JP2003196215A - 情報端末装置 - Google Patents

情報端末装置

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JP2003196215A
JP2003196215A JP2001394632A JP2001394632A JP2003196215A JP 2003196215 A JP2003196215 A JP 2003196215A JP 2001394632 A JP2001394632 A JP 2001394632A JP 2001394632 A JP2001394632 A JP 2001394632A JP 2003196215 A JP2003196215 A JP 2003196215A
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rule
center
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JP2001394632A
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Kazuhiro Koide
和弘 小出
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PFU Ltd
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PFU Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不要コンテンツの受信拒否を行う規則の設定
項目数の上限を大幅に改善でき、規則設定時にアドレス
帳などの一覧と簡単に情報交換ができて操作性が向上で
き、不要コンテンツの受信拒否を行って利用者への課金
を少なくでき、更にセンターで転送拒否できる不要コン
テンツの割合を高めることを可能とする情報端末装置を
提供することである。 【解決手段】 受信可否を判別する規則と、規則に合致
した場合の処理方法とを予め設定した受信可否規則情報
を格納する記憶手段と、センターに格納されたコンテン
ツのヘッダー情報を含む一覧情報を受信する受信手段
と、一覧情報と事前に設定された受信可否規則情報とを
比較し、受信するコンテンツ又は/及び受信拒否するコ
ンテンツを指定の受信可否情報を作成する照合手段と、
センターに返信する返信手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報端末装置にお
ける電子メールなどのコンテンツを受信する装置全般に
関し、受信する際に、情報端末装置側において設定され
た規則に従い、センター側から受信するコンテンツを取
捨選択できるようにした情報端末装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】携帯電話など情報端末装置では普及にと
もなって、ダイレクトメール業者、知らない相手からの
不快なメールなど迷惑コンテンツが送られてくることが
増加している。これらは受信に課金が発生する場合、利
用者の負担を招いている。
【0003】このような迷惑コンテンツを排除する規則
は、従来、主にセンター側で設定しており、例えば携帯
電話では、指定のメールアドレスからのみを受信すると
か、指定のメールアドレスを受信しないようにすると
か、iモードなど特定の携帯電話からのみを受信するな
どの設定を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来の技術では
次のような問題点がある。
【0005】従来は、センター側に不要コンテンツの除
去を行う規則を設定するため、例えば携帯電話からメー
ルアドレスの指定を行う場合に、操作指示に従い1件ず
つメールアドレスを入力していく場合が多く操作性が悪
いことと、指定されたメールアドレスからの受信のみを
許可する場合も設定可能な件数が例えば10件とかの制
約を受けた。また情報端末側で規則を設けた場合でも、
コンテンツを全て受信してから表示するか、表示しない
かを判断できるとか、受信したコンテンツを利用者に見
せずにゴミ箱に廃棄する程度で、受信に課金が発生する
場合、これを利用者が負担する必要があるという問題が
ある。
【0006】また、今日のダイレクトメール業者からの
コンテンツ配信を効率よく廃棄する方法がなかった。ダ
イレクトメール業者は、送信元を次々と変化させ、中に
はメールアドレスの規約のRFC(Request F
or Comment)にも準拠しないようなアドレス
を使って送信するため、受信拒否リストでは太刀打ちで
きないという問題がある。なお、RFCはインターネッ
ト技術特別調査委員会IETF(Internet E
ngineering Task Force)が公式
に発行した、インターネットに関する技術や提案などの
公開ドキュメントである。
【0007】そのため、本発明はかかる事情に鑑みてな
されたものであり、課題は以下のとおりである。
【0008】不要コンテンツの受信拒否を行う規則を情
報端末装置側に設定させることで、設定項目数の上限を
大幅に改善でき、規則設定時にアドレス帳などの一覧と
簡単に情報交換ができるようにし、アドレスの再入力が
不要になるなど操作性が向上でき、また、不要コンテン
ツの受信拒否を行って利用者への課金を少なくでき、更
にセンターで転送拒否できる不要コンテンツの割合を高
めることを可能とする情報端末装置を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】
【0010】前記の問題点を解決するために、本発明の
情報端末装置では、以下の手段を採った。
【0011】受信可否を判別するための規則と、規則に
合致した場合の処理方法とを予め設定した受信可否規則
情報を格納する記憶手段と、センターに格納されたコン
テンツのヘッダー情報を含む一覧情報の受信を行う受信
手段と、一覧情報と事前に設定された受信可否規則情報
とを比較し、受信するコンテンツまたは/および受信を
拒否するコンテンツを指定する受信可否情報を作成する
照合手段と、照合手段により作成された受信可否情報を
センターに返信する返信手段とを備える。
