JP7184619B2 - 情報処理装置、制御プログラム、及び制御方法 - Google Patents

情報処理装置、制御プログラム、及び制御方法 Download PDF

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Description

本件は、情報処理装置、制御プログラム、及び制御方法に関する。
例えばノート型パーソナルコンピュータや携帯型ゲーム機にはタッチパネルを備え、タッチ入力された座標(以下、「入力座標」という)を検出する(例えば特許文献1及び2参照)ものがある。4線式や5線式などの抵抗膜方式のタッチパネルにおいては、入力座標はタッチパネルの入力面内の押下点に対応する抵抗膜の電位に基づいて検出される。
しかし、抵抗膜内の等電位線が、例えば抵抗膜の端部に設けられた電極の抵抗値の影響によって湾曲するように歪むため、検出された入力座標と押下点の真の座標との間に誤差が生ずる可能性がある。このため、入力座標は、事前のタッチパネルの調整作業により得られた補正値により補正される。
タッチパネルの調整作業では、タッチ入力の目標位置となる複数の入力点がモニタに表示される。入力点の表示座標と入力座標との誤差が入力面内の位置に応じてばらつくため、入力点は入力面内で偏らないように配置される。ユーザはタッチペンなどを用いて各入力点にタッチ入力し、入力座標と入力点の真の座標のずれに基づき補正値が算出される。
特開2010-211264号公報 特開2017-117014号公報
調整作業において、入力座標と入力点座標との誤差が規定範囲を超えている場合、入力が不正であると判断されて同一の入力点に再びタッチ入力することが求められる。
一方、タッチパネルの歩留まりを向上させるなどの理由により、抵抗膜の等電位線の歪みが大きなタッチパネルでも実用上問題のない範囲で入力座標が補正可能となるように、タッチ入力が正常であると判定するための規定範囲を広く設定する場合がある。この場合、例えばユーザが誤って入力点から離れた位置にタッチ入力したときでも、その入力座標が規定範囲内であれば正常なタッチ入力と判定されてしまい、再度のタッチ入力は求められない。
しかし、入力座標を補正するための補正値は調整作業時のタッチ入力座標に基づいて算出されるため、入力点から離れた位置にタッチ入力されると、抵抗膜の等電位線の歪みに応じた値より大きな補正値が算出され、入力座標の補正精度がかえって低下するおそれがある。このため、ユーザは、誤ったタッチ入力などを行ったとき、キーボードなどのタッチパネル以外の操作手段を操作して、誤ったタッチ入力が行われた入力点を再び選択してタッチ入力をやり直す。
しかし、タブレット端末のようにタッチパネル以外の操作手段がない場合、ユーザは、タッチ入力が完了した入力点を再び選択してタッチ入力をやり直すことができない。このため、ユーザはいったん全ての入力点のタッチ入力を完了した後、調整作業を最初からやり直すことで全ての入力点に再びタッチ入力する必要があり、手間がかかるという問題がある。
上記の調整作業時の入力点の選択に限らず、この他の目的でも、タッチパネル以外の入力手段を持たない装置では、タッチパネル操作のみに基づいてユーザの操作内容や操作意図を判別しなければならないケースが多々ある。しかし、これまでの装置では、タッチパネル操作のみに基づいてユーザの操作意図を判別することが難しく、ユーザの意図していない処理が行われてしまう可能性がある。
そこで本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、タッチパネルからの入力操作に基づくユーザによる操作内容や操作意図の判別を容易にし、タッチパネルの調整作業などの利便性を向上することができる情報処理装置、制御プログラム、及び制御方法を提供することを目的とする。
本明細書に記載の情報処理装置は、タッチパネルと、前記タッチパネルの入力面内のタッチ入力の座標を取得するとともに、タッチ入力の方向及びタッチ入力の始点から終点までの移動距離を判定する制御部と、前記タッチパネルに重なるモニタと複数の入力点に応じた前記入力面内のタッチ入力の座標を取得することにより、前記入力面内の座標の補正値を算出する算出部とをさらに有し、前記制御部は、前記複数の入力点から1つの入力点を選択して前記モニタに表示し、前記タッチ入力の方向及び前記移動距離の少なくとも一方に基づき、前記タッチパネルに対する操作内容を判別し、前記操作内容を判別した結果に基づき、該タッチ入力の座標を前記算出部に取得させ、もしくは入力点の選択を変更する
本明細書に記載の制御プログラムは、タッチパネルに重なるモニタと、前記タッチパネルの入力面内の複数の入力点の各々に応じたタッチ入力の座標を取得することにより、前記入力面内の座標の補正値を算出する算出装置とを制御する制御プログラムにおいて、前記複数の入力点から1つの入力点を選択して前記モニタに表示し、前記選択した入力点に応じたタッチ入力の方向、及び該タッチ入力の始点から終点までの移動距離の少なくとも一方に基づき、前記複数の入力点のうち、選択した入力点に応じたタッチ入力の座標を前記算出装置に取得させ、もしくは入力点の選択を変更する、処理を、コンピュータに実行させるプログラムである。
本明細書に記載の制御方法は、タッチパネルに重なるモニタと、前記入力面内の複数の入力点の各々に応じたタッチ入力の座標を取得することにより、前記タッチパネルの入力面内の座標の補正値を算出する算出装置とを制御する制御方法において、前記複数の入力点から1つの入力点を選択して前記モニタに表示する工程と、前記選択した入力点に応じたタッチ入力の方向、及び該タッチ入力の始点から終点までの移動距離の少なくとも一方に基づき、前記複数の入力点のうち、選択した入力点に応じたタッチ入力の座標を前記算出装置に取得させ、もしくは入力点の選択を変更する工程とを、コンピュータが実行する方法である。
本発明によると、タッチパネルからの入力操作に基づくユーザによる操作内容や操作意図の判別を容易にし、タッチパネルの調整作業などの利便性を向上することができることができる。
