JP2003195824A - 電気光学装置、それを用いた電子機器および電気光学装置の駆動方法 - Google Patents

電気光学装置、それを用いた電子機器および電気光学装置の駆動方法

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JP2003195824A
JP2003195824A JP2001392899A JP2001392899A JP2003195824A JP 2003195824 A JP2003195824 A JP 2003195824A JP 2001392899 A JP2001392899 A JP 2001392899A JP 2001392899 A JP2001392899 A JP 2001392899A JP 2003195824 A JP2003195824 A JP 2003195824A
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Yutaka Ozawa
裕 小澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像の回転表示に伴うコントローラ等の負荷を
低減させることにより、電気光学装置を含む電子機器の
省電力化を図る。 【解決手段】走査線駆動回路3(または5)とデータ線
駆動回路4(または6)との駆動回路対を複数設ける。
液晶パネルの回転状態に応じて、一の方向に画像を正立
に表示する場合には、一方の駆動回路対を動作させ、他
の方向に画像を正立して表示する場合には、他方の駆動
回路対を動作させる。走査線群GA1〜GAm,GB1〜
GBn、データ線群SA1〜SAn,SB1〜SBmも駆動
回路対ごとに別系統で用意する。液晶パネル1を構成す
るそれぞれの画素2には、二つのスイッチング素子を並
列に設け、駆動回路対ごとに独立して導通制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気光学装置、そ
れを用いた電子機器、および電気光学装置の駆動方法に
係り、特に、表示パネルの回転に応じて、画像を複数の
回転方向に正立して表示する制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、表示パネルを有する電気光学
装置(例えば、携帯電話、携帯端末、パーソナルコンピ
ュータ等)において、表示パネルに表示される画像を複
数の回転方向に正立して表示する技術が提案されている
(例えば、特開平5−307381号公報、特開200
1−156893号公報を参照)。一般に、このような
回転は、表示パネル外部に設けられたコントローラやC
PUによって、画像データが格納された表示メモリの読
み出しアドレスを変換することで実現される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ア
ドレス変換を伴う画像表示では、アドレス変換をリアル
タイムで行う必要があるため、コントローラ等の負荷が
増大する。その結果、電子機器の消費電力も増大すると
いう不都合がある。特に、一層の省電力化が要求されて
いる携帯電話や携帯端末等では、この不都合が顕在化し
て大きな問題となる。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、表示パネルにおいて複数の回転
方向に画像表示する新規な電気光学装置を提供すること
である。
【0005】また、本発明の別の目的は、画像の回転表
示に伴うコントローラ等の負荷を低減させることによ
り、電気光学装置を含む電子機器の省電力化を図ること
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、第1の発明は、マトリクス状に配置された複数の
電気光学素子を用いて画像を表示する電気光学装置を提
供する。一の方向に画像を正立に表示する場合には、複
数の第1の走査線と、複数の第1のデータ線と、複数の
第1のスイッチング素子とが用いられる。それぞれの第
1の走査線には、複数の電気光学素子を選択する走査信
号が供給され、それぞれの第1のデータ線には、複数の
電気光学素子に画像を規定する画像データが供給され
る。また、第1のスイッチング素子は、電気光学素子の
それぞれに対応して設けられており、第1の走査線に供
給される走査信号に応じて、第1のデータ線と電気光学
素子との間を選択的に導通する。これに対して、一の方
向とは異なる他の方向に画像を正立に表示する場合に
は、複数の第2の走査線と、複数の第2のデータ線と、
複数の第2のスイッチング素子とが用いられる。それぞ
れの第2の走査線には、複数の電気光学素子を選択する
走査信号が供給され、それぞれの第2のデータ線には、
複数の電気光学素子に画像を規定する画像データが供給
される。また、第2のスイッチング素子は、電気光学素
子のそれぞれに対応して設けられており、第2の走査線
に供給される走査信号に応じて、第2のデータ線と電気
光学素子との間を選択的に導通する。第1の走査線駆動
回路および第1のデータ線駆動回路は、一の方向が選択
されたことに応答して相互に協働する駆動回路対であ
る。第1の走査線駆動回路は、複数の第1のスイッチン
グ素子に第1の走査線を介して走査信号を供給し、第1
のデータ線駆動回路は、走査信号が供給される複数の第
1のスイッチング素子のそれぞれに対応した電気光学素
子に対して、第1のデータ線を介して画像データを供給
する。第2の走査線駆動回路および第2のデータ線駆動
回路は、他の方向が選択されたことに応答して相互に協
働する駆動回路対である。第2の走査線駆動回路は、複
数の第2のスイッチング素子に第2の走査線を介して走
査信号を供給し、第2のデータ線駆動回路は、走査信号
が供給される複数の第2のスイッチング素子のそれぞれ
に対応した電気光学素子に対して、第2のデータ線を介
して画像データを供給する。このように、二つの駆動回
路対を設けることにより、少なくとも二方向に画像を正
立して表示することが可能になる。
【0007】ここで、第1の発明において、第1の走査
線駆動回路および第1のデータ線駆動回路のそれぞれ
は、双方向シフトレジスタを含んでいてもよい。これら
の双方向シフトレジスタのそれぞれが、一の方向に画像
を正立に表示する場合に行うシフト動作とは逆のシフト
動作を行うことにより、一の方向とは反対方向に正立し
た画像を表示する。これにより、少なくとも三方向に画
像を正立して表示することが可能になる。また、第2の
走査線駆動回路および第2のデータ線駆動回路のそれぞ
れは、双方向シフトレジスタを含んでいてもよい。これ
らの双方向シフトレジスタのそれぞれが、他の方向に画
像を正立に表示する場合に行うシフト動作とは逆のシフ
ト動作を行うことにより、他の方向とは反対向きに正立