【0012】このように構成される情報端末装置によれ
ば、センターからコンテンツの一覧情報を受信すると、
コンテンツ毎に受信可否規則情報と照合して、受信可否
を判別し、受信可否情報を作成してセンターに応答し、
センターで受信可否情報に合せて受信可のコンテンツだ
けを送信する。
【0013】これにより、不要コンテンツの受信拒否を
行う規則を情報端末装置側に設定させることで、設定項
目数の上限を大幅に改善でき、アドレス帳などの一覧と
簡単に情報交換ができ、アドレスの再入力が不要になる
など操作性が向上できる。また、不要コンテンツの受信
拒否を行って、受信する通信パケット量を減らし、利用
者への課金を少なくすることができる。
【0014】また、センターからのコンテンツをパケッ
ト単位で受取る情報端末装置において、受信可否を判別
するための規則と、規則に合致した場合の処理方法とが
予め設定された受信可否判別情報を格納する記憶手段
と、ヘッダー情報を含むコンテンツの先頭パケットを受
信したときに、受信したヘッダー情報と、受信可否判別
情報とを照合し、規則に合致し、かつ、処理方法に受信
拒否が設定されている場合は、後に続くパケットの受信
を拒否し、規則に不一致で、処理方法を利用者に問い合
わせる設定がされている場合は、問合せを行い、受信拒
否が応答された場合は、後に続くパケットの受信を拒否
し、また、応答により受信可否を判別するための規則
と、規則に合致した場合の処理方法とを受信可否判別情
報に追加するよう指定された場合に追加を行う受信制御
手段とを備える。
【0015】このように構成される情報端末装置によれ
ば、ヘッダー情報を含むコンテンツの先頭パケットを受
信したときに、受信したヘッダー情報と、受信可否判別
情報とを照合し、受信拒否対象であれば、後に続くパケ
ットの受信を拒否する。
【0016】これにより、センターが情報端末装置側か
ら受信の受信可否情報に合わせて受信可のコンテンツだ
けを送信し、それ以外を削除する機能を有していない場
合にも、情報端末装置に届いたヘッダー情報を含む先頭
パケットで受信可否を判断して、後に続くパケットの受
信を拒否できる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明は、次に示す実施の形態を
取った。
【0018】図1は本発明の構成図である。
【0019】同図において、センター1と情報端末装置
5とがネットワークで接続される。なお、センター1に
は通常複数の情報端末装置5が接続されるが、ここでは
説明を簡単にするため情報端末装置5が1台だけ接続と
している。また、ネットワーク接続は、有線通信、無線
通信のどちらであってもよい。
【0020】また、センター1は、情報端末装置5や図
示しない他のセンターと接続され、コンテンツの送受信
の中継を行い、記憶手段2を備える。
【0021】記憶手段2はデータの記憶を行い、受信モ
ード情報3と、転送拒否情報4とを格納する。
【0022】受信モード情報3は、情報端末装置5がセ
ンター1に格納されたコンテンツの一覧情報を受信する
か、コンテンツ単位で受信するかが、受信モード設定手
段16からの指示で設定、切替えされる。
【0023】転送拒否情報4は、センター1が管理する
情報端末装置5毎に、受信したコンテンツの転送可否を
判別するための、例えば受信するアドレス一覧などが格
納される。
【0024】情報端末装置5はコンテンツの送受信や受
信したコンテンツの表示などを行う。記憶手段6、受信
手段10、照合手段11、返信手段15、受信モード設
定手段16、受信制御手段17からなる。
【0025】記憶手段6はデータの記憶を行い、受信可
否規則情報7、受信可否情報8、受信可否判別情報9を
格納する。
【0026】受信可否規則情報7は、予め受信可否を判
別するための規則と、規則に合致した場合の処理方法と
が設定される。なお、規則には送信元アドレスやコンテ
ンツのタイトルなどが用いられる。
【0027】受信可否情報8は、照合手段11により受
信するコンテンツまたは/および受信を拒否するコンテ
ンツを指定するデータが書き込まれる。
【0028】受信可否判別情報9は、予め受信可否を判
別するための規則と、規則に合致した場合の処理方法が
設定される。なお、規則には送信元アドレスやコンテン
ツのタイトルなどが用いられる。なお、ここでは、照合
手段11、通信制御手段17が受信可否を判別するため
の情報として、受信可否規則情報7と、受信可否判別情
報9の二つを設けたが、どちらか一つを共用することも
可能である。
【0029】受信手段10は、センター1から照合手段
11または受信制御手段17のどちらか一方へデータの
中継を行う。
【0030】照合手段11は、受信手段10から伝達さ
れた一覧情報を、事前に設定された受信可否規則情報7
と比較し、受信するコンテンツまたは/および受信を拒
否するコンテンツを指定する受信可否情報8を作成し、
返信手段15に伝達する。比較部12、受信可否確認部
13、受信可否情報作成部14からなる。
【0031】比較部12は、一覧情報と事前に設定され
た受信可否規則情報7とを比較し、受信可否を判定す
る。
【0032】受信可否確認部13は、一覧情報に規則に
該当しないコンテンツが有った場合で、かつ、その処理
方法を利用者に問い合わせる設定がされている場合に、
利用者に処理方法を問い合わせ、応答により受信可否を
判別するための規則と、規則に合致した場合の処理方法
とを受信可否規則情報7に追加するよう指定された場合
に追加を行う。
【0033】受信可否情報作成部14は、比較部12で
の判定結果と、受信可否確認部13で問合せが行われた
場合にその応答とを基に受信可否情報8を作成する。
【0034】返信手段15は、受信可否情報作成部1
4、又は受信制御手段17のどちらか一方からの指示に
従ってセンター1へデータを返信する。
【0035】受信モード設定手段16は、受信時の設定
として、一覧情報の受信と、通常のコンテンツ単位の受
信との、設定及び切替えをセンター1に指示する。
【0036】受信制御手段17は、ヘッダー情報を含む
先頭パケットを受信したときに、受信したヘッダー情報
と、受信可否判別情報9とを照合し、規則に合致し、か
つ、処理方法に受信拒否が設定されている場合は、後に
