JP2003194017A - 建設機械の油圧回路遮断装置 - Google Patents
建設機械の油圧回路遮断装置Info
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- JP2003194017A JP2003194017A JP2001396977A JP2001396977A JP2003194017A JP 2003194017 A JP2003194017 A JP 2003194017A JP 2001396977 A JP2001396977 A JP 2001396977A JP 2001396977 A JP2001396977 A JP 2001396977A JP 2003194017 A JP2003194017 A JP 2003194017A
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 設定時間外では建設機械の走行又は作業を不
能にして盗難防止を図る。 【解決手段】 メインポンプと該メインポンプからの圧
油にて駆動されるアクチュエータと該アクチュエータへ
の油圧の方向を制御する方向切換弁を含む主油圧回路
と、パイロットポンプと前記方向切換弁にパイロット圧
を導出するパイロット弁を含むパイロット油圧回路と、
各種制御を行うコントローラからなる建設機械の油圧回
路において、前記コントローラに作業時間帯を判別する
タイマを内蔵し、前記パイロット油圧回路又は主油圧回
路に電磁切換弁を介挿し、該電磁切換弁と前記コントロ
ーラを接続し、予め設定した作業時間帯内にエンジンを
始動すると該コントローラから前記電磁切換弁に通電さ
れず電磁切換弁は開（連通）状態を維持し、予め設定し
た作業時間帯外にエンジンをすると前記コントローラか
ら電磁切換弁に通電され、電磁切換弁を閉（遮断）状態
にして圧油の供給を遮断する。
能にして盗難防止を図る。 【解決手段】 メインポンプと該メインポンプからの圧
油にて駆動されるアクチュエータと該アクチュエータへ
の油圧の方向を制御する方向切換弁を含む主油圧回路
と、パイロットポンプと前記方向切換弁にパイロット圧
を導出するパイロット弁を含むパイロット油圧回路と、
各種制御を行うコントローラからなる建設機械の油圧回
路において、前記コントローラに作業時間帯を判別する
タイマを内蔵し、前記パイロット油圧回路又は主油圧回
路に電磁切換弁を介挿し、該電磁切換弁と前記コントロ
ーラを接続し、予め設定した作業時間帯内にエンジンを
始動すると該コントローラから前記電磁切換弁に通電さ
れず電磁切換弁は開（連通）状態を維持し、予め設定し
た作業時間帯外にエンジンをすると前記コントローラか
ら電磁切換弁に通電され、電磁切換弁を閉（遮断）状態
にして圧油の供給を遮断する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、建設機械の油圧
回路遮断装置に関するものである。
回路遮断装置に関するものである。
【０００２】
【従来技術】近年建設機械の盗難が急増しており、最近
になって各種盗難防止装置が開発され、ＧＰＳを用いた
盗難車発見システムも存在するが、このシステムは大掛
かりになり費用も高くつくため、安価な盗難防止装置の
開発が急務である。ところで建設機械が作業を行う時間
はほぼ一定しており、夜間はほとんど作業は行われな
い。一方、建設機械が盗難に遭うのはほとんど夜間であ
る。
になって各種盗難防止装置が開発され、ＧＰＳを用いた
盗難車発見システムも存在するが、このシステムは大掛
かりになり費用も高くつくため、安価な盗難防止装置の
開発が急務である。ところで建設機械が作業を行う時間
はほぼ一定しており、夜間はほとんど作業は行われな
い。一方、建設機械が盗難に遭うのはほとんど夜間であ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実に鑑
みなされたものであり、その目的は昼間の作業時間帯内
における建設機械の走行又は作業を可能とし、一方、夜
間の作業時間帯外においては油圧回路を遮断して建設機
械の走行又は作業を不能にする建設機械の油圧回路遮断
装置を提供すると共に、作業時間帯外であっても必要な
場合には走行又は作業が可能な建設機械を提供すること
