JP2003194030A - 止めネジの弛み防止方法及び止めネジ - Google Patents

止めネジの弛み防止方法及び止めネジ

Info

Publication number
JP2003194030A
JP2003194030A JP2001394865A JP2001394865A JP2003194030A JP 2003194030 A JP2003194030 A JP 2003194030A JP 2001394865 A JP2001394865 A JP 2001394865A JP 2001394865 A JP2001394865 A JP 2001394865A JP 2003194030 A JP2003194030 A JP 2003194030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
set screw
screw
hole
setscrew
tightening tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001394865A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4014137B2 (ja
Inventor
Seikichi Matsumoto
清吉 松元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2001394865A priority Critical patent/JP4014137B2/ja
Publication of JP2003194030A publication Critical patent/JP2003194030A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4014137B2 publication Critical patent/JP4014137B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネジ孔内に螺入した止めネジを確実に固定す
ることができる止めネジの弛み防止方法及び止めネジを
提供することを課題としている。 【解決手段】 第一の止めネジ20をネジ孔4内で固定
する止めネジの弛み防止方法であって、第一の止めネジ
20をネジ孔4内に螺入後、同じ方向からネジ孔4に第
二の止めネジ30を螺入して第一の止めネジ20に圧接
させ、その後第一の止めネジ20が第二の止めネジ30
側へ進むように第一の止めネジ20にトルクをかけ、第
一の止めネジ20をネジ孔4内に固定することを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、止めネジをネジ孔
内で固定する止めネジの弛み防止方法及び止めネジに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、鋳造による製品の製造において、
製品にネジ孔等となる孔部を形成するには、図5に示す
ように、鋳型1内に鋳抜きピン2を挿通させてキャビテ
ィ3内に突設させ、この鋳抜きピン2を鋳抜くことで、
製品に孔部を形成している。このとき、鋳抜きピン2を
鋳型1に固定させるため、鋳抜きピン2に対応したネジ
孔4が貫通しているバックブロック5を鋳型1の外側に
設け、このバックブロック5の外側からネジ孔4にスペ
ーサピン40を挿入した後に、止めネジ20’,30’
を順次螺入して締結している。すなわち、ネジ孔4に第
一の止めネジ20’を締結した後に、第二の止めネジ3
0’を第一の止めネジ20’に対して締結することで、
第一の止めネジ20’と第二の止めネジ30’を突っ張
り合わせ、ネジ孔4内に固定させようとしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
止めネジの弛み防止方法では、止めネジ20’と止めネ
ジ30’の間の締結力が十分とはいえないため、以下の
問題が存在していた。キャビティ3内に充填された高温
の溶湯の熱が鋳抜きピン2及びスペーサピン40に伝わ
ることで、鋳抜きピン2及びスペーサピン40が熱膨張
し、鋳造後に冷却された際には縮小する。この鋳抜きピ
ン2及びスペーサピン40の膨張及び縮小が繰り返され
ることで、第一の止めネジ20’とスペーサピン40の
間に隙間が発生する。又、溶湯を射出成形する際の圧力
や振動でも隙間が発生する。すなわち、第一の止めネジ
20’の締め付け方向に隙間が発生してしまう。そし
て、第一の止めネジ20’が隙間側に弛み、第一の止め
ネジ20’と第二の止めネジ30’の間の締結力が低下
し、鋳型1の振動等によって止めネジ20’,30’に
弛みが発生してしまうという問題が存在している。
【0004】そこで、本発明は、前記問題を解決するた
めになされたものであり、ネジ孔内に螺入した止めネジ
を確実に固定することができる止めネジの弛み防止方法
及び止めネジを提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決すべく構成されるものであり、請求項1に記載の発明
は、第一の止めネジをネジ孔内で固定する止めネジの弛
み防止方法であって、第一の止めネジをネジ孔内に螺入
後、同じ方向からネジ孔に第二の止めネジを螺入して第
一の止めネジに圧接させ、その後第一の止めネジが第二