した画像を表示する。これにより、少なくとも四方向に
画像を正立して表示することが可能になる。
【0008】第2の発明は、上記第1の発明に係る電気
光学装置を有する電子機器を提供する。この電子機器
は、複数の電気光学素子がマトリクス状に配置された表
示パネルの回転状態を検出する回転検出手段と、回転検
出手段からの検出結果に応じて、駆動回路対を選択する
切換回路とをさらに有する。
【0009】第3の発明は、画像を一の方向および他の
方向に正立して表示可能な表示パネルを有する電気光学
装置を提供する。この電気光学装置は、複数の第1のデ
ータ線および複数の第2のデータ線と、複数の第1の走
査線および複数の第2の走査線と、複数の電気光学素子
がマトリクス状に並んでいる表示パネルとを有する。ま
た、電気光学素子のそれぞれに対応して第1のスイッチ
ング素子と第2のスイッチング素子とが設けられてい
る。第1のスイッチング素子は、第1のデータ線と第1
の走査線とに接続されており、第2のスイッチング素子
は、第2のデータ線と第2の走査線とに接続されてい
る。また、この電気光学装置は、第1の走査線に走査信
号を出力する第1の走査線駆動回路と、第1のデータ線
に画像データを出力する第1のデータ線駆動回路と、第
2の走査線に走査信号を出力する第2の走査線駆動回路
と、第2のデータ線に画像データを出力する第2のデー
タ線駆動回路と、切換回路とを有する。切換回路は、表
示パネルに一の方向に正立して表示されている画像を他
の方向に正立して表示する場合、相互に協働する駆動回
路対を、第1のデータ線駆動回路と第1の走査線駆動回
路の対または第2のデータ線駆動回路と第2の走査線駆
動回路との対のいずれか一方から他方に切り換える。
【0010】ここで、第3の発明において、一方の駆動
回路対を構成する走査線駆動回路およびデータ線駆動回
路のそれぞれは、双方向シフトレジスタを含んでいても
よい。このような構成において、切換回路は、表示パネ
ルに一の方向に正立して表示されている画像を反対向き
に正立して表示する場合、双方向シフトレジスタのそれ
ぞれに対して、一の方向に画像を正立に表示する場合に
行うシフト動作とは逆のシフト動作を行わせる。また、
他方の駆動回路対を構成する走査線駆動回路およびデー
タ線駆動回路のそれぞれは、双方向シフトレジスタを含
んでいてもよい。このような構成において、切換回路
は、表示パネルに他の方向に正立して表示されている画
像を反対向きに正立して表示する場合、双方向シフトレ
ジスタのそれぞれに対して、他の方向に画像を正立に表
示する場合に行うシフト動作とは逆のシフト動作を行わ
せる。
【0011】第4の発明は、上記第3の発明に係る電気
光学装置と、表示パネルの回転状態を検出する回転検出
手段とを有する電子機器を提供する。このような構成に
おいて、切換回路は、回転検出手段からの検出結果に応
じて、駆動回路対の切り換えを行う。
【0012】第5の発明は、マトリクス状に配置された
複数の電気光学素子を用いて画像を表示する電気光学装
置の駆動方法を提供する。この駆動方法においては、ま
ず、表示パネルの回転状態が検出される。表示パネルに
は、複数の電気光学素子がマトリクス状に並んでおり、
電気光学素子のそれぞれに対応して第1のスイッチング
素子と第2のスイッチング素子とが設けられている。第
1のスイッチング素子のそれぞれは、複数の第1のデー
タ線のいずれかと複数の第1の走査線のいずれかとに接
続されており、第2のスイッチング素子のそれぞれは、
複数の第2のデータ線のいずれかと複数の第2の走査線
のいずれかとに接続されている。一の方向に画像を正立
に表示する場合、複数の電気光学素子を選択する走査信
号を第1の走査線に供給することにより、この第1の走
査線に接続された複数の第1のスイッチング素子を導通
させる。それとともに、導通させる複数の第1のスイッ
チング素子のそれぞれに対応した電気光学素子に対し
て、第1のデータ線を介して、画像を規定する画像デー
タを供給する。一方、他の方向に画像を正立に表示する
場合、複数の電気光学素子を選択する走査信号を第2の
走査線に供給することにより、この第2の走査線に接続
された複数の第2のスイッチング素子を導通させる。そ
れとともに、導通させる複数の第2のスイッチング素子
のそれぞれに対応した電気光学素子に対して、第2のデ
ータ線を介して、画像を規定する画像データを供給す
る。
【0013】第6の発明は、画像を一の方向および他の
方向に正立して表示可能な表示パネルを有する電気光学
装置の駆動方法を提供する。この駆動方法においては、
まず、表示パネルの回転状態が検出される。表示パネル
には、複数の電気光学素子がマトリクス状に並んでお
り、電気光学素子のそれぞれに対応して第1のスイッチ
ング素子と第2のスイッチング素子とが設けられてい
る。第1のスイッチング素子のそれぞれは、複数の第1
のデータ線のいずれかと複数の第1の走査線のいずれか
とに接続されており、第2のスイッチング素子のそれぞ
れは、複数の第2のデータ線のいずれかと複数の第2の
走査線のいずれかとに接続されている。そして、検出さ
れた表示パネルの回転状態に応じて、一の方向に正立し
て表示されている画像を他の方向に正立して表示する場
合、画像データの出力対象となるデータ線を第1のデー
タ線または第2のデータ線のいずれか一方から他方に切
り換える。それとともに、走査対象となる走査線を第1
の走査線または第2の走査線のいずれか一方から他方に
切り換える。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)本実施形態
は、画像を正立に表示する方向を二方向(縦一方向、横
一方向)に切り換える機能を有する電子機器に関する。
図1は、このような電子機器の一例を示す外観斜視図で
ある。この電子機器10は、折り畳み式の携帯電話であ
り、本体部11に対して回転可能な表示部12を有す
る。この表示部12には、後述する表示パネル1が一体
的に装着されている。表示部12は、同図(a)に示す
非回転状態(回転角度=0度)から、同図(b)に示す
時計方向に90度回転させた状態へ、或いはその逆へと任
意に回転させることができる。その際、表示パネル1に
表示される画像は、表示パネル1の回転状態に応じて縦
横に回転し、ユーザの視点からは常に正立して表示され
るようになっている。具体的には、表示パネル1が時計
方向に90度回転すると、画像は反時計方向に90度回転し
て表示される。
【0015】図2は、本実施形態に係る表示パネル1の
表示制御系の構成を示すブロック図である。表示パネル
1は、FET(電界効果型トランジスタ)等のスイッチ
ング素子によって液晶を駆動するアクティブマトリクス
駆動方式の液晶パネルであり、nドット×mライン分の
複数の画素2がマトリクス状に並んでいる。また、この