を課題とする。
みなされたものであり、その目的は昼間の作業時間帯内
における建設機械の走行又は作業を可能とし、一方、夜
間の作業時間帯外においては油圧回路を遮断して建設機
械の走行又は作業を不能にする建設機械の油圧回路遮断
装置を提供すると共に、作業時間帯外であっても必要な
場合には走行又は作業が可能な建設機械を提供すること
を課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を達
成するための手段として以下の構成を採用している。即
ち、請求項１に記載の発明は、エンジンと該エンジンに
より駆動されるメインポンプと該メインポンプからの圧
油により駆動されるアクチュエータと該アクチュエータ
に供給される圧油の方向を制御する方向切換弁を含む主
油圧回路と、前記エンジンにより駆動されるパイロット
ポンプと前記方向切換弁のパイロット制御部にパイロッ
トポンプのパイロット圧を導出するパイロット弁を含む
パイロット油圧回路と、各種制御を行うコントローラか
ら構成される建設機械の電気油圧回路において、前記コ
ントローラに作業時間帯を判別するタイマを内蔵し、一
方、前記パイロット油圧回路に電磁切換弁を介挿し、該
電磁切換弁のソレノイド制御部と前記コントローラを接
続し、予め設定した作業時間帯内においてエンジンを始
動した場合は該コントローラから前記電磁切換弁のソレ
ノイド制御部に通電されず電磁切換弁は開（連通）状態
を維持し、予め設定した作業時間帯外においてエンジン
を始動した場合は前記コントローラから電磁切換弁のソ
レノイド制御部に通電され、電磁切換弁を閉（遮断）状
態にするようにした建設機械の油圧回路遮断装置であ
る。
成するための手段として以下の構成を採用している。即
ち、請求項１に記載の発明は、エンジンと該エンジンに
より駆動されるメインポンプと該メインポンプからの圧
油により駆動されるアクチュエータと該アクチュエータ
に供給される圧油の方向を制御する方向切換弁を含む主
油圧回路と、前記エンジンにより駆動されるパイロット
ポンプと前記方向切換弁のパイロット制御部にパイロッ
トポンプのパイロット圧を導出するパイロット弁を含む
パイロット油圧回路と、各種制御を行うコントローラか
ら構成される建設機械の電気油圧回路において、前記コ
ントローラに作業時間帯を判別するタイマを内蔵し、一
方、前記パイロット油圧回路に電磁切換弁を介挿し、該
電磁切換弁のソレノイド制御部と前記コントローラを接
続し、予め設定した作業時間帯内においてエンジンを始
動した場合は該コントローラから前記電磁切換弁のソレ
ノイド制御部に通電されず電磁切換弁は開（連通）状態
を維持し、予め設定した作業時間帯外においてエンジン
を始動した場合は前記コントローラから電磁切換弁のソ
レノイド制御部に通電され、電磁切換弁を閉（遮断）状
態にするようにした建設機械の油圧回路遮断装置であ
る。
【０００５】また、請求項２に記載の発明は、前記電磁
切換弁を主油圧回路に介挿した建設機械の油圧回路遮断
装置である。
切換弁を主油圧回路に介挿した建設機械の油圧回路遮断
装置である。
【０００６】そして請求項３に記載の発明は、前記電磁
切換弁をパイロットポンプとパイロット弁間に介挿した
建設機械の油圧回路遮断装置であり、請求項４に記載の
発明は、前記電磁切換弁をパイロット弁と方向切換弁の
パイロット制御部間に介挿した建設機械の油圧回路遮断
装置である。
切換弁をパイロットポンプとパイロット弁間に介挿した
建設機械の油圧回路遮断装置であり、請求項４に記載の
発明は、前記電磁切換弁をパイロット弁と方向切換弁の
パイロット制御部間に介挿した建設機械の油圧回路遮断
装置である。
【０００７】また、請求項５に記載の発明は、前記電磁
切換弁をメインポンプと方向切換弁間に介挿した建設機
械の油圧回路遮断装置であり、請求項６に記載の発明
は、前記電磁切換弁を方向切換弁とアクチュエータ間に
介挿した建設機械の油圧回路遮断装置である。
切換弁をメインポンプと方向切換弁間に介挿した建設機
械の油圧回路遮断装置であり、請求項６に記載の発明
は、前記電磁切換弁を方向切換弁とアクチュエータ間に
介挿した建設機械の油圧回路遮断装置である。
【０００８】そして請求項７に記載の発明は、タイマを