の止めネジ側へ進むように第一の止めネジにトルクをか
け、第一の止めネジをネジ孔内に固定することを特徴と
する。
【0006】この発明によれば、第一の止めネジが第二
の止めネジ側へ進むようにトルクをかけることで、第一
の止めネジと第二の止めネジの圧力方向が止めネジ同士
の接合部に向けられるため、第一の止めネジと第二の止
めネジの間の締結力を高めることができる。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、止めネジ
であって、軸部の軸心に締付工具が貫通可能な孔部が形
成され、この孔部は、締付工具が係合して締付工具のト
ルクを伝達することが可能な係合孔部と、締付工具が空
回り可能な空転孔部とを有して構成されたことを特徴と
する。
【0008】さらに、請求項3に記載の発明は、請求項
2記載の止めネジである第二の止めネジを用いて、第一
の止めネジをネジ孔内で固定する止めネジの弛み防止方
法であって、第一の止めネジをネジ孔内に螺入する工
程、第二の止めネジの係合孔部に締付工具を係合させ
て、第二の止めネジをその空転孔部側が先になるように
して、第一の止めネジと同じ方向からネジ孔に螺入する
工程、第二の止めネジを第一の止めネジに向けて締め付
けて第一の止めネジに圧接させる工程、締付工具を第二
の止めネジの孔部を貫通させた後、空転孔部内で空回り
させて第一の止めネジに係合可能となるように向きを変
える工程、締付工具を第一の止めネジに係合させ、第一
の止めネジが第二の止めネジの方向へ進むように、第一
の止めネジにトルクをかける工程、の各工程により第一
の止めネジをネジ孔内に固定することを特徴とする。
【0009】請求項2及び請求項3に記載の発明によれ
ば、第二の止めネジを螺入した後に、締付工具を空転孔
部内で空回りさせて第一の止めネジに係合させること
で、第二の止めネジの螺入及び第一の止めネジへのトル
ク付加の工程を連続して行うことができるため、作業効
率を高めることができる。
【0010】したがって、本発明の止めネジの弛み防止
方法及び止めネジでは、ネジ孔内に螺入した2個の止め
ネジの間の締結力が高まり、止めネジの弛みが防止され
るため、止めネジをネジ孔内で確実に固定させることが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施形態について詳細に説明する。
【0012】本発明の実施形態に係る止めネジの弛み防
止方法及び止めネジは、各種のネジ孔に螺入した止めネ
ジに適用可能であるが、この実施形態では、鋳造におい
て製品に孔部を形成する鋳抜きピンを鋳型に固定するた
めの止めネジに適用した場合を例として説明する。
【0013】図1は、本発明の実施形態に係る止めネジ
の弛み防止方法を適用した止めネジを示した側断面図で
ある。図2は、本発明の実施形態に係る止めネジの弛み
防止方法における各構成要素を示した図で、(a)は第
一の止めネジを示した斜視図、(b)は第二の止めネジ
を示した斜視図、(c)は締付工具を示した斜視図であ
る。図3は、本発明の実施形態に係る止めネジの弛み防
止方法を示した図で、(a)は第一の止めネジの螺入工
程を示した側断面図、(b)は第二の止めネジの螺入工
程を示した側断面図である。図4は、本発明の実施形態
に係る止めネジの弛み防止方法を示した図で、(a)は
締付工具の空転工程を示した側断面図、(b)は第一の
止めネジへのトルク付加工程を示した側断面図である。
なお、本実施形態では、図1の左側を前方とし、右側を
後方としている。
【0014】[鋳型の構造]まず、本発明の実施形態に
係る止めネジの弛み防止方法を適用する鋳型1は、図1
に示すように、鋳型1によって形成されたキャビティ3
内に溶湯を充填することで製品を射出成形するものであ
り、製品にネジ孔等となる孔部を形成するため、鋳型1
に鋳抜きピン2を挿通させてキャビティ3内に突設さ
せ、鋳抜きピン2を鋳抜くことで製品に孔部が形成され
る。なお、鋳型1は、金型や石膏型など、その材料及び
構成は限定されるものではない。さらに、鋳型1の外側
にはバックブロック5が設けられ、バックブロック5に
は鋳抜きピン2に対応する位置にネジ孔4が貫通してい
る。このネジ孔4の内径は鋳抜きピン2の外径よりも大
きく形成されており、ネジ孔4内に円柱部材であるスペ
ーサピン40が挿入され、スペーサピン40の前端面4
1が鋳抜きピン2に当接している。さらに、スペーサピ
ン40の後方からネジ孔4に第一の止めネジ20を螺入
し、スペーサピン40の後端面42に圧接させること
で、スペーサピン40がネジ孔4内で固定されている。
これにより、スペーサピン40と当接している鋳抜きピ
ン2の移動が規制され、スペーサピン40が鋳型1に固
定される。したがって、第一の止めネジ20はネジ孔4
内で確実に固定される必要がある。
【0015】[止めネジの弛み防止方法]次に、本発明
の実施形態に係る止めネジの弛み防止方法における各構
成要素を説明する。第一の止めネジ20は、図1及び図
2(a)に示すように、円筒状の部材であり、軸部の全
体にネジ孔4と螺合可能な雄ネジが形成され、軸心に孔
部21が形成されている。この孔部21における軸方向
の略中心から前方は正六角形の断面形状である六角孔部
22(係合孔部)であり、後方は円形の断面形状の空転
孔部23となっている。なお、空転孔部23の内径は六