表示パネル1には、二組の走査線群GA1〜GAm,GB
1〜GBnと、二組のデータ線群SA1〜SAn,SB1〜
SBmとが設けられている。第1の走査線群GA1〜GA
mおよび第1のデータ線群SA1〜SAnは、互いに交差
するように配置されており、前者は水平方向、後者は垂
直方向にそれぞれ延在している。同様に、第2の走査線
群GB1〜GBnおよび第2のデータ線群SB1〜SBmも
互いに交差するように配置されている。ただし、第2の
走査線群GB1〜GBnは垂直方向に延在しているため、
第1の走査線群GA1〜GAmとは直交し、第1のデータ
線群SA1〜SAnとは平行になる。また、第2のデータ
線群SB1〜SBmは水平方向に延在しているため、第1
のデータ線群SA1〜SAnと直交し、第1の走査線群G
A1〜GAmとは平行になる。画素2は、第1の走査線群
GA1〜GAmと第1のデータ線群SA1〜SAnとの各交
点で、かつ、第2の走査線群GB1〜GBnと第2のデー
タ線群SB1〜SBmとの各交点に対応して配置されてい
る。
【0016】図3の画素2の等価回路に示すように、そ
れぞれの画素2には、二つのスイッチング素子2a,2
bが設けられている。第1のスイッチング素子であるF
ET2aのソースは、第1のデータ線SAに接続されて
いるとともに、そのゲートは、第1の走査線GAに接続
されている(ここで、”SA”とは、第1のデータ線群
SA1〜SAnのいずれか一本を指す意味で用いる。”G
A”,”SB”,”GB”についても同様)。同一垂直
ライン上に存在する複数の画素2に関して、それぞれの
FET2aのソースは、第1のデータ線SAに共通に接
続されている。また、同一水平ライン上に存在する複数
の画素2に関して、それぞれのFET2aのゲートは、
第1の走査線GAに共通に接続されている。一方、第2
のスイッチング素子であるFET2bのソースは、第2
のデータ線SBに接続されているとともに、そのゲート
は、第2の走査線GBに接続されている。同一水平ライ
ン上に存在する複数の画素2に関して、それぞれのFE
T2bのソースは、第2のデータ線SBに共通に接続さ
れている。また、同一垂直ライン上に存在する複数の画
素2に関して、それぞれのFET2bのゲートは、第2
の走査線GBに共通に接続されている。一つの画素2内
に並列に設けられた二つのFET2a,2bのドレイン
は、ノードAに共通に接続されている。このノードAに
は、画素キャパシタ2cと蓄積キャパシタ2dとが並列
に接続されている。これらのキャパシタ2c,2dに画
像データが供給されると、キャパシタ2c,2dが充電
され、画素電極と対向電極との間に画像データに応じた
電位差が生じる。これにより、電気光学素子、すなわち
画素電極と対向電極との間に封じ込まれた液晶が駆動
し、画像データに応じた階調表示を行う。
【0017】ここで、一つの画素2に関して、キャパシ
タ2c,2dに対する画像データの供給経路は二つ存在
する。一つは、第1のデータ線SA、FET2aのソー
ス−ドレインを介した経路であり、この経路は一方のF
ET2aをオンすることによって形成される。もう一つ
は、第2のデータ線SB、FET2bのソース−ドレイ
ンを介した経路であり、この経路は他方のFET2bを
オンすることによって形成される。これらの経路は、い
ずれかのFET2a,2bをオンすることにより択一的
に形成され、両方の経路が同時に形成されることはない
(FET2a,2bが同時にオンすることはない)。
【0018】第1の走査線駆動回路3および第1のデー
タ線駆動回路4は、相互に協働して、表示パネル1の表
示制御を行う。第1の走査線駆動回路3は、第1の走査
線群GA1〜GAmに接続され、シフトレジスタと出力回
路とを主体に構成されている。また、第1の走査線駆動
回路3には、信号制御回路7から送られてくるクロック
信号φ1と、切換回路9から送られてくるイネーブル信
号EN1とが入力される。イネーブル信号EN1は、第
1の走査線駆動回路3の動作/非動作を指示する信号で
ある。イネーブル信号EN1がHレベル(動作指示)の
場合、第1の走査線駆動回路3の一部を構成するシフト
レジスタは、クロック信号φ1によって一方向(正転送
方向)のシフト動作を行う。そして、このレジスタの内
部データがHレベルであれば、FET2aのオン電圧に
出力回路を切り換え、この内部データがLレベルであれ
ば、FET2aのオフ電圧に出力回路を切り換える。
【0019】第1の走査線駆動回路3は、1フレーム期
間において、最上の走査線GA1から最下の走査線GAm
に向けて(正走査方向)、走査信号(FET2aのオン
電圧)を順次シフトしながら出力する。ある一本の走査
線GAに走査信号が供給されると、この走査線GAに対
応する一水平ライン上のすべての画素2が選択され、選
択された各画素2に対応したFET2aが同時にオンす
る。なお、第1の走査線GAの添字1〜mの順序は、第1
の走査線駆動回路3におけるシフト動作の正転送方向
(換言すれば、第1の走査線駆動回路3の正走査方向)
に対応している。
【0020】また、第1の走査線駆動回路3と協働する
第1のデータ線駆動回路4は、第1のデータ線群SA1
〜SAnに接続され、シフトレジスタ、ラインラッチ回
路、DAコンバータ、インピーダンス変換用出力回路等
を主体に構成されている。この第1のデータ線駆動回路
4には、信号制御回路7から送られてくるクロック信号
φ2および画像データ信号、切換回路9から送られてく
るイネーブル信号EN2が入力される。イネーブル信号
EN2は、第1のデータ線駆動回路4の動作/非動作を
指示する信号である。イネーブル信号EN2がHレベル
(動作指示)の場合、第1のデータ線駆動回路4は、第
1の走査線駆動回路3が選択する一水平ライン上の全画
素2に対して、データ線群SA1〜SAnを介して、個々
の画素2に対応する画像データを出力する。具体的に
は、第1のデータ線駆動回路4の一部を構成するシフト
レジスタは、クロック信号φ2によって一方向(正転送
方向)のシフト動作を行う。このシフト動作に応じて、
信号制御回路7から送られてきた時系列的な(直列的
な)画像データ信号は、クロック信号φ2のタイミング
で一方向に順次ラッチされ、所定のクロック信号分の画
像データとしてラインラッチ回路に並列に取り込まれ
る。そして、取り込まれた画像データは、DAコンバー
タによってアナログ画像信号に変換された後、出力回路
におけるインピーダンス変換を経て、第1のデータ線群
SA1〜SAnに出力される。ある一本のデータ線SAに
は、一垂直ライン分の複数の画素2が共通に接続されて
いる。しかしながら、第1の走査線駆動回路3によっ
て、その内のいずれか一画素2が選択されるため、画像
データは選択された一画素2にのみ供給される。選択さ
れた画素2に供給された画像データは、導通状態のFE
T2aを介して、画素キャパシタ2cおよび蓄積キャパ