コントローラと別に設けた建設機械の油圧回路遮断装置
である。
コントローラと別に設けた建設機械の油圧回路遮断装置
である。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を図に基づ
いて説明する。図１は本発明を採用した油圧ショベル全
体側面図を示し、図２は本発明に係る油圧回路遮断装置
の実施形態の電気油圧回路図を示す。また、図３乃至図
５は本発明に係る油圧回路遮断装置の他の実施形態の電
気油圧回路図を示す。
いて説明する。図１は本発明を採用した油圧ショベル全
体側面図を示し、図２は本発明に係る油圧回路遮断装置
の実施形態の電気油圧回路図を示す。また、図３乃至図
５は本発明に係る油圧回路遮断装置の他の実施形態の電
気油圧回路図を示す。
【００１０】図１において、１は走行装置２を装着した
下部走行体で、該下部走行体１には上部旋回体３が旋回
可能に装架されている。そして該上部旋回体３の前部に
はアタッチメント４が俯仰動可能に枢着されている。
下部走行体で、該下部走行体１には上部旋回体３が旋回
可能に装架されている。そして該上部旋回体３の前部に
はアタッチメント４が俯仰動可能に枢着されている。
【００１１】図２において、５はパイロットポンプで、
６はパイロット弁である。該パイロットポンプ５とパイ
ロット弁６を繋ぐパイロット一次圧配管７の途中に常時
ポジション８ａ側に位置して開（連通）状態を維持し、
通電時にポジション８ｂ側に切り換わり閉（遮断）状態
となる電磁切換弁８を介挿し、該電磁切換弁８の入力ポ
ートは前記パイロットポンプ５に接続され、電磁切換弁
８の出力ポートは前記パイロット弁６の減圧弁６ａ、６
ｂの入力ポートに接続され、該パイロット弁６の減圧弁
６ａ、６ｂの出力ポートはパイロット二次圧配管９、１
０により方向切換弁１１のパイロット制御部１１ａ、１
１ｂに夫々接続されている。また、前記パイロット弁６
の減圧弁６ａ、６ｂのタンクポートはタンク１２に接続
されている。そして、前記方向切換弁１１は上流側をエ
ンジン１３により駆動されるメインポンプ１４とメイン
一次圧配管１５により接続され、下流側をメイン二次圧
配管１６、１７により走行装置２を構成する走行油圧モ
ータ１８と接続されている。また、前記電磁切換弁８の
ソレノイド制御部８ｃは各種制御を行うコントローラ１
９に接続され、該コントローラ１９には作業時間帯を判
別するタイマ１９ａが内蔵されている。そして予め設定
した作業時間帯内においてエンジン１３を始動させた場
合は該コントローラ１９から前記電磁切換弁８のソレノ
イド制御部８ｃに通電されず電磁切換弁８は開（連通）
状態を維持し、予め設定した作業時間帯外においてエン
ジン１３を始動させた場合は前記コントローラ１９から
電磁切換弁８のソレノイド制御部８ｃに通電され、電磁
切換弁８を閉（遮断）状態にするように構成されてい
る。更に、前記コントローラ１８には解除装置２０が接
続され、該解除装置２０に入力された暗号が前記コント
ローラ１９に記憶されている暗号と一致した場合には作
業時間帯外であっても該コントローラ１９から前記電磁
切換弁８のソレノイド制御部８ｃへの通電を遮断し、電
磁切換弁８を開（連通）状態に戻すことにより夜間等の
作業時間帯外の走行を可能にしている。
６はパイロット弁である。該パイロットポンプ５とパイ
ロット弁６を繋ぐパイロット一次圧配管７の途中に常時
ポジション８ａ側に位置して開（連通）状態を維持し、
通電時にポジション８ｂ側に切り換わり閉（遮断）状態
となる電磁切換弁８を介挿し、該電磁切換弁８の入力ポ
ートは前記パイロットポンプ５に接続され、電磁切換弁
８の出力ポートは前記パイロット弁６の減圧弁６ａ、６
ｂの入力ポートに接続され、該パイロット弁６の減圧弁
６ａ、６ｂの出力ポートはパイロット二次圧配管９、１
０により方向切換弁１１のパイロット制御部１１ａ、１
１ｂに夫々接続されている。また、前記パイロット弁６
の減圧弁６ａ、６ｂのタンクポートはタンク１２に接続
されている。そして、前記方向切換弁１１は上流側をエ
ンジン１３により駆動されるメインポンプ１４とメイン
一次圧配管１５により接続され、下流側をメイン二次圧
配管１６、１７により走行装置２を構成する走行油圧モ
ータ１８と接続されている。また、前記電磁切換弁８の