続くパケットの受信を拒否し、規則に不一致で、処理方
法を利用者に問い合わせる設定がされている場合は、問
合せを行い、受信拒否が応答された場合は、後に続くパ
ケットの受信を拒否し、また、応答により受信可否を判
別するための規則と、規則に合致した場合の処理方法と
を受信可否判別情報9に追加するよう指定された場合に
追加を行う。なお、拒否手段として、センター1に対し
て、当該コンテンツの削除、または、次ぎのコンテンツ
送信を指示する。
【0037】図1に示すように、受信可否を判別するた
めの規則と、規則に合致した場合の処理方法とを予め設
定した受信可否規則情報7を格納する記憶手段6と、セ
ンター1に格納されたコンテンツのヘッダー情報を含む
一覧情報の受信を行う受信手段10と、一覧情報と事前
に設定された受信可否規則情報7とを比較し、受信する
コンテンツまたは/および受信を拒否するコンテンツを
指定する受信可否情報8を作成する照合手段11と、照
合手段11により作成された受信可否情報8をセンター
1に返信する返信手段15とを備える。
【0038】上記の形態をとることにより、不要コンテ
ンツの受信拒否を行う規則を情報端末装置側に設定させ
ることで、設定項目数を大幅に改善でき、アドレス帳な
どの一覧と簡単に情報交換ができ、アドレスの再入力が
不要になるなど操作性が向上できる。また、不要コンテ
ンツの受信拒否を行って、受信する通信パケット量を減
らし、利用者への課金を少なくすることができる。
【0039】また、照合手段11は、一覧情報と事前に
設定された受信可否規則情報7とを比較し、受信可否を
判定する比較部12と、一覧情報に規則に該当しないコ
ンテンツが有った場合で、かつ、その処理方法を利用者
に問い合わせる設定がされている場合に、利用者に処理
方法を問い合わせ、応答により受信可否を判別するため
の規則と、規則に合致した場合の処理方法とを受信可否
規則情報7に追加するよう指定された場合に追加を行う
受信可否確認部13と、比較部12での判定結果と、受
信可否確認部13で問合せが行われた場合にその応答と
を基に受信可否情報8を作成する受信可否情報作成部1
4とを備える。
【0040】上記の形態をとることにより、規則に合わ
せて、受信可否の判別が行えるとともに、新たな送信元
アドレス等で規則に合わないコンテンツの場合に利用者
に規則の追加を含めて処理を指定させることができる。
【0041】また、情報端末装置は、受信時の設定とし
て、一覧情報の受信、または通常のコンテンツ単位の受
信のどちらかの設定、及び切替えをセンター1に指示す
る受信モード設定手段16を備える。
【0042】上記の形態をとることにより、センターに
コンテンツのヘッダー情報を含む一覧情報を送信させる
か、コンテンツ単位で送信させるかを情報端末装置から
予め指定したり、切替えたりできる。
【0043】また、センターからのコンテンツをパケッ
ト単位で受取る情報端末装置において、受信可否を判別
するための規則と、規則に合致した場合の処理方法とが
予め設定された受信可否判別情報9を格納する記憶手段
6と、ヘッダー情報を含むコンテンツの先頭パケットを
受信したときに、受信したヘッダー情報と、受信可否判
別情報9とを照合し、規則に合致し、かつ、処理方法に
受信拒否が設定されている場合は、後に続くパケットの
受信を拒否し、規則に不一致で、処理方法を利用者に問
い合わせる設定がされている場合は、問合せを行い、受
信拒否が応答された場合は、後に続くパケットの受信を
拒否し、また、応答により受信可否を判別するための規
則と、規則に合致した場合の処理方法とを受信可否判別
情報9に追加するよう指定された場合に追加を行う受信
制御手段17とを備える。
【0044】上記の形態をとることにより、センターが
情報端末装置側から受信の受信可否情報8に合わせて受
信可のコンテンツだけを送信し、それ以外を削除する機
能を有していない場合にも、情報端末装置に届いたヘッ
ダー情報を含む先頭パケットで受信可否を判断して、後
に続くパケットの受信を拒否できるため、受信する通信
パケット量を減らし、利用者への課金を少なくすること
ができる。また、新たな送信元アドレス等で規則に合わ
ないコンテンツの場合に利用者に規則の追加を含めて処
理を指定させることができる。
【0045】また、受信制御手段17は、センター1に
対して、前記受信拒否対象のコンテンツの削除、また
は、次ぎのコンテンツ送信を指示する手段を有する。
【0046】上記の形態をとることにより、センターが
未送信のパケットの削除機能を備えるか、否かに合わせ
て、以降の通信パケットの受信拒否方法を選択できる。
【0047】また、照合手段11、または受信制御手段
17は、センター1側で管理する転送拒否情報4に、そ
れぞれ受信可否規則情報7、受信可否判別情報9に設定
された規則と、規則に合致した場合の処理方法とを追加
指示または差し換え指示する手段を有する。
【0048】上記の形態をとることにより、情報端末装
置5の持つ受信可否規則情報7、または受信可否判別情
報9に設定された規則と、規則に合致した場合の処理方
法とをセンターで管理する転送拒否情報4に追加指示、
または転送拒否情報4を差し換え指示可能として、セン
ターで転送拒否できる不要コンテンツの割合を高めるこ
とを可能とする。
【0049】
【実施例】この発明による代表的な実施例を以下に説明
する。なお、以下において、同じ箇所は同一の符号を付
しており、詳細な説明を省略することがある。
【0050】図2は本発明の一実施例の構成図である。
【0051】同図において、センター1と、情報端末装
置の一種である携帯電話22とから構成される。ここで
は、センター1と携帯電話22とは無線通信で接続され
る。なお、センター1には通常、複数の携帯電話22が
接続されるが、ここでは説明を簡単にするため1台のみ
接続として説明している。
【0052】また、センター1は、携帯電話22や図示
しない他のセンターと接続され、コンテンツの送受信の
中継を行い、メモリ21を備える。
【0053】メモリ21はデータの記憶を行い、受信モ
ード情報3と、転送拒否情報4とを格納する。
【0054】受信モード情報3は、携帯電話22がセン
ター1に格納されたコンテンツの一覧情報を受信する
か、コンテンツ単位で受信するかが、受信モード設定部
