JP2007234065A - データ処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】命令中のディスプレースメント(基準アドレス)と、汎用レジスタ(ER0〜ER7)に割当てられるインデックスレジスタが保有する情報とから実効アドレスを計算するアドレッシングモードを設ける。メモリをアクセスするサイズに応じて、バイトであればインデックスレジスタの値を×1とし、ワードであれば×2というようにシフトする。実効アドレスの計算に、前記拡張およびシフトを含むことにより、命令数を削減し、実行ステート数も短縮できる。配列の大きさは、アドレス空間の大きさより小さいから、汎用レジスタの上位を、別のデータレジスタとして使用し、汎用レジスタに配置できるデータの量を増加でき、メモリとのリードライトの回数を削減することによって、命令数を更に削減し、プログラム容量を削減することができる。
【選択図】図1
Description
EXTU.W R0
EXTU.L ER0
SHLL.L ER0
MOV.W @(TOP:16,ER0),E0
のように記述される。
struct {
unsigend char cc:2;
unsigend char bb:3;
unsigend char aa:3;
} abc;
などと定義される。
MOV.B @abc,R0L
AND.B #8’b00111000,R0L
SHLR.B #3,R0L
などとされる。つまり、一旦、メモリから、バイト単位で、汎用レジスタにリードし、所望のビットフィールド以外を0にクリアし、所望のビットフィールドが下位詰めになるように3ビットシフトを行う。1ビットシフトしかサポートされていない命令セットでは、SHLR命令は3個必要である。
MOV.B @abc,R1L
AND.B #8’b11000111,R1L
SHLL.B #3,R0L
OR.B R1L,R0L
MOV.B R0L,@abc
などの命令実行が必要とされる。つまり、一旦、格納すべきメモリのデータを汎用レジスタにリードし、所望のビットフィールドを0にクリアする。一方、格納すべきデータを、所望のビットフィールド位置になるようにシフトを行う。両者の論理和をとり、結果をメモリに格納する。
本発明に係るデータ処理装置は、命令を読み込んで解読し、その解読結果に従って命令を実行する命令実行手段を有し、前記命令実行手段は、情報保持にその記憶領域の全体又は一部の利用が可能にされる汎用レジスタを有し、前記汎用レジスタの記憶領域の一部を利用する第1の命令を読み込んだとき、情報のアクセスサイズに応じて、前記第1の命令で指定された汎用レジスタの保持情報をシフトし、シフト結果をその他の情報と加算して実効アドレスの演算を行なう。
MOV.W E0,@(d:16,R0L)
と表記される転送である。CPUは、このアドレシングモードに対して、汎用レジスタをゼロ拡張し、シフトし、ディスプレースメントなどと、加算し、この結果をアドレスとして利用可能にする機能を持つ。
また、本発明の望ましい一つの態様として、前記命令実行手段は、前記汎用レジスタの記憶領域の一部を利用する第3の命令を読み込んだとき、情報のアクセスサイズに応じて、その情報をシフトし、シフト結果をその他の情報と加算して演算した実効アドレスを、別の汎用レジスタに格納する処理を実行する。即ち、上記実効アドレスの計算を行って、メモリをアクセスせずに、その実効アドレスを汎用レジスタに格納する実効アドレス転送命令(MOVA)を設ける。実効アドレスの計算時点では、データのサイズが分からないため、データのサイズに対応する命令を複数用意する。例えば、前記同様の実効アドレス計算を行って、汎用レジスタ(ER1)に格納する命令は、
MOVA/W @(d:16,R0L),ER1
のように記述する。上記記述において、/Wが、実効アドレスを使用してメモリをアクセスするときの、即ち、配列の、データサイズである。
