JP2003196333A - システムlsiの設計方法及びこれを記憶した記録媒体 - Google Patents

システムlsiの設計方法及びこれを記憶した記録媒体

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JP2003196333A
JP2003196333A JP2001400503A JP2001400503A JP2003196333A JP 2003196333 A JP2003196333 A JP 2003196333A JP 2001400503 A JP2001400503 A JP 2001400503A JP 2001400503 A JP2001400503 A JP 2001400503A JP 2003196333 A JP2003196333 A JP 2003196333A
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instruction processor
processor
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system lsi
dedicated
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JP2001400503A
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Hiroyuki Nakajima
博行 中島
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NEC Electronics Corp
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NEC Electronics Corp
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Publication date
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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    • G06F30/32Circuit design at the digital level
    • G06F30/33Design verification, e.g. functional simulation or model checking
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基本命令プロセッサと専用命令プロセッサと
がハードウエア資源を共有する際に、自由度高く通信イ
ンタフェースの設計が可能で、かつ、低コストで製作可
能なシステムLSIの設計方法を提供する。 【解決手段】 システムLSI全体の機能を記述したア
ルゴリズム記述1を、ハードウエア部分とソフトウエア
部分とに分割する。ハードウエア部分は、高級言語を用
いて、基本命令プロセッサ記述2と、専用命令プロセッ
サ記述3と、フレキシブルインタフェース記述4とでプ
ロセッサ10の機能を記述し、それを動作合成してRT
L記述5とシミュレーション用記述6とを得る。機能を
アルゴリズムで記述したプロセッサ10の記述を動作合
成することで、通信インタフェースの帯域の自由度が高
まり、基本命令プロセッサと専用命令プロセッサの間で
ハードウエア資源の共有が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システムLSIの
設計方法及びこれを記録した記録媒体に関し、特に、基
本命令プロセッサと専用命令プロセッサの間でデータ転
送を行う通信インタフェースの帯域の自由度が高く設計
でき、ハードウエア資源の共有により低コストで製作で
きるシステムLSIの設計方法、及び、これを記録した
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、SOC(System On Chip)又
はシステムLSIと呼ばれる、1つのチップでシステム
の回路機能の全てを実現するLSIが実現している。ま
た、半導体製造プロセスの微細化に伴い、システムLS
Iに集積できるゲート数は飛躍的に増加し、それに伴い
システムLSIの処理能力も向上している。
【0003】システムLSIは、画像処理や暗号化処
理、フィルタ処理、復号処理など多彩な処理に使用さ
れ、その入出力信号の種類、処理のアルゴリズム、或い
は、要求される時間的性能なども様々である。システム
LSIでは、処理のアルゴリズムは益々複雑化し、且つ
短時間での処理が要求される傾向にある。このため、最
近のシステムLSIは、使用される信号処理に特化した
ものとして設計される。
【0004】図5は、従来のソフト・ハード協調設計シ
ステムを使用したシステムLSIの設計フローを示して
いる。一般に、動作合成を使用したソフト・ハード協調
設計システムは、C言語のような汎用プログラム言語、
又は、専用の動作レベル記述言語などの高級言語で記述
したアルゴリズム記述1を、レジスタ等のメモリ部及び
加算器等の実行処理部によるハードウエア資源を用いて
ハードウエア化できる論理合成用RTL(レジスタ転送
レベル)記述5のような低位レベル記述に変換する。
【0005】アルゴリズム記述1には、システムLSI
の全機能が記述されている。機能の大部分をハードウエ
アで実現すると、処理速度は高速となるが、回路規模は
