC2
の間でデータを転送するためのもので、例えば電話会社
などが敷設している回線を利用することができる。
【0020】また、通信回線3には、ファイナンス会社
110、保険会社120、及び配送会社130のPCが
提供会社PC1及び利用会社PC2と相互に通信可能に
接続されている。
【0021】次に、提供会社PC1と利用会社PC2に
備えるソフトウェア構成を説明する。それぞれのPC
は、PC自体を作動させるオペレーティングシステム
と、提供会社PC1が作成した文字や画像のデータを通
信回線3を介して利用会社PC2に送信したり、あるい
は利用会社PC2から送られてくるデータを受信するた
めに利用する画面を管理するホームページ管理機能、利
用会社PC2が作成した文字や画像のデータを提供会社
PC1に送信したり、あるいは提供会社PC1から送ら
れてくるデータを受信するためのホームページブラウザ
が備えられている。また、提供会社PC1には、NCデ
ータサービスに必要なCAD、CAM、NCシミュレー
タ、等のソフトウエアが備えられている。
【0022】以上のハードウェア構成及びソフトウェア
構成により、提供会社PC1と利用会社PC2との間
で、提供会社PC1のホームページを介してNCデータ
サービスに係る対話を行なえるようになっている。そこ
で、以下の説明では、特に説明をしない限り、提供会社
PC1が利用会社PC2に送信したホームページ画面に
基づいて説明する。
【0023】図1に、本発明の一実施形態のデータサー
ビスシステムを用いて行なうNC加工機のデータサービ
スに係るビジネスの流れ図を示す。NC加工機のデータ
サービスのビジネス形態は、図1に示すように、NCデ
ータサービス提供会社100とNCデータサービス利用
会社150の他に、ファイナンス会社110、保険会社
120、配送会社130が関係し、データサービス契約
から各データの提供の段階と、データサービスに係る料
金回収の段階と、トラブル対策のための保険手続の段階
と、物品の配送手続の段階を含んでなる。以下、各段階
に分けて説明する。 (1)データサービス契約から各データサービスの提供 NCデータサービス提供会社(以下、提供会社とい
う。)100は、NCデータサービス利用会社(以下、
利用会社という。)150との間でサービス契約を結
ぶ。このサービス契約は、例えば、提供会社PC1と利
用会社PC2を用いて行なうことができる。つまり、提
供会社100は、図3に示すNCデータ作成サービス依
頼画面300をホームページとして作成し登録する。利
用会社150は、ホームページアドレス(以下、アドレ
ス)を指定してNCデータ作成サービス依頼画面300
を開く。
【0024】利用会社150がNCデータ作成サービス
を始めて依頼する場合は、ユーザID320とパスワー
ド330が提供会社100から発行されていない。そこ
で、ユーザID320とパスワード330を入力せず
に、「作成依頼する」310をマウスでクリックする。
これにより、ユーザ情報の登録の手続が開始する。
【0025】提供会社PC1は、NCデータ作成サービ
ス依頼画面300により「作成依頼する」310という
入力がなされ、かつユーザID320とパスワード33
0の入力が無い場合、ユーザ情報の登録を開始する。つ
まり、図4に示すユーザ情報登録画面400を通信回線
3を介して利用会社PC2に送信する。これに基づい
て、利用会社150のオペレータが利用会社PC2の表
示装置25に表示されたユーザ情報登録画面400の会
社名410、連絡先420を入力し、「登録する」43
0をクリックすることにより、利用会社150の会社名
と連絡先が提供会社PC1に送信される。なお、本例で
は、説明を簡単にするために会社名410、連絡先42
0を入力する例を述べたが、他にも電子メールアドレ
ス、電話番号、住所、業種、などを入力する画面を用意
してもかまわない。
【0026】提供会社PC1は、「登録する」というデ
ータを受信すると、利用会社PC2から送付された会社
名と連絡先を記憶装置220に蓄積し、ユーザID51
0とデフォルトのパスワード520を作成した後、図5
に示すユーザ情報登録終了画面500を利用者PC2へ
送付する。利用者PC2は、ユーザ情報登録終了画面5
00に表示されたユーザID510とパスワード520
を覚えておき、OK530をクリックする。
【0027】次に、提供会社PC1は、図3のNCデー