角孔部22の内径よりも大きく形成され、後記する取付
工具60の係合部63が空回りするようになっている。
第二の止めネジ30は、図1及び図2(b)に示すよう
に、第一の止めネジ20と略同様の構成であり、第二の
止めネジ30の軸心に形成された孔部31の軸方向の略
中心から前方が空転孔部33であり、後方は六角孔部3
2であることのみが異なっている。なお、第一の止めネ
ジ20及び第二の止めネジ30は、鋼製や木製など、そ
の材料は限定されるものではない。
【0016】また、第一の止めネジ20及び第二の止め
ネジ30にトルクをかけるための締付工具60は、図2
(c)に示すように、棒状部材であるハンドル部61の
軸方向の中央に垂設されたバー62と、その先端に係合
部63を設けたT型レンチである。バー部62の先端に
設けられた係合部63は、第一の止めネジ20及び第二
の止めネジ30の孔部21,31の六角孔部22,32
に係合可能である。また、係合部63とハンドル部61
を連結するバー部62の外径は、係合部63の外径より
も小さく形成されている。
【0017】次に、本発明の実施形態に係る止めネジの
弛み防止方法について説明する。 (1)第一の止めネジの螺入工程 まず、図1に示すように、ネジ孔4内にスペーサピン4
0を挿入し、スペーサピン40の前端面41を鋳抜きピ
ン2に当接させる。次に、図3(a)に示すように、締
付工具60の係合部63を第1ボルト20の六角孔部2
2に係合させてトルクをかけ、第一の止めネジ20をネ
ジ孔4に螺入する。そして、第一の止めネジ20の前端
面24をスペーサピン40の後端部42に締め付けるこ
とで圧接させ、スペーサピン40をネジ孔4内で固定す
る。これにより、スペーサピン40が当接している鋳抜
きピン2が鋳型1に固定される。
【0018】(2)第二の止めネジの螺入工程 次に、図3(b)に示すように、第二の止めネジ30の
空転孔部33が前方になるようにして、第二の止めネジ
30の六角孔部32に締付工具60の係合部63を係合
させて回転させ、第二の止めネジ30をネジ孔4に螺入
する。さらに、螺入した第二の止めネジ30を第一の止
めネジ20に向けて締め付けて第一の止めネジ20に圧
接する。
【0019】(3)締付工具の空転工程 次に、図4(a)に示すように、第二の止めネジの螺入
工程後に、締付工具60を前進させて係合部63を各止
めネジ20,30の空転孔部23,33内に移動させ
る。ここで、空転孔部23,33の内径は六角孔部32
の内径よりも大きく形成され、すなわち、締付工具60
の係合部63の外径よりも大きく形成されている。さら
に、締付工具60のバー部62の外径は、六角孔部32
の内径よりも小さい。したがって、バー部62が六角孔
部32を貫通し、係合部63が空転孔部23,33内に
存在する状態では、係合部63が空回りする。これによ
り、締付工具60の係合部63を空回りさせて第一の止
めネジ20の六角孔部22に係合可能となるように向き
を変え、図4(b)に示すように、係合部63を六角孔
部22に係合させる。
【0020】(4)第一の止めネジへのトルク付加工程 次に、図4(b)に示すように、六角孔部22に係合部
63が係合した締付工具60によって、第一の止めネジ
20が第二の止めネジ30の方向に進むように、第一の
止めネジ20にトルクをかける。すなわち、第一の止め
ネジ20の圧力方向を止めネジ20,30同士の接合面
50に向ける。
【0021】[弛み防止作用]前記止めネジの弛み防止
方法では、第一の止めネジ20の圧力方向と第二の止め
ネジ30の圧力方向が止めネジ20,30同士の接合面
50に向けられているため、第一の止めネジ20と第二
の止めネジ30の間の締結力が高まり、止めネジ20の
弛みが確実に防止される。
【0022】したがって、本発明の実施形態に係る止め
ネジの弛み防止方法では、第二の止めネジ30の後方か
ら第一の止めネジ20にトルクをかけることで、第一の
止めネジ20と第二の止めネジ30の間の締結力が高ま
るため、止めネジ20の弛みが防止され、止めネジ2
0,30がネジ孔4内で確実に固定されるとともに、止
めネジの弛み防止方法の作業効率が高まる。
【0023】以上、本発明の好適な実施形態についての
一例を説明したが、本発明は前記実施形態に限定され
ず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更が可
能である。例えば、第二の止めネジ30がバックブロッ
ク5から突出してもよいのであれば、第二の止めネジ3
0の後端部に外形六角ヘッド部を形成し、バックブロッ
ク5の外側からレンチやスパナ等の工具を用いて第二の
止めネジ30をネジ孔4に螺入してもよい。また、第一
の止めネジ20の孔部21に空転孔部23を設けること
なく、締付工具60の係合部63を第二の止めネジ30
の空転孔部33内で空回りさせてもよい。さらに、第一
の止めネジ20に孔部21を設けることなく、後端面2
5にプラスネジ溝等を形成し、第一の止めネジ20の螺
入及びトルクの付加をプラスドライバー等を用いて行っ
てもよい。この場合は、第二の止めネジ30の孔部31
に空転孔部33を形成する必要がない。また、第一の止
めネジ20とスペーサピン40若しくは鋳抜きピン2を
一体に成形してもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明の止めネジの弛み防止方法及び止