ソレノイド制御部８ｃは各種制御を行うコントローラ１
９に接続され、該コントローラ１９には作業時間帯を判
別するタイマ１９ａが内蔵されている。そして予め設定
した作業時間帯内においてエンジン１３を始動させた場
合は該コントローラ１９から前記電磁切換弁８のソレノ
イド制御部８ｃに通電されず電磁切換弁８は開（連通）
状態を維持し、予め設定した作業時間帯外においてエン
ジン１３を始動させた場合は前記コントローラ１９から
電磁切換弁８のソレノイド制御部８ｃに通電され、電磁
切換弁８を閉（遮断）状態にするように構成されてい
る。更に、前記コントローラ１８には解除装置２０が接
続され、該解除装置２０に入力された暗号が前記コント
ローラ１９に記憶されている暗号と一致した場合には作
業時間帯外であっても該コントローラ１９から前記電磁
切換弁８のソレノイド制御部８ｃへの通電を遮断し、電
磁切換弁８を開（連通）状態に戻すことにより夜間等の
作業時間帯外の走行を可能にしている。
【００１２】図３は、電磁切換弁２１をパイロット弁６
の減圧弁６ａ、６ｂと方向切換弁１１のパイロット制御
部１１ａ、１１ｂを接続するパイロット二次圧配管９、
１０に介挿させたもので、パイロット二次圧を遮断する
ようにしたものである。
の減圧弁６ａ、６ｂと方向切換弁１１のパイロット制御
部１１ａ、１１ｂを接続するパイロット二次圧配管９、
１０に介挿させたもので、パイロット二次圧を遮断する
ようにしたものである。
【００１３】図４は、電磁切換弁２２をメインポンプ１
４と方向切換弁１１を接続するメイン一次圧配管１５に
介挿させたもので、メイン一次圧を遮断するようにした
ものである。
４と方向切換弁１１を接続するメイン一次圧配管１５に
介挿させたもので、メイン一次圧を遮断するようにした
ものである。
【００１４】図５は、電磁切換弁２３を方向切換弁１１
と走行油圧モータ１８を接続するメイン二次圧配管１
６、１７に介挿させたもので、メイン二次圧を遮断する
ようにしたものである。
と走行油圧モータ１８を接続するメイン二次圧配管１
６、１７に介挿させたもので、メイン二次圧を遮断する
ようにしたものである。
【００１５】次に、本発明の作用を説明する。図２にお
いて、作業時間帯内において作業を行う場合、先ずエン
ジン１３を始動しても作業時間がタイマ１９ａで予め設
定された作業時間帯内にあるから前記コントローラ１９
から前記電磁切換弁８のソレノイド制御部８ｃに通電さ
れず電磁切換弁８は開（連通）状態８ａを維持し、通常
の走行及び作業を可能にする。一方、作業時間帯外にお
いてエンジン１３を始動した場合は前記コントローラ１
９から電磁切換弁８のソレノイド制御部８ｃに通電さ
れ、電磁切換弁８は閉（遮断）状態８ｂに切り換えら
れ、パイロットポンプ５からのパイロット圧は電磁切換
弁８で遮断されるため前記方向切換弁１１のパイロット
制御部１１ａ、１１ｂに導出されない。そのため該方向
切換弁１１は中立ポジションに維持され、メインポンプ
１４の圧油が走行油圧モータ１８に導出されず、走行が
不能となる。
いて、作業時間帯内において作業を行う場合、先ずエン
ジン１３を始動しても作業時間がタイマ１９ａで予め設
定された作業時間帯内にあるから前記コントローラ１９
から前記電磁切換弁８のソレノイド制御部８ｃに通電さ
れず電磁切換弁８は開（連通）状態８ａを維持し、通常
の走行及び作業を可能にする。一方、作業時間帯外にお
いてエンジン１３を始動した場合は前記コントローラ１
９から電磁切換弁８のソレノイド制御部８ｃに通電さ
れ、電磁切換弁８は閉（遮断）状態８ｂに切り換えら
れ、パイロットポンプ５からのパイロット圧は電磁切換
弁８で遮断されるため前記方向切換弁１１のパイロット
制御部１１ａ、１１ｂに導出されない。そのため該方向
切換弁１１は中立ポジションに維持され、メインポンプ
１４の圧油が走行油圧モータ１８に導出されず、走行が
不能となる。
【００１６】図３においても同様に、パイロット弁６の
減圧弁６ａ、６ｂと方向切換弁１１のパイロット制御部
１１ａ、１１ｂを接続するパイロット二次圧配管９、１
０に介装した電磁切換弁２１の連通、遮断を可能とし、
作業時間帯内における走行を可能とし、一方、作業時間
帯外の走行を不能にすることができる。
減圧弁６ａ、６ｂと方向切換弁１１のパイロット制御部