タ作成サービス画面300を再度表示する。これに対
し、利用会社150は、NCデータ作成サービス画面3
00のユーザID320とパスワード330の欄に、設
定されたユーザID510とパスワード520を入力
し、「作成依頼する」310を再びクリックする。これ
により、NCデータ作成サービスの契約が終了し、サー
ビスを開始することができる。
【0028】また、既に、利用会社150に提供会社1
00からユーザID510とパスワード520が発行さ
れている場合は、図3のユーザID510とパスワード
520を入力する過程から開始すればよい。なお、利用
会社150がパスワード520を変更する場合は、図3
と同様のパスワード変更画面を設け、異なるパスワード
に変更することができる。例えば、利用会社150が情
報漏洩を気にする場合は、定期的にパスワード520を
変更するようにする。
【0029】このようにして、利用会社150は、提供
会社100に企業情報を登録してNCデータ作成サービ
スを開始する。また、提供会社100は、複数の利用会
社150を間違えることなくデータサービスを提供でき
る。
【0030】次に、NCデータ作成サービスの依頼方法
を図6を用いて説明する。図6はNCデータ作成サービ
スの依頼項目を指定する入力画面の一例を示している。
利用会社150からNCデータ作成サービスの依頼を受
けると、提供会社PC1は図6に示すサービス項目画面
600を利用会社PC2に送信する。図6に示すよう
に、本実施形態におけるサービス項目は、CADデータ
610、加工方案620、CL(工具軌跡)データ63
0、マシン仕様640、専用ポストプロセッサ650、
NCデータ660、NC加工物670に分けて設定され
ている。利用会社150は、サービス項目画面600の
中から希望するサービス項目をクリックにより指示す
る。これにより、提供会社PC1は指定されたサービス
項目のサービスを開始する。ここで、各サービス項目6
10〜670について概要を説明する。
【0031】各サービス項目610〜670は、NCデ
ータを作成するまでに必要な処理過程を細分化したもの
である。CADデータ610は、利用会社150が入力
するCADデータを、NC加工向きのCADデータに修
正するサービスである。加工方案620は、NC加工す
る工程案を利用会社150に提供するサービスである。
CLデータ630は、修正したCADデータと加工方案
を基に、CAMシステムを用いてCLデータを作成する
サービスである。マシン仕様640は、NC加工機の仕
様例を提供するサービスである。専用NCポストプロセ
ッサ650は、利用会社150が指定するCLデータと
NC加工機に整合する専用NCポストプロセッサを提供
するサービスである。NCデータ660は、指定したN
C加工機に合わせたNCデータを出力すると共に、加工
シミュレーションを実行するサービスである。NC加工
物670は、NC加工して実際に加工物を作成するサー
ビスである。
【0032】利用会社150が図6のサービス項目をク
リックすると、提供会社PC1はクリックされたサービ
ス項目を強調表示した画面を利用会社PC2に送付す
る。図6の例では、NC加工物670をクリックし、そ
の枠が強調表示680されている。この強調表示の方法
としては、文字フォントを変化させる方法、色を変える
方法、枠を浮き出させる方法によってもよい。また、専
用ポストプロセッサ650とNC加工物670が網かけ
により強調されているのは、専用ポストプロセッサ65
0とNC加工物670はソフトウェア提供および加工物
提供であるから、NCデータ作成サービスである他のサ
ービス項目610〜640、660とを区別することに
より、利用会社150が間違って指示しないようにする
ためである。なお、利用会社150は、NCデータ作成
サービスのみを希望し、専用ポストプロセッサ650と
NC加工物670の提供が不要であれば、後述する出力
画面により購入しないように指示すればよい。
【0033】利用会社150は、希望するサービス項目
610〜670を複数指示してもよい。また、サービス
項目610〜670により入力情報が不足する場合は、
提供会社100が利用会社150に不足するサービス項
目610〜670の入力画面を送付し、入力漏れを防ぐ
ようにしてもかまわない。
【0034】以下、各サービス項目610〜670の内
容について、図を用いて詳細に説明する。提供会社PC
