JP2003196031A - タッチパネル入力装置,プログラム及びプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

タッチパネル入力装置,プログラム及びプログラムを記録した記録媒体

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JP2003196031A JP2001401505A JP2001401505A JP2003196031A JP 2003196031 A JP2003196031 A JP 2003196031A JP 2001401505 A JP2001401505 A JP 2001401505A JP 2001401505 A JP2001401505 A JP 2001401505A JP 2003196031 A JP2003196031 A JP 2003196031A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤入力の減少をはかり、オペレータの操作性
の向上をはかったタッチパネル入力装置,プログラム及
びプログラムを記録した記録媒体を提供する。 【解決手段】 誤入力検出手段によって、タッチパネル
20のパネル面上における、所望の数字キー330-xの入
力領域に対して、相互に隣接する数字キー330-yの入力
領域に属するパネル面上の位置[Xin,Yin]が誤操作さ
れたことを検出し、補正手段によって、隣接する所望の
数字キー330-xの入力領域に当該入力操作位置[Xin,Y
in]が属するように、前記パネル面上の両数字キー330-
x,330-yの入力領域を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置等に
備えられるタッチパネル入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のタッチパネル入力装置において
は、表示装置に表示される1つの入力キーの表示範囲領
域と、タッチパネル上の当該キーの入力有効領域とは、
通常、位置及び大きさを一致させて設けられている。
【0003】そのため、従来のタッチパネル入力装置で
は、表示装置に表示される入力キーの数が多くなるにつ
れて、1つの入力キーの表示範囲領域及び入力有効領域
が狭くなるため、キー入力時に、所望の入力キーに対し
てその隣接キーを誤って操作してしまう誤入力が発生し
易くなる。
【0004】この問題を解決するために、従来は、特開
平6−83537号公報に示されているように、予めオ
ペレータの指の大きさを登録しておき、この登録したオ
ペレータの指の大きさに応じて、1つの入力キーの表示
範囲領域及び入力有効領域の位置及び大きさを設定変更
可能に構成したタッチパネル入力装置が提案されてい
る。
【0005】また、特開平7−129323号公報に
は、予めオペレータがタッチパネル上の入力有効領域の
大きさを任意に指定して登録することにより、隣接する
入力キー間に形成される誤入力し易い領域を、予め入力
無効領域として登録しておくことができ、入力時の誤入
力を少なくするタッチパネル入力装置が提案されてい
る。
【0006】また、特開2000−172427号公報
には、オペレータがタッチパネル上の入力無効領域を操
作した誤入力検出時に、誤入力の操作位置と入力有効領
域とを表示することにより、再入力時の誤入力の発生を
抑えて効率的な入力が可能なタッチパネル入力装置が提
案されている。
【0007】また、実開平3−50240号公報では、
隣り合う入力キー同士の表示範囲領域が近接していると
きには、キーの入力有効領域を表示範囲領域よりも狭
め、充分に離間しているときには、キーの入力有効領域
を表示範囲領域よりも広くすることによって、誤って隣
接キーを操作する誤入力の発生を防止するタッチパネル
入力装置が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のタッチパネル入力装置においては、次に述べる
ような問題点があった。まず、特開平6−83537号
公報記載の装置では、指の大きさに起因する誤入力の問
題には対応しているが、ペン入力式のタッチパネル入力
装置の場合のように、押圧部分(操作部分)の大きさは一
定であるものの、その押圧位置(操作位置)が入力有効領
域及び表示範囲領域に対してぶれた(ズレた)こと等によ
って起きる誤入力には、対応できないという問題があっ
た。
【0009】また、特開平7−29323号公報、及び
公開平3−150240号公報記載の装置では、隣接す
る入力キー間の誤入力し易い領域を入力無効領域とする
ため、例えば、タイプライタ式のキーボードのように、
1つの表示画面上に表示する入力キーの数が多くなる場
合は、1つの入力キーの入力有効領域が狭くなり誤入力
は減るものの、その代わりに無効入力が増え、再入力の
回数が増加するという問題がある。
【0010】また、特開2000−172427号公報
記載の装置は、誤入力時にオペレータに誤入力の情報を
示すことにより、オペレータに注意を喚起して、誤入力
の再発を防止するものである。この場合は、入力時にオ
ペレータに負担を強いる恐れがあり、キー入力時の操作
性が損なわれるという問題がある。本発明は、上記した
問題点に鑑み、誤入力の減少をはかり、オペレータの操
作性の向上をはかったタッチパネル入力装置,プログラ
ム及びプログラムを記録した記録媒体を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した問題点を解決す
るために、本発明のタッチパネル入力装置は、タッチパ
ネルによって検出される該パネル面上の入力操作位置
と、当該入力操作に際し、前記タッチパネルと一体的に
設けられた表示手段により案内される前記パネル面上に
形成された複数の入力領域とから、当該入力操作位置が
属する前記パネル面上の入力領域を判別し、当該判別し
た入力領域に対応して予め定められている入力信号を生
成して出力するタッチパネル入力装置であって、前記タ
ッチパネルのパネル面上における、所望の入力信号を生
成する入力領域に対して相互に隣接する入力領域に属す
るパネル面上の位置が誤操作されたことを検出する誤入
力検出手段と、該誤入力検出手段が入力操作位置の誤入
力を検出したときには、隣接する所望の入力信号を生成
する入力領域に当該入力操作位置が近接又は属するよう
に、前記パネル面上の両入力領域を補正する補正手段と
を備えていることを特徴とする。
【0012】これによれば、タッチパネル入力時におけ
るオペレータ固有の癖等による入力のズレ、タッチパネ
ルの厚みによる入力のズレに伴う誤入力を検出して補正
を行うため、誤入力を減少させ、操作性を向上させるこ