１１ａ、１１ｂを接続するパイロット二次圧配管９、１
０に介装した電磁切換弁２１の連通、遮断を可能とし、
作業時間帯内における走行を可能とし、一方、作業時間
帯外の走行を不能にすることができる。
【００１７】図４においては、メインポンプ１４と方向
切換弁１１を接続するメイン一次圧配管１５に介装させ
た電磁切換弁２２の連通、遮断を可能とし、作業時間帯
内における走行を可能とし、一方、作業時間帯外の走行
を不能にすることができる。
切換弁１１を接続するメイン一次圧配管１５に介装させ
た電磁切換弁２２の連通、遮断を可能とし、作業時間帯
内における走行を可能とし、一方、作業時間帯外の走行
を不能にすることができる。
【００１８】図５においては、方向切換弁１１と走行油
圧モータ１８を接続するメイン二次圧配管１６、１７に
介装させた電磁切換弁２３の連通、遮断を可能とし、作
業時間帯内における走行を可能とし、一方、作業時間帯
外の走行を不能にすることができる。
圧モータ１８を接続するメイン二次圧配管１６、１７に
介装させた電磁切換弁２３の連通、遮断を可能とし、作
業時間帯内における走行を可能とし、一方、作業時間帯
外の走行を不能にすることができる。
【００１９】また、作業時間帯外において走行を行う必
要が生じた場合には解除装置２０に暗号を入力し、入力
された暗号が前記コントローラ１９に記憶されている暗
号と一致した場合には該コントローラ１９から前記電磁
切換弁８のソレノイド制御部８ｃへの通電を遮断し、電
磁切換弁８を開（連通）状態に戻すことにより作業時間
帯外であっても走行させることができる。
要が生じた場合には解除装置２０に暗号を入力し、入力
された暗号が前記コントローラ１９に記憶されている暗
号と一致した場合には該コントローラ１９から前記電磁
切換弁８のソレノイド制御部８ｃへの通電を遮断し、電
磁切換弁８を開（連通）状態に戻すことにより作業時間
帯外であっても走行させることができる。
【００２０】以上本発明の実施形態を図面に基づいて詳
述してきたが、本発明の技術的範囲はこれに限られるも
のではなく、走行以外の旋回及びアタッチメントにも適
用できることは言うまでもなく、また、タイマをコント
ローラと別に設けることも可能である。更に、本発明
は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すこ
とができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶこ
とは当然である。
述してきたが、本発明の技術的範囲はこれに限られるも
のではなく、走行以外の旋回及びアタッチメントにも適
用できることは言うまでもなく、また、タイマをコント
ローラと別に設けることも可能である。更に、本発明
は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すこ
とができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶこ
とは当然である。
【００２１】
【発明の効果】この発明は、上記一実施例に於いて詳述
した構成により、昼間の作業時間帯内での走行及び作業
を可能とすると共に、夜間の作業時間帯外での走行及び
作業を不能にすることにより盗難を防止でき、また、夜
間の作業時間帯外において走行及び作業の必要性が生じ
た場合にはタイマを解除することにより走行及び作業を
可能にすることができる等きわめて顕著な効果を奏す
る。
した構成により、昼間の作業時間帯内での走行及び作業
を可能とすると共に、夜間の作業時間帯外での走行及び
作業を不能にすることにより盗難を防止でき、また、夜
間の作業時間帯外において走行及び作業の必要性が生じ
た場合にはタイマを解除することにより走行及び作業を
可能にすることができる等きわめて顕著な効果を奏す
る。
【図１】本発明を採用した油圧ショベル全体側面図
【図２】本発明に係る油圧回路遮断装置の実施形態の電
気・油圧回路図
気・油圧回路図
【図３】本発明に係る油圧回路遮断装置の他の実施形態
の電気・油圧回路図
の電気・油圧回路図
【図４】本発明に係る油圧回路遮断装置の他の実施形態
の電気・油圧回路図
の電気・油圧回路図
【図５】本発明に係る油圧回路遮断装置の他の実施形態
の電気・油圧回路図