前記ディスプレースメント付きインデックスレジスタ間接のようなアドレシングモードを採用する第1の命令はPC相対分岐命令としても適用可能である。即ち、インデックスレジスタを、8ビット、16ビット、32ビットとし、所定の定数倍(命令が16ビット単位の場合は×2)をした後、プログラムカウンタ(PC)と加算して、分岐アドレスを得るようにする、プログラムカウンタインデックスレジスタ相対分岐の実効アドレス生成をサポートする。複数の分岐先がある場合、分岐条件を評価した後、その評価結果に従って、インデックスレジスタに値を設定することにより、分岐命令自体は1個で共通化できる。
第2の観点による本発明は、命令を読み込んで解読し、その解読結果に従って命令を実行する命令実行手段を有し、前記命令実行手段は、命令の所定フィールドの値(vec)にオフセット(H’80)を組合わせ、これに情報のアクセスサイズに応じたビット数のシフトを行い、シフトされた値にその他の情報(VBRの値)を加算して実効アドレスを演算し、演算された実効アドレスでメモリをリードし、リードした内容を分岐先アドレスとする分岐命令を実行可能である。前記シフト動作は、例えば、プログラムカウンタ等による命令フェッチサイズに対応して、×2または×4などとされる。
第3の観点による本発明では、イミディエイトデータで、メモリ上のビットフィールドの位置を指定(イミディエイトデータの論理値“1”のビットの存在するフィールドをビットフィールドとする)し、当該ビットフィールドと汎用レジスタ(下位詰め)との間のデータ転送を可能にする。すなわち、メモリから汎用レジスタへ転送するロード命令(BFLD)の場合は、メモリ上のデータと、イミディエイトデータの論理積をとり、イミディエイトデータの最下位の1がビット0となるように、右シフトを行った後に、汎用レジスタに格納する。汎用レジスタからメモリへ転送するストア命令の場合(BFST)は、イミディエイトデータの最下位の1のビットまで、汎用レジスタの内容を左シフトした後に、イミディエイトデータが1のビット位置のデータは前記シフトした汎用レジスタ上のデータとし、それ以外の論理値“0”のビット位置のデータはメモリ上のデータとして組合せて、メモリにライトする。
これは、命令コードのレジスタフィールドで指定されるレジスタ(8ビット、16ビットまたは32ビット)がオペランドとなる。8ビットレジスタとしてはR0H〜R7H、R0L〜R7Lを指定可能である。16ビットレジスタとしてはR0〜R7、E0〜E7を指定可能である。32ビットレジスタとしてはER0〜ER7を指定可能である。
これは、命令コードのレジスタフィールドで指定されるアドレスレジスタ(ERn)の内容をアドレスとしてメモリ上のオペランドを指定する。アドバンストモードのとき、分岐命令では、下位24ビットが有効になり、上位8ビットはすべて0(H’00)とみなされる。
これは、命令コードのレジスタフィールドで指定されるアドレスレジスタ(ERn)の内容に命令コード中に含まれる16ビットディスプレースメントまたは32ビットディスプレースメントを加算した内容をアドレスとしてメモリ上のオペランドを指定する。加算に際して、16ビットディスプレースメントは符号拡張される。また、データのサイズがバイトの場合は、ディスプレースメントが1、2、3のとき、短縮形@(d:2,ERn)が用意されている。同様に、ワードの場合は、2、4、6のとき、ロングワードの場合は、4、8、12のとき、それぞれ短縮形@(d:2,ERn)が用意されている。
これは、命令コードのレジスタフィールドで指定されるアドレスレジスタの指定されたビット数(RnL、Rn、ERn)の内容を、32ビットにゼロ拡張し、1、2または4を乗算し(実際にはシフトを行う)、乗算結果と命令コード中に含まれる16ビットディスプレースメントまたは32ビットディスプレースメントを加算した内容をアドレスとしてメモリ上のオペランドを指定する。データのサイズに応じて、バイトサイズでは1、ワードサイズでは2、ロングワードサイズでは4がそれぞれ乗算される。加算に際して、16ビットディスプレースメントは符号拡張される。要するに、情報保持に前記汎用レジスタの一部を利用するとき、アクセスする情報のサイズに応じて、前記汎用レジスタの一部を利用する情報をシフトし、シフト結果をその他の情報と加算して実効アドレスの演算を行なう。