とが可能になる。また、本発明のタッチパネル入力装置
では、前記誤入力検出手段は、当該入力操作によって生
成された入力信号に替えて、新たな入力操作によって、
当該入力操作によって生成された入力信号に対応する前
記パネル面上の入力領域に対し、相互に隣接する入力領
域に対応して予め定められている入力信号が生成された
ときには、所望の入力信号を生成する入力領域に対して
隣接する入力領域のパネル面上位置が誤操作されたこと
を検出することを特徴とする。
【0013】これによれば、オペレータの入力訂正の操
作を検出して補正を行うため、特にオペレータ固有の癖
による傾向的な入力のズレに伴う誤入力に対して、自動
的に補正を行い、オペレータに負担を与えることなく操
作性を向上させることが可能になる。また、本発明のタ
ッチパネル入力装置では、前記誤入力検出手段は、当該
入力操作に際して、予め当該入力操作を行う入力領域が
指定されており、当該指定されている入力領域に対し、
相互に隣接する入力領域が操作されたことを検出したと
きには、所望の入力信号を生成する入力領域に対して隣
接する入力領域のパネル面上位置が誤操作されたことを
検出することを特徴とする。
【0014】さらに、前記誤入力検出手段は、予め指定
された所望の入力信号を生成する入力領域と、当該入力
領域と相互に隣接する入力領域のパネル面上の操作位置
とのズレ量が、予め定められた所定範囲内のときには誤
操作と判定し、予め定められた所定範囲外のときには誤
操作と判定しない判定手段を備えていることを特徴とす
る。
【0015】これによれば、実際の入力作業の前に、タ
ッチパネル入力時におけるオペレータ固有の癖による入
力のズレ、タッチパネルの厚みによる入力のズレを予め
設定しておくことができ、実際の入力作業時には、この
設定内容に従って補正を行われるため、誤入力を減少さ
せ、操作性を向上させることが可能になる。さらに、判
定手段を備えていることによって、誤入力の判定範囲に
制限が設けられているため、入力時の一過性のズレに起
因する誤入力を排除することが可能となり、より精度が
高く、より操作性を向上させたタッチパネル入力が可能
になる。
【0016】また、本発明のタッチパネル入力装置で
は、前記補正手段は、前記パネル面上の誤入力が発生し
た入力領域を狭める一方、前記パネル面上の誤入力が発
生した入力領域に隣接する所望の入力信号を生成する入
力領域を広げることを特徴とする。さらに、本発明のタ
ッチパネル入力装置では、前記補正手段は、前記パネル
面上の誤入力が発生した入力領域を予め定められた範囲
内で狭める一方、前記パネル面上の誤入力が発生した入
力領域に隣接する所望の入力信号を生成する入力領域を
予め定められた範囲内で広げることを特徴とする。
【0017】これにより、誤入力の発生した入力領域を
狭め、正しい入力の入力領域を広げるため、誤入力の発
生頻度に応じて各入力領域が最適な大きさに設定される
ようになり、特に入力領域の位置に起因する傾向的な入
力のズレに対して、誤入力を減少させ、操作性を向上さ
せることが可能になる。さらに、誤入力の発生した入力
領域を狭め、正しい入力の入力領域を広げるにあたって
も、制限範囲が設けられているので、誤入力の発生した
入力領域は、その入力領域を狭められても、必要な入力
領域の大きさは保障され、その操作性が妨げられる心配
もない。
【0018】また、本発明のタッチパネル入力装置で
は、前記補正手段は、前記パネル面上の複数の入力領域
を、当該入力操作位置が所望の入力信号を生成する入力
領域に属するように、全体的にシフトさせることを特徴
とする。これによれば、誤入力が発生した時に全ての入
力領域をシフトさせるため、各入力領域の大きさが変る
ことなく、タッチパネル入力時におけるオペレータ固有
の癖による入力のズレ、タッチパネルの厚みによる入力
のズレによる傾向的な入力のズレに対して、誤入力を減
少させ、操作性を向上させることが可能になる。
【0019】さらにまた、本発明は、コンピュータを、
本発明のタッチパネル入力装置として機能させるための
プログラムの発明、請求項9に記載の発明は、当該プロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
の発明である。これらによれば、コンピュータにタッチ
パネルを付設さえすれば、コンピュータを、タッチパネ
ル入力時におけるオペレータ固有の癖等による入力のズ
レ、タッチパネルの厚みによる入力のズレに伴う誤入力
を検出して補正を行い、誤入力を減少させ、操作性を向
上させたタッチパネル入力装置として機能させることが
できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好適な実施の形態のタッチパネル入力装置につ
いて、詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形態
に係るタッチパネル入力装置の構成を示すブロック図で
ある。図1に示すように、本実施の形態のタッチパネル
入力装置1は、CPU10と、このCPU10にCPU
バス11を介して接続されているタッチパネル20,表
示部30,ROM40,RAM50,及び記憶媒体読取
部60とを有する構成になっている。
【0021】タッチパネル20は、透明な抵抗膜型タブ
レット,静電誘導型タブレット等によって構成され、タ
ッチパネル制御部21及び座標検出部22によって、C
PUバス11を介し、CPU10とデータ接続されてい
る。このタッチパネル20のパネル表面は、X−Y座標
からなる入力座標系を備えた入力領域になっていて、オ
ペレータが指やスタイラスペン等でこの入力領域内の適
当な座標ポイントを押圧することにより、このポイント
入力された入力座標系の座標ポイントに対応した信号
が、タッチパネル20から出力可能になっている。
【0022】タッチパネル制御部21は、このポイント
入力された入力座標系の座標ポイントに対応した信号を
タッチパネル20から得るために、タッチパネル20の
駆動制御を行う。座標検出部22は、このタッチパネル
制御部21の駆動制御によってタッチパネル20から出
力される、ポイント入力された入力座標系の座標ポイン
トに対応する信号を、入力座標系の座標位置データ[Xi
n,Yin]に変換して出力する。
【0023】これに対し、表示部30は、液晶ディスプ
レイ,プラズマディスプレイ等によって構成され、表示
制御部31及び表示メモリ32によって、CPU10の
CPUバス11にデータ接続されている。入力処理の進
行状況に合わせて、各種操作キーやカーソル等の表示を
有する入力領域表示画面が表示される表示部30には、
前述したタッチパネル20のX−Y座標からなる入力座
標系を備えた入力領域に対応して、x−y座標からなる