1からは、利用会社150にデータの入力を要求する図
7〜図11に示す入力画面が出力される。
【0035】図7は、利用会社150がCADデータ6
10をクリックした場合の入力画面を示している。つま
り、利用会社150が図6のサービス項目表示画面60
0からCADデータ610を指示すると、提供会社PC
1は図7に示すCADデータ入力画面700を利用会社
PC2に送付する。CADデータ入力画面700は、現
在入力中のサービス項目を強調表示した領域710、利
用会社150の入力を要求するCADデータファイル名
の入力領域720、CADデータのイメージ図の入力領
域730、CADデータの内容を入力する表示領域74
0で構成される。入力領域730に入力されたイメージ
図により、CADデータの概略形状が提供会社100に
伝わるので、CADデータの識別が容易になる。また、
表示領域740に入力されたCADデータの内容によ
り、提供会社100はCADデータの種類を容易に識別
することができる。なお、CADデータがテキスト形式
で送付された場合は図7に示すように表示するが、バイ
ナリ形式の場合はCADシステム名とバージョン番号、
読取り方式などの特記事項を入力する。
【0036】図8は、利用会社150が、サービス項目
の加工方案620をクリックした場合の入力画面を示し
ている。つまり、利用会社150が図6のサービス項目
表示画面600から加工方案620を指示すると、提供
会社PC1は図8に示す加工方案入力画面800を利用
会社PC2に送付する。加工方案入力画面800は、現
在入力中のサービス項目を強調表示した領域710と、
利用会社150が入力する加工方案データファイル名の
入力領域720と、加工方案のイメージ図を入力する入
力領域730と、加工方案の表示領域740とで構成さ
れている。図8では、イメージ図の入力領域730に粗
加工→仕上加工→フィレット加工の工程イメージが入力
表示されている。これにより、提供会社100は、加工
方法を容易に把握することができる。また、加工方案の
表示領域740には、加工法の詳細840が入力される
ので、この内容に従って提供会社100はCAMシステ
ムを利用して利用会社150が要求するCLデータを作
成することができる。なお、図8では、加工方法の詳細
840として、NC加工する素材の寸法、材料を示すS
US304等の情報、CLデータを往復で作成すること
を示す往復切削、工具上昇を示すリトラクトとその条
件、工具の径や長さ、メーカ名、加工の種類などが入力
されている。
【0037】ここで、提供会社100が、加工方法の詳
細840に入力されたデータがNCデータの作成に不十
分である判断した場合は、利用会社150に電子メール
などにより、不足データの入力を要求することにより、
誤ったCLデータの作成を防ぐ。
【0038】利用会社150が、図6のサービス項目表
示画面600からCLデータ630を指示すると、提供
会社PC1は図9に示すCLデータ入力画面900を利
用会社PC2に送付する。CLデータ入力画面900
は、現在入力中のサービス項目を強調表示した領域71
0と、利用会社150が入力するCLデータファイル名
の入力領域720と、CLデータのイメージ図の入力領
域730と、CLデータの内容を表示する表示領域74
0で構成されている。
【0039】図9では、イメージ図の入力領域730に
CLデータの表示イメージ930が表示されるので、C
Lデータを容易に理解することができる。また、CLデ
ータの表示領域740には、CLデータの内容940が
記載されているので、この内容に従って専用ポストプロ
セッサを利用し、利用会社150が要求するNCデータ
を提供会社PC1により作成することができる。なお、
図9では、CLデータの内容940としてAPTという
共通データ形式に準じた情報を表示している。CLデー
タはCAMシステムのメーカで独自の形式を持っている
ことが多いので、利用会社150に電子メールなどを用
いて内容を確認し、誤ったNCデータを作成しないよう
にする。
【0040】利用会社150が、図6のサービス項目表
示画面600からマシン仕様640を指示すると、提供
会社PC1は図10に示すマシン仕様入力画面1000
を利用会社PC2に送付する。マシン仕様入力画面10
00は、現在入力中のサービス項目を強調表示した領域
710、利用会社150の入力を要求するマシン仕様フ
ァイル名の入力領域720と、マシンイメージ図の入力