(a)ポストインクリメントレジスタ間接〔@ERn+〕は、命令コードのレジスタフィールドで指定されるアドレスレジスタ(ERn)の内容をアドレスとしてメモリ上のオペランドを指定する。その後、アドレスレジスタの内容に1、2または4が加算され、加算結果がアドレスレジスタに格納される。バイトサイズでは1、ワードサイズでは2、ロングワードサイズでは4がそれぞれ加算される。
(b)プリデクリメントレジスタ間接〔@−ERn〕は、命令コードのレジスタフィールドで指定されるアドレスレジスタ(ERn)の内容から1、2または4を減算した内容をアドレスとしてメモリ上のオペランドを指定する。その後、減算結果がアドレスレジスタに格納される。バイトサイズでは1、ワードサイズでは2、ロングワードサイズでは4がそれぞれ減算される。
(c)プリインクリメントレジスタ間接〔@+ERn〕は、命令コードのレジスタフィールドで指定されるアドレスレジスタ(ERn)の内容から1、2または4を加算した内容をアドレスとしてメモリ上のオペランドを指定する。その後、加算結果がアドレスレジスタに格納される。バイトサイズでは1、ワードサイズでは2、ロングワードサイズでは4がそれぞれ加算される。
(d)ポストデクリメントレジスタ間接〔@ERn−〕は、命令コードのレジスタフィールドで指定されるアドレスレジスタ(ERn)の内容をアドレスとしてメモリ上のオペランドを指定する。その後、アドレスレジスタの内容に1、2または4が減算され、減算結果がアドレスレジスタに格納される。バイトサイズでは1、ワードサイズでは2、ロングワードサイズでは4がそれぞれ減算される。
これは、命令コード中に含まれる絶対アドレスで、メモリ上のオペランドを指定する。絶対アドレスは8ビット(@aa:8)、16ビット(@aa:16)、24ビット(@aa:24)、または32ビット(@aa:32)である。データ領域としては、8ビット(@aa:8)、16ビット(@aa:16)、または32ビット(@aa:32)を使用する。8ビット絶対アドレスの場合、上位24ビットはすべて1(H’FFFF)となる。16ビット絶対アドレスの場合、上位16ビットは符号拡張される。32ビット絶対アドレスの場合、全アドレス空間をアクセスできる。プログラム領域としては24ビット(@aa:24)、または32ビット(@aa:32)を使用する。24ビット(@aa:24)のとき上位8ビットはすべて0(H’00)となる。
これは、命令コード中に含まれる8ビット(#xx:8)、16ビット(#xx:16)、または32ビット(#xx:32)のデータを直接オペランドとして使用する。
これは、Bcc(条件分岐命令)、BSR(サブルーチン分岐命令)等の命令で使用される。PCの内容で指定される32ビットのアドレスに、命令コード中に含まれる8ビット、または16ビットディスプレースメントを加算して32ビットの分岐アドレスを生成する。加算に際して、ディスプレースメントは32ビットに符号拡張される。
これは、Bcc、BSR命令で使用される。命令コードのレジスタフィールドで指定されるアドレスレジスタの指定されたビット数(RnL、Rn、ERn)の内容を、32ビットにゼロ拡張し、2を乗算し(実際にはシフトを行う)、乗算結果と、PCの内容で指定される32ビットのアドレスを加算して32ビットの分岐アドレスを生成する。要するに、情報保持に前記汎用レジスタの一部を利用するとき、アクセスする情報のサイズに応じて、前記汎用レジスタの一部を利用する情報をシフトし、シフト結果をその他の情報であるプログラムカウント手段が保有する命令アドレス情報と加算して実効アドレスの演算を行ない、演算された実効アドレスを分岐先アドレスとする。
これはJMP(指定アドレスへの無条件分岐命令)、JSR(指定アドレスへのサブルーチン分岐命令)等の命令で使用される。命令コード中に含まれる8ビット絶対アドレスでメモリ上のオペランドを指定し、この内容を分岐アドレスとして分岐する。8ビット絶対アドレスの上位のビットは、ベクタベースレジスタVBRで指定される。ミニマムモードの場合は、メモリ上のオペランドはワードサイズで指定し、16ビットの分岐アドレスを生成する。マキシマムモードの場合は、メモリ上のオペランドはロングワードサイズで指定する。