29からの指示で設定、切替えされる。
【0055】転送拒否情報4は、センター1が管理する
携帯電話22宛にコンテンツを受信した場合に、当該の
携帯電話22にコンテンツを転送するか否かを判別する
ための情報であり、管理する携帯電話22別に設けられ
る。
【0056】携帯電話22はコンテンツの送受信や受信
したコンテンツの表示などを行う。メモリ23、通信部
27、照合部28、受信モード設定部29、入力・表示
部30からなる。
【0057】メモリ23はデータの記憶を行い、受信可
否規則情報7、アドレス帳24、受信可否情報25、転
送拒否指示情報26を格納する。
【0058】受信可否規則情報7は、予め受信可否を判
別するための規則と、規則に合致した場合の処理方法と
が設定される。なお、規則には送信元アドレスやコンテ
ンツのタイトルなどを用いる。
【0059】ここで、図3に受信可否規則情報7の一例
を示し、その内容を説明する。
【0060】rule列は受信可否を判別するための規
則を示し、process列は規則に合致する場合の処
理方法を示す。以下に各行の意味を説明する。
【0061】先頭の「adr=RFCrule−mat
ch receive」は、送信元のアドレスがRF
C規則に合っている場合に、受信することを意味する。
【0062】また、「adr=*@abc.* re
ceive」は、送信元アドレスの途中に@abc.が
含まれている場合に、受信することを意味する。なお、
ここで使用した*はワイルドカードと呼ばれるもので入
力された文字列をチェックするための比較文字列の指定
形式である。なお、比較文字列の指定形式にはより複雑
な比較文字列の指定が可能な形式として正規表現があ
り、正規表現を用いて指定してもよい。
【0063】また、「adr=no_register
ed ignore」は図3下部のアドレス帳に未登
録のアドレスの場合は無視することを意味する。
【0064】また、「adr=special_adr
receive」は特定のアドレスについては、受
信することを意味する。なお、ここで言う特定アドレス
は図3のアドレス帳の右端のspecial_adr列
にyesと設定されているアドレスを指す。
【0065】また、「title=Cマガジン re
ceive」はコンテンツのタイトルがCマガジンの場
合は、受信することを意味する。さらに、タイトルにつ
いても送信元アドレス同様、ワイルドカードや空白を含
む、含まないの選択も可能である。
【0066】また、「other reply」は前
記いずれの規則にも該当しない場合は問合せを行うこと
を意味する。
【0067】また、アドレス帳24は一般的に備える氏
名、アドレスの他にspecial_adrという列を
設けている。この列には、前記規則の特定アドレスに該
当するアドレスには、yesが、該当しない場合にはn
oが予め設定される。
【0068】受信可否情報25は照合部28により受信
するコンテンツを指定する情報が書き込まれる。
【0069】転送拒否指示情報26は、照合部28によ
りセンター1が管理する転送拒否情報4に、受信可否規
則情報7に設定された規則と、規則に合致した場合の処
理方法とを差し換え指示する情報が書き込まれる。
【0070】通信部27は、センター1と双方向でデー
タの送受信を行う。ここでは、携帯電話22宛のコンテ
ンツのヘッダー情報を含む一覧情報の受信や、照合部2
8から伝達された受信可否情報25または転送拒否指示
情報26をセンター1に送信する。
【0071】照合部28は、通信部27から伝達された
一覧情報を、事前に設定された受信可否規則情報7と比
較し、受信するコンテンツを指定する受信可否情報25
を作成し、通信部27を介してセンター1に送信する。
【0072】また、照合部28は、利用者が入力・表示
部30を操作して、転送拒否情報4を受信可否規則情報
7に設定された規則と、規則に合致した場合の処理方法
とで差し換えを指示した場合に、指示に合せて受信可否
規則情報7から転送拒否指示情報26を作成し、通信部
27を介してセンター1に送信する。
【0073】受信モード設定部29は、携帯電話22で
の受信時の設定として、一覧情報の受信と、通常のコン
テンツ単位の受信との、設定及び切替えをセンター1に
指示する。
【0074】入力・表示部30は、操作メニューやデー
タの表示、データや各種操作の入力に使用される。
【0075】次に図2に示した携帯電話22での不要コ
ンテンツの受信拒否処理を説明する。
【0076】図7、図8は本発明の一実施例のフローチ
ャートを示す。この例では携帯電話22がセンター1か
らコンテンツの一覧情報を受信して、受信可能なコンテ
ンツを示す受信可否情報25をセンター1に返し、セン
ター1は受信した受信可否情報25を基に受信可能なコ
ンテンツだけを携帯電話22に送信して、不要コンテン
ツの受信拒否を行う処理を説明する。
【0077】S01:利用者は予めセンター1が持つ受
信モード情報3を携帯電話22が一覧情報の受信を行う
モードに設定しておく。この設定は、入力・表示部30
を操作して処理メニューを表示させ、「一覧情報の受信
又はコンテンツ単位の受信設定」の設定メニューから
「一覧情報の受信」を選択することで、受信モード設定
部29が起動し、通信部27を介してセンター1が持つ
受信モード情報3を一覧情報の受信を行うモードに設定
する。また、受信可否情報25のデータを削除し、空白
の初期状態とする。
【0078】ついで、通信部27はセンター1から一覧
情報が送られてくるのを待ち、一覧情報を受信すると、
照合部28に伝達する。
【0079】照合部28は一覧情報を伝達されると、一
覧情報の先頭に読取りポインタを位置付ける。
【0080】ここで、一覧情報の一例を図4を基に説明
すると、以下のようにコンテンツのヘッダー情報からな
る。
【0081】adr=kkk@docomo.ne.j
p,title=Aのお知らせ,id=3 adr=aaa@docomo.ne.jp,titl
e=B報告,id=5 adr=ddd@jp−r.ne.jp,title=
Cマガジン,id=7 adr=ccc@docomo.ne.jp,titl
e=D開催案内,id=9 adr=zzz@docoda#.ne.jp,tit
le=E実績,id=11 adr=sss@xyz.ne.jp,title=F