めネジによれば、第一の止めネジに第二の止めネジ側へ
進むようにトルクをかけることで、各止めネジの圧力方
向が止めネジ同士の接合部に向けられ、各止めネジの間
の締結力が高まるため、止めネジをネジ孔内で確実に固
定することができる。また、止めネジに締付工具が貫通
可能な孔部を形成し、締付工具が空回り可能な空転孔部
を形成した構成では、第二の止めネジの螺入及び第一の
止めネジへのトルク付加の工程を連続して行うことがで
きるため、作業効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る止めネジの弛み防止方
法を適用した止めネジを示した側断面図である。
【図2】本発明の実施形態に係る止めネジの弛み防止方
法における各構成要素を示した図で、(a)は第一の止
めネジを示した斜視図、(b)は第二の止めネジを示し
た斜視図、(c)は締付工具を示した斜視図である。
【図3】本発明の実施形態に係る止めネジの弛み防止方
法を示した図で、(a)は第一の止めネジの螺入工程を
示した側断面図、(b)は第二の止めネジの螺入工程を
示した側断面図である。
【図4】本発明の実施形態に係る止めネジの弛み防止方
法を示した図で、(a)は締付工具の空転工程を示した
側断面図、(b)は第一の止めネジへのトルク付加工程
を示した側断面図である。
【図5】従来の止めネジの弛み防止方法を適用した止め
ネジを示した側断面図である。
【符号の説明】
1・・・・鋳型 2・・・・鋳抜きピン 3・・・・キャビティ 4・・・・ネジ孔 5・・・・バックブロック 20・・・・第一の止めネジ 21・・・・孔部(第一の止めネジ) 22・・・・空転孔部(第一の止めネジ) 23・・・・六角孔部(第一の止めネジ) 24・・・・前端面(第一の止めネジ) 25・・・・後端面(第一の止めネジ) 30・・・・第二の止めネジ 31・・・・孔部(第二の止めネジ) 32・・・・空転孔部(第二の止めネジ) 33・・・・六角孔部(第二の止めネジ) 34・・・・前端面(第二の止めネジ) 40・・・・スペーサピン 41・・・・前端面(スペーサピン) 42・・・・後端面(スペーサピン) 50・・・・接合面 60・・・・締付工具 61・・・・ハンドル部(締付工具) 62・・・・バー部(締付工具) 63・・・・係合部(締付工具)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の止めネジをネジ孔内で固定する止
    めネジの弛み防止方法であって、 前記第一の止めネジを前記ネジ孔内に螺入後、同じ方向
    から前記ネジ孔に第二の止めネジを螺入して前記第一の
    止めネジに圧接させ、その後前記第一の止めネジが前記
    第二の止めネジ側へ進むように前記第一の止めネジにト
    ルクをかけ、前記第一の止めネジを前記ネジ孔内に固定
    することを特徴とする止めネジの弛み防止方法。
  2. 【請求項2】 前記軸部の軸心に締付工具が貫通可能な
    孔部が形成され、前記孔部は、前記締付工具が係合して
    前記締付工具のトルクを伝達することが可能な係合孔部
    と、前記締付工具が空回り可能な空転孔部とを有して構
    成されたことを特徴とする止めネジ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の止めネジである第二の止
    めネジを用いて、第一の止めネジをネジ孔内で固定する
    止めネジの弛み防止方法であって、 前記第一の止めネジを前記ネジ孔内に螺入する工程、 前記第二の止めネジの係合孔部に前記締付工具を係合さ
    せて、前記第二の止めネジをその空転孔部側が先になる
    ようにして、前記第一の止めネジと同じ方向から前記ネ
    ジ孔に螺入する工程、 前記第二の止めネジを前記第一の止めネジに向けて締め
    付けて前記第一の止めネジに圧接させる工程、 前記締付工具を前記第二の止めネジの孔部を貫通させた
    後、前記空転孔部内で空回りさせて前記第一の止めネジ
    に係合可能となるように向きを変える工程、 前記締付工具を前記第一の止めネジに係合させ、前記第
    一の止めネジが前記第二の止めネジの方向へ進むよう
    に、前記第一の止めネジにトルクをかける工程、 の各工程により前記第一の止めネジを前記ネジ孔に固定
    することを特徴とする止めネジの弛み防止方法。
JP2001394865A 2001-12-26 2001-12-26 止めネジの弛み防止方法 Expired - Fee Related JP4014137B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001394865A JP4014137B2 (ja) 2001-12-26 2001-12-26 止めネジの弛み防止方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001394865A JP4014137B2 (ja) 2001-12-26 2001-12-26 止めネジの弛み防止方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003194030A true JP2003194030A (ja) 2003-07-09
JP4014137B2 JP4014137B2 (ja) 2007-11-28