領域730と、マシン仕様の表示領域740で構成され
ている。図10では、マシンイメージ図の入力領域73
0にマシン形状のイメージ1030が記載されているの
で、マシン形状を容易に認識できる。また、マシン仕様
の表示領域740には、マシン仕様の内容1040が記
載されているので、この内容に従ってNC専用ポストプ
ロセッサを利用し、利用会社150が要求するNCデー
タを提供会社PCにより作成することができる。図10
では、マシン仕様の内容1040として、加工機械メー
カ名、軸数、軸名称、軸稼動範囲、送り速度の最大、ス
ピンドル回転数の最大、各軸回転数の最大等の仕様が入
力されている。マシン仕様の詳細が不明な場合は、利用
会社150に電子メールなどを用いて内容を確認し、誤
ったNCデータを作成しないようにする。
【0041】利用会社150が、図6のサービス項目表
示画面600からNCデータ660を指示すると、提供
会社PC1は図11に示すNCデータ入力画面1100
を利用会社PC2に送付する。NCデータ入力画面11
00は、現在入力中のサービス項目を強調表示した領域
710と、利用会社150に入力を要求するNCデータ
ファイル名の入力領域720と、NCデータイメージ図
の入力領域730と、NCデータの表示領域740で構
成されている。図11では、NCデータイメージ図の入
力領域730に当該NCデータで切削シミュレーション
したイメージ図1130が表示されているのでNCデー
タがわかりやすい。また、NCデータの表示領域740
には、NCデータの内容1140が表示されているの
で、この内容に従って切削シミュレーションを行ない、
NC加工を提供会社100が行なう。図11では、NC
データの内容1140としてFANUC形式のNCコー
ドを表示している。NCコードにはマシン特有のコード
があるため、仕様の詳細が不明な場合は、利用会社15
0に電子メールなどを用いて内容を確認し、誤ったNC
データを作成しないようにする。このようにして、利用
会社150は、提供会社PC1が要求する入力データを
入力画面に従って入力する。
【0042】次に、提供会社100から利用会社150
に送付する出力データの出力画面の例を図12〜図18
を用いて説明する。図12は、サービス項目のCADデ
ータ610が選択されたときのデータの出力画面例を示
している。利用会社150が図7のCADデータ入力画
面700に必要な項目を入力すると、提供会社PC1
は、入力されたCADデータを取り込み、NC加工が可
能なCADデータか否かを確認し、その確認結果をCA
Dデータ出力画面1200に表示する。出力結果が出る
までは、利用会社PC2に出力中であることを示す画面
を表示する。CADデータ出力画面1200は、現在出
力中のサービス項目を強調表示した領域710と、利用
会社150が修正されたCADデータを購入するか否か
を指示するための入力領域1220と、修正されたCA
Dデータのイメージ図の表示領域730と、CADデー
タ修正内容の表示領域1240で構成される。イメージ
図の領域730によって、提供会社100が修正したC
ADデータの概略形状が利用会社150に伝わるので、
CADデータの誤り識別が容易になる。また、CADデ
ータ修正内容の表示領域1240に修正内容が記入され
るので、利用会社150は加工用のCADデータを作成
することが容易になる。
【0043】そして、入力領域1220のOKを指示す
ると、CADデータ出力が行なわれて処理を終了する。
また、入力領域1220でNOを指示した場合は、加工
方案の提供サービスを行う。
【0044】図13に、サービス項目の加工方案620
が選択されたときのデータの出力画面例を示している。
提供会社PC1は、利用会社100がNC加工を行なう
ための加工方案を作成し、加工方案出力画面1300に
出力表示する。この加工方案出力画面1300は、現在
出力中のサービス項目を強調表示した領域710と、利
用会社150が加工方案データを購入するか否かを指示
する入力領域1220と、加工方案のイメージ図の表示
領域730と、加工方案のタイトル表示領域1340で
構成される。イメージ図の表示領域730によって、提
供会社PC1が送付した加工方案データの概略が、利用
会社150に伝わるので実行する加工方案の作成が容易
になる。また、加工方案タイトルの表示領域1340か
ら加工方案タイトルを指示すると、加工方案のイメージ