これは、命令コード中に含まれる7ビットなどのデータ(vec)にオフセット例えば固定値H’80を組合わせた値に、プログラムカウンタないしアドレス空間の大きさに対応して、×2(2倍)または×4(4倍)などのシフトを行い、シフトされた値に例えばベクタベースレジスタVBRなどのレジスタで指定されるような分岐テーブルの先頭アドレスを加算し、この加算結果をアドレスとして、分岐テーブルをリードし、リードした内容を分岐先アドレスとして分岐するようにする。従って、ベクタベースレジスタVBRを基準に、例外処理ベクタテーブルの範囲を超えるように前記オフセットの値が決められている(要するに、vecの上位に固定値H’80が付加されている)ので、その超えた範囲にマッピングされたサブルーチンベクタテーブルを参照して、サブルーチンに分岐することができる。
MOV.L @(d:16,rs),rdは、2ワードの命令で、第1ワードのビット6〜4でインデックスレジスタ(rs)を、ビット3〜0でデータレジスタ(rd)を指定し、第2ワードがディスプレースメント(d)である。この命令は図6の(5)(a)に示される16ビットディスプレースメント付きインデックスレジスタ間接のアドレシングモードを用いる。この命令は第1の命令の一つである。図6の(4)に示されるディスプレースメント付きレジスタ間接のアドレシングモードを用いる転送命令等は第2の命令に分類される。
MOVA/L @(d:16,rd),rdは、2ワードの命令で、第1ワードのビット2〜0でインデックスレジスタとデータレジスタ共通の汎用レジスタ(rd)を指定し、第2ワードがディスプレースメント(d)である。この命令も図6の(5)(a)に示される16ビットディスプレースメント付きインデックスレジスタ間接のアドレシングモードを用いる。この命令は第3の命令の一つである。
BRA rsは、1ワードの命令で、ビット6〜4でインデックスレジスタ(rs)を指定する。この命令は図8の(3)に示されるプログラムカウンタインデックスレジスタ相対のアドレシングモードを用いる。この分岐命令は第1の命令の別の例となる。
JMP @@aa:7は、1ワードの命令で、ビット7〜0に分岐テーブルを指定するアドレス情報(aa)を含む。この命令は図9の(6)及び図25の(6a)に示される拡張メモリ間接のアドレシングモードを用いる。
図26には図25の(6b)に示されるアドレシングモードによるサブルーチン命令による動作が示される。ここで説明するサブルーチンコール命令(16ビット命令)の書式は、“JSR/N @@(disp8,TBR)”とされる。disp8は8ビットのdisp(ディスプレースメント)を意味する。命令コードは“10000011dddddddd”となり、ddddddddは8ビットのdisp(ディスプレースメント)である。動作の概略は以下の通りである。〔1〕復帰のためにプログラムカウンタPCをPR(プロシジャレジスタ)に退避する。〔2〕TBR(サブルーチンベクタテーブルレジスタ)の値とdisp8×4(2ビット左シフト)の値とを加算して、32ビットのテーブルエントリアドレスを生成する。〔3〕前記〔2〕で生成されたアドレスのテーブルエントリから32ビットのアドレスをプログラムカウンタPCにロードする。〔4〕前記〔3〕でロードしたアドレス(全空間をカバー)へジャンプする。
図27にはサブルーチンコール群の先頭アドレスを示す専用サブルーチンベースレジスタSBRをさらに導入し、そこから64KB以内は16ビットのテーブルアドレスで分岐できるような命令を混在させることで、テーブルサイズの最適化を図る例について説明する。動作の概略を説明する。〔1〕プログラムカウンタPCの値を復帰アドレスとしてPR(プロシジャレジスタ)に退避する。〔2〕TBR(サブルーチンベクタテーブルレジスタ)の値とdisp8×2の値とを加算して、32ビットのテーブルエントリアドレスを生成する。〔3〕前記〔2〕で生成されたアドレスのテーブルエントリから16ビットのアドレスをロードしゼロ拡張し、SBR(サブルーチンベースアドレスレジスタ)を加算してアドレスを生成する。〔4〕前記〔3〕で生成したアドレス(64KBをカバー)へジャンプする。