シタ2dに供給される。
【0021】以上のような一水平ライン分の画像データ
の出力を、第1の走査線駆動回路3が行う上から下への
線順次走査と同期して繰り返すことにより、1フレーム
の画像全体が表示パネル1に表示される。なお、第1の
データ線SAの添字1〜nの順序は、第1のデータ線駆動
回路4におけるシフト動作の正転送方向に対応してい
る。これは、第1のデータ線駆動回路4における画像デ
ータのラッチ順序に相当し、時系列的に入力した画像デ
ータ信号は、早いものから順に、最左のデータ線SA1
から最右のデータ線SAnへと順番にラッチされてい
く。
【0022】第2の走査線駆動回路5および第2のデー
タ線駆動回路6は、相互に協働して、表示パネル1の表
示制御を行う。第2の走査線駆動回路5は、第2の走査
線群GB1〜GBnに接続され、第1の走査線駆動回路3
と同様の回路構成を有する。また、第2の走査線駆動回
路5には、信号制御回路7から送られてくるクロック信
号φ3と、切換回路9から送られてくるイネーブル信号
EN3とが入力される。イネーブル信号EN3は、第2
の走査線駆動回路5の動作/非動作を指示する信号であ
る。イネーブル信号EN3がHレベル(動作指示)の場
合、第2の走査線駆動回路5の一部を構成するシフトレ
ジスタは、クロック信号φ3によって一方向(正転送方
向)のシフト動作を行い、出力電圧(FET2bのオン
電圧/オフ電圧)の切り換えを行う。
【0023】第2の走査線駆動回路5は、1フレーム期
間において、最左の走査線GB1から最右の走査線GBn
に向けて(正走査方向)、走査信号(FET2bのオン
電圧)を順次シフトしながら出力する。ある一本の走査
線GBに走査信号が供給されると、この走査線GBに対
応する一垂直ライン上のすべての画素2が選択され、選
択された各画素2に対応したFET2bが同時にオンす
る。なお、第2の走査線GBの添字1〜nの順序は、第2
の走査線駆動回路5におけるシフト動作の正転送方向
(換言すれば、第2の走査線駆動回路5の正走査方向)
に対応している。
【0024】また、第2の走査線駆動回路5と協働する
第2のデータ線駆動回路6は、第2のデータ線群SB1
〜SBmに接続され、第1のデータ線駆動回路4と同様
の回路構成を有する。この第2のデータ線駆動回路6に
は、信号制御回路7から送られてくるクロック信号φ4
および画像データ信号、切換回路9から送られてくるイ
ネーブル信号EN4が入力される。イネーブル信号EN
4は、第2のデータ線駆動回路6の動作/非動作を指示
する信号である。イネーブル信号EN4がHレベル(動
作指示)の場合、第2のデータ線駆動回路6は、第2の
走査線駆動回路5が選択する一垂直ライン上の全画素2
に対して、データ線群SB1〜SBmを介して、個々の画
素2に対応する画像データを出力する。具体的には、第
2のデータ線駆動回路6の一部を構成するシフトレジス
タは、クロック信号φ4によって一方向(正転送方向)
のシフト動作を行う。そして、第1のデータ線駆動回路
4と同様の動作を経て、個々の画素2に対する画像デー
タが第2のデータ線群SB1〜SBmより出力される。あ
る一本のデータ線SBには、複数の画素2が水平方向に
共通に接続されている。しかしながら、第2の走査線駆
動回路5によって、その内のいずれか一画素2が選択さ
れるため、画像データは選択された一画素2にのみ供給
される。選択された画素2に供給された画像データは、
導通状態のFET2bを介して、画素キャパシタ2cお
よび蓄積キャパシタ2dに供給される。
【0025】以上のような一垂直ライン分の画像データ
の出力を、第2の走査線駆動回路5が行う右から左への
線順次走査と同期して繰り返すことにより、1フレーム
の画像全体が表示パネル1に表示される。なお、第2の
データ線SBの添字1〜mの順序は、第2のデータ線駆動
回路6におけるシフト動作の正転送方向に対応してい
る。これは、第2のデータ線駆動回路6における画像デ
ータのラッチ順序に相当し、時系列的に入力した画像デ
ータ信号は、早いものから順に、最下のデータ線SB1
から最上のデータ線SBmへと順次ラッチされていく。
【0026】回転検出部8は、表示パネル1の回転状態
を検出する回転角センサ、重力センサ、スイッチ等であ
る。例えば、回転検出部8として回転角センサを用いる
場合、図1に示した電子機器10における表示部12の
回転軸に回転角センサを取り付ける。表示パネル1は表
示部12と一体化されているため、回転角センサによっ
て本体部11に対する表示部12の相対的な回転角を検
出すれば、表示パネル1の回転状態を検出できる。ま
た、このような回転角センサに代えて、電子機器10の
表示部12に重力方向を検出する重力センサを取り付け
てもよい。この場合、重力センサにより検出された実際
の重力方向と予め設定された基準方向とがなす角度か
ら、表示パネル1の回転状態を検出することができる。
また、回転検出部8としてスイッチを用いる場合、例え
ば、表示部12の背面に凸部を形成しておくとともに、
この凸部と当接するスイッチを本体部11側の所定位置
に取り付ける。この場合、表示部12の回転角度が所定
の回転角度(例えば90度)になると、凸部がスイッチに
当接して、スイッチをオンする。これにより、表示パネ
ル1が90度回転したことを検出できる。さらに、回転検
出部8としては、上述したもの以外にも、電子機器10
に設けられた操作ボタンや操作スイッチ等であってもよ
い。この場合、画像の回転表示を所望するユーザが特定
の操作ボタン等を押すことにより、表示パネル1の回転
状態がマニュアル的に特定される。
【0027】切換回路9は、回転検出部8における検出
結果(表示パネル1の回転角度=0度,90度)に応じ
て、走査線駆動回路とデータ線駆動回路との駆動回路対
3,4(または5,6)を択一的に動作させる。下記の
動作表は、表示パネル1の回転角度と動作する駆動回路
対との関係をまとめたものである。
【0028】 (動作表) 回 転 走査線駆動回路 データ線駆動回路 第1 第2 第1 第2 0度 動 作 非動作 動 作 非動作 90度 非動作 動 作 非動作 動 作 すなわち、図1(a)に示したように表示パネル1が非
回転状態の場合(回転角度=0度)、この方向において
画像を正立に表示すべく、第1の走査線駆動回路3と第
1のデータ線駆動回路4との駆動回路対が動作する(E
N1,EN2=Hレベル)。これにより、この方向に画
像表示を行う際の走査対象は第1の走査線群GA1〜G
Amになるとともに、この画像を規定する画像データの
出力対象は第1のデータ線群SA1〜SAnになる。この
非回転状態では、第2の走査線駆動回路5と第2のデー
タ線駆動回路6との駆動回路対は動作しない(EN3,
EN4=Lレベル)。したがって、第2の走査線群GB
1〜GBnに対して走査信号は出力されず、また、第2の