表示座標系を備えた表示領域が構成されている。
【0024】そして、この表示部30と前述のタッチパ
ネル20とは、その表示座標系に入力座標系を対応させ
て、相互に積層させた状態で一体的に構成されている。
表示制御部31は、表示メモリ32に格納されている表
示データに基づいて、表示部30を駆動制御する。この
表示メモリ32には、表示部30に表示される入力領域
表示画面の表示データが、CPU10の制御に基づいて
随時格納される。
【0025】ROM40には、制御プログラム41と、
入力領域表示テーブル42と、座標テーブル(初期座標
テーブル)43とが、それぞれ格納されている。制御プ
ログラム41は、タッチパネル入力処理を行うためにタ
ッチパネル入力装置1の各部を制御するためのプログラ
ムである。入力領域表示テーブル42は、入力処理の進
行状況に応じて、各種操作キーやカーソル等の表示を備
えた入力領域表示画面のデータが、表示領域のx−y座
標からなる表示座標系の座標データによって記憶されて
いるデータテーブルである。
【0026】座標テーブル43は、入力領域表示テーブ
ル42に記憶されている入力領域表示画面毎の各種操作
キーやカーソル等といった入力キーそれぞれの表示範囲
領域に関して、その表示領域における表示座標系上の領
域データ[x,y]を、入力領域における入力座標系上の
領域データ[X,Y]に変換して記憶しているデータテー
ブルである。一方、RAM50には、座標テーブル51
及び修正キーバッファ52が設けられている。
【0027】座標テーブル(更新座標テーブル)51は、
現在、表示部30に表示されている入力領域表示画面の
各種操作キーやカーソル等といった入力キーに関しての
入力有効領域を記憶しておくためのデータテーブルであ
る。座標テーブル51には、現在、表示部30に表示さ
れている入力領域表示画面の各種操作キーやカーソル等
といった入力キーに関して、当初は、座標テーブル43
に記憶されている、入力座標系上の領域データ[X,Y]
に変換された入力キーそれぞれの表示範囲領域が記憶さ
れる。また、修正キーバッファ52には、修正が施され
た入力キーデータ等が記憶される。
【0028】その上で、CPU10は、前述したタッチ
パネル入力処理を行うための制御プログラム41に基づ
いて各部を制御し、表示部30に表示された入力領域表
示画面の入力キーに関して、入力領域表示テーブル42
に記憶されている入力有効領域についての表示座標系の
領域データ[x,y]と、座標テーブル51に記憶されて
いる入力有効領域についての入力座標系の座標位置デー
タ[X,Y]との同期を取りながら、オペレータがポイン
ト入力したタッチパネル20の入力領域上における座標
ポイント[Xin,Yin]について、当該オペレータが入力
した際に表示部30の表示領域に表示されていた対応す
るデータ内容の生成出力を行う。以下、図2〜図6に従
って、本実施の形態のタッチパネル入力装置1につい
て、4桁の数値データ“1232”を入力する場合を例
に、その作用について説明する。
【0029】図2は、上述したタッチパネル入力装置1
による数値データの入力処理のフローチャートである。
タッチパネル入力装置1のCPU10は、数値データの
入力処理が起動されると、ROM40に記憶されている
制御プログラム41に基づいて、以下のような処理を行
う。
【0030】CPU10は、ROM40の入力領域表示
テーブル42の記憶されている入力領域表示画面の表示
データの中から、数値データ入力のための入力領域表示
画面の表示データを検索して、表示メモリ32に格納す
る。これにより、表示制御部31は、表示メモリ32に
格納されている当該表示データに基づいて、表示部30
の画面上に数値データ入力用の入力領域表示画面200
を表示する(ステップS21)。
【0031】図3は、この数値データ入力用の入力画面
300の一例を示した図である。本例では、入力領域表
示画面300には、入力領域を示す入力領域部301が
表示され、さらに当該入力領域部301の表示領域内に
は、入力された数値データが表示される入力内容表示枠
320,数字入力のためのテンキー330,入力内容表
示枠320に表示されている何れかの桁の数字を指定す
る方向キー340,削除キー350,及び入力キー36
0が表示される。
【0032】そして、テンキー330の各数字キー330-
00〜330-9,方向キー340の左・右方向キー340L・340
R,削除キー350,及び入力キー360は、図示した
符号Oを原点とする入力領域部301が表す表示領域の
表示座標系(x−y座標系)上に、それぞれ予め表示範囲
領域の座標位置を定められて表示される。また、タッチ
パネル入力装置1のCPU10は、この入力内容表示枠
320の表示に当たって、オペレータによる入力操作を
促すために、当該入力内容表示枠320の1桁目部分
(図中、左端の桁部分)に、カーソル370の表示を併せ
て行う(ステップS22)。
【0033】この後、例えば、オペレータが、4桁の数
値データのうち1桁目の数字データとして、テンキー3
30の“1”キー330-01をタッチしたとすると、タッチ
パネル制御部21がタッチ入力を検出して(ステップS
23)、座標検出部22はタッチパネル20の入力領域
上で、当該オペレータによるポイント入力された座標
[Xin,Yin]を求める。
【0034】ここで、タッチパネル20上の入力領域の
座標[Xin,Yin]と、表示部30の表示領域(すなわ
ち、表示部30に表示された入力領域部301)の座標
[xin,yin]とは、前述したように、当初は座標テーブ
ル43によって予め1対1に対応づけられている。その
ため、この場合、タッチパネル20の入力領域の座標原
点Oは、表示部30に表示された入力領域部301の座
標原点と同じになる。
【0035】したがって、数値データ入力用の入力画面
300が表示部30に表示された当初状態では、タッチ
パネル入力装置1のCPU10は、ROM40に格納さ
れた表示領域の座標テーブル43の内容を、RAM50
の座標テーブル51にそのまま書き込んで、入力された
データ内容の判別に使用する。
【0036】図4は、当初状態におけるタッチパネル2
0上の入力領域の座標テーブルに係り、RAM50の座
標テーブル51に記憶されている内容のうち、テンキー
330に対応する部分の入力有効領域の内容を部分的に
示した図である。すなわち、タッチパネル入力装置1
は、数値データ入力用の入力画面300が表示部30に
表示された当初状態にあることから、図1に示したRA
M50の座標テーブル51に記憶されている内容は、表
示部30の表示領域の座標テーブルに係り、ROM40
の座標テーブル43に記憶されている内容の、テンキー
330に対応する部分の内容と同一である。
【0037】この場合、そのテンキー330に対応する