報告,id=13
【0082】前記のadrからidまでの項目が1コン
テンツを示し、例えば、1行目の「adr=kkk@d
ocomo.ne.jp」は送信元のアドレスが「kk
k@docomo.ne.jp」であることを示し、
「title=Aのお知らせ」は当コンテンツのタイト
ルが「Aのお知らせ」であることを示す。前記送信元ア
ドレス(adr)、タイトル(title)について
は、ワイルドカード指定や空白有無の指定も可能であ
る。また、id=3はセンター1が当コンテンツを区別
するために一意に付けた番号を示す。
【0083】S02:照合部28は、一覧情報の読取り
ポインタ位置から送信元アドレス、タイトル、idから
なるヘッダー情報の1行分を読取り、受信可否規則情報
7の規則の読取りポインタを先頭に位置付ける。
【0084】S03:照合部28は、受信可否規則情報
7の規則の読取りポインタ位置から規則と、規則に合致
した場合の処理方法との一行を読取る。
【0085】S04:照合部28は、読取った規則が
「other」以外の規則の場合にS05の処理に進
み、「other」の規則の場合はS10の処理に進
む。
【0086】S05:照合部28は、読取った規則とヘ
ッダー情報とを照合する。すなわち、規則が送信元アド
レスについての規則であれば、adr=以降の送信元ア
ドレスと照合し、規則がタイトルについての規則であれ
ば、title=以降のタイトルと照合する。
【0087】照合部28は、規則に合致する送信元アド
レスまたは/およびタイトルであればS06の処理に進
み、規則に合わない送信元アドレスまたは/およびタイ
トルであればS08の処理に進む。
【0088】S06:照合部28は、読取った規則に合
致した場合の処理方法に合せて、reject、すなわ
ち拒否が選択されている場合はS08の処理に分岐し、
receive、すなわち受信が選択されている場合は
S07の処理に進み、ignore、すなわち無視が選
択されている場合はS08の処理に分岐する。
【0089】S07:照合部28は、読取ったヘッダー
情報のid番号を受信可否情報25に追加する。なお、
受信可否情報25が空白の初期状態の場合は、先頭に受
信を示すreceiveなるパラメタを書き込んだ上で
id番号を追加する。ここで、追加の一例を説明すると
図5の(イ)のように受信可と判定されたコンテンツの
id番号が追加される。
【0090】S08:照合部28は、受信可否規則情報
7の規則の読取りポインタで指定される行より後に次ぎ
の規則が有るかを判別する。次ぎの規則が有る場合はS
09の処理に進み、次ぎに読取る規則が無い場合はS1
3の処理に進む。
【0091】S09:照合部28は、受信可否規則情報
7の規則の読取りポインタを1行更新する。しかるのち
S03の処理に戻る。
【0092】S10:照合部28は、読取った規則に合
致した場合の処理方法に合せて、reject、すなわ
ち拒否が選択されている場合はS13の処理に分岐し、
receive、すなわち受信が選択されている場合は
S11の処理に進み、reply、すなわち問合せが選
択されている場合はS12の処理に分岐する。
【0093】S11:照合部28は、id番号を受信可
否情報25に追加する。なお、受信可否情報25が空白
の初期状態の場合は、先頭に受信を示すreceive
なるパラメタを書き込んだ上でid番号を追加する。し
かるのちS13の処理に進む。
【0094】S12:照合部28は、規則の追加を行う
か否かを問い合わせるメッセージを入力・表示部30に
表示し、入力・表示部30から規則の追加を指示された
場合に、送信元アドレスまたは/およびタイトルによる
規則、規則に合致した場合の処理方法のreceiv
e、reject、ignoreのいずれかの指定、並
びにその規則と規則に合致した場合の処理方法との受信
可否規則情報7での挿入位置を指定させ、受信可否規則
情報7に追加する。ついで、追加を指定された規則と、
規則に合致した場合の処理方法に照らして、当ヘッダー
情報を持つコンテンツが受信可と判別される場合に、当
該ヘッダー情報のid番号を受信可否情報25に追加す
る。なお、受信可否情報25が空白の初期状態の場合
は、先頭に受信を示すreceiveなるパラメタを書
き込んだ上でid番号を追加する。しかるのちS13の
処理に進む。
【0095】一方、入力・表示部30での操作で規則の
追加を行わないを指定された場合に、当ヘッダー情報を
持つコンテンツの処理方法を問い合わせるメッセージを
表示し、receive、すなわち受信を指示された場
合は、id番号を受信可否情報25に追加する。なお、
受信可否情報25が空白の初期状態の場合は、先頭に受
信を示すreceiveなるパラメタを書き込んだ上で
id番号を追加する。しかるのちS13の処理に進む。
【0096】ここで、利用者との対話操作で受信可否規
則情報7に、規則と、規則に合致した場合の処理方法と
が追加された一例を示すと、図6の6行目のrule
と、processとは、図4の「adr=sss@x
yz.ne.jp,title=F報告,id=13」
なる一連情報のコンテンツが図3の規則のいずれにも該
当せず、入力・表示部30で規則への追加有無を問い合
わせて、利用者が送信元アドレス途中に@xyz.を含
む場合に受信を行うと指定した場合に追加されたもので
ある。このように、受信可否規則情報7の規則と、規則
に合致した場合の処理方法とは問合せでの指定により随
時追加でき、追加されると次のコンテンツの受信可否の
判別に適用される。
【0097】S13:照合部28は、受信した一覧情報
の読取りポインタで指定される行より後に次ぎのヘッダ
ー情報があるかを判別し、次ぎのヘッダー情報がある場
合はS14の処理に進む。
【0098】S14:照合部28は、一覧情報の読取り
ポインタを1行更新する。しかるのちS02の処理に戻
る。
【0099】S15:照合部28は、受信可否情報25
を参照し、receiveなるパラメタが設定されてい
ない場合のみ、受信可否情報25に「reject−a
ll」なる一連情報で通知された全てのコンテンツの受
信を拒否するパラメタに書き変える。しかるのち、受信
可否情報25を通信部27に伝達する。通信部27は伝