大きくなり、製造コストがかさむ。また、大部分をソフ
トウエアで実現すると、回路規模は小さくなるが、処理
速度は低速となる。そこで、設計の初期段階では同図に
示すように、回路規模や処理時間、コストなどの制約条
件を勘案して、アルゴリズム記述1に記載された機能
を、ハードウエア資源を用いて実現するものと、ソフト
ウエア資源を用いて実現するものとに振り分け、その機
能を分割する(ステップS201)。
【0006】全てのハードウエア資源を、始めから設計
すると、その開発には費用と時間がかかる。このため、
これまでに蓄積された資産を活かして、ハードウエアI
P(intellectual Property)として保有する設計済み
のハードウェアマクロを、可能な限り再利用して設計す
る。ハードウエアIPは、再利用しやすいように、汎用
性の高いものとして設計されており、容易にシステムL
SI構成に組み込める。
【0007】ハードウエアは、汎用的な演算処理を行う
マイクロプロセッサなどの基本命令プロセッサ11と、
入出力部分など用途に特化した特定処理を行う専用命令
プロセッサ12とを組み合わせて設計される。基本命令
プロセッサ11には、既に設計済みのハードウエアIP
が使用される。一般に、基本命令プロセッサ11は、シ
ステムLSIを設計する部門とは別の、プロセッサ設計
を専門とする部門によりRT設計で設計され、シミュレ
ーション用記述6aとともに提供される。
【0008】使用する基本命令プロセッサ11が決まる
と、専用命令プロセッサ12の設計に移行する(ステッ
プS202)。専用命令プロセッサ12と基本命令プロ
セッサ11とは、バスを介してデータの通信を行うた
め、専用命令プロセッサ12の設計に際して、そのバス
インタフェースは基本命令プロセッサ11のバス仕様に
合わせて設計される。専用命令プロセッサ12の設計で
は、その機能が高級言語で記述される。
【0009】専用命令プロセッサ12の記述から、動作
合成によって専用命令プロセッサRTL記述5bとシミ
ュレーション用記述5bとが得られる(ステップS20
3)。得られた専用命令プロセッサRTL記述5bが、
制約として設定された回路規模以内で実現できるか否か
を判断し(ステップS204)、設定された回路規模を
超えるときには、ステップS201に戻り、システムL
SIの設計をやり直す。回路規模のチェックが良である
ときには、設計済みである基本命令プロセッサRTL記
述5aと専用命令プロセッサRTL記述5bとが、バス
のRTL記述5cを介して接続される(ステップS20
5)
【0010】次いで、ソフトウエア設計では、アプリケ
ーションプログラムと、専用命令プロセッサ12を働か
せるためのデバイスドライバとを高級言語で記述する
(ステップS206)。アプリケーションプログラムと
デバイスドライバとは、コンパイラでコンパイルされ、
基本命令プロセッサ11又は専用命令プロセッサ12が
直接理解できる機械語命令に変換される(ステップS2
07)。得られた機械語命令と、シミュレーション用記
述6a、6b、及び、バス部シミュレーション用記述6
cを結合したシミュレーション用記述とが、命令セット
シミュレータにかけられ(ステップS208)、システ
ムLSI構成と同じ環境によってシミュレーションが行
われる。
【0011】命令セットシミュレータでは、ハードウエ
アとソフトウエアとをシミュレートし、ハードウエアや
ソフトウエアの設計に誤りのないことが確認される(ス
テップS209)。ステップS209では、同時に、実
際の使用条件下でのシステムLSI構成の処理能力が測
られ、その時間的性能が、要求される条件を満たすか否
かが判断される(ステップS210)。結果が否である
ときには、ステップS201に戻り、再度ハードウエア
とソフトウエアの機能分割からやり直す。結果が良であ
るときには、システムLSIの設計は完了し、その後、
基本命令プロセッサRTL記述5aと、専用命令プロセ
ッサRTL記述5bと、バスRTL記述5cとが論理合
成され、システムLSIの実際のゲート回路が決定す
る。
【0012】図6は、上記設計により得られたシステム
LSIの構成を示している。システムLSIは、基本命
令プロセッサ11及び専用命令プロセッサ12で構成さ
れ、命令制御バス71及びデータ通信バス72を介して
接続されている。基本命令プロセッサ11と、専用命令
プロセッサ12とは、それぞれ命令制御部である命令デ
コーダ21、31、データメモリ制御部22、32、及
び、実行処理制御部23、33と、データメモリ群2
4、34と、実行処理群25、35と、命令制御インタ
フェース41a、41bと、データメモリインタフェー
ス42a、42bと、実行処理インタフェース43a、
43bとを備える。また、基本命令プロセッサ11は、
命令フェッチレジスタ20を備えている。
【0013】命令制御インタフェース41aには、命令
データバス51aと命令制御バス52aとが接続され
る。データメモリインタフェース42aには、メモリ選
択バス53aとメモリアクセスバス54aとが接続され
る。実行処理インタフェース43aには、実行処理選択
バス55aと、実行処理アクセスバスと56aとが接続
される。
【0014】また、命令制御インタフェース41aは、
メモリ制御バス61aを介してデータメモリインタフェ
ース42aを制御する制御信号、及び、実行処理制御バ
ス62aを介して実行処理インタフェース43aを制御
する制御信号を生成する。データメモリインタフェース
42aは、命令制御インタフェース41aから受信した
制御信号に従って、メモリ選択バス53aによってデー