部分の座標領域TK(以下、単にテンキー領域と称す)
は、[X08,Y24],[X31,Y24],[X31,Y5
5],[X08,Y55]を四隅とする矩形領域から、[X2
4,Y48],[X31,Y48],[X31,Y55],[X2
4,Y55]を四隅とする矩形領域を取り除いた部分の領
域になっている。
【0038】そして、数字キー330-00〜330-09それぞれ
の入力有効領域は、上記したテンキー領域TK中に含ま
れる複数の座標[XTK,YTK]を10個の座標集合に分け
て、図4に示すようにして割当てられている。例えば、
“1”の数字キー330-01は、テンキー領域TKの中の[X
08,Y40],[X15,Y40],[X15,Y47],[X0
8,Y47]を四隅とする矩形領域の座標集合[XTK01,
YTK01]で割当てられている。
【0039】したがって、座標検出部22にてオペレー
タが触れたタッチパネル20上の座標[Xin,Yin]を検
出したならば、タッチパネル入力装置1は、RAM50
の座標テーブル51に格納されている座標集合[XTK0
0,YTK00]〜[XTK09,YTK09]に基づいて、座標[Xi
n,Yin]に対応する座標集合[XTK01,YTK01]を検出す
ることができる。なお、方向キー340,削除キー35
0,入力キー360についても、上記テンキー330と
同様に、座標テーブル51,43によってタッチパネル
20上の座標と表示部30上の座標の対応が定義されて
いる。
【0040】そこで、図2のステップS23の処理に戻
り、上述のようにして、タッチパネル制御部21がオペ
レータによる数字キー330-01に対するタッチ入力を検出
し、CPU10が、上述したようにして、RAM50の
座標テーブル51に基づき、操作されたのが数字キーで
あり、“1”キー330-01が入力されたこと検出すると
(ステップS24)、表示制御部31を介して、図3に示
した入力領域部301の入力内容表示枠320における
第1桁目の枠内に入力内容である“1”を表示する(ス
テップS25)。そして、タッチパネル入力装置1のC
PU10は、オペレータに次の数字入力を促進するた
め、カーソル370を第2桁目の表示位置に移動する
(ステップS26)。
【0041】以上のようにして、オペレータは、数字入
力作業を繰り返しながら、4桁の数値データ“123
2”を入力し、最後に、数字キー330-00〜330-09に代え
て入力キー360がタッチ入力されると、タッチパネル
入力装置1のCPU10は、今回オペレータによる4桁
の数値データの入力作業が終了したものと判断する(ス
テップS29)。
【0042】図5は、“1232”入力時に、“12_
”と入力し、次に3桁目として“123_”と入力す
べきところ、誤って“2”を入力して“122_”とな
ってしまった場合について、誤入力した3桁目について
“2”→“3”への修正操作があった際の操作の流れを
示す図である。この場合の操作に対して、タッチパネル
入力装置1のCPU10が行う処理について、図5を参
考に、図2に基づいて説明する。
【0043】例えば、図5(a)〜(d)に示すように、オペ
レータが“122_”と3桁目まで数値データを入力
し、3桁目の“2”の誤入力に気づいた場合、オペレー
タは、タッチパネル20の入力領域部301における左
方向キー340Lが表示部分された部分を押圧して、4桁目
の数字入力のために入力内容表示枠320の4桁目部分
に移動していたカーソル370を、3桁目の数字修正入
力に備え、入力内容表示枠320の3桁目部分に移動さ
せる。
【0044】この場合のカーソル移動は、タッチパネル
入力装置1のタッチパネル制御部21がタッチ入力を検
出して(ステップS23)、座標検出部22で検出された
オペレータによるポイント入力された座標[Xin,Yin]
について、CPU10が、RAM50の座標テーブル5
1に基づいて、操作されたのが左方向キー340Lであるこ
とを検出することによって行われる(ステップS27,
S26)。
【0045】そして、同様にして、オペレータが削除キ
ー350にタッチしたことをCPU10が検出すると
(ステップS23〜S24〜S27〜S28)、入力内容
表示枠320のカーソル位置に表示していた入力数字、
すなわち3桁目の“2”を消し(ステップS29)、修正
された入力数字“2”に対応するキー330-02のデータ
と、入力内容表示枠220におけるその表示位置であっ
た“3桁目”とを、RAM50の修正キーバッファ52
に修正元キーデータKb及び修正発生位置データPdとし
てに保存し(ステップS30)、次のキー入力を待つ(図
5中の(f)に示す状態)。
【0046】その後、図5(g)(h)に示すように、“12
3_”,“123”と、数値データ“1232”の入
力を行う。そして、この修正削除後の数字入力の際に
は、タッチパネル入力装置1のCPU10は、前述の修
正キーバッファ52に保存された修正発生位置データの
数値データの桁位置に対して、前述のステップS24の
処理により数字入力された場合は、ステップS25に示
した表示処理中において、次のような処理も併せて実行
する。
【0047】すなわち、CPU10は、ステップS24
の処理において数字入力が検出されると、現在のカーソ
ル370の表示位置が前述のステップS30で修正キー
バッファ52に保存された修正発生位置データPdに該
当するか否か、すなわち、入力内容表示枠320におけ
る修正された入力数字の表示位置であるか否かを判別す
る。
【0048】この結果、現在のカーソル370の表示位
置が修正発生位置データPdに該当しない場合は、CP
U10は、次のステップS26の処理に進む一方、現在
のカーソル370の表示位置が修正発生位置データPd
に該当する場合は、ステップS24の処理において、座
標テーブル51に基づいて検出された入力数字、すなわ
ち、この場合“3”に対応するキー330-03のデータを修
正先キーデータKaとして、前述の該当した修正発生位
置データPd及び修正元キーデータKbに対応させて修正
キーバッファ52に記憶した上で、次のステップS26
の処理に進む。
【0049】そして、4桁の数値データ“1232”に
ついてのテンキー330による数字入力が終わり、オペ
レータが最後に入力キー360にタッチすると、タッチ
パネル入力装置1のCPU10は、これを検出し(ステ
ップS23〜S24〜S27〜S28〜S31)、修正
キーバッファ52に保存されている内容を確認し、修正
発生位置データPd(3桁目)に対応する修正元キーデー
タKbと修正先キーデータKaとが隣接キーであるか否か
の確認を、座標テーブル51の内容に基づいて行う(ス
テップS33)。
【0050】これにより、修正元キーデータKbと修正
先キーデータKaとが隣接キーでない場合は、タッチパ