データ線群SB1〜SBmに対して画像データは出力され
ない。
【0029】一方、図1(b)に示したように表示パネ
ル1が90度回転している場合(回転角度=90度)、この
方向において画像を正立に表示すべく、画像を反時計方
向に90度回転して表示する。この場合、切換回路9がこ
の方向を選択したことに応答して(EN3,EN4=H
レベル)、第2の走査線駆動回路5と第2のデータ線駆
動回路6との駆動回路対が動作する。この方向に画像表
示を行う際の走査対象は第2の走査線群GB1〜GBnに
なるとともに、この画像を規定する画像データの出力対
象は第2のデータ線群SB1〜SBmになる。この回転状
態では、第1の走査線駆動回路3と第1のデータ線駆動
回路4との駆動回路対は動作しない(EN1,EN2=
Lレベル)。したがって、第1の走査線群GA1〜GAm
に対して走査信号は出力されず、また、第1のデータ線
群SA1〜SAnに対して画像データは出力されない。
【0030】また、表示パネル1を非回転状態から90度
回転させる場合、動作する駆動回路対は、第1の走査線
駆動回路3と第1のデータ線駆動回路4との対から、第
2の走査線駆動回路5と第2のデータ線駆動回路6との
対に切り換わる。これにより、走査対象は、第1の走査
線群GA1〜GAmから第2の走査線群GB1〜GBnに切
り換わるとともに、画像データの出力対象も、第1のデ
ータ線群SA1〜SAnから第2のデータ線群SB1〜S
Bmに切り換わる。一方、表示パネル1を90度回転した
状態から非回転状態へ戻す場合、動作する駆動回路対
は、第2の走査線駆動回路5と第2のデータ線駆動回路
6との対から、第1の走査線駆動回路3と第1のデータ
線駆動回路4との対に切り換わる。これにより、走査対
象は、第2の走査線群GB1〜GBnから第1の走査線群
GA1〜GAmに切り換わるとともに、画像データの出力
対象も、第2のデータ線群SB1〜SBmから第1のデー
タ線群SA1〜SAnに切り換わる。
【0031】図4は、0度回転時における表示制御の説
明図である。なお、説明を簡略化するために、以下、4
×4画素の表示パネル1を例に説明する(後述する図
5、図8および図9についても同様)。第1のデータ線
駆動回路4は、時系列的に入力した画像データ信号(入
力が早いもの順にA,B,C,・・・,P(以下同様))
のうち、データ線数分である最初の4画像データA〜D
を、正転送方向(左から右)に順次ラッチする。ラッチ
された4画像データA〜Dは、第1の走査線駆動回路3
が最上の走査線GA1に走査信号を出力するタイミング
(走査タイミング)と同期して、対応するデータ線SA
1〜SA4にそれぞれ出力される。その結果、最上の一水
平ラインに画像ABCD(正確には、画像データABC
Dに応じたライン画像)が表示される。つぎに、第1の
データ線駆動回路4は、続く4画像データE〜Hをラッ
チし、次の走査線GA2の走査タイミングと同期して、
これらをデータ線SA1〜SA4に出力する。これによ
り、走査線GA2に対応する一水平ラインに画像EFG
Hが表示される。同様に、第1の走査線駆動回路3が行
う正走査の順序で、走査線GA3に対応する一水平ライ
ンに画像IJKL、最下の走査線GA4に対応する一水
平ラインに画像MNOPが順次表示される。このように
して、上から下への線順次走査を行うことで、1フレー
ムの全体画像A〜Pが、図面の上方向に正立して表示パ
ネル1に表示される。
【0032】図5は、90度回転時における表示制御の説
明図である。第2のデータ線駆動回路6には、第2のデ
ータ線駆動回路4と同一の伝送形態で、同一の画像デー
タ信号A〜Pが入力される。第2のデータ線駆動回路6
は、時系列的に入力した画像データ信号A〜Pのうち、
最初の4画像データA〜Dを、正転送方向(下から上)
に順次ラッチする。ラッチされた4画像データA〜D
は、第2の走査線駆動回路5が最左の走査線GB1に走
査信号を出力する走査タイミングと同期して、対応する
データ線SB1〜SB4にそれぞれ出力される。その結
果、最左の一垂直ラインに画像ABCDが表示される。
つぎに、第2のデータ線駆動回路6は、続く4画像デー
タE〜Hをラッチし、次の走査線GB2の走査タイミン
グと同期して、これらをデータ線SB1〜SB4に出力す
る。これにより、走査線GB2に対応する一垂直ライン
に画像EFGHが表示される。同様に、第2の走査線駆
動回路5が行う正走査の順序で、走査線GB3に対応す
る一垂直ラインに画像IJKL、最右の走査線GB4に
対応する一垂直ラインに画像MNOPが順次表示され
る。このようにして、左から右への線順次走査を行うこ
とで、1フレームの全体画像A〜Pが、図面の左方向に
正立して表示パネル1に表示される。
【0033】このように本実施形態では、表示パネル1
における画像の回転表示を実現するために、複数の駆動
回路対3,4(および5,6)を設け、切換回路9で一
方の駆動回路対を選択的に動作させる。つまり、切換回
路9は、画像の表示方向に応じて、動作させる駆動回路
対を切り換えを行い、画像表示方向として一の方向が選
択された場合には一方の駆動回路対を、他の方向が選択
された場合には他方の駆動回路対をそれぞれ動作させ
る。これにより、画像の回転表示を行う際に、コントロ
ーラやCPUで画像データが格納されている表示メモリ
の読み出しアドレスを変換する必要がなくなるので、コ
ントローラ等の負荷の増大を抑えることができる。その
結果、電子機器10の消費電力の低減を図ることが可能
になる。
【0034】また、コントローラ等によるアドレス変換
では、変換後のデータを一時的に格納する外部メモリを
別個に用意する必要があったが、本実施形態では外部メ
モリを用いる必要は必ずしもない。したがって、電気機
器10における部品点数の増大を抑えることができると
いう効果がある。
【0035】なお、上述した実施形態において、走査線
駆動回路3,5およびデータ線駆動回路4,6(これら
を総称して「ドライバ3〜6」という)を別個にIC化
し、これらを表示パネル1に実装してもよい。しかしな
がら、低温ポリシリコンTFT等のドライバ3〜6を表
示パネル1と一体形成すれば、電気光学装置の製造コス
トの上昇を抑制できるという効果がある。また、液晶パ
ネル1の四辺にドライバ3〜6を配置した例について説
明したが、ドライバ3〜6の配置はこれに限定されるも
のではなく、例えば図6に示すように、液晶パネル1の
二辺に配置にしてもよい。以上の点は、次に述べる第2
の実施形態についても同様である。
【0036】(第2の実施形態)本実施形態では、第1
の実施形態に係る表示制御系を拡張して、画像を正立に
表示する方向を四方向(縦二方向、横二方向)に切り換
える機能を実現する。図1に示した電子機器10を例に
説明すると、表示パネル1を有する表示部12は、本体