情報処理装置の一例を示す構成図である。 入力点の配置及び入力点情報テーブルの一例を示す図である。 タッチ入力による入力点の表示の変化の一例を示す図である。 X軸方向において入力点を変更する操作の一例を示す図である。 Y軸方向において入力点を変更する操作の一例を示す図である。 調整作業の中断操作の一例を示す図である。 制御プログラムの処理の一例を示すフローチャートである(その1)。 制御プログラムの処理の一例を示すフローチャートである(その2)。 入力点判定処理の一例を示すフローチャートである。 タッチパネルコントローラの調整モードの動作の一例を示すフローチャートである。 タッチパネルコントローラの通常モードの動作の一例を示すフローチャートである。
図1は、情報処理装置の一例を示す構成図である。情報処理装置としては例えばタブレット端末が挙げられるが、これに限定されない。
情報処理装置は、CPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)11、RAM(Random Access Memory)12、ストレージメモリ13、タッチパネルコントローラ14、タッチパネル15、及びモニタ16を有する。CPU10は、互いに信号の入出力ができるように、ROM11、RAM12、及びストレージメモリ13とバス19を介して接続されている。
CPU10は、制御プログラム及び制御方法を実行するコンピュータの一例である。ROM11には、CPU10で実行されるプログラムが格納されている。プログラムにはOS(Operating System)、制御プログラム、及びタッチパネル15を用いるアプリケーションが含まれる。RAM12はCPU10のワーキングメモリである。
タッチパネル15はユーザから入力面へのタッチ入力を受け付ける。タッチパネル15としては抵抗膜方式のものに限定されず、静電容量方式などの他の方式のものであってもよい。
タッチパネルコントローラ14はタッチパネル15へのタッチ入力を検出する。抵抗膜方式のタッチパネル15の場合、タッチパネルコントローラ14は入力面内の押下点に対応する抵抗膜の電位に基づいて入力座標を検出する。
しかし、検出された入力座標は、抵抗膜内の等電位線が、例えば抵抗膜の端部に設けられた電極の抵抗値の影響によって湾曲するように歪むため、押下点の真の座標との間に誤差がある。このため、タッチパネルコントローラ14は、事前のタッチパネルの調整作業により得られた補正係数により入力座標を補正する。
タッチパネルコントローラ14は、入力座標の検出、補正係数の算出、及び入力座標の補正などの各種の処理を実行するプロセッサ140及びメモリ141を有する。プロセッサ140は、CPU10と連携することによりタッチパネルコントローラ14の動作モードを通常モードと調整モードの間で切り替える。プロセッサ140としてはCPUが挙げられるが、これに限定されない。
調整モードにおいてプロセッサ140は、CPU10からのコマンドに従い複数の入力点に対応する入力座標をメモリ141に記憶して、各入力座標から補正係数を算出する。このとき、プロセッサ140は、検出した入力座標を示す入力情報をCPU10に送信する。入力座標には、タッチ入力の始点の座標(X1,Y1)及び終点の座標(X2,Y2)が含まれる。始点は入力面のタッチを開始した位置を、終点は入力面から指などが離れた位置をそれぞれ示し、始点と終点との距離が移動距離に相当する。
タッチパネルコントローラ14は、入力面内の各入力点に応じて取得したタッチ入力の座標に基づいて、入力面内の入力座標を補正するための補正値を算出する。補正係数は、タッチパネル15の特性などに応じて適宜に算出される。タッチパネルコントローラ14は算出部の一例である。なお、調整モードではプロセッサ140は入力座標の補正を行わない。
タッチパネル15を通常の情報入力に使用するための通常モードでは、プロセッサ140は入力座標を検出して補正係数に基づき補正する。プロセッサ140は補正済みの入力座標を示す入力座標の情報をCPU10に送信する。
モニタ16は例えば液晶ディスプレイであり、CPU10から入力される画像情報を画面に表示する。モニタ16はタッチパネル15の入力面の反対側の面に重なるように設けられており、ユーザはタッチパネル15の光透過性の膜を介してモニタ16の画面を見ることができる。
CPU10は、ROM11からプログラムを読み込むと、機能としてシーケンス処理部100、表示処理部101、入力判定部102、及びコマンド生成部103を形成する。また、ストレージメモリ13には入力点情報テーブル130が格納されている。
CPU10は制御部の一例であり、制御プログラムに従ってタッチパネルコントローラ14及びモニタ16を制御する。シーケンス処理部100は、表示処理部101、入力判定部102、及びコマンド生成部103との間で各種の情報を入出力することによりタッチパネル15の調整作業のシーケンスを実行する。
シーケンス処理部100は、調整作業におけるタッチ入力の目標位置である複数の入力点を入力点情報テーブル130に基づき規定する。シーケンス処理部100は入力点を1つずつ順次に選択し、選択した入力点を表示処理部101及びコマンド生成部103に通知する。
表示処理部101は、シーケンス処理部100から通知された入力点をモニタ16に表示する。このとき、入力点を示す画像情報が表示処理部101からモニタ16に出力される。なお、以下の例では、表示処理部101は、1つの入力点をモニタ16に表示するが、タッチパネル15がマルチタッチに対応する場合、2以上の入力点を同時に表示してもよい。
入力判定部102は、表示された入力点に応じたタッチ入力座標を示す入力情報をタッチパネルコントローラ14から受信する。入力判定部102は入力情報から入力面上のタッチ入力の始点から終点までの移動距離を算出し、移動距離に基づきタッチ入力の操作内容を判別する。入力判定部102は、移動距離が短い場合、入力点を目標とするタッチ操作であると判定する。一方、移動距離が入力面の横方向または縦方向(X方向またはY方向)において長い場合、入力判定部102は、その移動方向に応じて選択される入力点を変更する変更操作であると判定する。
また、入力判定部102は、移動距離が入力面の横方向及び縦方向の両方において長い場合、調整作業を中断する中断操作であると判定する。両方向の移動距離が長くなるのであれば、横方向あるいは縦方向の一方に一定量以上移動させた後に他方に一定量以上移動させる操作、斜め方向に一定量以上移動させる操作など、ここではその操作の仕方は問わないものとするが、特定の仕方による操作を中断操作判定の条件としてもよい。入力判定部102は、判定結果をシーケンス処理部100に通知する。