BFLD #xx,@aa:16,rdは、3ワードの命令で、第2ワードが絶対アドレス(aa)であり、第3ワードのビット7〜0にイミディエイト(xx)を含み、第3ワードのビット11〜8でデスティネーションレジスタ(rd)を指定する。
2 CPU
2A 制御部
2B 実行部
IR 命令レジスタ
DEC 命令デコーダ
ER0〜ER7 汎用レジスタ
VBR ベクタベースレジスタ
ALU 算術論理演算器
INC インクリメンタ
IDB 内部データバス
IAB 内部アドレスバス
TBR サブルーチンベクタテーブルレジスタ
SBR サブルーチンベースレジスタ
Claims (11)
- 命令を読み込んで解読し、その解読結果に従って命令を実行する命令実行手段を有し、
前記命令実行手段は、情報保持にその記憶領域の全体又は一部の利用が可能にされる汎用レジスタを有し、前記汎用レジスタの記憶領域の一部を利用する第1の命令を読み込んだとき、情報のアクセスサイズに応じて、前記第1の命令で指定された汎用レジスタの保持情報をシフトし、シフト結果をその他の情報と加算して実効アドレスの演算を行なうことを特徴とするデータ処理装置。 - 前記命令実行手段は、前記汎用レジスタの記憶領域の全体を利用する第2の命令を読み込んだとき、前記第2の命令で指定された汎用レジスタの保持情報を、シフトを行わずにその他の情報と加算して実効アドレスの演算を行なうことを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
- 前記その他の情報は、前記第1の命令に含まれる情報であり、前記第1の命令は転送命令であることを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
- 前記第1の命令に含まれる情報は、基準となるアドレス情報であることを特徴とする請求項3記載のデータ処理装置。
- 前記その他の情報はプログラムカウント手段が保有する命令アドレス情報であり、前記第1の命令は分岐命令であることを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
- 前記命令実行手段は、前記汎用レジスタの記憶領域の一部を利用する第3の命令を読み込んだとき、情報のアクセスサイズに応じて、その情報をシフトし、シフト結果をその他の情報と加算して演算した実効アドレスを、別の汎用レジスタに格納する処理を実行することを特徴とする請求項1又は2記載のデータ処理装置。
- 命令をデコードするデコード手段と、デコード手段のデコード結果に基づいて演算を行なう演算手段とを有し、
前記デコード手段は、所定の命令を解読して、汎用レジスタの選択、情報のアクセスサイズ、及びシフトビット数の各制御情報を出力し、
前記演算手段は、汎用レジスタと前記汎用レジスタに接続される演算器を有し、前記制御信号により選択された汎用レジスタの上位側ビットに対する論理値“0”の0拡張、0拡張されたデータに対する前記アクセスサイズに応ずるビット数のシフト処理、及びシフト処理結果とその他の情報との加算演算を行なうことを特徴とするデータ処理装置。 - 前記その他の情報とは命令中に含まれる基準となるアドレス情報であることを特徴とする請求項7記載のデータ処理装置。
- 前記演算手段は前記汎用レジスタに格納されたデータのうち、前記情報のアクセスサイズによって指定されたデータのみを演算対象とすることを特徴とする請求項7記載のデータ処理装置。
- 命令を読み込んで解読し、その解読結果に従って命令を実行する命令実行手段を有し、
前記命令実行手段は、命令の所定フィールドの値にオフセットを組合わせ、これに、情報のアクセスサイズに応じたビット数のシフトを行い、シフトされた値にその他の情報を加算してアドレスを演算し、演算されたアドレスでメモリをリードし、リードした内容を分岐先アドレスとする、分岐命令を実行可能であることを特徴とするデータ処理装置。 - 前記命令実行手段は中央処理装置であり、1個の半導体基板に形成されて成ることを特徴とする請求項1又は10に記載のデータ処理装置。
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