達された受信可否情報25をセンター1に通知し、処理
を終える。
【0100】ここで、センター1に通知される受信可否
情報25の一例を説明すると図5(イ)のように受信可
のコンテンツのid番号が列記される。
【0101】なお、当実施例では、センター1に通知さ
れる受信可否情報25を受信可のコンテンツのid番号
としたが、図5(ロ)のような受信拒否のコンテンツの
id番号だけを列記したものや、図5(ハ)のようなコ
ンテンツ毎に受信可、拒否の判定を列記したものを通知
してもよい。
【0102】なお、センター1では受信可否情報25を
基に受信可のコンテンツだけを携帯電話22に送信する
ことで、不要コンテンツの受信拒否が行える。
【0103】なお、当実施例では、前記S01で説明し
たようにセンター1が持つ受信モード情報3の設定や切
替えを携帯電話22から行ったが、センター1側で判断
して設定や切替えを行ってもよい。
【0104】次に図2の構成図と、図9の本発明のその
他の一実施例のフローチャートとを基に、センター1が
管理する転送拒否情報4を、携帯電話22の持つ受信可
否規則情報7に設定された規則と、規則に合致した場合
の処理方法とで差し換え指示し、センター1で不要コン
テンツ転送を拒否できる割合を高めることを可能とした
処理を説明する。
【0105】S31:利用者は入力・表示部30を操作
して、処理メニューを表示させ、センター1の持つ転送
拒否情報4を受信可否規則情報7に設定された規則と、
規則に合致した場合の処理方法とで差し替えを指示する
メニューを選択する。
【0106】S32:処理メニューから前記差し換えメ
ニューを指定された場合にS33の処理に進み。その他
のメニューを選択した場合はS35の処理に分岐する。
【0107】S33:照合部28は、受信可否規則情報
7を読込み、図10に示す、転送拒否指示情報26の形
態に編集する。すなわち、先頭に転送拒否情報4の初期
化を指定するdelete reject_table
なるパラメタを設定し、また、ruleとproces
sとを一体のパラメタにするとともに、アドレス帳の参
照を伴うspecial_adrの規則については、図
10の6、7行に書いたように該当するアドレスを取り
出し、パラメタ中に列記している。なお、ここでは転送
拒否指示情報26の記述を簡略化して説明したが、実際
は、センター1が備える転送拒否情報4の設定仕様に合
せて編集する。
【0108】ついで、照合部28は、転送拒否指示情報
26を通信部27を介して送信する。
【0109】センター1では転送拒否指示情報26を受
信すると、転送拒否指示情報26に従って内部に持つ転
送拒否情報4のデータを削除した後、転送拒否情報4に
追加で書き込み、処理結果を携帯電話22に通知する。
【0110】S34:通信部27はセンター1での処理
結果の通知を受けると、その処理結果を入力・表示部3
0に表示し、処理を終える。
【0111】S35:携帯電話22では処理メニューで
の指定に合わせた通常処理を行い、しかるのち処理を終
える。
【0112】図11は本発明の一実施例の構成図であ
る。
【0113】同図において、センター1と、情報端末装
置5とで構成される。なお、センター1と、情報端末装
置5とは公衆回線で接続される。センター1には通常、
複数の情報端末装置5が接続されるが、ここでは説明を
簡単にするため1台のみ接続として説明している。
【0114】また、センター1は、情報端末装置5と、
図示しない他のセンターと接続され、コンテンツの送受
信の中継を行う。
【0115】情報端末装置5はコンテンツの送受信や受
信したコンテンツの表示などを行い、メモリ41、通信
部27、入力・表示部30、受信制御部43からなる。
【0116】メモリ41はデータの記憶を行い、受信可
否判別情報9、転送拒否指示情報26を格納する。
【0117】受信可否判別情報9は、予め受信可否を判
別するための規則と、規則に合致した場合の処理方法と
が設定される。ここで、受信可否判別情報9の一例を図
12に示し、以下に説明する。
【0118】受信可否判別情報9は受信可否を判別する
ための規則を意味するruleと、規則に合致した場合
の処理方法を示すprocessからなる。以下に各行
の意味を説明する。
【0119】「adr=*@ytk.* recei
ve」は送信元アドレスの途中に「@ytk.」が含ま
れているアドレスの場合に、受信することを意味する。
【0120】「adr=*@kjc.com rec
eive」は送信元アドレスが末尾に「@kjc.co
m」が付くアドレスの場合に、受信することを意味す
る。
【0121】「adr=*@abc.*,title=
*納品書 receive」は送信元アドレスの途中
に@abc.が含まれ、かつ、タイトルが末尾に「納品
書」が付くタイトルの場合に、受信することを意味す
る。
【0122】「title=*見積り書 recei
ve」はタイトルが末尾に「見積り書」が付くタイトル
の場合に、受信することを意味する。
【0123】「title=*Dマガジン rece
ive」はタイトルが末尾に「Dマガジン」が付くタイ
トルの場合に、受信することを意味する。
【0124】「other reply」は前記いず
れの規則にも該当しない場合は、問合せを行うことを意
味する。なお、当実施例では、いずれの規則にも該当し
ない場合に問合せを行うと設定したが、夜間などで応答
できない場合は予めreject、すなわち拒否か、r
eceive、すなわち受信と設定して応答不要にもで
きる。
【0125】転送拒否指示情報26は、受信制御部43
により任意のコンテンツの削除を指示する情報が書き込
まれる。
【0126】通信部27は、センター1と、受信制御部
43とのデータの中継を行う。
【0127】入力・表示部30は、操作メニューやデー
タの表示、データや各種操作の入力に使用される。
【0128】受信制御部43は、ヘッダー情報を含む先
頭パケットを受信したときに、受信したヘッダー情報
と、受信可否判別情報9とを照合し、受信拒否対象であ
れば、後に続くパケットの受信を拒否する。なお、拒否
手段として、センター1に対して、当該ヘッダー情報を
持つコンテンツの削除を指示する。
【0129】図14、図15は本発明のその他の一実施
例のフローチャートを示す。この例ではセンター1が情