部11に対して360度回転が可能である。図7は、本実
施形態に係る表示パネル1の表示制御系の構成を示すブ
ロック図である。この表示制御系の基本的な動作は、図
2に示した表示制御系と同様であるから、同一の構成要
素については同一の符号を付してここでの説明を省略す
る。
【0037】基本的に、走査線駆動回路23,25は、
上述した走査線駆動回路3,5とほぼ同様の回路構成を
有する。ただし、走査線駆動回路23,25が有するシ
フトレジスタが双方向シフトレジスタである点において
走査線駆動回路3,5と相違する。第1の走査線駆動回
路23の一部を構成する双方向シフトレジスタは、逆転
送信号REV1がLレベルの場合には正転送方向にシフ
ト動作するため、第1の実施形態の場合と同様に上から
下への正走査が行われる。しかしながら、逆転送信号R
EV1がHレベルになると、この双方向シフトレジスタ
は逆転送方向にシフト動作するため、下から上への逆走
査が行われる。一方、第2の走査線駆動回路25の一部
を構成する双方向シフトレジスタは、逆転送信号REV
3がLレベルの場合には正転送方向にシフト動作するた
め、第1の実施形態の場合と同様に右から左への正走査
が行われる。しかしながら、逆転送信号REV3がHレ
ベルになると、この双方向シフトレジスタは逆転送方向
にシフト動作するため、左から右への逆走査が行われ
る。
【0038】基本的に、データ線駆動回路24,26
は、上述したデータ線駆動回路4,6とほぼ同様の回路
構成を有する。ただし、データ線駆動回路24,26が
有するシフトレジスタが双方向シフトレジスタである点
においてデータ線駆動回路4,6と相違する。第1のデ
ータ線駆動回路24の一部を構成する双方向シフトレジ
スタは、逆転送信号REV2がLレベルの場合には、第
1の実施形態の場合と同様に、左から右への正転送方向
にシフト動作する。しかしながら、逆転送信号REV2
がHレベルになると、この双方向シフトレジスタは右か
ら左への逆転送方向にシフト動作する。一方、第2のデ
ータ線駆動回路26の一部を構成する双方向シフトレジ
スタは、逆転送信号REV4がLレベルの場合には、第
1の実施形態の場合と同様に、下から上への正転送方向
にシフト動作する。しかしながら、逆転送信号REV4
がHレベルになると、この双方向シフトレジスタは上か
ら下への逆転送方向にシフト動作する。なお、双方向シ
フトレジスタの構成については、例えば、特開平11−
202295号公報等に開示されているように公知であ
るため、ここでの説明は省略する。
【0039】切換回路29は、回転検出部8における検
出結果(表示パネル1の回転角度=0度,90度,180度,
270度)に応じて、走査線駆動回路とデータ線駆動回路
との駆動回路対23,24(または25,26)を択一
的に動作させる。下記の動作表は、表示パネル1の回転
角度と動作する駆動回路対との関係をまとめたものであ
る。
【0040】 (動作表) 回 転 走査線線駆動回路 データ線駆動回路 第1 第2 第1 第2 0度 正走査 非動作 正転送 非動作 90度 非動作 正走査 非動作 正転送 180度 逆走査 非動作 逆転送 非動作 270度 非動作 逆走査 非動作 逆転送 0度回転時における表示制御は、図4で説明した表示制
御と同様である。この場合、切換回路29からの出力信
号は、EN1,EN2がHレベルで、REV1,REV
2がLレベルとなる(EN3,EN4はLレベル)。ま
た、90度回転時における表示制御は、図5で説明した表
示制御と同様である。この場合、切換回路29からの出
力信号は、EN3,EN4がHレベルで、REV3,R
EV4がLレベルとなる(EN1,EN2はLレベ
ル)。
【0041】図8は、180度回転時における表示制御の
説明図である。逆転送信号REV2により逆転送が指示
されている第1のデータ線駆動回路24は、時系列的に
入力した画像データ信号A〜Pのうち、最初の4画像デ
ータA〜Dを逆転送方向(右から左)に順次ラッチす
る。これにより、データ線SA1〜SA4にラッチされる
画像データの順序は、0度回転時とは逆の順序、すなわ
ち、DCBAの順序になる。ラッチされた画像データD
〜Aは、逆転送信号REV1により逆走査が指示されて
いる第1の走査線駆動回路23が最下の走査線GA4に
走査信号を出力する走査タイミングと同期して、対応す
るデータ線SA1〜SA4にそれぞれ出力される。その結
果、最下の一水平ラインに画像DCBAが表示される。
つぎに、第1のデータ線駆動回路24は、次の4画像デ
ータE〜HをHGFEの順序でラッチし、次の走査線G
A3の走査タイミングと同期して、これらをデータ線S
A1〜SA1に出力する。これにより、走査線GA3に対
応する一水平ラインに画像HGFEが表示される。同様
に、第1の走査線駆動回路23が行う逆走査の順序で、
走査線GA2に対応する一水平ラインに画像LKJI、
最上の走査線GA1に対応する一水平ラインに画像PO
NMが順次表示される。このようにして、下から上への
逆線順次走査を行うことにより、1フレームの全体画像
A〜Pが、図面の下方向に正立して表示パネル1に表示
される。
【0042】図8は、270度回転時における表示制御の
説明図である。逆転送信号REV4により逆転送が指示
されている第2のデータ線駆動回路26は、時系列的に
入力した画像データ信号A〜Pのうち、最初の4画像デ
ータA〜Dを、逆転送方向(上から下)に順次ラッチす
る。これにより、データ線SB1〜SB4にラッチされる
画像データの順序は、90度回転時とは逆の順序、すなわ
ち、DCBAの順序になる。ラッチされた画像データD
〜Aは、逆転送信号REV3により逆走査が指示されて
いる第2の走査線駆動回路25が最右の走査線GB4に
走査信号を出力する走査タイミングと同期して、対応す
るデータ線SB1〜SB4にそれぞれ出力される。その結
果、最右の一垂直ラインに画像DCBAが表示される。
つぎに、第2のデータ線駆動回路26は、次の4画像デ
ータH〜Eをラッチし、次の走査線GB3の走査タイミ
ングと同期して、これらをデータ線SB1〜SB4に出力
する。これにより、走査線GB3に対応する一垂直ライ
ンに画像HGFEが表示される。同様に、第2の走査線
駆動回路25が行う逆走査の順序で、走査線GB2に対
応する一垂直ラインに画像LKJI、最左の走査線GB
1に対応する一垂直ラインに画像PONMが順次表示さ
れる。このような右から左への逆線順次走査を行うこと
により、1フレームの全体画像A〜Pが、図面の右方向
に正立して表示パネル1に表示される。
【0043】このように、本実施形態によれば、第1の
実施形態と同様に、コントローラ等の負荷増大を招くこ
となく表示画像の回転を行えるため、電子機器10の消
費電力の低減を図ることができる。
【0044】また、第1の実施形態が二方向回転(0
度、90度)であったのに対して、本実施形態は、四方向