シーケンス処理部100は、判定結果に応じた指示をコマンド生成部103に出力する。コマンド生成部103は各種のコマンドを生成してタッチパネルコントローラ14に出力する。コマンド生成部103は、開始コマンドを送信することにより、調整モードの開始をタッチパネルコントローラ14に指示する。
また、コマンド生成部103は、タッチ操作が行われた場合、タッチパネルコントローラ14に取得コマンドを送信することにより入力座標の取得を指示する。一方、変更操作が行われた場合、コマンド生成部103は取得コマンドの送信を保留する。このため、タッチパネルコントローラ14は、入力座標を検出しても、取得コマンドを受信しなければ入力座標をメモリ141に記録しない。また、コマンド生成部103は、中断操作が行われた場合、タッチパネルコントローラ14に終了コマンドを送信することにより調整モードの終了を指示する。
シーケンス処理部100は、変更操作が行われた場合、タッチ入力の始点から終点までの移動方向に応じて他の入力点を選択する。表示処理部101は、シーケンス処理部100の指示に応じて現在の入力点の表示を中止して新たに選択された入力点をモニタ16に表示する。
このように、CPU10はタッチ入力操作の内容をタッチ入力の方向や移動距離に基づいて判別することができるため、ユーザの操作の意図、つまり本例ではタッチ操作、変更操作、及び中断操作の区別を容易に把握することが可能である。例えば入力点を変更するための変更操作をタッチパネル15から受け付けることができるため、ユーザは、タッチ入力を誤った場合に同じ入力点へのタッチ入力をタッチパネル15以外の操作手段を用いることなくやり直すことなどができる。この場合、表示処理部101は、再度のタッチ入力であることをユーザが認識しやすいように、例えば入力点の表示色や表示形状などの表示形態を初回のタッチ入力から変更することができる。
CPU10は、入力点情報テーブル130を読み込むことにより、入力面内に各入力点を表示する座標を取得する。なお、入力点情報テーブル130はストレージメモリ13に予め記憶されていてもよいし、制御プログラムに従ってCPU10が生成してもよい。
図2は、入力点の配置及び入力点情報テーブル130の一例を示す図である。タッチパネル15の入力面15aには一例として9個の入力点#1~#9が入力点情報テーブル130に基づき規定される。入力点数には限定はないが、入力点#1~#9は入力面15a内で偏らないように例えば均等な間隔をおいて配置される。
入力面15aは、ユーザがタッチ入力を行うときに指やタッチペンなどで触れる面である。タッチパネル15の入力面15aの反対側の面にはモニタ16の画面が重なっており、表示処理部101は、各入力点#1~#9をモニタ16の画面内の該当する位置に十字マークとして表示する。なお、モニタ16の画面及びタッチパネル15の入力面15aは例えば長方形の形状を有し、その長辺方向をX方向と規定し、短辺方向をY方向と規定する。
入力点情報テーブル130には、入力点番号#1~#9に対応して入力点#1~#9が表示される座標(Px,Py)及び入力範囲が登録されている。入力範囲は、入力面15aを境界線(点線参照)で分けた、入力点#1~#9を含む領域S#1~S#9の範囲を示す。なお、境界線は、例えばX方向及びY方向において隣接する2つの入力点#1~#9の中間を通る。
入力点#1~#9はX方向及びY方向において3個ずつが同列になるように配置されている。このため、入力点#1~#9のX座標Pxは3つの所定値Xp[1]~Xp[3]の何れかであり、Y座標Pyは3つの所定値Yp[1]~Yp[3]の何れかとなる。例えば入力点#1,#4,#7はX座標Pxが共通のXp[1]であり、入力点#1~#3はY座標が共通のYp[3]である。なお、Xp[1]<Xp[2]<Xp[3]及びYp[1]<Yp[2]<Yp[3]の関係が成立する。
入力範囲は、例えば領域S#1~S#9のX座標及びY座標の範囲として入力点情報テーブル130に登録されている。なお、各領域のX座標及びY座標の範囲に代えて、領域S#1~S#9を画定する長方形の向かい合う角の座標などが登録されてもよい。
次にタッチパネル15の調整作業における情報処理装置の動作を説明する。
図3は、タッチ入力による入力点#5,#6の表示の変化の一例を示す図である。図3において図2と共通する構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。
符号Gaは変化前の入力点#5が表示されたモニタ16の画面の一例を示し、符号Gbは変化後の入力点#6が表示されたモニタ16の画面の一例を示す。なお、表示処理部101は、変更操作がない場合、入力点#1~#9を番号順に表示する。
表示処理部101は、入力点#4のタッチ入力が完了すると、次に入力点#5の調整のためにGaのように入力点#5をモニタ16に表示する。ユーザは入力点#5を目標としてタッチ入力する。入力判定部102は、入力点#5に対応するタッチ入力の開始から終了までのタッチ位置のX方向及びY方向への移動距離を判定する。移動距離はX方向及びY方向においてそれぞれ所定値より小さい場合、入力判定部102は、タッチ入力が入力点#5を目標とするタッチ操作であると判定する。
また、入力判定部102は、タッチ入力の位置が領域S#5内であるか否かを判定する。入力判定部102は、タッチ入力の入力座標がHである場合、タッチ入力の位置が領域S#5内であるので入力点#5を目標とする正常なタッチ入力(OK)と判定し、タッチ入力の入力座標がH’である場合、タッチ入力の位置が領域S#5外であるので異常なタッチ入力(NG)と判定する。
タッチ入力が正常である場合、コマンド生成部103は、入力点番号「#5」を含む取得コマンドをタッチパネルコントローラ14に送信する。これにより、タッチパネルコントローラ14は、入力点#5の入力座標としてHをメモリ141に記憶する。表示処理部101は、符号Gbで示されるように次の入力点#6をモニタ16に表示する。