図を変更するようにすることにより、利用会社150は
実行する加工方案を容易に作成することができる。
【0045】また、利用会社150が、図8の加工方案
入力画面800から加工方案を入力すると、提供会社P
C1はCLデータの提供サービスを開始する。図14
は、CLデータ提供サービスの出力データの出力画面例
を示している。提供会社PC1は、利用会社150がN
C加工を行なうためのCLデータをCLデータ出力画面
1400に表示する。CLデータ出力画面1400は、
現在出力中のサービス項目を強調表示した領域710
と、利用会社150が作成されたCLデータを購入する
か否かを指示する入力領域1220と、CLデータのイ
メージ図の表示領域730と、CLデータタイトルの表
示領域1440で構成される。イメージ図の表示領域7
30によって、利用会社150は提供会社PC1から送
付されたCLデータの概略がわかるので、CLデータに
誤りがあれば容易に発見できる。また、CLデータタイ
トルの表示領域1440からCLデータタイトルを指示
すると、CLデータのイメージ図を変更するようにする
ことができ、利用会社150はCLデータの確認が容易
になる。
【0046】一方、利用会社150が図9のCLデータ
入力画面900からCLデータを入力すると、提供会社
PC1はマシン仕様の提供サービスを開始する。図15
はマシン仕様提供サービスの出力データの出力画面例を
示している。提供会社PC1は、提供会社100がNC
加工を行なう加工機械の仕様例を、マシン仕様例出力画
面1500に表示して出力する。マシン仕様例出力画面
1500は、現在出力中のサービス項目を強調表示した
領域710と、利用会社150が作成されたマシン仕様
例のデータを購入するか否かを指示する入力領域122
0と、マシンのイメージ図の表示領域730と、マシン
仕様タイトルの表示領域1540で構成される。イメー
ジ図の表示領域730によって提供会社PC1が送付し
たマシン仕様の概略が利用会社150に伝わるので、マ
シン仕様の設定が容易になる。また、マシン仕様タイト
ルの表示領域1540からマシン仕様例タイトルを指示
するとマシンのイメージ図を変更するようにすることに
より、利用会社150はマシン仕様の確認を容易にでき
る。
【0047】利用会社150が、図10のマシン仕様入
力画面1000からマシン仕様を入力すると、提供会社
PC1は専用ポストプロセッサの提供サービスを開始す
る。図16は、専用ポストプロセッサの提供サービスの
出力画面例を示している。提供会社PC1は、利用会社
PC2に専用ポストプロセッサ購入画面1600を表示
する。専用ポストプロセッサ購入画面1600は、現在
出力中のサービス項目を強調表示した領域710と、利
用会社150が専用ポストプロセッサを購入するか否か
を指示する入力領域1220と、配送状態を表示するイ
メージ表示領域730と、専用ポストプロセッサ仕様の
表示領域1640で構成される。イメージ図領域730
によって、提供会社100が配送した専用ポストプロセ
ッサの配送状態が利用会社150にわかるので、利用会
社150はダブって注文することを防ぐことができる。
また、専用ポストプロセッサ仕様領域1640に専用ポ
ストプロセッサの仕様が表示されるので、利用会社15
0は専用ポストプロセッサの仕様を確認することができ
る。
【0048】また、利用会社150が専用ポストプロセ
ッサ購入画面1600で、入力領域1220のOKを指
示すると、提供会社PC1はNCデータの提供サービス
を開始する。図17に、NCデータの提供サービスの出
力画面例を示す。提供会社PC1は、NCコード、加工
シミュレーション、加工シミュレーションに使用したC
ADモデルイメージをNCデータ購入画面1700に表
示する。すなわち、NCデータ購入画面1700は、現
在出力中のサービス項目を強調表示した領域710と、
作成したNCデータや加工シミュレーション用加工機械
CADモデルを利用会社150が購入するか否かを指示
する入力領域1220と、NCシミュレーション結果を
表示するイメージ表示領域730と、加工シミュレーシ
ョン用加工機械CADモデル、素材CADモデル、治具
CADモデル、NCコードなどの購入品名を表示する表
示領域1740で構成される。ここで、表示領域174
0に表示された品名1741〜1747を利用会社15
0が指示すると、文字が強調表示されるとともにイメー