の電気・油圧回路図
１ 下部走行体
２ 走行装置
３ 上部旋回体
４ アタッチメント
５ パイロットポンプ
６ パイロット弁
６ａ 減圧弁
６ｂ 減圧弁
８ 電磁切換弁
８ｃ ソレノイド制御部
１１ 方向切換弁
１３ エンジン
１４ メインポンプ
１８ 走行油圧モータ
１９ コントローラ
１９ａ タイマ
２０ 解除装置
２１〜２３ 電磁切換弁
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１４年１月１１日（２００２．１．１
１）
１）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項１
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００４
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を達
成するための手段として以下の構成を採用している。即
ち、請求項１に記載の発明は、エンジンと該エンジンに
より駆動されるメインポンプと該メインポンプからの圧
油により駆動されるアクチュエータと該アクチュエータ
に供給される圧油の方向を制御する方向切換弁を含む主
油圧回路と、前記エンジンにより駆動されるパイロット
ポンプと前記方向切換弁のパイロット制御部にパイロッ
トポンプのパイロット圧を導出するパイロット弁を含む
パイロット油圧回路と、各種制御を行うコントローラか
ら構成される建設機械の電気油圧回路において、前記コ
ントローラに作業時間帯を判別するタイマを内蔵し、一
方、前記油圧回路に電磁切換弁を介挿し、該電磁切換弁
のソレノイド制御部と前記コントローラを接続し、予め
設定した作業時間帯内においてエンジンを始動した場合
は該コントローラから前記電磁切換弁のソレノイド制御
部に通電されず電磁切換弁は開（連通）状態を維持し、
予め設定した作業時間帯外においてエンジンを始動した
場合は前記コントローラから電磁切換弁のソレノイド制
御部に通電され、電磁切換弁を閉（遮断）状態にするよ
うにした建設機械の油圧回路遮断装置である。
成するための手段として以下の構成を採用している。即
ち、請求項１に記載の発明は、エンジンと該エンジンに
より駆動されるメインポンプと該メインポンプからの圧
油により駆動されるアクチュエータと該アクチュエータ
に供給される圧油の方向を制御する方向切換弁を含む主
油圧回路と、前記エンジンにより駆動されるパイロット
ポンプと前記方向切換弁のパイロット制御部にパイロッ
トポンプのパイロット圧を導出するパイロット弁を含む
パイロット油圧回路と、各種制御を行うコントローラか
ら構成される建設機械の電気油圧回路において、前記コ
ントローラに作業時間帯を判別するタイマを内蔵し、一
方、前記油圧回路に電磁切換弁を介挿し、該電磁切換弁
のソレノイド制御部と前記コントローラを接続し、予め
設定した作業時間帯内においてエンジンを始動した場合
は該コントローラから前記電磁切換弁のソレノイド制御
部に通電されず電磁切換弁は開（連通）状態を維持し、
予め設定した作業時間帯外においてエンジンを始動した
場合は前記コントローラから電磁切換弁のソレノイド制
御部に通電され、電磁切換弁を閉（遮断）状態にするよ
うにした建設機械の油圧回路遮断装置である。
【手続補正４】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｆ１５Ｂ 11/20 Ｆ１５Ｂ 11/20 Ｈ
Ｆターム(参考） 2D003 AA01 AB05 AB06 BA08 BB13
CA06 DA03 DA04 DB07
2D015 GA03 GB00
3D037 CA00 CA05 CA10 CB15 CB26
CB32 CB36
3H082 BB17 CC02 DA23 DA37 DB34
DD12 EE01
3H089 AA60 BB30 CC08 DA02 DA13
DB44 DB47 DB48 DB49 EE01
EE16 EE22 EE31 EE32 EE36
GG02 JJ02
Claims (7)
- 【請求項１】 エンジンと該エンジンにより駆動される
メインポンプと該メインポンプからの圧油により駆動さ
れるアクチュエータと該アクチュエータに供給される圧