このように、CPU10は、複数の入力点#1~#9から1つの入力点を順次に選択してモニタ16に表示し、タッチ入力が正常であった場合には、選択した入力点に応じたタッチ入力の座標をタッチパネルコントローラ14に取得させる。タッチパネルコントローラ14は、入力点#1~#9ごとに取得したタッチ入力の座標から補正係数を算出することができる。なお、補正係数は、タッチ入力の座標の補正値の一例である。
タッチ入力が異常である場合、表示処理部101は現在の入力点#5の表示を継続して再度のコマンドを待ち、また、コマンド生成部103は取得コマンドを送信しない。このため、タッチパネルコントローラ14は入力座標H’を検出してもメモリ141に記憶しない。
このように、CPU10は、選択した入力点#1~#9に応じたタッチ入力が入力範囲内であるとき、判別した入力座標をタッチパネルコントローラ14に取得させ、タッチ入力が入力範囲外であるときは入力座標をタッチパネルコントローラ14に取得させない。したがって、ユーザが誤って入力点#1~#9から離れた位置にタッチ入力しても、その入力座標をタッチパネルコントローラ14が補正係数の算出に用いることが抑制される。
また、ユーザは、入力範囲内にタッチ入力した場合でも、それが誤ったタッチ入力であるとき、あるいは意に反したタッチ入力であるとき、所定値以上の移動距離だけX方向またはY方向にタッチ入力を移動させることにより、選択する入力点を変更してタッチ入力をやり直すことができる。
図4は、X軸方向において入力点を変更する操作の一例を示す図である。図4において、図2と共通する構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。符号Gcは、入力点の変更前に表示される入力点#6のモニタ16の画面を示し、符号Gdは、入力点の変更後に表示される入力点#5のモニタ16の画面を示す。また、始点から終点に延びる矢印はタッチ入力の軌跡を表す。
入力点#5のタッチ入力後、入力点#6がモニタ16に表示される。この状態で直前の入力点#5のタッチ入力をやり直す場合、入力点#5を再度表示するための操作が行われる。図4では、入力点#5が入力点#6の-X側に隣接するため、領域#6から-X方向に指が移動するようにタッチ入力が行われる。
入力判定部102は、タッチ入力の始点の座標(X1,Y1)と終点の座標(X2,Y2)の間のX軸方向の移動距離Dx(以下、「X距離」と表記)及びY軸方向の移動距離Dy(以下、「Y距離」と表記)を算出する。X距離Dxが所定値以上である場合、入力判定部102は、この操作が、入力点#6を目標としたタッチ操作ではなく、表示される入力点を変更するための操作であると判定する。図4の例ではX2<X1であるため、入力判定部102は、変更後の入力点が、選択中の入力点#6の-X側に隣接する入力点#5であると判定する。なお、図4の例ではY距離は実質的に0である。
この判定後、表示処理部101は、入力点#6の表示を消去して入力点#5を表示する。このとき、表示される入力点#5がタッチ入力の完了した入力点、つまり再度のタッチ入力の対象となる入力点であるため、表示処理部101は、入力点#5の表示色を前回の表示色から変更する。このため、ユーザは再度のタッチ入力を入力点の表示色に基づき認識することができる。
また、コマンド生成部103は、タッチ入力の結果に応じて入力点番号「#5」を含む取得コマンドをタッチパネルコントローラ14に送信することにより、タッチパネルコントローラ14に再度選択された入力点#5のタッチ入力の座標を取得させる。このため、ユーザは入力点#5のタッチ入力をやり直し、入力点#5の調整作業を再度行うことができる。
図4の例では、タッチ入力を-X方向(X2<X1)に移動させて選択中の入力点#6を-X側に隣接する入力点#5に変更する場合を挙げたが、タッチ入力を+X方向(X2>X1)に移動させることで、表示される入力点を+X側に隣接する入力点に変更することもできる。例えば選択中の入力点#5に応じたタッチ入力の移動方向が+X方向である場合、タッチ入力が未完了である入力点#6が選択される。この場合、入力点#6の表示色は変更されない。
また、タッチ入力の移動方向がY軸方向である場合も、上記と同様に入力点を変更することが可能である。
図5は、Y軸方向において入力点を変更する操作の一例を示す図である。図5において、図2と共通する構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。符号Geは表示の変更前の入力点#6のモニタ16の画面を示し、符号Gfは表示の変更後の入力点#3のモニタ16の画面を示す。
ユーザは、入力点#6が表示されている状態で入力点#3のタッチ入力をやり直す場合、入力点#3が入力点#6の+Y側に隣接するため、+X方向に指を移動するようにタッチ入力する。このとき、タッチ入力は領域S#6の内側でも外側でもよい。
入力判定部102は、Y距離Dyが所定値を超えている場合、タッチ入力が入力点を変更する操作であると判定する。さらに入力判定部102は、Y2<Y1である場合、変更後の入力点が選択中の入力点#6の+Y側に隣接する入力点#3であると判定する。
このため、表示処理部101は、入力点#6の表示を消去して入力点#3を表示する。また、コマンド生成部103は、タッチ入力の結果に応じて入力点番号「#3」を含む取得コマンドをタッチパネルコントローラ14に送信することにより、タッチパネルコントローラ14に変更後の入力点#3の入力座標を取得させる。したがって、ユーザは入力点#3のタッチ入力をやり直すことができる。
図5の例では、タッチ入力が-Y方向(Y2>Y1)に移動して、選択中の入力点#6を+Y側に隣接する入力点#3に変更する場合を挙げたが、タッチ入力を-Y方向(Y1>Y2)に移動させ、表示される入力点を-Y側に隣接する入力点に変更することもできる。例えば選択中の入力点#6に応じたタッチ入力の移動方向が-Y方向である場合、タッチ入力が未完了である入力点#9が選択される。
このように、CPU10は、タッチ入力の移動距離に基づき入力点の変更操作を受け付け、変更操作に応じて他の入力点を選択してモニタに表示し、その入力点のタッチ入力の座標をタッチパネルコントローラ14に取得させる。