Family

ID=27601466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001394865A Expired - Fee Related JP4014137B2 (ja) 2001-12-26 2001-12-26 止めネジの弛み防止方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4014137B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013257019A (ja) * 2012-06-14 2013-12-26 Nihon Medi Physics Co Ltd 貫通穴付き止めねじ
JP2015052392A (ja) * 2013-09-06 2015-03-19 トーマス アンド ベッツ インターナショナル,エルエルシー トルク制御破断ねじ
JP2016034830A (ja) * 2014-08-01 2016-03-17 コーンズテクノロジー株式会社 ビール樽

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013257019A (ja) * 2012-06-14 2013-12-26 Nihon Medi Physics Co Ltd 貫通穴付き止めねじ
JP2015052392A (ja) * 2013-09-06 2015-03-19 トーマス アンド ベッツ インターナショナル,エルエルシー トルク制御破断ねじ
JP2016034830A (ja) * 2014-08-01 2016-03-17 コーンズテクノロジー株式会社 ビール樽

Also Published As

Publication number Publication date
JP4014137B2 (ja) 2007-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7165924B1 (en) Split lock screw fastener assembly and method
CN110799761B (zh) 紧固装置
JPH1193933A (ja) ナット合わせ手段付きロックナット
JPH09324495A (ja) 接続具及びこれを用いた接続方法
JP4194585B2 (ja) ゆるみ止めナット
JP2003194030A (ja) 止めネジの弛み防止方法及び止めネジ
JP3569562B2 (ja) ボルトの緩めトルク低減構造および緩め方法
JP2011047479A (ja) 締結構造
JP2006010062A (ja) 確実な連結を保証する締め付け装置
KR20010059806A (ko) 체결볼트
JPH10306819A (ja) 緩み止め部材および緩み止めナット
JP2001330020A (ja) ねじ用取外し防止材
JP2003301829A (ja) ボルト・ナットの緩み止め構造
JPH0583434U (ja) 二重ナット
JP2000355981A (ja) プレキャスト製品用連結器
JP3919165B2 (ja) 止めネジの弛み防止方法
JPS6010769Y2 (ja) ブラインドナット工具
JPS6121607Y2 (ja)
JP3081174U (ja) 緩み防止ねじ
WO2004065804A1 (en) Locking bolt
JP2000240628A (ja) 調心ボルト
JP2003239934A (ja) 締め付け力を維持するナット
JPH0637167Y2 (ja) コンクリ−ト型枠締着装置の連結シャフト
JP2004144166A (ja) ボルトと、その締付け工具およびボルトと締付け工具とからなる締付け装置
JP2006037996A (ja) 軸と回転体の締結構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060607

A521 Written amendment

Effective date: 20060718

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20070907

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100921

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees