JP2003193766A - 雨戸錠 - Google Patents

雨戸錠

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JP2003193766A
JP2003193766A JP2001397318A JP2001397318A JP2003193766A JP 2003193766 A JP2003193766 A JP 2003193766A JP 2001397318 A JP2001397318 A JP 2001397318A JP 2001397318 A JP2001397318 A JP 2001397318A JP 2003193766 A JP2003193766 A JP 2003193766A
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shutter
lock
shutter door
door
rain shutter
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JP2001397318A
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English (en)
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Toshiyuki Fukuzawa
敏行 福澤
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Meiko Co Ltd
Original Assignee
Meiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】隙間が形成される開閉ガラリ式雨戸の場合であ
っても、屋外から解錠することが不可能な雨戸錠を提供
する。 【解決手段】引戸式雨戸1の下端に固定される収容ケー
ス7と、摘み部8aが前記収容ケース7から外方に突出
して設けられた操作レバー8と、前記操作レバー8の揺
動操作に伴って昇降動作するとともに、下降時に雨戸レ
ール枠5に係合することにより前記引戸式雨戸1を移動
不能に施錠するロックバー9とを備える雨戸錠6におい
て、前記雨戸錠6の施錠状態時に前記操作レバー8を前
記収容ケース7から抜脱可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雨戸を移動不能に
施錠する雨戸錠に係り、詳しくは特に開閉ガラリ式雨戸
に好適に用いられる雨戸錠に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に各種住宅には、侵入防止や、風雨
等を遮る等のためにサッシ外部に引戸式雨戸が設置され
ている。そして、この引戸式雨戸には通常、防犯上の見
地から室内側から操作可能な雨戸錠が備えられている。
【0003】かかる雨戸錠としては例えば、図6および
図7に示される雨戸錠50が多く使われてきた。この雨
戸錠50は、固定ボルト54により引戸式雨戸55の下
端部分に固定される収容ケース51と、摘み部52aが
前記収容ケースから外方に突出して設けられた操作レバ
ー52と、前記操作レバー52の揺動操作により昇降動
作するとともに、下降時に雨戸レール枠56のロックバ
ー係合孔56aに係合することにより前記引戸式雨戸5
5を移動不能に施錠するロックバー53とから構成され
るものである。
【0004】一方、近年においては、雨戸を構成するガ
ラリを開閉可能として、雨戸を閉めた状態においても、
ガラリを開くことで、外気を室内に取り入れたり、採光
できるようにした開閉ガラリ式雨戸(図1参照)が提供
されるようになってきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記開
閉ガラリ式雨戸に対し前述の構造の雨戸錠50を取り付
けた場合、ガラリの隙間から手を侵入したり、棒状のも
のを差し込んで、前記操作レバー52を揺動操作するこ
とにより簡単に解錠ができてしまうため、空き巣等が住
宅内へ侵入する虞があった。
【0006】そこで本発明の主たる課題は、隙間が形成
される開閉ガラリ式雨戸の場合であっても、屋外から解
錠することが不可能な雨戸錠を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の請求項1に係る発明として、収容ケースと、摘み部が
前記収容ケースから外方に突出して設けられた操作レバ
ーと、前記操作レバーの揺動操作に伴って昇降動作する
とともに、下降時に雨戸レール枠に係合することにより
雨戸を移動不能に施錠するロックバーとを備える雨戸錠
において、前記雨戸錠の施錠状態時に前記操作レバーを
前記収容ケースから抜脱可能としたことを特徴とする雨
戸錠が提供される。
【0008】請求項2に係る発明として、前記雨戸は開
閉ガラリ式雨戸である請求項1記載の雨戸錠が提供され
る。
【0009】上記請求項1、2に係る発明においては、
施錠状態時に操作レバーを雨戸錠より抜脱可能としたの
で、開閉ガラリ式雨戸のガラリが開いた状態であって
も、雨戸錠の解錠を不可能とすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳述する。
【0011】図1は本発明に係る雨戸錠6の引戸式雨戸
1に対する取付状態図、図2は雨戸錠6の解錠状態を示
す正面図、図3は作動揺動片11の正面図及び左側面
図、図4は雨戸錠6の施錠状態を示す正面図である。
【0012】前記引戸式雨戸1は、図1に示されるよう
に、支軸2aを回転中心として揺動可能な開閉式ガラリ
2,2…が上下方向に一定間隔で配設され、閉時(図示
の実線状態時)には上下方向に隣接する各開閉ガラリ
2,2が互いに重なり部分を持つように配向され隙間が
閉鎖されるとともに、開時には前記各開閉ガラリ2,2
…が支軸2aを回転中心として室外側方向に揺動した状
態で静止し(図示の鎖線状態時)、各開閉ガラリ2,2
…間に隙間が形成されるようになっている。雨戸1の底
面部には複数個の戸車3、3…を備えており、雨戸レー
ル枠5に沿って水平方向に移動可能となっている。そし
て、前記引戸式雨戸1の下端部には、該引戸式雨戸1を
閉めた状態時に、移動不能に施錠するための雨戸錠6が
取り付けられている。
【0013】前記雨戸錠6は、図2に示されるように、
雨戸下枠1Aの水平フランジ18部分において、該水平
フランジ18に取り付けられた雨戸錠取付用フランジ1
9の上面を座面とし、かつ雨戸錠取付用フランジ19の