タメモリを選択し、メモリアクセスバス54aを介した
メモリ値の読み書きのタイミングを制御する。実行処理
インタフェース43aは、命令制御インタフェース41
aから受信した制御信号に従って、実行処理選択バス5
5aによって実行処理を選択し、実行処理アクセスバス
56aでのデータの入出力を制御し、リードアクセスバ
ス63a及びライトアクセスバス64aを介してデータ
メモリ群の内容を読み書きする。
【0015】命令制御インタフェース41bには、命令
データバス51bと命令制御バス52bとが接続され
る。データメモリインタフェース42bには、メモリ選
択バス53bとメモリアクセスバス54bとが接続され
る。実行処理インタフェース43bには、実行処理選択
バス55bと、実行処理アクセスバスと56bとが接続
される。
【0016】また、命令制御インタフェース41bは、
メモリ制御バス61bを介してデータメモリインタフェ
ース42bを制御する制御信号、及び、実行処理制御バ
ス62bを介して実行処理インタフェース43bを制御
する制御信号を生成する。データメモリインタフェース
42bは、命令制御インタフェース41bから受信した
制御信号に従って、メモリ選択バス53bによってデー
タメモリを選択し、メモリアクセスバス54bを介した
メモリ値の読み書きのタイミングを制御する。実行処理
インタフェース43bは、命令制御インタフェース41
bから受信した制御信号に従って、実行処理選択バス5
5bによって実行処理を選択し、実行処理アクセスバス
56bでのデータの入出力を制御し、リードアクセスバ
ス63b及びライトアクセスバス64bを介してデータ
メモリ群の内容を読み書きする。
【0017】命令制御インタフェース41a、41b
は、命令制御バス71により接続されている。また、デ
ータメモリインタフェース42a、42bは、データ通
信バス72により接続されている。専用命令プロセッサ
12は、命令制御バス71により、命令フェッチレジス
タ20にアクセスし、データ通信バス72を介してデー
タメモリ群24の内容を読み書きする。専用命令プロセ
ッサ12が、データメモリ群24に、同時にアクセスで
きるデータメモリ数は、データ通信バス72のバス帯域
によって定められている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の設計方法で
は、基本命令プロセッサ11と専用命令プロセッサ12
の間のインタフェース及びバスは、基本命令プロセッサ
11の仕様に基づいて決定される固定的なものであり、
互いの資源は固定的な条件でのみ共有されていた。例え
ば、専用命令プロセッサ12から、同時に多量のデータ
メモリ群24にアクセスする際に、データ通信バス72
の帯域がそのアクセス数よりも少ないときには、1クロ
ックで処理を終えることができず、数クロックを費やし
ていた。
【0019】基本命令プロセッサ11は、汎用性の高い
演算資源を実行処理群25に保有しているが、実行処理
群25と実行処理群35の間には、バスが存在しないた
めに、実行処理群35から実行処理群25にアクセスす
ることはできない。このため、基本命令プロセッサ11
と専用命令プロセッサ12とが、同じタイプの演算資源
を使用する場合であっても、実行処理群25と実行処理
群35のそれぞれに演算資源を設ける必要があった。
【0020】また、動作検証の際に命令セットシミュレ
ータに入力するシミュレーション用記述は、基本命令プ
ロセッサ11、専用命令プロセッサ12、及び、バス部
のそれぞれの設計の際に作成され、別々に用意されてい
た。命令セットシミュレータでは、それらを結合して動
作検証するため、基本命令プロセッサ11と専用命令プ
ロセッサ12の間の通信は、バス部分の設計が完了した
後に、専用命令プロセッサ12のデバイスドライバとと
もに低位レベルで検証を要し、その検証は複雑であっ
た。
【0021】上記問題を解決する技術として、近年、特
定用途向けにゲート規模や処理速度、消費電力などの要
求パラメータから、メモリサイズ等の資源を変更して基
本命令プロセッサ構成を再構築できるXtensaプロセッサ
が知られている(Design Wave Magazine 1999 Decembe
r)。ただし、このプロセッサでは、専用命令の追加用
のインタフェースを規定し、再構築する基本命令プロセ
ッサとは分離されていた。
【0022】また、特定用途向けに専用命令プロセッサ
構成を動作レベル記述言語からRTL記述に動作合成し
て専用命令化し、基本命令プロセッサ構成から命令実行
できるVUPUプロセッサも知られている(Design Wav
e Magazine 1999 December)。ただし、このプロセッサ
では、基本命令プロセッサ構成と専用命令追加用インタ
フェースを規定し、基本命令プロセッサ構成と、構築す
る専用命令プロセッサ構成とは分離されていた。
【0023】本発明のシステムLSIの設計方法は、基
本命令プロセッサと専用命令プロセッサの間のデータ転
送を行う通信インタフェースについて、その帯域の自由
度が高く設計でき、ハードウエア資源を共有することに
より低コストで製作できるLSIの設計方法及びこれを
記憶した記録媒体を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のシステムLSIの設計方法は、基本命令プ
ロセッサ、専用命令プロセッサ、及び、前記基本命令プ
ロセッサと前記専用命令プロセッサとの間でデータ転送
を行う通信インタフェースを備え、所定のソフトウエア
に基づいて動作するステムLSIの設計方法において、
前記基本命令プロセッサと、前記専用命令プロセッサ
と、前記通信インタフェースとをアルゴリズムで記述す
るステップと、前記基本命令プロセッサ、前記専用プロ
セッサ、及び、前記通信インタフェースの記述から動作
合成するステップとを有することを特徴とする。
【0025】本発明のシステムLSIの設計方法では、
基本命令プロセッサと、新しく設計する専用命令プロセ
ッサと、それらの間でデータ転送を行う通信インタフェ
ースとをアルゴリズムで記述した後に、これらを動作合
成するため、通信インタフェースについて自由度が高い
システムLSIを構成することができる。アルゴリズム
を記述するステップでは、例えばC言語とC++言語と
が混在して記述しても良いし、同一言語を用いて記述し
ても良い。
【0026】また、本発明の記録媒体は、上記本発明の
システムLSIの設計方法を実現するプログラムを記録
したことを特徴とする。
【0027】また、本発明のシステムLSIの設計方法
では、前記基本命令プロセッサ及び前記専用命令プロセ
ッサの各一方は、他方のハードウエア資源を共有するこ
とが好ましい。この場合、共通のハードウエア資源を双
方のプロセッサにそれぞれ配置することがなく、無駄を
省くことができる。ハードウエア資源には、メモリ資源
や演算資源、マルチプレクサ、或いは、それらを接続す
るバスの配線資源などの資源が含まれる。
【0028】本発明のシステムLSIの設計方法では、
前記動作合成ステップが、前記通信インタフェースの帯
域を決定するステップを有することが好ましい。通信イ
ンタフェースの帯域を基本命令プロセッサ記述と専用命
令プロセッサ記述から適切に設定することで、帯域を過
不足なく設定できる。
【0029】本発明のシステムLSIの設計方法では、
前記動作合成ステップが、前記基本命令プロセッサ、前
記専用命令プロセッサ、及び、前記通信インタフェース
をシミュレーションする記述を出力することが好まし
い。この場合、基本命令プロセッサと、専用命令プロセ
ッサと、通信インタフェースとをまとめて動作検証でき
るため、検証作業が容易となる。
【0030】本発明のシステムLSIの設計方法は、前
記シミュレーション記述とソフトウエア記述とに基づい
てLSIの動作をシミュレーションするステップを更に
有することが好ましい。この場合、システムLSIの実
際の動作を検証できる。
【0031】本発明のシステムLSIの設計方法は、前
記動作合成ステップの後に生じた前記専用命令プロセッ
サの仕様変更又は不具合部分の修正に代えて、前記基本
命令プロセッサにおける基本命令、又は、前記基本命令
及び前記専用命令プロセッサにおける専用命令を記述す
るソフトウエア記述部分の修正を行うことが好ましい。
回路パターンが決定した後に、仕様変更や不具合修正の
ために、回路パターンを作り直すのには、時間とコスト
がかかる。このため、回路パターン化されている他の命
令を組み合わせて使用するようにソフトウエアを修正
し、仕様変更又は不具合修正箇所の命令を回避すること
で、仕様変更又は不具合修正をすることができる。
【0032】本発明のシステムLSIの設計方法は、前
記専用命令プロセッサに、プログラマブル論理回路を含
む冗長回路部分を形成し、前記専用命令プロセッサの仕
様変更又は不具合部分の修正に代えて、前記冗長回路部
分を使用することが好ましい。冗長回路部分は、システ
ムLSIの中に再構築可能なプログラマブル論理回路な
どとして用意され、システムLSIの配線修正、又は、
プログラマブル論理回路によって、或いはこれら双方を
組み合わせることで、仕様変更又は不具合修正をするこ
とができる。
【0033】本発明のシステムLSIの設計方法では、
前記基本命令プロセッサ記述を、基本命令プロセッサラ
イブラリから抽出された所望の命令で構成し、前記専用
命令プロセッサ記述の少なくとも一部の命令を、前記基
本命令プロセッサライブラリに登録することが好まし
い。この場合、基本命令プロセッサは、所望の命令のみ
を有するプロセッサとして柔軟に再構築できる。また、
専用命令プロセッサの専用命令とした命令の少なくとも
一部をライブラリに登録することで、その後の設計で
は、これを基本命令プロセッサの命令として取り込め
る。このように、ライブラリを活用することで、開発に
かかる時間と費用を抑えることができる。
【0034】本発明のシステムLSIの設計方法は、複
数の前記専用命令プロセッサを少なくとも1つの基本命
令プロセッサと組み合わせることが好ましい。この場
合、複数の処理をそれぞれの専用命令プロセッサが担当
するため、高速な処理が可能となる。基本命令プロセッ
サは1以上複数が配置できる。
【0035】本発明のシステムLSIの設計方法は、前
記基本命令プロセッサ、前記専用命令プロセッサ、及
び、前記通信インタフェースがC言語、C言語の拡張言
語、又は、オブジェクト指向言語によって記述されるこ
とが好ましい。高級言語の中でも、C言語はシステムの
設計に適しているため、システムLSIの設計に際して
は、C言語で機能を記述することが好ましい。C言語拡
張言語には、C言語をベースとするC++言語や、C言
語を動作合成に適した言語に変更したような言語や、オ
ブジェクト指向言語も含まれる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施形態例に基づいて、本発明を詳細に説明する。図1
は、本発明の一実施形態例のソフト・ハード協調設計シ
ステムを用いたLSI設計の処理手順を示している。ま
た、図2は、本設計で得られるシステムLSIの機能構
成をブロック図として示している。動作合成を使用した