このため、情報処理装置にタッチパネル15以外の操作手段がない場合でも、ユーザは、タッチジェスチャーとして移動距離の長いタッチ入力を行うことにより、タッチ入力の対象となる入力点を変更することができる。したがって、タッチパネル15の調整作業の利便性が向上する。
CPU10は、X距離及びY距離に基づきタッチ入力の移動方向を判定し、移動方向に応じて変更後の入力点を選択する。この場合、始点座標と終点座標がわかればX距離とY距離を求めることができる。ユーザの操作が蛇行あるいは斜行した場合、あるいはユーザが直線状に操作をしたにも関わらずタッチパネル15の特性などの問題で操作軌跡が蛇行したと判定された場合、CPU10がユーザの操作を正しく判定できない可能性がある。しかし、本実施形態によれば、このような場合でも蛇行などの影響を排除して、始点と終点との位置関係からユーザによる操作方向および移動距離を特定することができ、入力点を変更する操作であると判別することが可能である。なお、X距離及びY距離は、タッチ入力の移動距離の入力面15a内の2方向における値の一例である。
また、CPU10は、変更操作に応じて一度タッチ入力が完了した入力点の入力座標を再びタッチパネルコントローラ14に取得させる場合、モニタ16に表示する入力点の表示形態を変更する。本例では表示形態として表示色を挙げたが、これに限定されず、入力点のシンボルなどが変更されてもよい。
ユーザは、X方向及びY方向の両方に延びるようにタッチ入力することにより調整作業を中断することができる。
図6は、調整作業の中断操作の一例を示す図である。図6において、図2と共通する構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。
ユーザは、調整作業を中断する場合、例えば+X方向及び+Y方向に移動するようにタッチ入力する。このとき、タッチ入力は領域S#6の内側でも外側でもよい。
入力判定部102は、X距離Dx及びY距離Dyがそれぞれ所定の閾値を超えている場合、タッチ入力が調整作業の中断操作であると判定する。このため、シーケンス処理部100は入力点の選択を停止する。なお、中断操作のタッチ入力の方向に限定はなく、入力判定部102は、X距離Dx及びY距離Dyがそれぞれ閾値を超えるとタッチ入力が中断操作であると判定する。
このように、CPU10は、タッチ入力の移動距離がX方向及びY方向において閾値を超える場合、調整作業を中断する。このため、ユーザは、情報処理装置にタッチパネル15以外の操作手段がなくても調整作業を中断することができる。
次にCPU10が実行する制御プログラムの処理を述べる。
図7及び図8は制御プログラムの処理の一例を示すフローチャートである。図7及び図8の各フローチャートは符号A~Dにおいて連結することにより1つの処理を構成する。
制御プログラムが実行されると、コマンド生成部103は開始コマンドを生成してタッチパネルコントローラ14に送信する(S1)。タッチパネルコントローラ14は、開始コマンドを受信すると動作モードを通常モードから調整モードに切り替える。調整モードの作業中は、タッチパネルコントローラ14は入力座標を補正せずにCPU10に送信する。
次にシーケンス処理部100は、初期設定として入力点番号「i」(i=1,2,・・・,9)を「#1」に設定し、入力点#1に対する再入力フラグを「0」に設定する(S2)。再入力フラグは、選択中の入力点#iへのタッチ入力が完了しているか否か(0:未完了、1:完了)を示す。選択中の入力点#1~#9に再度のタッチ入力が行われる場合、再入力フラグは「1」を示す。なお、はじめに設定する入力点番号には限定がなく、入力点#2またはこれ以外の入力点を設定することもできる。
シーケンス処理部100は再入力フラグの値を判定する(S3)。表示処理部101は、再入力フラグが「1」である場合(S3のYes)、入力点#iの表示色の設定を変更する(S4)。その後、シーケンス処理部100は再入力フラグを「0」に戻す(S5)。また、S3にて入力フラグが「0」である場合(S3のNo)、S4及びS5の各処理は実行されず、表示色は変更前の色に設定されたままである。
次に表示処理部101は、設定された表示色で入力点#iをモニタ16の画面に表示する(S6)。入力点#iの座標(Px,Py)は入力点情報テーブル130から取得される。これにより、表示処理部101は、タッチ入力が未完了である入力点を変更前の例えば赤色で表示し、一旦タッチ入力が完了している入力点をS4で変更された表示色に従って例えば緑色で表示する。このため、ユーザは入力点が緑色で表示されている場合、その入力点に対するタッチ入力をやり直すことを認識することができる。なお、S4で変更された表示色の設定は、S6での入力点#iの表示後に変更前の色に戻る。
次に入力判定部102は、タッチパネルコントローラ14から入力情報を受信したか否かを判定する(S7)。入力判定部102は、入力情報を受信していない場合(S7のNo)、再びS7の処理を実行する。
また、入力判定部102は、入力情報を受信した場合(S7のYes)、入力情報に含まれるタッチ入力の始点の座標(X1,Y1)及び終点の座標(X2,Y2)からX距離Dx及びY距離Dyを算出する(S8)。
次に入力判定部102は、X距離Dx及びY距離Dyを所定値Hx,Hyとそれぞれ比較する(S9)。入力判定部102は、Dx<HxかつDy<Hyが成立する場合(S9のYes)、タッチ入力が入力点#iを目標とするタッチ操作であると判定し、タッチ入力が入力範囲内であるか否かを判定する(S10)。例えば入力判定部102は、タッチ入力の始点の座標(X1,Y1)及び終点の座標(X2,Y2)が領域S#i内であるか否かを判定する。このとき、入力判定部102は、領域#iの範囲を入力点情報テーブル130から取得する。
入力判定部102は、タッチ入力が入力範囲外であると判定した場合(S10のNo)、再入力フラグを「1」として(S19)、再びS3の処理を実行する。この場合、タッチパネルコントローラ14には取得コマンドが送信されず、タッチパネルコントローラ14は再びタッチ入力されるまで入力座標を取得しない。