ジ表示領域730指示された品名に対応したイメージ図
が表示されるようになっている。図17では、NCシミ
ュレーション図1747に対応したイメージ1731が
イメージ表示領域730に表示されているので、利用会
社150は、要求するデータを効率よく選択できるよう
になる。
【0049】利用会社150が、購入品名表示画面17
00において入力領域1220のOKを指示すると、提
供会社PC1はNC加工物の提供サービスを開始する。
図18は、NC加工物の提供サービスの出力画面例を示
している。提供会社PC1は、NC加工物の提供サービ
スを実施するため、購入品目をNC加工物購入画面18
00に表示する。NC加工物購入画面1800は、現在
出力中のサービス項目を強調表示した領域710と、利
用会社150がNC加工物を購入するか否かを指示する
入力領域1220と、配送状態を表示するイメージ表示
領域730と、治具や切削形状を表示する切削品名の表
示領域1840で構成される。ここで、切削品名の表示
領域1840に表示された品名1841〜1845を、
利用会社150が指示すると、指示された文字が強調表
示されるとともに、イメージ表示領域730に配送状態
に対応したイメージ図1831が表示される。これによ
って、利用会社150は、要求する加工物の配送状態を
確認することができる。
【0050】上述したようにして、提供会社100は利
用会社150が要求するNCデータ及び関連データ、あ
るいはNC加工物を提供するようにしたことから、新た
にCADシステム、CAMシステム、NC専用ポストプ
ロセッサ、あるいはNC加工機を購入しなくても、NC
加工に必要なNCデータを得ることができる。
【0051】また、利用会社150は、各装置を購入し
なくとも、本NC加工サービスを用いてCADシステ
ム、CAMシステム、NC専用ポストプロセッサ、NC
加工機のテストや事前学習ができる。その結果、教育や
テストを各装置購入前に実施できる。 (2)データサービスに係る料金回収 次に、図1を用いて料金回収を行う一実施の形態を説明
する。提供会社100は、サービス料金の授受を行なう
ためにファイナンス会社110を介在させ、料金支払い
のトラブルを少なくするようにしている。提供会社10
0はファイナンス会社110と料金回収代行の契約を結
ぶ。そして、提供会社100はサービス実績の報告を、
例えば、通信回線3を介してファイナンス会社110に
行なう。この場合、提供会社100はサービスの内容に
応じたサービス料金の請求書をファイナンス会社に送信
することができる。ファイナンス会社110は、報告さ
れたサービス実績又は請求書に基づいて、利用会社15
0にサービス料金の請求を行なう。この請求も通信回線
3を介して利用会社に送信することができる。利用会社
150は、請求に従ってサービス料金をファイナンス会
社110へ支払う。この支払を受けたファイナンス会社
110は、提供会社100へサービス料金を支払う。ま
た、提供会社100はファイナンス会社110へ料金回
収代行に伴う手数料を支払う。このようにすることによ
り、提供会社100は利用会社150からサービス料金
を確実に回収できるとともに、料金回収に係る費用を削
減できる。 (3)トラブル対策のための保険手続 次に、図1を用いて保険契約を行う一実施の形態を説明
する。提供会社100は、情報漏洩や提供データに起因
するトラブルによる損害発生に備え、保険会社120を
介在させてデータサービス事業を行なう。つまり、提供
会社100は保険会社120と情報漏洩や提供データト
ラブルの発生に伴う損害を担保するため、保険契約を結
ぶ。この場合、ファイナンス会社110が保険会社12
0に保険加入料を支払って保険適用を開始するようにす
る。無論、提供会社100はファイナンス会社110へ
保険料と代行手数料を支払う。提供会社100と利用会
社150は、情報漏洩、提供データトラブルに関する報
告を保険会社120に行なう。保険会社120は、報告
結果に基づいて必要なら利用会社150へ保険金を支払
うとともに、保険会社120は提供会社100へ保険金
支払いの実績を報告する。このようにすることにより、
提供会社100は利用会社150との間で生じるトラブ
ルに伴う損害を保険で軽減することができる。なお、保
険契約、情報漏洩、提供データトラブルに関する報告
は、通信回線3を介して行なうことができる。 (4)物品の配送手続 最後に、図1を用いて配送契約を行う一実施の形態を説