ソフト・ハード協調設計システムは、C言語のような汎
用プログラム言語、又は、専用の動作レベル記述言語な
どの高級言語で、機能を記述したアルゴリズム記述1
を、図1に示す処理手順によって、レジスタ等のメモリ
部及び加算器等の実行処理部で構成を用いてハードウエ
ア化するのに適した、低位レベル記述である論理合成用
RTL(レジスタ転送レベル)記述5に変換する。
【0037】まず、システムLSIのアルゴリズム記述
1は、回路規模や処理時間、消費電力などを考慮して、
ハードウエア部分とソフトウエア部分とに分割される
(ステップS1)。ハードウエア部分の設計では、ま
ず、プロセッサ10の中核として使用する、既に設計済
みの命令を有する基本命令プロセッサ11を選定する。
次いで、アルゴリズム記述1の機能を、基本命令プロセ
ッサ11のみの機能では処理速度の面などで実現困難な
場合に、特定処理を実行する専用命令プロセッサ12を
追加する。つまり、プロセッサ10は、設計済みの命令
を組み合わせて構成する基本命令プロセッサ11と新た
に専用命令を追加して得られた専用命令プロセッサ12
とで構成される。
【0038】プロセッサ10の設計では、その機能を高
級言語で記述する(ステップS2)。プロセッサ10の
記述は、基本命令プロセッサ記述2と、専用命令プロセ
ッサ記述3と、フレキシブルインタフェース記述4とか
らなる。基本命令プロセッサ11の機能を記述した基本
命令プロセッサ記述2は、アルゴリズム記述1を実現す
るのに必要な命令のみをライブラリから抽出し、それら
を組み合わせて記述する。専用命令プロセッサ12の機
能は、専用命令プロセッサ記述3として記述する。ま
た、基本命令プロセッサ11と専用命令プロセッサ12
とを接続するフレキシブルインタフェース13は、フレ
キシブルインタフェース記述4として記述する。
【0039】フレキシブルインタフェース13は、命令
制御インタフェース41と、メモリアクセスインタフェ
ース42と、実行処理インタフェース43とで構成され
る。後述するように、各インタフェース間を結ぶバスの
本数などの帯域は、基本命令プロセッサ記述2及び専用
命令プロセッサ記述3の記述内容によって決定される。
また、基本命令プロセッサ11と専用命令プロセッサ1
2とは、フレキシブルインタフェース13を介して互い
の資源を共有可能である。
【0040】プロセッサ10の記述を動作合成すると
(ステップS3)、RTL記述5とシミュレーション用
記述6とが得られる。シミュレーション記述6は、プロ
セッサ10をクロックサイクルレベルで動作検証するた
めに用いられる。得られたRTL記述5によって、回路
規模がチェックされ、制約として設定された回路規模以
内に収まらないときには、ステップS1に戻り、設計を
やり直す(ステップS4)。回路規模チェックが、良で
ある場合には、ハードウエア部分の構成が定まる。
【0041】ソフトウエア部分の設計では、アプリケー
ションプログラムを高級言語で記述し(ステップS
5)、システムLSIの動作を決定する。プログラムの
内容が定まると、コンパイラでコンパイルし(ステップ
S6)、プロセッサ10が直接理解できる機械語命令セ
ットが生成される(ステップS7)。機械語命令セット
と、ステップS3で得られたシミュレーション用記述6
とが、命令セットシミュレータに掛けられ、設計に誤り
がないかが確認される(ステップS8)。
【0042】命令セットシミュレータでは、処理能力で
ある時間性能が測られる。時間性能が、制約として設定
された処理時間を超えるときには、ステップS1へ戻
り、ハードウエア部分とソフトウエア部分の分割から、
設計をやり直す(ステップS9)。設定された時間以内
であれば、システムLSIの設計は完了し、プロセッサ
10と、プロセッサ10で動作するアプリケーションプ
ログラムとが確定する。
【0043】図2に示すように、最終的に得られたプロ
セッサ10は、基本命令プロセッサ11と、専用命令プ
ロセッサ12と、フレキシブルインタフェース13とに
より構成される。基本命令プロセッサ11と、専用命令
プロセッサ12とは、それぞれ命令制御部である命令デ
コーダ21、31、データメモリ制御部22、32、及
び、実行処理制御部23、33と、データメモリ群2
4、34と、実行処理群25、35とを備える。また、
基本命令プロセッサ11は、命令フェッチレジスタ20
を備えている。
【0044】フレキシブルインタフェース13は、命令
制御インタフェース41と、データメモリインタフェー
ス42と、実行処理インタフェース43とから構成され
る。命令制御インタフェース41には、命令データバス
51と命令制御バス52とが接続される。データメモリ
インタフェース42には、メモリ選択バス53とメモリ
アクセスバス54とが接続される。実行処理インタフェ
ース43には、実行処理選択バス55と、実行処理アク
セスバスと56とが接続される。
【0045】また、命令制御インタフェース41は、メ
モリ制御バス61を介してデータメモリインタフェース
42を制御する制御信号、及び、実行処理制御バス62
を介して実行処理インタフェース43を制御する制御信
号を生成する。データメモリインタフェース42は、命
令制御インタフェースから受信した制御信号に従って、
メモリ選択バス53によってデータメモリを選択し、メ
モリアクセスバス54を介したメモリ値の読み書きのタ
イミングを制御する。実行処理インタフェース43は、
命令制御インタフェース41から受信した制御信号に従
って、実行処理選択バス55によって実行処理を選択
し、実行処理アクセスバス56でのデータの入出力を制
御し、リードアクセスバス63a及びライトアクセスバ