下面側に配置されたネジ待ち板16を共に貫通して設け
られる固定ネジ17、17によって固定されている。
【0014】前記雨戸錠6の構造は、収容ケース7と、
前記収容ケース7から少なくとも摘み部8aが外方に突
出して設けられた操作レバー8と、前記収容ケース7に
対して支軸15により支持されるとともに、前記操作レ
バー8の揺動操作によって揺動操作される作動揺動片1
0と、この作動揺動片10と係合するとともに、該作動
揺動片10の揺動に伴って昇降動作するロックバー9と
から構成されている。そして、本雨戸錠6では、特に雨
戸錠6の施錠時に前記操作レバー8が前記収容ケース7
から抜脱可能となっている。
【0015】さらに具体的に詳述すると、前記収容ケー
ス7は、金属板材の折曲げ加工によって構成された基板
で、側辺部分がL字状に折曲げ加工され、上部フランジ
7a、側部フランジ7b、7cが夫々形成されていると
ともに、下端側に垂下片7fが形成され、裏面側は開放
面となっている。また、板面には縦方向に沿って前記ロ
ックバー9の昇降ガイドを成す縦溝7hが形成されてい
る。
【0016】前記ロックバー9は、板面にガイドピン9
aを備え、収容ケース7の上部フランジ7aに形成され
たスリット状孔7eおよび垂下片7fに形成されたスリ
ット状孔7gを共に貫通する状態で収容ケース7に設け
られるとともに、前記ガイドピン9aが収容ケース7の
縦溝7hに係合するようになっており、前記ガイドピン
9aの移動可能範囲内で上下方向に移動自在となってい
る。
【0017】前記収容ケース7に揺動自在に設けられた
作動揺動片10は、詳細には図3に示されるように、揺
動片本体12と、3つの連結軸15,20,20によっ
て所定の離間を空けて一体的に組み付けられた補助板1
1とからなる部材で、図示のように、揺動片本体12と
補助板11との間の面状空間部分に操作レバー8の先端
部分が挿入されるとともに、操作レバー8が前記連結軸
20,20…を保持部材として、姿勢保持されるように
なっている。また、前記揺動片本体12板面の一方端側
には、略L字状のガイドピン係合溝12aが形成されて
いるとともに、他方端側には板バネ当接部12bが形成
されている。なお、前記3つの連結軸15,20,20
の内、連結軸15は作動揺動片10の揺動軸を兼用する
ものである。
【0018】収容ケース7に対する組み付け状態では、
揺動軸15によって揺動自在に支持されるとともに、揺
動片本体12のガイドピン係合溝12aがロックバー9
のガイドピン9aに係合するようになっている。また、
収容ケース7の側部フランジ7bに設けられた板バネ1
3が揺動片本体12の板バネ当接部12bに当接し、作
動揺動片10を前記ロックバー9の上限位置と下限位置
とに対応するそれぞれの揺動位置に付勢的に位置決めす
るようになっている。
【0019】また、前記作動揺動片10に挿入設置され
る操作レバー8は、収容ケース7の上部フランジ7aに
形成されたスリット状孔7dより上部側外方に突出する
ようになっている。図2に示される解錠状態、すなわち
前記ロックバー9が上限位置に位置決めされている状態
では、前記操作レバー8に形成された切欠き溝部8bが
前記スリット状孔7dの縁部に係合しているため、操作
レバー8は抜脱できないように保持されている。
【0020】引戸式雨戸1を閉めた後、前記雨戸錠6に
よって移動不能に施錠するには、図4に示されるよう
に、操作レバー8を起立方向に揺動させ、作動揺動片1
0を揺動動作に伴って前記ロックバー9を下限位置まで
移動させ、ロックバー9の先端9bを雨戸レール枠5の
ロックバー係合孔5aに係合させることにより引戸式雨
戸1を移動不能に施錠する。この施錠状態では、前記操
作レバー8の切欠き溝部8bは前記スリット状孔7dの
縁部から離間するため、図5に示されるように、操作レ
バー8をそのまま上方向に引抜きできるようになる。
【0021】なお、この施錠状態時には、ロックバー9
のガイドピン9aが作動揺動片10のガイドピン係合溝
12aの屈曲溝部に位置決めされているため、ロックバ
ー9は上方向に引上げできないように保持されている。
【0022】
【発明の効果】以上詳説のとおり本発明によれば、雨戸
錠の操作レバーを施錠時に抜脱可能としたため、隙間が
形成される開閉ガラリ式雨戸の場合であっても、屋外か
ら解錠することが不可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る雨戸錠6の雨戸1に対する取付状
態図である。
【図2】前記雨戸錠6の解錠状態を示す正面図である。
【図3】作動揺動片10を示す、(A)は正面図、(B)は左
側面図である。
【図4】雨戸錠の施錠状態を示す正面図である。
【図5】施錠状態において、操作レバー8を引き抜いた
状態を示す図である。
【図6】従来例に係る雨戸錠50を示す側面図である。
【図7】その正面図である。
【符号の説明】
1…雨戸、2…開閉式ガラリ、3…戸車、5…雨戸レー
ル枠、6…雨戸錠、7…収容ケース、8…操作レバー、
9…ロックバー、10…作動揺動片、11…補助板、1
2…揺動片本体、13…板バネ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】収容ケースと、摘み部が前記収容ケースか
    ら外方に突出して設けられた操作レバーと、前記操作レ
    バーの揺動操作に伴って昇降動作するとともに、下降時
    に雨戸レール枠に係合することにより雨戸を移動不能に
    施錠するロックバーとを備える雨戸錠において、 前記雨戸錠の施錠状態時に前記操作レバーを前記収容ケ
    ースから抜脱可能としたことを特徴とする雨戸錠。
  2. 【請求項2】前記雨戸は開閉ガラリ式雨戸である請求項
    1記載の雨戸錠。
JP2001397318A 2001-12-27 2001-12-27 雨戸錠 Pending JP2003193766A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007068789A1 (en) * 2005-12-13 2007-06-21 Sjoeholm Jarmo Locking device
JP2007285084A (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Toyota Motor Corp 防犯サッシ

Cited By (3)

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