明する。提供会社100と利用会社150は、NC加工
物やソフトウェア製品などの物品やメンテナンスが必要
な製品を配送するために配送会社130を介在させる。
提供会社100は配送会社130とNC加工物やソフト
ウェア製品に関する配送契約を結ぶ。提供会社100は
配送会社130へ通信回線3を介して配送依頼を送信す
る。この配送料は、ファイナンス会社110から配送会
社130に支払うことから、提供会社100はファイナ
ンス会社110にも配送依頼報告を行なう。配送会社1
30は利用会社150へ物品の配送を行なうとともに、
提供会社100に配送実績を報告するとともに、ファイ
ナンス会社110へ配送料の支払を請求する。これらの
報告及び請求は、通信回線3を介して行なうことができ
る。
【0052】最終的には、提供会社100はファイナン
ス会社110へ配送料、代行手数料の支払いを行なう。
このようにすることで、提供会社100は利用会社15
0との間で配送にともなうトラブルを軽減することがで
きる。
【0053】以上述べた実施の形態によれば、NCデー
タサービス提供会社100の技術を利用して、NCデー
タサービス利用会社150は、NCデータ作成に関する
データ、NCデータで作成した加工物品を取得すること
ができる。したがって、NCデータサービス利用会社1
50は、CADシステム、CAMシステム、NC専用ポ
ストプロセッサ、NC加工シミュレータ、NC加工機等
の購入費用及び保守費用、さらには、それらの装置を使
いこなす習熟のための教育費用や教育期間を短縮でき
る。
【0054】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のNCデータ
サービス方法によれば、NC加工機の導入等を計画して
いる事業者にとって、NC加工機の導入等に係る諸費用
及び人材を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るNCデータサービスシステムによ
り実施する一実施の形態を示す流れ図である。
【図2】本発明のNCデータサービスシステムのハード
ウェアの全体構成図である。
【図3】サービス契約の入力画面の一例を示す図であ
る。
【図4】ユーザ情報登録の入力画面の一例を示す図であ
る。
【図5】ユーザ情報登録終了の出力画面の一例を示す図
である。
【図6】NCデータサービスのサービス項目を選択する
入力画面の一例を示す図である。
【図7】CADデータの入力画面の一例を示す図であ
る。
【図8】加工方案の入力画面の一例を示す図である。
【図9】工具軌跡データの入力画面の一例を示す図であ
る。
【図10】マシン仕様の入力画面の一例を示す図であ
る。
【図11】NCデータの入力画面の一例を示す図であ
る。
【図12】サービス項目のCADデータに係る出力画面
の一例を示す図である。
【図13】サービス項目の加工方案に係る出力画面の一
例を示す図である。
【図14】工具軌跡データの出力画面の一例を示す図で
ある。
【図15】マシン仕様の出力画面の一例を示す図であ
る。
【図16】専用ポストプロセッサ提供の場合の出力画面
の一例を示す図である。
【図17】NCデータ提供の場合の出力画面の一例を示
す図である。
【図18】NC加工物提供の場合の出力画面の一例を示
す図である。
【符号の説明】
1 NCデータサービス提供会社PC 2 NCデータサービス利用会社PC 3 通信回線 100 NCデータサービス提供会社 110 ファイナンス会社 120 保険会社 130 配送会社 150 NCデータサービス利用会社 210 通信装置 220 記憶装置 230 表示装置 240 データ入出力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千葉 修 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立事業所内 (72)発明者 金丸 修久 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立事業所内 Fターム(参考) 3C100 AA03 AA07 AA08 AA22 AA24 AA27 BB01 BB06 BB11 BB19 BB38 BB39 CC03 CC05 CC12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶装置と、表示装置と、データ入出力