ネル入力装置1は入力された4桁の数値データ“123
2”を、図示せぬRAM50の所定記憶エリアに保存し
たり、他装置に出力する等して、数値データの入力処理
を終了する。
【0051】これに対し、ステップS33の処理の結
果、修正元キーデータKbと修正先キーデータKaとが隣
接キーであると判別された場合は、タッチパネル入力装
置1のCPU10は、後述する補正処理を行った上で
(ステップS34)、4桁の数値データ“1232”を、
図示せぬRAM50の所定記憶エリアに保存したり、他
装置に出力する等して、数値データの入力処理を終了す
る。
【0052】この修正元キーデータKbと修正先キーデ
ータKaとが隣接キーであると判別された場合に補正処
理を行うのは、オペレータが本来タッチしたかった修正
先キーである“3”キー330-03の入力有効領域(図4に
示した座標集合[XTK03,YTK03]で割当てられたタッチ
パネル20上の入力有効領域)を越えて、修正元キーで
ある“2”キー330-02の入力有効領域(図4に示した座
標集合[XTK02,YTK02]で割当てられたタッチパネル6
0上の入力有効領域)をタッチしたために発生した誤入
力であるからである。
【0053】そこで、図2のステップS34の補正処理
は、CPU10がRAM30の座標テーブル31の内容
を、次のようにして補正することによって行われる。こ
の補正は、隣接キーである修正元キーデータKbの入力
有効領域[XTK03,YTK03]と修正先キーデータKaの入
力有効領域[XTK02,YTK02]との境界部分について、修
正元キーデータKbの入力有効領域[XTK03,YTK03]を
狭めて、修正先キーデータKaの入力有効領域[XTK02,
YTK02]広げることによって行われる。
【0054】図6は、誤入力を防止するべく補正された
後のRAM50の更新記憶された座標テーブル51の内
容を示す図である。この場合は、図4に示すように、座
標テーブル51において、修正元キーデータKbとして
記憶されている“2”キー330-02の入力有効領域[XTK0
2,YTK02]と、修正先キーデータKaとして記憶されて
いる“3”キー330-03の入力有効領域[XTK03,YTK03]
とがX方向に隣接しているため、“2”キー330-02の入
力有効領域[XTK02,YTK02]について“3”キー330-03
側の境界部分をX方向に所定量、例えば1座標分だけ狭
めて、反対に、このX方向に狭めた1座標分だけ“3”
キー330-03の入力有効領域[XTK03,YTK03]を広げるこ
とによって行われる。
【0055】この結果、図6に示すように、補正後の座
標テーブル31においては、“2”キー330-02の入力有
効領域[XTK02,YTK02]は、テンキー領域TKの中の[X
16,Y40],[X22,Y40],[X22,Y47],[X1
6,Y47]を四隅とする矩形領域となり、“3”キー33
0-03の入力有効領域[XTK03,YTK03]は、テンキー領域
TKの中の[X23,Y40],[X31,Y40],[X31,
Y47],[X23,Y47]を四隅とする矩形領域になる。
【0056】この補正処理によって、タッチパネル60上
の入力領域に関し“2”キー330-02の入力有効領域[XT
K02,YTK02]及び“3”キー330-03の入力有効領域[XT
K03,YTK03]は、変化することになるが、表示部90上
の表示領域に関し、“2”キー330-02の表示領域及び及
び“3”キー330-03の表示領域、すなわちROM40の
入力領域表示テーブル42の数値データ入力のための入
力領域表示画面の表示データは、本実施の形態では変化
するわけではない。
【0057】したがって、次の数値データ入力の際に
は、“2”キー330-02に関しては、その表示領域に対し
入力有効領域が小さくなり、“3”キー330-03に関して
は、その表示領域に対し入力有効領域が大きくなってい
る。これによって、次の数値データ入力の際は、表示領
域における“3”キー330-03の左端を少し超えて、
“2”キー330-02の表示領域内にはみ出して、タッチパ
ネル20にタッチしてしまったことによって起こる、数
字データの誤入力を減少させることができる。
【0058】そして、この補正処理を繰り返し行ってい
くうちに、タッチパネル60の厚みに起因する表示部9
0とのズレによる誤入力、オペレータの癖、利き腕によ
る誤入力の発生を抑止することが可能となる。これは、
オペレータにとって、所望のキーを意識的には選択操作
しているにもかかわらず、実際には隣接キーを誤操作し
てしまっていたことによる誤入力を減少できるから、そ
の操作性も向上することになる。
【0059】なお、本実施の形態では、入力時における
入力ポイントと、本来タッチしようとした所望のキーの
入力有効領域及び表示領域のズレの大きさに関係無く、
本来タッチしようとしたキーの入力有効領域の補正を行
っている。また、補正の結果、入力有効領域と表示領域
とのズレの積算値が初期状態に対して一定値以上になる
とき等の特殊のケースには、隣接キーに対する誤入力で
あると検出しても、隣接するキー同士の入力有効領域の
補正を行わない構成とすることも可能である。
【0060】この構成のタッチパネル入力装置によれ
ば、誤入力の発生した入力領域を狭め、正しい入力の入
力領域を広げるにあたっても、制限範囲が設けられてい
るので、誤入力の発生した入力領域は、その入力領域を
狭められても、必要な入力領域の大きさは保障されるの
で、その操作性が妨げられることもない。
【0061】図7は、本発明の他の実施の形態に係るタ
ッチパネル入力装置による数値データの入力処理のフロ
ーチャートである。なお、本実施の形態のタッチパネル
入力装置1'の構成は、図1に示した前述の実施の形態
のタッチパネル入力装置1の構成と略同様であるので、
その説明にあたっては、構成図を省略するとともに、同
様部分については同一符号を付し、以下に説明する。
【0062】本実施の形態のタッチパネル入力装置1'
においては、数値データ入力の際におけるテンキー等の
誤入力に対する補正は、オペレータがタッチパネル入力
装置1'の指示に従って、試験的に全数字キーの入力を
行うことによって行われる。タッチパネル入力装置1'
のCPU10は、オペレータによってテンキー330の
誤入力に対する補正処理が起動されると、ROM40に
記憶されている制御プログラム41に基づいて、以下の
ような処理を行う。まず、CPU10は、テンキー33
0と、その各数字キー330-0〜330-9の入力操作を促す内
容の登録画面を表示部30に表示する(ステップS7
1)。
【0063】図8は、4桁の数値データ入力の際におけ
るテンキーの誤入力に対する補正のための登録画面を示