ス64aを介してデータメモリ群の内容を読み書きす
る。
【0046】命令制御インタフェース41は、メモリ制
御バス61及びメモリ選択バス53を介してデータメモ
リ群24及び34にメモリ選択の信号を送り、実行処理
制御バス62及び実行処理選択バス55を介して実行処
理群25及び35に実行処理選択の信号を送る。実行処
理インタフェース43は、リードアクセスバス63、ラ
イトアクセスバス64、及び、メモリアクセスバス54
を介して、データメモリ群24及び34のメモリ値を読
み書きし、実行処理アクセスバス56を介して他の実行
処理のユニットにアクセスをする。それぞれのバスが、
同時にアクセス又は選択できる数であるバスの帯域は、
プロセッサ10の記述内容により決定される。
【0047】プロセッサ10の動作について説明する。
図示しないプログラムメモリから読み出された命令は、
命令フェッチレジスタ20に記憶される。命令デコーダ
21又は31は、命令フェッチレジスタ20を参照して
命令を解読する。命令が解読されると、その指示内容に
従って、データメモリ制御22又は32と、実行処理制
御部23又は33とは、命令制御インタフェース41及
びメモリ制御バス61を介して、データメモリインタフ
ェース32に、命令制御インタフェース41及び実行処
理制御バス62を介して実行処理インタフェース33
に、それぞれ信号を送る。
【0048】信号を受け取ったデータメモリインタフェ
ース42は、メモリ選択バス53を介して該当するデー
タメモリを選択する。実行処理インタフェース43は、
実行処理選択バス55を介して1つ又は複数の実行処理
を選択し、リードアクセスバス63、ライトアクセスバ
ス64、及び、メモリアクセスバス54を介してデータ
メモリの値を読み書きする。また、実行処理アクセスバ
ス56を介して、実行処理群35の何れかの実行処理か
ら、実行処理群25の何れかの実行処理にアクセス可能
であるため、基本命令プロセッサ11の演算資源を専用
命令プロセッサ12の演算資源と同時に使用できる。メ
モリ選択バス53、メモリアクセスバス54、実行処理
選択バス55、実行処理アクセスバス56、メモリ制御
バス61、実行処理制御バス62、リードアクセスバス
63、及び、ライトアクセスバス64の同時選択又はア
クセス本数は、図1の基本命令プロセッサ記述2、及
び、専用命令プロセッサ記述3により決定するフレキシ
ブルインタフェース記述4により決定する。
【0049】図3は、プロセッサ10の記述の具体的な
例を示す。図2及び図3を参照して、フレキシブルイン
タフェースを更に詳しく説明する。プロセッサ記述は、
C言語をベースにした高級言語で記述される。1行目か
ら6行目までは命令コードの定義、8行目から12行目
までがメモリ資源の定義、14行目から27行目までが
基本命令プロセッサの動作の記述部分、及び、29行目
から37行目までが専用命令プロセッサの動作の記述部
分である。
【0050】ここで、プロセッサ記述10の記述のう
ち、C言語にはない記述について説明する。10行目か
ら12行目までに記述されるreg(x:y)は、MSB(最上
位ビット)がxビット目から始まるyビット語長のメモ
リの確保を意味する。例えば8行目のpcは、8ビット
のプログラムカウンタを意味する。ter(m:n)は、MSB
がmビット目から始まるnビット語長のバス信号の確保
を意味する。例えば16行目では、opc、opr1、
opr2、及び、opr3の4つのバス信号線が、それ
ぞれ4ビットの信号線として確保される。演算
子「::」は、ビットを結合する特殊演算子である。1
8行目では、それぞれが4ビットのopc、opr1、
opr2、及び、opr3を結合し、16ビットのバス
と同等に扱うことを意味する。また、14行目のproces
sは、動作合成ツールが1つの合成単位を認識するため
の記述である。
【0051】図3のプロセッサ10の記述から、基本命
令プロセッサ11は、20行目から24行目までに規定
されるADD、SUB、MOV、JMP、及びSETの
5つの基本命令で動作し、専用命令プロセッサ12は、
32行目及び33行目で規定されるように8ビットの乗
算を行い、その乗算結果と8ビットのメモリ値を2つ結
合した16ビットのアキュムレータとの和をとるユーザ
命令で動作する。
【0052】また、基本命令プロセッサ11の構成は、
9行目及び12行目から、データメモリ群22のメモリ
資源は、8ビット構成で且つメモリ数が16個である。
実行処理群23は、その記述から演算資源がadd(加
算)、sub(減算)、及びinc(インクリメント)
であることがわかる。専用命令プロセッサ12の構成
は、実行処理群35の演算資源が、mul(乗算)とa
cc(アキュムレータ)とであることが読み取れる。
【0053】フレキシブルインタフェース13のバスの
帯域については、まず、基本命令プロセッサ11の構成
から、16行目及び18行目から命令データバス51は
16ビットのバスで、メモリアクセスバス53は、1サ
イクルで必要とされる処理が完了するためには、リード
が2本及びライトが1本必要となることがわかる。専用
プロセッサ12のユーザ命令を追加することによって、
メモリアクセスバス53は、リードが4本及びライトが
2本、それぞれ必要となる。つまり、専用プロセッサ1
2の追加により、リードは2本、ライトは1本、それぞ
れのバスを追加する。
【0054】専用命令プロセッサ12のユーザ命令を実
行する実行処理群35から、実行処理アクセスバス56
を介して、基本命令プロセッサ11の演算資源であるa