油の方向を制御する方向切換弁を含む主油圧回路と、前
記エンジンにより駆動されるパイロットポンプと前記方
向切換弁のパイロット制御部にパイロットポンプのパイ
ロット圧を導出するパイロット弁を含むパイロット油圧
回路と、各種制御を行うコントローラから構成される建
設機械の電気油圧回路において、前記コントローラに作
業時間帯を判別するタイマを内蔵し、一方、前記パイロ
ット油圧回路に電磁切換弁を介挿し、該電磁切換弁のソ
レノイド制御部と前記コントローラを接続し、予め設定
した作業時間帯内においてエンジンを始動した場合は該
コントローラから前記電磁切換弁のソレノイド制御部に
通電されず電磁切換弁は開（連通）状態を維持し、予め
設定した作業時間帯外においてエンジンを始動した場合
は前記コントローラから電磁切換弁のソレノイド制御部
に通電され、電磁切換弁を閉（遮断）状態にするように
したことを特徴とする建設機械の油圧回路遮断装置。 - 【請求項２】 前記電磁切換弁を主油圧回路に介挿した
ことを特徴とする請求項１記載の建設機械の油圧回路遮
断装置。 - 【請求項３】 前記電磁切換弁をパイロットポンプとパ
イロット弁間に介挿したことを特徴とする請求項１記載
の建設機械の油圧回路遮断装置。 - 【請求項４】 前記電磁切換弁をパイロット弁と方向切
換弁のパイロット制御部間に介挿したことを特徴とする
請求項１記載の建設機械の油圧回路遮断装置。 - 【請求項５】 前記電磁切換弁をメインポンプと方向切
換弁間に介挿したことを特徴とする請求項２記載の建設
機械の油圧回路遮断装置。 - 【請求項６】 前記電磁切換弁を方向切換弁とアクチュ
エータ間に介挿したことを特徴とする請求項２記載の建
設機械の油圧回路遮断装置。 - 【請求項７】 前記タイマをコントローラと別に設けた
ことを特徴とする請求項１乃至６記載の建設機械の油圧
回路遮断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001396977A JP2003194017A (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | 建設機械の油圧回路遮断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001396977A JP2003194017A (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | 建設機械の油圧回路遮断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003194017A true JP2003194017A (ja) | 2003-07-09 |
Family
ID=27602908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001396977A Pending JP2003194017A (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | 建設機械の油圧回路遮断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003194017A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010022164A (ja) * | 2008-07-14 | 2010-01-28 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | バッテリ駆動式建設機械 |
| JP2011143747A (ja) * | 2010-01-12 | 2011-07-28 | Nabtesco Corp | 飛行制御システム |
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-
2001
- 2001-12-27 JP JP2001396977A patent/JP2003194017A/ja active Pending
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