す図である。登録画面400は、数字入力のためのテン
キー330,カーソル等の指定する方向キー340,削
除キー350,及び入力キー360に加え、テンキー3
30の各数字キー330-0〜330-9の入力操作を促す内容メ
ッセージ410が備えられている。この後、オペレータ
は、内容メッセージ410に従って“0”キー330-00か
ら順番に“9”キー330-09まで、順番にキー入力を試験
的に行っていく。
【0064】ここで、仮にオペレータが“5”キー330-
09を操作した順番を例に、その補正処理について詳細に
説明する。CPU10は、オペレータのタッチパネル2
0面上におけるタッチを検出して(ステップS72)、オ
ペレータによってタッチされたタッチパネル20上の座
標位置[Xin,Yin]が、当該入力順の“5”キー330-09
の入力有効最大領域[XTK05,YTK05]max内であるか否
かを判定する(ステップS73)。
【0065】図9は、当初状態におけるタッチパネル2
0上の入力領域部301の座標テーブル51に係り、
“5”キー330-09の入力有効最大領域[XTK05,YTK05]
maxの内容を示した図である。図9において、当初の
“5”キー330-09の入力有効領域[XTK05,YTK05]は、
テンキー領域TKの中の[X16,Y32],[X23,Y3
2],[X23,Y39],[X16,Y39]を四隅とする矩
形領域の座標集合である。
【0066】この当初の[X16,Y32],[X23,Y3
2],[X23,Y39],[X16,Y39]を四隅とする矩
形領域の座標集合は、ROM40の座標テーブル43に
“5”キー330-05に対応して記憶されている当初領域で
ある。これに対し、入力有効最大領域[XTK05,YTK05]
maxは、“5”キー330-09の入力有効領域[XTK05,YTK
05]の最大拡大範囲を示すものである。
【0067】本実施の形態では、入力有効最大領域[XT
K05,YTK05]maxは、ROM40の座標テーブル43に
“5”キー330-05に対応して記憶されている当初領域と
しての入力有効領域[XTK05,YTK05]に対し、その座標
軸であるX,Y軸方向(図9における左右上下方向)に、
各々+3、一3の最大拡張量をもって形成されている。
【0068】したがって、ステップS73の判定におい
ては、タッチパネル20上のタッチされた座標位置[Xi
n,Yin]がこの入力有効最大領域[XTK05,YTK05]max
の範囲内にあるか否かで、オペレータが“5”キー330-
09をキー入力しようとしてタッチパネル20にタッチし
たのか、又は“5”キー330-09をキー入力しようという
念頭無しにタッチパネル20にタッチしたのかを判別し
ている。
【0069】この入力有効最大領域[XTK05,YTK05]ma
xを設定してあることによって、キー入力時に一過性で
発生した入力ポイントの大きなズレの場合は、このズレ
によって隣接するキー同士の入力有効領域は補正されな
いので、タッチパネル入力装置の精度及び操作性の向上
をさらにはかることができる。
【0070】ここで、図7のステップS73の判定にお
いて、タッチされた座標位置[Xin,Yin]が入力有効最
大領域[XTK05,YTK05]maxの範囲内である場合は、C
PU10は、入力された“5”キー330-09に対応する表
示領域を反転表示にし(ステップS74)、“5”キー33
0-05がキー入力済であり、次の入力キーが“6”キー33
0-06であることをオペレータに案内するとともに、次に
述べるような補正処理を行う(ステップS75)。
【0071】この、ステップS75の処理では、実際に
“5”キー330-09の入力有効領域[XTK05,YTK05]を補
正するに際して、まず補正の必要性についての判定を、
タッチされた座標位置[Xin,Yin]が当初の入力有効領
域[XTK05,YTK05]、すなわち[X16,Y32],[X2
3,Y32],[X23,Y39],[X16,Y39]を四隅と
する矩形領域の座標集合の範囲内か否かで判定する。こ
の結果、タッチされた座標位置[Xin,Yin]が当初の入
力有効領域[XTK05,YTK05]の領域内にあると判定され
た場合は、入力有効領域[XTK05,YTK05]の補正の必要
はないので、入力有効領域[XTK05,YTK05]の範囲を実
際に補正変更することなく、ステップS75の処理を終
了する。
【0072】これに対し、タッチされた座標位置[Xi
n,Yin]が当初の入力有効領域[XTK05,YTK05]の領域
外にあると判定した場合は、入力有効最大領域[XTK0
5,YTK05]maxの領域内の範囲において、座標位置[Xi
n,Yin]がその入力有効領域[XTK05,YTK05]内に含ま
れるように、入力有効領域[XTK05,YTK05]を拡張し
て、実際の補正処理が行われる。そして、“5”キー33
0-05に関しての上述した処理を終了すると、CPU10
は、全ての数字キー330-00〜330-09についてキー入力を
終えたか否かを確認した上(ステップS76)、本実施の
形態の数値データの入力処理を終了する。
【0073】なお、この場合は、次にオペレータは
“6”キー330-06をキー入力し、CPU10は、オペレ
ータがキー入力した“6”キー330-06に対応してタッチ
された座標位置[Xin,Yin]に関して、上述のステップ
S71〜S76の処理を行い、最後の“9”キー330-06
に対応してタッチされた座標位置[Xin,Yin]に関して
の処理が終了するまで、上述のステップS71〜S76
の処理が繰り返し実行される。
【0074】図10は、“5”キー330-05入力時の入力
座標が(X25,Y30)であった場合の補正後の座標テ
ーブル2bの内容の一実施例を示した図である。なお、
図10に示した実施例においては、上述したステップS
75の処理によって、[X16,Y32],[X23,Y3
2],[X23,Y39],[X16,Y39]を四隅とする矩
形領域の座標集合の範囲で表される“5”キー330-09の
当初の入力有効領域[XTK05,YTK05]を、[X16,Y3
0],[X25,Y30],[X25,Y39],[X16,Y3
9]を四隅とする矩形領域の座標集合の範囲に拡張して
補正したが、補正の方法については、種々の変形例が可
能である。
【0075】例えば、一例として、上記のような場合
に、[X18,Y30],[X25,Y30],[X25,Y3
7],[X18,Y37]を四隅とする矩形領域の座標集合
の範囲に補正し、“5”キー330-09の当初の入力有効領
域[XTK05,YTK05]を領域の大きさを変えずにシフトだ
けすることで対処することもできる。すなわち、元々の
座標テーブルから一定の範囲のズレが発生した時に、入