dd及びincにアクセスできる。33行目では16ビ
ットの加算を行うが、実行処理群25の8ビット加算器
であるaddを使用できるため、実行処理群35には、
16ビット加算器は必要なく、8ビット加算器を1つ追
加し、2つの8ビット加算器を使用することにより、1
6ビット加算を実現する。つまり、双方のプロセッサ
は、演算資源を共有できる。基本命令プロセッサ11と
専用命令プロセッサ12とは、同時には動作しないた
め、演算資源の共有化により回路の冗長性を低くするこ
とができる。
【0055】本実施形態例のシステムLSIの設計方法
では、機能を記述した基本命令プロセッサ記述2、専用
命令プロセッサ記述3、及び、フレキシブルインタフェ
ース記述4をまとめて動作合成することにより、双方の
プロセッサ間でデータ転送を行うバスの構成を、双方の
プロセッサの設計に合わせて柔軟に構成することができ
る。基本命令プロセッサ11は、高級言語で記述される
ため、RT設計していた従来と比べて、再構築が容易と
なる。双方のプロセッサに共通のインタフェースを設け
ることにより、バスを介して、専用命令プロセッサ11
が基本命令プロセッサ12のメモリ資源や演算資源に直
接にアクセスできるため、回路の無駄を省くことができ
る。
【0056】従来、シミュレーション用記述は、基本命
令プロセッサ用と、専用命令プロセッサ用と、バス部用
とが別々に用意され、それらを結合して命令セットシミ
ュレータで検証する必要があったが、動作合成により、
全ての機能を含むシミュレーション用記述6が生成され
るため、検証作業が容易となる。
【0057】なお、本発明のシステムLSIの設計方法
を利用して設計されたプロセッサ全体を、従来の設計方
法での基本命令プロセッサに代えて使用し、システムL
SIの設計をしてもよい。図4は、従来のシステムLS
Iの設計方法と、本実施形態例のシステムLSIの設計
方法とを組み合わせて設計したシステムLSIの設計の
手順を示す。図5に示した従来のシステムLSIの設計
方法とは、基本命令プロセッサ11として使用する部分
を、本実施形態例のシステムLSIの設計方法で得られ
たプロセッサ10を使用する点で相違する。ステップS
203では、専用ハードウエアは、動作合成によって得
られるが、これに代えてRT設計で設計したハードウエ
アIPを使用してもよい。
【0058】上記のように、従来の設計方法と、本実施
形態例の設計方法を組み合わせることで、システムLS
Iの機能全体を動作合成によって生成するものではない
が、周辺ハードウエアとして有用なハードウエアIPが
存在する場合などを含めて、その周辺ハードウエアと本
発明のシステムLSIの設計方法で設計されたプロセッ
サとを組み合わせてシステムLSIを設計することがで
きる。
【0059】以上、本発明をその好適な実施形態例に基
づいて説明したが、本発明のLSI構成方法は、上記実
施形態例にのみ限定されるものでなく、上記実施形態例
の構成から種々の修正及び変更を施したLSI構成方法
も、本発明の範囲に含まれる。例えば、動作合成される
基本命令プロセッサ及び専用命令プロセッサは、それぞ
れ1以上複数を配置できる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシステム
LSIの設計方法及びこれを記録した記録媒体では、機
能をアルゴリズムで記述した基本命令プロセッサ記述と
専用命令プロセッサ記述と通信インタフェース記述とを
動作合成するため、双方のプロセッサ間のインタフェー
ス及びバスの帯域を柔軟に設計できる。また、双方のプ
ロセッサ間で演算資源の共有が可能となるので、ハード
ウエア資源の無駄を省くことができ、製作コストを低く
抑えることができる。更に、基本命令プロセッサと専用
命令プロセッサとを1つのプロセッサとしてシミュレー
トできるため、動作検証が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例のシステムLSIの設計
方法の処理手順を示すフローチャート。
【図2】図1のシステムLSIの設計方法により得られ
るシステムLSIの機能を示すブロック図。
【図3】プロセッサ10の具体的な記述例を示すアルゴ
リズム。
【図4】従来の設計方法と、図1の設計方法とを組み合
わせたシステムLSIの設計方法の手順を示すフローチ
ャート。
【図5】従来のシステムLSIの設計方法の手順を示す
フローチャート。
【図6】図4のシステムLSIの設計方法により得られ
るシステムLSIの機能を示すブロック図。
【符号の説明】
1:アルゴリズム記述 2:基本命令プロセッサ記述 3:専用命令プロセッサ記述 4:フレキシブルインタフェース記述 5:論理合成用RTL記述 6:プロセッサシミュレーション用記述 10:プロセッサ 11:基本命令プロセッサ 12:専用命令プロセッサ 13:フレキシブルインタフェース 20:フェッチレジスタ 21、31:命令デコーダ 22、32:データメモリ制御部 23、33:実行処理制御部 24、34:データメモリ群 25、35:実行処理群 41:命令制御インタフェース 42:データメモリインタフェース 43:実行処理インタフェース 51:命令データバス 52:命令制御バス 53:メモリ選択バス 54:メモリアクセスバス 55:実行処理選択バス 56:実行処理アクセスバス 61:メモリ制御バス 62:実行処理制御バス 63:リードアクセスバス 64:ライトアクセスバス 71:命令制御バス 72:データ通信バス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年12月2日(2002.12.