    装置と、通信網に接続される通信装置とを有し、NC加
    工機のデータサービスを実行するサービス提供計算機シ
    ステムを用い、 該サービス提供計算機システムにより、データサービス
    に係るメニュー画面を前記通信網に出力し、前記メニュ
    ー画面により選択されたサービス項目の実行に必要な入
    力データを要求する入力画面を前記通信網に出力し、該
    入力画面に入力された入力データを取り込んで前記選択
    されたサービス項目を実行し、該サービス項目を実行し
    て作成された出力データの出力画面を前記通信網に出力
    するNC加工機のデータサービス方法。
  2. 【請求項2】 前記サービス項目は、CADデータの作
    成、加工方案の作成、工具軌跡データの作成、NC加工
    機仕様の作成、NCデータの作成の少なくとも1つであ
    り、 前記サービス提供計算機システムは、前記サービス項目
    に対応したCADシステム、CAMシステム、NCポス
    トプロセッサ、NCシミュレータの機能を有してなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のNC加工機のデータサ
    ービス方法。
  3. 【請求項3】 前記出力画面は、CADシステムから出
    力される加工品の形状データをNC加工用に修正した仕
    上り形状データ、工具軌跡データ、NCデータの少なく
    とも1つの出力データを出力することを特徴とする請求
    項1又は2に記載のNC加工機のデータサービス方法。
  4. 【請求項4】 前記出力画面は、NCデータのチェック
    結果、加工機械CADモデル、素材CADモデル、治具
    CADモデルの少なくとも1つの出力データを出力する
    ことを特徴とする請求項3に記載のNC加工機のデータ
    サービス方法。
  5. 【請求項5】 前記サービス提供計算機システムは、デ
    ータサービスの提供に関する契約画面を前記通信網に出
    力し、前記契約画面に入力された利用者の情報を取り込
    んでユーザIDとパスワードとともにデータサービス契
    約が完了したことを示す出力画面を前記通信網に出力す
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
    NC加工機のデータサービス方法。
  6. 【請求項6】 前記サービス提供計算機システムは、提
    供したデータサービスに対する対価の請求書を前記通信
    網を介して前記利用者の計算機システムに出力すること
    を特徴とする請求項5に記載のNC加工機のデータサー
    ビス方法。
  7. 【請求項7】 前記サービス提供計算機システムは、提
    供したデータサービスに対する対価の請求を前記通信網
    を介して予め契約したファイナンス会社の計算機システ
    ムに出力し、 該ファイナンス会社の計算機システムは、前記対価の請
    求に対応した請求書を前記通信網を介して前記利用者の
    計算機システムに出力することを特徴とする請求項5に
    記載のNC加工機のデータサービス方法。
  8. 【請求項8】 前記サービス提供計算機システムは、前
    記データサービスに関して発生する損害を担保するため
    の保険契約を予め定めた保険会社と結ぶことを特徴とす
    る請求項5乃至8のいずれかに記載のNC加工機のデー
    タサービス方法。
  9. 【請求項9】 前記サービス項目は、前記NCデータの
    作成に使用した専用NCポストプロセッサと、NC加工
    機で切削した切削形状サンプルと、切削に使用した治具
    形状サンプルの少なくとも1つの物品の提供を含み、 前記サービス提供計算機システムは、前記物品の提供の
    要求が前記入力画面に入力されたとき、対応する物品の
    配送を予め契約した配送会社の計算機システムにその旨
    送信することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに
    記載のNC加工機のデータサービス方法。
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