JP2001222024A - 液晶表示装置とその駆動方法 - Google Patents

液晶表示装置とその駆動方法

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JP2001222024A
JP2001222024A JP2000030048A JP2000030048A JP2001222024A JP 2001222024 A JP2001222024 A JP 2001222024A JP 2000030048 A JP2000030048 A JP 2000030048A JP 2000030048 A JP2000030048 A JP 2000030048A JP 2001222024 A JP2001222024 A JP 2001222024A
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liquid crystal
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crystal display
active matrix
displaying
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JP2000030048A
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English (en)
Inventor
Koji Senda
耕司 千田
Yutaka Minamino
裕 南野
Atsuhiro Yamano
敦浩 山野
Takashi Okada
隆史 岡田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静止画を表示する場合に、付加容量が小さい
ため、保持時間が短くなり、高周波駆動を行う必要があ
る。静止画表示の場合も動画表示と同様の駆動を行うた
め、静止画表示の消費電力を動画表示の消費電力以下に
することができない。 【解決手段】 静止画表示時の付加容量を動画表示時の
付加容量よりも大きくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆる携帯機器
などに適用されるアクティブマトリックス方式の液晶表
示パネルに関するものであり、特に、静止画と動画の両
方を表示するためのアクティブマトリックス方式の液晶
表示パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、アクティブマトリックス方式の
液晶表示パネルの画素の等価回路図である。図3におい
て、1は信号線、2はゲート線、3は画素トランジス
タ、4は付加容量、5は画素電極、6は液晶、7は対向
電極、である。静止画を表示する場合には、静止画の表
示データを外部メモリに保存して、それを逐次読み出し
て動画表示と同様の駆動により表示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様な従来の画素で
は、静止画を表示する場合に、付加容量4が小さいた
め、保持時間が短くなり、高周波駆動を行う必要があり
静止画表示の場合も動画表示と同様の駆動を行うため、
静止画表示の消費電力が動画表示の消費電力以下にする
ことは出来ないという課題がある。
【0004】本発明は、上記課題を解決するもので、静
止画表示の消費電力を低減することが出来る液晶表示装
置とその駆動方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、画素に従来の付加容量の2倍以上大きい
容量の付加容量と選択スイッチを追加して、静止画を表
示する場合には、選択スイッチにより動画表示の場合に
比べて、実行的付加容量を大きくし駆動周波数を下げる
ことを特徴とするものである。
【0006】本発明のアクティブマトリックス型液晶表
示パネル及びその駆動方法は、上記の構成により、静止
画を表示する場合には、選択スイッチにより実行的付加
容量を大きくして、保持時間を改善して、動画表示に比
べて画素への書き込み回数を減らすことが可能となり、
消費電力をさげることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明にかかる液晶表示装置は、
画像信号を伝達するスイッチング素子とこれに接続され
る画素電極を有するアクティブマトリックス液晶表示装
置であって、画素電極に更に複数個スイッチング素子が
接続され、複数個の薄膜トランジスタにそれぞれ容量が
接続されていることを特徴とする。
【0008】この液晶表示装置において、「複数個の容
量の一方の電極が他の画像信号を伝達するスイッチング
素子の走査電極を兼ねている」こととしたり、「複数個
の容量の一方の電極が複数個のスイッチング素子を制御
するゲート配線に接続される」こととしたり、あるいは
「複数個の容量の一方の電極が独立した配線に接続され
る」こととしたり、といった変形が可能である。
【0009】なお、複数個スイッチング素子により制御
される容量の大きさが、画素電極に接続されている容量
値の2倍以上であることが更に好ましい。
【0010】また、スイッチング素子が薄膜トランジス
タであることがより好ましい。
【0011】本発明にかかる液晶表示装置は透過型に限
定されるものではなく、反射型であっても構わない。
【0012】次に、本発明にかかる液晶表示装置の駆動
方法は、動画時には付加容量が小さくなるように制御さ
れ、一方静止画表示の時には付加容量が大きくなるよう
に制御することを特徴とする。
【0013】そして、本発明にかかる別の液晶表示装置
は、静止画表示時の付加容量が動画表示時の付加容量よ
りも大きいことを特徴とする。ここにおいて、静止画表
示時の付加容量が動画表示時の付加容量の2倍以上であ
ることが更に好ましい。
【0014】以下、本発明の一実施例を図1を参照して
説明する。なお、図1は本発明の一実施例に係るアクテ
ィブマトリクス型液晶表示パネルにおける画素の等価回
路図である。図1において、1は信号線、12はゲート
A、22はゲート線B、13は画素トランジスタA、23は画
素トランジスタB、14は付加容量A、24は付加容量B、
5は画素電極、6は液晶、7は対向電極、である。特
に、書き込み駆動周波数を半分にするためには付加容量
B24の容量は、付加容量A14の2倍以上大きい容量
であればよい。