タッチ入力が入力範囲内であると入力判定部102が判定した場合(S10のYes)、コマンド生成部103は取得コマンドを生成してタッチパネルコントローラ14に送信する(S11)。符号Mは取得コマンドの一例を示す。取得コマンドMには、その識別子であるコマンドIDとタッチ入力された入力点番号が含まれる。タッチパネルコントローラ14のプロセッサ140は取得コマンドMを受信するとコマンドIDにより取得コマンドMであることを識別し、取得コマンドMに示された入力点番号に対応する入力座標として、タッチ入力された座標をメモリ141に記憶する。
次にシーケンス処理部100は、入力点番号「i」が最大番号N(本例では9)に一致するか否かを判定する(S12)。つまり、シーケンス処理部100は最後の入力点#9に応じたタッチ入力が完了したか否かを判定する。
シーケンス処理部100は、入力点番号「i」が最大番号Nではない場合(S12のNo)、入力点番号「i」に1を加算する(S14)。その後、S3以降の各処理が実行される。これにより、次に入力点#(i+1)に応じたタッチ入力の入力座標が取得される。なお、入力点#(i+1)がまだタッチ入力されていない入力点である場合、このときの入力点#(i+1)に対する再入力フラグは「0」である。
また、入力点番号「i」が最大番号Nである場合(S12のYes)、コマンド生成部103は終了コマンドを生成してタッチパネルコントローラ14に送信する(S13)。タッチパネルコントローラ14は、終了コマンドを受信すると動作モードを通常モードに戻す。その後、制御プログラムの処理は終了する。なお、全ての入力点が選択されるのであれば、S12のように入力点番号「i」が最大番号Nになったことを処理終了の判断基準としなくてもよい。
このように、CPU10は、調整モード時には入力点#1~#9を順次に選択してモニタ16に表示し、選択した入力点#1~#9に応じたタッチ入力の座標をタッチパネルコントローラ14に取得させる。
また、入力判定部102は、Dx≧Hx及びDy≧Hyの少なくとも一方が成立する場合(S9のNo)、タッチ入力が入力点#iを目標とするタッチ操作ではないと判定し、X距離Dx及びY距離Dyを閾値Ax,Ayとそれぞれ比較する(S15)。入力判定部102は、Dx>AxかつDy>Ayが成立する場合(S15のYes)、タッチ入力が調整作業の中断操作であると判定し、判定結果に従って、コマンド生成部103は終了コマンドをタッチパネルコントローラ14に送信する(S13)。その後、制御プログラムの処理は終了する。
また、入力判定部102は、Dx>Ax及びDy>Ayの一方のみが成立する場合(S(S15のNo)、タッチ入力が表示されている入力点#iを変更する操作であると判定し、入力点判定処理を実行する(S17)ことにより、変更後に表示すべき入力点#Kを判定する。なお、入力点判定処理については後述する。
次にシーケンス処理部100は、入力点判定処理で判定された入力点#Kの入力点番号「K」と選択中の入力点#iの現在の入力点番号「i」を比較する(S17a)。シーケンス処理部100は、i>Kが成立する場合(S17aのYes)、一度入力判定が行われた入力点が再度選択されたものとして、入力点#Kに対する再入力フラグを「1」に設定する(S16)。つまり、シーケンス処理部100は、入力点#Kに対するタッチ入力が一旦完了している場合、再入力フラグを「1」とする。また、シーケンス処理部100は、i<Kが成立する場合(S17aのNo)、タッチ入力の完了していない入力点が選択されたものとして、再入力フラグを「0」のままとする。ここで、同一の入力点が再度選択されることはないため、i=Kは成立しない。
次にシーケンス処理部100は、選択中の入力点#iを、入力点判定処理で判定された入力点#Kとする(S18)。これにより、変更操作に応じて表示される入力点が入力点#iから入力点#Kに変更される。このようにして、制御プログラムの処理は実行される。
図9は、入力点判定処理の一例を示すフローチャートである。入力点判定処理はS17において実行される。以下において、選択中の入力点を#iとし、変更後の入力点を#Kとする。
入力判定部102は、選択中の入力点#iの座標(Px,Py)=(Xp[jx],Yp[jy])(jx,jy=1,2,3)を特定する(S20)。例えば入力判定部102は、入力点情報テーブル130から入力点#iの座標(Px,Py)を取得し、座標(Px,Py)に応じた変数jx,jyを取得する。例えば入力点#55の座標は(Px,Py)=(Xp[2],Yp[2])なので、入力判定部102は入力点#5の変数としてjx=2及びjy=2を取得する。
次に入力判定部102は、X距離Dx及びY距離Dyを閾値Ax,Ayとそれぞれ比較する(S21)。入力判定部102は、Dx>AxかつDy≦Ayが成立する場合(S21のYes)、タッチ入力の移動方向をX方向と判定し、さらに+X方向及び-X方向の何れであるかを特定するため、始点のX座標X1と終点のX座標X2同士を比較する(S22)。
入力判定部102は、X1>X2が成立する場合(S22のYes)、タッチ入力の移動方向を-X方向と判定し、入力点#iのX座標PxがXp[1]であるか否かを判定する(S23)。入力判定部102は、入力点#iのX座標PxがXp[1]である場合(S23のYes)、入力点#iの-X側には入力点が隣接していないため、X座標の変数jxが「3」である入力点を選択する操作であると判断し、変更後の入力点#KのX座標PxをXp[3]とする(S24)。
次に入力判定部102は、座標(Px,Py)が(Xp[3],Yp[jy])である入力点#Kを入力点情報テーブル130から特定する(S25)。例えば入力点#iが入力点#4(Xp[1]、Yp[2])である場合、入力点#Kは入力点#6(Xp[3]、Yp[2])と特定される。
また、入力判定部102は、入力点#iのX座標PxがXp[1]ではない場合(S23のNo)、入力点#iの-X側に隣接する入力点#Kが選択されるようにX座標PxをXp[jx-1]とする(S26)。
次に入力判定部102は、座標(Px,Py)が(Xp[jx-1],Yp[jy])である入力点#Kを入力点情報テーブル130から特定する(S25)。例えば入力点#iが入力点#5(Xp[2]、Yp[2])である場合、入力点#Kは入力点#4(Xp[1]、Yp[2])と特定される。