回転(0度、90度、180度、270度)を実現している。し
たがって、より多彩な回転表示が可能になるため、ユー
ザの利便性を一層向上させることができる。
【0045】さらに、本実施形態では、走査線駆動回路
およびデータ線駆動回路が一般的に有する双方向シフト
レジスタを用い、このシフト動作を正転送または逆転送
させることで、二組の駆動回路対で四方向の回転表示を
実現している。これにより、走査線駆動回路やデータ線
駆動回路の回路構成を大幅に変更することなく、少ない
駆動回路対で多方向の回転表示を容易に実現できる。
【0046】なお、上述した第1および第2の実施形態
では、電気光学素子として液晶(LC)を例に説明し
た。しかしながら、本発明はこれに限定されものではな
く、有機エレクトロルミネッセンス(EL)を含めて様
々な電気光学素子に適用可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明では、走査線駆動回路とデータ線
駆動回路との対を複数設け、これらの対のいずれかを選
択的に動作させることにより、表示パネルにおける表示
画像の回転を実現している。したがって、この回転表示
に伴うコントローラやCPUによるアドレス変換が不要
になるため、コントローラ等の負荷増大を抑えることが
できる。その結果、電子機器の消費電力の低減を図るこ
とが可能になる。
【0048】
【図面の簡単な説明】
【図1】電子機器の一例を示す外観斜視図
【図2】第1の実施形態に係る表示パネルの表示制御系
の構成を示すブロック図
【0049】
【図3】画素の等価回路図
【図4】0度回転時における表示制御の説明図
【図5】90度回転時における表示制御の説明図
【図6】ドライバの他の配置例を示す図
【図7】第2の実施形態に係る表示パネルの表示制御系
の構成を示すブロック図
【0050】
【図8】180度回転時における表示制御の説明図
【図9】270度回転時における表示制御の説明図
【符号の説明】
1 表示パネル 2 画素 2a,2b FET 2c 画素キャパシタ 2d 蓄積キャパシタ 3,23 第1の走査線駆動回路 4,24 第1のデータ線駆動回路 5,25 第2の走査線駆動回路 6,26 第2のデータ線駆動回路 7 信号制御回路 8 回転検出部 9,29 切換回路 10 電子機器 11 本体部 12 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/30 338 G09F 9/30 338 5G435 G09G 3/20 611 G09G 3/20 611A 5K023 621 621K 5K067 622 622E 622Q 623 623H 623Y 624 624B 660 660F H04M 1/02 H04M 1/02 C H04Q 7/38 H04B 7/26 109T Fターム(参考) 2H092 JB22 JB31 JB41 JB46 NA01 PA06 2H093 NC09 NC11 NC22 NC52 NC59 NC90 5C006 AA01 AB01 AF51 AF53 AF61 AF69 AF71 BB16 BC03 BC06 BC12 BC16 BC20 BF14 BF24 FA04 FA47 5C080 AA06 AA10 BB05 DD26 EE01 EE23 FF11 JJ02 JJ03 KK07 KK47 5C094 AA22 AA48 BA03 BA27 BA43 CA19 DA09 DB01 FA03 HA08 5G435 AA16 BB12 DD01 EE13 EE16 LL07 5K023 AA07 DD06 DD08 HH06 HH07 KK10 PP16 5K067 AA34 BB04 EE02 FF23 KK13 KK17

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マトリクス状に配置された複数の電気光学
    素子を用いて画像を表示する電気光学装置において、 一の方向に画像を正立に表示すべく、前記複数の電気光
    学素子を選択する走査信号が供給される複数の第1の走
    査線と、前記複数の電気光学素子に前記画像を規定する
    画像データが供給される複数の第1のデータ線と、前記
    電気光学素子のそれぞれに対応して設けられており、前
    記第1の走査線に供給される前記走査信号に応じて、前
    記第1のデータ線と前記電気光学素子との間を選択的に
    導通する第1のスイッチング素子と、 他の方向に画像を正立に表示すべく、前記複数の電気光
    学素子を選択する走査信号が供給される複数の第2の走
    査線と、前記複数の電気光学素子に前記画像を規定する
    画像データが供給される複数の第2のデータ線と、前記
    電気光学素子のそれぞれに対応して設けられており、前
    記第2の走査線に供給される前記走査信号に応じて、前
    記第2のデータ線と前記電気光学素子との間を選択的に
    導通する第2のスイッチング素子と、 前記一の方向が選択されたことに応答して、相互に協働
    する駆動回路対であって、前記複数の第1のスイッチン
    グ素子に前記第1の走査線を介して前記走査信号を供給
    する第1の走査線駆動回路と、前記走査信号が供給され
    る前記複数の第1のスイッチング素子のそれぞれに対応
    した前記電気光学素子に対して、前記第1のデータ線を
    介して前記画像データを供給する第1のデータ線駆動回
    路と、 前記他の方向が選択されたことに応答して、相互に協働
    する駆動回路対であって、前記複数の第2のスイッチン
    グ素子に前記第2の走査線を介して前記走査信号を供給
    する第2の走査線駆動回路と、前記走査信号が供給され
    る前記複数の第2のスイッチング素子のそれぞれに対応
    した前記電気光学素子に対して、前記第2のデータ線を
    介して前記画像データを供給する第2のデータ線駆動回
    路とを有することを特徴とする電気光学装置。
  2. 【請求項2】前記第1の走査線駆動回路および前記第1
    のデータ線駆動回路のそれぞれは、双方向シフトレジス
    タを含み、当該双方向シフトレジスタのそれぞれが、前
    記一の方向に画像を正立に表示する場合に行うシフト動
    作とは逆のシフト動作を行うことにより、前記一の方向
    とは反対方向に正立した画像を表示することを特徴とす
    る請求項1に記載された電気光学装置。
  3. 【請求項3】前記第2の走査線駆動回路および前記第2
    のデータ線駆動回路のそれぞれは、双方向シフトレジス
    タを含み、当該双方向シフトレジスタのそれぞれが、前
    記他の方向に画像を正立に表示する場合に行うシフト動