力有効領域を広げる処理を行っているが、このズレに基
づいて全てのキーの座標テーブルをズレの値だけシフト
するような補正処理を行っても同様な効果が得られる。
【0076】本実施の形態のタッチパネル入力装置1'
によれば、予めキー入力を指示された所定の数字キー33
0-xに対し、異なる数字キー330-yのキー入力の検出をも
ってして誤入力検出を行い(x、yは00〜09までの整数
で、x≠y)、この所定の数字キー330-xの入力有効領域の
補正を行うとともに、これを残りの各数字キー330-xに
ついても行うので、実際の作業の前に、予めテンキー3
30の全数字キー330-01〜330-09をオペレータ固有の癖
等による傾向的な入力のズレに合わせて修正しておくこ
とができ、オペレータの操作性を向上させることができ
る。
【0077】なお、本発明の実施の形態としてのタッチ
パネル入力装置1,1'は、以上説明したとおりである
が、本発明の実施の形態は、これら説明したタッチパネ
ル入力装置1,1'に限ることなく、その他、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲で、タッチパネル入力装置1,
1'に種々の変更を加え得ることは、本発明の実施の形
態に含まれるものである。
【0078】例えば、以上説明した実施の形態のタッチ
パネル入力装置1,1'では、タッチパネル入力装置
1,1'の表示部30にはテンキ−330が表示されて
数値データを入力するものを例に説明したが、タッチパ
ネル入力装置1,1'から入力されるデータの内容は、
この数値データだけに限るものではない。
【0079】また、本実施の形態のタッチパネル入力装
置1,1'においては、タッチパネル入力処理を行う制
御プログラムは、ROM40にではなく、RAM50に
も格納可能であり、例えば記憶媒体61に記録された制
御プログラムが記憶媒体読取部60から読み取られ、R
AM50の制御プログラム53に格納され、本発明のタ
ッチパネル入力処理を実行することも可能である。した
がって、本発明のタッチパネル入力装置は、タッチパネ
ル入力装置を機能させるためのプログラムでも実現され
る。このプログラムは、コンピュータで読み取り可能な
記録媒体に格納されていてもよい。
【0080】この結果、本発明では、この記録媒体とし
て、図1に示されるROM40そのものがプログラムメ
ディアであってもよいし、記憶媒体読取部60が、そこ
に記録媒体61を挿入することで読み取り可能なプログ
ラムメディアであってもよい。いずれの場合において
も、格納されているプログラムはCPU10がアクセス
して実行させる構成であってもよいし、プログラムを読
み出し、読み出されたプログラムは、図示されていない
プログラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプロ
グラムが実行される方式であってもよい。このダウンロ
ード用のプログラムは予めタッチパネル入力装置1本体
に格納されているものとする。
【0081】ここで上記プログラムメディアは、タッチ
パネル入力装置と分離可能に構成される記録媒体であ
り、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッ
ピー(登録商標)ディスクやハードディスク等の磁気デ
ィスクやCD−ROM/MO/MD/DVD等の光ディ
スクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)
/光カード等のカード系、あるいはマスクROM、EP
ROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導
体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体で
あってもよい。
【0082】さらに、通信ネットワークからプログラム
をダウンロードするように、流動的にプログラムを担持
する媒体であってもよい。なお、このように通信ネット
ワークからプログラムをダウンロードする場合には、そ
のダウンロード用プログラムは予めタッチパネル入力装
置1本体に格納しておくか、あるいは別な記録媒体から
インストールされるものであってもよい。なお、記録媒
体61に格納されている内容としてはプログラムに限定
されず、データであってもよい。
【0083】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
発明によれば、タッチパネル入力時におけるオペレータ
固有の癖による入力のズレ、タッチパネルの厚みによる
入力のズレに伴う誤入力を検出して補正を行うため、誤
入力を減少させ、操作性を向上させることが可能にな
る。
【0084】また、請求項2記載の発明によれば、オペ
レータの入力訂正の操作を検出して補正を行うため、特
にオペレータ固有の癖による傾向的な入力のズレに伴う
誤入力に対して、自動的に補正を行い、オペレータに負
担を与えることなく操作性を向上させることが可能にな
る。
【0085】また、請求項3記載の発明によれば、実際
の入力作業の前に、タッチパネル入力時におけるオペレ
ータ固有の癖による入力のズレ、タッチパネルの厚みに
よる入力のズレを予め設定しておくことができ、実際の
入力作業時には、この設定内容に従って補正を行われる
ため、誤入力を減少させ、操作性を向上させることが可
能になる。
【0086】さらに、請求項4記載の発明によれば、判
定手段を備えていることによって、誤入力の判定範囲に
制限が設けられているため、入力時の一過性のズレに起
因する誤入力を排除することが可能となり、より精度が
高く、より操作性を向上させたタッチパネル入力が可能
になる。
【0087】また、請求項5記載の発明によれば、これ
により、誤入力の発生した入力領域を狭め、正しい入力
の入力領域を広げるため、誤入力の発生頻度に応じて各
入力領域が最適な大きさに設定されるため、特に入力領
域の位置に起因する傾向的な入力のズレに対して、誤入
力を減少させ、操作性を向上させることが可能になる。
【0088】さらに、請求項6記載の発明によれば、誤
入力の発生した入力領域を狭め、正しい入力の入力領域
を広げるにあたっても、制限範囲が設けられているの
で、誤入力の発生した入力領域は、その入力領域を狭め
られても、必要な入力領域の大きさは保障されるので、
その操作性が妨げられる心配もない。
【0089】また、請求項7記載の発明によれば、誤入
力が発生した時に全ての入力領域をシフトさせるため、
各入力領域の大きさが変ることなく、タッチパネル入力
時におけるオペレータ固有の癖による入力のズレ、タッ
チパネルの厚みによる入力のズレによる傾向的な入力の
ズレに対して、誤入力を減少させ、操作性を向上させる