報端末装置5からの一覧情報に対する応答に合せて必要
なコンテンツだけを送信する機能を有していない場合
に、情報端末装置5に届いた送信元アドレスやタイトル
などのヘッダー情報を含む先頭パケットで受信可否を判
断し、センターに格納された当該ヘッダー情報を持つコ
ンテンツの削除を指示して不要コンテンツの受信を最小
限で済むようにした処理を説明する。
【0130】S41:通信部27はセンター1からの着
信を待ち、着信があると順次、受信制御部43に伝達す
る。
【0131】受信制御部43は少なくとも送信元アドレ
レスと、タイトルとのヘッダー情報を含むパケットを受
信すると、受信可否判別情報9の規則の読取りポインタ
を先頭に位置付ける。
【0132】ここで、ヘッダー情報の一例を図13
(イ)を基に説明すると、以下のようになる。 adr=kkk@zzz.co.jp,title=新
商品のご案内,id=5
【0133】これは、送信元アドレスがkkk@zz
z.co.jp、タイトルが新商品のご案内、コンテン
ツを区分するためにセンター1で付けられたid番号が
5であることを意味する。
【0134】S42:受信制御部43は受信可否判別情
報9の規則の読取りポインタ位置より規則と、規則に合
致した場合の処理方法との1行を読取る。
【0135】S43:受信制御部43は読取った規則が
「other」以外の規則の場合にS44の処理に進
み、「other」の規則の場合はS49の処理に進
む。
【0136】S44:受信制御部43は、読取った規則
とヘッダー情報とを照合する。すなわち、規則が送信元
アドレスについての規則であれば、adr=以降の送信
元アドレスと照合し、規則がタイトルについての規則で
あれば、title=以降のタイトルと照合する。
【0137】受信制御部43は、規則に該当する送信元
アドレスまたは/およびタイトルであればS45の処理
に進み、規則に非該当の送信元アドレスまたは/および
タイトルであればS48の処理に進む。
【0138】S45:受信制御部43は、読取った規則
に合致した場合の処理方法に合せて、reject、す
なわち拒否が選択されている場合はS47の処理に分岐
し、receive、すなわち受信が選択されている場
合はS46の処理に進み、ignore、すなわち無視
が選択されている場合はS48の処理に分岐する。
【0139】S46:情報端末装置5は通常のコンテン
ツ受信を行い、処理を終える。
【0140】S47:受信制御部43は、当該ヘッダー
情報を持つコンテンツの削除を指示する転送拒否指示情
報26を作成し、通信部27を介してセンター1へ送信
し、処理を終える。
【0141】ここで、受信制御部43が作成する転送拒
否指示情報26の一例を図13(ロ)を基に説明する
と、以下のようにコンテンツの削除を指示するコマンド
と、コンテンツにつけられたid番号からなる。del
ete id=5
【0142】S48:受信制御部43は、受信可否判別
情報9の規則の読取りポインタを1行分更新する。しか
るのちS42の処理に戻る。
【0143】S49:受信制御部43は、読取った規則
に合致した場合の処理方法に合せて、reject、す
なわち拒否が選択されている場合はS47の処理に分岐
し、receive、すなわち受信が選択されている場
合はS46の処理に分岐し、reply、すなわち問合
せが選択されている場合はS50の処理に進む。
【0144】S50:受信制御部43は、規則の追加を
行うか否かを問い合わせるメッセージを入力・表示部3
0に表示し、入力・表示部30から規則の追加を指示さ
れた場合に、送信元アドレスまたは/およびタイトルに
よる規則、規則に合致した場合の処理方法のrecei
ve、reject、ignoreのいずれかの指定、
並びにその規則と規則に合致した場合の処理方法との受
信可否判別情報9での挿入位置を指定させ、受信可否判
別情報9に追加する。このように、受信可否判別情報9
の規則と、規則に合致した場合の処理方法とは問合せで
の指定により随時追加でき、追加されると次のコンテン
ツの受信可否の判別に適用される。
【0145】ついで、追加を指定された規則と、規則に
合致した場合の処理方法に照らして、当ヘッダー情報を
持つコンテンツが受信拒否と判別される場合は、S47
の処理に分岐し、受信または無視と判別される場合はS
46の処理に分岐する。
【0146】一方、入力・表示部30での操作で規則の
追加を行わないと指定された場合に、当ヘッダー情報を
持つコンテンツの処理方法を問い合わせるメッセージを
表示し、受信を指示された場合は、S46の処理に分岐
し、受信拒否を指示された場合はS47の処理に分岐す
る。
【0147】本発明は、情報端末装置における電子メー
ルなどのコンテンツを受信する装置全般に関し、受信す
る際に、情報端末装置側において設定された規則に従
い、センター側から受信するコンテンツを取捨選択でき
るようにする情報端末装置に適用できる。
【0148】
【発明の効果】この発明により、以下に示すような効果
が期待できる。
【0149】本発明による情報端末装置では、不要コン
テンツの受信拒否を行う規則を情報端末装置側に設定さ
せることで、設定項目数を大幅に改善でき、規則設定時
にアドレス帳などの一覧と簡単に情報交換ができ、アド
レスの再入力が不要になるなど操作性が向上できる。ま
た、不要コンテンツの受信拒否を行って、受信する通信
パケット量を減らし、利用者への課金を少なくすること
ができる。
【0150】また、本発明による情報端末装置では、規
則に合わせて、受信可否の判別が行えるとともに、新た
な送信元アドレスの場合に規則の追加を含めて処理を利
用者に指定させることができる。
【0151】また、本発明による情報端末装置では、セ
ンターにコンテンツのヘッダー情報を含む一覧情報を送
信させるか、通常のコンテンツ単位で送信させるかを情
報端末装置側から予め設定したり、切替えたりできる。
【0152】また、本発明による情報端末装置では、セ
ンターが情報端末装置側から受信の受信可否情報に合わ
せて受信可のコンテンツだけを送信し、それ以外を削除
する機能を有していない場合にも、情報端末装置に届い
たヘッダー情報を含む先頭パケットで受信可否を判断し
て、後に続くパケットの受信を拒否できるため、受信す