また、入力判定部102は、X1<X2が成立する場合(S22のNo)、タッチ入力が+X方向に向かうと判定し、入力点#iのX座標PxがXp[3]であるか否かを判定する(S27)。入力判定部102は、入力点#iのX座標PxがXp[3]である場合(S27のYes)、入力点#iの+X側には入力点が隣接しないため、入力点#KのX座標PxをXp[1]とする(S28)。なお、同一の入力点#iが再度選択されることはないため、X1=X2は成立しない。
次に入力判定部102は、座標(Px,Py)が(Xp[1],Yp[jy])である入力点#Kを入力点情報テーブル130から特定する(S25)。入力点#iが入力点#4である場合、入力点#Kは入力点#5と特定される。
また、入力判定部102は、入力点#iのX座標PxがXp[3]ではない場合(S27のNo)、入力点#iの+X側に隣接する入力点#Kが選択されるようにX座標PxをXp[jx+1]とする(S29)。
次に入力判定部102は、座標(Px,Py)が(Xp[jx+1],Yp[jy])である入力点#Kを入力点情報テーブル130から特定する(S25)。入力点#iが入力点#5である場合、入力点#Kは入力点#6と特定される。
また、入力判定部102は、Dx≦AxかつDy>Ayが成立する場合(S21のNo)、タッチ入力の移動方向をY軸方向と判定し、さらに+Y方向または-Y方向の何れであるかを特定するため、始点のY座標Y1と終点のY座標Y2を比較する(S30)。
入力判定部102は、Y1>Y2が成立する場合(S30のYes)、タッチ入力の移動方向を-Y方向と判定し、入力点#iのY座標PyがYp[1]であるか否かを判定する(S31)。入力判定部102は、入力点#iのY座標PyがYp[1]である場合(S31のYes)、入力点#iの-Y側には入力点が隣接しないため、入力点#KのY座標PyをYp[3]とする(S32)。
次に入力判定部102は、座標(Px,Py)が(Xp[jx],Yp[3])である入力点#Kを入力点情報テーブル130から特定する(S25)。入力点#iが入力点#7である場合、入力点#Kは入力点#1と特定される。
また、入力判定部102は、入力点#iのY座標PyがYp[1]ではない場合(S31のNo)、入力点#iの-Y側に隣接する入力点#Kが選択されるようにY座標PyをYp[jy-1]とする(S33)。
次に入力判定部102は、座標(Px,Py)が(Xp[jx],Yp[jy-1])である入力点#Kを入力点情報テーブル130から特定する(S25)。入力点#iが入力点#4である場合、入力点#Kは入力点#7と特定される。
また、入力判定部102は、Y1<Y2が成立する場合(S30のNo)、タッチ入力が+Y方向に向かうと判定し、入力点#iのY座標PyがYp[3]であるか否かを判定する(S34)。入力判定部102は、入力点#iのY座標PyがYp[3]である場合(S34のYes)、入力点#iの+Y側には入力点が隣接しないため、入力点#KのY座標PyをYp[1]とする(S35)。なお、同一の入力点#iが再度選択されることはないため、Y1=Y2は成立しない。
次に入力判定部102は、座標(Px,Py)が(Xp[jx],Yp[1])である入力点#Kを入力点情報テーブル130から特定する(S25)。入力点#iが入力点#1である場合、入力点#Kは入力点#7と特定される。
また、入力判定部102は、入力点#iのY座標PyがYp[3]ではない場合(S34のNo)、入力点#iの+Y側に隣接する入力点#Kが選択されるようにY座標PyをYp[jy+1]とする(S36)。
次に入力判定部102は、座標(Px,Py)が(Xp[jx],Yp[jy+1])である入力点#Kを入力点情報テーブル130から特定する(S25)。入力点#iが入力点#4である場合、入力点#Kは入力点#1と特定される。このようにして、入力点判定処理は実行される。
このように、CPU10は、選択した入力点に応じたタッチ入力の開始から終了までの移動距離に基づき入力点の選択の変更操作を受け付け、変更操作に応じて他の入力点を選択してモニタ16の画面に表示し、その入力点の入力座標をタッチパネルコントローラ14に取得させる。
また、CPU10は、X距離Dx及びY距離Dyに基づきタッチ入力の移動方向を判定し、移動方向に応じて入力点を選択する。このとき、CPU10は、X距離Dx及びY距離Dyを閾値Ax,Ayとそれぞれ比較するため、ユーザのタッチ入力が蛇行または斜行してもタッチ入力の移動方向を高精度に判定することができる。
図10は、タッチパネルコントローラ14の調整モードの動作の一例を示すフローチャートである。プロセッサ140はCPU10から開始コマンドを受信したか否かを判定する(S41)。プロセッサ140は、開始コマンドが未受信である場合(ステップS41のNo)、再びS41の処理を実行する。
プロセッサ140は、開始コマンドを受信した場合(S41のYes)、動作モードを調整モードに移行させる(S42)。次にプロセッサ140はタッチ入力が検出されたか否かを判定する(S43)。プロセッサ140は、タッチ入力が検出された場合(S43のYes)、タッチ入力された入力座標を得た後、入力座標を含む入力情報をCPU10に送信する(S44)。なお、入力情報内の入力座標は未補正である。
次にプロセッサ140は、CPU10から取得コマンドを受信したか否かを判定する(S45)。プロセッサ140は、取得コマンドを受信した場合(S45のYes)、入力座標を取得コマンド内の入力点番号に対応させてメモリ141に記憶する(S46)。
次にプロセッサ140は、CPU10から終了コマンドを受信したか否かを判定する(S47)。また、タッチ入力が検出されていない場合(S43のNo)、または取得コマンドが受信されていない場合(S45のNo)もS47の処理が実行される。終了コマンドが受信されていない場合(S47のNo)、再びS43以降の各処理が実行される。
次にプロセッサ140は、メモリ141に記憶した入力点#1~#9の各入力座標から補正係数を算出する(S48)。次にプロセッサ140は、補正係数をメモリ141に記憶する(S49)。次にプロセッサ140は動作モードを通常モードに移行させる(S50)。このようにして、タッチパネルコントローラ14は調整モードの動作を実行する。
このように、タッチパネルコントローラ14は、入力面15a内の各入力点#1~#9に応じたタッチ入力の座標を取得することにより、入力面15a内の座標の補正係数を算出する。