【0015】図1を用いて、本発明の一実施例の駆動方
法ついて以下に説明する。動画を表示する場合には、ゲ
ート線B22の電位をLOWレベルにすれば、画素トラ
ンジスタB23はOFF状態になり、図4の従来の画素
と同等の等価回路になり、従来と同等の動画表示が可能
である。
【0016】一方、静止画表示の場合は、ゲート線B2
2の電位をHIGHレベルにすれば、画素トランジスタ
B23はON状態になり、画素の付加容量は、付加容量
A14と付加容量B24の和になる。保持時間が長くな
ることによって、フリッカ特性が改善され従って、画素
に書き込んだ信号電位の保持時間は、大幅に長くするこ
とが可能になる。その結果、動画表示に比べて、画素へ
の書き込み回数を大幅に減らすことが可能である。従っ
て、画素への書き込みを行う水平走査回路や、垂直走査
回路の駆動周波数を大幅に下げることが出来て、静止画
表示での消費電力削減が出来る。図1は容量の一方を他
の走査配線を用いて形成したものである。これにより開
口率を大きくすることが可能である。この場合ゲート線
Bに接続することが他の走査配線(ゲート線A)の容量
を増やすことがない。
【0017】なお、その他の本発明の一実施例の画素の
等価回路図を図2、図3、に示す。図2の実施例は、図
1の実施例に付加容量線32を、追加した場合の画素の
等価回路図である。
【0018】図2は容量の一方を独立した配線を用いて
形成したものである。この場合は実施例1に比較して走
査配線の付加容量が小さくなるため、液晶パネルを大型
化する場合には有効な構造である。
【0019】なおアクティブマトリックス表示の方式が
反射型の場合、本発明の実施例において画素構造が複雑
になることにより懸念される開口率の低下の問題は無
く、本発明の効果はより大きくなるのは自明である。
【0020】なお本発明の実施例1において付加容量A
14がない場合にも本発明の効果が確認できることは自
明である。
【0021】なお本実施例ではスイッチング素子を薄膜
トランジスタとして説明したが、薄膜トランジスタに変
えてMIM、バリスタ、MOSトランジスタ等のスイッ
チング素子であれば本発明の効果が確認できることは自
明である。
【0022】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、従来の画素に従来の付加容量4の2倍以上大
きい容量の付加容量と選択スイッチを追加して、静止画
を表示する場合には、選択スイッチにより動画表示の場
合に比べて、実行的付加容量を大きくし駆動周波数を下
げて、フリッカ特性も改善しながら、消費電力を下げる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による画素の等価回路図
【図2】本発明の一実施例による画素の等価回路図
【図3】従来の画素部の等価回路図
【符号の説明】
1 信号線 2 ゲート線 3 画素トランジスタ 4 付加容量 5 画素電極 6 液晶 7 対向電極 12 ゲート線A 22 ゲート線B 13 画素トランジスタA 23 画素トランジスタB 14 付加容量A 24 付加容量B
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山野 敦浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 岡田 隆史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H092 JA24 JB07 JB22 JB31 JB42 JB67 JB69 NA05 NA26 2H093 NC34 NC35 NC67 ND10 ND22 ND32 ND39 5C006 AA02 BB16 BB28 BC06 EB05 FA23 FA47 5C080 AA10 BB05 DD06 DD26 EE17 FF11 JJ03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像信号を伝達するスイッチング素子とこ
    れに接続される画素電極を有するアクティブマトリック
    ス液晶表示装置において、前記画素電極に更に複数個ス
    イッチング素子が接続され、前記複数個の薄膜トランジ
    スタにそれぞれ容量が接続されていることを特徴とする
    アクティブマトリックス液晶表示装置。
  2. 【請求項2】複数個の容量の一方の電極が他の画像信号
    を伝達するスイッチング素子の走査電極を兼ねているこ
    とを特徴とする請求項1記載のアクティブマトリックス
    液晶表示装置。
  3. 【請求項3】複数個の容量の一方の電極が複数個のスイ
    ッチング素子を制御するゲート配線に接続されることを
    特徴とする請求項1記載のアクティブマトリックス液晶
    表示装置。
  4. 【請求項4】複数個の容量の一方の電極が独立した配線
    に接続されることを特徴とする請求項1記載のアクティ
    ブマトリックス液晶表示装置。
  5. 【請求項5】複数個スイッチング素子により制御される
    容量の大きさが、画素電極に接続されている容量値の2
    倍以上であることを特徴とする請求項1から4のいずれ
    かに記載のアクティブマトリックス液晶表示装置。
  6. 【請求項6】スイッチング素子が薄膜トランジスタであ
    ることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の
    アクティブマトリックス液晶表示装置。
  7. 【請求項7】アクティブマトリックス表示装置が反射型
    であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記
    載のアクティブマトリックス液晶表示装置。
  8. 【請求項8】動画時には付加容量が小さくなるように制
    御され、一方静止画表示の時には付加容量が大きくなる
    ように制御することを特徴とするアクティブマトリック
    ス液晶表示装置の駆動方法。
  9. 【請求項9】静止画表示時の付加容量が動画表示時の付
    加容量よりも大きいことを特徴とする液晶表示装置。
  10. 【請求項10】静止画表示時の付加容量が動画表示時の
    付加容量の2倍以上であることを特徴とする液晶表示装
    置。
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