る通信パケット量を減らし、利用者への課金を少なくす
ることができる。
【0153】また、本発明による情報端末装置では、セ
ンターが格納されたコンテンツの削除機能を備えるか、
否かに合わせて、以降の通信パケットの受信拒否方法を
選択できる。
【0154】また、本発明による情報端末装置ではセン
ターで管理する転送拒否情報に、情報端末装置の持つ受
信可否規則情報、または受信可否判別情報に設定された
規則と、規則に合致した場合の処理方法とを追加指示、
または差し換え指示可能として、センターで転送拒否で
きる不要コンテンツの割合を高めることを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例の構成図である。
【図3】本発明の一実施例の説明図である。
【図4】本発明の一実施例の説明図である。
【図5】本発明の一実施例の説明図である。
【図6】本発明の一実施例の説明図である。
【図7】本発明の一実施例のフローチャートである。
【図8】本発明の一実施例のフローチャートである。
【図9】本発明のその他の一実施例のフローチャートで
ある。
【図10】本発明のその他の一実施例の説明図である。
【図11】本発明のその他の一実施例の構成図である。
【図12】本発明のその他の一実施例の説明図である。
【図13】本発明のその他の一実施例の説明図である。
【図14】本発明のその他の一実施例のフローチャート
である。
【図15】本発明のその他の一実施例のフローチャート
である。
【符号の説明】
1:センター 2:記憶手段 3:受信モード情報 4:転送拒否情報 5:情報端末装置 6:記憶手段 7:受信可否規則情報 8:受信可否情報 9:受信可否判別情報 10:受信手段 11:照合手段 12:比較部 13:受信可否確認部 14:受信可否情報作成部 15:返信手段 16:受信モード設定手段 17:受信制御手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信可否を判別するための規則と、規則に
    合致した場合の処理方法とを予め設定した受信可否規則
    情報(7)を格納する記憶手段(6)と、 センター(1)に格納されたコンテンツのヘッダー情報
    を含む一覧情報の受信を行う受信手段(10)と、 一覧情報と事前に設定された受信可否規則情報(7)と
    を比較し、受信するコンテンツまたは/および受信を拒
    否するコンテンツを指定する受信可否情報(8)を作成
    する照合手段(11)と、 照合手段(11)により作成された受信可否情報(8)
    をセンター(1)に返信する返信手段(15)とを備え
    る、 ことを特徴とする情報端末装置。
  2. 【請求項2】前記、照合手段(11)は、 一覧情報と事前に設定された受信可否規則情報(7)と
    を比較し、受信可否を判定する比較部(12)と、 一覧情報に規則に該当しないコンテンツが有った場合
    で、かつ、その処理方法を利用者に問い合わせる設定が
    されている場合に、利用者に処理方法を問い合わせ、応
    答により受信可否を判別するための規則と、規則に合致
    した場合の処理方法とを受信可否規則情報(7)に追加
    するよう指定された場合に追加を行う受信可否確認部
    (13)と、 比較部(12)での判定結果と、受信可否確認部(1
    3)で問合せが行われた場合にその応答とを基に受信可
    否情報(8)を作成する受信可否情報作成部(14)と
    を備える、 ことを特徴とする請求項1に記載の情報端末装置。
  3. 【請求項3】前記、情報端末装置は、 受信時の設定として、一覧情報の受信、または通常のコ
    ンテンツ単位の受信のどちらかの設定、及び切替えをセ
    ンター(1)に指示する受信モード設定手段(16)を
    備える、 ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報端末装
    置。
  4. 【請求項4】センターからのコンテンツをパケット単位
    で受取る情報端末装置において、 受信可否を判別するための規則と、規則に合致した場合
    の処理方法とが予め設定された受信可否判別情報(9)
    を格納する記憶手段(6)と、 ヘッダー情報を含むコンテンツの先頭パケットを受信し
    たときに、受信したヘッダー情報と、受信可否判別情報
    (9)とを照合し、規則に合致し、かつ、処理方法に受
    信拒否が設定されている場合は、後に続くパケットの受
    信を拒否し、規則に不一致で、処理方法を利用者に問い
    合わせる設定がされている場合は、問合せを行い、受信
    拒否が応答された場合は、後に続くパケットの受信を拒
    否し、また、応答により受信可否を判別するための規則
    と、規則に合致した場合の処理方法とを受信可否判別情
    報(9)に追加するよう指定された場合に追加を行う受
    信制御手段(17)とを備える、 ことを特徴とする情報端末装置。
  5. 【請求項5】前記、受信制御手段(17)は、 センター(1)に対して、前記受信拒否対象のコンテン
    ツの削除、または、次ぎのコンテンツ送信を指示する手
    段を有する、 ことを特徴とする請求項4に記載の情報端末装置。
  6. 【請求項6】前記、照合手段(11)、または受信制御
    手段(17)は、 センター(1)側で管理する転送拒否情報(4)に、そ
    れぞれ受信可否規則情報(7)、受信可否判別情報
    (9)に設定された規則と、規則に合致した場合の処理
    方法とを追加指示または差し換え指示する手段を有す
    る、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5のいずれか
    1項に記載の情報端末装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009022602A1 (ja) * 2007-08-14 2009-02-19 Nec Corporation 携帯電話装置の電話帳登録方法および携帯電話装置
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