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基本命令プロセッサ、専用命令プロセッ
    サ、及び、前記基本命令プロセッサと前記専用命令プロ
    セッサとの間でデータ転送を行う通信インタフェースを
    備え、所定のソフトウエアに基づいて動作するステムL
    SIの設計方法において、 前記基本命令プロセッサと、前記専用命令プロセッサ
    と、前記通信インタフェースとをアルゴリズムで記述す
    るステップと、 前記基本命令プロセッサ、前記専用プロセッサ、及び、
    前記通信インタフェースの記述から動作合成するステッ
    プとを有することを特徴とするシステムLSIの設計方
    法。
  2. 【請求項2】 前記アルゴリズムで記述するステップで
    は、同じ言語を用いて記述することを特徴とする、請求
    項1に記載のシステムLSIの設計方法。
  3. 【請求項3】 前記基本命令プロセッサ及び前記専用命
    令プロセッサの各一方は、他方のハードウエア資源を共
    有する、請求項1又は2に記載のLSIの設計方法。
  4. 【請求項4】 前記動作合成ステップが、前記通信イン
    タフェースの帯域を決定するステップを有する、請求項
    1〜3に何れかに記載のシステムLSIの設計方法。
  5. 【請求項5】 前記動作合成ステップが、前記基本命令
    プロセッサ、前記専用命令プロセッサ、及び、前記通信
    インタフェースをシミュレーションする記述を出力す
    る、請求項1〜4の何れかに記載のシステムLSIの設
    計方法。
  6. 【請求項6】 前記シミュレーション記述とソフトウエ
    ア記述とに基づいてLSIの動作をシミュレーションす
    るステップを更に有する、請求項5に記載のシステムL
    SIの設計方法。
  7. 【請求項7】 前記動作合成ステップの後に生じた前記
    専用命令プロセッサの仕様変更又は不具合部分の修正に
    代えて、前記基本命令プロセッサにおける基本命令、又
    は、前記基本命令及び前記専用命令プロセッサにおける
    専用命令を記述するソフトウエア記述部分の修正を行
    う、請求項1〜6の何れかに記載のシステムLSIの設
    計方法。
  8. 【請求項8】 前記専用命令プロセッサに、プログラマ
    ブル論理回路を含む冗長回路部分を形成し、前記専用命
    令プロセッサの仕様変更又は不具合部分の修正に代え
    て、前記冗長回路部分を使用する、請求項1〜7の何れ
    かに記載のシステムLSIの設計方法。
  9. 【請求項9】 前記基本命令プロセッサ記述を、基本命
    令プロセッサライブラリから抽出された所望の命令で構
    成する、請求項1〜8の何れかに記載のシステムLSI
    の設計方法。
  10. 【請求項10】 前記専用命令プロセッサ記述の少なく
    とも一部の命令を、前記基本命令プロセッサライブラリ
    に登録する、請求項9に記載のシステムLSIの設計方
    法。
  11. 【請求項11】 複数の前記専用命令プロセッサを少な
    くとも1つの基本命令プロセッサと組み合わせる、請求
    項1〜10の何れかに記載のシステムLSIの設計方
    法。
  12. 【請求項12】 前記基本命令プロセッサ、前記専用命
    令プロセッサ、及び、前記通信インタフェースが、C言
    語、C言語の拡張言語、又は、オブジェクト指向言語に
    よって記述される、請求項1〜11の何れかに記載のシ
    ステムLSIの設計方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12の何れかに記載のシス
    テムLSIの設計方法を実現するプログラムを記録した
    記録媒体。
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