図11は、タッチパネルコントローラ14の通常モードの動作の一例を示すフローチャートである。プロセッサ140は、動作モードが通常モード及び調整モードの何れであるかを判定する(S61)。動作モードが調整モードである場合(S61のNo)、S61の処理が再び実行される。
プロセッサ140は、動作モードが通常モードである場合(S61のYes)、タッチ入力が検出されたか否かを判定する(S62)。タッチ入力が検出されていない場合(S62のNo)、S61の処理が再び実行される。
プロセッサ140は、タッチ入力が検出された場合(S62のYes)、タッチ入力された入力座標を得て、メモリ141に記憶した補正係数に基づき入力座標を補正する(S63)。次にプロセッサ140は、補正された入力座標を含む入力情報をCPU10に送信する(S64)。このため、CPU10は、タッチ入力を用いたアプリケーションを実行することができる。その後、再びS61以降の処理が実行される。
これまで述べたように、実施例の情報処理装置において、CPU10は、タッチパネル15の入力面15a内のタッチ入力の座標を取得するとともに、タッチ入力の方向及び移動距離を判定し、判定したタッチ入力の方向及び移動距離の少なくとも一方に基づき、タッチパネル15に対する操作内容を判別する。情報処理装置がタッチパネル以外の入力手段を持たない場合でも、タッチパネル15からの入力操作に基づくユーザによる操作内容や操作意図の判別を容易にし、タッチパネル15の調整作業などの利便性を向上することができる。
また、CPU10は、複数の入力点から1つの入力点を選択してモニタ16に表示し、操作内容を判別した結果に基づき、タッチ入力の座標をタッチパネルコントローラ14に取得させ、もしくは入力点の選択を変更する。このため、情報処理装置は、ユーザによる操作内容や操作意図に従って、入力点を目標とするタッチ操作と、入力点を変更する変更操作とを区別して受け付けることができる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、処理装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(ただし、搬送波は除く)に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記録媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
10 CPU
14 タッチパネルコントローラ
15 タッチパネル
16 モニタ

Claims (6)

  1. タッチパネルと、
    前記タッチパネルの入力面内のタッチ入力の座標を取得するとともに、タッチ入力の方向及びタッチ入力の始点から終点までの移動距離を判定する制御部と、
    前記タッチパネルに重なるモニタと
    複数の入力点に応じた前記入力面内のタッチ入力の座標を取得することにより、前記入力面内の座標の補正値を算出する算出部とをさらに有し、
    前記制御部は、
    前記複数の入力点から1つの入力点を選択して前記モニタに表示し、
    前記タッチ入力の方向及び前記移動距離の少なくとも一方に基づき、前記タッチパネルに対する操作内容を判別し、
    前記操作内容を判別した結果に基づき、該タッチ入力の座標を前記算出部に取得させ、もしくは入力点の選択を変更することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記移動距離が所定値より大きいとき、前記複数の入力点から他の入力点を選択して前記モニタに表示し、前記他の入力点に応じたタッチ入力の座標を前記算出部に取得させることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記入力面は、前記複数の入力点をそれぞれ含む複数の領域に分かれており、
    前記制御部は、前記移動距離が前記所定値以下であるとき、前記選択した入力点に応じたタッチ入力が、前記複数の領域のうち、前記選択した入力点を含む領域内であるとき、前記選択した入力点に応じたタッチ入力の座標を前記算出部に取得させ、前記選択した入力点に応じたタッチ入力が、前記複数の領域のうち、前記選択した入力点を含む領域外であるとき、前記選択した入力点に応じたタッチ入力の座標を前記算出部に取得させないことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、前記移動距離が前記入力面内の2方向において閾値を超える場合、前記複数の入力点から1つの入力点を選択することを中断することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の情報処理装置。
  5. タッチパネルに重なるモニタと、前記タッチパネルの入力面内の複数の入力点の各々に応じたタッチ入力の座標を取得することにより、前記入力面内の座標の補正値を算出する算出装置とを制御する制御プログラムにおいて、
    前記複数の入力点から1つの入力点を選択して前記モニタに表示し、
    前記選択した入力点に応じたタッチ入力の方向、及び該タッチ入力の始点から終点までの移動距離の少なくとも一方に基づき、前記複数の入力点のうち、選択した入力点に応じたタッチ入力の座標を前記算出装置に取得させ、もしくは入力点の選択を変更する、処理を、コンピュータに実行させることを特徴とする制御プログラム。
  6. タッチパネルに重なるモニタと、前記タッチパネルの入力面内の複数の入力点の各々に応じたタッチ入力の座標を取得することにより、前記入力面内の座標の補正値を算出する算出装置とを制御する制御方法において、
    前記複数の入力点から1つの入力点を選択して前記モニタに表示する工程と、
    前記選択した入力点に応じたタッチ入力の方向、及び該タッチ入力の始点から終点までの移動距離の少なくとも一方に基づき、前記複数の入力点のうち、選択した入力点に応じたタッチ入力の座標を前記算出装置に取得させ、もしくは入力点の選択を変更する工程とを、コンピュータが実行することを特徴とする制御方法。
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