    作とは逆のシフト動作を行うことにより、前記他の方向
    とは反対向きに正立した画像を表示することを特徴とす
    る請求項2に記載された電気光学装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載された前記電気光学装置を
    有する電子機器において、 前記複数の電気光学素子がマトリクス状に配置された表
    示パネルの回転状態を検出する回転検出手段と、 前記回転検出手段からの検出結果に応じて、前記駆動回
    路対を選択する切換回路とをさらに有することを特徴と
    する電子機器。
  5. 【請求項5】画像を一の方向および他の方向に正立して
    表示可能な表示パネルを有する電気光学装置において、 複数の第1のデータ線および複数の第2のデータ線と、 複数の第1の走査線および複数の第2の走査線と、 複数の電気光学素子がマトリクス状に並んでおり、前記
    電気光学素子のそれぞれに対応して第1のスイッチング
    素子と第2のスイッチング素子とが設けられており、前
    記第1のスイッチング素子は、前記第1のデータ線と前
    記第1の走査線とに接続されており、前記第2のスイッ
    チング素子は、前記第2のデータ線と前記第2の走査線
    とに接続されている表示パネルと、 前記第1の走査線に走査信号を出力する第1の走査線駆
    動回路と、 前記第1のデータ線に画像データを出力する第1のデー
    タ線駆動回路と、 前記第2の走査線に走査信号を出力する第2の走査線駆
    動回路と、 前記第2のデータ線に画像データを出力する第2のデー
    タ線駆動回路と、 前記表示パネルに一の方向に正立して表示されている画
    像を他の方向に正立して表示する場合、相互に協働する
    駆動回路対を、前記第1のデータ線駆動回路と前記第1
    の走査線駆動回路の対または前記第2のデータ線駆動回
    路と前記第2の走査線駆動回路との対のいずれか一方か
    ら他方に切り換える切換回路とを有することを特徴とす
    る電気光学装置。
  6. 【請求項6】前記一方の駆動回路対を構成する前記走査
    線駆動回路および前記データ線駆動回路のそれぞれは、
    双方向シフトレジスタを含み、 前記切換回路は、前記表示パネルに一の方向に正立して
    表示されている画像を反対向きに正立して表示する場
    合、前記双方向シフトレジスタのそれぞれに対して、前
    記一の方向に画像を正立に表示する場合に行うシフト動
    作とは逆のシフト動作を行わせることを特徴とする請求
    項5に記載された電気光学装置。
  7. 【請求項7】前記他方の駆動回路対を構成する前記走査
    線駆動回路および前記データ線駆動回路のそれぞれは、
    双方向シフトレジスタを含み、 前記切換回路は、前記表示パネルに他の方向に正立して
    表示されている画像を反対向きに正立して表示する場
    合、前記双方向シフトレジスタのそれぞれに対して、前
    記他の方向に画像を正立に表示する場合に行うシフト動
    作とは逆のシフト動作を行わせることを特徴とする請求
    項6に記載された電気光学装置。
  8. 【請求項8】請求項5に記載された前記電気光学装置を
    有する電子機器において、 前記表示パネルの回転状態を検出する回転検出手段をさ
    らに有し、 前記切換回路は、前記回転検出手段からの検出結果に応
    じて、前記駆動回路対の切り換えを行うことを特徴とす
    る電子機器。
  9. 【請求項9】マトリクス状に配置された複数の電気光学
    素子を用いて画像を表示する電気光学装置の駆動方法に
    おいて、 複数の電気光学素子がマトリクス状に並んでおり、前記
    電気光学素子のそれぞれに対応して第1のスイッチング
    素子と第2のスイッチング素子とが設けられており、前
    記第1のスイッチング素子のそれぞれは、複数の第1の
    データ線のいずれかと複数の第1の走査線のいずれかと
    に接続されており、前記第2のスイッチング素子のそれ
    ぞれは、複数の第2のデータ線のいずれかと複数の第2
    の走査線のいずれかとに接続されている表示パネルに関
    して、当該表示パネルの回転状態を検出するステップ
    と、 一の方向に画像を正立に表示する場合、前記複数の電気
    光学素子を選択する走査信号を前記第1の走査線に供給
    することにより、当該第1の走査線に接続された前記複
    数の第1のスイッチング素子を導通させるとともに、当
    該導通させる複数の第1のスイッチング素子のそれぞれ
    に対応した前記電気光学素子に対して、前記第1のデー
    タ線を介して、前記画像を規定する画像データを供給す
    るステップと、 他の方向に画像を正立に表示する場合、前記複数の電気
    光学素子を選択する走査信号を前記第2の走査線に供給
    することにより、当該第2の走査線に接続された前記複
    数の第2のスイッチング素子を導通させるとともに、当
    該導通させる複数の第2のスイッチング素子のそれぞれ
    に対応した前記電気光学素子に対して、前記第2のデー
    タ線を介して、前記画像を規定する画像データを供給す
    るステップとを有することを特徴とする電気光学装置の
    駆動方法。
  10. 【請求項10】画像を一の方向および他の方向に正立し
    て表示可能な表示パネルを有する電気光学装置の駆動方
    法において、 複数の電気光学素子がマトリクス状に並んでおり、前記
    電気光学素子のそれぞれに対応して第1のスイッチング
    素子と第2のスイッチング素子とが設けられており、前
    記第1のスイッチング素子のそれぞれは、複数の第1の
    データ線のいずれかと複数の第1の走査線のいずれかと
    に接続されており、前記第2のスイッチング素子のそれ
    ぞれは、複数の第2のデータ線のいずれかと複数の第2
    の走査線のいずれかとに接続されている表示パネルに関
    して、当該表示パネルの回転状態を検出するステップ
    と、 前記表示パネルの回転状態に応じて、一の方向に正立し
    て表示されている画像を他の方向に正立して表示する場
    合、画像データの出力対象となるデータ線を前記第1の
    データ線または前記第2のデータ線のいずれか一方から
    他方に切り換えるとともに、走査対象となる走査線を前
    記第1の走査線または前記第2の走査線のいずれか一方
    から他方に切り換えるステップとを有することを特徴と
    する電気光学装置の駆動方法。
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