ことが可能になる。
【0090】さらにまた、請求項7又は8記載の発明に
よれば、コンピュータにタッチパネルを付設さえすれ
ば、コンピュータを、タッチパネル入力時におけるオペ
レータ固有の癖等による入力のズレ、タッチパネルの厚
みによる入力のズレに伴う誤入力を検出して補正を行
い、誤入力を減少させ、操作性を向上させたタッチパネ
ル入力装置として機能させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るタッチパネル入力
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したタッチパネル入力装置による数値
データの入力処理のフローチャートである。
【図3】数値データ入力用の入力画面の一例を示した図
である。
【図4】当初状態におけるタッチパネル上の入力領域の
座標テーブルに係り、RAMの座標テーブルに記憶され
ている内容のうち、テンキーに対応する部分の入力有効
領域の内容を部分的に示した図である。
【図5】複数の数字データからなる数値データの入力時
に、一の入力数字データの修正操作があった際の操作の
流れを示す図である。
【図6】誤入力を防止するべく補正された後のRAMの
更新記憶された座標テーブルの内容を示す図である。
【図7】本発明の他の実施の形態に係るタッチパネル入
力装置による数値データの入力処理のフローチャートで
ある。
【図8】4桁の数値データ入力の際におけるテンキーの
誤入力に対する補正のための登録画面を示す図である。
【図9】当初状態におけるタッチパネル上の入力領域部
の座標テーブルに係り、一例として“5”キーの入力有
効最大領域の内容を示した図である。
【図10】“5”キーについての補正後の座標テーブル
の内容の一実施例を示した図である。
【符号の説明】
1 タッチパネル入力装置 10 CPU 11 CPUバス 20 タッチパネル 21 タッチパネル制御部 22 座標検出部 30 表示部 31 表示制御部 32 表示メモリ 40 ROM 41 制御プログラム 42 入力領域表示テーブル 43 座標テーブル 50 RAM 51 座標テーブル 52 修正キーバッファ 60 記憶媒体読取部 61 記憶媒体 300 入力画面 301 入力領域部 320 入力内容表示枠 330 テンキー 340 方向キー 350 削除キー 360 入力キー 370 カーソル 400 登録画面

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タッチパネルによって検出される該パネ
    ル面上の入力操作位置と、当該入力操作に際し、前記タ
    ッチパネルと一体的に設けられた表示手段により案内さ
    れる前記パネル面上に形成された複数の入力領域とか
    ら、当該入力操作位置が属する前記パネル面上の入力領
    域を判別し、当該判別した入力領域に対応して予め定め
    られている入力信号を生成して出力するタッチパネル入
    力装置であって、 前記タッチパネルのパネル面上における、所望の入力信
    号を生成する入力領域に対して相互に隣接する入力領域
    に属するパネル面上の位置が誤操作されたことを検出す
    る誤入力検出手段と、 該誤入力検出手段が入力操作位置の誤入力を検出したと
    きには、隣接する所望の入力信号を生成する入力領域に
    当該入力操作位置が近接又は属するように、前記パネル
    面上の両入力領域を補正する補正手段とを備えているこ
    とを特徴とするタッチパネル入力装置。
  2. 【請求項2】 前記誤入力検出手段は、 当該入力操作によって生成された入力信号に替えて、新
    たな入力操作によって、当該入力操作によって生成され
    た入力信号に対応する前記パネル面上の入力領域に対
    し、相互に隣接する入力領域に対応して予め定められて
    いる入力信号が生成されたときには、所望の入力信号を
    生成する入力領域に対して隣接する入力領域のパネル面
    上位置が誤操作されたことを検出することを特徴とする
    請求項1記載のタッチパネル入力装置。
  3. 【請求項3】 前記誤入力検出手段は、 当該入力操作に際して、予め当該入力操作を行う入力領
    域が指定されており、当該指定されている入力領域に対
    し、相互に隣接する入力領域が操作されたことを検出し
    たときには、所望の入力信号を生成する入力領域に対し
    て隣接する入力領域のパネル面上位置が誤操作されたこ
    とを検出することを特徴とする請求項1記載のタッチパ
    ネル入力装置。
  4. 【請求項4】 前記誤入力検出手段は、 予め指定された所望の入力信号を生成する入力領域と、
    当該入力領域と相互に隣接する入力領域のパネル面上の
    操作位置とのズレ量が、予め定められた所定範囲内のと
    きには誤操作と判定し、予め定められた所定範囲外のと
    きには誤操作と判定しない判定手段を備えていることを
    特徴とする請求項3記載のタッチパネル入力装置。
  5. 【請求項5】 前記補正手段は、 前記パネル面上の誤入力が発生した入力領域を狭める一
    方、前記パネル面上の誤入力が発生した入力領域に隣接
    する所望の入力信号を生成する入力領域を広げることを
    特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載のタッチパネ
    ル入力装置。
  6. 【請求項6】 前記補正手段は、 前記パネル面上の誤入力が発生した入力領域を予め定め
    られた範囲内で狭める一方、前記パネル面上の誤入力が
    発生した入力領域に隣接する所望の入力信号を生成する
    入力領域を予め定められた範囲内で広げることを特徴と
    する請求項1乃至3いずれかに記載のタッチパネル入力
    装置。
  7. 【請求項7】 前記補正手段は、 前記パネル面上の複数の入力領域を、当該入力操作位置
    が所望の入力信号を生成する入力領域に属するように、
    全体的にシフトさせることを特徴とする請求項1乃至4
    いずれかに記載のタッチパネル入力装置。
  8. 【請求項8】 コンピュータを、請求項1乃至7いずれ
    かに記載のタッチパネル入力装置として機能させるため
    のプログラム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のプログラムを記録した
    ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
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